大韓航空のナッツ・リターン事件により、韓国では財閥子息の横暴に社会の批判が集まっているが、「航空機のリターン」にかけては、中国人民も負けていない。 12月11日、バンコクから南京へ向けて出発したエアアジア機内で男女4人の中国人乗客がCAを侮辱したとして、飛行機がバンコクへ引き返したのだ。 FD9101便は、11日17時25分にバンコクを離陸し、22時25分に南京に到着する予定だった。離陸後、中国人男女4人が、一緒に座りたいとCAに要求。ほかの乗客が席を替わるなどして、彼らはまとまって座ることができた。 その後、この中の一人の男がCAに対し、「彼女に酔い止め薬を飲ませたいから、お湯を持ってこい」と要求。しかし、CAが「離陸後すぐの提供はできない」と答えたところ、男は激怒。持っていた食べ物を通路にぶちまけ、周りの乗客の制止もお構いなしに、それを足で踏み潰したという。 その後、しばらくしてお湯は提供されたが、LCCのため60タイバーツ(約210円)の支払いが生じた。その際、男はお釣りを人民元で支払うよう要求。最後は同行の女が、CAにお湯をぶっかけたのだ。 中国版Twitter「微博」には、「女がCAに、カップラーメンを食べるから熱湯を持ってくるように言って、カップラーメンを食べるかと思いきや、いきなりCAにぶっかけた。その後、別の男が、飛行機が爆発するとか飛行機から降りたいとか騒ぎだした」という、目撃者のものとされる証言も寄せられている。 その後、機長は「安全な飛行に支障を来す」と判断。飛行機はバンコクへ引き返し、現地で男女には罰金刑が言い渡された。 2013年、来日した中国人旅行客は過去最高の130万人以上。14年はさらに記録を更新する見込みであり、同様の事件が日本で起きる可能性も否定できない。 (文=牧野源)エアアジア(Wikipeidaより)
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サッカー遠藤保仁が子どもの夢を壊す!? マイペース男が問題発言連発中!
おっとりしていてマイペース、感情を表に出さずに、いつでもクールなサッカー日本代表の司令塔――。遠藤保仁の一般的なイメージは、こんなところだろう。しかし、この“マイペース”が度を過ぎ、子どもたちの夢を壊す発言を連発しているという。 「先日、日本代表に復帰した遠藤選手でしたが、久しぶりに背番号7を背負う感想を記者から問われ『協会とアディダスが決めているから、何番でもよかったんですけど』と“体”を守らない問題発言をしたんです。スポンサーが背番号の決定に関わっているのは、ユニフォームの売り上げが絡んだ“大人の問題”であり、誰もが目を背けたいところ。背番号は“選手のこだわり”と“監督からの信頼”から成り立つものだと信じている子どもたちや一部のファンにとっては、かなりショッキングな現実でしたね」(スポーツライター) おそらく遠藤自身は、失言したとさえ思っていないだろう。「事実を言ったまで」と意にも介していないはず。遠藤のこうした発言は有名で、過去にも「筋トレは嫌い」「ストイックにやってることはゼロ。体重も気にしていない」「(ほかの選手がケガを押して出場したことについて)痛み止めを飲んでまで試合に出ようとは思わない」など、夢見るサッカー少年には絶対に聞いてほしくない発言を連発している。さらに、遠藤のマイペース発言はとどまるところを知らず、先輩や監督にも向けられることがあるという。 「おっとりしたイメージの割に、気がすごく強いんですよ。大先輩で、当時のカリスマ的存在だった中田英寿選手について『指示されても、基本的に無視している』と語ったり、自身の出番がなかったW杯ドイツ大会のジーコ監督についても『あれが32歳での大会だったら“俺を出せ”ってジーコを殴ってたけど、次の可能性を考えて我慢した』など、かなり過激な発言を連発しています。後輩の長友佑都選手に対しては『サッカーセンスだけで言えば、プロレベルまで達してないんじゃないかと思います(笑)』と、辛らつな評価を下していました」(前出ライター) 究極の目標は「試合中にダッシュしないこと」と大胆に語る遠藤だが、時に強いこだわりと信念さえもうかがえる。34歳と、一般的には引退を意識する年齢だが、周りの常識に捉われない遠藤は、虎視眈々と38歳で迎えるロシアW杯2018を目指す。今後も遠藤の活躍と、マイペース発言から目が離せない。 (文=沢野奈津夫)『フットボールサミット第27回 史上最強のガンバ大阪へ』(カンゼン)
縁起がいい年に子どもを産みたい! 韓国女性の再就職を阻む、600年に一度の「黄金のブタ年」問題
日本と韓国には意外な共通点がある。先進諸国に比べて、女性の地位が圧倒的に低いのだ。一番わかりやすい事例は、賃金格差だろう。経済協力開発機構(OECD)によると、男性の賃金を100とした場合、女性との格差は日本が28.7%で、韓国が38.9%。不名誉なことに、ワースト2位、1位を記録している。 そんな現状を打破しようと、日本の安倍政権が女性の地位向上を盛んに訴えているのと同様に、韓国でも初の女性大統領が奮闘。パク・クネ大統領は、女性の雇用率が低い大企業を公開したり、中小企業に向けて女性雇用を促進したりと、指導を強化している。ただ、いまだに解決できていない問題も多い。 特に2014年に顕著となったのは、結婚・妊娠した女性の再就職がかなわない“キャリア断絶”の問題だ。韓国統計庁の発表によると、 同年4月までの18~54歳の既婚女性数は956万1,000人。そのうち、出産や育児など家族のためにキャリアが断絶され、再就職できなかった女性の数は213万9,000人にも上り、既婚女性の22.4%を占めたという。 その深刻なキャリア断絶の原因と考えられているのは、07年に浸透した「黄金のブタ年」の影響だ。 昔から韓国でブタは縁起のいい動物といわれており、日本の十二支であるイノシシ年の代わりにブタ年が採用され、多くの人に愛されている。韓国の直近のブタ年は07年。しかも、その年は600年に一度しか訪れないという「黄金のブタ年」だった。縁起のいい年に子どもを産みたいとする女性が続出し、空前の結婚&出産ブームとなった。実際、05年に超少子化国家の基準を大きく下回る出生率1.08人を記録した韓国だったが、「黄金のブタ年」効果によって、07年の出生率は1.26人にまで回復した。 それから7年がたった2014年。「黄金のブタ年」生まれの子どもたちが小学校に入学すると、育児から解放された女性たちが再就職を求めて企業に殺到した。その数は、前年比10%増とも。しかし、女性の雇用や働き方が社会ぐるみで解消されていなかったため、大量の「キャリア断絶」が生まれてしまったのである。韓国の少子化問題の回復に一役買った「黄金のブタ年」だったが、その弊害が最近になって表面化したというわけだ。 そもそも韓国では就職内定率の男女比にほとんど差がないのだが、再就職となると、女性は男性の半分にも満たないという現実がある。そのため、子を産む行為は祝福を受けて当然のことなのだが、韓国では妊娠したことをギリギリまで隠す人まで存在するという。その結果、キャリアを断絶したくない女性たちが増えて、少子化も加速。悪循環が生まれてしまっているといえるだろう。 韓国政府は「キャリア断絶」した女性の再雇用を促進しようと企業に働きかけているが、その効果があまり表れていないのが現実だ。女性の地位が低い日韓両国。両政府の施策の行く末を、ともに注目したい。
中国成長産業の光と闇 マジメすぎる配達員が2階から飛び降り→骨折「次の配達に間に合わなくて……!?」
お歳暮やクリスマスシーズンまっただ中の日本では、陸運業界の人手・車両不足による遅配が問題となっているが、お隣中国では責任感の強すぎる配達員による、まさかの事故が発生した。 毎年11月11日、光棍節(独身の日)の前後はネットショッピングでセールが行われ、国内の物流は繁忙期を迎える。そんな中、一人の配達員の多忙と疲労はピークに達していた。 11月23日午前、青島市北区で配達業務を行っていた25歳の男性配達員が突然、ある集合住宅の1階と2階の間にあるベランダから飛び降り、右ひざ下を骨折した。過労自殺しようとしたわけではない。男性配達員によると、「その集合住宅への配達を終え、下に降りたが、入り口の門が開かなかった。次の配達に遅れてはならないと、焦って飛び降りた」という。 その場に居合わせた近隣の住民が救急車を呼んだが、この配達員は救急車の到着を待つ間、携帯電話で次の配達先に遅配を詫びる連絡を入れることを忘れなかった。 この事件に対し、ネット上ではさまざまな反響がある。中国版Twitter「微博」では、「こんな責任感の強い人物は、官僚にでも引き立てるべき」と配達員を賛美する声がある一方、「社員をそこまで追い込む会社が怖い」と、労務環境を問題視する向きもある。 中国国内の電子商取引が飛躍的に発展する中、陸運業界、特に速達業務は新たな成長産業として認知されつつある。毎年50%の売り上げ増加を更新中の物流業界は、今まさに経済を牽引する存在へと変貌した。 陸運業界の需要は年々増え続けており、年間の取り扱い件数は、2006年の10億件から13年には91.9億件へと増加。年平均37.3%増と、市場規模の拡大は世界で第2位である。また、11年3月以来、陸運業務の量は44カ月の累計が平均増加幅50%となっており、今年10月20日までに陸運業業界の企業累計配達量は100億件を突破した。 末端として働く配達員の報酬も増加している。北京市のある配達員が明かしたところでは、彼らは一つの荷物を届けるごとに1元(約20円)、さらに荷物の運賃の10%が歩合として支給され、毎月の給与は5,000~6,000元(10~12万円)は確実だ。会社が食事と住居、電話代を負担してくれるし、忙しくて使う暇もないので、お金はよくたまるという。ただ、ショッピングシーズンなどの繁忙期には、毎日200個以上の荷物を配達し、朝8時から夜11時までのハードワーク。それでも、ほかの業界と比べても給与が高いだけに、無理な仕事量を押し付けられても、ひたすら耐えるという配達員が少なくないようだ。 (文=牧野源)イメージ画像(「NBD」より)
ウソをついてまで取材拒否の民放局……衆院選“自民党の恫喝”は、どれだけ効いていたか?
「“自民党の恫喝”はかなり効いていたようで、テレビは萎縮しっ放し。それどころか、いよいよ自主規制で、メディアにあるまじき“事件”が起きました」 週刊誌やビジネス誌で政治記事を中心に執筆活動をしているジャーナリストのA氏は、衆院選終盤の12月13日、憤まんやるかたない表情でこう語った。 A氏が週刊誌で企画した有識者による政局を問う誌上座談会の出演者に対し、テレビ局から自主規制としか思えない“待った”がかかったというのだ。 企画の内容はこうだ。14日の衆院選の結果を受けて、深夜に各氏に電話インタビューをし、それを座談会形式でまとめ、12月第3週に発売する号に滑り込ませるというもの。 A氏の企画に各氏は快く了承したものの、そのうちの一人、B氏は「念のために、局の広報に連絡してくれないか」と、A氏に伝えた。B氏はキー局を定年退職し、キャリアスタッフとして同局に籍を置いている。「ジャーナリスト」の肩書で局のワイドショーにも出演している身だ。A氏はその言葉通り11日、広報に連絡し、取材申込書をFAXで送った。 ところが翌12日に届いた広報からの返事は、信じられないものだった。「B氏は体調を崩したので、今回は辞退したい」。A氏は、あきれてものも言えなかったと振り返る。というのも実は、A氏は11日夕、局の知り合いを通じ、B氏の状況の変化を察知していたからだという。 「B氏の所属するセクションの上司が『この時期、露出するのは控えてもらいたい』と、B氏に圧力をかけてきたようです。B氏は『選挙後の情勢を話すだけなので問題ない』と突っぱねたようですが、局側は『自民党を刺激したくない』の一点張りだったようです」(A氏) しかも、ある地方の候補者の選挙スタッフからは「今日(12日)、B氏に取材に来ていただきました。お元気でしたよ」と証言を得た。局広報のいう「B氏は体調を崩した」との理由が当てはまるとは、到底思えない。 どうして局は、このような“ウソ”をついてまで取材拒否をしてきたのか。それは、冒頭の“自民党の恫喝”が効いていたとの見方がある。自民党は、解散前日の11月20日付で「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」(同党筆頭副幹事長・萩生田光一氏および報道局長・福井照氏の連名)という要望書をNHKおよび在京民放テレビ局に渡していた。 その内容は「出演者の発言回数や時間」「ゲスト出演者の選定」「テーマ選び」「街頭インタビューや資料映像の使い方」などで、要は「自民党に不利な報道をするな」(民放プロデューサー)というもの。 その効果は、民放のワイドショーを見れば一目瞭然だった。劇場型と呼ばれた小泉政権以降、選挙はワイドショーの新たなコンテンツとして報道されていたが、今回の選挙では政策比較などの特集は皆無。すっかり萎縮し、ニュース番組でも慎重な取り扱いに終始している。 しかし選挙後に、局に籍を置くB氏による週刊誌での自民党批判を避けようとするのは、あまりにも過剰反応、自主規制の極みだ。この局は、プライムタイムのニュース番組で高視聴率を稼ぎ、近年ではドラマでもヒット作を出すようになり、視聴率争いでも他局と競るようになってきた局であるが、選挙が終わった後も自民党に気遣うこの姿勢は、もはやメディアの“あるべき姿”ではないと言えるだろう。
SHIHOだけじゃない! 意外と知られていない、韓国芸能界で活躍する日本人
11日に放送された『アメトーーク 2014反省会』(テレビ朝日系)で、「あたりまえ体操」がインドネシアで大ブレークし、日本での仕事が減ってしまったと告白したCOWCOW。現地では国民的番組にも呼ばれ、同国の超大物ロックスターと同じ楽屋を用意されるなど、異例の人気を集めているという。 お隣韓国でも、独自のブレークを果たしている日本人芸能人がいる。 有名どころは、モデルのSHIHO。人気番組『スーパーマンが帰ってきた』で夫の秋山成勲、愛娘のサランちゃんとともに大ブレークを果たし、韓国人の羨望の的になっている。当然、男性ファンは急増中。知人の韓国人男性いわく「自分の嫁を見て絶望する」ほど、魅力的な人妻だそうだ。 韓国で人気の日本人芸能人の中には、日本でまったく知られていない人物も。リアル恋愛バラエティ番組『あなたと一緒に』への出演をきっかけに、一躍人気者になったサユリ(日本名:藤田小百合)もその一人だ。彼女は、同番組以外にも韓国の番組に多数出演。韓国人ならほとんど誰でも知っている日本人芸能人となった。 その他、人気バラエティ番組『非頂上会談』に出演している、寺田拓哉(CROSS GENE)や、K-POPグループ・M.I.Bのカンナム(日本名:滑川康男)も大人気。カンナムは、韓国に在住する外国人イケメンたちが登場するバラエティ番組『ハロー異邦人』でブレークし、知名度が急上昇している。 韓国メディアは、彼らの活躍の背景にいくつかの共通点があるのではないかと分析しているが、そのひとつは、韓国人が抱いていた日本人のイメージを覆したということ。韓国人が抱く日本人のイメージで最も強いのは、本音と建前があり、あまり本心を表に出さないというもの。良く言えば他人に気を使う、悪く言えばよそよそしく、何を考えているか分からない。その点、サユリやカンナムらはかなりフレンドリーで、オープンマインドなキャラ。しかも、外国人特有の感覚が視聴者に大ウケしている。 というのも、韓国社会で暮らす韓国人は、日本人同様、人間関係を崩さないよう、“空気を読む”ことがたびたび求められる。正直、体面だけの会話も少なくない。それを、まったく気にしないのが、日本人芸能人の人気の共通点なのだとか。 例えば、サユリはとあるグルメ番組で、店主に「おいしくないです(笑)」と正直に告白。もし、韓国芸能人がそのような発言をしたら、完全に視聴者のひんしゅくを買う場面だ。ただ、サユリの場合、外国人であるし、あまりにも正直すぎて憎めないキャラとして逆に人気が爆発した。 韓国人がストレスを感じている“社会の空気”に風穴を開ける日本人芸能人たち。外国人というアドバンテージを超え、さらに活躍してほしいものだ。『SHIHO AND GREAT CREATORS』(宝島社)
「セウォル号」「マンスール」「アナ雪」……人気検索キーワードで振り返る、韓国の1年
韓国最大のポータルサイト「NAVER」が、2014年の年間人気検索ワードを発表した。NAVERは検索ワードを、(1)昨年に比べて検索ボリュームが大きく増加した“急上昇ワード”、(2)絶対数を基準にした“最多ワード”、(3)月別で最も多く検索された“月別”、(4)人物、映画、音楽など分野別で最も検索された“分野別”の4つの基準で算出。注目したいのは、今年の話題や流行を反映してくれる昨年対比の急上昇ワードだろう。そのトップ10(PC検索ワード)は、以下の通り。 1位 セウォル号 2位 YouTube 3位 iPhone 6 4位 一陣の大きさ 5位 マンスール 6位 ユ・ビョンオン 7位 FOOTBALL DAY 8位 ソン・ガヨン 9位 ICARUS 10位 アナと雪の女王 今年の1位を獲得したのは「セウォル号」。6位にもセウォル号の実質オーナーである「ユ・ビョンオン」がランクインしており、韓国の海上事故史上、最悪の惨事となったセウォル号沈没事故が、今年の韓国を代表するイシューだったことを証明している。 続いて2位「YouTube」、3位「iPhone 6」と日本でもおなじみの検索ワードが並ぶ中で、4位にランクインしたのはウェブトゥーン(Webコミック)『一陣の大きさ』。“一陣”とは、ケンカの強い学生のことで、日本語でいえば「番長」といったニュアンスだ。『一陣の大きさ』は、長身で強暴な高校生チェ・ジャンシンが「成長縮小症候群」という奇病にかかり、番長の座から転落する物語。毎週金曜日に次の話が更新され、そのたびに検索ワード上位にランクインされた。内容の面白さもさることながら、校内暴力を扱った作品だったため、賛否両論を巻き込んで社会的な関心となったようだ。 5位は「マンスール」。イングランドのサッカークラブ、マンチェスター・シティを買収したアラブ人オーナーで、保有資産額が100兆円以上とされる人物だ。有名人といえば有名人だが、昨年まではサッカーに関心がある大富豪として知られていたくらいだった。が、今年に入って、人気バラエティ番組が「マンスール」というギャグコーナーを放送すると、放送直後から検索ワードランキング上位に急浮上。外交上のトラブルを懸念した韓国石油公社が同番組に掛け合い、コーナー名が「オク(億)スール」に変更されると、マンスールの影響力の大きさがさらに注目された。話題はマンスールの美人妻へと飛び火し、「マンスールの写真をサイフに入れておくとお金が増える」などのウワサも広がる事態に。今年、韓国で最も話題となった外国人の一人だろう。 7位と9位は、いずれもオンラインゲーム。プレイヤーがサッカーチームの監督になる『FOOTBALL DAY』と、RPGの『ICARUS』がランクインした。特に『ICARUS』は、今年の韓国ゲーム大賞最優秀賞などを受賞しており、日本への進出も決まっている。 8位の「ソン・ガヨン」は、19歳の女性格闘家。“美しすぎるファイター”として、デビー前からさまざまなテレビ番組に出演していたことで名前と顔が知れ渡った。格闘家としての実力は未知だったため完全に人気先行タイプで、アンチも少なくない。それでも8月のデビュー戦では、日本の山本絵実を相手にTKO勝ち。来る12月14日にはプロ2戦目として、高野聡美と対戦する。 日本で一大ブームを巻き起こした映画『アナと雪の女王』は、10位にランクイン。韓国でも動員観客数1,000万人を記録し、関連グッズが飛ぶように売れた。映画作品で唯一のランクインということで、人気の高さをあらためても証明したといえそうだ。 1位となった「セウォル号」沈没事故をはじめ、今年は事件・事故が多かった印象もある韓国。それでも急上昇ワードのランキングは、それなりに平和な結果となったのではないだろうか?「Thinkstock」より
「金さえあればやりたい放題!?」“マカダミアナッツ・リターン”事件に見る、韓国財閥ファミリーの横暴っぷり
韓国財閥企業の箱入り娘が、前代未聞のスキャンダルを起こした。事件の主役は韓進グループ会長チョ・ヤンホ氏の長女で、大韓航空の副社長およびを務めるチョ・ヒョナ氏だ。彼女は12月5日に、ニューヨーク発の自社航空会社ファーストクラスを利用。その際、乗務員のサービスに憤り、発進態勢にあった飛行機をゲートに戻らせると、客室サービス責任者であるチーフパーサーを降機させた。飛行機の出発時間は大幅に遅れ、約400人の乗客の旅に支障をきたした。 はたして、チョ・ヒョナ氏が激怒した理由はなんだったのだろうか? 韓国メディアの報道によると、その理由はなんとマカダミアナッツ。搭乗後、同機のキャビンアテンダントがチョ・ヒョナ氏にマカダミアナッツを勧めると、突然「なぜ、袋から出さないのか!? マニュアルにあるのか!?」と激高したそうだ。そして、キャビンアテンダントとチーフパーサーにサービス内容について詰問し、飛行機から降ろしてしまったのだとか。 ただ、この袋入りのマカダミアナッツを勧めるというサービスは“正しい”サービスであることが後にわかった。同社のマニュアルでは、乗客の意思を聞き、その後に皿に移して提供することになっている。箱入り娘の副社長は自社のサービスを勘違いし、肩書を利用し社員を責め、あまつさえ出発時間を遅らせ、顧客であるはずの乗客に多大な迷惑をかけたのだった。ちなみに、韓国の法律では航空機内の権限は、安全確保のために機長に属している。チョ・ヒョナ氏は、“越権行為”どころか“越法行為”を犯したことになる。 当然、この事件については、韓国だけではなく欧米主要メディアからも批判が続出。そして、一連の顛末から“マカダミアナッツ・リターン”事件と名付けられ、嘲笑の的になっている。チョ・ヒョナ氏は要職から辞任することを発表。父親であり同グループ会長であるチョ・ヤンホ氏も、謝罪することになった。 日本ではあまり考えられない、財閥息女の“越権行為”スキャンダルだが、韓国ではこの手の話は珍しくない。過去10年間で見ると、韓国の10大財閥ファミリーの半分が刑事事件を起こしている。事件の総数は11件。財閥ファミリーのうち有罪となった人数は、9人に上る。また、韓国公正取引委員会が指定する49財閥のうち、約32%に当たる16財閥の人物が、刑事事件で起訴、もしくは有罪判決を受けている。 昨年6月には、韓国保険大手・ハンファグループのキム・スンヨン会長の次男が、大麻所持および使用の疑いを持たれ、当局が調査を進めていた。また、とある中堅財閥2世、3世たちは、芸能人やその志望生たちを集めて数百万円から数千万円の金額で買春している容疑がかけられており、証拠探しが進んでいるという。 まさに、金さえ持っていれば、やりたい放題なワケである。皮肉なのは、財閥ファミリーが事件を起こし有罪判決を受けても、恩赦などでほとんど処罰されないという点にある。犯罪行為を行ってもまともに処罰されないのだから、財閥ファミリーが自分本位になったとしてもおかしくない。今回の“マカダミアナッツ・リターン”事件が発生した経緯にも、なんとなく合点がいく。韓国では、彼ら財閥ファミリーを「お金がありすぎて気が狂った人たち」と揶揄する。近年では、財閥ファミリーの横暴に対する韓国国民の反感が高まっており、政府レベルでの対応が求められている。チョ・ヒョナ氏に対する国民的な批判は、現代韓国社会の一端を表す現象なのだ。Wikipediaより(c)Shacho0822
「少女時代ではなく、もはや“熱愛時代”?」9人中5人に熱愛報道……K-POPアイドルが堂々交際宣言するワケ
12月9日に初の東京ドーム単独ライブを開催した少女時代。韓流人気が下降気味の中でも、依然としてK-POPガールズグループのトップランナーであることを証明して見せたが、2014年は受難の1年だった。 まず、年明け早々の1月1日、不動のセンターであるユナが、人気タレントのイ・スンギと熱愛中であることが発覚。デート現場がパパラッチされたこともあり、所属事務所のSMエンターテインメントも2人の交際を認めざるを得なかった。 これで防波堤が崩れてしまったのか、同月3日にはスヨンと俳優チョン・ギョンホもデート現場をキャッチされて、交際宣言。3月にはヒョヨンと作家キム・ジュンヒョンとの熱愛が取り沙汰された。ヒョヨンについては、SMが「すでに破局している」とコメントしたことで沈静化したが、4月になると、ティファニーと2PM・ニックンの交際が発覚。この時はさすがにSMもお手上げ状態だったのか、「長い間、芸能活動を共にしてきた友人から、恋人関係に発展した。温かく見守ってほしい」とお願いするほどだった。 しかも、6月にはテヨンとEXOのベクヒョンの熱愛関係が明るみに。ベクヒョンはテヨンの3歳年下な上に、同じ事務所の先輩後輩関係。SM初の所属事務所内カップル誕生のニュースは、日本でも大きく報じられたほどだった。 もっとも、韓国では近年、ガールズアイドルたちの熱愛宣言が後を絶たない。個人の恋愛発覚がグループ全体の人気にも影響をもたらすだけに、かつては日本同様に“恋愛禁止”や“携帯電話使用禁止”などの暗黙のご法度事項があったが、プライバシー侵害に当たるとして、最近はそうした縛りも少なくなった。また、デート現場をパパラッチされてもなお否定すると、「嘘つき」「大物気取りだ」と反発され、逆にファン離れを引き起こすことにもつながりかねない。SNSなどの発達で、もはやプライベートをひた隠しにすることは難しく、アイドルたちも進んで自ら発信するようにもなった。恋愛も失恋もオープンにしたほうが、むしろ人間味が評価されて人気上昇につながるケースが増え、人気があれば所属事務所もアイドルたちの私生活まで干渉できず、結果的に熱愛公表となる――。 相次いだ少女時代メンバーたちの熱愛公表の背景には、こうした最近の事情が多分に働いたこともあって、ファンたちからは概ね肯定的に受け止められた。だが、半年の間でメンバー9名中5名が熱愛報道されたこともあって、一部のメディアからは「もはや“少女時代”ではなく、“熱愛時代”だ」と皮肉られたほどである。 9月末には突如、ジェシカの脱退が発表され、メンバー間の“不仲説”もささやかれるようになった少女時代。8人になり、それぞれプライベートも忙しい彼女たちだが、熱愛スキャンダルや脱退不仲説は急激なファン離れも引き起こす。分裂騒動が起きた東方神起や、ニコルとジヨンが脱退したKARAがいい例だろう。そう考えると、少女時代の真価が問われるのは、まさにこれからとなる。少女時代 公式サイトより
無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【油揚げ辛味噌いなり】編
こんにちは。北朝鮮ライターの安宿緑です。
最近、自宅の本棚を整理していたら、以前、北朝鮮で買った冊子を発見しました。
北朝鮮の料理レシピ本『有名な平壌料理』。 いったいどんなメニューが載っているのかといえば、トップバッターはやはり平壌冷麺。北朝鮮といえばコレ、といって過言ではありません。説明には「人民が祝祭日、休日に楽しむ平壌特産料理」とあります。
しかし……。
材料に、「そば粉」という文字が。 つまり麺から打て、と。いやいや、ご冗談を……。あるいは、平壌ではイタリアのように一家に一台、ヌードルメーカーでも置いてあるんでしょうか? そんな話は、一度も聞いたことがありません。その他のメニューも、すべからく無慈悲な難易度で、庶民には到底対応できないと思われる内容に仕上がっておりました。この頑張りすぎな感じ、幼き頃の授業参観に張り切りすぎて、司忍みたいな風貌で現れた私の父を思い出させます。関係ないのですが……。 しかし、ここまでで皆さんの脳裏によぎっている言葉はただ一つ、 「そもそも庶民は食えてんのかよ?」 だと思います。 もちろん地域格差はありますが、参考までに平壌の中流家庭の食卓がこちら。
一番手前の、油揚げに包まれた謎メニューは人民がやたらと推してきたのですが、ギトギトな見た目に引いてしまい、結局、箸をつけられませんでした。韓国にも「ユブチョバプ」という、いなり寿司のようなものがありますが、それとは似て非なるものの気がしました。どちらかというと、日朝折衷な感じがします。 今回は腕慣らしとして、この「油揚げ辛味噌いなり」(勝手に命名)を見よう見まねで作ってみたいと思います。 まずは赤い部分の、ヤンニョムソースを作ります。 唐辛子 適当 長ネギ 1/2本 リンゴ 1/4個 にんにく 2個 生姜 1片 もち粉 大さじ1杯 ハチミツ 大さじ4杯 イカの塩辛 1/2袋(アミの塩辛でも) ヤンニョムは作る人によって少しずつレシピが変わるといわれますが、こちらは基本の材料です。実は、私は北朝鮮料理を作ったことがまったくと言っていいほどなく、クックパッドで必死に検索しました。どんなものでもキムチを入れれば、なんちゃって北朝鮮料理になりますからね。粘りを出すためのもち粉がないので、今回は上新粉で代用。
それらを全部フードプロセッサーにぶっ込んで、スイッチオン!
完成です。見た目に青が欲しい人は、青ネギを後から刻んで加えるといいと思います。
お次に、私はパリっとしたほうが好きなので、油揚げをごま油で焼く。
同じくご飯も、ごま油で軽く炒めます。
油揚げは三角形に切り分け、ご飯が入る形にします。
ご飯をややキツめに詰めて、ヤンニョムを入れる。粘りがあるので、載せるだけでも大丈夫なようです。
はい、出来上がり。所要時間10分! どうでしょうか? 色と盛り付けは、オリジナルのほうがいいですね……。やはり、青ネギを加えればよかったです。
さて、気になるお味のほうは……。ルームメイトに試食してもらうと、「なかなかおいしい! サッパリしていて、韓国のとなんとなく違う」との感想。おそらく、適当なヤンニョムのおかげかもしれません。 私も一口食べてみたところ、自分で言うのもなんですが、美味でした。ヤンニョムの香味と爽やかさが、油揚げのギトギト感を打ち消しています。見た目ほど、くどくありません。 余ったヤンニョムは、ラーメンやサラダに転用しましょう。今回は、旬の生牡蠣(生食用)を漬け込んで、牡蠣キムチにします。
以上、北朝鮮の庶民の食卓を再現してみました。 今後も定期的に、無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のレシピにチャレンジしていきたいと思います。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>




















