古代の謎に迫る!? 福島市「遺跡ミステリーツアー」が大ブレークの兆し

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 福島市が開催した「遺跡ミステリーツアー」が、全国各地の観光関係者から注目を浴びている。  福島市が開催したのは、同市岡島字宮畑の宮畑遺跡で来年開園予定の史跡公園「じょーもぴあ宮畑」に合わせた、遺跡の謎とパワースポットなどを楽しむミステリーツアーだ。同時に、この遺跡の謎を素材とした小説・漫画も募集され、ミステリー好きはもちろん、創作家が取材も兼ねて参加するなど大好評なのだ。  同遺跡は、縄文時代のものとされる3つの集落跡で竪穴住居が発掘されたが、半数の住居が焼かれているという、他の同時代の遺跡にはない痕跡が謎のままとなっている。1998年に大型柱穴が発掘され話題となり、03年に国の史跡に指定。現在は、毎年10月に宮畑縄文まつりが開催されている。8月下旬、このツアーに参加してみた。 CIMG0418.JPG  学者によると、謎は大きく分けると2つ。竪穴住居46棟のうち22棟が意図的に焼かれたことと、直径90センチのクリ材の柱が埋まっていたと思われる大型柱穴。誰がなんのためにやったのかが、ハッキリしていない。これを、考古学の研究というよりミステリーとして解き明かす方向性が受け、30代中心の若い層が多く参加、活発に意見を交換し始めた。  柱については「モニュメントとして立っていた」「死刑囚を縛りつけていた」「宗教儀式を行う神殿のような建物があった」など、焼かれた住居について「衛生のため」「火災」などの臆測が次々に飛び交った。参加者の中にはミステリー作家もおり、「ここを舞台に作品を仕上げて応募する」と、参加者から出た数々の意見も参考にしていた。 CIMG0431.JPG  謎解きだけでなく、石斧での伐採や桃狩りなども体験できた参加者からは「このミステリーをきっかけに周辺の歴史について調べたら、とても面白い土地だということが分かった。この土地が好きになったので、もう一度来たい」という声もあった。  もっとも、この盛況に喜んでいたのはミステリー好き以上に主催の福島市の役所職員。「震災で被ったマイナスイメージを払拭する、街の活性化のひとつになる」と笑顔だった。ツアーは当初30人ほどが集まれば御の字という話だったが、結果的に参加は50人を超えた。  ツアーの成功を知った某自治体の観光関係者は「各地でいま文学賞の廃止が相次いでいて、それをツアーと合体させて一石二鳥とするアイデアは見事」と、今後のイベント企画の参考にしたいと話していた。  町おこしに一石を投じた福島市のミステリーツアーは今後、応募作品から小説・漫画の名作が生まれる期待も膨らむ。 (文=ハイセーヤスダ)
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危険ドラッグ包囲網も、駆け込み需要で売人はウハウハ!?「売り上げ3倍で月収100万円超」

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イメージ画像(Wikipediaより)
 社会問題と化した危険ドラッグに対し、当局が本格的に動き出した。  厚生労働省によると、インターネットで危険ドラッグを販売している疑いのある国内外のサイト計69サイトについて、プロバイダーなどに削除を要請し、9月2日までに35のサイトが閉鎖された。また、厚労省による各都道府県への通達により、実店舗への立入検査も強化されており、廃業する販売店も増えている。  警視庁は、運転者が危険ドラッグを車内に持っていれば、最長6カ月間の運転免許停止とする方針を発表。9月中に運用を始めるとしている。  ところが、危険ドラッグへの包囲網が着々と広がる中、「売り上げが伸びている」と明かすのは、スマートフォン向けチャットアプリを介して危険ドラッグを販売するディーラーの男だ。 「最近では警察や厚労省も本気で潰しにかかってきてて、うちらのリスクも増えているんで単価を上げてるんだけど、バンバン売れる。しかも、20パケとか30パケとか束でまとめて買っていくヤツが多いから、手間が省けていい。2カ月くらい前まで週の売り上げはせいぜい20万円くらいだったけど、今はその3倍くらい。売り上げの半分がうちらの取り分だから、月収で100万は軽く超えるね。今後は入手がどんどん難しくなるだろうから、駆け込み需要ってわけよ」  さらに男によると、これだけ警鐘が鳴らされる中にありながら、新たに危険ドラッグに手を染める者も増えているという。 「『ハーブ(危険ドラッグ)未経験なのですが、オススメを教えて下さい』って言ってくるヤツも、以前に比べて多くなった気がする。テレビやネットでハーブがさんざん取り上げられてるから、興味が湧いちゃうのも無理はないけどね」(同)  ちなみに、男は最後の書き入れ時とばかりに、危険ドラッグの販売をまだしばらく続けるつもりだという。抜本的な対策が急がれる。 (文=牧野源)

サッカー代表アギーレジャパン、試合も視聴率も“惨敗”スタートで早くも深刻な事態に!?

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JFA公式サイトより
 5日に行われたサッカー日本代表対ウルグアイ戦。アギーレジャパンの初陣となった一戦だったが、守備のミスから2点を失い、いいところなく敗戦。さらに、視聴率的にも惨敗を喫したことが明らかになった。試合を中継したのはフジテレビだったが、視聴率は従来の代表人気からは考えられない13.6%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。 「やはりW杯での惨敗が響いたのでしょう。“史上最強”の触れ込みだったザックジャパンは、コアなサッカーファン以外の“にわか”による人気も手伝って、代表戦の中継も視聴率が高かったのですが、W杯のあの体たらくではファンも逃げちゃいますよね。そして何より、日本代表が本当は強くないというのがバレてしまったというのが、一番の理由でしょう。まあ、そんなことは少しでもサッカーに詳しければ、常識なのですが……」(サッカーライター)  ちなみに、ザッケローニ前監督の初陣の視聴率は19.6%だった。 「2010年の南アフリカW杯でベスト16という、望外の好成績を受けての船出だったことが大きかったですね。本田圭佑や長友佑都など、南ア大会の中心メンバーもそのまま残っていたので、ファンの期待も大きかった。そんな期待の大きさが視聴率に表れたのでしょう。しかし、今回は逆にブラジル大会でファンの不興を買った本田らが代表メンバーに再び選ばれたこともあり、盛り上がりに欠けたのだと思います」(同)  W杯の惨敗を受けての初陣といえば、やはり06年のドイツW杯で惨敗を喫したジーコジャパンを引き継いだオシム監督のケースが想起される。 「ジーコジャパンも、中田英寿(引退)や中村俊輔(横浜F・マリノス)、小野伸二(コンサドーレ札幌)、稲本潤一(川崎フロンターレ)ら“黄金世代”を擁し、やはり史上最強のほまれが高かったのですが、ドイツ大会では惨敗。W杯後は代表人気も低下したのですが、それでもオシムジャパンの初陣の視聴率は17.3%。当時は、ジェフユナイテッド市原・千葉を率いてJリーグに旋風を巻き起こした実績を持つオシムへの期待があったゆえの視聴率とはいえ、今回の低視聴率は深刻です」(同)  W杯で惨敗と好成績を繰り返す日本代表だが、このループから抜け出さないと、今度こそファンに見放されるかもしれない。

週刊誌「FLASH」前日の“発売中止”に業界は大激震!! 気になる理由は……

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光文社(Wikipediaより)
 写真週刊誌「FLASH」が、9月9日発売予定だった最新号を突如、発売中止にして自主回収を進めていると8日、発行元の光文社が発表した。25年以上続く老舗写真誌の“大失態”に業界には大激震が走っているが、いったい裏で何があったのか?  同社の公式サイトには、当該号の中で「一部記事に不備がありましたので、発売を中止することといたしました」。さらに、「読者の皆様をはじめ、関係者の皆様にご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載した。 「メディアには発売前日に早刷りが届くため、編集部に問い合わせが殺到。掲載した別の記事の関係先への謝罪や今後の対応に追われていたそうです」(芸能関係者)  同社の広報部では、同号が発売されていないことを理由に、どの記事が発売中止の原因となったのかを公式には明らかにしていない。 「芸能マスコミの大方の見方では、グラビアページに載せていた外国人女優のヌード写真に問題があったと見解が一致している。この写真はもともと、インターネット上から流出したとされており、現在、アメリカのFBIが捜査に乗り出すなど、今後の展開が読めない。そんな中で、女優の実名や写真をノーカットで載せたため、会社の上層部が訴訟問題に発展することを回避するため、急遽、発売中止を決定したようです」(別の芸能関係者)  ちなみに、この外国人女優の写真は「別の週刊誌などでも掲載されているが、建前として個人が特定されないように処理をしたりしている」というのだが、今回は掲載手法をめぐって判断を誤った可能性が高い。 「週刊誌に限らず、雑誌の部数は右肩下がり。また、個人情報保護や訴訟の観点から週刊誌への風当たりが年々強くなっている」(テレビ局関係者)というだけに、今回の事態がどこまで影響が出るか、今後を見守る必要がありそうだ。

ALSの知名度上昇を利用して……「アイス・バケツ・チャレンジ」詐欺が横行中!?

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浜崎あゆみ オフィシャルFacebookページより
 次々に著名人が氷水をかぶったALS(筋萎縮性側索硬化症)支援のチャリティー「アイス・バケツ・チャレンジ」を悪用した詐欺が現れていたことが分かった。 「●●さんからご指名がありました。寄付か、氷水をかぶるか選択してください。氷水をかぶる場合はインターネット上に画像を。寄付する場合は以下の口座に」  都内在住40代女性の元にはこんなメールが届き、そこには送金先がALSとはまったく無関係の口座が載っていたとして、警察署などに苦情が寄せられたという。  著名人たちの氷水をかぶるパフォーマンスが話題となって一気に広がった同チャリティーは、「やり方がふざけている」「売名行為に利用されている」など批判も多いが、支援団体の日本ALS協会には、8月末までで例年の約4倍、約2,700万円の寄付が集まったという。そんなブームに乗じた「寄付金詐欺」が登場したわけだ。  まだ被害者から実害が報告されたという話は届いてこないが、悪質な詐欺メールに書かれた送金先の銀行口座は、なんと8月上旬に起こったネットオークショントラブルで使われていたものと一致。くだんのネットオークションでは「送金したのに商品が送られてこない」という被害が刑事事件となっており、警察が捜査中。被害者のひとりは「担当刑事からは、犯人がオレオレ詐欺のグループの関係者である可能性が高い、という話を聞いた」という。  幸い、この口座はすでに銀行による利用停止の措置で送金ができなくなっており、これ以上の被害が生まれることはないが、別の新たな口座に書き換えて送信されれば被害拡大の可能性は十分。  また、オレオレ詐欺グループらしく、ほかでは電話で「ALSのチャリティーをやっている」という寄付の勧誘があったとする報告もある。こちらは、氷水をかぶるかの選択ではなく、いきなり寄付を募るというもので、ALSという病名が広まったことに付け込んだもののようだ。  こうした誘導型の詐欺は、専門家によれば「寄付金を募るからには、きちんとした団体の名称を名乗るはずで、『寄付のNPOをやっている者ですが』など曖昧なのは危険。そもそもメールや電話で寄付を募るのは、ほとんどが詐欺」だという。  氷水をかぶるか寄付するか、そしてその後、24時間以内に3人指名しろという「アイス・バケツ・チャレンジ」だが、ヘタすればその急速な広がり同様に詐欺をも広めてしまうかもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)

イケメン選手の熱愛発覚で女性ファン離れのプロ野球・西武が、マイルドヤンキー路線へ!?

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「オーナーズリーグ18弾/OL18 014L森友哉IF」
 8月に野上亮磨投手と元モーニング娘。の石川梨華、金子侑司内野手とミタパンことフジテレビの三田友梨佳アナウンサーの熱愛が相次いで発覚した、プロ野球・西武ライオンズ。チームはBクラスに低迷し、ド派手な浮名を流した2人も“本業”の調子は上がってこない。 「野上は勝ち試合と負け試合の落差が激しく、8月は4試合に登板し2勝1敗だったが、勝った試合では2試合合計で1失点。ところが、負けた試合では2試合合計10失点だった。一方、金子は8月16日の試合で、右人さし指を痛め、18日に二軍落ちしてしまった」(プロ野球担当記者)  そんな中、球団関係者が心配するのは、イケメン2人の騒動による女性ファン離れ。野上・金子に代わって、2人の若手が猛プッシュされることになりそうだという。 「1人はデビューから3試合連続本塁打で非凡な打撃センスを見せた、森友哉捕手。今シーズンのオフは正捕手の炭谷銀仁朗が国内FA権を行使し、他球団に移籍することが濃厚なので、来年は森が正捕手になりそう。そんな森だが、先ごろ、一部で中学時代に特攻服を着た写真が報じられ、元ヤンであることがバレた。そしてもう1人は、2012年のドラフト2位で入団したものの、入団後に無免許運転で摘発され、今年に入ってから未成年にもかかわらず飲酒が発覚し、6カ月の対外試合出場停止処分を受けた誠。処分が解けると二軍で好投しているので、シーズン中に一軍に昇格しそう。高校時代には『房総のダルビッシュ』と呼ばれていたが、ダルビッシュのように化けるかが注目される。筋金入りのヤンキーだけに、森とのイケイケの“ヤンキーバッテリー”が誕生すれば、他チームには脅威のはず」(別の野球記者)  来年のライオンズ戦、スタンドをギャルやマイルドヤンキーが埋め尽くす!?

テニス全米OPベスト4! 錦織圭の快挙でバズった謎の3文字「QMK」ってナニ?

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『錦織圭 in 楽天ジャパンオープン2012 優勝への全記録』(ポニーキャニオン)
 まさに歴史的快挙といえるだろう。日本時間4日午前に行われたテニスの全米オープン男子シングルス準々決勝で、第10シードの錦織圭が第3シードの強豪スタン・ワウリンカ(スイス)をフルセットの末に撃破。4時間超の激闘を制して、準決勝進出を果たした。  ネット上の掲示板なども、この快挙には大いに沸いた。だが、試合直後に錦織のインタビューが放送されると、「QMK」「QMKだ」「QMKキター!」と、謎のアルファベット3文字が数多く書き込まれる事態となった。  いったい「QMK」とは、どういう意味なのか?ネットに詳しいライターが語る。 「インタビューで錦織選手が『最後、急にマッチポイントがきたので、攻める気持ちをなくさずにやっていた』と語ったことを受けての現象ですね。『Q(急に)M(マッチポイントが)K(来たので)』ということです」  なんとも不思議な符丁だが、実はこれには元ネタがあるのだという。 「2006年のサッカーW杯ドイツ大会のクロアチア戦で、決定的なチャンスを逃したフォワードの柳沢敦選手が『急にボールが来たので』とコメントしたことが、大きな話題になったんです。当時、決定力不足が指摘されていた代表チームを象徴するコメントとして捉えらえ、『Q(急に)B(ボールが)K(来たので)』が一部で流行語になりました。今回の錦織選手のコメントは、この『QBK』と語感が近かったので、連想したユーザーが多かったようですね」(同)  快挙に加え、流行語まで生み出してしまった錦織だが、そもそもテニス競技において「急にマッチポイントが来た」とはどういうことなのだろうか? これには、専門誌記者がこう答える。 「最終セット、流れは相手のワウリンカにあり、錦織はサービスゲームをキープするのが精いっぱいの状態。ワウリンカが錦織のサービスをブレークして押し切るか、錦織がどうにかタイブレークに持ち込むかという雰囲気だった。ところが、ワウリンカが4-5となった勝負どころのサービスゲームでミスを犯し、錦織にこのセット初めて訪れたブレークポイントが、そのままマッチポイントになったということ。もちろん、錦織の驚異的な粘りが生んだ結果であり、“急に”ではないが、それだけ局面に集中していたということだろう」  準決勝では、第1シードの“最強王者”ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する予定だ。

佐世保女子高生殺害事件は本当に第二の酒鬼薔薇事件なのか――2つの事件の関連性をひも解く

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『暗い森―神戸連続児童殺傷事件』(朝日文庫)
 今年7月に長崎県佐世保市で発生した「佐世保女子高生殺害事件」は、15歳の少女が同級生を殺害し、その遺体から首と左手首を切断するという猟奇的な事件だった。容疑者の女子高生は「人を殺して解体してみたかった」と供述し、高校生ながら佐世保市内で一人暮らしを送っていること、父親が地元でも有名な弁護士であることなどの生活環境も含めて、新聞、テレビ、週刊誌などで大きく報道されている。この事件を受けて思い出されるのが、今回と同様の未成年者による遺体損壊事件である「酒鬼薔薇聖斗事件(神戸連続児童殺傷事件)」だ。すでに一部からは、この事件との類似を指摘する声が上がっている。  では、いったい酒鬼薔薇事件とはどのような事件だったのだろうか?   事件から17年の歳月を経た今でも、いまだに日本社会に暗い影を落としている酒鬼薔薇事件。その舞台となったのは、神戸市須磨区のニュータウンだった。このニュータウンでは、1997年2月に小学生の女児2人がハンマーで殴られひとりが重傷、3月に小学4年生の山下彩花さんがハンマーで殴られ死亡、同じ日に別の小学生がナイフで刺され重傷を負うなど、不穏な事件が頻発していた。ただし、これらの連続性を指摘する声は少なく、その報道もまだ小さなものだった。  そして、同年5月27日、友が丘中学校の正門前で、3日前から行方不明になっていた男児・土師淳くんの首が発見される。その口には、「酒鬼薔薇聖斗」と名乗る人物からの犯行声明文がくわえさせられていた。   さあゲームの始まりです 愚鈍な警察諸君 ボクを止めてみたまえ ボクは殺しが愉快でたまらない 人の死が見たくて見たくてしょうがない 汚い野菜共には死の制裁を 積年の大怨に流血の裁きを SHOOLL KILLER 学校殺死の酒鬼薔薇  この前代未聞の遺体損壊事件が発覚すると、全国に報道され、瞬く間に国民的な注目を浴びた。テレビ、新聞、週刊誌などでは日夜報道合戦が繰り広げられ、「30代のポリ袋を持った男」「中国人による犯行」など、奇怪な犯行声明からの推測や目撃証言などでさまざまな犯人像が語られていく。そして、この事件の結末は、事件の発生と同じかそれ以上に再び人々を震撼させた。事件から1カ月後の6月28日、兵庫県警が逮捕したのは、当時まだ14歳の少年だったのだ。  思春期の入り口に立ったばかりの少年は、いったい、なぜこんな凄惨な事件を引き起こしてしまったのだろうか?  少年は小学生の頃から、いじめや万引き、放火をし、さらに動物虐待を繰り返していた。家族の目を盗み、自宅の庭や車庫の陰で猫を殺しては解剖を重ねていく……。それによって得られる快感は性的な興奮であり、猫を殺しながら少年は初めて射精を経験した。そして、そんな自分のアブノーマルな精神構造に耐えかねたのか、彼は「酒鬼薔薇聖斗」という人格を生み出した。さらに、夢に現れた「バモイドオキ神」を信仰し、その暴力性はますますエスカレート。その終着点は、男児の首を切断し、自身が通っていた中学校の正門前に置くというものだった。  逮捕後、次々と驚愕の事実が発覚する。2月に引き起こした「第一の事件」を振り返り、彼はこう供述した。 「僕の心の中にあった理性とか良心といったものの大半を、そこに落としてしまった。僕自身、越えられるはずがないと思っていた一線を、気がついたら越えていた」(『暗い森』朝日新聞大阪社会部編集・朝日新聞社)  理性や良心を落としてしまった14歳の少年は、内なる神・バモイドオキ神への信仰として、「聖なる実験」に着手。「人間の壊れやすさを確かめるため」に、2人の女児をハンマーとナイフで襲撃したのだ。事件後、彼は「実験ノート」に「バモイドオキ神」に対する感謝の言葉を捧げている。  そして、日本中を震撼させた土師淳くん殺害事件。  自宅の近くにある通称「タンク山」へと男児を誘い出し、淳くんの首を絞めて殺害。遺体を山に隠していた少年は、翌日、頭部切断の衝動に駆られる。金のこぎりで首を切断するとき、彼は射精をした。そして、血が流れ出すのを防ぐために敷いていたポリ袋に溜まった血を口に含んでいたのだ。 「僕の血は汚れているので、純粋な子どもの血で清めたかった。幼い子供の命を奪って気持ちいいと感じている自分自身への嫌悪感があった」(『暗い森』)  そして、頭部の入った黒いポリ袋を近くの池の畔に隠し、死体の朽ちてゆく経過を観察したいと思っていたものの、翌日に頭部を見てみると、なんの変化もなかった。遺体への興味を失った少年は、この首を捨てる代わりに人目に晒すことを思いつく。5月27日深夜、家族が起き出してこないよう窓からそっと部屋を抜けだすと、少年は自転車で友が丘中学校へと向かった……。  佐世保事件の加害者少女もまた、いじめや放火などを行っていた神戸の少年と同様に、小学校時代から給食に洗剤を混ぜたり、小動物を解剖するなどの行動を起こしていた。また、少年は作文に「ぼくもお母さんがいなかったらな」と記しており、親との確執をうかがわせていたが、佐世保女子生徒は父親に対して金属バットで殴りつけ、頭蓋骨陥没させる事件を起こしている。このほかにも、事件の少し前に愛する肉親を失ったことなど、その人物像には確かに類似する点は少なくない。佐世保の少女の動機についてはいまだ明らかにされていない点は多いが、精神科医の町沢静夫氏は、産経新聞の取材に対して「『性的サディズム』の傾向がある」(http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140812/waf14081207000001-n1.htm)と分析し、パリ人肉事件の佐川一政は、「『遺体をバラバラにしてみたかった』という供述に、同性愛的な愛情を強く感じます。『なぜ親友を解体できるのか』ではなく『親友だからこそ解体したかった』と解釈すべきなのです」(週刊ポスト8月15・22日号)とコメントするなど、性的な欲望に注目する声は少なくない。  佐世保事件の少女は、11月まで3カ月間精神鑑定のため医療施設に送られ、責任能力の有無を調査されている。彼女は第二の酒鬼薔薇聖斗なのだろうか? それとも、まったく別の種類の殺人者なのか? 事件の全容が解明されるためには、まだ多くの時間が費やされるだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

「これもジャッキーの呪いか……」習主席に直電も、長男ジェイシーは厳罰必至!?

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『隔週刊 ジャッキー・チェンDVDコレクション 2014年9/30号』(デアゴスティーニ・ジャパン)
 大麻使用容疑で北京公安当局に逮捕されたジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャン(31)の拘束が続いている。共犯としてともに拘束されていた、台湾人俳優のコー・チェントン(23)はすでに釈放されているが、ジェイシーは、大麻売買に関与していた容疑も出ているほか、吸引場所を提供したことや中国国籍であることなどから、より厳しい処遇を受けているようだ。一部では「死刑判決もありえるのでは?」という臆測まで出ている。  香港メディアによると、父ジャッキーは「子育てを間違った」とコメントする一方、自らの特権を駆使して習近平国家主席に電話で「寛大な処分」を直談判したものの、断られたと報じられている。  そんな中、ネット上では「またもジャッキーの呪いか……」という声が上がっている。ジャッキーがCMに出演したり、イメージキャラクターを務めた企業やプロジェクトが次々と災難に見舞われるという「ジェッキー・チェンの呪い」については、2011年11月に本サイトでも報じている(記事参照)。ほかでもない、ジャッキーは09年、中国の薬物乱用防止キャンペーンの大使に任命されているのだ。今回に限っては、呪いの矛先が自分の身内に向かってしまったようだ。  ともあれ、ジェイシーの処遇について、広東省ブロック紙社会部記者はこう予想する。 「当局としては、典型的な富二代(金持ちの二代目ボンボン)であるジェイシーが犯した罪への対応を誤り、格差社会に対する民衆の不満をさらに刺激させることを恐れている。また、この一件でジェイシーの贅沢な生活や放蕩ぶりが連日報道されており、相場よりも重い処分が下ることが予想される」  ジェイシーにとっては、スターの子として生まれたことが初めて不利になる事態に直面しているといえるだろう。 (文=牧野源)

ドルトムント復帰の香川真司、マンUでの“失われた2年”を取り戻せるか!?

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Borussia Dortmund公式サイトでも大きく報じられた香川の復帰
 サッカー日本代表MFの香川真司が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から古巣のボルシア・ドルトムント(ドイツ)へ3季ぶりに復帰することが決まったと、大衆紙「ビルト」などドイツの複数のメディアが報じている。同紙によると、契約期間は4年で、移籍金は約800万ユーロ(約10億円)だという。 「香川の移籍についてはここ数日、取り沙汰されてきましたが、ようやく決まったという感じですね。ドルトムントのほかにもバレンシア(スペイン)からもオファーがあったようですが、欧州チャンピオンズリーグに出場権のあるクラブということで、古巣への復帰を決断したようです。メガクラブのマンUからのステップダウンを受け入れるのは苦渋の決断だけれども、世界最高峰の舞台で戦うことにはこだわりたいということでしょう」(サッカーライター)  香川は2012年にマンUに移籍したものの、2度の監督交代などで出番が激減。今季はリーグ戦の出場機会はなく、カップ戦1試合の出場にとどまっていた。 「マンUへの移籍金は1,600万ユーロ(当時のレートで約16億円)でしたが、今回はその半分ですからね。この2年間で大きくサッカー選手としての価値を下げたことになりますね。試合の出場機会が満足に得られず、そして試合勘が鈍ってしまったことが原因でブラジルW杯でも不調と、マンUへの移籍は失敗だったと言っていいでしょう。ドルトムント時代の同僚にドイツ代表MFのマリオ・ゲッツェがいましたが、当時はチームのエースは香川でした。しかし、この2年間で、ゲッツェはバイエルン・ミュンヘンというメガクラブへ移籍し、W杯ではご存じのようにアルゼンチンとの決勝戦で値千金のゴールを決めてドイツを優勝に導きました。この2年間の差は歴然ですよね。古巣へ出戻るのは香川にとって屈辱かもしれませんが心機一転、ここから4年後のロシアW杯へ向けて巻き返しを図りたいところですね」(同)  そんな香川だが、一部報道ではドルトムント復帰戦は9月13日のフライブルク戦が濃厚だとされている。 「現在トップ下を務めているアルメニア代表MFのヘンリク・ムヒタリアンをボランチへ1列下げ、トップ下に香川を据えるといわれていますが、どうでしょうか。ムヒタリアンは、現在の香川よりもはるかに評価の高い選手ですよ。ムヒタリアンはボランチでもプレーできますが、わざわざ香川のためにポジションを空けますかね? それに負傷中のスイス代表MFのイルカイ・ギュンドアンが戻ってくれば、中盤のポジション争いは激化するはず。ドルトムントには、香川と同じく出戻りのヌリ・シャヒンというトルコ代表MFが在籍しています。彼もドルトムントでゲームメーカーとして評価を高め、レアル・マドリード(スペイン)へ移籍したものの、出場機会が得られずにドルトムントに復帰したという経緯があります。しかし、その彼も復帰後はレギュラーとは言い難い状況です。香川も同様で、かつてのエースだからといって、即レギュラーとはいかないのでは」(同)  果たしてドルトムント復帰で、香川は“失われた2年”を取り戻すことができるのか?