民進党を離党した山尾志桜里衆院議員や、キス写真も流出した女優・斉藤由貴の不倫騒動が重なって、ひと段落しかけていた今井絵理子参院議員の不倫疑惑だが、その周辺は、まだ穏やかではないという。 相手の元神戸市議、橋本健氏が政務活動費の横領や歯科医としての診療報酬架空請求疑惑で地に堕ちたことで、「やけくそになった彼に、不倫疑惑の真相が暴露をされてしまうのではないかという不安が尽きない」と自民党関係者が明かしているのだ。 「ああいう転落者は、何をしでかすかわからない。今井さんは『不倫はなかった』と一貫して否定していたけど、もし相手が不倫関係を認めたら、彼女はウソをついていたことになってしまう。10月予定の衆院選は参院の今井さんには直接関係ないけど、スキャンダルが蒸し返されると、情勢に影響が出かねない」(同) 今井議員は、不倫疑惑を伝えた「週刊新潮」(新潮社)のインタビューに対し、橋本氏とは「男女の関係ということは、まずない」「彼が自宅マンションに泊まった事実はない」「大阪のホテルにも一緒に泊まってない」「一線は越えていない」などと話していたが、もし、橋本氏が一転して2人の不倫関係を認めた場合、こうした話の大半がウソだったことになってしまうわけだ。 自民党関係者が心配するのは、橋本氏の気の弱さにあるようだ。 「横領疑惑が持ち上がったとき、彼はある大先輩の関係者から『認めるか認めないのかハッキリしろ。認めないなら、最後まで逃げきれ』と言われて、認めない選択をしたのに、記者たちに追及されたら、あっさり陥落。そういう人だから、不倫疑惑だって、すぐに主張が一転しそう」(同) 確かに橋本氏は議員辞職後、警察の事情聴取に自ら応じており、早々に白旗を揚げた状態だった。今後訴追されて有罪となった場合、歯科医師法の規定によって最悪、医師免許の取り消し処分が下される可能性もある。家庭の修復も不可能とみられており、もはやすべてを失った男だといえる。それだけに、関係者は暴発寸前だと見ているわけだ。 「何しろ橋本クンは、不祥事で引退寸前に追い込まれていたある国会議員の後釜として候補に挙がっていたからね。不倫報道がなければ、国会議員に成り上がった可能性があった。それだけに落差は大きい。今はもう彼に手を差し伸べる人はいないから、何をしでかすかわからない」(同) 実際、ある週刊誌記者は「今の橋本氏には、真相告白のオファーをしやすい」と漏らしていた。世間から叩かれた当事者が、こういうときにすべての真相を明かすことでみそぎとするケースは、過去にたくさんある。そう考えると、今井議員との秘められた部分が、いつ暴露されてもおかしくはない。 自民党関係者は「せめて衆院選の後にしてほしい」とも言うが、今井議員には、副大臣ら議員十数人にビール券を贈った公職選挙法違反疑惑も浮上していて、そのイメージは黙っていても落ちる一方だ。 (文=片岡亮/NEWSIDER)今井絵理子公式サイトより
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世界にPRできるのはキムチとK-POPだけ!? 韓国人がキムチにこだわるワケ
韓国文化財庁は9月8日、「キムチ漬け」の文化を国の無形文化財に指定する方針を固めた。「キムチ漬け」とは、韓国各地の特色あるキムチとその文化が含まれる概念だという。 キムチを広く宣伝しようという政府の思惑が伝わってくるニュースだが、そもそも韓国は、これまでもキムチをゴリ押ししてきた。 例えば韓国には、1,000億ウォン(約100億円)以上の国家予算が投入された「世界キムチ研究所」なるものも存在している。2010年に設立されたこの研究所では、キムチの微生物研究や可能性の研究などのほか、“キムチの世界化”のための研究も進められているという。 当然、キムチの輸出にも力を入れており、今年上半期の輸出量を見ると、主要輸出国である日本(輸出量1位)と中国(2位)では需要が減っているものの、イギリスやオランダなどヨーロッパへの輸出は前年比18.2%増となっている。 なぜ韓国は、これほどキムチにこだわっているのだろうか? 理由のひとつは、キムチが韓国を代表するコンテンツとなっていることが挙げられるだろう。実際、今年9月に韓国観光公社が発表したところによると、昨年1年間に外国人が主要検索エンジン(GoogleやYahoo!、百度など)で検索した韓国関連キーワードの中で、「キムチ」は英語・ドイツ語圏では最も多く検索された。ちなみに日本語での検索ワード1位は「K-POP」だったが、世界的に人気を集めているK-POPと肩を並べていることは、海外におけるキムチの知名度を示しているといえる。もっとも、裏を返せば、韓国にはK-POPとキムチぐらいしか外国に輸出できる商品がないということでもあるだろう。つまり、韓国はキムチを積極的に宣伝しているわけではなく、キムチに頼らざるを得ない状況にあるのだ。 ただ、それ以上に重要な理由は、韓国国内にある。年々、韓国人のキムチ消費量が減少しているのだ。 それはデータにはっきりと表れている。嘉泉大学食品栄養学科イ・ヘジョン教授チームの論文によると、韓国人1人当たりが1日に食べるキムチの量は、2005年に123.9gだったが、15年には96.3gまで落ちている。とりわけこの10年間で、男性が17.8%減、女性は27.8%減となっている。 このように韓国国内で“キムチ離れ”が加速しているのは、キムチに対するイメージ悪化が一因だと考える向きもある。例えば、韓国のネット上では韓国人女性を侮辱するときに「キムチ女」というスラングが使われているし、最近は、韓国メディアが外国人に対して「Do you know Kimchi?」と事あるごとに繰り返すアピールにうんざりしている若者も多いという。今回の「キムチ漬け」無形文化財指定に関する報道にも、ネット上では「本当にくだらない」「いつになったら“キムチの呪縛”から解放されるんだ」「韓国は“神格化”するのが好きだよね」「どこの国にも独自の食べ物はあるじゃないか。笑わせてくれる」といったコメントが見受けられる。 今も昔も、キムチをゴリ押ししてきた韓国。現状を見る限り、これからもキムチアピールは続きそうだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・「キムチ」と歌う女子高生シンガー足立佳奈が登場した日本。その一方で韓国では…? http://s-korea.jp/archives/19838?zo ・「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは? http://s-korea.jp/archives/12343?zoイメージ画像(Thinkstockより)
ロッテマート撤退に続き、韓国スーパーが夜逃げ! THAAD追加配備で中韓関係再び悪化
9月7日、韓国で米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の追加配備が完了し、4月に配備された2基を合わせて合計6基体制となり、計画通り完全運用が開始された。THAADをめぐっては、朴槿恵前政権が昨年7月に配備を決めたが、直後から中韓関係は急激に悪化。中国国内にある韓国資本のスーパー・ロッテマートなどが一時的に営業停止処分となったり、事実上の“渡韓禁止”を自国民に強いるなど、軋轢が絶えなかった。 政権が代わり、文在寅大統領はTHAAD配備を見直す可能性を示唆したことで、一時は中韓双方で関係修復の兆しもあったが、今回の配備完了を受けて再び中韓関係が悪化しつつある。そうした中、中国から撤退する韓国企業も相次いでいる。台湾「中時電子報」(9月13日付)などによると、中国に進出して20年になる韓国のスーパー大手「Emart」は突然、通告もなく上海市内にある5店舗すべてを閉鎖。1,000人以上の従業員にとっても青天の霹靂で、Emart側に賠償・補償交渉を求めたものの、すべて拒否されたという。店舗前で従業員が集結し、抗議集会が行われたが、彼らは泣き寝入りとなる可能性が高い。Emartは中国での業績が近年、悪化しており、THAADの影響で経営継続が難しいと判断したという。
「中国に限らず、海外に進出した韓国企業は撤退するとき“夜逃げ”することで有名です。日本企業などは現地の法律やルールに従って補償交渉をするんですが、韓国企業は通告せず、とにかく逃げる。2000年以降、200社以上の韓国企業が中国から夜逃げしたことがわかっていますが、昨年からのTHAAD騒動で、私が知る限り30社ほどの韓国企業が夜逃げしている。どこも借金を踏み倒し、従業員への補償もゼロ。こちらでは嫌韓感情がかつてなく高まっています」(上海在住の日本人ビジネスマン)補償交渉を拒否され、閉鎖された店舗前で抗議する従業員たち
中国撤退をめぐっては、ロッテマートも中国市場からの撤退が報じられたばかり(ロッテ側は否定)。ロッテマートは3月以降、現在に至るまで営業停止処分(表向きの理由は消防設備の不備)が続いており、中国国内にある99店舗のうち半数近くを売却すると発表している。ほかにも韓国・現代自動車が中国工場の操業一時停止を余儀なくされたり、サムスン製スマホの不買運動が起こって中国でのシェアが急落するなど、大きな影響が出ている。 「スマホや家電、自動車など、韓国製品が中国大陸を席巻していた時期はもう終わりました。中国製品が力をつけてきた時期と、THAADによる中韓関係の悪化が重なって、中国人は韓国ブランドに見向きもしなくなった。特に自動車に至っては1年で中国への輸出が半分に減っている。中国市場で韓国製品がオワコン化しつつあるのは間違いない。日本企業よりも厳しい状況に置かれているように思います」(同) 中国市場への依存度が高かっただけに、その影響は計り知れない。朝鮮半島有事に加え、経済的な死の可能性もある韓国。いったい、どうなるのか――。 (取材・文=五月花子)THAAD配備を受けて韓国製品のボイコットを叫ぶ中国の小学生(今年3月)
文春の民進党・前原誠司“ハニートラップ疑惑”はガセだった!? 北朝鮮マニアから「そんなの普通だろ!」の総ツッコミ
14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が民進党の前原誠司新代表について「北朝鮮美女のハニートラップ疑惑」を報じた。1999年に北朝鮮の景勝地・妙香山を訪れ、現地の美女とツーショット写真に収まっている複数の写真を入手。文春は美女との“親密写真”としているが、複数の北朝鮮マニアから「そんなの普通だろ!」と異論が相次いでいる。北朝鮮の美女たちは、そんなにフレンドリーなのか? 真相に迫った。 文春は、前原氏が美女に顔を近づけたショットや、着衣のまま股間を美女の尻につける“立ちバック”のようなスナップ写真を掲載し、ハニートラップ説を展開している。さらに、同行した男性の証言も紹介。それによると、美女たちは妙香山でバーベキューをした際の接待係だという。 接待係が、立ちバックまでしてくれるのか? 毎年のように訪朝している朝鮮籍ビジネスマンの男性は「さすがに立ちバックのポーズまではなかったけど、記念写真をする時、男女はくっつくものだよ」と証言する。 「黙っていても接待員の女性が腕を組んでくる。男性は女性の腰に手を回すよう、周囲の人に促されることもある」(同) 日本だと職場の飲み会はもちろん、キャバクラでもセクハラ認定されて怒られそうだが、北朝鮮では女性が望んで接近してくるというのだ。 「共和国(北朝鮮)の記念写真では習慣みたいなもので、別に男女間の関係がなくても、交際しているみたいな写りになる。言葉は悪いが、儒教文化の男尊女卑が根深く残っていて、『女は男を引き立てるものだ』という意識が強いのでは?」(同)カラオケで美女の背に手を回し、ニヤリとする観光客の男性
また、民間の研究者は「金正恩党委員長が現地指導した際も、女性らが腕を組み、密着した状態で記念撮影をしている」と指摘する。 Twitter上では、北朝鮮を観光旅行した経験のあるマニアらが「前原氏がハニートラップなら、俺もだ」などとツイート。毎回鮮烈な文春砲だが、今回だけは“空砲”と指摘する声が相次いでいる。 首都圏在住の北朝鮮マニアの40代男性は「北朝鮮には、風俗やキャバクラはない。ただ、カラオケだけは接待員を呼べる。ここでデュエットをすれば、手をつないだり、見つめ合ったり、密着して尻に手を回すことができる。一応、日本のカラオケもあるが、接待員の美女軍団が喜ぶのは北朝鮮の歌。ほのかな天花粉のような香りのする美女と密着できるカラオケ……考えるだけで、また訪朝したくなる!」と声高に語り、再訪朝に向けてYouTubeで朝鮮歌謡をヘビロテしまくっているという。 訪朝を促すカラオケ接待員の魅力、これもある意味、ハニートラップと言えなくもない。金正恩氏にも密着(北朝鮮のサイト「朝鮮の今日」より)
文春の民進党・前原誠司“ハニートラップ疑惑”はガセだった!? 北朝鮮マニアから「そんなの普通だろ!」の総ツッコミ
14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が民進党の前原誠司新代表について「北朝鮮美女のハニートラップ疑惑」を報じた。1999年に北朝鮮の景勝地・妙香山を訪れ、現地の美女とツーショット写真に収まっている複数の写真を入手。文春は美女との“親密写真”としているが、複数の北朝鮮マニアから「そんなの普通だろ!」と異論が相次いでいる。北朝鮮の美女たちは、そんなにフレンドリーなのか? 真相に迫った。 文春は、前原氏が美女に顔を近づけたショットや、着衣のまま股間を美女の尻につける“立ちバック”のようなスナップ写真を掲載し、ハニートラップ説を展開している。さらに、同行した男性の証言も紹介。それによると、美女たちは妙香山でバーベキューをした際の接待係だという。 接待係が、立ちバックまでしてくれるのか? 毎年のように訪朝している朝鮮籍ビジネスマンの男性は「さすがに立ちバックのポーズまではなかったけど、記念写真をする時、男女はくっつくものだよ」と証言する。 「黙っていても接待員の女性が腕を組んでくる。男性は女性の腰に手を回すよう、周囲の人に促されることもある」(同) 日本だと職場の飲み会はもちろん、キャバクラでもセクハラ認定されて怒られそうだが、北朝鮮では女性が望んで接近してくるというのだ。 「共和国(北朝鮮)の記念写真では習慣みたいなもので、別に男女間の関係がなくても、交際しているみたいな写りになる。言葉は悪いが、儒教文化の男尊女卑が根深く残っていて、『女は男を引き立てるものだ』という意識が強いのでは?」(同)カラオケで美女の背に手を回し、ニヤリとする観光客の男性
また、民間の研究者は「金正恩党委員長が現地指導した際も、女性らが腕を組み、密着した状態で記念撮影をしている」と指摘する。 Twitter上では、北朝鮮を観光旅行した経験のあるマニアらが「前原氏がハニートラップなら、俺もだ」などとツイート。毎回鮮烈な文春砲だが、今回だけは“空砲”と指摘する声が相次いでいる。 首都圏在住の北朝鮮マニアの40代男性は「北朝鮮には、風俗やキャバクラはない。ただ、カラオケだけは接待員を呼べる。ここでデュエットをすれば、手をつないだり、見つめ合ったり、密着して尻に手を回すことができる。一応、日本のカラオケもあるが、接待員の美女軍団が喜ぶのは北朝鮮の歌。ほのかな天花粉のような香りのする美女と密着できるカラオケ……考えるだけで、また訪朝したくなる!」と声高に語り、再訪朝に向けてYouTubeで朝鮮歌謡をヘビロテしまくっているという。 訪朝を促すカラオケ接待員の魅力、これもある意味、ハニートラップと言えなくもない。金正恩氏にも密着(北朝鮮のサイト「朝鮮の今日」より)
首輪を付けたペットでもお構いなし! 迷子のラブラドールが“犬焼酎”に……
韓国から、衝撃的なニュースが飛び込んできた。ペット犬を連れ去って“犬焼酎”にしたとして、50代の男が逮捕されたというのだ。 釜山・沙上(ササン)警察署の発表によると、男は9月2日、路上を歩いていたラブラドール・レトリバーを自身の車で連れ去ったとされている。 このラブラドール「オソンちゃん」は7歳で、事件当日の午後から迷子になっていた。 飼い主は、オソンちゃんの写真と特徴を記した張り紙を近所に貼るなどして捜索を行っていたが、街中に設置された監視カメラの映像から男が愛犬を連れ去る様子を発見。失踪から2日後、警察と共に男のもとを訪ねたが、男は「犬を車に乗せたのは事実だが、途中で逃げられた。行方は知らない」と話したという。 しかし、実際は拉致された当日に犬焼酎を扱う漢方薬専門店に引き渡されており、男の事情聴取が行われた直後に殺されていた。 男は、オソンちゃんを使って“犬焼酎”と呼ばれる薬用ドリンクを作ろうとしていたようで、6日になって犯行を認め、遺失物等横領と動物愛護法違反の容疑で逮捕された。犬焼酎は犬の肉と漢方薬などを煮込み、成分を抽出して作る飲料で、韓国では健康食品として一般的に飲用されているが、さすがにペットを拉致・殺害するなど問答無用だ。 飼い主はSNS上に「犯人が初めから正直に話していれば、オソンが死ぬことはなかった」「7年間家族のように暮らしてきた犬を連れ去って殺した犯人は、絶対に厳しい処罰を受けなければならない」と、苦しい胸のうちをつづっている。 韓国のネット上でも、「こいつは人間じゃない」「犯人を材料にして焼酎を作ろう」「犬畜生にも劣るやつだな」「韓国の中年と老人の8割以上は頭がおかしい」「パッと見でペットだとわかるはずだし、漢方薬店も確認すべきだ」といった意見が噴出している。 もっとも、韓国でペットの犬が食べられる事件は、これが初めてではない。昨年10月にも、迷子犬が近隣の住民によって犬鍋にされてしまうという事件が起こっている(参照記事)。 犬食文化の残る韓国では、もし愛犬が迷子になったら、最悪の事態も想定しておかなければならないようだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖 http://s-korea.jp/archives/17887?zo ・“犬食文化”が残る一方で、熱心な愛犬家も…韓国の両極端なドッグ状況 http://s-korea.jp/archives/17902?zoイメージ画像(足成より)
言うことを聞かない母の頬を何度も平手打ち……50代独身男が経験した、ひとり介護生活の限界『母さん、ごめん。』
東京都だけでも58万人。全国に広げると、634万人を数える要介護者数。今後、高齢化が加速すれば、この数字はますます伸びていくだろう。さまざまなメディアが報道しているように、今、介護現場には深刻な危機が訪れている。 科学ジャーナリストの松浦晋也氏(以下、敬称略)は、2014年から2年半にわたって、認知症となった母親の自宅介護を経験した。それまで介護とは無縁だった彼は、悪戦苦闘しながらその記録を『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』(日経BP社)として上梓した。 松浦の経験を通して介護の実態を見つめると、そこには厳しい現実があった。 2014年7月、80歳になる母親は「預金通帳がない」と騒ぎ始めた。決まった場所に置いてあるにもかかわらず、たびたび同じことが繰り返される。ほかにも家事を面倒くさがるようになり、コンロにかけたヤカンを空焚きするといった危険な状況が、しばしば起こるようになった。だが、松浦はそんな母親の行動を認知症と受け止めず、単なる「うっかり」だと思い込む。母親が「認知症患者」になったことを認められなかったのだ。そして、ここから始まる彼の介護生活は「失敗」の連続だった。 手探りで病院を調べ、ようやく評判の総合病院を探し出したものの、診療の予約は数カ月先まで埋まっていた。やむなく待つことを選んだが、松浦は、いち早く病院で確定診断を受けて介護生活の準備を始めるべきだったと振り返る。診断を待つ間にも、認知症はどんどんと進展していくのだ。 母親の認知症は、家事ばかりでなく、通信販売で不必要なものを買い漁り、失禁してしまったりと進んでいき、松浦の両肩に、容赦なくその重みは降りかかるようになる。認知症によって性格が怒りっぽくなった母と余裕がなくなった松浦は、そのストレスに耐えきれず、激しい言い争いに発展することも。「子どもには育つ喜びがある。介護にはない。日々少しずつ症状は進行し、ますます手がかかるようになっていくという寒い現実があるだけである」(本書より)。不眠症に陥った松浦は感情的になり、幻覚を見るほどに追い込まれていった。 だが、そんな松浦に救いの手が差し伸べられる。突如、介護生活に放り込まれた松浦は「自分で母を支えるしかない」と、公的介護保険制度を利用することをまったく考えていなかったが、周囲のアドバイスによって介護申請手続きを行うと、母は「要介護1」の認定を受け、ケアサポートが受けられるようになったのだ。15年5月、松浦はようやく孤独な介護から解放され、ケアマネージャーの協力のもとに、二人三脚での介護をスタートさせた。 そんな介護の経験から、松浦は、介護者本人が「可能な限り楽をする」ということの重要性に気づいた。「体験してはじめてわかったことではあるが、認知症老人の介護は、自分ががんばればなんとかなるような甘いものではなかった。介護をやり遂げるには、『公的介護制度をいかに上手に使い倒すか』という戦略性が必須だった」「『私が犠牲になってがんばればいい』では、介護する側もされる側も不幸になる。介護される側と同等、場合によってはそれ以上に介護する側をケアする必要がある」。失敗を経験したからこそ、松浦の気づきは説得力を持って読者に迫ってくる。 ヘルパーやデイサービスの利用など、なんとか介護の体制を整えたものの、残念ながら平和な時間は長く続かなかった。母の病状は進行し、失禁の量は増え、満腹中枢が刺激されないことから過食状態になる。台所を引っかき回し、食べられるものをガツガツと際限なく食べてしまうのだ。母は、排泄や入浴、衣服の着脱などにもほぼ全面的な介護が必要な状態という「要介護3」に引き上げられた。過大なストレスにさらされた松浦は、やがて「死ねばいいのに」という言葉が無意識に口をつくようになる。そして、介護生活から2年、追い込まれた松浦は、ついに母に対して手を上げてしまった。 何度も頬を平手打ちする松浦が正気を取り戻したのは、母親の口から流れる血を見た時だ。だが、母は「なんで私、口の中切ってるの。どうしたのかしら」とつぶやいた。母親の認知症は、暴力の記憶すらもとどめておくことができないほどに進行していたのだ。ケアマネージャーと相談し、母親はショートステイ施設へと送られた。ケアマネージャーは「私から見ても、ここしばらくの松浦さんは、もう限界だなと思っていました。よくここまで頑張られたと思います」と松浦を慰めた。 そして、運良くグループホームへの入居が決まった母親は、家を出て施設に入ることとなる。 『母さん、ごめん。』というタイトルとは裏腹に、負担のかかる介護を、松浦は献身的にこなした。そんな生活を通じて彼が手にしたのは、介護は「『子どもが、家族が、がんばればできる』というものでは絶対にない」という確信だった。家族だけでなく、行政の制度やヘルパー、デイサービス、ショートステイなどの施設がなければ、松浦もまた介護に押しつぶされ、最悪な結果が待っていたかもしれない。本書あとがきに記されている「今後の少子高齢化をよりよいものにするために、私たちは個人や家族ではなく、『社会全体で高齢者を介護する』ことを意識して実現していく必要がある」という言葉を、介護未経験の読者もまた、心に刻みつけておくべきだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』(日経BP社)
軍事演習よりメシの準備に大忙し!? 北朝鮮軍兵士たちの涙ぐましい“自給自足ライフ”
大陸間弾道ミサイルの発射や水爆実験を立て続けに実施し、軍事力を誇示する北朝鮮だが、最前線の島を守る朝鮮人民軍の兵士たちは、本土からの補給がないため野菜作りに励んでいるという、涙ぐましい実態が明らかになった。かつて北朝鮮からの砲撃で火の海になった韓国・延坪島(ヨンピョンド)から、巨大なビニールハウスの撮影に成功した。「腹が減っては戦ができぬ」とは、いにしえからの戦訓だが、野菜の栽培、家畜の飼育、さらに漁業と、兵士たちは戦争をする暇がないほど、メシの準備に忙しそうだ。 延坪島は対岸の北朝鮮からわずか15kmしか離れておらず、島全体が韓国・海兵隊の要塞となっている。2010年11月には対岸や北朝鮮領内の島から大量の砲弾が撃ち込まれ、軍陣地のほか、住宅街も火災となり、計4人が死亡した。この奇襲砲撃を計画・指揮したのが、金正恩党委員長とされている。 正恩氏は、数少ない“戦功”を成し遂げた砲撃部隊を、こよなく愛している。砲撃から1年を迎えた11年11月を皮切りに、計7回も部隊を現地指導(視察)。特に延坪島から7kmという至近距離にある要塞島、長在島(チャンジェド)には、わざわざゴムボートや小舟で乗りつけて上陸し、守備隊を慰労しているほどだ。延坪島の目と鼻の先にある長在島では、兵士たちが自活している
直近では、今年5月に現地指導したほか、8月26日には延坪島占領を想定した特殊作戦部隊の大規模な攻撃訓練を誇示してみせた。そんな中、「今年に入って長在島の真ん中に、異様にデカい建物が建設された」と、延坪島住民は不気味そうに語る。左からビニールハウスと太陽光発電、そして風車
ビニールハウスを現地指導して満足そうな正恩氏(「朝鮮の今日」から)
望遠レンズで長在島をのぞくと、不審な建物は二等辺三角形のような屋根で、南側を向いている。建物のすぐ近くには小さな風車や太陽電池パネルが確認できる。電力は、自然エネルギーを利用して自家発電しているようだ。5月に正恩氏が現地指導した際の複数の写真と照合すると、三角屋根の建物は、野菜のビニールハウスと特徴が一致した。 当局の発表によると、守備隊は「ビニールハウス内では、トマト、キュウリ、カボチャ、ネギを栽培している」といい、島内では豚やウサギ、ニワトリも飼っているそうだ。また、党の恩情で、飲料水を確保するための海水ろ過装置を設置したそう。さらに漁業にも励み、大漁となった日の水揚げを見た正恩氏は「『陸の兵士たちが、うらやましがる』と明るく笑った」とのこと。小さな島で自給自足生活とは、近代の軍事組織で極めて珍しいが、正恩氏の発言から「陸の兵士」たちは、もっと待遇の悪いことが推察できる。韓国側の延坪島にはコンビニまである現実を、北の兵士たちは知っているのだろうか? (文・写真=金正太郎)
軍事演習よりメシの準備に大忙し!? 北朝鮮軍兵士たちの涙ぐましい“自給自足ライフ”
大陸間弾道ミサイルの発射や水爆実験を立て続けに実施し、軍事力を誇示する北朝鮮だが、最前線の島を守る朝鮮人民軍の兵士たちは、本土からの補給がないため野菜作りに励んでいるという、涙ぐましい実態が明らかになった。かつて北朝鮮からの砲撃で火の海になった韓国・延坪島(ヨンピョンド)から、巨大なビニールハウスの撮影に成功した。「腹が減っては戦ができぬ」とは、いにしえからの戦訓だが、野菜の栽培、家畜の飼育、さらに漁業と、兵士たちは戦争をする暇がないほど、メシの準備に忙しそうだ。 延坪島は対岸の北朝鮮からわずか15kmしか離れておらず、島全体が韓国・海兵隊の要塞となっている。2010年11月には対岸や北朝鮮領内の島から大量の砲弾が撃ち込まれ、軍陣地のほか、住宅街も火災となり、計4人が死亡した。この奇襲砲撃を計画・指揮したのが、金正恩党委員長とされている。 正恩氏は、数少ない“戦功”を成し遂げた砲撃部隊を、こよなく愛している。砲撃から1年を迎えた11年11月を皮切りに、計7回も部隊を現地指導(視察)。特に延坪島から7kmという至近距離にある要塞島、長在島(チャンジェド)には、わざわざゴムボートや小舟で乗りつけて上陸し、守備隊を慰労しているほどだ。延坪島の目と鼻の先にある長在島では、兵士たちが自活している
直近では、今年5月に現地指導したほか、8月26日には延坪島占領を想定した特殊作戦部隊の大規模な攻撃訓練を誇示してみせた。そんな中、「今年に入って長在島の真ん中に、異様にデカい建物が建設された」と、延坪島住民は不気味そうに語る。左からビニールハウスと太陽光発電、そして風車
ビニールハウスを現地指導して満足そうな正恩氏(「朝鮮の今日」から)
望遠レンズで長在島をのぞくと、不審な建物は二等辺三角形のような屋根で、南側を向いている。建物のすぐ近くには小さな風車や太陽電池パネルが確認できる。電力は、自然エネルギーを利用して自家発電しているようだ。5月に正恩氏が現地指導した際の複数の写真と照合すると、三角屋根の建物は、野菜のビニールハウスと特徴が一致した。 当局の発表によると、守備隊は「ビニールハウス内では、トマト、キュウリ、カボチャ、ネギを栽培している」といい、島内では豚やウサギ、ニワトリも飼っているそうだ。また、党の恩情で、飲料水を確保するための海水ろ過装置を設置したそう。さらに漁業にも励み、大漁となった日の水揚げを見た正恩氏は「『陸の兵士たちが、うらやましがる』と明るく笑った」とのこと。小さな島で自給自足生活とは、近代の軍事組織で極めて珍しいが、正恩氏の発言から「陸の兵士」たちは、もっと待遇の悪いことが推察できる。韓国側の延坪島にはコンビニまである現実を、北の兵士たちは知っているのだろうか? (文・写真=金正太郎)
「バッジを外したい……」“略奪不倫疑惑”で追い詰められた今井絵理子が議員辞職の意向
妻子ある橋本健・元神戸市議(37)と略奪不倫疑惑を報じられた、自民党・今井絵理子参院議員(33)が追い詰められている。ついに、自ら「バッジを外したい」と漏らしているというのだ。 政治関係者は「週刊誌で『新幹線手つなぎ爆睡』や『ホテルをパジャマでうろつく姿』を撮られるという脇の甘さに、自民党の重鎮が激怒。今井議員は呼び出しを食らい、事情聴取を受け、厳重注意されたようです」と声をひそめる。これが、今井の心を傷つけたようだ。 「今井議員は小さいころからスーパーアイドルとして活躍していたこともあり、これまで褒められてチヤホヤされることはあっても、怒られた経験がない。しかも、メディアにこれだけ叩かれたことも初体験。覇気がなくなり、周囲に『もう議員なんてイヤだ』と泣きを入れているようです」(同) そもそも今井の国会議員としての資質を疑う声は、当選直後からあった。沖縄県生まれながら、米軍基地問題について自らの見解を述べることができず「これから勉強します」と繰り返すばかり。まともに政策を話すことができないどころか、立法府の仕組みさえも理解できていない状態だったという。さらに、当選から1年たったが、国会での質問回数は4回だけ。 「実力のなさ、政治家に向いていないことは、本人が一番わかっているようです。かといって、真剣に勉強しようという気もサラサラなく、不倫に明け暮れる体たらく。さらにそれが報じられると、一目散に逃亡して国民への説明も果たさない。みっともないとしか言いようがありません。このまま議員をやっていても、自民党のイメージが悪くなるだけ。今井議員が所属する麻生派の派閥関係者は今井に辞められては困ると、強く慰留するでしょうが、そのほかの自民党関係者は早く議員辞職してもらいたいというのが本音のようです」(同) 2016年夏の参議院選挙では看板候補として約32万票を獲得。自民党比例選出議員としては、5番目の得票数という貢献ぶりだったが、いまやお荷物に成り下がってしまったというわけだ。 10月には青森4区、新潟5区、愛媛3区の3選挙区で衆院補選が行われるばかりか、年内の衆議院解散がささやかれている。自民党にとって、これ以上のイメージ悪化は避けたいところ。近く、今井が一般人に戻る日が来るかもしれない。今井絵理子公式サイトより













