「婦人公論」がカオス! 泉ピン子を黙らす、かなりアレな人物が降臨

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「婦人公論」2月7日号(中央公論新
社)

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「今日からはじめる心のレッスン イライラしない人には“福”が来る」です。そして表紙は大竹しのぶ。どピンクのスカートの上に黒いメッシュを巻きつけた、素人目には判断しかねるファッションで登場しています。まるでケモノ肉に黒い網脂を巻いた魔女料理完成! といったところ。しかしそんなマジカルファッションも、この方の「個性派」「演技派」「あの明石家さんまを本気にさせた」という看板のもとに集約されていくのでありましょう。う~ん、考えてみたらこの“大竹しのぶ”という女優さんこそ、「中年女性をイライラさせる存在」じゃないですか。インタビューでも、仏の伝説的歌手エディット・ピアフの生涯を描いた舞台『ピアフ』で、「ピアフは精神的にも肉体的な治療にも薬を常用している状態だったので、演じている私の身体も痺れたりするのですが」と憑依女優っぷりをさらっとアピール。女優としての大竹しのぶを徹底してくれればいいのですが、「普段の私は、娘のIMALUからエネルギーをもらっています」という“母”の一面を出すことも忘れないこの用意周到さ。黒い網脂、己のジューシー余すことなし!!

<トピックス>
◎イライラしない人には“福”が来る
◎上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える
◎石川道子×泉ピン子「資源の分かち合い」ができれば、戦争もテロも不要になる!?

「VERY」川の字問題に見る、「妻であり母であり女である」ことへの限界

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「VERY」2013年2月号/光文社

 毎月、決まったモデルが起用されることがなくなった「VERY」(光文社)の表紙に、今月は女優の竹内結子が登場しています。どうやら、映画『ストロベリーナイト』の公開に合わせた企画のようです。今まで、井川遥か滝沢眞規子しか表紙に登場しなかったので、女性誌では定番の「表紙の人インタビュー」が「VERY」にはなかったのですが、今回は竹内のインタビューも掲載されています。しかし、このインタビューは、「VERY」イズムに合っているのか合っていないのか……。 竹内は、別に「VERY」の「妻であり母であり女である」というアイデンティティで生きている人ではないので、雑誌の中でここだけ浮いてしまっているような気もしました。

<トピックス>
◎竹内結子さん、最近バージョンアップしてますか?
◎“変身”で新しい私を発見!
◎VERY世代に横たわる「川の字問題」

算数が苦手な子を救済する魔法!? 「プレジデントFamily」が公文式を大絶賛

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「プレジデントFamily」2013年3月号
(プレジデント社)

 「プレジデントFamily」(プレジデント社)の今月号の特集は「算数がグンと伸びる!」、全編が算数克服と称した“公文アゲ”です。公文式創始者・公文公氏と息子・毅氏との物語「ある父親が与えた奇跡の教材」、小学生がつまずきやすい問題に公文式が答える「小学生の『3つの壁』徹底攻略」、さらに公文式教室に通う(通っていた)デキるお子さんたちの成長ヒストリー「算数でつまずいたら、どうしたらいい?」など、特集の大半が公文式の解説に費やされています。算数で悩んでいる親子に「逆に何でやらないわけ!?」という強制力まで感じてしまう内容です。

 「基本的な問題を繰り返す」「その子の理解度に合わせる」など、公文式の理念はとても素晴らしいものですが、「算数」という主要教科に対して、一教育企業のやり方を「ファイナルアンサー」として提示することへの違和感は否めません。今、なぜ公文なのか……早速中身を見て参りましょう。

浮かれテンションの「AneCan」が“最強にかわいい”と推奨する「ちゅん顔」って?

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「AneCan」2013年2月号(小学館)

 2013年、一発目の「AneCan」(小学館)は看板モデル・押切もえの決意表明から見てみましょう。いつも理想を高く持ち、過剰な自分探し・自分磨きをしてどんどん自身の魅力を磨き落としていくもえちゃん、ファンもウォッチャーもハラハラさせられています。連載「shikiri BE-DO!」によりますと、今年の目標は「弾ける年」。モデルとしては1カット目からグッと入り込んでイメージ以上の写真を残したい、テレビではもっと的確に主張を伝えられるようになりたい、「見る力」を養って人の気持ちがわかる心優しい女性になりたい、と今年も前のめり!! 磨きすぎて今年中にあの細い体がなくなるんじゃないかと心配になるぐらい、自分磨きへの決意は固いようです。

 もえちゃんの頑張りは痛いほどわかるのですが、白鳥も水面下でもがいているからこそ人々から愛でられるのであって、もえちゃんは「巨大水槽に沈まされている上島竜兵or出川哲朗」のように全身でもがいています。水槽に落とされるイジられ芸も頻度としては少ないから笑えるのに、もえちゃんは四方八方で「がんばり告白」しちゃうので食傷気味。頑張れば頑張るほど見る側が苦しくなるもえちゃん、いつか「今年は頑張らない」と言ってくれる日が来ることを待っています。

<トピック>
◎友里OLの「あったかくて、ちょっと甘い」1月の1か月コーディネート
◎最強にかわいい! “ちゅん顔”をマスターせよ!
◎今年こそ!「朝充」な女になる

ぽっちゃりさんの憧れ・磯山さやかが、「steady.」で見せたいじられモテ術

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「steady.」2013年2月号/宝島社

 「steady.」(宝島社)レビューで毎号注目してきた連載「石原さとみのAtoZ」。これまでは、各アルファベットにちなむテーマで、石原さん自身が語っていくという形式だったのですが、今月の「G」では、なんと占い師タレント・ゲッターズ飯田に占ってもらっています。いやぁ、自由なページですこと。

<トピック>
◎石原さとみのAtoZ「G」
◎着やせ着まわし31days
◎今年こそ結婚したーい!!

夫の存在感ゼロ! 「日経ウーマン」超人ワーキングママの充実した日々

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「日経ウーマン」2013年2月号/日経BP社

 さまざまな新連載がスタートしている「日経ウーマン」2013年2月号(日経BP社)、注目すべきは「佐藤佳菜子の賢い女子のオシャレLesson」です。記念すべき第1回は、「まじめな印象の白シャツももっと楽しく着こなせる!」と銘打って、白シャツの肩の上に抹茶色のニットカーディガンを羽織るという「石田純一先生リスペクト」としか思えないステキなコーディネートを提案しています。一周まわって最先端ファッション……なのかも!

 そして1年ぶりに表紙&インタビューに登場した竹内結子は、なぜかぼさぼさのロングヘア、寝間着のような白っぽい上下という出で立ちをさせられて、今にもお得意の幽霊役ができそうな雰囲気に……。「日経ウーマン」=仕事もプライベートも真面目に頑張るけれど、今いち垢抜けない雑誌という位置づけは、今年も変更なしで大丈夫そうです!! 「貯め方&備え方」「時間術」「学び」「マナー」等々、お馴染みの見出しが並ぶ特集記事を、早速チェックしていきましょう。

<トピックス>
◎私が変わる!新★習慣
◎毎日が充実!働く女性の時間術
◎最強の開運生活&パワスポ2013

「婦人公論」のさかもと未明×くわばたりえ対談に共感できない理由

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「婦人公論」1月22日号(中央公論新
社)

 2013年初の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「今年は、幸運を積み重ねる生き方を」です。冒頭には視座のお高い女性たちのカリスマ、思想家・武道家の内田樹が登場し「幸せではなく“仕合わせ”になる」と説いています。内田氏曰く「仕合わす=出合うべきものと出合うこと」であり、「仕合わせ」になるためには、まず「自分が何を求めているのか」を知らなければならないと。ありがたい系話の定番である、このような“言葉のパラダイムチェンジ”に一体どれだけの人が「目からウロコっす!」となるのか、常々疑問ではありますが、それ以前として「婦人公論読者が求めるもの」っていったらアレですよ。快楽(を伴ったセックス)ですよ、内田先生!

 正体不明の「幸せ」に翻弄され続ける現代において、婦人公論的「幸運を積み重ねる生き方」とはどんなものであるのか、さっそく中身を拝見したいと思います。

<トピックス>
◎今年は、幸運を積み重ねる生き方を
◎くわばたりえ×さかもと未明 母の不安か、客の怒りか。私たち、意見が合いません
◎荻野目慶子 阿修羅のように生きて、今の私がある

「美ST」誌上で、大久保佳代子が驚異の41歳であることが明らかに!

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「美ST」2013年2月号/光文社

 「美ST」2月号(光文社)の表紙は、篠原涼子。毎月表紙の女優について評する齋藤薫のコラムでは、相変わらず「希有な人」「男を虜にする」「女たちの憧れ」とヨイショしまくってます。その中に次のような一文がありました。「基本的にはシッターにも誰にも頼らず、“子育て”も“家事”も完璧にこなす姿が、自らも子育てをしてきたインタビューアーを感動させた」。篠原には4歳の長男と2012年2月に出産したばかりの次男がいます。それでいて、9月放送のドラマで仕事復帰も果たしている。それでもシッターに頼ってないって、一体どういうこと!?

 篠原のインタビューでその詳細が明かされるのかと思ったら、内容は、“ネイルサロンに行ってカルジェルデビューした”という話に字数の半分を費やし、あとは「ヨガにはほぼ毎日行きます」「料理も買い物も全部自分です」というドヤ顔話。だ~か~ら~、幼稚園児と乳児がいて、シッターに頼らないで、仕事やヨガの時間をどうやって作ってんの!? 「美ST」読者は美容に興味があるのは当然ですが、「その時間をいかに捻出するか」という点にも興味があるはず。

「STORY」礼服企画、「K應のお母さんのヒールは●●」という細かすぎる規則

「STORY」2013年2月号/光文社

 「STORY」2月号(光文社)は、まず、林真理子の連載コラム「出好き、ネコ好き、私好き」からご紹介したいと思います。見出しは、「どんなに美しい40代でも、やっぱり忘れちゃいけない希望と諦めのバランス」。なんだか「STORY」読者にケンカを売っているような言葉です。内容は女性ストーカーについて。林真理子は「女性ストーカーの心根がしみじみとわかる」とのことで、“元カレ”らにストーカーに間違われた衝撃の過去を明かしています。しかしながら、書くことでガス抜きができているので、本物のストーカーにならずに済んでいるそう。男性の誉め言葉を「お世辞だとわかっていても心ははずむ。が、心のタガをはずしたことはない」と述べています。

「『何のかんの言っても、おばさんだもん』という諦めと自己認識が私の中にはあるためだ。たいていの女が、この諦めと、『頑張ればもっとイケるかも』という希望とのバランスを保って今日も生きている。そのバランスを保つのが、むずかしい世の中になってきたのは確かなのである」

 と、最後は結んでいます。要は、40~50代でもまだイケると「STORY」をはじめとするメディアが吹聴したせいで、おばさんが勘違いしがちだから、どんなに美しくても「おばさん」という自覚は持っておけよ、ということですね。

 しかし、筆者は「おばさんだもん」という言葉は諦めの言葉ではないと思っています。振り返れば、若い頃はもっとたくさんの諦めの言葉を吐かざるを得ませんでした。ブスだもん、デブだもん、チビだもん、ズボラだもん、性格悪いもん……イケてない自分を認識するたびに自己嫌悪に陥っていました。しかし! 四十路目前の今は、すべてを「だっておばさんだもん」と、年齢のせいにすることができるのです。「おばさん」は諦めではなく、自分を楽にするためのマジックワード。林真理子も、ほかの欠点から目をそらすために、「おばさんだもん」と言っているのでは……と思わずにはいられません。若かったらイケてたんですか?

<トピック>
◎特集「カジュアルを極めた40代の、BACK TO コンサバ宣言!」
◎東京・大阪「プレプラ族」が街に溢れ出す!
◎コーデ不要「ずぼら服」が、朝を救う!

「STORY」礼服企画、「K應のお母さんのヒールは●●」という細かすぎる規則

「STORY」2013年2月号/光文社

 「STORY」2月号(光文社)は、まず、林真理子の連載コラム「出好き、ネコ好き、私好き」からご紹介したいと思います。見出しは、「どんなに美しい40代でも、やっぱり忘れちゃいけない希望と諦めのバランス」。なんだか「STORY」読者にケンカを売っているような言葉です。内容は女性ストーカーについて。林真理子は「女性ストーカーの心根がしみじみとわかる」とのことで、“元カレ”らにストーカーに間違われた衝撃の過去を明かしています。しかしながら、書くことでガス抜きができているので、本物のストーカーにならずに済んでいるそう。男性の誉め言葉を「お世辞だとわかっていても心ははずむ。が、心のタガをはずしたことはない」と述べています。

「『何のかんの言っても、おばさんだもん』という諦めと自己認識が私の中にはあるためだ。たいていの女が、この諦めと、『頑張ればもっとイケるかも』という希望とのバランスを保って今日も生きている。そのバランスを保つのが、むずかしい世の中になってきたのは確かなのである」

 と、最後は結んでいます。要は、40~50代でもまだイケると「STORY」をはじめとするメディアが吹聴したせいで、おばさんが勘違いしがちだから、どんなに美しくても「おばさん」という自覚は持っておけよ、ということですね。

 しかし、筆者は「おばさんだもん」という言葉は諦めの言葉ではないと思っています。振り返れば、若い頃はもっとたくさんの諦めの言葉を吐かざるを得ませんでした。ブスだもん、デブだもん、チビだもん、ズボラだもん、性格悪いもん……イケてない自分を認識するたびに自己嫌悪に陥っていました。しかし! 四十路目前の今は、すべてを「だっておばさんだもん」と、年齢のせいにすることができるのです。「おばさん」は諦めではなく、自分を楽にするためのマジックワード。林真理子も、ほかの欠点から目をそらすために、「おばさんだもん」と言っているのでは……と思わずにはいられません。若かったらイケてたんですか?

<トピック>
◎特集「カジュアルを極めた40代の、BACK TO コンサバ宣言!」
◎東京・大阪「プレプラ族」が街に溢れ出す!
◎コーデ不要「ずぼら服」が、朝を救う!