「車でオリンピックを」究極のドライバーズバトルレース『インタープロトシリーズ』の世界

kurosawa_takuya_0414.jpg
レーシングドライバー黒澤琢弥(右)と、イメージガールの小泉みゆきちゃん
 同じ車で走ったら、いったい誰がいちばん速いんだ──?  モータースポーツファンなら誰もが一度は考えたことがあるそんな疑問に、真正面から回答が提示されようとしている。  昨年6月、「Driving Competition」をテーマに、レース界の“レジェンド”関谷正徳氏(現SUPER GT トムス監督)が立ち上げた新カテゴリー「インタープロトシリーズ」。日本初の量産型レーシングカーとなる「Kuruma」によるワンメイクレースは、日本のレース界にどんな変化をもたらしてくれるのか。昨年から同シリーズに参戦し、今年は自ら「Team Kurosawa」を立ち上げ、監督兼ドライバーとして開幕を迎えるレーシングドライバー・黒澤琢弥に話を聞いた。 ──今年で2年目を迎える「インタープロト」ですが、まずは、どんな車によるどんなレースなのか、簡単に教えてください。 黒澤 自分の先輩である関谷正徳さんが、将来的には車でオリンピックをやりたいということで立ち上げたのが、「インタープロト」です。極力、車の差を出さずに、人間の争い、ドライバーのテクニックの部分でレースをしようと。どうしても、SUPER FORMURAやGTなんかは自動車メーカー主体なんですね。そうすると、GT-Rが速いとかSCが速いとか、車の会話になってしまう。「インタープロト」では、必要最低限の車のレベルさえ揃えて、あとは運転手のバトルを見ようということ。もちろんワンメイクとはいえエンジニアの技術の差は多少出てきますが、そこも車のレギュレーションをあまりセンシティブにしないで、均整を取っていく。ドライバーズレースにしていくということです。 ──車はすべて同じ部品ということですか? 黒澤 1つ1つの部品はみんな共通で、ボルト1本までの細かいプラモデルのような状態で、レーシングチームに納品されてきます。それをメカニックが組んで、ドライバーがセットアップして、走って勝負するということですね。 ──その1台の車で、プロとアマチュアがそれぞれのレースを走るのも「インタープロト」の特徴ですね。 黒澤 そうですね。「ジェントルマンドライバー」という制度で、アマチュアとプロのドライバーが交替で乗ることになります。1台の車をシェアして、プロは自分のレースもしつつ、ジェントルマンをレッスンして、コーチングしていくという。 ──レーシングカーって、アマチュアでも乗れるものですか? 黒澤 もともとそういう設定になっているので、エンジンのパワー的には360馬力くらいで抑えてるんですね。それと、ジェントルマンの方でも壊さずに乗れるように、パドルシフトになってるんです。最近では市販車でもありますが、スタートするときだけクラッチを使って、あとはレバーでアップとダウンをする。そうすると、いわゆるヒール&トゥをしなくていいんです。コンピューターが勝手にブリッピングしてくれるんで。だいたいアマチュアの方が乗って壊すパターンは、無理矢理ギアを入れてギアボックスを壊しちゃうとか、早めにシフトダウンしてエンジンオーバーレブしちゃうとかが多いんですが、このパドルシフトは、いくら早くレバーに触っても、適度な回転、適度な速度じゃないとギアが落ちないんで、壊すことがないんです。
interproto000.jpg
3,950ccのV6エンジンを積んだボディは1,000kg~1,100kg。最大トルク45kgmを4,000rpmで発生する。富士スピードウェイ周辺のレーシングガレージが長年培ってきた知識や技術を集結し、設計・製作されているという。
──では、誰でもジェントルマンとして参加できるということですか? 黒澤 自動車の免許を持ってて、今年であれば富士スピードウェイのライセンスを持ってれば。クラッチ付に乗れる人なら、女性でも大丈夫ですよ。入り口としては、どなたでも乗れるようになっています。あとは、この車を買うお金が必要ですけれど(笑)。ただやはり、最後の1秒、コンマ5秒という争いになってくると、相当技術が必要になります。 ──プロはその世界で争っている。 黒澤 これはモノコックがカーボンなんで、たとえばル・マン24時間を走ってるアウディとか、TOYOTAの030とかと剛性自体は変わらないんですよ。それに、コーナーでテイルtoノーズ、バンパーtoバンパーで走れるように、あえて空力部品を付けてないんです。空力部品を付けると、その人は速く走れるんですけど、後ろに入ると空気が来ないんで、等間隔のつまらないレースになっちゃうんですね。この車は、スライドしながら走ってもタイムが落ちないような設計になっています。スポイラーに3cmくらいのガーニーは付いてるんですけど、今年はNASCARみたいにそれを5cmにして、もっとドラッグを増やして、後ろの車にもっとスリップが効くようにして、そうするとテレビゲームみたいに、後ろの車がぐいぐい追いつくんで、ストレートで2回くらい順位が入れ替わるようなシチュエーションも見られると思いますよ。プロにはガチンコで賞金が出ますしね。今のところ金額は高くないですけど、関谷さんは、最終的には近い将来、ゴルフみたいに1レース勝ったら1,000万円っていう賞金を掲げれば、F1に乗れなかったドライバーが稼ぎに来るだろうと、そういうカテゴリーを目指したいと言っていました。 ──とにかく「見て楽しめる」ことを追及しているように思えます。 黒澤 あとはですね、レースを見に来たときに、入場料が高いとか、スタンドからは見られるけど、パドックに入るのに1万円以上かかるとか、駐車場もすごい遠いとか、そういうのがあるんで、とにかく子どもたちとか若い子たちにもっともっと車を好きになってもらって、車を身近に感じてもらおうということで、パドックもフリーなんです。入っちゃいけないところがない。駐車場もタダですし、スピードウェイの場合は2,000円でどこにでも行けるっていう。 ──2,000円はすごい。 黒澤 で、実はドライバーっていうのはアスリートだっていう部分を関谷さんは伝えたくて、これも初めてなんですけど、レース前のお昼の時間に4回、同乗走行をやるんです、7台がグリッドに並ぶわけですよ。ドライバーの横に、抽選で当たった方だとか、雑誌とかで応募した方とか、一般の方が乗るんです。助手席にシートがついてるんで、それで、ローリングスタートからグリーンになって、1コーナーにドーンと入って行くのをやる。他でも、同乗走行で横に一般の方が乗るような機会もあるんですけど、だいたいシーズンオフだったり、乗れても1台でピットから出てってピットに帰ってくるだけ。インタープロトでは、グリッドに実際に並んでる車に実際に乗って、そのままフォーメーションしてローリングスタートから1周っていうことをやる。レーシングカーの迫力だけじゃなくて、1コーナーにぐーっと狭まって入っていくような、それでもプロが乗ってると、そこで接触がないっていう、そういう安全な設備で、安全なスピードウェイのレイアウトで、正しくセッティングされた車にプロが乗ると、そういう状態でも危険ではないっていうことを体験してもらいたい。いろんな方面から、もっと車を好きになってもらうっていう、そういうプロジェクトも含んで生まれてきたカテゴリです。 ──今日はレーシングクイーンの小泉みゆきさんにも来ていただいてます。 小泉 私は他のカテゴリーでレースクイーンをしたこともあるんですけど、やっぱりすごくお客さんとの距離が近いっていうのとか、それこそパドックなんかにもお客さんが入ってきやすいってことで、ドライバーさんとか車を近くで見ていただけることが、すごく楽しんでもらえるところなのかなと思っています。 ──近くで聞いていて、音なんかはどうですか? 小泉 あ、音も……。 黒澤 いいところを聞いてくれました! そう、音なんですよ! いわゆるこれは、最高速自体は250km/hくらいしか出ないので、レーシングカーの中では決して速い部類ではないんですけど、音にはすごくこだわって、エキゾーストの取り回しをものすごく工夫して、かなり高価なエキゾーストが付いてるんです。たかだか7,500回転くらいしか回っていなくても、1万回転を超えているような甲高い音がするんですよ。今年からSUPER FORMURAもSUPER GTも直4のターボになったんで、意外に静かなんですね。F1も、あり得ないくらい静かになっている。これの音はね、現存するレーシングカーの中で一番乾いた甲高い音がすると思いますむかしのキャブのころを知ってる時代の人がですね、この乾いた音は、たまんないと思いますよ。 (取材・文=編集部) ●インタープロトシリーズ(IPS)開催概要 ・実施場所  富士スピードウェイサーキット ・実施日時  4月19日(土)・20日(日) IPS第1戦  6月21日(土)・22日(日) IPS第2戦  9月20日(土)・21日(日) IPS第3戦  11月1日(土)・2日(日) IPS第4戦 Pasar Racing Car【Pasar IPS01】 | ドラぷら http://sapa.driveplaza.com/sapa/special/interprotoseries/index.html

未払いに「全額は無理」宣言も……「小悪魔ageha」インフォレスト全社員解雇・事業停止の裏側

ageta.jpg
「小悪魔 ageha」2014年 05月号(インフォレスト)
 本日4月16日付で、「小悪魔ageha」や「サムライマガジン」などを発行する出版社、インフォレスト株式会社の事業停止が発表された。  最盛期には年売上高が約75億円ともいわれていた同社の負債総額は、30億円だという。 「15日の夕方、社員に解雇通知、自宅待機命令が出されました。同時に、ライターをはじめとした外部スタッフにも、インフォレストの経理部から『不渡りを出した』という報せがあったんです」(外部関係者)  また、ライターのSさんはこう漏らす。 「私は、数10万円ほど未払いが残っているままです。同じく外部で関わっていた編集プロダクションは、300万円も支払ってもらえていないと聞きました。まあ以前から不払いは問題になっていて、インフォレスト側に内容証明を送ったりもしていたんですけど。その頃から、少しずつは支払ってもらえるものの、向こうは『全額は無理』と主張していて……。『やっぱりね』という感じですよ(苦笑)」  こうした雑誌の原稿料・撮影料の不払い問題は、ファッション誌をはじめ、ほかからも聞こえてくる。 「知り合いのライターさんは、某雑貨系雑誌の版元さんに数十万円の未払いがあると話していました。『小悪魔ageha』同様、そこそこ知名度のある雑誌を出版している会社ですが、次はあそこが……という気がしてならないですよね」(同)  出版社の経営難は今に始まった話ではない。「小悪魔ageha」のように、最盛期には35万部の売り上げがあったとされる人気雑誌も消えていく今、雑誌業界の生き残り戦争は、ますます激化していくばかりだろう。 (文=編集部)

韓国の国際結婚事情が変化!? ベトナム人を嫁にするワケ

vietnam.jpg
イメージ画像(photo by manhhai from flickr.)
 韓国人男性とベトナム人女性の国際結婚が増えている。韓国統計庁によると、韓国人男性の国際結婚相手は05~10年までは中国人女性が首位をキープしていたが、11年はベトナム人女性が逆転。その数は7636件に達しており、韓国人男性と外国人女性の国際結婚全体の34.3%を占めている。最新である12年の統計でも、全体の31.9%と非常に高い比率となった。  増加の背景には、韓国とベトナムの緊密度が関連しているとの見方がある。両国が国交を樹立した92年当時に比べると、現在の貿易規模は43倍に跳ね上がり、人的交流はなんと584倍に増えたという。韓国はベトナムへの投資額で世界第4位、二国間援助額では第2位を記録しているのだから、その緊密度は世界有数ともいえるだろう。  経済交流、人的交流が活性化したことで結婚件数が増えているわけだが、韓国人男性とベトナム人女性という組み合わせに、違和感を抱く人もいるかもしれない。というのも、両国間には深刻な“歴史問題”があるからだ。  今日も韓国でタブー視されているその歴史問題は、60~70年代のベトナム戦争時代にさかのぼる。韓国は当時、30万人もの兵士を南ベトナムに送り込み、ベトナムの複数の村で大量虐殺を行ったとされている。さらにベトナム人女性に対しては性的暴行も加えたとの証言もあり、強姦によって生まれた混血児は“ライダイハン”(ベトナム語で、動物を含む「混血雑種」を意味する蔑称)と呼ばれた。不幸の産物であるライダイハンは、ベトナム国内で差別の対象になっているそうだ。ベトナム派兵から50年を迎えた今年になっても、韓国政府は過去の蛮行に対して公式な謝罪をしていない。そんな因縁を持つ両国の男女が、喜々として国際結婚しているのだから皮肉だ。  では、一体どんな韓国人男性がベトナム人女性と結婚しているのだろうか? とある韓国メディアは国際結婚に走る韓国人男性について、「障害者や低所得層のように、国際結婚しか選択肢のない人」と分析している。また別のメディアは「40代中盤を越えた農村の独身男」とも。つまり、韓国国内で結婚相手を見つけることができない韓国人男性が、ベトナム人女性との国際結婚に踏み切っているというのだ。  一方のベトナム人女性はというと、韓国メディア「来日新聞」は「結婚生活よりも離婚を念頭に置いた“計画離婚”のために、韓国行きを選択する外国人女性が増えている」と解説。そして、「韓国人男性が被害者となった国際結婚28件を分析してみると、15件が“婚姻成立後、外国人女性が入国せず”、10件が“結婚後2カ月以内で外国人女性が家出”となった。そして摘発された外国人売春婦13人のうち、9人は国際結婚の離婚者だった」と伝えた。  国内に結婚相手がいない韓国人男性と、韓国でひと儲けしたいベトナム人女性の利害がぴたりと一致しているというわけだ。何かと問題の多い国際結婚を取り締まるために、韓国政府は4月1日から結婚移民の基準を強化したが、その効果が表れるまでは時間を要するだろう。  膨れ上がる韓国人男性とベトナム人女性の国際結婚。生まれくる“次代のライダイハン”に、明るい未来があればいいのだが。

「JAPANESE ONLY」の次は「ファックサイン」 問題行動続くJリーグは大丈夫か

wpid-up143598.jpg
問題のシーンのキャプチャ画像。
 J2第7節、栃木SC対松本山雅FC戦で、テレビ中継画面に衝撃の映像が映った。  スカパー!では試合前、審判員から、スパイクのポイントやネックレスなど装身具の確認を受ける選手たちの姿が映されるのが恒例になっている。そこでは、顔見知りの選手たちが握手を交わすシーンや、主審との会話などが映し出され、ピッチでは見ることのできない選手たちの意外な一面が垣間見える。  この試合でも、いつもと同じように、選手たちが挨拶を交わす様子が映し出されていた。そんな中、松本山雅FCの10番・船山貴之に、栃木SCのスタッフが声をかけた。すると、船山が中指を立てたファックサインを送ったのだ。もちろん、冗談ではあったのだが、テレビカメラに気付いたスタッフが「やめなさい」と船山を制する。  しかし、時すでに遅し。この場面はそのまま放送。獲った鬼の首は晒されるこの時代、すぐにキャプチャされ、ネット上で拡散されてしまう。さらに悪いことに、カメラに背中を向けた姿勢だったため、スポンサー名がバッチリ映ってしまっていたのだ。  いったい何があったのだろうか? サッカー関係者に話を訊いた。 「選手とクラブの間に遺恨があるケースもありますが、試合前に中指を立てたり、罵ったりということは、まずないです。船山選手と栃木FCに何か揉めごとがあったという話も、聞いたことがないですね。船山選手は栃木FCに所属していたこともあり、単純に仲の良かったスタッフだからこそ、“今日、勝つのは俺らだ”みたいな、悪ふざけをしていただけだと思いますよ」  とはいえ、テレビカメラがあり、さらにエスコートキッズがいる前で、そのような行動をとるのはいただけない。キャプチャされた画像だけを見ると、まるで格闘技界の悪童のようだ。船山とはいったい、どのような選手なのだろうか? 「船山は柏レイソルユースでストライカーとして活躍し、その後、大学を経てJリーガーになった選手で、悪いウワサは聞いたことがないです。Jリーガーには、Tのようなギャンブル依存症もいれば、IやMのような唯我独尊系の選手が多くいますが、船山は違う。別次元の問題ですが、根本は浦和レッズの一部サポーターが掲げた『JAPANESE ONLY』の垂れ幕と同じです。こういう行動をとったら問題になるという意識が、希薄だったんです」(同)  Jリーグは、新人選手たちを対象とした“Jリーグ新人研修”を行い、Jリーグのビジョン、メディア対応を含むPRコミュニケーションなどを行っている。ここで選手たちは「自分たちはアマチュアではなく、スポンサーや観客がいて初めてプロとして活動できている」ということを認識する。当然、船山もこの研修を受けており、実際にこれまで問題行動を起こさず、プロとして活動してきた。それだけに、この軽率な行動には、前出のサッカー関係者も驚きを隠せない。  唯一の救いは、松本山雅FCが早急に、ホームページに船山の謝罪文を掲載したこと。「JAPANESE ONLY」や「ファックサイン」など、問題行動が続くJリーグ。アジアチャンピオンズリーグでの活躍など、華々しい話題を提供してほしいものだ。

宿敵巨人を「3タテ」も、阪神の心配はやはり和田監督の“迷采配”か……

wada0414.jpg
『猛虎復活』(宝島社)
 プロ野球・阪神は13日、本拠地・甲子園で巨人相手に延長10回、関本賢太郎のサヨナラ打で5連勝。宿敵相手に3タテを達成した。劇的な勝利を見守った4万6,000人の観衆は虎の白星に酔いしれたが、その裏では和田豊監督の「迷采配」の行く末を心配する声が続出している。  この日は前回、開幕3戦目で大炎上した先発の左腕・榎田大樹が7回1アウトまで投げて1失点と踏ん張った。打線は巨人先発・大竹寛の前に4安打と抑え込まれたが、少ないチャンスを生かしつつ、最後は中継ぎの山口鉄也を攻めて、見事勝利を収めた。  試合後、和田監督は「とっておきのとっておき(の代打・関本に)1本が出た!」と、手放しで喜んだ。さらに、「榎田の復調は大きいよ。よく1失点でしのいでくれたし(7回まで投げたので)中継ぎをポンポンと出せた。まだ(対戦相手が)ひと回りしていないけど、今年はこうやって戦うってことができたと思うね」と、接戦をモノにした勝利から、チームに力がついていきていることを実感したようだ。だが、その裏では「迷采配でよく負けなかった……」と、口にする関係者が多かったという。 「実は先制した5回、1点取ってなおも1アウト1、2塁の場面で打席には榎田。次の1番・上本はリーグ3位の打撃成績を残しており、三振させて次の回のピッチングに専念させるか、バントで2、3塁にさせるべき。なのに、ランナーも動かさず2ストライクと追い込まれてショートゴロの併殺打。もったいない攻撃をしていた。7回には、ランナー1塁で細かい野球が苦手な新井良太にバントを命じ、これもたまたま成功はさせたものの、失敗したら大ブーイングだった。状況に応じた采配がまだできていないということ。3タテで“勝てば官軍”というノリはいいけど、このままではいずれ失速しますよ」(スポーツ紙プロ野球デスク)  15日からは、マツダスタジアムで首位の広島との3連戦が控えており、その次のヤクルト戦(甲子園)では左腕・岩田稔の登板が濃厚。文字通り、今年の和田阪神にとって最初の「勝負の分かれ目」になるだけに、ナインもチーム関係者も「迷采配」からの脱却に、しばらくはヒヤヒヤしながら戦う日々となりそうだ。

「将来は文化人タレントに!?」小保方晴子さんに群がる人々……会見“ドタバタ”舞台裏を追う

obokata0411.jpg
小保方劇場、だったのか?
 STAP細胞の論文をめぐり、渦中の人となった理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが9日、大阪市内のホテルで会見に臨み、あらためて故意による論文改ざんを否定。「研究者として、STAP細胞の再現実験に今後も関わっていきたい」と、涙ながらに訴えた。会見場には、500名近い報道陣が殺到。その“ドタバタ劇”をお届けする。  午前8時。開場まで4時間以上あるにもかかわらず、会場となった大阪駅前の老舗ホテルの宴会場には、数十名の報道陣の姿が。ここで、すでに事件は起きていたという。 「実は、開場前の記者会見場を、フジテレビの『とくダネ!』が独占で生中継しようとしたんです。ところが、民放他局が『ふざけるな!』と大激怒。すったもんだの末、全局同一条件で中継をすることで、ひとまず落ち着きました」(在京ワイドショースタッフ)  だが、事件はまだまだ続く。12時15分、開場。当初、会見案内には「1社2名まで。カメラは系列で2台まで」と書かれていたのだが、日本中が注目する“リケジョ”の一挙手一投足を追うには、あまりにも規制が厳しすぎる。結果的には「ほとんどの社が、ほぼ無制限で人やカメラを投入することに成功。反対に、会場内は足の踏み場もないほど報道陣が入った。一部民放局のカメラマンが『カメラ台数は、決められた形でやりましょうよ!』と大声で呼びかけたが、誰一人それに従う人はいませんでしたね」(同)。  さらに、こんな輩までもが現場に現れたという。 「実は、小保方さんが将来的に“文化人”になることを見込んで、スカウトしようとする芸能関係者が、ホテル近くで待機していたようなんです。会見の展開によっては今後、小保方さんが理研を辞める可能性もあり、そうなった場合、文化人としての価値が出てくる。マスコミ対応の窓口もやって、ひと儲けしたいという輩がいるようで、ワイドショーのプロデューサーと対策を練っていたそうですよ」(同)  騒ぎの裏側には、必ず“群がる人たち”がいるものだ。

「ショックです」「私以外にも……」田中理恵と交際報道の巨人・坂本勇人に、別の“交際女性”たちが恨み節!?

sakamoto0409.jpg
坂本勇人のプロフィール|読売巨人軍公式サイト
「付き合っている女性がいるとは聞いていなかった。ショックです」  そうこぼすのは、ネット関連会社に勤める20代の一般女性だ。何にショックを受けているのかというと……プロ野球・巨人の坂本勇人内野手と元体操選手の田中理恵さんの交際報道だ。  写真週刊誌「フライデー」(講談社)には坂本の自宅マンションにお忍びで通う田中さんの姿や、仲むつまじい2人のラブラブショットが掲載された。関係者によれば、2人の交際がスタートしたのは昨年末。ともに「プライベートなこと」と、交際について言及していないが「裏では坂本も彼女も認めている。まさかこんなに早くバレるとは思っていなかったみたいで、同誌に掲載されたラブラブ写真を流出させた犯人を血眼になって探している」(舞台裏を知る関係者)という。  坂本は巨人軍ナンバー1のイケメンで有名。巨人担当記者は「女性ファンも多く、本人も女好き。『独身だし、とやかく言われる筋合いはない』という性格で、常に女のニオイがプンプンしている。練習に眠そうな顔をして現れ、先輩から『昨日もよろしくヤッたのか』と茶化されることもあった」と話す。  それでいて、マスコミへの警戒心は球界屈指。田中さん以外にも、某有名モデルとの熱愛情報が水面下で流れていたが「最後までマスコミに尻尾はつかませなかった。聞けば、彼は球団の本拠地がある東京では女性とマンツーマンで会わない主義らしい。遠征先の地方でも、女性と会う時はわざわざ県外に移動する徹底ぶり」(週刊誌デスク)。  坂本と“関係”があったのは芸能人だけではない。巨人担当記者によると「一般人や球界関係者、さらには某新聞社の美人記者にも手を出していた」。しかも、セフレと割り切っているならまだしも、中には冒頭の女性のように本気にさせてしまうことも……。 「彼の部屋にも行ったし、キスも……。最後まではしていませんが、また会いたいと思っていました。『彼女とかいるの?』と聞いたら『いないよ~』と答えていたのに……。フライデーを見て、すごくショックでした」(冒頭の一般女性)  坂本は頭が良く、本命の田中さんにもバレず、複数の女性をうまくマネジメントしていたという。 「私以外にも、フライデーを見てショックを受けた人はいると思います。私は許せないというより、悲しくなりましたけど、中には週刊誌にリークする子もいるかもしれませんね」(同)  ボロが出ないうちに、身を固めたほうがよさそうだ。

「前世はガリレオ・ガリレイか!?」会見に先立ち、小保方晴子氏の守護霊が心中激白

BkvjY1iCcAEgWOB.jpg
9日朝に配布された機関紙「ザ・リバティ」号外
 STAP細胞論文の捏造疑惑をめぐり、9日13時より小保方晴子氏の記者会見が行われているが、会見場に現れた小保方氏は、今にも泣きださんがばかりの必死の表情で会見に臨んでいる。  理化学研究所が小保方氏の論文を捏造・改ざん認定し、完全に四面楚歌状態だが、そんな彼女に思わぬ強力サポーターが現れた。“守護霊インタビュー”シリーズでおなじみ、幸福の科学・大川隆法氏だ。9日朝に配布された機関紙「ザ・リバティ」によると(ウェブでも公開中 http://the-liberty.com/article.php?item_id=7655)、マスコミによる小保方氏への人格批判も過熱する中、こうした流れは、中世の魔女狩りや異端審問を彷彿とさせるものがあるとして、大川氏がひと肌脱いだという。  このインタビューでも、小保方氏の守護霊は「「STAP細胞は存在する」と断言。問題とされている論文で使用した画像については、「分かりやすくしたが、捏造したわけではない」「私の一貫した研究のなかで出てきたものを使っているだけで、博士論文の映像に似ているから捏造だと言われるのは心外だ」と反論。  また、バッシングを受けている原因については、「私の研究が正しいかどうかを判定できる人がいるなら、その人がすでに研究に辿り着いているはず」「彼らから見れば非常に生意気な存在であることは間違いないということ」とした。  ちなみに、小保方氏の前世は「重力や天体の研究を行ったイタリアの著名な科学者」で、聴衆を驚かせていたそうだ。  インタビューは、<マスコミは、くれぐれも小保方氏の研究を邪魔立てすることがないよう、嫉妬と疑念に基づく報道をやめるべきだ>という言葉で締めくくられているが、果たして真相は――。

ミラン本田圭佑ようやく初ゴールも、チーム刷新計画で「放出要員」の可能性

honda408.jpg
 7日に行われたセリエA第32節のジェノア戦で、サッカー日本代表MF本田圭佑(ACミラン=イタリア)がセリエA初ゴールを決めた。ミラン1点リードで迎えた後半11分、MFアデル・ターラブトのスルーパスに反応した本田はワンタッチで相手DFをかわし、ゴール前で相手GKよりわずかに先にボールに触って、浮かせたシュートでゴールに流し込んだ。 「リーグ戦12試合目ですが、ようやく初ゴールを決めてくれました。ここ数試合、いい動きをしていましたからね。第30節のフィオレンティーナ戦ではフル出場し、攻守にわたって豊富な運動量でミランの公式戦6試合ぶりの勝利に貢献。第31節のキエーボ戦では、完璧なクロスでブラジル代表MFカカのゴールをアシスト。これまでの批判を吹き飛ばすかのように、復調の兆しを見せていました。初ゴールが決まって、とりあえずはひと安心です」(サッカーライター)  本田自身もここのところのプレーに手応えを感じていたのか、5日付の伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では移籍後初の単独インタビューにも応じ、「初ゴールが近いと感じている」と語っている。今回の初ゴールはそうした“ゴール宣言”の後だけに、ネットユーザーらも本田のプレーを大絶賛。 「初の単独インタビューで初ゴールを見事に予言!!」「ほんとに決めちゃったのがすごい」「本田△やっときたね! 日本代表にも朗報!!」「アンチ死亡のお知らせ」「本田(・∀・)キタ!! おめでとう!」などと、ネット掲示板ではちょっとした“本田祭り”の様相を呈しているのだ。 「ただし、安心するのはまだ早い。3連勝はしましたが、まだまだミランのチーム状態もよくないですし、セードルフ監督の解任説もくすぶっています。右サイドのポジションをこなすことでセードルフ監督の信頼を勝ち得ようとしている本田ですが、仮に監督が交代した場合、新監督の構想から外れてしまえば、再びサブ扱いに戻ってしまう可能性も。現在の好調を持続して、レギュラーポジションを盤石なものにしておく必要があります」(前出ライター)  現在のミランの順位は11位と、来季の欧州リーグ出場は絶望視されている。そのため、大幅なチーム刷新が予想されており、すでにメディアでは放出候補の選手が取り沙汰されている。本田もその例外ではなく、1月に移籍したばかりといえども、今後のプレー次第では放出要員となる可能性は十分。さらなるチームの勝利への貢献が求められる。

違法コピーソフト販売の北朝鮮IT企業を放置する「ヤフオク!」の罪

TS3S0062.jpg
くだんの違法コピーソフト。
 北朝鮮のIT業者が、日本のネットオークション「ヤフオク!」の公認ショップ「オークションストア」で違法コピーソフトを大量販売していることが分かった。  今年1月、マイクロソフトの総合ソフト「Office」を正規版と思って購入した被害者の会社員男性が独自に調査。販売者を特定したところ、その実態が浮かび上がってきたものだ。  男性は「新品未開封Microsoft Office 2010 日本語版」というタイトルの商品を約4,000円で落札。商品説明には「正規版」と明記されており、販売者が都内の株式会社となっている「オークションストア」でもあったことから信頼したが、商品はなぜか中国から国際便で届き、その中身はカラーコピーしたパッケージにDVD-Rが1枚入っているだけという、説明書ひとつないひどいシロモノ。男性はすぐに出品者に「これはコピーソフトだ」と訴えたが「ちゃんと動作するから問題ない」とはぐらかされて、以降は返答がなくなったという。 「ストア情報に書かれた住所に行ってみましたが、明記されていた会社はなく、ただの民家だった」と男性。 DSCF6552.JPG  この件をヤフオク!にメールで伝えたが「出品される商品やサービスの管理につきましては、各出品者に行っていただいており、ストアについても同様となっております」と、まるで無責任な回答だったという。 「さらに苦情を伝えても“弊社では明白な権利侵害が発生しているという事実を正確に確認できない”と、こちらの話をきちんと精査する姿勢はなく、挙げ句“こちらに連絡を”と伝えてきたのがユニオン・デ・ファブリカンというヨーロピアンブランドの偽造品を取り締まっている、コピーソフトとは無関係な団体。まるでこっちの話を聞いていないのがよく分かった」(同)  3月、男性は仕事で中国に出張する機会があり、そこでコピーソフトが送られた発送元になっていた瀋陽市大東区の住所を尋ねたところ、ここがなんと北朝鮮と密接に仕事をしているIT関連業者であることが分かったという。 「この会社が設立されたのは09年ごろで、ITに力を入れる北朝鮮の業者が共同研究開発で提携した形になっていて、北朝鮮科学院という組織から十数名がこの会社に派遣されていることが分かりました。ただ、それは表向きで、やっていることは研究費を稼ぐ名目でのコピーソフトの大量生産。日本語版だけでなく、世界各国のバージョンや、Windows8のコピー品などをダンボール詰めして運ぶのを見かけました」(同)  ここで生産されたコピーソフトは正規版と同様に使用できるだけにソフトウェア業界にとっては深刻なものだが、「通報してもまったく対応する気がなく、いまだ出品を放置したままのヤフオク!も悪質」と男性。中国を介しているとはいえ、経済制裁中の北朝鮮に利益をもたらす行為となっていることも問題だろう。 (文=鈴木雅久)