「ネット経由でも受信料」のNHKに控える“1,700億円”超豪華新社屋計画

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 NHKがネット受信料の導入を検討していることが判明し、各所から反発の声が上がっている。NHKはなぜこうも躍起になって、受信料を集めようとしているのか?  これまでNHKの受信料は、テレビを持つ人だけが対象となってきた。しかしNHKの検討案は、近年パソコンやスマートフォンでもNHKを見ることができるようになったため、これらのユーザーからも受信料を徴収しようというもの。2019年にネット同時配信が実現した場合を見据え、テレビの受信料と同程度の額を徴収する意向だという。受信料をめぐる状況について、週刊誌記者が語る。 「NHKが5月に発表した資料によれば、全国の受信料の支払い率は78.2%で、前年度より1.3ポイント上がりました。NHKは“逃げ得”を許したくないと、支払い率の低い都心部で重点的に徴収を進めており、私の家にも先日、夜9時過ぎに集金スタッフが来ました。NHKは、ホテルチェーンの『東横イン』を相手に『全部屋分の受信料を払え』という裁判を繰り広げてきましたが、今年3月にNHKがほぼ全面勝訴し、およそ19億円支払えとの判決が下されたばかりです」  同じサービスを利用していながら、お金を払っている人間と払っていない人間がいるのは確かに不条理だ。しかしNHKには、お金がどうしても必要な事情があるという。 「NHKは現在、新社屋の建設計画を進めていて、20年に着工予定ですが、これが超豪華なものになりそうなんです。現在使っている放送センターは、昭和40年代にできたもので、すでに50年近くたっており、老朽化が進んでいるのは事実ですが、新社屋の当初の予算は3,400億円。モメにモメた新国立競技場よりも高かったため、批判の声が上がり、NHKは移転して移築する計画をあきらめ、同じ場所で立て替える方針になりました。しかし、それでも新社屋の建設費は1,700億円です。NHKは、新社屋を作るためにせっせと金を積み立てており、昨年、資産総額は1兆円を突破しました。これについて籾井勝人会長(当時)は、『お金が余ったら返すべき』と、月あたり50円の値下げを提案しましたが、あっさり却下されました。何かと評判の悪かった籾井氏でしたが、これに関しては評価する声が寄せられました。新社屋の建設費はとりあえず3,400億円から1,700億円に圧縮されましたが、工期が長くなるため、その額では収まらないという声が一般的です」  新国立競技場問題と豊洲問題が片付いた折には、小池百合子都知事が“みなさまのNHK”に切り込んでくるかも?

ミサイルの被害は、けが人20人!? 岩国市の有事想定訓練が、なんかオカシイ……

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岩国市公式サイトより
「ミサイルって死ぬんだ ちょっとけがするくらいかと思った」  というTwitter発のネタが一瞬だけ話題になったのは、北朝鮮有事が騒がれていた4月のこと。6月に入り、内閣官房・総務省消防庁が「弾道ミサイル」落下時について取るべき行動を伝えるCMを公開し、ミサイルの話題はすっかり日常に浸透している。  ただ、このCM、ミサイルが発射され国民保護サイレンが鳴った場合には頑丈な建物に避難するとか、地面に伏せ頭部を守るとか、ホントにそんなんで助かるのか疑問がいっぱい。かつてイギリス政府が核攻撃対策として勧めていた簡易シェルター(外したドアを壁に斜めに立てかけて、上をクッションなどで覆う)を、本気でやっていた時代と、そんな変わっていないような気が。  ともあれ、さまざまな自治体では、備えあれば憂いなしとばかりに国民保護サイレンが鳴る状況を想定した訓練も行われている。  そんな中、広島県岩国市で行われた訓練が、どうしてこうなってしまったのかという想定で行われてしまった。  27日に行われたこの訓練は、岩国市内に弾道ミサイル1発が着弾した想定で行われたもの。市内242カ所の屋外スピーカーで避難を呼びかける音声を放送したほか、市役所では警察や消防、さらに自衛隊も参するし対策本部を設置し、図上訓練が行われたという。  問題は、この図上訓練。ミサイルにより住宅10軒に被害が出て、20人がけがをしたとの想定で初動対応を確認したという。  ここに、読者の皆さんも違和感を覚えたのではないだろうか?  そう、ミサイルの威力ってそんなものなのか? 岩国市の人口は今年6月現在で6万5,266世帯、13万5,632人。核弾頭ではないにしても、ミサイル攻撃がそんな被害で済むハズがない。それとも、岩国市といえども山の中とか、離島にでもミサイルが落ちたという想定なのだろうか? あるいは、岩国市の担当者がミサイルで人が死ぬことを知らなかったのか?  そこで、訓練を担当する岩国市の危機管理課に聞いてみたところ……。 「今回の訓練は手順を確認するのが目的です。これまで、国民保護法に基づく訓練をやっておりませんでしたので、それを確認するために、警察・消防とも話し合って会議を行ったんですが……」 と、あくまで訓練の目的は、いざというときの手順を確認することにあると強調する。  それにしても、この被害は小さく見積もりすぎなのではないか。その点を尋ねてみると……。 「あくまで、初動であって、これから被害は、もっと数が増えることを想定しています」  なるほど、20人のけが人とは、最初に市役所が把握する被害状況。実際には、もっと多くの被害が出るであろうことも想定しているというのだ。よかった、ミサイルで人が死ぬことを知らない人はいなかったのである。  とはいえ、弾道ミサイルが1発だけ着弾というのはちょっと考えにくいもの。どうせやるんなら「ミサイルにより市役所が全壊」くらいの想定でやったほうがよいのではなかろうか。 (文=昼間たかし)

「このハゲーーー!」豊田真由子衆院議員、女子大生時代『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』でジュリアナダンスの過去

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とよた真由子 オフィシャルブログより
 男性秘書に対する暴行と暴言が「週刊新潮」(新潮社)に報じられ、世間を騒がせている豊田真由子衆議院議員の意外な過去が明らかとなった。1993年の『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』(TBS系)へのテレビ番組出演である。 「『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は、番組名を変えながらも1992年10月から96年9月までの4年間にわたって続いた人気番組です。毎回スタジオにテーマごとに50人の出演者を招いてアンケートを取り、本音に迫るものです。ボディビルダー、霊能者、AV女優など風変わりな出演者をそろえることで知られました。豊田議員は『東大女子50人』の回に出演しています。肩書は文科1類の1年生ですから、現役入学の豊田議員は18歳だったことになりますね」(放送作家) 『上岡龍太郎の男と女ホントのところ』は放送時間が木曜19時のゴールデンタイムでありながら、毎回きわどい内容に踏み込んでいた。東大女子の回でも「男性経験がある」「アダルトビデオに出演してもよい」「篠山紀信にならヘアヌードを撮られてもよい」といった質問が並ぶ。豊田議員は、番組の最後に発表されたセクシー度チェック心理テストで、91点の第1位を獲得している。 「1豊田議員は、パリッとしたオレンジのスーツに、髪形はソバージュと、バブリーな姿が印象的ですね。その後、心理テストで1位から3位となった女性が“お立ち台”の上でジュリアナダンスを踊り、笑福亭笑瓶をいかに悩殺できるかを競うゲームにチャレンジ。豊田議員はかなり恥ずかしがっており、ダンスが終わると逃げるように走り去る姿が映されています」(同)  確かに番組を見る限り、見た目はイケイケでもシャイな一面をのぞかせる普通の女子大生といった印象を受ける。これが彼女の本質なのか、あるいはすでにこのころから“猫をかぶって”いたのか――。「週刊新潮」では「表裏の激しい人物」と報じられているだけに、あらゆる意味で興味深い映像ではあろう。 (文=平田宏利)

都議選大敗は必至……民進党・蓮舫代表辞任へのシナリオ

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 7月2日に投開票が行われる都議選が東京6月23日に告示され、現在首都・東京は選挙戦の真っ最中。国政では一強状態の安倍・自民党と、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会との戦いに全国から注目が集まっている。  今回の都議選の焦点は、なんといっても小池新党だ。都議会の現有議席は、自民党の56議席に対し、都民ファーストは5議席。しかし、この構図が大きく変わるのは確実だ。週刊誌記者は言う。 「都民ファーストの勢いは本物です。読売新聞が行った最新の調査でも、支持率は自民党の23%に対し、都民ファーストは26%。島しょ部以外のすべての選挙区で議席を獲得するのはほぼ確定的で、一気に第一党に上り詰める公算が高くなっています」  そんな中、存在感が薄いのが民進党だ。民進党(東京改革議員団)は現在18議席だが、もはや“絶望的”ともいえる予測が相次いでいる。前出の読売の調査では、民進党の支持率は4%で、共産党の8%にも大きく水をあけられる始末。党内は、もはやガタガタだ。 「今年4月、党内きっての実力者である細野豪志氏が代表代行を辞任。さらに、都連幹事長の長島昭久氏も党を離れました。都議選を仕切る立場の人間が直前に党を離れるようでは、勝ち目などあるわけがありません。その後も次々と離党者が相次ぐさまは、まさに沈む船からネズミが逃げるような状況です。春先には“議席0”などという壊滅的な予測も出ましたが、さすがに5~6議席は取るとは思いますが……」(同)  民進党は衆参ともに野党第一党だ。そんな民進党はなぜここまで嫌われてしまったのか? そこには蓮舫代表の“あの問題”があるようだ。都内の情勢に詳しいフリーライターが語る。 「都議会では、『東京改革議員団』という会派名に改称し、“民進”という名前を消しましたが、民進党といえば蓮舫氏。知名度が抜群なのは政治家にとって大きな武器ですが、彼女の二重国籍問題が大きく尾を引いているようです。実際、民進党の候補者は、『早く党首の戸籍を見せろ』『お前のところのボスは二重国籍だろ』といったヤジを飛ばされているようです」  もはやまったく勝ち目のない戦いを強いられている民進党の議員たち。大敗確実の情勢の中、選挙後はどうなるのか? 「民進党にとって頼みの綱は小池都知事との連携でしたが、これはあっさり断られてしまいました。これにより豊洲問題や五輪問題などで注目度の高い都議会での発言力低下は必至です。党内には会派が乱立していて、一枚岩には程遠い状況なので、都議選で大敗すれば『蓮舫が党首の限り、ウチは戦えない』という声もあがってくるでしょう。知名度が高い彼女を切れば、民進党は本気だとアピールできますから、『蓮舫を切って、立て直し』という動きも出てくるのではないでしょうか」(前出週刊誌記者)  蓮舫氏が党首でいられるのも、7月2日まで?

またまた世界に恥さらし……中国人観光客がいなくなった韓国で、“ハラル認証マーク詐欺”が横行中!

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イメージ画像(Thinkstockより)
 中国の「韓国ツアー禁止令」によって中国人観光客が激減した韓国だが、今度はムスリム観光客が押し寄せ、中国人観光客の空白を埋めているという。  韓国観光公社によると、昨年よりシンガポール、ベトナム、インドネシアからの観光客が増加。2016年に訪韓したムスリム観光客は98万人で、15年の77万人より27%増となっており、今後も増えていく見込みだという。実際、ソウルの街ではヒジャブ(スカーフ)姿の観光客が買い物や食べ歩きを楽しむ光景がよく目に飛び込んでくるし、ムスリム観光客向けのレストランや祈祷室なども次々とオープン。いよいよ韓国もムスリム観光客誘致に力を入れ始めたといった感じだ。  そんな中、ムスリム向けの食品や製品に付与される「ハラル認証」マークをめぐって、さまざまな問題が発生している。いま最も話題になっているのは、“偽ハラルマーク”問題だ。  肉の場合、ハラル認証マークを取得するためにはムスリムが直接食肉処理を行い、血を完全に抜き取らなければならないという。もちろん、イスラム教が禁じている豚肉は論外だ。  面倒かつ厳格な加工を経て得られるハラル認証マークなのだが、「MBCニュース」が昨年報じたところによると、韓国で販売されている“ハラルフード”のほとんどは、流通や食肉処理過程に関する説明が一切なく、信用し難い。公共性のないハラル認証機関によるマークが横行し、豚肉入りの食品にハラル認証マークが貼られていることも多々あるそうだ。  つい先日、インドネシア政府が韓国のラーメン4種にについて販売を禁止したのは、そのいい例だろう。一部の商品は過去に韓国でハラル認証マークを取得した商品だったにもかかわらず、検査の結果、豚のDNAが検出されるなど、韓国のハラル認証がどれだけ手薄かが如実に表れた。  偽ハラルマーク問題は、昨日今日始まった話ではない。15年には、偽造したハラルマークを肉に貼って韓国内のイスラム寺院に流通させた組織が摘発。16年にも、偽ハラルマークを掲げた食堂がニュースで批判されるなど、何度も取り沙汰されている。それなのに、改善どころか、今回の“ラーメン騒動”で世界的に恥をさらすこととなった。  ムスリム観光客の増加と共に、騒ぎが大きくなりつつある、韓国の偽ハラルマーク問題。韓国人のモラルが問われている――。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・大量わさび寿司事件を“わさびテロ”と皮肉る韓国でも増加する、外国人旅行者の意外なトラブルとは? http://s-korea.jp/archives/8965?zo ・外国人女性の被害続々…“女性観光客にとって危ない国”に落ちた韓国 http://s-korea.jp/archives/5821?zo

行ってみて聞いてわかった 御朱印帳のネット転売で、なぜ宮司は「もう来ないで下さい」と書いたのか

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 その日はいつもとは違う一日だった。  140文字の10倍100倍1,000倍と、言葉は紡がれていた。紡がれる言葉は、日常の中が身体にこびりついた穢れを払っているように思えた。 「よかったのか悪かったのか……地域の方は“悪いことやってるんじゃないからいいんだよって”と声をかけてくれます。“売るヤツが悪いんだから! トンデモねぇだろう”と電話をかけてきてくれる氏子の方もいらっしゃいました」  ようやく涼しい風の吹き始めた初夏の夕方。場所は、茨城県守谷市の八坂神社。清浄な雰囲気に満ちた神社の拝殿で、宮司の下村良司は、神職らしく背筋がぴんと伸びた丁寧な姿で言葉を綴っていた。相対する私は、時折自分の背が曲がっているのに気づき、姿勢を正しながら言葉と周囲の状況を書き記していた。  ふと、拝殿の外の人の気配に気づいた下村が立ち上がった。 「ああ、どうも、こんにちは!」  外を見ると、顔見知りの氏子らしき老人が「よう」という感じで右手を振っていた。下村が、戸口のほうに寄って交わす二、三の言葉。そこには神社と氏子との信頼と親しみが織りなす美しい光景があった。 ■突然注目された御朱印帳の転売  金曜日の午後3時前、秋葉原駅から発車間際のつくばエクスプレス快速列車に駆け込むと、もう席の大半は埋まっていた。一つだけ空いている座席を見つけて、スマートフォンから目を離さない女性に会釈して腰を下ろす。動き出した列車の中で、私はiPhoneを片手にノートを広げて、もう一度質問したいことを整理することにした。  その日の取材が決まったのは、週の初めだった。 御朱印帳がヤフオクで売られる⇒茨城・八坂神社が苦言「もう来ないでください」(ハフィントンポスト) 【罰当たり】ヤフオクで御朱印帳を転売された神社が怒りのツイート「もう来ないで下さい」(ロケットニュース)  そんな言葉が記された、さまざまな人たちのツイートや、ニュースサイトが目に飛び込んできた。幾つかのリンクを開いてみて、話の大枠は理解できた。茨城県守谷市にある八坂神社。守谷の総鎮守でもある神社のTwitterでの、ひとつの呟きが数万もリツイートを集め、幾つもの、ネットに流れる情報をまとめて記事に仕立て上げるニュースサイトや、Twitterに集う、何か一言もの申したい人たちの話題になっていたのだ。  その呟きは、こういうものだった。  * * * ヤフオクで当社の御朱印帳が出品されていました。すでに落札されていまして社頭頒布の約3倍近い値段で落札されていました。神社頒布品をオークションに出品し利益を得る行為は許せません。頒布品は祓いをし神徳を得られるように祈願しております。一般商品とは違うものなんです。もう来ないで下さい。(https://twitter.com/m_yasakajinja/status/876386988718292992)  * * *  最後の「もう来ないで下さい」という言葉が、多くの人々の興味を引いたのだろう。私が、この呟きを目にしたときには、すでに呟きの主である神社の宮司からコメントを得ているニュースサイトもあった。でも、私は、これはぜひにでも取材をしなければならないものだと思った。  そう思った理由は単純だ。数万のリツイートを集めた翌日の呟きの中にあった「140字で話すのは難しい」という一文に心を動かされたからである。これは「もう来ないで下さい」という言葉以上に、数多の気持ちがこもったものではないかと感じたのだ。  ネットのニュースサイトなどで記されている短いコメントでは、その気持ちはまったくわからなかった。検索しても、適当なTwitterの情報をまとめているだけの、よくわからないニュースサイトばかりが検索に引っ掛かるという状況が、より知りたいという気持ちを強くした。  さっそく、八坂神社に電話をすると、すぐに宮司に取り次いでくれた。 「ちょうど今も取材を受けているところなんですよね」  電話の声から、予想だにしなかった注目や取材の申込みに、戸惑っている気配が感じ取れた。けれども、私がコメントを求めているのではなく訪問して話を聞きたい旨を告げると、すぐに快諾してくれた。  関東平野を走り抜ける、つくばエクスプレスの車中で、私はこれまでに書いた幾つかの記事のことを考えていた。旅の中で、さまざまな神社を訪れることは私の大切な趣味でもある。それと同時に、昨年来、何かと神社と信仰について自省する記事を書く機会を得ている。そうしてまた巡ってきた今回、これはどういった縁なのだろうか、と。
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■通りの向こうにたたずむ存在感のある鎮守の森  秋葉原駅から守谷駅までは30分程度の短い旅路である。つくばエクスプレスの開通以来、この土地は交通の便のよいベッドタウンとして人気を集めている。だが、駅の周辺はまだまだ開発の途中といったところ。乗り降りする人々の数に反して、駅周辺に繁華な雰囲気はない。  とりわけ、神社へと向かう側の出口を出ると広大な駐車場が広がっている。都心へ出かけるときは、ここに車を駐める人も多いのだろう。それを見越してか、駐車場の脇には電車の格安切符を売る販売機もある。秋葉原まで片道で正規運賃よりも30円程度は安くなる。微妙な金額だが、10回20回と往復すれば、ばかにならない金額ということだろうか。そんなことを考えながら歩く道は、妙に曲がりくねっていた。もとは、田園の広がる田舎道を、そのまま舗装したのだろう。田園から住宅地へと姿を変えていく途上にある風景には期待と寂しさが同居していた。  そんな道を歩いて神社までは10分程。関東鉄道の踏切を越えて右に曲がると、二車線の道路の向こうに小さな森が見えてくる。それが、私の目的地であることはすぐにわかった。その鎮守の森の存在感が、これからの取材を期待させた。もうひとつ、道路の両側には「祇園祭」と書かれたポスターを貼った家屋がいくつもあった。それは、八坂神社で行われる夏祭りの名前。車ばかりが往来して、人の通りは少ないけれども、ポスターだけはしっかりと貼られていた。それだけで、これから訪問する神社が地元の人にとって大切なものであることは容易にわかった。 ■サービス満点なのか? やたらと多い御守りの種類  神社に到着し、数段の石段を昇ると、そこには足を止めて眺めたい景色があった。鳥居の前から境内を眺めると、決して大きくはないけれども清浄な雰囲気が詰まっているように感じられた。鳥居を一礼し、手と口を清め、まずは参拝する。  おやっと思ったのは、境内の石畳である。石畳も直したばかりと思しき雰囲気だった。左手にある神楽殿は囲いに覆われて、まだ工事中のようだった。鳥居をくぐる時に見えたそれが電話で話していた工事なのかと思ったのだが、かなり大規模に境内を修繕しているようであった。  社務所の窓口のところでは、数人が行列していた。みんな御朱印を求めている参拝者らしかった。応対しているのは、可憐な巫女さんがひとり。御朱印を書いているのも彼女のようであった。割り込んではいけないだろうと思い、しばらく待つことにして境内のさまざまなものを見てみることにした。  境内でとりわけ存在感があるのは、ケヤキやイチョウの古木であった。事前に得た知識では、神社がここに鎮座して400年ほどだという。その頃に植えられたのだろうか。歴史の重みを感じさせる大木は鮮やかな緑の葉をいっぱいに広げて、そこにいるだけで、日々の仕事でまとわりついた禍々しいものを取り払ってくれているように感じた。そして、もうひとつ大切なことに気づいた。それは、この規模の神社にしては不思議なほどのサービスのよさである。  まず、お賽銭箱のところには、七夕の願い事を書く短冊が置かれている。そして、社務所の上に掲げられた案内。通例、神社に縁がなければ迷うであろう、ご祈祷などをお願いする時の初穂料も、幾つかの金額が明示されている。さらに驚くのは、頒布している御守りの種類である。「厄除け守り」「金運守り」「仕事守り」「旅行安全守り」と書かれているだけで30種類以上。さらに絵馬も「七五三」や「厄落とし」など。縁起物も大小のダルマから招き猫に張り子に土鈴……。  これまで、幾つもの神社を巡ってきたが、こんなに祈願別にさまざまな御守りや縁起物が揃っている神社も珍しい。しかも、決して大きくない規模の神社で、なぜここまでさまざまな種類のものを用意しているのか。俄然、興味がわいた。
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■拝殿で取材をするという初めての体験へ  掲げられた案内をカメラに収めていると、ふいに社務所の扉が開いて差袴の男性が出てきた。「宮司さんですか」と、呼び止めると、その通りであった。 「狭いんですけど……」  そういいながら、宮司は社務所の中へと案内してくれた。挨拶しながら渡してくれた名刺には二つ折り。裏表には神紋とURLと地図。開くと「宮司 下村良弘」の名前と住所や電話番号。そしてQRコードも記された、コンパクトに情報が詰まった名刺だった。 「こちらのほうが涼しいですから」  そういって案内してくれたのは、社務所から続く拝殿であった。祈祷を受けるわけでもないのに、そんなところで取材をするのは畏れ多いような気もした。だから、拝殿に入るとき、座るときと二度三度と神様のほうに会釈をしてから座った。掃除の行き届いた拝殿には、大小二枚の古い絵馬が掲げられていた。どちらも、神社の祭神である素戔嗚尊にまつわる八岐大蛇退治を描いたもの。後から神社のサイトで得た情報では、大きい方は慶応2年に奉納された加納友信作のもので、市の文化財にもなっている。その絵馬は、ところどころが色が落ちてしまっていることで、神社の歴史の長さを語っているように思えた。  何から話を聞こうか。相対した下村を前にノートとレコーダーを手に私は少し考えつつ、自分の人となりやこれまで書いたものについて語ってから、話を切り出した。 ■御朱印帳は氏子のみなさんへの記念品だった 「ここまで、注目されるとは思わなかったのではないですか?」  下村はすぐに話し始めた。 「今朝もテレビのニュースに取り上げられました。それに、先日はラジオでも話をして……。びっくりしてますね。そこまでは思わなかったですね」  それから、私は騒動の発端となった御朱印帳のことを聞いた。私も、その御朱印帳のデザインは、境内に一枚だけ掲示されていたポスターで初めて見た。モチーフとなっているのは、やはり素戔嗚尊による八岐大蛇退治。それを、頒布品としたきっかけを知りたかったのだ。やはり、近年の御朱印ブームにあやかったのだろうか、と思っていたからだ。  でも、そういったブームとはなんら関係はなかった。  御朱印帳をつくったのは5月下旬のこと。その目的は、氏子への記念品としてのものだった。 「今、神社とか御神輿を修理しているんです。御神輿は今度の7月のお祭りでお披露目するんですが、境内の工事で地域の方にご迷惑をかけています。それで、何か記念品をということで氏子のみなさんと相談したんです」  最初は、風呂敷がよいとかさまざまな意見が出たが、今は御朱印が人気。「これがあると、いろいろな神社を巡ってもらえるではないか」そんなふうに意見がまとまって、御朱印帳をつくることになったのである。  だから、本来は氏子に配るための記念品。そのうち何十部かを一般の方にも頒布することにしたのである。頒布するのはわずかな部数だけ。告知もほとんどしなかった。 「頒布をはじめたときには境内でポスターを貼ったりもしなくて、Twitterで告知しただけです。あとは、Facebookくらいですね。でも、多分それを見たんだなと思われる方が、次の日からいらしていて、Twitterってすごいなと思って見ていたんです」  そのときは、まさか転売を目的にしてやってきているなどと、思いもしなかった。しばらくして、下村は頒布した御朱印帳が喜んでもらえているだろうかと、ネットを検索してみた。 「そうしたら、最初に出てきたのがヤフーオークション(ヤフオク!)だったんです……」  私も事前にネットで検索してみたところ。同様のものを見つけた。そこには、こんなタイトルがつけられていた。 【限定】守谷総鎮守八坂神社御朱印帳 ~茨城県守谷市~ 御朱印有  これを見たときは、私もなんともいえない気分になった。もはや、ヤフオク!やメルカリなどで、本来は神社に出向いて参拝し、神様と縁を繋いだ上で授与して頂く御朱印や御守りは、当たり前の様に転売されている。そうしたものを見るたびに、私は感じるのだ。理屈以前に、世の中にはやってはいけないことがある。なんで、こんなごくごく当たり前の、やってはならないとこがわからぬ人が大勢いるのか……。我欲にまみれて転売なんてすれば、稼いだ小銭以上のものを失ってしまうはずなのに。  下村の説明によれば、部数は少ないが限定品では決してない。それなのに「限定」という文字まで添えられた御朱印帳は、すでに4,500円で落札済みであったという。下村が、最初に感じたのは驚きだった。まさか自分の神社が転売目的のターゲットになるとは思ってもいなかったのだ。 「ご覧の通り、うちの神社は地域密着の小さな村の神社です。ですので、神社の集まりなどで、御朱印帳が転売されている話を業界の中で聞いていても、ああ大変ですねという感じでした。いろんな大きな神社で頒布されている御朱印帳があるじゃないですか。そういうところの話なのかなと思っていたんです」  それは、Twitterの短い言葉では言い表せない複雑な気持ちを抱かせるものだった。なぜなら、この御朱印帳には多くの思いがこもっていたからだ。  先に記したように、本来の目的は境内も御神輿も修理を終えたことを氏子に挨拶する意味も含んだもの。自分たちの地域の神社が、また新しい時代に向けて節目を迎えた。その喜びを一緒に感じたり、御朱印帳を見るたびに思い出して欲しい。そんな思いが込められていたことは想像に難くない。何しろ、下村は完成までデザイナーと18回もリテイクを繰り返したというのだ。 「やっぱり、みなさんの手元にいったときに、きれいだなとか、いいものを受けたなと言ってもらいたい。だから、御朱印帳は地域に由来して、愛されている八岐大蛇退治をデザインして、皆さんに喜んでもらえるものを……と思ってつくったんですよね」
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■地域と氏子と共に歩んできた守谷神社  下村の鎮守の宮司として、地域に住む人々に喜んで欲しいという思いには、確固たるものがあった。そのことを、より強く感じたのは、社務所の案内に掲げられている、御守りの種類の多さに話が及んだときのことだった。 「失礼ですが、この規模の神社にしてはかなり多い……」 「もともとは、御守りはあまりなかったのです。ところが、お詣りされる方に“こういうものはありませんか”と聞かれることが多かったんです。そこで、毎年“じゃあ、来年は、それもつくりましょう”と、繰り返していたら、あんな数になったんです」  取材の時間を通して、下村の語る言葉の中には、幾度も「地域の」「氏子の」という言葉が出てきた。なぜ、そんなにも地域を大切にする確固たる意志を持っているのだろう。  それがわかったのは、下村に神職になった理由などを尋ねたときだった。 「もともと、自分はデザイナーをやっていたんです」  それを聞いて、少し驚いた。  この守谷神社は総鎮守でありながら、明治時代から長らく無人で、隣町に住む宮司がお祭りのときにだけやってくる神社だった。ところが、18年ほど前、先代に跡継ぎがいないとなったときに「守谷市の方に継いでもらいたい」という話になり、地域の住民であった下村に縁が繋がったというわけだ。  もともと、地域の住民として祭りには熱心に参加していたという下村だが、宮司として神社に奉職するというのは、まったく未知の領域だった。神職養成講習会(神社本庁や各都道府県が実施している神職を養成する講習会。主に神社の跡継ぎが対象)で、神職の資格は得た。講習会は、大学の神道学科と違い1カ月ほどで資格を得ることができる。だからといって、便利なインスタント養成システムなどではない。いうなれば、資格は与えるから、あとは現場で見て覚えなさいというわけなのである。 「階位をもらったらいきなり、氏子さんに先生と呼ばれるようになって……これは大変だと思って、必死に神社について学んだです」  守谷市で常駐の神職は下村と、あともう一人だけだという。なりたてとはいえ、さまざまなお祭りや祈願などを行う機会は多い。本人の経験年数にかかわらず、神事をお願いした側は「神主さんに来て頂いた」とみている。それは想像以上に重責だっただろう。けれども、その重くて大切な神事やお詣りする人々、氏子との触れ合いの中で、下村は次第に神道や神社の意味について、気づいていった。 「私もこちら側の立場になってよくわかるのですが、神社は空気のようなものだと思います。節目節目で地域の方々と縁を結んで頂く……節目の宗教だと考えています。だから、正月や夏祭り、上棟祭など、人生の節目ごとに神様に感謝の気持ちを伝えるんです。神道にはハレとケというものがありますよね。人間は生活していると疲れも貯まり、さまざまなものを背負います。そこで、節目にお祭りをして、いい服を着たり、普段とは違うようなことをして、穢れを祓って、次に自分が生きるための生命力を神様に与えて頂く……それが、神社の仕事なのかなと思っています」  そんな考えに下村を至らせたのは、地域の氏子や参拝者との触れ合いだったのだろう。下村は神道の考え方として「言挙げせず」というものがあることを、私に教えてくれた。文化の継承は親から子、大人から子どもへと、地域や共同体のサイクルの中で教え伝えていく。多くの宗教が理論を構築し、説明して人を納得させようとするのとは異なり、ことさらに説明したりはせず、一人一人が地域や共同体の中で、感じ気づくことを望むというわけだ……と、私なりに理解した。  Twitterで話題になった「もう来ないでください」という言葉は、決して怒りから発した直情的でセンセーショナルな言葉ではなかった。おそらくは、Twitterを見て、邪な心で御朱印帳を買い求めに来た者が、またTwitterを見ているかも知れないと思って発せられた言葉。その短い言葉で、その人が気づきの機会を得るかもしれない優しさなのだと思った。
行ってみて聞いてわかった 御朱印帳のネット転売で、なぜ宮司は「もう来ないで下さい」と書いたのかの画像5
■騒動で参拝者が増えるよりも……「まずは地域の氏神様へ」  自身が地域の神社に奉職することで得たもの。それを、より多くの人に感じてもらいたい。そんな下村の思いが伝わってきたのは、この騒動のもたらす影響について尋ねたときだった。ともすれば、この騒動で八坂神社を知った人たちが参拝に訪れるのではないか。そう尋ねると、下村はすでにそうした人たちの姿があると呟いてから、さらに諭すように語ってくれた。 「もともと神社というのはローカルスポット。地域の中で存在するものなんです。インターネットで情報が発信しやすく、すぐに届いてしまう時代にはわかりにくいことかもしれません。でも氏神様……皆さんが住んでいる神社に詣でるのが基本です。だから、通販とかのお問い合わせも頂くのですが、申し訳ないのですが、御札も御守りも縁を結んで頂くものなので、お断りしています。まずは、皆様の住んでいる地域の氏神様にお詣り頂きたいなと思っています」  下村の言葉は、決して表面上のものではなく徹底している。Twitterではテレビやラジオに出演したことを報告しているのだが、それも放送が終わってから報告しているのである。そこには、騒動を利益に繋げようとするような邪なものとは、一切の縁を繋ごうとはしない確固たる意志が見える。  だからといって、決して参拝に来る者を拒むわけではない。下村はごくごく自然で基本的なことを教えてくれていた。 「神社は氏子とそれ以外の崇敬者にお支え頂くものだと思っています。ですので、こういう機会に、崇敬者の方に見つけてお詣り頂くことも大変有り難いことだと思っています。神棚も、伊勢神宮と氏神様とその他の神社となっていますよね。ですから、氏神様も大事にして頂きながら、そのほかの神社もお祭りして頂きたいですね」  取材を終えて神社を辞するとき、鳥居の前で振り返って一礼をした。尋ねて来た氏子らしき人と話をしている下村は、もう一度一礼してくれた。その姿に、神道の本質の片鱗を垣間見た気がした。  神社はさまざまな縁を繋ぐ場である。この取材もまた何かの縁が繋いでくれたものであった。そして、その縁は、また取材して書かなければ、なんら人の心に迫るものは書けないという確信を、私に与えてくれていた。  これまで、いくら神社に参拝をしても、目に見えるような御利益で人生を安泰にさせてくれているわけではない。けれども、それだけで十分だと思った。 (取材・文=昼間たかし)

韓国国民の10人中6人が「関心ない」平昌冬季五輪、南北共同開催プランのマユツバ度

韓国国民の10人中6人が「関心ない」平昌冬季五輪、南北共同開催プランのマユツバ度の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 韓国・平昌(ピョンチャン)での冬季五輪開催まで1年を切ったが、開催国である韓国内は、五輪熱に浮かされているというわけではなさそうだ。  6月20日、文化体育観光部は「第二次平昌冬季五輪及びパラリンピック国民世論調査」の結果を発表した。これは世論調査機関「メトリックス」が、5月26日~27日の2日にかけて1,000人の韓国国民に電話調査したものだが、とても残念な結果となった。  なんと、10人中6人が「平昌五輪に関心がない」と答えたのだ。さらに、調査に答えた97.7%は開催することは把握していたが、そのうち41.5%が開催時期すら知らなかった。韓国の五輪開催に関しては、数年前から競技場の不備などが問題視されており、日本のメディアでもたびたび取り上げられるほど。開催前から前途多難な様子がうかがえたが、国民の関心自体が低い現状を考えると、仕方がないのかもしれない。  実際、韓国ネット民の間でも「五輪に関心は持てない。むしろ、その後の施設管理が心配だよ」「知らない間に過ぎ去るんだろうな」「我が国の現状で、五輪を開催できるほどの余裕はないだろう」と、期待や関心よりも、事後の不安や国政の不安定さを嘆く声が多かった。  そんな中、韓国の五輪開催に新たな動きが生じた。6月20日、五輪韓国開催を担当する都鐘煥(ト・ジョンファン)文化体育観光相が、スキー競技など一部衆目を北朝鮮東部に位置する馬息嶺スキー場などで開催することを検討すると表明したのだ。さらに、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成にも意欲的に動くと明かした。  これまでなかった北朝鮮との五輪共同開催案を韓国が表明した最大の理由は、親北派として知られる文在寅(ムン・ジェイン)新大統領の意向が大きいと推測される。実際、文大統領は就任前から「北朝鮮との対話による融和」を掲げていただけに、スポーツを通した南北の団結を目指すのはおかしなことではない。  だが、ネット民は「南北共催になっても、誰も得しないだろ」「北の人間が内部に入り込むなんて恐ろしい」など、政府の決定に懐疑的な人が多い。  また、現実的にも北朝鮮との共催には、競技場の設備や周辺施設の問題をはじめ、北朝鮮への圧力を強める米国など国際社会の反発も必至。北朝鮮に外貨が流れ込んで、核・ミサイル開発の資金源になる恐れもある。  仮に南北共催が順調に進んだとしても、喜ぶのは文大統領だけかもしれない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・関心があるのはたった3割!? 早くも観客動員論が出ている平昌五輪と誕生1カ月の文政権 http://s-korea.jp/archives/17001?zo ・羽生結弦フィーバーで韓国ファンも大熱狂も…解決策が見えない平昌五輪“3つの問題点” http://s-korea.jp/archives/13678?zo

韓国国民の10人中6人が「関心ない」平昌冬季五輪、南北共同開催プランのマユツバ度

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 韓国・平昌(ピョンチャン)での冬季五輪開催まで1年を切ったが、開催国である韓国内は、五輪熱に浮かされているというわけではなさそうだ。  6月20日、文化体育観光部は「第二次平昌冬季五輪及びパラリンピック国民世論調査」の結果を発表した。これは世論調査機関「メトリックス」が、5月26日~27日の2日にかけて1,000人の韓国国民に電話調査したものだが、とても残念な結果となった。  なんと、10人中6人が「平昌五輪に関心がない」と答えたのだ。さらに、調査に答えた97.7%は開催することは把握していたが、そのうち41.5%が開催時期すら知らなかった。韓国の五輪開催に関しては、数年前から競技場の不備などが問題視されており、日本のメディアでもたびたび取り上げられるほど。開催前から前途多難な様子がうかがえたが、国民の関心自体が低い現状を考えると、仕方がないのかもしれない。  実際、韓国ネット民の間でも「五輪に関心は持てない。むしろ、その後の施設管理が心配だよ」「知らない間に過ぎ去るんだろうな」「我が国の現状で、五輪を開催できるほどの余裕はないだろう」と、期待や関心よりも、事後の不安や国政の不安定さを嘆く声が多かった。  そんな中、韓国の五輪開催に新たな動きが生じた。6月20日、五輪韓国開催を担当する都鐘煥(ト・ジョンファン)文化体育観光相が、スキー競技など一部衆目を北朝鮮東部に位置する馬息嶺スキー場などで開催することを検討すると表明したのだ。さらに、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成にも意欲的に動くと明かした。  これまでなかった北朝鮮との五輪共同開催案を韓国が表明した最大の理由は、親北派として知られる文在寅(ムン・ジェイン)新大統領の意向が大きいと推測される。実際、文大統領は就任前から「北朝鮮との対話による融和」を掲げていただけに、スポーツを通した南北の団結を目指すのはおかしなことではない。  だが、ネット民は「南北共催になっても、誰も得しないだろ」「北の人間が内部に入り込むなんて恐ろしい」など、政府の決定に懐疑的な人が多い。  また、現実的にも北朝鮮との共催には、競技場の設備や周辺施設の問題をはじめ、北朝鮮への圧力を強める米国など国際社会の反発も必至。北朝鮮に外貨が流れ込んで、核・ミサイル開発の資金源になる恐れもある。  仮に南北共催が順調に進んだとしても、喜ぶのは文大統領だけかもしれない。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・関心があるのはたった3割!? 早くも観客動員論が出ている平昌五輪と誕生1カ月の文政権 http://s-korea.jp/archives/17001?zo ・羽生結弦フィーバーで韓国ファンも大熱狂も…解決策が見えない平昌五輪“3つの問題点” http://s-korea.jp/archives/13678?zo

東京オリンピックによるビッグサイト使用中止問題解決へ向け、ついにデモが開催

東京オリンピックによるビッグサイト使用中止問題解決へ向け、ついにデモが開催の画像1
東京オリンピックによるビッグサイト使用中止問題解決へ向け、ついにデモが開催の画像2
 果たして、コミケは、そしてビッグサイトはどうなるのか。  2020年、東京オリンピック・パラリンピック開催のために東京ビッグサイトが使用できなくなる問題。コミックマーケットのみならず、数多くの産業の展示会などの開催が困難になり、巨額の損失や倒産が危惧されている。  これにより被害を受ける企業や業界団体は、すでにさまざまな形で東京都への働きかけや署名活動を行っているものの、結果は芳しくない。昨今、マスコミでの報道は増えているものの、オリンピックで東京ビッグサイトをメディアセンターとして使用することと、そのために1年あまりの閉鎖期間が設けられるのは、既定路線になっているのだ。  そうした閉塞状況の中で、6月22日、ついに「ビッグサイトを使わせろ!!」と呼びかける都庁一周デモが開催され、400人あまりが集まった。  このデモを呼びかけたのは、展示会には欠かせないディスプレイ業に携わる人々を中心とした「展示会産業で働く人々の生活と雇用を守る会」。ディスプレイ業の中には東京ビッグサイトで開催される展示会の仕事が収益の多くを占めている企業が多く、オリンピックによって使用できなくなることは、完全に死活問題となっているという。  今、デモという形で声を上げることを決意した理由を、同会の下茂貴樹さんは語る。 「ビッグサイトをメディアセンターに使うのは、本当にやめてほしい!! もうオリンピックまで時間がありません。2年後の今頃には、ビックサイトの利用制限はすでに始まっています。多くの関係者が小池都知事と都に働きかけ、署名も集まっています。その署名、14万7,000筆以上を都に渡していますが、返事もありません。このままでは、状況が変わるようには思えなかったんです」  下茂さんの語る、ディスプレイ業界への影響は驚くべき規模のものだ。 「当社では3~4割。中には、東京ビッグサイトでの仕事が8割という会社もあって、東京ビッグサイトが使えないと潰れてしまいます。ホントにどうしたらいいかわからないという声も聞いています。関係各所に引き続き働きかけていきたいとは思っています。なんとか小池都知事には耳を傾けてもらいたいんです。もう時間はないんです」  参加者の中には、同人誌業界の関係者も。その中の一人、同人誌印刷を専門とする株式会社・緑陽社の武川優さんは、もっと同人誌関係者にも声を上げてもらいたいという気持ちを、次のように語る。 「割りとマスコミが協力してくれています。だから、サークルさんも声を上げてくれるといいと思っています。もっと盛り上がってくれないと……」  こうして、集合場所の新宿中央公園を出発したデモは50分あまりかけて都庁を一周。ディスプレイ会社に勤務するという女性からは、こんな熱い言葉が。 「死活問題です。これで状況を変えるのは難しいかもしれないけど、何もやらないよりはやるほうがよいです。オリンピックも成功して、私たちの生活も守られるようにしたい。そうじゃないと、オリンピックが楽しめません!!」  また、デモそのものが初体験という、同じくディスプレイ会社勤務の女性は「新入社員で入ったばかりなのに、こんなことになってるなんて……」と、さらに変わらない状況への焦燥感を滲ませていた。  東京オリンピックによって、コミックマーケットのみならず、あらゆるイベントや関連企業が死活問題という状況は、一向に変わる様子を見せていない。この状況に都は、まだ無視を続けるのか……。 (文=昼間たかし)

内部告発問題で激震の“ヤンキー先生”義家弘介文部科学副大臣、過去の「ツッコミどころ」が噴出する!?

内部告発問題で激震のヤンキー先生義家弘介文部科学副大臣、過去の「ツッコミどころ」が噴出する!?の画像1
義家弘介公式サイトより
 加計学園の獣医学部新設計画を巡る内部文書について、ヤンキー先生こと義家弘介文部科学副大臣が「職員が内部告発した場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と述べたことで、大きな反発を買っている。  これには、法解釈の専門家からも「違反に該当しない」「告発者への圧力だ」とする反論が噴出、世間からも「すっかり政権の犬になってしまった」と落胆の声も多い。オカルト系タレントの江原啓之には「正義を貫く義家先生の姿にかえっていただきたい」とまで言われてしまっている。  この状況で一部では「ヤンキー先生」にあったネガティブな話が蒸し返されるのではないか、ともささやかれる。義家副大臣は「言動の矛盾」や「問題発言」が多く指摘されていた過去があるからだ。 「交際していた女生徒に注意した担任の頭に火をつけて燃やした」 「高校時代の野球部で監督を殴って中退になった」  本人が過去に語ったとされる、こういった不良だったエピソードは事実であればトンデモない話だが、さらに「教師時代に高校1年生の女子生徒と交際、妊娠となり結婚したと言っていたが、教育委員になると『女子生徒が学校を中退してから交際を始めた』と発言に変化した」とか、「貧しい生徒のために基金を設立したとするが、学校にそんな基金があったという話が見当たらない」などといった発言の信ぴょう性を疑う声が多数あった。 「著書で母が会いにきた話を書いているが、雑誌では当時、すでに母が死んでいた話をしている」 「父に復讐するため、空手を10年習ったというが、流派や写真ひとつ公表していない」 「殴りかかってきた生徒を退学させないために先に殴った、という話をする一方で、ほかでは『生徒を殴るわけにはいかないから机を殴って手を骨折した』と話している」 「教え子がくれたネクタイピンを常に身に着けているという話をしていたが、ほかではそれが金のネックレスになっていた」 「ノストラダムスの大予言は携帯でネットができるようになって子どもが大人を信用しなくなったことだとしながら、自身は有料の携帯サイトを教師時代から運営していた」 「横浜市教育委員であるのに、家庭教師派遣業者のCMに出演していた」  こういった疑いの数々を個別に検証はしていないが、議員になる前は「元不良の教師」というキャラを強調してメディア出演を増やしていた人物でもあり、いくらか誇張があったとしてもおかしくはないかもしれない。ある政治記者は「そもそも義家に期待する方がおかしい」とまで言っている。 「義家を担ぎ出したのは、2007年の参院選候補にした第一次の安倍自民党で、だから最近になって“安倍政権の犬”になったわけではなく、最初から安倍(晋三)首相に飼われた犬だったんですよ。安倍首相は教育改革を大義名分とした教育のビジネス化を進めていたから。その後の学園問題も、その延長線上にあるわけです。義家はもともと政治家になりたくて仕方なかった人物で、日本テレビの情報番組に出ていたときに共演の政治学者、福岡政行に『誰でもいいから政治家を紹介してください』としつこく頼んでいましたよ」(同)  議員になってからの義家副大臣は、週刊誌に高級風俗店通いや元共産党員の経歴を報じられ、兼業禁止の公設秘書に芸能プロ幹部を使っていたという話もあったから、江原の言うような「正義を貫く先生」という話自体も疑わしくなる。 「怪しい経歴や言動に突っ込みどころがたくさんありそうな人物だから、今回の問題で世間を敵に回すと掘り起こされちゃうかもしれませんよ。本人は大臣のイスまであと一歩と思ってやっているんでしょうけど、下手すれば次の選挙が危ないのでは」(同)  過去の発言問題は横に置いても、ネット上では「政治家になってからのヤンキー先生の人相がどんどん悪くなっている」というようなアンチが増えつつあり、そのイメージダウンは決して小さくはなさそうだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)