ゴッドハンドの逮捕に、一部の女性タレントたちが戦々恐々としている。11月に女性客へのワイセツ行為で逮捕された人気整体師に「盗撮のウワサ」があるからだという。 「あの先生、『施術の一部を研究用に撮る』とか言っていたことがあって、万が一、そういうのが外に漏れたらつらい……」 こう話すのは、雑誌の読者モデルをしている20代女性。タレントを目指しているとあって、将来に傷がつかないかとおびえているわけだ。 現時点でそのような録画があったという話はないが、信頼が崩れた現在、女性客がゴッドハンド逮捕の“副作用”を恐れているようだ。 ゴッドハンドと呼ばれた人気整体師は銀座で「磯部美容整体Vセンター」を開業していた磯部昭弘容疑者。今年9月、20代の女性客に施術した際、全裸にして胸や下半身を触った準強制わいせつの疑い。容疑者は否認しているが、ほか複数の客から似たような被害届が出ているという。 「美尻、くびれ、美脚の骨盤トリプル美人ダイエット」などというメディア受けしそうな施術法でテレビ出演もこなし、知名度を上げた磯部容疑者は、1日3分の小顔マッサージ法などをまとめたDVDを3万円で販売するなど商売上手でもあった。 公式ホームページには「著名人、モデル、ライター、編集者など業界人からの支持も高い骨格美容家」と書かれ、著書で絶賛していた木下優樹菜の推薦も併記。 著名な来店者として、元宝塚の白羽ゆりほか、女優の和希詩織、タレントの熱田久美、モデルの佐藤優里亜、伊東亜里沙、水野佐彩、筧沙奈恵、土屋香織、永田明華、垰智子らの写真も掲載されており、前出の読者モデルも掲載されている。こうした宣伝手法により1回5分5万円という超高額な治療費にもかかわらず客が殺到し、月商700万円という触れ込みだった。 しかし、今年6月に消費者庁から、その効果に根拠がないとされる措置命令も受けていた。同庁によると「小顔矯正」を売りにした表示で商売をしていた磯部容疑者ら9事業者に効果の裏付けを示す資料を求めたところ、合理的な根拠がひとつも示されなかったという。 磯部容疑者に指摘された不当表示は「1回の施術から効果実感」「アフターケア2~3回で固定するのが特長です。何十回も通う必要はありません」「1回の施術で顔の横幅が数センチ縮まる」など。人気雑誌の「ViVi」(講談社)や「Tarzan」(マガジンハウス)、「Hanako」(同)などの雑誌でも紹介されたとする評判の施術は、まるでインチキ同然だったわけである。 そのため、最近では磯部容疑者に返金を求める動きまであったというが、今回の容疑でますますゴッドハンドへの不信感は高まった形だ。その中には当のゴッドハンドを「大先生」と呼び、密かに性の悩みまで相談に乗ってもらっていたタレントもいるという。 「昨年解散したアイドリング!!!のXちゃんが、自分が不感症じゃないかと悩んでいて、『前に骨盤が歪んでいると診断された磯部先生に思い切って打ち明けたら、まさにその通りだった』とか言っていたんですよ。それ以来、通院を増やしていたみたいだったんですけど、先生に話した内容が漏らされたらどうしようって、泣きそうになってます」(前出モデル) 何しろ、約4万人を施術したといわれる磯部容疑者。もっと言えば、その「磯部式」を、そのまま受け継いで看板にしていた全国の整体師たちも同様に怪しい目で見られ始めていて、逮捕の影響は小さくない。容疑の行方は別に、ワイセツの被害者でなくとも何かしら不利益があるかもしれないと不安になる女性が増えており、モデル女性は「怪しい整体師を持ち上げたマスコミも恨みます」と話している。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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暴力団員と一緒に逮捕された「アディ男」の素性と“マブダチ”日テレディレクターの黒い関係
“アディ男”と呼ばれる雑貨店の店員が暴力団組員とともに逮捕されたことで、白い目で見られているテレビディレクターがいる。「アディ男を売り出したのはオレ」「アディ男のマブダチ」などと周囲に吹聴していた日本テレビ系バラエティ番組担当の30代男性だ。ほかのテレビ関係者には「出演交渉はオレを通したほうがスムーズに決まる」などとも言っていたという。 「どこまで仲が良かったのかは知りませんが、アディ男同様、見た目からしてチャラい男で、渋谷の仲間たちと女性をナンパしたことを仕事場で自慢するような奴でした」(日テレ関係者) ディレクターは事件に関係していたわけではないが、事件を受けて担当番組から外される可能性が高いという。 「何しろ暴力団がらみの事件ですから、その密接交際者が局員から出たら大変なことになります」(同) アディ男こと福島勇気容疑者(26)は、昨年10月に東京・渋谷で知人男性を車に監禁、6万円を奪った疑いで逮捕、12月2日に送検された。過去、バラエティ番組『マツコ会議』(日本テレビ系)に、渋谷のカリスマ店員として出演し人気となり、SMAP・中居正広がMCを務める『ナカイの窓』(同)にも出演。今年は関西テレビ制作の『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』でも「SHIBUYA109にあるカフェSBYの暴れん坊店員」という紹介で、視聴者の悩みを解決するコーナーに準レギュラー出演、“有名な素人”になっていた。 しかし、その裏では暴力団組員とつながり、今回の事件では住吉会系組員とともに男性を連れ回し「死ぬ準備はできたか」などと脅して、金属の棒で頭を殴打した疑いが持たれている。事実なら、カリスマどころか、ヤクザそのまんまの反社会的な悪人である。 実のところ、渋谷界隈でアディ男の評判を聞くと「ヤクザを仲間に持つことで、繁華街でもド派手に活動できていた」という話もあった。渋谷で15年以上バーを経営する男性も「テレビに出る前は、怖い人というイメージのほうで知られていた」という。 「少し前まで越川真美ってモデルの子と付き合っていたけど、彼女と揉めた相手のところに殴り込んだとか、彼を怒らせたショップが不良たちに乗り込まれ潰されたというウワサがあったんです。近くの店では、アディ男が態度の悪い連中と押しかけて、勝手に『貸し切り!』と号令をかけ、ほかの客を追い出したことがあったとか。正直、タイプ的には本来テレビなんかに出していけなかった類の人間なのに、って思ってました」 そんな人物を「カリスマ店員」とテレビが持ち上げたのは、先のような仲間のテレビ関係者がいたからかもしれないが、「おかげで世間の人気者となって、その本性を隠すのに好都合になってたんですよ。だから、本性の彼を“裏アディ男”と呼ぶ風潮もあった」とバー経営者。 スポーツブランドのアディダスを着てアディダスのロゴのタトゥーを入れていることから、数年前より「アディ男」と自称。これに憧れ、各地でも「○○(地名)のアディ男」と名乗るフォロワーが続出する現象もあったという。 前出のディレクターも、アディダスのバッグを持ち歩いていた“テレビ界のアディ男”だが、こちらは過去「他局で仕事をしていた時代に、女子大生のレイプ事件に関与して追放されたことがあった」という問題人物であることもわかった。 今回の事件は、暴力団関係者でもレイプ犯でも働ける番組制作現場の緩さが浮き彫りになった形かもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)事件を報じる動画(Youtube「TV Nippon News」より)
暴力団員と一緒に逮捕された「アディ男」の素性と“マブダチ”日テレディレクターの黒い関係
“アディ男”と呼ばれる雑貨店の店員が暴力団組員とともに逮捕されたことで、白い目で見られているテレビディレクターがいる。「アディ男を売り出したのはオレ」「アディ男のマブダチ」などと周囲に吹聴していた日本テレビ系バラエティ番組担当の30代男性だ。ほかのテレビ関係者には「出演交渉はオレを通したほうがスムーズに決まる」などとも言っていたという。 「どこまで仲が良かったのかは知りませんが、アディ男同様、見た目からしてチャラい男で、渋谷の仲間たちと女性をナンパしたことを仕事場で自慢するような奴でした」(日テレ関係者) ディレクターは事件に関係していたわけではないが、事件を受けて担当番組から外される可能性が高いという。 「何しろ暴力団がらみの事件ですから、その密接交際者が局員から出たら大変なことになります」(同) アディ男こと福島勇気容疑者(26)は、昨年10月に東京・渋谷で知人男性を車に監禁、6万円を奪った疑いで逮捕、12月2日に送検された。過去、バラエティ番組『マツコ会議』(日本テレビ系)に、渋谷のカリスマ店員として出演し人気となり、SMAP・中居正広がMCを務める『ナカイの窓』(同)にも出演。今年は関西テレビ制作の『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』でも「SHIBUYA109にあるカフェSBYの暴れん坊店員」という紹介で、視聴者の悩みを解決するコーナーに準レギュラー出演、“有名な素人”になっていた。 しかし、その裏では暴力団組員とつながり、今回の事件では住吉会系組員とともに男性を連れ回し「死ぬ準備はできたか」などと脅して、金属の棒で頭を殴打した疑いが持たれている。事実なら、カリスマどころか、ヤクザそのまんまの反社会的な悪人である。 実のところ、渋谷界隈でアディ男の評判を聞くと「ヤクザを仲間に持つことで、繁華街でもド派手に活動できていた」という話もあった。渋谷で15年以上バーを経営する男性も「テレビに出る前は、怖い人というイメージのほうで知られていた」という。 「少し前まで越川真美ってモデルの子と付き合っていたけど、彼女と揉めた相手のところに殴り込んだとか、彼を怒らせたショップが不良たちに乗り込まれ潰されたというウワサがあったんです。近くの店では、アディ男が態度の悪い連中と押しかけて、勝手に『貸し切り!』と号令をかけ、ほかの客を追い出したことがあったとか。正直、タイプ的には本来テレビなんかに出していけなかった類の人間なのに、って思ってました」 そんな人物を「カリスマ店員」とテレビが持ち上げたのは、先のような仲間のテレビ関係者がいたからかもしれないが、「おかげで世間の人気者となって、その本性を隠すのに好都合になってたんですよ。だから、本性の彼を“裏アディ男”と呼ぶ風潮もあった」とバー経営者。 スポーツブランドのアディダスを着てアディダスのロゴのタトゥーを入れていることから、数年前より「アディ男」と自称。これに憧れ、各地でも「○○(地名)のアディ男」と名乗るフォロワーが続出する現象もあったという。 前出のディレクターも、アディダスのバッグを持ち歩いていた“テレビ界のアディ男”だが、こちらは過去「他局で仕事をしていた時代に、女子大生のレイプ事件に関与して追放されたことがあった」という問題人物であることもわかった。 今回の事件は、暴力団関係者でもレイプ犯でも働ける番組制作現場の緩さが浮き彫りになった形かもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)事件を報じる動画(Youtube「TV Nippon News」より)
「日本死ね」選出に批判殺到! 「ユーキャン新語・流行語大賞」って、そもそもどうやって選んでるの?
12月1日に発表された「2016ユーキャン新語・流行語大賞」で、上位に「保育園落ちた日本死ね」が選ばれたことに大きな批判が巻き起こっている。 主催のユーキャンには抗議が殺到、選考委員の漫画家やくみつる氏は、テレビ番組で「過激とか穏当とかは、選ぶときになんの尺度にもならない。そこから議論が巻き起こるのも、広い意味での流行語」と反論したが、人々の間で「日本死ね」が広まっていたとはとても思えないのは確かで、委員にも怒りの矛先が向かっている。 ある新聞記者も「議論を巻き起こしたキーワードまでも流行語とするのなら、ノミネートは今年のビッグニュース一覧と同じになってしまうし、記事で『日本死ね』について書いたものも多くなかった」と選定への違和感を述べていた。 過去、このイベントに携わった広告代理店のプランナーによると「例えば10年前の大賞『品格』は、数学者・藤原正彦さんの著書『国家の品格』(新潮新書)が広まったものだったのに、一部の選考委員がわざわざ『国家の』を外したんです。こういう偏向思想が入り込むのは、今に始まったことじゃない」と証言する。 このプランナーは、2000年の年間大賞「おっはー」を流行させるべく、放送作家と共にプロモーションを仕掛けたことがある人物。それだけに、流行語大賞の意図的な動きもうかがい知る立場だ。 「07年は、朝日新聞の偏向報道を揶揄した『アサヒる』がはやっていたのに、これを打ち消すため、一部のマスコミが必死に安倍晋三首相の批判に置き換えて『アベする』の流行をコラムなどに書いてノミネートに推してました。ただ、流行語大賞は受賞者の出欠もノミネートに影響されるので、当時の厚労大臣だった舛添(要一)さんが出席を決めたことで『消えた年金』が急きょ入ったんです。年金問題(現 民進党)は民主党の長妻昭議員が取り組んだものだったんですけどね(失笑)」(同) こうした話はごく一部で、3年前に「アベノミクス」がノミネートされた際も、同時に「アホノミクス」という言葉も入っており、「安倍首相が来場しないことがわかって、逆ギレ的に差し入れたものだった」とプランナー。昨年も安倍政権批判のノミネートはかなり目立ち、50語中17語が政治ネタで「国民の理解が深まっていない」、「アベ政治を許さない」、「戦争法案」、「自民党、感じ悪いよね」といった言葉が並んだ。中でも世間で「安保法案」と知られるものがわざわざ「戦争法案」と置き換えられた表記は、明らかに主催者側の偏向を感じさせるものだった。 その選考については委員の編集者、清水均氏が「全員集まるのは年1回で、あとは電話やメールで連絡を取っている」としているが、少人数の委員が個々で相談し合って決めてしまう仕組みは、まるで談合。昨年まで選考委員だったジャーナリストの鳥越俊太郎氏も「大賞は受賞者が表彰式に来られる人を選ぶ」と、純粋な流行の度合いで選んでいないことを暴露している。 今年の選考委員は清水氏、やく氏のほか政治学者で大学教授の姜尚中氏、作家の俵万智氏、女優の室井滋氏、CMクリエイターの箭内道彦氏。 「実際、ノミネートは主催者が用意して、委員はそこに私見を述べるだけで激しい議論もないので、楽だと思いますね。7~8年はこれで大金をもらえますから、主催者や選考結果をあえて批判することもないんですよ」(前出プランナー) 年間大賞「神ってる」も、さほど流行した印象がなく、「日本死ね」も行き交う人々の日常会話で耳にしたり口にしたりしたものとは、とても思えない。これなら、イベント名を「流行させたい語大賞」に変えたらスッキリするかもしれないが、いずれにせよ主催者や選考委員への批判はしばらく収まりそうにない。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)2016ユーキャン新語・流行語大賞公式サイトより
「現代のホロコースト」は起こるのか? ドナルド・トランプとヒトラーの類似点
「トランプはヒトラーの夢を見るか」なんて皮肉る声が聞かれるほど、アメリカ国内でドナルド・トランプ氏の大統領選挙勝利に反発する声が多く、ナイスドイツの独裁者ヒトラーになぞらえる話までが飛び交っていて、これには「言い過ぎだ」という反論もあるのだが、あながち的外れではない部分もある。 トランプ氏をヒトラーの再来だとする声は当然、反トランプ派のものだが、メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領も「歴史上不吉なシナリオをたどる」と指摘。ヒトラーやムッソリーニの名を出して「同様の手法」と非難した。 一方、ドイツのニュースサイト、ザ・ローカル誌では「ヒトラーは、あんなに女好きではない」と反論。ドイツ人から見れば、官吏の家に産まれた一兵卒からの叩き上げで長年政治活動に関わってきたヒトラーと、父から譲り受けた不動産業を拡大させたトランプ氏とでは、まったく異なった印象があるのだろう。 たしかに近年は強い政治家が出るたびに、何かにつけて「ヒトラーだ」「独裁者だ」と言われるパターンが多く、安易にヒトラーと重ねるのは馬鹿げてもいるのだが、分析すれば確かに重なる部分もなくはない。 投票以後は過激発言を控え、すっかりおとなしくなってしまったトランプ氏だが、変わらない主張が不法移民対策と内需拡大政策。実はこの2点が第二次大戦前、ヒトラーがとった政策と酷似しているものだ。 ヒトラーが大戦前、国民の圧倒的な支持を得たのは一にも二にも、国内の経済政策の成功にある。第一次世界大戦の敗北でドイツが近隣諸国から戦時賠償金を請求され、ハイパーインフレが起こり、失業率が20%を越えたとき、ヒーローとして登場したのがヒトラー。徹底した内需拡大政策でドイツ全土のインフラを整備し雇用を拡大。有名な高速道路網アウトバーン建設もそのひとつである。モータリゼーションを推進し、自動車を一家に一台持てるようにと設立させた国策会社がフォルクスワーゲンだった。この経済の再構築でドイツの失業率は5%に激減している。 さらに移民対策に対してもヒトラーは厳格で、著書『我が闘争』の一節でも「我が国は移民に対してより厳しい峻別をすべきだ」と述べている。ユダヤ人排除、アーリア人優先とする思想で、政権奪取後の当初は国外への移住促進という比較的穏健な方法をとっていた。 トランプ氏は具体的な金額こそ示していないが、法人税の切り下げで経済を活性化させるとともに「年収2万5,000ドル以下の層に対して所得税を免除する」と発言。これに加えて本当にメキシコとの国境に壁を作ることになれば、アウトバーンばりの雇用促進が生まれる。不法移民に対しても、非合法な入国者を強制送還するとしている。 すでに、これに反発するアラブ系やヒスパニック、アジア系には、支持者の白人たちによる暴力行為が発生。トランプ氏自身が「ヘイトは認めない」と呼びかけても、いつ移民への虐待につながるかはわからない様相だ。 何しろトランプ氏は、オバマ前大統領についても「イスラム教徒でテロ組織ISの創始者だ」などと罵って煽っていたほど。その路線はまさにヒトラーとかぶるもので、言動が強い政治家だから独裁者呼ばわりするといった安直な見方ばかりではないのだ。 相違点もあるが、それはさらに「悪い意味で」だ。 ヒトラーは自分の親族には一切権力や便宜を計らなかったとされるが、トランプ氏は逆の方向を行くと見られる。 アメリカでは政治任命と呼んで、多くの役職を大統領が独断で任命する権限を持っていて、補佐官らを指名。多くの場合、選挙戦を共に戦ってきた面々であるが、トランプ氏は11月11日、根城のトランプタワーに妻子らを集めた直後、Twitterで「政権運営を担う人材に関する非常に重要な決定を間もなくする」と投稿。本業の不動産業界では家族経営は当たり前で、ケネディやロックフェラーなど財閥一族も存在するため、このトランプ氏の動きにより血縁関係者の導入が取り沙汰されているのだ。これが事実ならヒトラーより悪い傾向と見ることもできる。 ある専門家からは、トランプ氏の支持層が技術者など一定の生活水準を持ったブルーカラー層が多く保守的、という部分でヒトラー支持層と似ているという指摘も出ている。トランプ氏自身が当面、過激な言動を抑えたとしても、支持者たちの勢いがとどまらることなく、会社や学校で移民たちが「出ていけ」と罵られる「現代のホロコースト」が起こってもおかしくはないのだ。 (文=軍事ジャーナリスト・青山智樹/NEWSIDER Tokyo)
5年間で約300人が死亡! 「デートDV」急増も、警察は被害者の訴えを黙殺?
恋人に対して度を越えた暴力や、精神的苦痛を与える“デートDV”が、韓国で急増している。 11月22日、些細な理由で恋人を殴るなど、日常的にデートDVを繰り返したチェ容疑者(19)に懲役1年が言い渡された。チェ容疑者は昨年11月、交際相手の女性に「家で映画を見よう」と誘う。しかし、実際に見始めた時間は午前3時。いつもなら寝ている時間だけに、女性は映画の途中でウトウトしてしまった。チェ容疑者はそんな女性に腹を立てると、ホウキを振り回して彼女を何度も殴打したという。 チェ容疑者のデートDVは、これだけではなかった。日常的に壁や鏡を強く叩くなどして女性を脅迫し、現金150万ウォン(約15万円)を脅し取っていたことも明らかになっている。 女性は、チェ容疑者への愛情と恐怖心から我慢してきたのだが、さすがにうたた寝をしただけで強烈に殴打され、百年の恋も冷めたようで、法廷では「チェ容疑者に対し、厳しい処罰を望む」と発言している。 事件発覚から1年を経て、ようやく懲役1年が言い渡されたことに、ネット民の多くは「判決が出るまで長すぎる」と不満をあらわにし、「勘違い男は死ね」「こんなクズは、精神科病院に送るべき」などと、辛辣なコメントを残している。 一方、被害者である女性に対しても、厳しい声が上がっている。「暴力を振るわれてもいい、という女の考えが理解できない」「デートDVされながらも、なんで付き合うんだろう?」などと、あきれているのだ。 しかし、韓国では、デートDVを許容するような土壌ができているのも事実だ。デートDV被害を警察に訴えた女性の中には、「そんなことで申告するな。公務執行妨害か?」「女性に手を上げるような男に見えない」など、けんもほろろに対応されたという事例が後を絶たない。 実際、韓国女性人権振興会が発表した「2015女性緊急電話運営報告書」によれば、同年に報告されたデートDVの件数は27万4,226件で、14年に比べて約8,500件も増加している。 また、韓国警察が発表した別の資料によると、ここ5年の間にデートDVによって恋人に殺害された女性は、およそ300人にも上るという。なんとも恐ろしい現実があるのだ。 恋人への愛情や独占欲が暴力に変化しているだけに、問題の根は深そうだ。イメージ画像(Thinkstockより)
5年間で約300人が死亡! 「デートDV」急増も、警察は被害者の訴えを黙殺?
恋人に対して度を越えた暴力や、精神的苦痛を与える“デートDV”が、韓国で急増している。 11月22日、些細な理由で恋人を殴るなど、日常的にデートDVを繰り返したチェ容疑者(19)に懲役1年が言い渡された。チェ容疑者は昨年11月、交際相手の女性に「家で映画を見よう」と誘う。しかし、実際に見始めた時間は午前3時。いつもなら寝ている時間だけに、女性は映画の途中でウトウトしてしまった。チェ容疑者はそんな女性に腹を立てると、ホウキを振り回して彼女を何度も殴打したという。 チェ容疑者のデートDVは、これだけではなかった。日常的に壁や鏡を強く叩くなどして女性を脅迫し、現金150万ウォン(約15万円)を脅し取っていたことも明らかになっている。 女性は、チェ容疑者への愛情と恐怖心から我慢してきたのだが、さすがにうたた寝をしただけで強烈に殴打され、百年の恋も冷めたようで、法廷では「チェ容疑者に対し、厳しい処罰を望む」と発言している。 事件発覚から1年を経て、ようやく懲役1年が言い渡されたことに、ネット民の多くは「判決が出るまで長すぎる」と不満をあらわにし、「勘違い男は死ね」「こんなクズは、精神科病院に送るべき」などと、辛辣なコメントを残している。 一方、被害者である女性に対しても、厳しい声が上がっている。「暴力を振るわれてもいい、という女の考えが理解できない」「デートDVされながらも、なんで付き合うんだろう?」などと、あきれているのだ。 しかし、韓国では、デートDVを許容するような土壌ができているのも事実だ。デートDV被害を警察に訴えた女性の中には、「そんなことで申告するな。公務執行妨害か?」「女性に手を上げるような男に見えない」など、けんもほろろに対応されたという事例が後を絶たない。 実際、韓国女性人権振興会が発表した「2015女性緊急電話運営報告書」によれば、同年に報告されたデートDVの件数は27万4,226件で、14年に比べて約8,500件も増加している。 また、韓国警察が発表した別の資料によると、ここ5年の間にデートDVによって恋人に殺害された女性は、およそ300人にも上るという。なんとも恐ろしい現実があるのだ。 恋人への愛情や独占欲が暴力に変化しているだけに、問題の根は深そうだ。イメージ画像(Thinkstockより)
電通以上の“ブラック企業”! 疲弊するテレビ番組製作現場「レインボーブリッジから飛び降りた……」
違法な長時間労働を社員に強いていた疑いで厚生労働省東京労働局の強制捜査を受けた大手広告代理店の電通が、社員手帳にも載せている社訓「鬼十則」を来年の手帳より掲載しない方向だというが、この件で肝を冷やしているのが、電通と強固な関係にある各テレビ局だ。 ある局の社員によると、有力役員が「次に(当局に)探られるのはこっちの腹の中かもしれないから、徹底して現場で無理な労働がないよう指導しないと」と警戒。これを受けた各番組のプロデューサーらがスタッフらにそれを通達しているという。 電通の「鬼十則」は、4代目社長吉田秀雄が1951年に書いたという10カ条で、「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは…」と、命より仕事が大事であるというような言葉が含まれており、激務が当たり前の社風を示すものと見られている。 その空気はテレビ界にもあるようで「時間どおり放送を終えるのが絶対的な使命で、そのためなら、どんな犠牲も厭わないという空気があります。スタッフが3日間、寝ないで番組作りをしていても気に留める人は誰もいないのがテレビの現場」と30代の男性ディレクター。 「最近はブラック企業の問題でコンプライアンスにうるさくなったので、かなり優しくはなりましたが、局が労働環境を正しくしようとしているのは、あくまで局と直接の子会社の社員まで。下請け、孫請けの制作会社は問題あれば切り捨てられるだけなので、どんなに辛くても文句を言えない弱い立場にあって、昔と大差ないです。もともとそういう奴隷みたいな人を生み出すために、無数の下請けに仕事をさせているんでしょうけどね」(同男性ディレクター) 近年、各テレビ局がコンプライアンスに力を入れているのは事実だ。不当な労働や立場を利用したパワハラ、セクハラなどへの対策としてマニュアルを作り、定期的な講習を開いたりもしている。これは裏を返せば、こうした問題がかなり横行していたことを局が把握していた証明でもあり、ここ数年で見てもそうした問題の渦中にあった責任者が処分され、場合により会社を去ったケースもある。 「それでも電通と同じような長時間労働はなくならない」とディレクター。 「局は、徹底して労働環境を合法化しようものなら、番組なんて作れなくなるのをわかってますからね。だから、局は『指導したりやることやってますよ』というポーズはとっても、本気で問題をなくす努力はしません。僕ら下請けのスタッフが休みなしで働かされ、ぶっ倒れても『あいつ飛んだね』と言われてクビになって終わるだけ。昔、レインボーブリッジから飛び降りたフジテレビの番組スタッフがいましたけど、自殺者や精神が病んでおかしくなったものがいても、仕事のせいでそうなったとは認識されないまま消えてますよ。電通の人のように遺書を残して、ハッキリ労働環境を書き残したりする利口な人は、そもそも下請けの小さな制作会社で働いていませんしね。電通の件はエリートだったからメディアからちゃんと人間らしく扱われているだけで、こっちの下請けは正直、かなり出来の悪い若者も入ってきたりしますから、見下される風潮も仕方ない悪循環もありますね」(同) 今春、あるテレビ局では違法な長時間労働で体調を崩した女性が、弁護士を連れて強く抗議をしたことがあった。さすがに慌てた局が丁寧な対応で謝罪し、職場環境の改善を約束して和解となったが、この女性は仕事復帰後に「体調が悪い」とする欠勤が増え、ひどいときには週2日しか出勤しないようになったという。それでも処分などをされている気配はなく「そんな“ブラック社員”も野放しなんですから、変な世界です」と前出ディレクター。 世間では、一部ファミリーレストランが24時間営業を廃止し、ネット通販需要の高まりで疲弊する宅配便業者への同情も強まるなど、過酷労働への批判は増すばかり。電通の問題をきっかけに大メディアのテレビにも厳しい目が向けられるというなら、各局は直接雇用する局員のみならず、末端スタッフまで含めた監督責任が問われるかもしれない。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)
ダイヤモンドの「ヤクザと共生」記事は暴力団礼賛? 地元・神戸や専門家の声は……
ダイヤモンドオンラインが掲載した「ヤクザと共生する街、神戸市民の意外な『山口組観』」という記事に「暴力団礼賛ではないか」と批判が集まっている。 記事は、10月末に閑静な住宅地で知られる神戸市灘区にある神社で、六代目山口組総本部の関係者たちがハロウィンの行事として子どもたちにお菓子を配ったというもの。 昨年は組織分裂の騒動で中断となったものだが、住民はこの行事の復活を歓迎し「山口組のおかげで地元に暴走族が減った」とする声まで掲載、社会悪に認定されている暴力団のイメージ回復に力を貸しているようにも見えるものだった。 これにはネット上で「悪いヤツがちょっと良いことしたら良いヤツに見えるってだけの話」「抗争しているのに子どもたちを集めて、もし事故があったらどうするんだよ」「その配ったお菓子も犯罪で得た金で買ったもの」などと辛辣な声があった。 ただ、五代目山口組若頭の宅見勝に単独インタビューするなど30年以上にわたってヤクザを取材、『山口組式最強心理戦術 山口組のレジェンドたちが教えるビジネス・恋愛テクニック』(サイゾー)の著者でもある週刊実話の元編集長、下村勝二氏は「書いてあることは全部正解じゃないですか」と記事の内容を「事実」だとした。 「周辺の住民に取材するなど、ちゃんと取材して書いていますしね。ただ、警察にしてみれば、こんな記事を書かれると困るでしょう。さすがに褒めすぎ、と言いたくなるのもわかりますが。要は、山口組関係者は総本部一帯の地域では悪さをしていないということなんです。周辺住民は定例会などで全国の組長が集まり、その周辺にマスコミも来るので大変だとは思いますが、それ以外のときは記事にあるとおりの心境なのでは」(下村氏) 1995年の阪神・淡路大震災で山口組が炊き出しをおこなったほか、オムツ、ミルク、生理用品まで配り、総本部敷地内の井戸水を自由に使わせ、住民を救済したことはマスコミも好意的に報じていた。 しかし、暴力団排除の風潮が高まった最近では今年4月、熊本大地震の際に神戸山口組が被災者救援活動をしても「世間と警察の批判をかわすため」との批判的な見方が強かった。ただ、下村氏は「神戸だけは総本部があるがゆえの特別な事情もある」という。 「山口組は地域の住民に対して、ものすごく気を使っています。以前は住民と冠婚葬祭での付き合いも普通に行われていたぐらいで、組員が道で唾を吐いたり、立ち小便などすれば、きっちりケジメ(処分)をとられるんです。昔、三代目の田岡一雄組長の頃、スーパーマーケットの店員が、山口組の消費しているものを調べようと組のゴミ箱をあさっていたのを組員が見つけ、総本部に連れ込み詰問したことがあったそうです。店員が事情を説明すると田岡の妻、文子姐が『なんて仕事熱心!』と感激して、それ以降はそのスーパーでものを買うように組員たちに指示したという話。私自身がそのスーパーの関係者から聞いたものです。そういう話があるので、神戸では山口組総本部は今も、『戦後に不良外国人から大衆を守っていた任侠』のままなんです。もしドンパチが神戸で起きれば意識も変わるかもしれませんが」(同) 本拠地で嫌われないように配慮をしているだけ、というようにも思えるが、ヤクザ事情に詳しい作家の影野臣直氏は「ヤクザの原点はそこ」だとする。 「もともとヤクザは地元の人たちに尽くして当たり前。昭和の時代、ヤクザの親分が地域の祭りや商売を仕切る町の名士だったんですから。市議会議員になった組長もいたほどですからね。ヤクザよりも時代の方が変わっていったのでは。ダイヤモンドの記事も変な話ではないですよ」(影野氏) 神戸在住の50代男性も「ヤクザとどう付き合うかは、地域それぞれスタンスがあるんです。ここに住んでいない人に、神戸の住人にとっての山口組の賛否を決めてほしくない」とする。 一方、国家公安委員会が認定する民間グループの全国暴力追放運動推進センター(暴追センター)からはこんな声も聞かれる。 「地元住民への配慮は下心ですよ。警察は近く、抗争が続く山口組と神戸山口組に特定抗争指定暴力団に指定をする動きがあって、暴力団側はこれを回避したい狙いがあるんですよ」と同センターの職員。この指定は、暴力団が抗争状態になり、市民に危機が迫っていると認められた場合、警戒区域内では組事務所の新設や対立組員や事務所への接近などが禁じられるほか、仲間内でが5人以上集まっただけで即逮捕できるもの。 「でも、分裂から1年以上が経過して延べ400人近くの組員が逮捕された状況ですからね。こんなタイミングで“愛される山口組”なんて記事を出すのは、書き手がヤクザに取り込まれているとしか思えませんね。せっかく暴力団排除の機運が高まっているのですから、それに逆行する記事には不快感を覚えます」(同暴追センター関係者) 全国で起こっている暴力団関係者の事件を調べ上げると、ほぼ毎日のように発生しているのがわかる。そのため国内の暴力団排除の流れを止めることは難しく、一部で共生の道があったとしても、ごく少数派となってしまうのは仕方のないことだろう。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)くだんの記事(ダイヤモンドオンラインより)
ダイヤモンドの「ヤクザと共生」記事は暴力団礼賛? 地元・神戸や専門家の声は……
ダイヤモンドオンラインが掲載した「ヤクザと共生する街、神戸市民の意外な『山口組観』」という記事に「暴力団礼賛ではないか」と批判が集まっている。 記事は、10月末に閑静な住宅地で知られる神戸市灘区にある神社で、六代目山口組総本部の関係者たちがハロウィンの行事として子どもたちにお菓子を配ったというもの。 昨年は組織分裂の騒動で中断となったものだが、住民はこの行事の復活を歓迎し「山口組のおかげで地元に暴走族が減った」とする声まで掲載、社会悪に認定されている暴力団のイメージ回復に力を貸しているようにも見えるものだった。 これにはネット上で「悪いヤツがちょっと良いことしたら良いヤツに見えるってだけの話」「抗争しているのに子どもたちを集めて、もし事故があったらどうするんだよ」「その配ったお菓子も犯罪で得た金で買ったもの」などと辛辣な声があった。 ただ、五代目山口組若頭の宅見勝に単独インタビューするなど30年以上にわたってヤクザを取材、『山口組式最強心理戦術 山口組のレジェンドたちが教えるビジネス・恋愛テクニック』(サイゾー)の著者でもある週刊実話の元編集長、下村勝二氏は「書いてあることは全部正解じゃないですか」と記事の内容を「事実」だとした。 「周辺の住民に取材するなど、ちゃんと取材して書いていますしね。ただ、警察にしてみれば、こんな記事を書かれると困るでしょう。さすがに褒めすぎ、と言いたくなるのもわかりますが。要は、山口組関係者は総本部一帯の地域では悪さをしていないということなんです。周辺住民は定例会などで全国の組長が集まり、その周辺にマスコミも来るので大変だとは思いますが、それ以外のときは記事にあるとおりの心境なのでは」(下村氏) 1995年の阪神・淡路大震災で山口組が炊き出しをおこなったほか、オムツ、ミルク、生理用品まで配り、総本部敷地内の井戸水を自由に使わせ、住民を救済したことはマスコミも好意的に報じていた。 しかし、暴力団排除の風潮が高まった最近では今年4月、熊本大地震の際に神戸山口組が被災者救援活動をしても「世間と警察の批判をかわすため」との批判的な見方が強かった。ただ、下村氏は「神戸だけは総本部があるがゆえの特別な事情もある」という。 「山口組は地域の住民に対して、ものすごく気を使っています。以前は住民と冠婚葬祭での付き合いも普通に行われていたぐらいで、組員が道で唾を吐いたり、立ち小便などすれば、きっちりケジメ(処分)をとられるんです。昔、三代目の田岡一雄組長の頃、スーパーマーケットの店員が、山口組の消費しているものを調べようと組のゴミ箱をあさっていたのを組員が見つけ、総本部に連れ込み詰問したことがあったそうです。店員が事情を説明すると田岡の妻、文子姐が『なんて仕事熱心!』と感激して、それ以降はそのスーパーでものを買うように組員たちに指示したという話。私自身がそのスーパーの関係者から聞いたものです。そういう話があるので、神戸では山口組総本部は今も、『戦後に不良外国人から大衆を守っていた任侠』のままなんです。もしドンパチが神戸で起きれば意識も変わるかもしれませんが」(同) 本拠地で嫌われないように配慮をしているだけ、というようにも思えるが、ヤクザ事情に詳しい作家の影野臣直氏は「ヤクザの原点はそこ」だとする。 「もともとヤクザは地元の人たちに尽くして当たり前。昭和の時代、ヤクザの親分が地域の祭りや商売を仕切る町の名士だったんですから。市議会議員になった組長もいたほどですからね。ヤクザよりも時代の方が変わっていったのでは。ダイヤモンドの記事も変な話ではないですよ」(影野氏) 神戸在住の50代男性も「ヤクザとどう付き合うかは、地域それぞれスタンスがあるんです。ここに住んでいない人に、神戸の住人にとっての山口組の賛否を決めてほしくない」とする。 一方、国家公安委員会が認定する民間グループの全国暴力追放運動推進センター(暴追センター)からはこんな声も聞かれる。 「地元住民への配慮は下心ですよ。警察は近く、抗争が続く山口組と神戸山口組に特定抗争指定暴力団に指定をする動きがあって、暴力団側はこれを回避したい狙いがあるんですよ」と同センターの職員。この指定は、暴力団が抗争状態になり、市民に危機が迫っていると認められた場合、警戒区域内では組事務所の新設や対立組員や事務所への接近などが禁じられるほか、仲間内でが5人以上集まっただけで即逮捕できるもの。 「でも、分裂から1年以上が経過して延べ400人近くの組員が逮捕された状況ですからね。こんなタイミングで“愛される山口組”なんて記事を出すのは、書き手がヤクザに取り込まれているとしか思えませんね。せっかく暴力団排除の機運が高まっているのですから、それに逆行する記事には不快感を覚えます」(同暴追センター関係者) 全国で起こっている暴力団関係者の事件を調べ上げると、ほぼ毎日のように発生しているのがわかる。そのため国内の暴力団排除の流れを止めることは難しく、一部で共生の道があったとしても、ごく少数派となってしまうのは仕方のないことだろう。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)くだんの記事(ダイヤモンドオンラインより)





