「STORY」いわく、ミニスカートは人生のレフ板!? 輝き続けたい中年女性の業

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「STORY」 8月号/光文社

 林真理子先生の悪女論がさく裂した先月号に続き、「美STORY」では読者ヌードに整形体験と、「ぶっ飛び~」((C)宮沢りえ)具合を見せている、光文社のエイジレス姉妹誌。もう何が起きてもおかしくない心構えではいるのですが、どうでしょう、この表紙の真っ黄色っぷり。「人生何度もやり直せる!」とスーパーポジティブな幸せの黄色なのか。はたまた人生の黄色信号が点滅しているのを知りつつ、若さという交差点で立ちすくむ40代女性を暗示してのことなのか。さっそく読み進めてまいりましょう。

<トピックス>
◎大特集 自由のためにはくミニです!
◎オシャレ男子が40代女性に着てほしい服、選びました「服から始まるドラマがある」
◎夏着物vsマキシワンピ、真夏の異種オシャレ対決

地味で策士な「MORE」娘と、香山リカが導き出した"いびつな幸せ"

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「MORE」(集英社)8月号

 先月で創刊33周年を迎えた「MORE」。王道OLスタイルを常に追求し続けた結果、凋落気味の赤文字系にも引きずられず、個性派おしゃれの青文字系にも揺るがず、確固たる地位を築いています。その尖らない立ち位置は、そのまま集英社という万人受けする出版社の精神を一番体現しているのでは。なので、街でおなじ付録を持っている人に出会ってしまう率が高いのも納得。今月のメイベリンのビッグヴァニティーでは、何人とトイレの洗面台で鉢合わせしちゃうんでしょうか。そんなザッツジャパニーズOLたちの興味と悩みを今月も拝見させていただきます。

万能雑誌からの脱却? 信者以外楽しめない「CanCam」8月号

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「CanCam」(小学館)8月号

 今月号の「CanCam」の特別付録は「COACH POPPYレターセット付き特製缶ケース」です。先月号の付録が「お疲れちゃんシール」だったことを思えば、かなりグレードアップ。というか、「COACH」ブランドの付録のために、先月号は付録を"捨てた"のかしら? と下衆の勘ぐりをしてしまいました。でもよくよく考えると、こんなポップなレターセットで誰に手紙を送ればいいんだろう。この缶ケースは本当にいるのだろうか、といろんな疑問が沸いてきます。付録から読者を戸惑わせる雑誌「CanCam」、早速中身を見ていきましょう。

<トピック>
◎"かわいい賢人の夏ランキング"発表
◎感動の最終回 REAL MODELS
◎この夏、自分史上最高バストに!

「JJ」に異変あり! 総力をあげて打ち出す「おしゃP」とは一体? 

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「JJ」2010年8月号(光文社)

 女性誌レビューに久しぶりの登場の「JJ」。ここ最近は、「平子理沙に大事件!」や「ひなの!」と、表紙を飾るタレントの名前を表紙に掲げ、タレント+大キャッチ1本という潔いデザインが続いていました。しかし、先月から少し異変が......。今号は、安室奈美恵がカバーなのに「おしゃPのそこが知りたい!」と、安室ちゃんとは関係ないキャッチを打ち出し、さらに各特集名も表紙に入れて情報量もアップ。大きな変化です。さて、誌面も変化しているのでしょうか。まずは、トピックスから。

<トピックス>
◎前代未聞! 真夏の300コーディネート!
◎おしゃPのそこが知りたい!
◎ALL WE NEED IS 安室奈美恵

「ViVi」モデル陣と馴染めぬ木下優樹菜、オフはつるの剛士と発散!?

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「ViVi」(講談社)2010年8月号

 今週の「ViVi」の表紙は、大人気の西野カナが初登場。「会いたくて 会いたくて」って歌っている女性ですね。それは知っていても、顔がちゃんと認識できていなかった私、この表紙を見て初めてしっかりと理解できました。今月は連載陣の浜崎あゆみ、加藤ミリヤに加え、倖田來未も登場し、ディーヴァ戦国号となっている「ViVi」。早速チェックしていきましょう。

<トピックス>
◎マジ神BOOM!! 2010
◎激売れビキニはココで買え!
◎「やりすぎちゃった!!」体験

「婦人公論」が石原真理といっしょに玉置浩二潰しにかかった!?

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「婦人公論」7月7日号(中央公論新社)

 今号「婦人公論」は、表紙とロングインタビューに矢田亜希子が登場です。夫(当時)の浮気と逮捕という二重の衝撃を乗り越え、離婚してシングルマザーとなった彼女。写真の彼女からは、どこか悟ったような、これまでの"元ヤン女優"という安っぽいイメージとは一線を画すような、そんな深みがあるようなないような、ないようなないような、そんな気がします。では行ってみましょう!

<トピックス>
◎特集 家族をうつから救え!
◎矢田亜希子「黙っていては一歩も前に進めない」
◎石原真理「あの出会いの前の自分に戻って新たなスタートを切る」

女は「TENGA」に負けている! 「GINGER」が示す「男の生声白書」

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「GINGER」10年8月号(幻冬舎)

 "自立したアラサー女性"をターゲットに、自分らしいスタイルを提案する「GINGER」。今月号の表紙は、常連の滝川クリステルさん。早速、彼女のインタビューページに目をやると、なんと「私の仕事の原動力は黒柳徹子さん。小学校のころから変わらず、目標です」との発言が。「サイゾーウーマン」より前から徹子をウォッチングしているなんて、滝クリはもはや当サイトのゴットマザーと認めざるを得ないでしょう(ようこそ、こっち側へ)。では、家族が増えたところで中身を見ていきましょう!

<トピック>
◎美人オーラな夏服
◎真夏のおしゃれSNAP
◎映画『シュアリー・サムデイ』スペシャルインタビュー "バカで最強"な6人の男たち
◎男の生声白書「モテる女の恋愛作法」

読むほどに欲求不満が募る! 「日経ヘルスプルミエ」の優等生っぷり

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「日経ヘルスプルミエ」8月号(日経BP社)

 「日経ヘルス プルミエ」今月号の表紙は、萬田久子。萬田久子といえば、50代向け女性誌「HERS」(光文社)のイメージモデルでもあります。「新しい50代は"キャラ立て"上手」「"幸せ"だけでは満足できない!」といった光文社の女性誌特有のはっちゃけたコピーとともに、無茶なミニスカを穿かされていたりする萬田久子です。なぜそんな他誌の手あかにまみれた女優を表紙に起用したのでしょうか。「アレッ、ラッパのマークの正露丸を買ったはずなのに、ラッパのマークがついてない!」......みたいな、間違えて買う人を狙ったのかなあ。そんなわけないか。

 ちなみに、現在発売中の「HERS」7月号のコピーは「酔える女は、2倍幸せ」。コピーからして酩酊してます。一方、「プルミエ」は「新*毒消しダイエット」。「毒」の文字がど真ん中で目立ちます。読者層はかぶっても方向性は違うので、やはり間違えて買う人はいないでしょうね。併読している人はいるのでしょうか。

洗面台で腕立て、掃除機で腹筋… …ど根性ダイエット満載の「I LOVE mama」

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「I LOVE mama」(インフォレスト)

 「ママ友」と言われる集団のファッションは、不思議なことに同系のテイストでまとめられていることが多いですよね。「チュニックにデニムのスカート、足元はレギンスにペタンコ靴でヴィトンのポシェット」チーム、「サーフブランドっぽいTシャツとデニム、クロックス」チーム、あと「犬の絵がデザインされたシャカシャカジャージに、キティちゃんサンダル」チームとかでしょうか。あ、一番最後のチームの子どもは、ボウズ頭に後ろ髪だけ長めのパターン多し。しかし、ギャルママ系チームって意外と見かけないんです。ママサー(ママサークル)はどこで活動してるんだろ? 集団化した盛りママたちと、ママのすっぴんを想像できるちびコたちを見比べながら、神経衰弱「親子はどれだ?」をひとり脳内で繰り広げるのが、今一番の夢です! 話が脱線しましたが、今月のラインナップを。

<トピックス>
◎美ママたちのダイエットの魔法教えちゃいます
◎緊急指令!! 理想の二重&つけまをメイクせよ
◎2010~夏 イケパパカタログ

読者ヌードに、誌面上での整形体験……「美STORY」が笑えない次元に到達

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「美 STORY」10年8月号(光文社)

 「ニッポンの40代はもっともっと美しくなる!」というコピーを掲げ、「若く美しい」ことをひたすらに啓蒙してきた「美STORY」。顔のパックをしたまま掃除機をかけたり、年下パーソナルトレーナーとの"アヴァンチュール"を推奨したりと、もはや「漫画か!」とツッコミたくなるような同誌の魅力に、私をはじめサイゾーウーマン読者もきっと虜になっていたはず。ところが今月の「美STORY」は"理性"という防波堤が決壊したかのよう。ものすごい荒波が同誌を襲っています。「どうして?」という想いを胸に、サイゾーウーマン読者の皆様に新生「美STORY」の世界をご案内したいと思います。