全日本フィギュア選手権(12月26~28日)を制した羽生結弦選手。2014年ソチ五輪金メダルに輝いて以来、日本フィギュア界は空前の“羽生フィーバー”に沸いているが、羽生の名は、お隣・韓国にも轟いている。 韓国では美男子のことを“コッミナム(花美男)”と呼ぶが、羽生選手は「日本フィギュア界のコッミナム」とされており、フィギュアスケート界のアイドルという意味を込めて“フィギュドル”とも呼ばれている。韓国では昨年、人気若手俳優キム・スヒョン演じる異星人が人気女優(実際にも人気女優のチョン・ジヒョンが演じた)と恋に落ちるラブコメディ『星から来たあなた』が大ヒットしたが、「フィギュア界の“星から来たあなた”」ともいわれているし、テレビ局SBSは早稲田大学在学中という羽生のプロフィールにも着目し、「学閥、外見、実力、すべてスゴイ!!」と絶賛したほど。ソチ五輪時は、韓国フィギュア界のヒロインであるキム・ヨナがかつて指導を受けたブライアン・オーサーに師事し、キム・ヨナと同じく冬季五輪の舞台で世界最高得点を叩き出した共通点から、「男子版キム・ヨナだ」とも騒がれた。 韓国のファンが立ち上げたファンサイトもある。その名も「YuZuRuハニュ」(http://hanyu.dothome.co.kr/xe/)。羽生のプロフィールや最新情報はもちろん、インタビューを集めたものや各種競技大会の演技を集めた動画など、オフィシャルサイトかと勘違いしてしまいそうな充実した内容だ。衝突事故にめげず強行出場した昨年11月の中国グランプリ時には、ネット掲示板に「本当に鳥肌が立った!!」「プロ根性が凄まじい」「最後までやり遂げる姿がカッコいい!!」「頑張れ!!」といった応援メッセージが多数寄せられた。 とはいえ、検索サイトの検索欄に韓国語で「ウセンキョルヒョン」と入力すると、違った反応が返ってくる。「ウセンキョルホン」とは、「羽生結弦」の4文字を韓国語で読んだものだが、「ぜんそく持ちだというが、同情を買うためのイメージメイキングではないか」「実は性格が悪いらしい」などとネット上ではさまざまな悪口が並ぶ。キム・ヨナとのナンセンスな比較があったり、「ブライアン・オーサーがキム・ヨナと決別したのは羽生のせいだ」とお門違いな書き込みまである。 それどころか、検索欄に韓国語で「ハニュ」と入力すると、「ハニュ ゲイ」という言葉が浮上してくる。しかも、そのゲイ疑惑の根拠が馬鹿馬鹿しい。「ぱっと見た感じがすらりとしてスリムだ」「羽根付き衣装が多い」「女子の定番技であるビールマン・スピンがうまい」「顔立ちが中性的だ」「身ぶり手ぶりがゲイのようだ」など、まったくもって話にならない理由ばかりなのである。 もっとも、韓国の男子フィギュア界は羽生クラスどころか、シニアで活躍する選手は皆無。12月のジュニアグランプリファイナルに出場したイ・ジュンヒョンが期待株とされているが、それでも総合6位。同大会で優勝した宇野昌磨、準優勝の山本草太ともかなりの実力差がある。韓国の一部ファンたちがムキになる羽生バッシングの裏には、自国よりも層が厚く、実力レベルが高い日本男子フィギュアへのジェラシーが大いに働いているようだ。「YuZuRuハニュ」より
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年間死者2万人! 中国で「“シャブ中”暴走殺人トラック」急増中
中国では最近、高速道路で重大な事故を起こす大型トラックが急増し、社会問題となっている。「新華網」によると、2012年のデータでは、中国で貨物トラックによる事故死亡者数は年間1万8,621人を数え、うち2,666人がトラックドライバーとのこと。残りの1万6,000人はトラックに衝突したり、荷台から降ってきた荷物に押し潰されて死亡しているというから恐ろしい。 中国では、ネット通販などの普及により宅配便の利用件数が急増している。2014年1~10月までの宅配貨物取扱数はついに100億件の大台を突破し、世界一となった。また、経済が停滞する中でも、相変わらず不動産市場は活発で、内陸部では新築物件や工場などが次々と作られており、建材や資材を運搬するトラックは大都市間を結ぶ主要高速道路網で急増している。 荷量の増加に伴い、トラック事故も増えているのだが、中国のトラックドライバーはとにかく荒っぽい。大連市に住む日本人駐在員は言う。
「トラックドライバーは稼げるとあって、中国では貧困層や出稼ぎの人が多い。こうした人たちは、気性が荒く、常にイライラしてる印象ですね。道路事情もよく、国土も狭い日本とは違い、中国では移動距離が1,500キロ、2,000キロになることもザラで、道路も舗装されていないところを爆走したりしている。高速道路といっても、ボコボコのところもある。私なんて中国に来て5年たちますが、高速走行中にレンガや鉄製部品がトラックから落ちてきて、フロントガラスが蜂の巣になったことが3回もあります」 加えて、中国では過積載が当たり前。警察も取り締まってはいるが、ほとんど功を奏しておらず、「積めるだけ積め」という金儲け精神が蔓延している。「台州晩報」が12月4日に伝えたニュースでは、32トンしか積載できないトレーラーに100トン以上の砂利を積んでいた運転手が逮捕されたという事件もあった。
一方、もっと恐ろしいトラックドライバーたちもいる。日本では危険ドラッグ吸引による自動車事故が多発しているが、なんと中国の長距離ドライバーの間では、覚せい剤の吸引が日常化しているというのだ。広州市に住むフリーペーパーの日本人記者は言う。 「昭和の頃、日本でも長距離トラックが眠気覚ましのため覚せい剤を愛用していたことがありましたが、中国では今でもけっこう使用されています。新聞やテレビでは、毎日のようにトラック運転手の覚せい剤逮捕のニュースが流れています。幻覚症状で逆走したり、料金所に激突したり……恐ろしいですよ。高速道路では、猛スピードで近づいてきて煽ってきたり、急な車線変更やブレーキをする『いかにも』なトラックを見かけます。しかも、どのトラックも過積載ですからね。暴走殺人トラックとっても過言ではない」 過積載に覚せい剤……中国の高速道路はスピルバーグの『激突!』もびっくりの、キチ●イトラック野郎たちがばっこしているようだ。 (取材・文=金地名津)
大規模取り締まりを経て、完全復活!? 上海市で日本人専門の売春業者が再び興隆
昨年2月に広東省から始まり、中国全土で吹き荒れた習近平政権主導の売春取り締まり(記事参照)。しかし、一掃されたはずの売春業者は、すでに元の木阿弥となってしまったようだ。 「中国新聞網」によると、12月16日、上海市で現地在住の日本人相手に売春あっせんを行っていた36歳の男が逮捕された。男は過去に日本で事業をしていた経験があり、日本語も堪能だったという。現地の警察によると、日本から帰国後、上海で起業し、日本関連の事業を行っていたが、日本人と仕事をする中で日本人専門の売春業を思いついたようだ。 男は、カラオケキャバクラや風俗街で高額の報酬を提示し、女性を勧誘。日本人の顧客に女性を紹介していた。女性のひとりが逮捕されたことから、男に警察の捜査の手が及んだ。この一件で、買春側の日本人男性が拘束されたかどうかは明らかにされていない。 中国での売買春は「治安管理処罰条例」あるいは「刑法」違反となり、有罪となれば拘留や罰金刑が言い渡される。さらに、あっせんの場合はかなり厳重に処罰される。2003年、広東省珠海市で大阪府の建築会社の社員ら288人が参加した慰安旅行に、売春婦をあっせんした業者の男ら5人が死刑となったことも記憶に新しい。 ところが、日本人向けの性風俗は、半ば公然と営業されているようだ。上海在住の日本人駐在員の男性も話す。 「上海には、『水城路』と呼ばれる日本人が多く住むエリアがあるんですが、ここでは、日本人専門のキャバクラやカラオケ、怪しげなマッサージ店が多く存在します。売春取り締まりが強化された春ごろには、ほとんどの店が閉店したり自主的に営業停止していましたが、秋ごろから復活してきた。以前と同様、追加料金次第で本番ができる店も少なくありません。メディアではあまり報じられませんが、買春で日本人が逮捕されたという話も、最近は定期的に聞きます」 現地の日本人男性は、襟を正すべき? (文=牧野源)イメージ画像 photo by Chris from flickr.
高層化が進む中国都市部で、危険な“渡り廊下”が続出中「強風で飛ばされる」「泥棒天国」
広西チワン族自治区南寧市の住宅街で、隣り合う高層マンションの、それぞれ15階と14階部分をつなぐ渡り廊下が、違法建築だとして物議を醸している。廊下はごく簡素な作りで、強度に不安があり、「強風が吹けば飛ばされるのでは」と周辺住民は危惧している。 重慶市でも、マンション13階部分と丘の中腹を結ぶ渡り廊下が話題となっている。この渡り廊下は幅2メートル、長さ約30メートルで、地面からの高さは最高40メートルにもなる。ネット上では「地震が来たら終わりだ」「渡り廊下で窓が塞がれた部屋の眺望はどうなるのか」「泥棒天国だ」などの声が上がっている。なお、建築上の安全基準を満たしているかどうかは不明である。 安全基準や眺望権を度外視した違法建築物が乱立する中、習近平国家主席も「これ以上、奇妙な建物を建て続けるのをやめるべき」と発言。昨年3月には、西安市の住宅区に出現した渡り廊下が、危険として撤去命令が出されているが、実際はイタチごっことなっているようだ。
このような危険な渡り廊下が続出する背景について、中国在住ライターの吉井透氏は話す。 「中国では、親族で固まって近所に住み、互いの部屋を行き来する人が多い。そのためか、高層マンションのエレベーターは慢性的に渋滞しており、徒歩1分のマンションの親族の部屋に行くのにも、数十分かかる場合もある。そこで、同じ敷地内にある別々の棟を渡り廊下で結ぶという改築工事がよく行われている。ただ、それぞれの壁をぶち抜いて橋をかける後付け工事なので、強度については疑問。私は絶対に利用しません」 人口密度が高まる一方の主要都市では、人々の生活空間はまさに天に届く勢いで高層化しており、今後も危険な渡り廊下は増えるとみられる。くれぐれも、崩落事故が起きないことを願うばかりだ。 (文=牧野源)
事件の裏に暗躍する半グレ、暴力団、中国マフィア……「餃子の王将社長殺人事件」は“企業テロ”だったのか
2013年12月19日、京都市山科区で一人の男が殺された。大東隆行、「餃子の王将」として知られる王将フードサービスの4代目社長だ。その死因は、4発の銃弾による失血死と判明している。事件から1年を経て、いまだに解決のめどがつかないこの事件をノンフィクション作家・一橋文哉氏が取材し、『餃子の王将社長射殺事件』(角川書店)として上梓。すると、そこには、ただの殺人事件にはとどまらない疑惑が数々に満ちていた……。 大東氏は、餃子の王将の創業者、加藤朝雄氏の義弟として、創業当初から会社経営の中枢に関わってきた人物だ。「大番頭」として勤務すること31年、00年4月に王将の社長に就任。しかし、当時は今とは比較にならないほど、王将のありさまはひどいものだった……。384億円の売上高に対して、有利子負債は470億円。3代目社長であり創業者の息子・潔氏による不動産投資などへの過剰融資が原因だった。誰もが、その社長就任を「貧乏くじ」「敗戦処理」として見ていたが、不良債権の処理や、不採算店舗の閉鎖といった改革を断行し、「王将の原点に戻る」と決意。2年後には、黒字化に成功し、デフレ景気も追い風となって、例年2ケタ成長を記録するV字回復を果たしたのだった。しかし、創業時の苦労を知る大東氏は、社長に就任してもなお、自ら朝一番に会社に赴き、正面玄関の掃除や水まき、トイレ掃除までを率先して行っていた。 大東氏が命を奪われたのは、この早朝出勤の時だった。 朝5時45分、会社に到着し、車から降りたところを大東氏は狙われた。右胸に2発、左脇腹に2発の銃弾が命中。車の中や背広のポケットなどに入っていた現金百数十万円には手が付けられていなかったことから、強盗を目的とした殺人ではないと推測される。しかし、早朝の時間、小雨模様だった天候などから、目撃情報や遺留品は乏しく、また、サイレンサーが付けられていたのか、発砲音を聞いたという住民もいない。 取材を進めながら、一橋氏は、大東氏個人のみならず、「王将フードサービス」という企業を狙ったテロである可能性をつかむ。そして、その実行犯の最有力候補として、中国人ヒットマン「抱きつきのリン」の名前を得るまでになった。 ではなぜ、王将はこのような企業テロに巻き込まれ、「中興の祖」とまでいわれた社長を失わねばならなかったのだろうか? 王将側は、事件直後の記者会見において「思い当たるトラブルは何もない」との声明を発表した。しかし、それは、真っ赤な嘘だったと言わざるを得ない。一橋氏が取材すると、そこにはさまざまな問題が浮かび上がってきたのだ……。 例えば、12年12月、金沢の「餃子の王将」で、10人の男性客が全裸になった写真をインターネット上に公開し、炎上する騒ぎとなった。一見、王将を被害者とした炎上騒動として見過ごされてしまいそうな事件だが、その実態は大きく異なるものだった。写真を撮影した10人は、近くのショーパブに務めるホストであり、以前から出店計画を練っていた場所に王将が先に進出。経営者らが、王将に押しかけたことが騒動の発端になったと警察は突き止めている。 さらに、この事件の取材を進めると、思わぬ団体との関係が見え隠れしてきた。ショーパブの元オーナーら幹部が、関東連合と盟友関係にある半グレ集団「怒羅権」のメンバーだったのだ。この騒動の起こった金沢片町店は、その後、閉店に追い込まれている。 また05年、大東氏の肝いりで、餃子の王将が中国・大連市に進出した際にも地元マフィアとのトラブルが勃発。現地コーディネータの後ろ盾となっていた地元マフィアと揉め、用地取得の契約交渉が暗礁に乗り上げたばかりか、マフィアの仲間とみられる客から連日嫌がらせを受けるなどのトラブルに発展。成功報酬の不払いが、マフィアの怒りの火に油を注いだという。 ほかにも、放漫経営で会社を破産寸前に追い込んだ3代目・潔氏の長男・貴司氏は行方不明となっており、創業者の朝雄氏には終戦前に満州である事件を起こしているのではないかという疑惑が持ち上がっている。朝雄氏の時代から、「懐刀」として暗躍してきたU氏は、許永中や山口組などともつながりを持つ、闇社会の仕事請負人だった。どれも、事件の直接の原因として確証までは至らないものの、事件につながる可能性のあるトラブルは山積している。そして、その背後には、中国マフィアの暗躍や、「東京(警視庁)から『ゆっくり捜査しろ』と指示が出ているんや」と証言される不可解な地元警察の捜査など、国境を超えた思惑がうごめいているようだ。 いったい、「餃子の王将」は、どのような虎の尾を踏んでしまったのか? 事件の全容が解明されるためには、まだまだ時間がかかるだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])『餃子の王将社長射殺事件』(角川書店)
チョソンマニア感涙!? 最新「北朝鮮製ブランド品」事情
こんにちは。北朝鮮ライターの安宿緑です。世間では、アメリカ VS 北朝鮮のサイバー戦争が繰り広げられているとかで相変わらず物騒ですが、引き続きユルめにチョソントークをしていきたいと思います。 昨年10月、私の友人が中国・丹東で行われた「第三回中朝商品展覧交易会」の場に参加してきました。読んで字のごとく、中国と朝鮮の商社によるビジネス展示会です。 韓国では「ガラガラだった」と報じられていましたが、友人いわく「それはウソ。韓国メディアは、開催前日の設営の様子だけ映して帰っていった」とのこと。日本でも特に報じられていませんが、貿易会社をはじめとする60社以上の北朝鮮企業が参加し、盛況だったようです。
朝鮮の貿易会社の男性。参加者は皆、商談や名刺交換で忙しくしていたとのこと。 最近では北朝鮮でもファッションショーが行われたとか、ミニスカがはやっているとか近代化の波が訪れているわけですが、写真の男性の背景を見てもわかる通り、朝鮮企業ブースでは自国で企画・生産された「北朝鮮ブランド」の服飾品やカバンも数多く展示されていたということでした。 北朝鮮発のブランドといえば、ひと昔前から、布製の手芸品が主体となった「URINARA」(ウリナラ)がよく知られています。北朝鮮が誇る土産物屋の目玉商品でありつつ、「おかんアート」のような素朴な点が持ち味でした。
現物がないのでイメージ。実物は、このような品物に「URINARA」のロゴが付いてます そして、数ある製品の中で友人が買ってきてくれたのはコチラ。
大きさ比較のために、ライターを置きました このボストンバッグ、素材に関しては輸入と思われますが、れっきとした、北朝鮮ブランドの一つだそうな。大きいほうの朝鮮語は、「オッケドンム」と書かれており、直訳では「肩を並べる友」、意訳すると「竹馬の友」といったところ。その下には「朝鮮賞明貿易総会社」とあります。 言っておきますが、これは決して貿易会社のノベルティグッズなどではありません。つまり「ブランドの名前はオッケドンムじゃ。企画したんはワシらの会社じゃ」と、まんま書いてあるというわけです。 「ハローキティby サンリオ」 みたいなものですかね。 友人はこのセンスに一目惚れし、ほかはそっちのけで即購入したということ。確かにチョソンマニア(※北朝鮮愛好家)が涙を流して喜びそうです。朝鮮人民の実直さ、世間ずれしてなさも十二分にうかがい知れます。 しかし私は、こういうのはチョソンの今後のためにも厳しく対処していきたい。正直、これはどうなのかと。ブランド名をプリントするにしても、もうちょっとなんとかならなかったんでしょうか? 書体とか……。百歩譲って、朝鮮語を読めない人にはオシャレかもしれませんが、「MADE IN D.P.R KOREA」が悪目立ちしている感じです。 ちなみに、チョソンマニアの友人らは私に平壌の絵葉書や各種バッジなどを押し付けてくるのですが、それは大阪人に通天閣の置物をあげるかのごとく無意味です。とはいえ、以前は私も、朝鮮人民に対し前述の「URINARA」を買いそろえてあげたことがあり、その時浴びた冷ややかな視線は忘れられません。なぜ人は、喉元を過ぎると自らも同じ愚行を犯すのでしょうか。 話がそれましたが、製品を見ていきましょう。 中身は結構、大容量。荷物をたくさん入れられそうです。なかなか縫製がしっかりしており、ほころびなどは見受けられません。ジッパーに青いラインをあしらっているのはオシャレです。
持ち手のアクセサリも手を抜かず、自社のネーム入り。
底面の滑り止めも付いており、形は一般的なスポーツバッグと比べて遜色ありません。
そして何より、表面の破壊的センスとは裏腹に芸が細かいのが取っ手の紐。ブランド名がそれぞれ朝鮮語と英語で織り込まれているのですが、労働新聞のタイトルと似た書体で、まさに朝鮮! という感じ。こういうのを前面に出せよと。
ちなみに見えにくいですが、英語のほうはなぜか「アッケドンム」になってます。サムソンをサムスンと読ませているのと同じですかね。 この通り、見えないところではいい仕事をするのに、見えるところで台なしにしているのが北朝鮮らしい感じです。 ただ、持ってみると意外と手になじみました。
スポーティな場面でヒョイと担げて……
電車の中でも自然です。 まさに「肩を並べる友」のブランド名にふさわしいこの一体感、日本で使っても違和感なし! 私自身は浮いているにしても、少なくともカバンは溶け込んでいると思われます。韓国人の多い新大久保では、いろいろと物議を醸しそうですが……。 気になるのは底板がない点と、荷物を限界まで入れたことを想定した場合、持ち運びに不安を感じる点でしょうか。気になる値段は100元(約1,940円)で、可もなく不可もなくといった感じです。 というわけで、今年もあらゆる意味でチョソンブランドに注目していきたいと思います。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>
韓国で爆発的大ヒット「ハニーバターチップ」にささやかれる都市伝説
2014年に韓国で一大ブームを巻き起こしたお菓子がある。その名も「ハニーバターチップ」。韓国の製菓メーカーであるヘテ製菓から定価1,500ウォン(約150円)で8月に発売されて以来、SNSなどの口コミで人気を呼び、発売開始4カ月で136億ウォンの販売を記録。年末までで売上200億ウォンを記録するとみられている。韓国のお菓子業界は月間売上高が10億ウォンを超えればヒット作とされているが、その常識をはるかに凌ぐ大ヒットである。 しかも、コンビニやスーパーでも品薄状態が続き、さまざまなニュースが続出。RAIN、2AMのチョ・グォン、元KARAのニコル、JYJのジェジュンなど人気スターたちがSNSでゲットしたことを明らかにすれば、ネットオークションでは定価の3倍以上で取引されたり、“人質マーケティング”と呼ばれる抱き合わせ販売も横行。韓国の公正取引委員会が問題視して、国会の政務委員会に陳情するほどだ。 ヘテ製菓は製造工場を3交代制の24時間フル稼働体制にしているが、品薄状態はいまだに解消されず。「ハニーバターチップ」の販売店や在庫状況をリアルタイムで教えてくれる「ハニーバターチップ発見アプリ」が登場したり、苦労して注文して宅配業者に配達を頼んだはずの「ハニーバターチップ」16袋入りダンボールが、配達途中で何者かに盗まれるという事件も起きている。 そんな人気商品だけに、SNSでは「ハニーバターチップ」にまつわるさまざまな都市伝説がささやかれている。 「製造工場が過度に稼動したことでショートし、火事になり生産がストップした」「ヘテ製菓が話題作りのために生産量を意図的に調整している」というのは愛嬌があるが、消費者たちを誘惑するために麻薬を隠し味にしているという“麻薬説”、韓国政府が内需を活性化するために数十年間かけて開発した製造法をヘテ製菓に授けたという“創造経済説”、製菓メーカーが談合して仕掛けた商品で収益を分配しようとしている“水増し説”など、呆れて返す言葉もない低次元の陰謀説がまことしやかにささやかれているのだ。 そんな都市伝説の中でもひどいのが、“極右・日本への加担説”だ。「ハニーバターチップは日本の製菓メーカーであるカルビーのお菓子を輸入して韓国風にアレンジしただけで、収益金の一部が独島(=竹島)を日本の領土にするための運動資金として使われると噂され、「ハニーバターチップを買って食べるということは、独島を日本に渡してしまう行為と変わらない!!」という主張が飛び出したのだ。 これには、さすがにヘテ製菓も即対応。「確かにはニーバターチップは日本のカルビー社との合弁会社である“ヘテ・カルビー”が製品を生産している。工場も“ヘテ・カルビー”の所有。そのため収益金の一部がカルビーに支払われるのは確かだが、この製品は我々ヘテが純粋に開発したものであり、ロイヤルティが発生するものではなく、合弁会社に渡る収益金もさほど大きくない。カルビーと独島の関係性もない」と、悪質デマを全面否定している。せっかくのヒット商品が“親日チップ”となれば人気急落となってしまうだけに、ヘテ製菓側も必死なのだろう。 だが、その「ハニーバターチップ」を試食してみると、カルビー社が2012年から期間限定で発売してきた「ポテトチップス しあわせバター」と味が似ている。原材料もほぼ同じ。ヘテ製菓側は「開発に当たり世界200種以上の製品を研究したが、『しあわせバター』もそのひとつであり、カルビーとは合弁会社を作る提携関係なので問題ない」としているのだが……。ハニーバターチップ
ちなみに韓国の消費者たちの一部では「ポテトチップ しあわせバター」も人気を呼んでいるという。試しに韓国のネットショッピングで「ハニーバターチップ」と「しあわせバター」の価格を調べてみたところ、「ハニーバターチップ」はどこにも在庫がなく、「しあわせバター」は送料別途で一袋3,800ウォン(約380円)。日本の定価の3倍以上。ポテチで韓国人をうならせガッポリ儲けるというのも、悪くないかもしれない。羽田空港では、カルビーの「しあわせバター」味が大量に売られている。ハングルも……。
W杯予選敗退、アギーレ八百長疑惑……JFAの醜態が次々と露呈した2014年のサッカー界
2013年の日本サッカー界は暗い話題ばかりだったが(記事参照)、その流れは今年も変わらなかった。そんな厳冬が続いた日本サッカー界を、注目トピックから振り返ってみたい。 ■浦和レッズサポーター「JAPANESE ONLY」問題 3月、Jリーグに激震が走った。埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ×サガン鳥栖戦で、浦和レッズのサポーター3人が「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕をスタンドへの入り口に掲げた。この行為に対し、良識ある浦和レッズサポーターたちが、クラブスタッフに「外すべき」と抗議したのだが、なぜかクラブ側は静観の方向に。その後、欧米系の観客がこの横断幕の写真を撮影したため、慌てて外したものの、この対応が問題視された。結果、Jリーグから、ホームスタジアムでの1試合を無観客試合とする処罰が科せられた。 サポーターの問題行為を見て見ぬふりしたクラブ側の対応の甘さが招いた結果であるが、これは氷山の一角にすぎない。過去にもクラブ内やサポーター関連で警察沙汰の騒ぎが何度かあったものの、そのたびにもみ消していたという話もある。確かに、スタジアムを埋めてくれるサポーターはクラブにとってはありがたい存在ではあるが、それを意識しすぎるがゆえ、何も言えなくなってしまい、結果、レッズは自浄作用が働かないチームになってしまっていたのだ。 この事件をきっかけに、果たしてクラブとサポーターの関係が正常化するかどうか。来年も注目していくべきだろう。 ■ザックジャパン惨敗 “史上最強”と煽られてFIFAワールドカップ2014ブラジル大会に臨んだザッケローニ監督率いる日本代表だが、まさかの1分け2敗でグループリーグ最下位に。最大の敗因は、完全なコンディション調整の失敗だ。 大会1カ月前、5月21~25日に行われた鹿児島・指宿で行われた強化合宿のハードさは、サッカー関係者の間でも話題になった。6日間のうち4日間を午前と午後の2部練習に充て、酷暑の中で体力強化を図るというプログラムで、メリハリもなく、常に負荷をかけ続けた。その後のアメリカ合宿でも、それは変わらず。ケガ人ばかりの代表メンバーには疲労がたまり、ケガが悪化するのは目に見えていた。 また、日本サッカー協会(JFA)に対する非難の声も上がっている。というのも、ジーコジャパンの時も、“ジーコ流”のコンディション調整で失敗したからだ。その後の岡田武史前監督は、採血や尿検査も行い、日本の医学を結集して、それが勝利につながった。にもかかわらず、今回はそれを引き継がず、またも“ザック流”を容認した意味が分からない。これでは、JFAにはイエスマンしかいないと思われても仕方ない。 そのJFAが、2014年の最後に、とてつもない爆弾を落とした。 ■日本代表監督のハビエル・アギーレに八百長疑惑 10月初旬、スペインサッカー汚職防止検察機関が、日本代表監督に就任したばかりのアギーレ監督が、スペインリーグで八百長に関わった可能性があるとして、捜査をスタートしたのだ。 アギーレ監督は、自身が金を受け取り、何か指示したというわけではなく、八百長に使うための金を捻出する“マネーロンダリング”に関わった疑いがもたれている。当初は、静観していたJFAだが、12月に入り、事態は急転。スペインの検察当局が、アギーレ監督を告発。これをバレンシア裁判所が受理した場合、アギーレ監督は、裁判に出廷するために、スペインと日本を往復する必要が出てくる。白か黒かは別として、日本代表監督のスケジュールが裁判に左右されるという、異例の事態になってしまう可能性が高まった。 アギーレ監督を招へいした張本人であり、現在はJFA専務理事に出世した原博実氏は「受理された場合、今後は白紙」と態度を急変させ、解任の可能性をにおわせている。この八百長疑惑だが、アギーレ監督が日本代表監督に就任する前からうわさになっていたらしい。くだんの試合は、あまりにも無気力だったために、「おかしい」という声が上がっていたのだ。こういった情報をキャッチできずに、“ワールドカップやリーグで結果を出している優秀なアギーレ監督をゲットできた”と舞い上がって契約してしまったJFAには、ほとほとあきれる。 2014シーズンを象徴するようなオチで、サッカー界の1年は締めくくられたが、果たして来年は明るい話題が期待できるのだろうか――。 (TV Journal編集部)
「キャンパス内売春」の次は、違法薬物売買 中国で大学教員や学生が一斉摘発!
中国遼寧省瀋陽市で、驚くべき場所が違法薬物の売買拠点となっていたことが判明した。12月19日の「東北新聞網」によると、同市の芸術系大学で教員を務める女が、違法薬物の使用および売買の容疑で逮捕された。彼女は大学キャンパス内で、同僚や学生相手らに覚せい剤を密かに販売していたのだ。この事件では、別の教員2名と学生8名も、使用および売買に関わった疑いで逮捕されている。 逮捕された学生らは、いずれも教員の女に勧められたことがきっかけで、初めて違法薬物に手を染めたものとみられる。逮捕された学生の保護者は、「私の息子の一生は、この教員によってめちゃくちゃになった」と述べている。 ジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャンが薬物使用で逮捕されるなど、薬物汚染が深刻な社会問題となっている中国。2014年9月からは公安部が「100都市違法薬物撲滅運動」を展開しており、瀋陽市もこの運動の重点都市のひとつであった。 中国版Twitter「微博」にも、この件に関する多くの書き込みが寄せられているが、「極刑を望む。教育者が薬物を生徒に教えていたのなら、自身が常習者である可能性も高いし、自分の子どもにも薬物を与えかねない」「中途半端な罰じゃダメだ。本当に厳しく裁いてほしい」といった意見が大半を占めている。 教員という立場を利用し、学生を巻き込んだ女には、死刑を含めた厳罰が下される可能性が高いが、薬物売買にとどまらず「犯罪に手を染める教員が増えている」と話すのは、広東省地方紙社会部記者だ。 「生徒の評価に絡み、教員は生徒や親から袖の下を受け取っており、多額の灰色収入があった。しかし、習近平の反腐敗運動で袖の下が禁止され、教員の実収入が減少している。そんななか、モラルが低下した教員らによる犯罪が増えている」 湖北省武漢市では昨年、大学キャンパス内にあるホテルが白昼堂々、売春営業を行っていたことが明らかになったばかり。教育の現場が、犯罪の隠れ家となっているとは、皮肉な話だ。イメージ画像(Photo By Kevin Dooley from Flickr.)
失業か、共産党入りか、“ブラック議員”の下へ就職か……衆院選で路頭に迷う「議員秘書残酷物語」
「また一段と厳しくなりました。困りましたよ。なんであんな時期に解散なんてするんですかね」 こう語るのは、11月まで、ある野党衆院議員の公設秘書をしていた男性だ。衆議院は11月21日に解散し、総選挙となったが、解散と同時に議員は失職。秘書も同様に失職し、議員が当選しなければ、新たに“就職先”を見つけなければならない。この秘書の“上司”、つまり議員は落選した。年の瀬、真っ暗闇をさ迷っているという。 12月17日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に「国会秘書を緊急募集」の告知が掲載された。共産党は公示前の8議席から21議席の大幅増で秘書が不足し、急きょ募集となったわけだが、規定は「党員であること」。他党の秘書で失職した者にとっては、“就職先”が狭まったことを意味するのだ。 秘書は、政策、公設第1、第2の3人が公費、つまり税金で雇うことができる「公務員特別職」で、そのほかに私設秘書は議員が独自に雇うこととなる。つまり、これまで議員だった人が10人落選して新人が10人増えれば、最低30人の秘書が入れ替えになる。公設は一定の給与基準があるが、私設はバラバラ。また、公設であっても議員によって職場待遇はまったく変わる。 この半年ほど再就職先を探していた元衆院議員秘書は語る。 「小選挙区制度によって、ガラガラと議員が入れ替わる選挙が続きました。いわゆる小泉チルドレン、小沢ガールズ、安倍チルドレンたちの多くは、秘書の評判も悪かった。とりわけ、安倍チルドレンは最悪で、1カ月ごとに秘書が辞めて、常時秘書不足の議員もいました。そういうリストは永田町に出回っていて、“ブラック議員”と呼ばれでいます」 そんなブラック議員が軒並み当選し、安心できる議員が何人も落選。数こそ少ないものの、また新人議員も入ってきている。 「給料が安かったり、早朝から夜遅くまで働かされたり、カネ集めばかりやらされたり……。それでいて、自分はラクばかりしようとするのがブラック議員です。そんな連中ばかり増えるようだと、秘書家業からの転職を考えなければいけないのかもしれません」(同) しかし、年齢が上がれば、なかなか再就職は難しい。秘書受難の時代は続く……。















