セルジオ越後の“早過ぎる”ダメ出しにファン騒然「辛口批評したいだけ」の評論はもう飽きた!?

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『現代の肖像 セルジオ越後』(朝日新聞出版)
 セルジオ越後といえば、日本サッカー界におけるご意見番的な存在だ。日本代表が負けようものなら、その容赦ない毒舌で選手達を鼓舞し、勝って浮かれていようものなら、悪かった点をあぶり出し、現実を突きつける。最近では、快勝したイラク戦やウズベキスタン戦でさえ、相手が弱すぎて参考にならないと発言している。まさに、日本サッカー界になくてはならない存在だ。  しかし今、8月2日に初戦を迎える東アジアカップについて、そのセルジオ越後氏の辛口評論が“早過ぎる”と話題になっている。 「始まってもいないのに、北朝鮮、韓国、中国と戦うこの大会について“見所はほとんどない”と発言をしたんです。格上と戦わないと強くならないというニュアンスの言葉でしょうけれど、この3国は実際にアジア予選で当たる国々ですし、何より、これから始まる大会にケチをつけるのは、日本サッカーを盛り上げる立場の人間の発言としては、あまりにも不適切ですね。ライトファンが観なくなったらどうするんだ、と」(スポーツライター)  初選出された浦和レッズの武藤雄樹や、ガンバ大阪の米倉恒貴、湘南ベルマーレの遠藤航やその他の若手選手に対しても「欧州組がいたら呼ばれない“程度”の選手」「この3カ国相手に結果を残しても代表に定着する姿は想像がつかない」と発言している。 「選手もファンも、そんなことはわかりきっています。それでも活躍してなんとか名を上げたいと意気込んでいるんです。今までのセルジオ氏は試合を終えてからの辛口評論だったんで意味はありましたけど、先に言ってしまうと上がった士気に水を差すだけ。最近ではファンも『セルジオさん辛口批評したいだけになってるよ』『辛口がゴールになって、本当の目的を忘れだした』と、少し食傷気味になっていますね」(同ライター)  最近のセルジオ氏は、日本に批判をする評論家が少ないことから「自分が言わないと誰が言うんだ」という強迫観念にとらわれているように見える。それだけに“辛口批評したいだけ病”は、しばらく治りそうにない。 (文=沢野奈津夫)

“Fuck you”発言で一発退場の名古屋DF闘莉王 ジーコもザックもお手上げだった!?

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『闘莉王―赤き魂のサムライ』(徳間書店)
 またもJリーグで“問題発言”が勃発している。先日行われたJ1リーグ・セカンドステージで、名古屋グランパスの田中マルクス闘莉王が清水エスパルスのオーストラリア人選手、デュークに「Fuck you」と言い、退場処分となったのだ。  サッカーにおいて「Fuck you」という発言は、「他の競技者、その他の、競技に立ち会っている人々全員に対する侮辱に相当する」ために退場となる。しかし、闘莉王側にも言い分があるようで、「オレは『Here is Japan. Please respect! Is not Australia. respect!』と言ったんだ。そしたら、『Fuck you』って言ってきたから、『Fuck you, too』と言い返した。なのに、俺だけ退場なんて……」と、先に仕掛けてきたのはデュークだと弁明する。  だが、サッカーにおいて報復行為は許されてない。さらにいえば、本当にデュークが「Fuck you」と言ったのかという疑問も残る。  問題のシーンとなった53分を映像で見返すと、デュークが名古屋グランパスの矢野貴章にファウルをしたことが発端となる。主審に謝罪を促されたデュークは握手を求めるが、矢野が拒否。これに対し、デュークは“もういい”というジェスチャーをすると、闘莉王が詰め寄る。ここでデュークの口元が「Fuck」か「What’s」のように動き、闘莉王が「Fuck you」と返した。この闘莉王の発言時に主審が目の前にいたため、レッドカードとなった。実際に、デュークは「Fuck」と発言したのだろうか? 近くにいた矢野は、デュークが「Fuck」と言ったかどうかはわからないと明かしているが……。 「『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(テレビ朝日系)が読唇術で解析してくれるといいんですが……(笑)。ただ、闘莉王はレッドカードに相当するプレーが多すぎます。その半面、『○○はラフプレーばかり』『●●はすぐに手を使う』と相手選手のファウルには激高する。二枚舌なところもあるので、なんとも言えません。」(サッカーライター)  闘莉王は退場回数が飛び抜けて多いわけではないが、ラフプレーは散見している。YouTubeで過去の試合を見直してみると、セットプレー時に相手選手に肘打ちを見舞うシーンは、少なくとも3回以上あった。これについて、先述のサッカーライターは「頭に血が上りやすい性格で、ゆえにジーコ元監督やザッケローニ元監督に、招集されなかった」と指摘する。また、もともとは“マリーシア大国”のブラジル人であり、審判団から見えないところでの駆け引きは普通なのだろう。生活環境の違う日本人には真似できないマリーシアが、闘莉王には“過剰に”身についているのかもしれない。  とはいえ、本来であれば、自身が「Fuck」と発言したことは謝罪した上で、「でも相手もFuckと言っていた。しっかりと調査してほしい」と言うべきだと思うが、「俺は悪くない」的なスタンスを取る闘莉王。この様子では、また何かしらの問題を起こしかねない。 (文=TV Journal編集部)

メッシの胸に「楽天」の刻印! スポンサー就任に日本からは辞めてくれの大合唱!

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現在のバルサユニ
 三木谷浩史社長率いる楽天が、FCバルセロナのスポンサーに就任する可能性が出てきた。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がラジオ番組で楽天との接触について認め、2016~17シーズン以降の“胸スポンサー”就任に興味を示している発言したという。  バルセロナの胸スポンサーは現在“カタール航空”だが、それ以前は「企業にチームを売らない」という信念のもと、ユニセフ以外の文字を拒み続けてきた歴史がある。しかし、時代の流れには逆らえず、バルセロナはその伝統に終止符を打ち、2011年に胸スポンサー第一号として“カタール航空”の文字が刻印された。これには納得のいかないファンも多く存在し、「NO.Qatar」のボードがスタジアムで毎試合のように見受けられた。そして次なるスポンサーの候補に、日本の企業である楽天。今回は、現地で受け入れられるのだろうか? 「カタール航空とは今シーズンいっぱいの契約になっています。それに伴って胸スポンサー自体がなくなってほしいと願っているファンは、いまだに多く存在します。もし、楽天が就任したら、少なからず反対の声は聞こえてくるでしょうね」(スポーツライター)  過去にも、ヨーロッパのクラブの胸スポンサーを勤めた日本の企業は、マンチェスターユナイテッドのSHARP、ユベントスのSONY、フィオレンティーナのTOYOTAなど数多く存在する。ビッグクラブの胸に日本企業の名が入ることには、日本のファンも少なからず誇りに思っている部分があった。しかし、今回ばかりは少し様子が違うという。 「同じく楽天がスポンサーを務めるヴィッセル神戸のユニフォームが問題なんです。今シーズンから楽天の頭文字を取って大きく『R』と一文字だけ入っている物になり、これがまるで十八禁を思わせるセンスで、すこぶる評判が悪かったんです。これがあのバルサの胸に入ることを想像したファンから反対の声が上がるのも当然ですね。過去にもプレミアリーグの人気クラブであるアーセナルの胸にDREAMCASTの文字が入ったことがありました。その時も『なんか恥ずかしい!』『ベルカンプ様(当時の人気選手)に何してくれんだ!』と、ファンからは非難轟々。今回ももちろん『神聖なバルサのユニに何をする気だ!』『メッシに楽天? ふざけるな!』と、止めてくれの大合唱ですよ」(同ライター)  カタール航空がバルセロナに支払っている金額は、3年で177億といわれている。それと同等、もしくはそれ以上の金額を払うであろう楽天にも、相当な覚悟あると見える。もちろん、日本企業があの世界的なビッグクラブであるバルセロナのメインスポンサーに就任するのは、誇らしいこと。就任した暁には、是非、ユニフォームに刻むロゴのデザインは慎重に考えてほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)

イノベーションか、それとも凶器か――人間とロボットの共生のカギを握る『ドローンの衝撃』

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『ドローンの衝撃』(扶桑社新書)
 4月に起こった、首相官邸ドローン落下事件を覚えているだろうか?  ネガティブな事例であったためか、同事件はドローンの名を日本で広く知らしめる契機となった。あれから約3カ月。ドローンという言葉は、一般に広く定着したかのように見える。現在、日本ではドローンに対する世論が二分されている。ドローンを商業や趣味に積極的に採用しようという企業や個人が増えつつある一方で、自治体を中心に飛行制限・禁止するための議論が活発に行われている。イノベーションか、規制か――。これまで世界を変えてきたテクノロジー同様、ドローンもまた、メリットとデメリットを推し量られながら、社会における立ち位置を見定められているという状況にある。     扶桑社新書『ドローンの衝撃』では、ドローンとは何かという問いに始まり、日本および世界の関連市場の規模や関係者の声を解説していく。また、その未来の展望についても、荒削りではあるがブループリントを提示していく。  特に注視したいのが、ドローンを取り巻いた議論を日本国内の視点だけではなく、国際的な視点から俯瞰している点だろう。ドローン市場は、日本単独で存在するものではない。本書は、ドローンの開発、流通、そしてシェア争いがすでに激しく繰り広げられ始めているということを指摘しつつ、各国のプレイヤーたちの声を拾い、その全体像の一端を解き明かそうとする。また同時に、日本が無人飛行機の分野で優れた歴史を持つことや、世界のライバルと比べて優位な点を持つことについても、関係者へのインタビューで明らかにしていく。    また、同書には、以下のような問いが提起されている。    「ドローンの未来に必要なのは世論の同意」 「ドローンはロボットと人間の共生の第一幕を開く」  この2つの問いは、最近のドローンの現場で盛んに叫ばれているテーゼである。  現在、ロボット関連市場が世界経済における新たな投資先として注目されているものの、商業用に広く普及・利用することが難しいという問題点を抱えている。ここにはさまざまな問題があるのだが、ひとえにリスクや人間への影響がまだ定かではないという点、言い換えれば、人間とロッボトのあるべき関係がまだはっきりしていないという要因が大きい。本書では、そういう状況を打開し、ロボットと人間の共生の先鞭となる存在としてドローンに注目する。  またそれは、ロボット大国として名高い日本の未来にも少なからず影響するのではないかと、本書は指摘する。日本のロボット市場は現在約6,000億円といわれているが、安倍政権は「今年はロボット革命元年だ」とし、ロボット産業の振興を経済政策の目玉のひとつとして据えている。15年1月に最終的にまとめられた「ロボット新戦略」では、2020年までに4倍の2兆4,000億円まで市場を拡大することを目標に掲げた。  日本が、ロボット大国としてさらなる発展を遂げるか否か。ドローンの市場、法制度、そして世論がどのように変遷していくかが、その未来を占うひとつの試金石となりそうである。  なお、同書は技術を解説した専門書ではない。どちらかというと、ビジネスの全体を俯瞰しようという意図がある。そのため、ちまたで話題になっているドローン関連市場の現在地に興味がある方々にとって、有益な新書になるはずである。

「これはサッカーなのか?」浦和レッズ・ペトロヴィッチ監督が、松本山雅を痛烈批判したワケ

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ミハイロ・ペトロヴィッチ|チーム - 浦和レッドダイヤモンズ
 NHKのJリーグ中継では、ハーフタイムに両チームの監督が前半を振り返ることが恒例となっている。台本なしの生放送でのインタビューのため、時に監督がインタビュアーを冷たくあしらったり、審判員を批判することもあった。  そんなNHKのインタビューの歴史を振り返っても、例を見ない珍事が起きた。J1リーグ2ndステージ第一節の浦和レッズ×松本山雅FC戦でのハーフタイムで、相手監督への怒りがぶちまけられたのだ。  前半が終わり、NHKから試合の感想を聞かれた浦和レッズのペトロヴィッチ監督は、「ノーコメントだ」と言い、その理由をまくしたてるように語った。 「相手はサッカーをしていない。8人で守るだけ。ホームチームなのに、得点を奪われても、ボールを奪いに来ない。これはサッカーなのか?」  松本山雅FCの狙いは、ペトロヴィッチ監督の批評通りに見えた。守りに守って、0-0のまま試合を進め、セットプレーや相手のミスから得点を奪う。自らがアクションを起こし、試合を動かすことは考えていなかった。  とはいえ、それは仕方がないことでもある。浦和レッズの年俸総額が約10億前後に対し、松本山雅FCは約3億円前後。弱小クラブが、ビッグクラブに対し、腰の引けた戦いをするのは、サッカーではよくあること。では、なぜペトロヴィッチ監督は、このような怒りをぶつけたのだろうか? 「欧州では、弱小クラブでも、ホームゲームでは積極的に行くことが多い。一方のJリーグは、ホームとアウェイという意識が欧州より希薄な部分がある」とサッカーライターは分析するものの、それだけが怒りの原因ではないと言う。 「もし、サッカーが採点制なら、ペトロヴィッチ監督の率いるチームはかなり強い。でも実際は、採点制ではなく、得点が決まらなければ引き分けとなる。ペトロヴィッチ監督は、ボクシングでいうと、採点では勝っていても、KOできずドローになったり、逆にラッキーパンチで負けてきた。昨シーズンが最たる例です。そういった過去もあり、松本山雅FCのクリンチサッカーを批判したのではないでしょうか」(同)  ペトロヴィッチ監督は試合後の会見でも、「1万8,000人の観客が来ていたが、これをサッカーと思ってほしくない」「日本のサッカーは、もっと内容のあるものを見せていかなければいけない」と松本山雅FCの批判を繰り返した。その気持ちはわからなくもないが、スポーツはエンタテインメントでありつつも、勝負の世界でもある。さらにいえば、松本山雅FCのサポーターが、退屈な試合と感じているようにも見えなかった。ペトロヴィッチ監督の言葉を、松本山雅FCのサポーターたちは、どのように受け止めたのだろうか?  (文=TV Journal編集部)

ボクシング“強すぎる”山中慎介と“亀田が逃げた”モレノ戦に意外な心配「試合が地味に……」

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山中慎介(本人Facebookより)
 強すぎて対戦相手が見つからないといわれる日本プロボクシング界のエース、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)に、大物との対戦がめぐってきた。同級3位で元WBA王者のアンセルモ・モレノ(パナマ)と9月22日、東京・大田区総合体育館で対戦する。  モレノは35勝(12KO)3敗1分、2008年にWBA王座を獲得して6年以上も保持、12度防衛した記録を持つ。WBAバンタム級チャンピオンといえば、亀田興毅にもその肩書きがあったが、これは“ニセモノ”だという声が多い。  というのも、モレノは7度目の防衛中だった10年、突如、WBAからスーパーチャンピオンなる肩書きに格上げされ、持っていたベルトが空位に。この王座決定戦に出て、タイトルを獲得したのが亀田だったからだ。亀田はチャンピオンのモレノと戦わずして世界3階級制覇の肩書きを手に入れた。 「これは経営難に陥るWBAが、チャンピオンを乱立させてタイトルマッチの承認料を荒稼ぎするためにやっている愚策」とボクシング関係者。  一昨年、WBAはモレノと興毅に統一戦を行う指令を出したが、その途端に興毅は王座を返上して逃げてしまった。これはモレノがいかに強い選手なのかの証明でもある。 「モレノはその後、2位だったファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)に王座を奪われてますが、これは6ラウンドで負傷による途中採点で終わったもの。モレノはアウトボクシングのテクニシャンで、前半でポイントを稼ぐタイプではないので、不運の陥落でしたね」(同)  そんな強豪との対戦が決まった山中だが、このビッグマッチの記者会見は50名ほどの記者が集まっても、非常におとなしめ。質疑応答で飛んだ質問は、筆者を含め5つほど。記者がひとり「モレノのパンチそのものは、大した威力がないでしょう」と煽って、山中が「いや、タイミングをとるのがうまい。中間距離でボヤボヤしているとやられてしまう」と返答したが、それ以外は盛り上がりもないまま実質20分ほどで終了してしまった。後の写真撮影の方が長かったほどだ。  ボクシングマスコミは日ごろから会見後に選手や関係者を囲みで取材するのが恒例で、海外のように会見自体を盛り立てる姿勢がまったく見られない。そのため主催者があえて「今日は囲みはありません」としたが、報道陣はこれを無視して会見後に山中を囲んでしまった。 「会見自体が絵にならないから、こうしたニュースをテレビがあまり放送しなくなっている」と前出関係者。  これは非常にもったいない話。横で数名の記者が「モレノがこの前、負けたのは女遊びをしすぎたって話だ」などと談笑していたが、筆者も慌ててジムの浜田剛史会長を追っかけると「山中は世界的にも評価されているから、中身が問われる。無名選手をノックアウトするわけにはいかない」と、今回のマッチメイクについて話した。  もうひとつ気になるのは、テクニシャン同士とあって、試合が地味になるのではという心配だ。浜田会長は「海外の関係者に聞いても、モレノにパンチは当たらないって、みんな言うからね。玄人好みの技術の攻防が楽しめるだろうけど、いつの間にかポイントが取られてたなんて試合も考えられる」と言っていた。  そういえば5月に世界中を沸かせた世紀の一戦、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの試合は、ファイトマネーが史上最高額に達するメガファイトだったが、ハイレベルすぎて互いのパンチは空を切ってばかり。一部の観客からは試合内容への不満も上がった。  ただ、以前から実力者との対戦を希望し続けてきた山中は「最近では一番テンションが上がる試合」として「かわされても、なんとかつかまえる」と“神の左”と呼ばれる必殺パンチのヒットを約束した。 (文=ハイセーヤスダ)

覚せい剤逮捕の自民党道連青年局長に逮捕前の奇行 市民に中指を立て「あんた沈むぞ、沈むぞ……」

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『覚せい剤使用容疑で北海道・石狩市の現職市議を逮捕(15/07/01) - YouTube』(FNNnewsCH)より
 札幌中央署は6月30日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議で葬儀会社社長の大平修二容疑者を緊急逮捕。道警関係者によると、以前から大平容疑者の覚せい剤の使用情報が届いており、任意同行で尿検査したところ、薬物の陽性反応が出たという。その後の家宅捜査では覚せい剤や注射器が入っていたとみられるビニール袋が見つかり、取り調べに大平容疑者も「間違いありません」とこれを認めた。容疑者の両腕には複数の注射痕があり、少なくとも6月中旬ごろから下旬までは使用していたと見られる。  大平容疑者は46歳の自民党・道連青年局長。今年5月の市議選で3選を果たしたばかりで、日本商工会議所の青年部連合会副会長なども務めていた。自民党道連の関係者からは「ちょっと信じられない。真面目に見えたし、薬物をやっているようには見えなかった」という声も聞かれたが、実は6月上旬に大平容疑者の“奇行”が目撃されていた。  6月7日、自民党は全国100カ所で一斉に改憲を呼びかける街宣を行なった。本来、各都道府県支部の青年部・青年局が毎年「拉致問題の解決」というテーマで行ってきたものだが、今年はここに「平和安全法制」を入れており、主題は後者にあると見た反対派の市民が現場で蜂起、カウンター活動も見られた。  そのひとつ、北海道の街宣でマイクを握ったのが、青年局長の大平容疑者だった。反対派の自営業・久保晴美さん(29)は現地に出向き、大平容疑者に意見を叫んだが、容疑者からは「おまえ威力業務妨害だぞ」と怒鳴られたのだという。 「演説の内容は、問題に関係ない、(6月1日に亡くなった)町村(信孝・前衆院議長)さんへの追悼みたいなものが大半だったのですが、改憲の話題が出たときに近くで反論したら、威力業務妨害だと言われました。私は国民が議員の街宣に意見することは適法な表現行為だと思うので、そのことを言ったんですが、市議はマイクを通さず“あんた沈むぞ、沈むぞ”と意味不明なことを言って、中指を立てたんです。当時はふざけてるように見えましたが……」(久保さん)  この意味不明な言動が覚せい剤の使用によるものかはわからないが、市民からは「大平市議は感情の起伏が激しく、普段は温厚なのに突然キレることがある」という話も聞かれる。また、日ごろから平均睡眠時間が4時間程度と短く「3日間、寝なくても平気」と話していたという。  自民党道連は、逮捕が分かった1日、緊急役員会で大平容疑者を除名処分とすることを決めたが、関係者からは暴力団との接点もささやかれている。「映画『仁義なき戦い』の大ファンで、愛車はベンツ、趣味はゴルフというヤクザっぽいキャラ」だという大平容疑者。薬物の入手先として暴力団との関係が浮上すれば、青年局長に就かせた自民党道連の責任問題も持ち上がりそうだ。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)

整形美女からCA、現役女子アナまで……高級路線をひた走る中国売春産業「“一発”最低6万円!?」

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かつて北京市に存在した、高級風俗店の人気嬢たち
 昨年、全国で展開された「掃黄」(風俗取り締まり)により、それ以前と比べれば鳴りを潜めたようにも見える中国の売春産業。しかし水面下では、営業再開に打って出る業者も出始めている。  そんな中、中国版LINEともいえるチャットアプリ「微信」を利用し、大規模に展開していた売春組織が浙江省温州市で摘発され、構成員と売春婦、顧客ら、合わせて39人が逮捕された。
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 女性を含めた幹部らが街中や人脈を介してのリクルート活動を展開し、売春婦をスカウトしていたというこの組織には、キャビンアテンダント、現役モデルにアナウンサーのほか、韓国で5回の整形手術を受けたという人造美女などが在籍。400もの下部組織を擁し、浙江省のほか福建省や上海市、香港、マカオなどの高級ホテルに売春婦を派遣していた。  顧客は会社経営者や一流企業のホワイトカラーなど富裕層が中心で、微信上で注文を受け付けていた。価格は“一発”最低6万円、朝までコースで数十万円と高額にもかかわらず、在籍する売春婦たちはそれぞれ一日平均5~6人の客を取っていた。  ある女子高生をスカウトする際に、組織幹部が送ったメールには「うちは文化レベルが高い客だけを相手にしている」「高級ホテルでリラックスしながら仕事をすればいい」と書かれていたという。
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 中国事情に詳しいライターのアズマカン氏によると、最近、中国では性風俗の高価格化が進んでいるという。 「かつては地方役人との癒着のもと、営業を許されてきた売春産業ですが、中央政府が主導する掃黄の嵐が吹き荒れる中、おおっぴらに営業することはできなくなった。そこで、利ざやの大きい富裕層だけを相手に、高級路線で復活しようとする動きが活発になっている。おとり捜査を警戒して、いちげんの客は相手にしない会員制の風俗店も増えています。かつては、それぞれの所得層に応じたさまざまな価格帯の店が存在し、文字通り“ピンからキリまで”といった状態でしたが、いまや風俗遊びは庶民にとって高嶺の花となってしまいました」    風紀引き締めが続く中国だが、金さえあればいくらでも楽しめるようだ。

なでしこ準優勝の裏で“女に優しい”セルジオ越後に非難の嵐!? 誤審問題スルーで……

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『セルジオ越後 辛口の真実』(ぱる出版)
 サッカー女子W杯で2連覇を目指した日本代表“なでしこジャパン”は、5日(現地時間)にカナダ・バンクーバーで行われた決勝戦で米国に2-5で敗れ、惜しくも準優勝に終わった。  今大会を通してサッカーファンの間で話題を呼んでいたのが、辛口解説で知られるセルジオ越後氏。試合に負ければもちろん、勝ったとしても悪いところを探し出し、選手たちやフロントを批判することで日本サッカーの発展に貢献してきたセルジオ越後氏が、なでしこジャパンには甘いといわれているのだ。 「男子に対しての辛口ぶりはすごいですよね。3年前には、強豪フランスに勝った日本代表を『守ってカウンター、典型的な弱小チーム』と揶揄したり、去年のジャマイカ戦では『(勝ったことよりも)オウンゴールでしかスコアを動かせないことを課題とするべき』と発言しました。しかし、今回のなでしこジャパンのイングランド戦では『(攻められていて)守って少ないチャンスをモノにする戦いぶりは、いい意味の必死さが見えた』と、まるで逆のコメント。さらに、オウンゴールに関して触れない上に『(相手のシュートがクロスバーに当たったことについて)気迫がそうさせた』と、意味不明の発言まで飛び出しました。思い返してみれば、今大会開幕前にも『全力で応援しよう』と、まるで似合わない爽やかなコメントを発していました。ファンの中では『いつもの魅力がない!』『セルジオ、女に弱いのかよ!』とツッコまれていますね」(スポーツライター)  今まで、日本にとって都合の悪いことでも、セルジオ氏はズバズバ言ってきた。しかし、今回の彼は一番大事なことに触れていないという。 「今大会から規模も大きくなり、女性審判のプレッシャーが大きくなっているためか、誤審疑惑が非常に多い大会となっています。その中でも一番問題になっているのが、日本がイングランド戦で得たPKが、明らかにエリア外で行われたファウルだったということなんです。その次にイングランドが得たPKも誤審と騒がれているため、『アレがなかったら、なでしこは勝っていない』といった風潮にはなっていないものの、“真実を求める人”セルジオ越後がそこに触れなかったのは、どう考えても不自然ですね。ファンの間でも『勝った試合こそ、そこに触れるのがセルジオだろ!』『そんなになでしこに嫌われたくないのか……』と、批判というよりも、少しガッカリ、といった声が聞こえてきています」(同ライター)  実際のところ、本当にセルジオ氏が女に弱いのかどうかはわからない。しかし、このままなでしこに甘い発言が続くと、今まで築き上げてきた評価まで揺らいでしまうことは間違いない。これからは、男女ともに厳しいアドバイスをし続けてほしいところだ。 (文=沢野奈津夫)

降格危機は「サポーターの力不足」!? Jリーグ・清水エスパルス、前代未聞の横断幕に賛否

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『清水エスパルス - 公式WEBサイト』より
 Jリーグセカンドステージ優勝1回、ナビスコ杯優勝1回、天皇杯優勝1回と、Jリーグを初期から盛り上げ続けてきた清水エスパルス。先日、イングランドプレミアリーグのレスターシティに移籍を果たした岡崎慎司など、数多くの日本代表選手を輩出している、言わずと知れた名門クラブだ。  そんな清水エスパルスが今、J2降格の危機にある。“オリジナル10”と呼ばれる、Jリーグ発足時に加盟した10チームの中で、降格経験のないチームは、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスエイト、横浜Fマリノス、そして清水エスパルスのわずか4チームのみ。しかし今シーズンは、ファーストステージを最下位で終えてしまい、今月7日から始まるセカンドステージで余程の躍進を見せない限り、降格は免れられない状態に陥っている。そんな中、ファーストステージ最終戦でサポーターが掲げた、ある“横断幕”が話題になっている。 「普通、サポーターというのは、調子の悪いチームに対してブーイングを浴びせたり、あえて厳しい言葉を投げかけることによって選手を鼓舞し、立ち直りを図ろうとするものです。しかし、先日の試合で掲げられた横断幕には『ここまで12番目の選手も力不足でした』と、サポーターである自分たちのせいにするものや『後半戦はもっと力に! やってやろうぜ!』と、驚くほどポジティブなものでした。サポーターにここまで言われたら、選手も頑張るしかないですよね。」(スポーツライター)  確かにどこの国のサポーターも、不振のチーム対してはブーイングや野次を飛ばし、時には選手が乗っているバスを取り囲んでチームに危機感を与えるやり方が主流。実際のところ、他のクラブのサポーターは今回の清水サポーターの姿勢をどう見ているのだろうか? 「もちろん珍しいスタイルなので『こんなんだから選手が甘えるんだ!』『これでは何も変わらない』『海外を見習え!』などといった、手厳しい意見も目立ちます。しかし『なんでもかんでも海外の真似をすればいいってもんじゃない!』『そもそも日本人は怒られると凹むタイプの人種』『こうやって優しくしていれば、香川だってあんなにスランプが長引いてない!』と、賛成意見も目立ちます。これでエスパルスが後半戦で奮起でもしたら、今回の件は、今後の日本の応援スタイルの方向性を変える大きな転換期になってもおかしくないですね」(同ライター)  選手に厳しい言葉を投げかけても、優しく見守っても、どちらも時と場合によって正解になりうる。そもそも、応援に絶対的な正しい方法なんて存在しないのだろう。しかし、個人的にはこういった優しく前向きな応援は、見ていて気持ちがいいと感じてしまうところだ。 (文=沢野奈津夫)