死も覚悟するほどの腹痛を治した、北朝鮮“奇跡の”鍼治療「100本のぶっとい針が……」

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ホテル内の医療施設で注射。看護師さんは美人でした。
 こんにちは。北朝鮮ライター(北朝鮮リア充研究家)の安宿緑です。  前々回(2010年11月)の訪朝で、私は病気になってしまいました。連日、立っていられないほどの激しい腹痛に見舞われ、下痢が止まらず、食事もすべて戻してしまう状態。これでは取材どころか、外出もできない。病状は日に日に悪化し、もはや日本に戻ることすら危うくなっていきました。  そのためホテル内の病院にかかり、そこで錠剤投与を5回ほど、その他栄養補給として注射、点滴など複数回の治療を受けました。海外医療保険に入らずに来てしまったため金額におびえましたが、幸い北朝鮮は無償医療のため、治療費を請求されることはありませんでした。
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自室でまで点滴を受けるありさま。
   とはいえ、どれもこれもまったく効かず。点滴なんて、ホテルの部屋に来てもらってまで打ったんですけどね。それでも、なんとか歩けるようになるまでは回復しましたが、発作的な胃痛はどうしようもなく、痛みが再発しないように祈るしかない状態でした。  そんな中、ある一般人が住むマンションを訪問させてもらうことになりました。依然、体調は万全ではなく、トイレと居間を往復するばかりで、ついにはその場で倒れ込んでしまいました。  住人たちの「一体こいつは何をしに来たんだ?」という空気が突き刺さり、さらに内臓がキリキリ痛みました。  「このまま北朝鮮で死ぬのかな……」とボンヤリと天井を見つめていると、シャレにならない状況だということを悟ってくれたのか、住人たちは即座に医師を連れてきてくれました。  北朝鮮では基本的に、マンション1棟につき一人は医師が居住しなければならないという規則があるとのことで、運良く隣の隣に医師が住んでいたのです。 ペク医師「薬も点滴もダメだったのか? うーん……」  私を診察したペク医師は少し悩んだ後、「じゃあ、これしかないな」と言って、カバンの中から直径1ミリはあろうかと思われる、ぶっとい鍼を出してきました。もはや言葉を発する気力もなかった私は、不気味に光る針先を、もうどうにでもなれという思いで見つめました。  ペク医師は手際よく、鍼を私のヘソ周りと、胃腸のツボが集中しているといわれる膝に刺していきました。その数、およそ100本。  針山のようになった腹と膝を見ながら、私はポツリとつぶやきました。 「いま、地震が起きたらどうしよう」  すると、私を見下ろしていた面々が一斉に笑いました。 「朝鮮では地震なんてないよ」  地震の少ない朝鮮半島、少なくとも皆が生きてきた間には地震を経験したことはないそうです。きちんと調べてみないとわかりませんが、過去100年間まともな地震は起きていないとも。 「日本ではしょっちゅう地震が起きています」と私が言うと、「怖い。絶対に住みたくない」と、皆一様につぶやいていました。  まあ一説では、北朝鮮の聖山・白頭山噴火間近といわれているので、もうすぐ地震どころじゃ済まなくなるんでしょうけどね。  その晩は、そのままマンションで夜を明かしました。  そして翌日。なんと、胃腸が痛くない! 下痢もない! むしろ食欲が止まらず、出されたご飯をモリモリと食べる私。絶好調でした。何をしても取れなかった痛みが、鍼で何事もなかったように消えるとは……。  ホテルへ戻るとき、どうしてもお礼を言いたかった私はペク医師を連れてきてもらい、マンションをバックに一緒に写真を撮りたいとお願いしました。命の恩人が住むマンションですからね。日本に戻ったらその写真を手に、思い出話をするつもりでした。  私のカメラは充電が切れてしまったので、住人に撮影と現像を頼みました。  しかし後日、マンションを訪ねて写真を受け取ると……。
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 なんだか、キラッキラまぶしいんですけど……?  見ての通り、背景がマスゲーム会場に差し替わっていたのです。「アリラン公演」をイメージしたものだそうですが、よくある観光地のプリクラのような強引さです。 私「ちょ……この背景はないでしょ! マンションをバックにしたから意味があったのに!」 住人「何言ってるの! アリラン公演をイメージした、栄えある背景なのよ。一番人気なの」  そうか、そう来たか……。そういえば、現像所に「背景タイプA」とか「背景タイプB」とか選べる欄がありました。ご丁寧にも一番人気の「背景タイプ:アリラン」を選んでくださったのですね。いや、ある意味素敵だとは思いますが、被写体が我々であるという点が問題です。  ともあれ、ペク医師のおかげで無事日本に戻ることができました。本当に感謝です。
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 ちなみに、こちらはペク医師が開発されたという注射薬「アトロクソフィリス」。いわくEUにも輸出されているそうですが、個人的にはペク医師の鍼のほうが効きそうな気もします。               ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

「国家ブランド指数」ドイツ1位、日本6位、韓国27位……韓国がいまいちパッとしないワケ

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明洞(Photo By Kirakirameister from Wikipedia.)
 「イメージがいい国」と聞かれたときに、真っ先に思い浮かべる国はどこだろうか? そんな国家のイメージや評判を表す「国家ブランド指数」を、市場調査会社GfKが発表した。対象50カ国の中で、今年の1位はドイツ。日本は前年と変わらず6位で、アジア勢トップという結果だった。ちなみに、ドイツがアメリカを抑えて首位に立ったこと以外は、トップ10の顔ぶれと順位は昨年と変わっていない。  今回発表された国家ブランド指数の結果に対して、少なくないショックを受けている国がある。お隣・韓国だ。順位は50カ国中、27位。「輸出」部門では13位と健闘を見せたものの、「国民性」の<親近感>や<力量>などで34位という低評価を受けており、それが総合ランキングで伸び悩んだ一因と考えられている。韓国27位という結果は、日本からすると「妥当なのでは?」と感じるかもしれないが、韓国にとっては手痛い結果といえる。というのも、韓国はここ数年、他国以上に国家ブランドの向上に力を入れてきたからだ。  その最たる例は、2009年に設置された大統領直属の機関「国家ブランド委員会」だろう。“信頼されて品格ある大韓民国を作る”ことを目的とした同委員会は、実践課題として国際社会への寄与拡大、多文化社会と外国人への配慮を強化、韓国伝統文化の価値拡散、先端技術と製品の広報などを掲げた。11年度の予算は約88億ウォン(約8億8,000万円)。まさに、国家を挙げての一大プロジェクトを担う委員会だった。  しかし、国家ブランド委員会の設置によって、外国人の韓国に対するイメージが変わったかといえば、そんなことはなかった。国家ブランド委員会が12年に行った調査によると、外国人が「コリア」と聞いたときに真っ先に思い浮かべるものは、「韓流」でも「伝統料理」でもなく、「北朝鮮」が1位。国家ブランド以前に、そもそも国家としてあまり興味を持たれていない厳しい現実がそこにあったのだ。  悲惨な現実だが、そうなった原因は国家ブランド委員会にもある。同委員会は10年10月から11年7月まで計100件、約2,200万ウォン(約220万円)の“業務推進費”を計上しておきながら、一度も使用目的を明かしていなかった。具体的にどのような活動をしたのかが不明瞭で、しかも“大統領直属の機関”であるがゆえに、さまざまな臆測を呼んで大きく非難されている。さらに、韓国のテレビ局KBSに6,300万ウォン(約630万円)を渡して『コリア、世界を魅了する』などというヤラセ番組を作らせたことも発覚。国家ブランドを高める役割を担う機関が、品位に欠ける活動をしていたのだ。結局、国家ブランド委員会は、設立からわずか4年で廃止となっている。  国家ブランド委員会をはじめとして、さまざまな手を打ってはみるものの、まったく国のイメージがアップしていない韓国。それにしても、韓国の国家イメージ向上の最善手は、国際社会への貢献や伝統文化の宣伝なのだろうか? 今回GfKが発表した国家ブランド指数にも表れているように、目を向けるべきは「国民性」部門だと思われるが……。

【日本代表】ファルカン以来の早期解任か!? 勝っても窮地のアギーレ監督「ザックの遺産を使った?」

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JFA公式サイトより
 アジアの強豪であるオーストラリアを2-1で下したサッカー日本代表。前半こそ、オーストラリアのフィジカルに屈したものの、ハビエル・アギーレ監督がすぐにフォーメーションをドイスボランチ(ダブルボランチ)に変更し、失点するのを防ぐ。さらに後半開始前には、リズムを握るために今野泰幸を投入し、オーストラリアペースを弱める。仕上げは乾貴士の投入だ。幅と深さを使った攻撃を機能させ、記者席にいるオーストラリアメディアが「GKのファインセーブがなければ大量失点だった」とこぼしたくらい、オーストラリアを圧倒した。    だが、アギーレ監督へのメディアの評価は依然厳しい。  先日のホンジュラス戦後に「ザッケローニの遺産を使ったね。今日の試合で一番喜んでいるのはザッケローニなんじゃない?」(セルジオ越後氏)という皮肉が多く聞こえたが、オーストラリア戦を終えて、その声はより強まった。  というのも、オーストラリア戦では、ザッケローニ監督と同じ4-2-3-1というフォーメーションにしてからリズムをつかんだため、武田修宏氏は「結論から言うと、ザッケローニ監督時代のチームよりも確実に弱くなっている」(東スポWeb)と指摘。記者席からも、そういった声は聞こえてくる。  実際に、現場にいるサッカーコーチの目には、どのように映っているのか? 「ザッケローニ監督は、選手たちの声に引っ張られて、途中から『自分たちがボールを持っている』前提でチーム作りを進めました。一方のアギーレ監督は、『相手がボールを持っている』前提でチームを作っています。同じように見えて、両者のアプローチはまるで違う。『中盤でボールを奪ってからの縦パス』は、ものすごく増えています」  現場のコーチたちいわく「日本代表は、世界と同じ潮流で進んでいる」とのことだが、大手メディアや解説陣はアギーレ監督の手腕に懐疑的である。となると、思い出されるのは1994年に日本代表監督に就任し、多くの若手を試している間に解任されてしまったパウロ・ロベルト・ファルカン監督の例だ。アギーレ監督への評価は、その時を思い起こさせるくらいに低い。  そんな世論を察知し、「勝ちに行く」と選手たちを鼓舞した2試合で、勝利をつかんだアギーレ監督。「この6試合で計画通りに進んでいる」と自信を見せたが、残念ながら世論はそうは思っていない。その半面、オーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー監督が「このチームで経験した試合としては、最も苦しい試合」「ここ2試合の対戦では、(日本代表は)多くのJリーグの選手にチャンスを与えながらも結果を出している」と評価しているのは、なんとも皮肉である。 (文=週刊審判批評編集部)

死亡事故も発生! 活魚、靴、家畜……路上で頻発する「中国式略奪」とは

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Photo By kanegen from Flickr.
 「中国式哄搶(哄搶は略奪の意)」という言葉がある。主に、農民(村民)が、道路で事故を起こした貨物車両から積荷を奪い去る行為のことだ。  11月4日朝5時ごろ、9トンの新鮮な活魚を積載した大型のトラックが上海と昆明を結ぶ滬昆高速道路で横転し、生きた魚が道路上に散らばった。すると、どこからかウワサを聞きつけた付近の村民が、狂喜乱舞で魚を拾い始め、パニック状態に。警察が出動するまで負傷した運転手は放置され、2時間にわたって道路も寸断されることとなった。  また同日、江蘇省淮安市の高速道路では、総額1,800万円相当の靴を積んだ走行中のトラックが突如炎上。運転手によると、ただ見ているしかないほど火の勢いは強かったという。しかし、駆けつけた多数の村民たちは、炎の中から燃え残りの靴を持ち去り、ほどなく積み荷はキレイに消えてなくなってしまったという。  トラック事故に乗じた火事場泥棒的行為は、ネット上で「中国式略奪」と呼ばれており、枚挙にいとまがない。以前は果物や卵、食用油など実用的なものが中心だったが、最近では家電や豚、牛など大きなものも奪われることもある。また、悲劇も起きている。  9月1日には、江西省の高速道路で、唐辛子を積んだトラックが横転し、村民の餌食となった。しかし、高速道路上で略奪に参加していた70過ぎの老婆が、走行中の別のコンテナトラックにひき逃げされ、その後死亡。加害者の運転手は「あそこで止まったら、袋叩きにされるかもしれないと思って逃げてしまった」と証言している。  機に乗じて瞬く間に獲物に群がる人民の行動力。中国共産党が強権を振るうのも、彼らのこうした習性を恐れてのこと!? (文=牧野源)

アギーレJAPANがオーバー30の長谷部、遠藤を招集した本当の狙い

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 先日行われたキリンチャレンジカップ2014で、ホンジュラスを6-0で粉砕した日本代表。つい数日前には、スポニチアネックスに「アギーレ監督事情聴取も」という題名で「日本サッカー協会(JFA)首脳がアギーレ監督の手腕に疑問を持ち始めた」と報じられたが、この勝利でアギーレ監督の首はつながったといえるのだろうか?  というよりも、関係者の間では「そもそも、なぜJFAがアギーレ監督に疑問を持ち始めたのか分からない」という声のほうが多いようだ。  スポニチアネックスによると、JFAは「アギーレ監督は『選手を育てながら勝つのが仕事』と豪語していたが、遠藤保仁(34)などを招集。さらに、JFA内にはアギーレ監督が採用する4-3-3システムが日本に適しているのかという声も上がり始めた」とレポートしている。 「『選手を育てながら勝つ』という言葉の裏には、チームを持続的に成長させていくという意味もあります。たとえば、一般的にサッカー選手は、30歳を超えたらそこまで成長は望めない。32歳を過ぎれば、下降線をたどります。一方で、18〜24歳くらいの選手たちには伸びしろがある半面、波もある。30代の選手と20代前半の選手をチームに組み込むことで、安定と成長をチームにもたらす。多くの強豪チームが、このようなメンバーをそろえます。アギーレ監督は、JFAやメディアからの『結果を見せてほしい』というリクエストに応えるために、遠藤や長谷部誠など30代の選手を招集したのでしょう」(若手のサッカーコーチ)  アギーレ監督からすれば、ブラジル大会のメンバーを招集すれば楽に勝てるのは当然で、「(遠藤と長谷部がいれば)中盤が自信を持ってプレーできる」とも分析している。これまで遠藤や長谷部を招集しなかったのは、安定した彼らの力を使うのではなく、世界と交わる機会のないJリーグの選手たちに国際舞台を経験させ、この水準でどれだけできるのか試したのだろう。結果、ほとんどの選手が脱落したが、一方で武藤嘉紀のようなスター候補生も生まれている。招集された若手たちは「遠藤さんや長谷部さんは、ここまでできるのか」と舌を巻いていたくらいで、「もっとやらなければ」という気運も上がっていた。効果はてきめんである。 「4-3-3がどうこうという話も、ナンセンスに思えます。ブラジル大会前に、識者たちは、『世界で勝つためにはアンカーを置いて、4-1-4-1にすべき』と指摘していましたが、アギーレ監督の4-3-3には、アンカーがいる。前の3枚の両サイドは守備にも戻ってくるので、4-1-4-1のような形でも守れる。ホンジュラス戦後に、アギーレ監督が『相手陣内で仕掛けることもできるし、引いて待ってから攻撃を仕掛けることもできる。チームには両方のオプションを与えている』と語っていますが、まさにその通りではないでしょうか」(同)  就任以降、何かと批判を受けているアギーレ監督。メディア受けもあまりよくないが、若手のサッカーコーチたちいわく「今後が楽しみです」とのこと。ただし、現状を考えると、次戦のオーストラリア戦に敗れると、また解任騒動となりそうだ。アギーレ監督には厳しい空気だが、これが本来の代表監督へのプレッシャーでもある。 (文=週刊審判批評編集部)

「ほとんど詐欺!?」予約取れない、施術中に携帯電話……大手美容サロンにはびこる危ない“脱毛”事情

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 ある女性タレントが全身脱毛をめぐって大手美容サロンとトラブルになっているという。タレントのマネジャーによると「全身脱毛を依頼したがやけどを負ってしまい、完治まで半年以上かかることから一部グラビアなどの仕事ができなくなったので補償を求めたが、代金の返金のみだった」という。  一方、サロン側は「事前にやめるように言っていたのに、女性が日焼けをした影響があった。被害の範囲は数センチ程度で仕事ができないとは思えず、脱毛処理で想定すべき範疇のもの」と反論した。  互いに平行線をたどっていることから訴訟に発展する可能性がないか聞いてみたが、タレント側は「脱毛トラブルなんてイメージダウンになるので」(マネジャー)と否定的だ。  そんな両者の言い分はさておき、最近は国民生活センターにも脱毛に関する苦情が急増中だ。多いのは「脱毛をきちんと行ってもらえなかった」という施術レベルの問題や、「高額な料金を払ったのに予約が取れない」などの契約トラブル。芸能人やニューハーフなど、プライバシー厳守な顧客も多い東京・新宿の脱毛サロン「Amour salon」の代表、横田はるか氏は「それも当然」だとする。 「私は最初、大手脱毛サロンに入社したんですが、数時間の研修を受けた翌日にはお客さんを施術するよう指示されました。ちゃんとした技術が身についていないのに駆り出されたのは、エステティシャンに公の資格がないので、誰でもできてしまうからなんです」
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大手脱毛サロンの危険を訴える横田さん
 美容師のように指定の養成施設を経て国家試験を受験するような制度がないため、その現場を初めて見たときは「あまりのひどさに、愕然とした」と横田氏。 「別の若いエステティシャンの施術を見たとき、お客さんが目隠しをしているのをいいことに、携帯電話を片手にやっていて、大手でもこんなにいいかげんなものかと驚いた」(同)  さらに予約をめぐる詐欺的な対応も、この業界の常套手段のように横行しているという。 「ひどいところは経費を抑えてギリギリの人手で運営して、ほとんど予約が取れない状態にしているんで、3カ月後にやっと予約が取れるなんて状態になります。そうすると月1万円のコースでも3カ月先までの2カ月、施術ゼロで料金を取れるので、店側は一石二鳥。お客さんがまとめて何十万円という高額の先払い契約をしても、予約の保証まではしてません。このペースだと全身を脱毛するのに一体何年かかるんだという、詐欺みたいなこともあるんです」(同)  悪質な業者だと「次の施術まで3カ月ぐらい空けた方がいい」とウソの見解を示すこともあるというからひどすぎる。こうした詐欺的な業者は大半が客寄せのために初回500円などの激安価格で釣り、実際には高額な契約をさせるパターンだという。  国民生活センターに問い合わせたところでも「初回250円でやってもらいにいったが、店の人に強く勧められ、数十万円の全身脱毛コースを契約してしまった。翌日、解約を求めたが断られた」というものや「2年間は無制限で通える高額コースを契約したが、実際には年に5回しか予約が取れなかった」といった苦情があるという。  一般的に悪質業者を見破る方法は非常に難しいといわれるが、横田氏は「見極めるまで高額な契約はしないこと」とアドバイスする。 「技術的には肌の色の濃さによって施術の調整が必要なのに、それができないエステティシャンも多いので、まず事前のカウンセリング時に細かい説明で知識があるかどうかを見極めたり、施術のときにわざと“強めにお願いします”とか注文をつけて、対応できるか見るのも手です。高額な契約は信頼できると思ってからでも遅くはないので、やたら契約を急がせる業者は信用しない方がいいでしょう」(同)  最近は男性客も増えている脱毛は、肌の露出が増える夏の需要が高いが、慌てて駆け込んだためのトラブルも多い。前出の女性タレントも、写真集撮影のスケジュールに間に合わせようと急いだ中での被害だった。前年の秋冬から翌年に向けて、焦らず信頼できる業者を見つけて行うのがよさそうだ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

「利権は結局、バーニング勢力に……」大ブームの『妖怪ウォッチ』で笑いが止まらない大人たち

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テレビ東京・あにてれ『妖怪ウォッチ』
 テレビ東京系でアニメが放送され、玩具が軒並み売れまくっている「妖怪ウォッチ」の勢いが止まらない。  12月20日に公開される劇場版第1弾の劇場取り扱いの前売り券の売り上げが、配給元の東宝映画では史上最多となる72万枚を突破し(10月26日時点)、第1弾の公開前にもかかわらず、来年の冬に劇場版第2弾の公開が決定。また、同アニメのオープニング曲である「祭り囃子でゲラゲラポー/初恋峠でゲラゲラポー」(キング・クリームソーダ/エイベックス・ピクチャーズ)とエンディング曲の「ダン・ダン ドゥビ・ズバー!」(Dream5/同)は、発売週のオリコン週間ランキングで1・2位を独占した。 「関連商品の中でもバカ売れしているのは、玩具の腕時計・DX妖怪ウォッチにはめ込んで遊ぶ妖怪メダル。出荷数は年内で1億枚を超える見込みだそうで、全国各地で大人も巻き込んだ“争奪戦”が巻き起こっている。また、アニメ放送開始時から楽曲を担当し続けているキング・クリームソーダとDream5も好調に稼いでいて、今年のNHK『紅白』に呼ばれる可能性が高そう」(映画業界関係者)  そうした利権は、やはり集まるべきところに集まっているようだ。 「キング・クリームソーダが所属するのは、かつて、モーニング娘。の全盛期に広報担当として仕切っていたX氏が社長を務める芸能プロ。X氏はかつて、国民的アイドルグループのメンバーと交際しており、その利権をもたらしたことで、芸能界のドンこと、バーニングプロの周防郁雄社長にかわいがられていた。レコード会社はキング・クリームソーダもDream5もエイベックスだが、Dream5のこれまで起用されたエンディング曲「ようかい体操第一」「ダン・ダン ドゥビ・ズバー!」の作詞には、いずれもX氏が名前を連ねている。X氏とエイベックス、いずれも周防氏の息のかかったところに利権が一極集中しているが、X氏にせよ、エイベックスにせよ、『妖怪ウォッチ』の恩恵にあやかってたっぷりと儲けている。この先も、しばらくは“妖怪ウォッチマネー”で潤いそうだ」(音楽関係者)  『妖怪ウォッチ』に熱中する子どもたちのおかげで、ごく一部の大人たちは笑いが止まらない!?

日本側の対応に不満爆発寸前……韓国人歌手の入国拒否騒動で「竹島キャンペーン」が加速する!?

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『イ・スンチョル(Rui)11集-My Love(韓国盤)』(CJ E&M)
 羽田空港でとある韓国人男性が入国を拒否され、韓国で物議を醸している。韓国の有名歌手、イ・スンチョル氏だ。11月9日、羽田空港に到着したイ氏は、妻パク・ヒョンジョン氏と共に入国管理局に抑留された末、日本への入国を拒否された。  イ氏やその関係者は「8月の光復節(日本の終戦記念日)に、独島で南北統一ソングを歌い、それが多くのメディアで報じられたことに対し、日本側が入国拒否という形で報復的な措置を取ったのではないか」と主張。竹島問題で目立った行動を取ったため、標的になったと推測している。一方、日本の入国管理局側は「個人的なことなので回答できない」と口をつぐんだ状態である。一連の騒動を受けて、韓国外交部は「韓国駐日大使館の領事が、日本当局に説明を求めた」と発表。現在、両国政府機関を取り巻いた事態にまで発展している。  騒動から3日が経過した現在、韓国に帰国したイ氏本人はさまざまな番組出演し、今回の騒動について怒りをあらわにしている。 「(入国管理局職員は)私が24年前に起こした大麻事件の問題もチラつかせてきたが、それが本当の理由ではないようだ。実際、事件が落ち着いた後、私は何度も日本に入国していたし、コンサートなどの音楽活動も行ってきたが、今回のように入国拒否されることはなかった。明言された訳ではないが、日本の入国管理局の話を聞いていると、どうやら独島関連の活動のためだと感じた。同時に、日本政府はこういう形で報復するのかと怒りがこみ上げてきた。今後、さらに独島の問題に積極的にならなければと考えている」  コメントを聞く限り、今回の日本政府の対応にはかなり不満が大きい様子。そして、その不満は、イ氏をさらに竹島関連のキャンペーンに駆り立てる原動力となりそうである。ちなみにイ氏は、韓国でかなりの有名人であり、その知名度も抜群だ。  韓国スポーツ紙の芸能担当記者A氏は言う。 「イ氏は50代に近いですが、韓国ではかなりの大物。最近も、ソ・イングクなどを輩出した『スーパースターK』という番組で審査員を務めるなど、知名度はめちゃくちゃ高い。正直、独島問題で活動している歌手のキム・ジャンフン氏とは比較にならない人物です。客観的に見て、今回の騒動に対して韓国社会全体が大騒ぎというわけではありませんが、理由をはっきりさせない日本政府に対して、疑念を拭えないといった意見は多い」  日本ではあまり馴染みがないが、韓国では芸能人や一般市民が竹島関連のイベントやキャンペーンに参加するのは珍しいことではない。むしろ、誰しも一度は参加したことがあるくらいポピュラーなものであり、“国民的デフォ”といっても過言ではない。そのため、今回の騒動を受けて、韓国のSNSには「俺、日本に行けないのかな……」「コミケと独島どっちとる?」「ついに日本が我々韓国人を入国拒否か……理由がはっきりしないのは怖い」といった書き込みもあった。  さすがに、一般の韓国人が竹島関連イベントに参加しただけで、入国拒否されることはなさそうだが……。いずれにせよ、今回の一連の騒動は、日韓の間にまた新しい摩擦を生みそうだ。そして、韓国ではさらに激しい“竹島キャンペーン”が展開されることが予想される。

プロ野球・元中日の立浪和義氏、現場復帰焦り“裏工作”バレて落合GM大激怒!

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『立浪和義―立浪和義引退さらばミスタードラゴンズ』(日刊スポーツ出版社)
 久々の開催となる日米野球(12日開幕)を前に、野球日本代表“侍ジャパン”が10日、福岡・ヤフオクドームでソフトバンク&日本ハム連合チーム相手に、散発の4安打で完封負けした。この試合のテレビ中継の解説者として同球場を訪れた1人が、中日OBの立浪和義氏。聞けば最近、現場復帰を焦り「裏工作」した影響で、落合博満GMの逆鱗に触れ、大騒動を巻き起こしていたというのだ。  この日、8回まで3安打しか打てなかった侍ジャパンの打撃陣は、完全に実戦から遠ざかったことから勘が鈍っていた。その気持ちは、彼も同じかもしれない。2009年限りで現役引退した立浪氏は、翌年からプロ野球解説者として活動開始。12年10月からは、翌年の「ワールド・ベースボール・クラシック」を見据えて就任した山本浩二監督率いる“侍ジャパン”の打撃コーチに就任した。 「チームでは特に、日本ハムの中田翔を徹底的に指導。そのおかげかどうかは別として、中田は今季、4番として大活躍。侍ジャパンの主砲へと成長を遂げました」(球界関係者)  それにかなり気をよくした立浪氏は、行く先々で「中田はスゴい!」を連呼。 「まるで自分が育てたと言わんばかりに吹聴している立浪氏の姿を、苦笑しながら見つめる球界関係者も多かった」(同)  今回、侍ジャパンの監督が小久保裕紀氏に代わっても「『なんで俺に声がかからないんだ!?』と憤慨していた」(スポーツ紙野球デスク)。そこで終わっておけばよかったのだが、一度ユニフォームに袖を通した味は、忘れられなかったようだ。 「10月中旬、立浪氏は極秘で、出身である中日の球団幹部と接触。低迷するチームに再建策を提言しながら、次期監督やコーチでの入閣ができないか売り込んだようなんです。これを知った落合GMが『俺が知らないところで、アイツは何をやってるんだ!』と大激怒。『俺がいるうちは、絶対に球団には近づけさせるな!』と指令を出したといいます。野球人として、再びユニフォームを着たいという気持ちはみな同じですが、球団のトップであるGMをすっ飛ばして、半ばクーデター的な形での入閣を狙ったやり口が、落合氏の逆鱗に触れる結果となったようですよ。先日、10年ドラフト2位で入った吉川大幾が、たった4年で戦力外になったのも、立浪氏と同じ高校出身で、彼がかなり目をかけていた影響があるとまでいわれています」(同)  現役時代から、黒いウワサが絶えなかった“ミスタードラゴンズ”に、明るい未来はやってくるのか――。

宮沢経産相の“SMバー問題”で、著名人の「SMバー離れ」が急速に進んでいる!?

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『S&M ある判事とその妻』(アルバトロス)
 宮沢洋一経済産業相の政治活動費がSMバーに使われていた問題で、とんだとばっちりを受けたのがSM愛好家の著名人たちだ。各地のSMバーからは「常連客の俳優から、しばらく行けないと連絡があった」「毎週月曜の深夜に来ていた有名実業家が、パッタリ来なくなった」とった話が次々に聞かれるのだ。  原因は、マスコミが各地のSMバーに取材をかけたこと。10月下旬、宮沢経産相の問題が報じられるや、ネット上では「SMバー」が検索ワードの上位に。宮沢経産相の件は、2010年に地元の秘書が広島市内のSMバーを利用し、1万8,230円の支払いを「交際費」としていたというものだが、そもそもSMバーとはなんぞやと、各マスコミがSMバーに問い合わせをかけていたのだ。  宮沢経産相の秘書が行ったとされるSMバーは、古い5階建てのビルの3階に見える赤いピンヒールのイラストの看板のある店で、下着姿の女性を縛るショーなどを見せるというもの。だが、取材攻勢はこの店だけにとどまらなかった。ある週刊誌の記者は、編集部から近い都内の8店に足を運んだという。 「ほかにも著名人が訪れているところがないか、できれば政治家絡みがいい、というデスクの指示。店側が客の情報を話すことはまずないんですが、狙ったのはその手のウワサに鋭い常連客。新宿のある店では、人気イケメン俳優と40代後半の女優の名前が聞けた」と同記者。  また、関西系テレビ局が制作する情報番組では、宮沢経産相の件を報道する際のイメージ映像として、店内の撮影を大阪のSMバーと交渉。その際に仲介したのがSM雑誌のライターで、こちらは「政治関係者もよく来る」というウワサのある店を、あえてピックアップ。続報で別の政治家のSMバー通いが報じられた場合は、撮影した映像が手柄になるという算段だ。  こうした話に怯えたのが、SM愛好家たち。SMバー通い自体は違法でも恥ずかしい話でもないが、ヘタに名前が出ればイメージダウンにつながったり、余計にプライベートな話が浮上するリスクもある。よって、一時的にSMバー通いをやめる者が続出。前出ライターによると、人気女優のM・A、料理タレントH・M、芸人コンビHのYなどが、すでに店から遠ざかっているという。 「民主党・菊田真紀子議員が『口にするのも汚らわしいところ』と、SMバー自体を中傷したことも影響を大きくした一因」(前出ライター)  いずれにせよ、このタイミングで「●●もSMバーに通っている」などと名前を出されたくないというのが本音だろう。  ただ、東京・池袋でSMバーを営む女王様の凛さんによれば「実は、それ以上に問題なのが違法なSMクラブ通い」だという。 「06年の風営法改正で、受付所やプレイルームの届け出が義務化して、物件所有者の承諾書までもが必要になったんです。それで認可されていない隠れSMクラブが増えて、中には表向きスナックのSMバーとして、店の奥ではSMクラブをやっているところもあるんです。今回の注目でそのあたりを調べられて摘発でもされたら、客のリストも流出。お客さんが警察の取り調べを受けることだってありますよ」(同)  宮沢経産相の問題で頭が痛いのは、当のSM愛好家たちのようだ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)
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