これまで“優等生横綱”といわれていた大相撲の横綱白鵬に一転、逆風が吹き荒れている。 原因は、優勝力士が行う一夜明け会見で公然と審判批判をしたことだ。白鵬は13日目の稀勢の里との取り直しについて「子どもの目でもわかるような相撲。もっと緊張感を持ってやってもらいたい」と審判部にダメ出しした上で「本当に肌の色は関係ないんだよね。土俵に上がって、まげを結っていることが日本の魂なんですよ。みんな同じ人間です」と、協会内の人種差別をにおわせた。 角界関係者は「審判部批判よりも問題なのは、差別発言したこと。協会には数百件の抗議電話があった」と話す。 確かに、ここ数年は白鵬が“強すぎる”あまり、番狂わせを期待し、相手力士を応援する観客が増えている。一昨年の九州場所では、白鵬が稀勢の里に負けた際に万歳三唱が巻き起こり、遠藤との取組時には遠藤コールが飛んだ。 「肌の色」発言は、そんな日頃のうっぷんが爆発してしまったことによるものだろうが、白鵬を知る人物いわく「かねてから素行面でも問題があった」という。“問題横綱”で同郷の朝青龍が引退してから、角界を1人で引っ張ってきたという自負が慢心に変わり「ちょっと勘違いするところがあった。記者の質問に機嫌が悪くなり、取材を早々に切り上げることも。彼に注意できる人が周囲にいないことも大きかった」(同)という。 別の関係者も、声を潜めて重大証言する。 「タニマチ付き合いも、どこかよそゆきなんですよね。過去にはある後援会がご祝儀を出したのに、横綱からお礼の言葉もなかったことに腹を立て、その後、後援会は解散している。角界は実力もそうだが、そういう人間関係が大事。白鵬が無敵の横綱になれたのも、周囲の資金的なバックアップがあったからこそ。単なる腕っぷしだけで、あそこまで上り詰めることはできない」 その白鵬は3日、千葉・成田市の成田山新勝寺の節分会(せつぶんえ)に参加したが、ここでも取材はNG。いまだ報道陣の前では、舌禍事件について釈明していない。このままでは、優等生横綱からヒール横綱になってしまいそうだ。『白鵬のメンタル』(講談社)
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掃除のおばちゃんがスーパーでヘロインを密売!? 中国各地で広がる、中高年の麻薬汚染
今月中旬に旧正月を迎える中国は今、年越しの忙しくも明るい雰囲気にあふれている。そんな中、中高年を取り巻く暗いニュースが続き、社会的な問題になっている。2月6日付の「銭江晩報」が伝えた。 ある地方の大型スーパーで、複数の男が一斉に掃除のおばさんを取り囲んだ。さっきまで床を拭いていた女性だ。周囲がざわつく中、男の一人がおばさんに手錠をかけた。 「私服警官だ!」 仕事帰りの人でにぎわう夕方の大型スーパーは騒然となった。おばさんはヘロインの小袋を所持しており、掃除の棚からも30gのヘロイン、5,200元(約10万円)相当が見つかった。掃除のおばさんは「ヤクの売人」だったのだ。 59歳の劉おばさんがヤクの売人になったのは「18歳年下の彼氏と一緒に暮らすため」だった。8年前、お互いに出稼ぎの身で知り合い、意気投合。年の差も気にならず、すぐに一緒に暮らし始めたが、ほどなくして彼氏は麻薬に手を染めた。何度もやめさせようとするが失敗し、2人のわずかな財産も、あっという間になくなった。途方に暮れた劉おばさんだったが、実家のある雲南の親戚の友人に麻薬を調達できる人物がいることを知り、5年ほど前、10gを仕入れてみたところ、ヤク中である彼氏の知り合いなどを通じてあっという間に売れた。 「雲南では1g300元(約5,700円)くらいのヘロインが、ここ台州では400元(約7,600円)くらいになる。儲けが大きい」と劉おばさん。売人生活に入り、靴工場や店の店員など頻繁に職を変えた。スーパーの清掃員は誰にも気にかけられずに売人ビジネスができる、最高の職場だった。「ビニール袋に小分けした麻薬を棚に置いていた。ここには洗剤や消毒薬など白い粉がいっぱいあり、目立たない」。おばさんから麻薬を買う者にとってもスーパーは便利だった。 そのうち劉おばさんと彼氏は、さらなる利益追求のため、ヘロインにビタミン剤を粉にしたものを混ぜるようになり、そのための器具を家にそろえていった。先日、台州で四川省出身の麻薬使用者が警察に捕まり、同郷である劉おばさんの彼氏も逮捕。家から器具などが見つかり、劉おばさんの「彼氏のため」の売人生活も、ついに幕を閉じたのだった。御用となった劉おばさん(銭江晩報HPより)
実は1月末にも、集団で麻薬を使用していたおばさんが捕まったというニュースがあった(1月26日付「人民網」観点頻道より)。温州という、海外への出稼ぎ経験者が多いといわれる裕福な都市のおばさんたちは皆かなりのお金持ちで、「賭けトランプで10万円すっても全然気にしない」いわゆる有閑マダムで平均年齢は50歳。そのほとんどが、孫のいるおばあちゃんだった。いつもは孫の世話をしながら、カラオケやエステに行ったりしていたのだが、刺激を求めているうちに、集まって麻薬を使用するようになった。その合言葉は「運動会やろうよ!」。 虚無感でいっぱいな中高年が多いことが社会的な問題として取り上げられる一方で、普通のおばちゃんが麻薬に手を出しやすい環境になっていることも確かなようだ。おばちゃんの集団による麻薬使用を伝えるニュース
後任監督探しは“数撃ちゃ当たる”? 5カ条無視、ウソだらけの日本サッカー協会
日本サッカー協会が、迷走状態に入っている。先日、八百長疑惑のハビエル・アギーレ監督を解任し、新監督候補を発掘中の同協会だが、ヨーロッパから次々と監督就任のオファーを断る報道が流れている。その候補だったのは、チェーザレ・プランデッリ(元イタリア代表監督など)、クラウディオ・ラニエリ(元ギリシャ代表監督など)、グレン・ホドル(元イングランド代表監督など)、ワルテル・マッツァーリ(元インテル監督など)という、いずれもヨーロッパのトップを知る監督たち4人だ。しかし、霜田正浩技術委員長は「監督候補の数は片手に収まる」と発言したばかり。これが本当なら、残りの候補は一人になってしまうが、果たして無事に見つかるのだろうか? 「オファーを断った監督は、明るみに出ていないだけで、間違いなく4人以上いるでしょうね。そもそも、霜田技術委員長の候補が片手に収まるというのもウソだと思います。“仕事は順調に進んでいる”ということをアピールしたかっただけでしょう。それよりも、原専務理事が出した5つの条件の方が気になりますね」(スポーツライター) 原博実専務理事が打ち出した5つの条件と言うのは“1つ目が、レベルが高い国の代表監督経験。2つ目、Jリーグ以上のレベルの指導実績。3つ目、日本をリスペクトし、日本の特徴を生かしたサッカーが実現できる人。4つ目、アジアの難しさを理解し、日本人スタッフと良好なコミュニケーションが取れる人。そして5つ目が、監督という激務に耐えうる人”だ。果たして、今回オファーを出した4人は、その条件をクリアしているのだろうか? 「いずれの項目も、受け取り方によったらクリアしているようには思えるのですが、普通に考えたら、まったくクリアしていません。まず、3つ目の“日本をリスペクトし、日本の特性を生かす”は、日本に理解のある監督という意味のはず。それを考えると、マッツァーリが1年だけインテルで長友を指導していますが、他の監督は日本には縁もゆかりもなく、理解しているとは到底思えません。もちろん4つ目の、“アジアの難しさを理解”というのも、無理ですね。ずっとヨーロッパに拠点を置いている監督たちですから、アジアのことなんて何も知りませんよ。正直、こんなにも雑に後任探しするとは思いませんでした。ファンからは『何もできないなら、早く引退してくれ!』『今の協会はウソしか言わないから、何も信じられない』などと、いまだに任命責任を全うしてほしいとの声が聞こえています」(スポーツライター) 協会は、3月の親善試合に監督就任を間に合わせたいという意思を示しているが、無理に決めてはなんの意味もない。選手のため、日本サッカーを愛するファンのためにも、遅くてもいい、賢明な判断を願いたい。adidas 日本代表 ホーム レプリカジャージー 半袖
“ツケ”の抵当に孫娘を質入れ!? 出稼ぎ人口3億人の中国で深刻化する、祖父母のネグレクト問題
雲南省昆明市の地元紙「都市時報」は2月3日、同市の入浴施設に、未就学の女児が祖父の未払い料金の「抵当」として預けられていると報じた。 女児がこの施設に預けられて33日が経過するというが、いまだ祖父が孫を迎えに来る様子はない。 彼女は、顧客用の休憩室に並べられたリクライニング・ソファーのひとつで寝起きしており、食事は従業員と共に取っている。衣服も同施設が用意したものだ。彼女の楽しみは、食事の後の連続ドラマ鑑賞。親代わりに思っているのか、手の空いている従業員や顧客を見つけては駆け寄って抱きつくのだという。 ネット上では、この件に関し、さまざまな意見が出ている。 中国版Twitter「微博」には、 「この祖父は、絶対に確信犯だ。孫にご飯を食べさせられる場所を見つけたんだ。孫を養う経済力がないんだろ」 「この老人は、いったい風呂で何をしたのか? 入浴のツケってどれだけ?」 「若い奴ならわからないでもないが、何十年も生きてる人間が、ここまで身勝手に孫を捨てられるものか。誰も知らない場所に、いつ迎えが来るのかもわからない状況で、女の子はきっと怖い思いをしているだろう」 などと、祖父の行動を責める書き込みが多数。一方で、 「少なくとも入浴施設側は子どもの面倒をちゃんと見ている。この国も、まだ捨てたもんじゃない」 「俺は、入浴施設の経営者を称賛したい」 との声もある。 農民工と呼ばれる、農村部から都市部に出稼ぎに出ている労働者が3億人ともいわれている中国。一方では、出稼ぎに行った両親に代わり、祖父母に預けられて育てられる留守児童の数は6,000万人に上るとされ、ネグレクトも問題になっている。 一刻も早く、彼女が温かい家庭に戻れることを祈るばかりだ。イメージ画像 Photo By Lian Chang from Flickr.
「俺だって、閉じ込めたくはない……」中国農村部で、ADHDの息子を檻に幽閉する父親の苦悩
人権問題や道徳崩壊がたびたび取り沙汰される中国で、12歳の少年の境遇に注目が集まっている。江西省九江市の農村部に住むADHD(注意欠如多動性障害)の小旺(シャオワン)は、勝手に他人の家に上がり込み、服や靴、食器、日用品、携帯電話などを持ち出して田んぼの中に投げ捨ててしまうといった行動が、村人から問題視されていた。そこで彼の父親が、家に2平米ほどの檻を設けて小旺を中に閉じ込めてしまったのだ。檻の中には2つの木の椅子と排泄用の便器、そして退屈しのぎの麻雀牌があるばかりだ(ポータルサイト「騰訊」1月30日付)。 生まれたばかりの頃は、特に障害は見られなかったものの、いつまでたっても「お父さん」「お母さん」以外の言葉を話すことができなかったという小旺。また、じっとしていることが苦手で、紙を見ると破らずにいられない、拾った物はなんでも食べずにいられない、ほかの家のものはなんでも投げ捨て壊してしまうという症状が見られるようになり、周囲からは「破壊王」と呼ばれるようになった。 そして7歳の時、小児科病院で検査を受けたところ、初めて医師から大脳の発育不良でADHDであると診断された。 その後父親は、「俺は稼ぎに出なくちゃならないから、ずっと小旺を見ていることはできない。母親も彼を見られないし、近所から毎日のように苦情を訴えられる。これ以上、息子を“野に放す”ことはできない」と、仕事中に限り、小旺を部屋に閉じ込めることにした。 しかしある日、仕事から戻ってくると、部屋は小旺が壊したガラスが散乱し、目も当てられない状態になっていた。そのため次は鎖を購入し、小旺の腕にくくりつけて管理することにした。こうして小旺は、父親が家にいるとき以外は鎖につながれて暮らすことになった。 しかし成長するにつれて、小旺の力はどんどん強くなり、腕の鎖が彼の皮膚を傷つけるようになった。父親はそれを見ていられなくなり、ついに鉄格子の中で彼を育てる決意をしたという。 父親は言う。「俺だって息子を閉じ込めたくない。学校も彼が入学するのを拒否するし、俺が働かなかったら飯が食えない」。実の息子を檻に入れるという行為は、父親にとっても悩み抜いた上の決断なのだ。 村の党幹部も「誰か心優しい人が援助の手を差し伸べてくれれば助かるのだが……」と、行政の無力さを嘆く。 ネット上では小旺の境遇に関し、父親の行為を非難するものと、医療・福祉制度の未整備を問題視するものの、両方の声が上がっている。 現在も小旺は鉄格子の中で暮らしており、父親は息子の病気が治って学校に通えることを願っている。
小包開けたら「切断された手首と指」! 中国ネットショップの“クレーム報復が怖すぎる!!
40兆円ともいわれる中国オンラインマーケットでは、さまざまなトラブルも頻発しているが、「東南網」によると、消費者が業者に脅迫されるという事件が発生した。 1月26日、福建省福州市20代の女性が、自宅宛に届けられた小包を開けたところ、なんと中に切断された人間の手首と指が入っていた。 よく見るとそれは、精巧に作られたレプリカだったが、女性は恐怖におののいた。 小包の発送元は、とあるアパレルネットショップだった。さかのぼること約1カ月、女性はこのネットショップで洋服を購入したものの、現物を手にしてみると色や素材が気に入らず、商品交換を要求。ネットショップ側は、「別の商品も購入する」という条件付きで、しぶしぶ応じたものの、交換商品として送られてきたのはネット上の画像とまったく異なる代物だった。 女性は再度、交換を要求したが、ネットショップ側は拒絶。そこで女性は、日本の「消費生活センター」に相当する機関に連絡したという。 しかし、それでもネットショップは「返品された服のタグが替えられている」「服に汚れがある」等の理由で返品を断り続けた上、担当者を名乗る男が電話やチャットで執拗に恫喝してきたという。 1月24日夜には、女性へ17回も電話し、「旧正月(春節)には直接会いに行くから待ってろよ」などと脅迫。問題の小包が届いたのは、危険を感じた女性が男の番号を着信拒否した直後だった。 通話やネットのデータから、男は広州在住、30歳前後であることが判明。女性はまさかネット取引でこんなことになるとは思っておらず、本当に報復されるのではないかと恐ろしくて穏やかではいられないという。 弁護士の話では、男の行為は騒乱挑発罪に相当し、起訴も可能というが、被害届を受理した警察は、前例がない事件に当惑しているという。 (文=牧野源)
「韓国には帰らない!」韓国ゴルフ界のスーパースター、ベ・サンムンが“兵役ボイコット”で訴えられた!?
韓国ゴルフ界のスーパースターが告発されるという衝撃の事件が起きた。告発されたのは、アメリカの男子ゴルフツアーで活躍するベ・サンムン(28)。2008年と09年に韓国ツアーの賞金王に輝き、10年から日本ツアーに本格参戦。11年には賞金王のタイトルを獲得した。さらに12年から活躍の場を移したアメリカ・ツアーでも、通算2勝を挙げている。まさに、日本で言うところの石川遼や松山英樹のような存在だ。年齢的にも脂の乗ったプロゴルファーで、今季は初のメジャータイトル獲得も期待されていた。 そんな彼がなぜ、告発されたのか――。原因となったのは、兵役問題だ。 そもそも韓国では、成人男子に約2年間の兵役の義務が課せられている。ただ、大学や専門学校に籍を置いている場合や専門的な職種の場合は、最大で26歳まで入営猶予が設けられており、さらに個人的な理由などで2年間先延ばしすることもできる。原則的には満30歳の誕生日を迎える日までに入隊することが義務付けられているが、28歳前後がタイムリミットとなるケースが多い。K-POPアイドルたちが兵役に服すのも、ちょうどこの頃。最近では、東方神起のユンホやJYJのジュンスが年内に入営するとみられている。 また、外国で永住権を得て当該国に1年以上居住していれば“国外旅行許可”が下り、入隊時期を延長することも可能だ。ベ・サンムンは成均館大学に籍を置くことで入営を延期し、13年1月にはアメリカの永住権も取得。国外旅行許可も得て選手生活に専念してきたが、もはや兵役の先延ばしが難しくなっていた。 というのも、ベ・サンムンは兵務庁に国外旅行許可の3年延長を申請していたが、昨年末に兵務庁がその申請を却下。韓国の兵役法では、1年のうち6カ月以上韓国に滞在したり、3カ月連続して韓国に滞在した場合は国内居住者と見なされ、国外旅行許可の取得も難しくなるのだが、兵務庁は彼が永住権取得後も韓国ツアーへの出場や大学院への進学手続きなどで133日間韓国に滞在したこと、韓国国内でも所得を得たことなどを理由に申請を却下したという。国外旅行許可の延期が認められなければ韓国に戻らねばならず、昨年6月に満28歳を迎えた彼は、直ちに入隊手続きを始めなければならない。そこで兵務庁は、今年1月31日までに帰国するよう通告していたが、これに従わなかったため、彼の本籍地である大邱地方兵務庁が兵役法違反で告発状を提出することになったというわけだ。 ベ・サンムンにとって悩ましいのは、どの道を選んでも苦渋の日々が待ち受けていることだろう。帰国して2年間の兵役に服すことになればアメリカ・ツアー参加はもちろん、彼が目標にしてきた2016年リオ五輪出場も難しくなる。それどころが、一般兵として徴兵された場合は、クラブの代わりに銃を握らねばならない。2年のブランクは、除隊後の選手生活にも影響が及ぶ恐れがあるだろう。兵役は国民の務めだとわかっていても、おいそれと入隊できない事情があるわけだ。 また、韓国籍を放棄してアメリカで選手生活を続けるという選択肢もあるが、それは禁断の手。何しろ韓国では、兵役の不法回避が脱税や麻薬常用と並んで「国民が最も反感を抱く3大犯罪」のひとつとされているのだ。兵役回避=国民の務めを放棄したと見なされ、“裏切り者”のレッテルが付いて回るだけでは済まされない。2000年代前半に兵役回避のために韓国籍を放棄した人気歌手ユ・スンジュンのように、入国禁止名簿にリストアップされてしまう可能性もある。つまり、兵役に服さなければ選手生命どころか、社会的にも抹殺されてしまうというわけである。 まさに窮地に追い込まれた韓国ゴルフ界のスーパースターだが、2月5日現在、依然としてアメリカに滞在している。「133日間韓国に滞在したというが、いずれも特殊な事情によるもので、実質的には米国で生活していた」として、国外居住者として認めるよう行政訴訟を起こしている。そして、その決着がつくまで韓国に戻るつもりはなく、引き続きアメリカ・ツアーに参戦するとしているが、果たして……。PGA Tour.comより
ストイコビッチがサッカー日本代表新監督候補に急浮上も、ファンからは早くも不安の声!
今月4日、元名古屋グランパスエイト監督のドラガン・ストイコビッチ氏がTBS系『NEWS23』の取材に応じ、日本代表監督のオファーが来たら受け入れる方針を明らかにした。日本のことをよく知っている人物がいいというのは、協会とファンが希望する共通項であり、プレーヤーとして7年、監督として6年を日本で過ごしたストイコビッチ氏は、うってつけのようにも見える。しかし、この世界的なスーパースターの日本代表監督就任は、熱望する声よりも、不安視する声の方が大きいようだ。 「そもそもアギーレ解任の理由が、八百長疑惑によるダーティなイメージの払拭が目的。だが、ストイコビッチも13回というJリーグ歴代最多退場記録を持っているし、監督としても2度退場している。キレやすいイメージが強く、審判からイエローカードを奪って、審判に突き付けるという事件もありました。地元セルビアの人気クラブ、レッドスターの会長時にも金銭トラブルで揉めるなど、決してクリーンなイメージの監督ではないはず。これで就任したら、協会が何を考えているのか、ますますわからなくなる」(スポーツライター) しかし、サッカーにクリーンなイメージなど必要ない、良いサッカーをして勝ってくれればいいというのがファン心理なはずだ。それでもストイコビッチ就任を喜べない理由は、ほかにもあるという。 「プレーヤーとしてのストイコビッチはネームバリューもあるので、親善試合が組みやすいという利点はある。そのカリスマ性で、世界とも堂々と戦うことができるだろう。しかし、監督としてはあまりにも経験不足。代表監督の経験もないし、名古屋グランパスで一応タイトルは取っているが、それも強力な外国人FW頼みのサッカーだった。日本人に適したスタイルがやれるのかは、疑問符がつきまとうところ。これで、本当に就任でもしたら、ネームバリューだけで採用したジーコジャパンの過ちをもう一度繰り返すハメになる。ファンからも『大物ならいいというわけではない!』『大好きなストイコビッチが叩かれるのを見たくない』との声が上がっているようだ」(同) 盆栽が好きだったり、グランパスの夏季キャンプで鮎を30匹食べたり、朝食に納豆がなくキレたこともあるという大の親日家のストイコビッチ氏。日本と良い関係を保つためにも、風当たりの厳しい代表監督をしてほしくないというファン心理は、わからないではない。 (文=沢野奈津夫)『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』(集英社)
『ザ・インタビュー』を見たら厳罰、流布させたら銃殺!? 北朝鮮人民を震え上がらせる「DVD検閲の死神」とは
北朝鮮当局が、金正恩氏暗殺を描いたコメディ米映画『ザ・インタビュー』の自国への流入を懸命に防ごうとしていることがわかった。わざわざ同作を見てはならないと人民に伝えるための講演会も行われているという。 咸鏡北道の内部情報筋は、次のように語る。 「今年の初めに講演会があった。『今まで韓流ドラマを見ていたことは水に流してやるから、今後外国から入ってきた映像は絶対に見ないこと』『特に米国の映像を見た者は絶対に許さない』との内容だった。また、『今までは賄賂を受け取って見逃したりしていたが、今後はいくら賄賂を渡しても無駄だ』「『最高尊厳(金正恩氏)をけなす映像は絶対に見るな』とも言われた」 さらに、今後米国の映像を見ていることが発覚したら見せしめのために収容所送りにしたり、映像の持ち込みや流布を行った者は銃殺に処すと伝えている。 一部では「DVDプレーヤーのバッテリーも充電するな」と言われるほど、取り締まりは強化されている。 北朝鮮当局は、韓流をはじめとする海外コンテンツを集中的に取り締まる「109常務」という特別部隊を組織している。この部隊は保衛部、検察所、保安署、党機関合同の組織であり、「DVD検閲の死神」と恐れられている。 彼らは真夜中でも構わず家に押し入って捜査し、VCD(映像を記録したCD)とプレーヤーを見つけ出す。また、バッテリーが少しでも残っていたら、プレーヤーごと没収されるという。 さらに国内への流入を遮断するため、国交があるミャンマーやカンボジア政府に対して同作の上映禁止を求めているが、内部情報筋は当局の統制は失敗に終わるとみている。 なぜなら、北朝鮮に映像ソフトが持ち込まれるルートは非常に多様で、すべてを防ぐのは事実上不可能。さらに、講演会で「米国の映像」と言及したことが、逆に人民の好奇心を煽る逆効果を生み出しているという。 「処罰が怖いのであからさまには話せないが、外国が最高尊厳をどうやって誹謗するのか見たがっている人もいる。中国の貿易業者にコネがある人民は、早速取り寄せようとしている」(内部情報筋) 当局と人民のイタチごっことなりそうな様相だが、果たして冒涜されている金正恩本人は『ザ・インタビュー』をすでに見たのだろうか? 気になるところだ。 (「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)映画『ザ・インタビュー』海賊版DVD
「そんな“うっかり”ありえるの!?」窃盗容疑の競泳・冨田選手“通訳なし裁判” 韓国裁判所に聞いてみた
仁川アジア大会で、韓国人写真記者のカメラを盗んだとして略式起訴された競泳の冨田尚哉選手。日本帰国後に容疑を否認し、韓国側に対してあらためて正式な裁判を求めていたが、その2回目の公判が2月2日に韓国・仁川地方法院で行われた。 1回目の公判に引き続き、今回も日韓両国のメディアが注目する裁判となったが、思わぬハプニングが起きた。裁判所が用意し、冨田選手の言葉を伝えるはずの通訳人が来なかったのだ。理由はなんと、“公判日の錯覚”。日にちを間違え、同席できなかったという。 第一報を伝えた共同通信の記事は「弁護人の黄文錫弁護士が、自分が通訳も兼ねるとして審理の続行に同意したが、証拠採用をめぐる同弁護士と検察との応酬や裁判官による訴訟指揮の説明は廷内で冨田選手に伝えられず、被告人の権利保護が十分だったか疑問だ」とし、韓国裁判所側の対応を批判した。 果たして、そんな“うっかり”がありえるのか? 韓国では、同裁判に通訳人が出席しなかったという報道は皆無だった。そこで、仁川地方法院の広報担当者に直接問い合わせてみた。 「その報道に間違いはありません。通訳人は日時を勘違いし、同席しませんでした」 共同通信の報じた内容は正しかったわけだが、少し気になる点が残る。韓国で外国人の裁判が行われる場合、通訳人が来ないというようなことが頻繁にあるのだろうか? 正直に疑問をぶつけてみると、次のような回答が返ってきた。 「いえいえ、そんなことは決してありません。今回は本当に珍しいトラブルでして……。報じられているように、弁護人の方が通訳されたのも事実です」 広報担当者の口ぶりから悪意や面倒くささは感じなかったし、返答も誠実そのものだった。めったにないトラブルが、冨田選手の今回の裁判に限って、たまたま起きてしまったというのが真相のようだ。 ちなみに、日韓で通訳の仕事に長らく携わってきたA氏は、「法律用語などの同時通訳は簡単ではないし、高度な技術が必要」と話す。しかも「法廷で議論しながら弁護をしていれば、判事や裁判官の言葉を一語一句、被告人に通訳するのは、かなり難しいのでは?」と、若干、弁護士に同情の余地を見せた。 韓国では訴訟の数が年々増え、2013年には行政訴訟(3万8,182件)、国家訴訟(1万1,892件)の受理数はともに過去最高を記録。民事訴訟数も、12年の104万4,928件から、13年には109万5,915件に増加している。 一方で、訴訟が増え続ける現状に、裁判所のシステムが適応できていないという指摘もある。聯合ニュースの取材に答えたある法曹関係者は、「時間をかけて行われる大きな裁判以外の裁判の当事者たちは、(訴訟大国化やシステムの不備によって)不利益を被る可能性がある」と言及している。これからさらに訴訟数が増えれば、冨田選手が巻き込まれたような“うっかり裁判トラブル”が再び起こる可能性も増えてくるかもしれない。 (取材・文=河鐘基)「Thinkstock」より










