女性の6割が「婚前契約書が必要」!? 嫁姑問題で殺人も……韓国の過酷すぎる“夫の実家”事情

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 「浮気をしても怒らない」「離婚しても財産分与はしない」「暴言、暴行は禁止」。結婚を控えた2人が、そんなさまざまな約束事を取り決める“婚前契約”。ハリウッドスターなどの海外セレブの間では浸透して久しいが、日本ではまだまだなじみが薄いだろう。一方、韓国では最近、婚前契約書が必要と考える人が増えている。  1月上旬に韓国のある結婚情報会社が調査したところによると、20~30代の未婚女性(383人)の63.2%が、婚前契約書を「必要」と答えている。その理由は、「互いの人格を尊重するため」という声が最も多かったものの、次点には「平等な財産分与のため」「養育費のため」と、離婚を視野に入れた回答が続いた。  それも当然だろう。韓国の離婚率は1,000人当たり2.3件と、日本の1.9件に比べて非常に高い(総務省統計局「世界の統計2014」参照)。さらに、熟年離婚が年々増加しているという現実もあり、特に女性の場合、50歳以上の離婚件数が10年前に比べて141%にも増加している。  そんな“将来の保障”ともいえる婚前契約だが、すべてが法的に有効かというと、そんなこともない。情治国家などと揶揄される韓国にも、法の縛りは存在する。  例えば、「離婚の際、(妻側が)慰謝料と財産分与請求のすべてを放棄する」と婚前契約を交わした夫婦の離婚訴訟を見てみよう。夫の不倫が原因で離婚することになったこの夫婦だが、夫側は5年前に作成した婚前契約書を裁判所に提出し、「慰謝料と財産分与金は払えない」と主張。お互いが納得して婚前契約を交わしたわけだから、当然といえば当然だ。  しかし、裁判所は夫に「慰謝料1500万ウォン(約150万円)、財産分与金9,800万ウォンの支払い」を命じている。裁判所いわく、「夫婦は自由に財産に関する契約を採択できるが、だからといって婚姻の本質や夫婦平等、社会秩序に反する内容は許されていない」。いかに婚前契約を交わしたとしても、“公序良俗”に反する内容は認められないというわけだ。    そんな事情もあるからか、韓国では女性の結婚意識が年々下がっている。韓国統計庁の調査結果によると、未婚女性で結婚を望んでいる人は、わずか38.7%。女性の結婚離れが加速する原因としては、根強い嫁姑問題を挙げることができるだろう。  というのも、“祝日症候群”に悩まされる妻たちが増えているからだ。韓国では、日本のお盆に当たる秋夕(チュソク)に夫の実家に帰省するのが一般的で、親戚一同が集まり、祭事(チェサ)と呼ばれる儒教式の先祖供養が行われる。妻たちはそこで、チヂミやナムルなどの伝統料理を大量に作る作業に加え、掃除、皿洗いと、数日間にわたって朝から晩まで過酷な家事を強いられる。それが苦痛で仕方がないため、祝日を前後して頭痛やめまい、不眠症、うつになる人が多いというのだ。ストレスから“祝日症候群”に陥った嫁と姑が揉めて、殺人事件まで起こっているというのだから笑えない。    結婚後の複雑な問題を未然に防ごうと、婚前契約を求める韓国の未婚女性たち。婚前契約が密かなブームとなりつつある背景には、気の毒な結婚事情があるようだ。

厚労省関係者からも批判が……食品異物混入騒ぎの“過熱報道”で、何が起こっている?

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 ハンバーガーショップの大手・マクドナルドで商品に人間の歯などが混入していたことで、異物混入騒動が拡大するばかり。コンビニエンスストアのセブン-イレブンの弁当にプラスチック片、ロッテのガムにハエなど、次から次へと報告されるようになっている。  この事態に厚生労働省が管理や指導の徹底を通達したが、同省関係者からは「メディアが大騒ぎしすぎ」とマスコミの過熱報道に批判が向いている。 「異物混入は今に始まったことではなく、以前から報告が続くもので、言わば“起こりうるトラブル”。多くのマスコミは毎年の報告例すら見ていないのでは。報告が遅かったと責めていた記者もいましたが、詳しい調査によって半年後の報告もあったりはする。それが今回、遅い遅いと叩かれたため、企業の調査途中での報告が相次ぐようになった。なるべく起きないように努力するのは当然ながら、過剰な批判が何を招いているかわかっているのか」(同)  1月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でも、ワタミグループの宅配弁当「ワタミの宅食」で、過去に「弁当の中から金属製のネジなどの混入騒動が発生していた」と報じられたが、これも厚労省の関係者によると「過去のことまで引っ張り出すなら、それこそ食品医薬品安全庁に届いた報告例は山ほど。ワタミはブラック企業として叩かれている企業なので、読者が乗りやすいというミエミエの記事にも見える」とする。  一連の過熱報道には便乗するイタズラも続出しており、先日は店頭に陳列されているスナック菓子の箱につまようじを突き刺して入れる動画がYouTubeに投稿されたり、フジテレビのバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(10日放送)では、餃子の王将から買ってきたチャーハンの中から金属製のチェーンを引っ張り出すパロディも放送された。  他局の制作会社プロデューサーからは「実はウチでも人気芸人の冠番組で、芸人のアイデアで、ホットドッグから生きた猫など、物理的にありえないものが次々に飛び出すコントの案が出されたけど、却下した」という話が聞かれた。  こうした騒動は飲食業界にとっては深刻で、ラーメンチェーンでは「13日に、騒動に便乗したトラブルも起こった」という。 「ラーメンに『陰毛が入っていた』と騒いだ客がいて、店内の防犯カメラを確認したら客自らが入れたものと判明。こういう嫌がらせが一番怖い。たまたまカメラに映っていたから運が良かったものの、そうでなければ返金はもちろん、菓子折りを持って謝罪に行かないとネット上で何を書かれるかわからない怖さがある。薄利多売で経営している店側にとっては非常につらい」(同社役員)  企業によっては現在、工場の稼働を一時停止して工程の見直しをしたり、監督者を増やすなどして防止策に大きな経費と労力を払う傾向が強まっており、その分の利益減の予測から「今年のボーナスは大幅カットになる」と嘆く社員も出てきている。異物混入を直接的に批判するだけの報道には、ネット上でも疑問視する声が増えている。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)
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メンテナンス不足による死亡事故発生も……中国“暴走”エレベーターに有料化の波!?

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「食堂を利用する者は、エレベーター利用時に5元(約95円)を支払うこと。払わない者は、階段を利用すること」  1月6日付の「中国都市時報」によると、雲南省昆明市にある雑居ビルにこんな張り紙が出現した。ビルの管理会社によると、5階と20階にある食堂を利用する子どもと保護者の増加により、エレベーターのメンテナスに、かなりの費用がかかっているため、このような措置に出たとしている。  一方、食堂の運営会社によれば、毎年3,000元(約5万7,000円)を施設管理費として管理会社に支払っており、エレベーターの管理費もこの中に含まれているとして有料化に反対しており、両者の主張は平行線をたどっている。  展望台でもない、ただの雑居ビルのエレベーターを有料化してしまおうとは、なんとも大胆だが、上海市の日系不動産会社の男性社員(37歳)は、中国特有の事情をこう話す。 「中国製のエレベーターはそもそも粗悪でもろい上、利用者も乱雑な扱いをするため、エレベーターのメンテナンスにかなりお金がかかるんです。マンションでも、管理費の一部としてエレベーター使用料を住民から徴収している。物件によってはエレベーターでの移動距離が長い、高層階に住む人ほど、負担額を高く設定されているところもあります」  なるほど、エレベーターも交通機関の一種というわけか……。しかし、有料でもメンテナンスが正しく施されるなら、歓迎すべきかもしれない。 「悪質なビル管理会社には、コストを惜しんで業者にメンテナンスを委託していないところもある。中国では、死亡事故を含むエレベーターのトラブルが頻発していますが、安全点検やメンテナンスが正しく行われていなかったものが多い」(同)  中国では健康よりも命を守るため、エレベーターを降りて階段を使うべし!?

「日本のマスコミに知らせて!」“ナッツ姫”騒動で揺れる大韓航空社内を飛び交う怪文書

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Wikipediaより
 “ナッツ姫”として世間を騒がせた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長の横暴ぶりが、次々と暴露されている。元客室乗務員からは「自分が気に入らない部下に暴力を振るうのが日常的だった」と、ブラック企業ばりの勤務態度を明かされたりしているが、実は東京にある日本オフィスでも、社員の間で密かに前副社長の“愚行”がささやかれているという。社員のひとりによれば「よくやりとりをしている韓国のスタッフから、前副社長の悪いウワサが書かれたメールが頻繁に送られてきている」というのだ。  その気になる中身だが、「整形代金の支払いで揉めた過去がある」という話も書かれていると社員。 「美容整形に通いながらも“イメージ通りではなかった”と何度もやり直しをさせた挙げ句、支払いも拒んで、医師から会社に苦情の電話が入ったことがあったそうです」(同)  整形大国である韓国だけに、整形自体は驚くような話ではなく、前副社長の夫もソウルの整形外科院長。整形話自体すでに韓国誌でも報じられており、こちらは過去、整形の疑いがある美人社員に『整形などせず、実力で勝負するべき』と説教をしていながら自身は整形を重ねていたという内容だった。  前出の社員によると「ほかにも『カナダ人の貿易商社マンにしつこく言い寄ってフラれた』などと不倫未遂疑惑の話もあった」という。さすがにこのレベルになると信ぴょう性は高くはないとするものの、学生時代から同級生に使い走りを命じていた強烈な性格が伝えられるなど過去の素行の悪さが伴い、“根も葉も”なゴシップが広まりつつあるようだ。  今回の事件は、自身が乗った機内で女性客室乗務員のナッツの出し方に激怒、離陸を遅らせたものだが、航空保安法違反などの容疑で逮捕され、国中から非難を浴びている。ただ、その背景には財閥「韓進グループ」の会長の長女で、入社わずか6年半で要職に就くなど創業者一族が極端に優遇されてきた社会の在り方に対する不満がある。  前出の社員も「韓国スタッフから送られてきたメールの中には、近いうちにベッド写真が流出するらしいという、明らかにウソっぽい話も書かれていましたが、その中に『連中の特別扱いを許すな』との意見もあって、内容よりもいかに一族の役員が嫌われていたかが分かる」と話す。  ナッツ姫の横暴は、韓国経済界が財閥に支配されている実態と、それに対する国民の嫌悪感を浮かび上がらせたものとなっている。社員からは話にあった一部メールを見せてもらったが、その中には「日本のマスコミにも知らせてください」という一文があった。隣国に恥を晒す話ではあるが、今回の件に限っては“特例”なのかもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)

「チャン・グンソク以外にも3~4人いる」相次ぐ人気スターの脱税問題で揺れる韓国芸能界

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 韓国芸能界が脱税問題で揺れている。その口火を切ったのは、日本でも人気の韓流スター、チャン・グンソクだ。1月14日、韓国の一部のメディアが、「チャン・グンソクの個人事務所が韓国の税務当局から脱税を指摘され、100億ウォン(約10億9000万円)の追徴金を支払った」と報じたことにより、韓国芸能界にはびこる脱税問題が大きく問題視されている。  そもそも韓国芸能界では、以前から人気スターの脱税がしばしば起きてきた。  例えば俳優チャン・ドンゴンの妻で人気女優のコ・ソヨンは、2007年に脱税の嫌疑をかけられ有罪判決を受けているし、“韓流スターの元祖”であるヨン様ことペ・ヨンジュンも、05年と11年に所得税に関連して21億ウォンの追徴課税を受けた。ヨン様はそれを不服として、課税の取り消し訴訟を起こしているが敗訴している。  11年には“国民的司会者”として絶大な人気を誇ったタレントのカン・ホドンが、同年5月に申告した所得税に脱税の疑いがあるとして、韓国国税局から7億ウォンの追徴課税を受けた。同じく11年には、映画『カンナさん大成功です!』やドラマ『サイン』などの主演で知られる女優のキム・アジュンが、過去4年間にわたって所得税など一部の申告漏れがあり、6億ウォンの追徴課税を受けている。  最近では、超人気女優ソン・ヘギョの脱税も発覚している。ソン・ヘギョといえば、ドラマ『秋の童話』でブレークして以降、『オールイン』『フルハウス』『その冬、風が吹く』など数々のヒット作で主演している売れっ子だが、昨年8月に脱税が発覚。08~11年まで支出経費の領収書などを添付せず申告し、約25億ウォンも脱税していたことが明るみになり、国中から非難された。  何しろ韓国で脱税は、“兵役の不法回避”や“麻薬常用”と並んで「韓国国民たちが最も反感を抱く3大犯罪」のひとつとされているのだ。ソン・ヘギョは追徴課税金も含め38億ウォンを納付し、謝罪会見を開いたが、国民たちは許さなかった。  清純なイメージで化粧品、飲料水、宝飾品などのCMモデルとしても活躍していた彼女だったが、人気はガタ落ち。インターネット上ではソン・ヘギョが出演する広告の放送中止を求める署名運動が起き、2日間で2000人の署名が集まった。ネット上では今も、彼女を「ソン・ダルセ(脱税)」と皮肉る書き込みがあるほどなのだ。  そんな中で新たに発覚したチャン・グンソクの脱税疑惑。追徴課税金を支払ったとはいえ、事態を重く受け止めたグンソク側は、すでに収録を済ませていたバラエティ番組から降板することを発表。今後の芸能活動にどれほどの影響を及ぼすか、注目が集まっている。ちなみにカン・ホドンは脱税発覚後、悪化した世論を沈静化するために1年間、芸能活動を自粛している。  しかも、韓国の一部報道によれば、チャン・グンソク以外にも国税庁から税務調査を受けて巨額の追徴金を支払った芸能人が3~4人いるというのだ。はたして、新たな“脱税韓流スター”が出てくるか。韓国芸能界のスターたちは戦々恐々としている!?

イケメン枠? 組織票? 内田篤人がブンデス今季前半戦MVP投票2位の“怪現象”

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『an・an特別編集 2015年 内田篤人カレンダー』マガジンハウス
 サッカードイツプロリーグ・ブンデスリーガ公式サイトのファン投票で、シャルケの内田篤人が前半戦MVPの2位に選出された。1位に輝いたフランクフルトのアレクサンダー・マイヤーは、全票数の57.27%を獲得。それに続き内田も25.07%と、3位のウォルフスブルク、ケビン・デブロイネの4.94%に圧倒的な差をつけた。  しかし、今シーズンの内田は、確かに好調をキープしているものの、バイエルンのアリエン・ロッベン(2.78%)、バロンドール最終候補にも選ばれたマヌエル・ノイアー(2.40%)と比べて上というのはありえないと、ファンから不満の声が上がっている。 「内田選手のヨーロッパでの評価は、日本でのイメージよりもはるかに高く、ACミランの本田選手よりも上です。さらに、その甘いマスクと献身的なプレーで、人気は相当なもの。しかし、2位というのは、いくらファン投票による結果でも、納得がいかないという意見がほとんど。明らかに何かしらの“力”が働いていると、誰もが感じたでしょうね」(スポーツライター)  内田は、昨年のブンデスリーガ年間ベストイレブンにも、ドイツの至宝フィリップ・ラームを差し置いて選出されている。ケガによる長期離脱をして、全34試合中22試合の出場にもかかわらずだ。2年連続のこの結果に、さすがに日本のファンも呆れているという。 「Twitterが原因です。シャルケの公式Twitter日本語版が、内田への投票を呼びかけ、それがリツイートされ、あまり知らないファンが、とりあえずで投票してしまったことがこの結果を生んだとみられています。これには、日本のファンからも『恥ずかしい』『もはや内田がかわいそう』『顔だけファンは反省すべき!』などと、痛烈な批判が集まっています。当の内田選手本人が気にしていないといいんですけどね」(同)  2位という結果が不自然だとしても、ここ数年の内田の安定した活躍ぶりには目を見張るものがあるのは確か。今は、右膝の古傷を痛め欠場してはいるが、後半戦で更に結果を出し、実力で今度は1位を獲得してほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)

厚底靴にハイヒール、ミニスカートまで! 北朝鮮“ファッションの自由化”が加速中!?

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平壌で見かけた女性。中国のファストファッションのような雰囲気
 北朝鮮はまだまだエボラによる鎖国が続く状況ですが、今回は北朝鮮における、特に女性のファッションの流行についてお話ししたいと思います。  昨今、北朝鮮の男子大学生は全員、金正恩第一書記と同じ髪形にしなければならないといった報道があるなど、北朝鮮では人民の髪形や服装から、何から何まで当局が口を出すというイメージがあると思いますが、それは事実ではありません。  確かに過去、美容院に「女性はパーマをあてなければならない」という金正日総書記の「教示集」が置いてあったり、90年代には女性はズボンをはいてはならないなどの決まりがありましたが、昨今では自然発生的に流行が生まれては廃れるのを繰り返しているようです。ここ数年では、中国製品の影響も多く受けているようです。  ここ数年は「アムラー」のような厚底靴がはやりましたが、昨夏にはすでに消え去り、ハイヒールが主流となっていました。また、膝丈のミニスカートも容認され始めました。ただ、あまりに露出が多かったり、「風紀を乱すような」場合は当局より指導が入り、以後禁止されます。
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ヘビ皮模様(右)のような思い切ったアイテムも
 やはり流行の発信源には「ファッションリーダー」がいるようで、第一書記の夫人である李雪主氏を筆頭に、モランボン楽団のスター歌手や映画女優、世界大会で好成績を残しているスポーツ選手のファッションを真似しているようです。昨年9月に行われた「年度ファッションショー」では、そのような最先端のテイストが集約されていましたが、高麗航空の中で見かけた女性もこのような感じでした。  こうした女性たちの目まぐるしいファッションの変遷は、意識の変化と関係しています。北朝鮮の婚姻率は日本に比べると断然高く、女性は基本的に20代前半、遅くとも30歳までには結婚しますが、昨今では晩婚化が進んでおり、「男の世話で苦労させられるくらいなら、独身でいたほうがいい」と娘に助言する母親も増えています。というのも、“国民総共働き”で専業主婦が存在しないにもかかわらず、家事育児のほとんどを女性に課せられる風潮が根強いため、自分と同じ苦労をさせたくないという親心のようです。 「家事育児は、“慈しむ性”である女性が担当すべき」と話す女性幹部もいましたが、本音はツラそうでした。そのような古き女性性からの解放を目指す動きと、ファッションの開放が比例しているのかもしれません。  ちなみに私も結婚適齢期に差し掛かっているため、訪朝するたびに人民たち(赤の他人含む)から「その年で未婚とはこれいかに」などと無理問答を食らっており、そろそろ発狂しそうなので、次回までには結婚しておかなければと思っています。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

中国・北朝鮮国境に風雲急! 脱北者による強盗・殺人事件続発で“弱腰”中国政府に国民ブチ切れ

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 昨年12月27日夜、北朝鮮との国境沿いに位置する吉林省延辺朝鮮族自治州の村で、越境してやって来た北朝鮮の脱走兵に4人の住民が射殺される事件が発生した。脱走兵は中国側の軍や警察と銃撃戦となり死亡したが、動機や詳細については「現在も調査中」(地元公安)とされている。中朝両国は、事件処理に関する協議を行っているとみられるが、中国側は「刑事事件として処理する」と、外交問題として扱わないことを示している。  しかし実は、この村では同様の事件が昨年9月にも発生している。「新京報」によると、9月3日深夜1時半、北朝鮮から来た男が民家に押し入り、3人を殺害。金品を奪い、再び北朝鮮国内に逃亡したところを、国境を警備していた北朝鮮兵士に逮捕された。  被害者遺族によると、北朝鮮当局経由で中国当局に金品の返還があったが、犯人のその後の処遇については何も知らされていないという。同紙もこの件について、地元当局と警察に取材を申し入れたが、返答は得られなかったようだ。  この村以外でも、中朝国境地帯では、越境してきた北朝鮮の兵士や住民による、窃盗や強盗などの事件が頻発している。  北からの越境者による相次ぐ凶悪事件に、中国のネット住民たちは、怒り心頭の様子。中国版Twitter「微博」では、 「北朝鮮はごろつき国家。朝鮮戦争時代の恩を仇で返すとは」 「昔は日本が一番嫌いだったけど、今は北朝鮮が一番嫌い!」 といった書き込みが相次ぎ、北朝鮮に対する反感が高まっていることがうかがえる。  しかし、それ以上に高まっているのは、自国政府に対する弱腰批判。同じく微博上には 「あんな小国を相手に、政府は何を遠慮しているのだ?」 「遺憾の意を表明して終わりだね。いつものパターンだ」 「政府は中国国民には虚勢を張ってるくせに、外国に対してはビビってて、挙げ句には自国民も守れないなんて恥ずかしくないのか?」 といった辛辣な発言も見られる。  中国丹東市と北朝鮮新義州市では、2013年12月、中朝を結ぶ3本目の橋となる新鴨緑江大橋の建設も進められていたが、中国との太いパイプを持っていた張成沢が処刑されて以降、頓挫している。かつては「血の盟約」と呼ばれた両国の関係だが、中国としてもこれ以上、問題児に付き合いきれない!? (文=牧野源)

妊娠するまで“ヤリ放題定額制”も!? 一人っ子政策緩和の中国で、卵子を売るJK・JDが出現

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顧客との面接にのぞむ卵子提供者たち
 昨年、タイで多数の女性に代理出産させていた20代の日本人男性が、子どもの親権をめぐり、代理母となったタイ人女性たちから提訴された。  一方、お隣中国では、10代から20代前半の若い女性たちの卵子を3~10万元(約57~190万円)で仲介する違法業者が存在することが、中央電視台(CCTV)の潜入取材によって明らかになった。  この業者は、インターネットを通じ、卵子提供候補者の女性たちの写真のほか、それぞれの学歴や趣味、卵子の金額などが書かれた資料を顧客に提供。その後、顧客は彼女たちと面接をした上で、卵子提供者を選べるシステムになっていた。業者によると、その多くは現役の女子大生。さらに、クレジットカードの支払いのために卵子を提供することを決めたという18歳の高校生も在籍していることが、取材によって判明している。  卵子提供者が決まると、闇医者の手によって卵子を採取。クライアントの精子を体外受精させた上で、別の代理母の子宮に移植していた。代理母の確保に当たっては、複数の代理母仲介業者と業務提携をしていたという。
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卵子提供者の女性の資料。健康状況や生理周期などが書かれ、『こんなにいい種、欲しくないですか?』との宣伝文句も
 代理母となるのは貧困にあえぐ農村部の女性であることが多く、仲介業者の中には「男児出産保証100万元(1,900万円)定額」などとうたうところもあったという。代理母が女児を妊娠した場合には中絶し、男児を身ごもるまで人工受精を続けるというわけだ。  不健全極まりない卵子提供・代理母ビジネスの背景について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏はこう話す。 「中国ではここ数年の間に、一人っ子政策が段階的に緩和されたことで、第二子を望む夫婦も増えている。ただ、中にはすでに女性のほうが妊娠適齢期を過ぎたというカップルも多く、こうしたサービスへの需要も高まっている。昨年1年間だけ見ても、1万人以上の新生児が、代理母による出産だったともいわれている。医療水準の低い農村部だと、医者の力など借りず、『妊娠するまで自然受精でヤリ放題』という契約もある」  この国に、倫理という言葉は通用しないのか……。 (文=牧野源)

「投高打低すぎる」韓国プロ野球が生んだ“25億円メジャー男”カン・ジョンホは本物か

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ネクセン・ヒーローズ公式サイトより
 シーズンオフ中の野球界だが、お隣・韓国では野球の話題で大いに盛り上がっている。韓国プロ野球のネクセン・ヒーローズで活躍してきたカン・ジョンホのメジャーリーグ進出が、いよいよ決定的になったためだ。ポスティング申請してメジャー進出を目指したカン・ジョンホを、500万2,015ドル(約6億円)で応札したのはピッツバーグ・パイレーツ。アメリカ発の情報によると、パイレーツはカン・ジョンホに「4年総額1,600万ドル(約19億円)+オプション契約1年」の高待遇を提示し、ほぼ合意に達したとされているのだ(15日時点)。  この大型契約に、韓国のメディアや野球ファンたちは「期待値の表れ」「破格待遇」と大喜び。ピッツバーグ・パイレーツの昨季のチーム年俸総額は7,800万ドル(約92億円)に満たず、MLB30球団中26番目というスモールマーケットのチーム。それでもメジャー経験のないカン・ジョンホにチーム8番目の年俸を提示したということは、それだけ期待が大きい証拠というわけだ。  韓国球界がうれしさを隠せない理由は、ほかにもある。前述の高待遇が現実のものとなれば、カン・ジョンホはポスティング入札金を合わせて総額2,100万ドル(約25億円)でメジャー進出することになるが、その金額は日本人メジャーリーガーたちのそれと比較しても、遜色ないからだ。アジア人野手としては、2000年末に3年総額2,712万ドル(約32億円)でシアトル・マリナーズ入りしたイチロー、3年総額1,432万ドル(約17億円)でミネソタ・ツインズに進出した西岡剛に次ぐ、3位の好条件。  「イチロー、西岡は3年契約で、青木宣親は2年契約だったが、カン・ジョンホは4年契約。潜在能力が高く評価された。特に近年は日本人野手たちの失敗が多発しているにもかかわらず、今回のような高額条件を得た意味は大きい」(ネットメディア「OSEN」)と報じるところもあれば、同じく遊撃手でFA権を行使してメジャー進出を目指すも断念した鳥谷敬を引き合いに出しながら、「韓日の遊撃手、喜悲分かれる」(「イルガン・スポーツ」)と報じるメディアもある。  第1回~第2回WBCで韓国代表を率いたキム・インシク監督も、カン・ジョンホと鳥谷の明暗を目の当たりにして、「もはや韓国打者たちのレベルは、日本に追いついた」と誇らしげに語っているほどなのである。  確かに、カン・ジョンホの潜在能力は魅力的だ。名門・光州第一高校時代は投手兼捕手で活躍し、捕手としてドラフト指名され、06年に高卒でプロ入り。プロ入り後は強肩と守備のうまさを買われて遊撃手に転向。以降、12年からは3年連続してゴールデングラブ賞に輝いている。高校時代から定評があった打撃も素晴らしく、昨季は3割5分6厘・40本塁打・117打点を記録。遊撃手でありながら長打力も備えていることで「Aロッド(アレックス・ロドリゲス)」ならぬ、「Kロッド」の異名も取った。また、アジア大会で2度目の金メダルを手にしただけではなく、所属するネクセン・ヒーローズを史上初の韓国シリーズに導き、プレーオフMVPにも輝いている。その年齢(27歳)を考えれば、まだまだ伸びしろがありそうな逸材だ。  だが、不安もある。昨季の韓国プロ野球は、規定打席到達打者55人のうち36人が打率3割以上という極端な“打高投低”で、カン・ジョンホの打率はリーグ4位と、米移籍当時のイチローや西岡のようにリーグ内で傑出していたわけではない。  さらに、カン・ジョンホが所属したネクセンの本拠地スタジアムの左中間最深部は113メートル。125メートルもあるパイレーツの本拠地PNCパークでも、本塁打を量産できるとは限らない。  韓国人野手でメジャーで成功しているのは、テキサス・レンジャーズのチュ・シンスくらだが、そのチュ・シンスは高校卒業後にアメリカに渡り、4年間のマイナー生活を経て05年からメジャーリーガーになった。カン・ジョンホのように、野手が韓国プロ野球を経験してメジャーに挑むのは、初めてのケースなのだ。  高額条件は話題になるが、それは決してレギュラー確保や成功を約束するものではない。案の定、アメリカの一部のファンやメディアの間では「年俸400万ドルのバックアップ内野手」との陰口もささやかれているという。「鳥谷よりも評価された」「アジア遊撃手の誇り」と浮かれている韓国の野球ファンたちが、冷や水をかぶることにならなければいいのだが……。