お出かけスポットに「おひとり女子率」を併記、「日経ウーマン」の過剰な気遣い

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「日経ウーマン」(日経BP社)2013年
3月号

 案の定というか何というか、バレンタインに大忙しだった世間の女子たちを尻目に、先月号にも今月号にもバレンタインのバの字も登場しなかった「日経ウーマン」(日経BP社)。さらに今月号の特集は「『ひとり時間』で私を癒やす」。この時期に、あえて「ひとり」を特集に掲げてしまうこのマイペースっぷりはさすがですね!

 しかし、自立を信条に掲げる「日経ウーマン」が「ひとり暮らし」や「おひとりさま」を取り上げるのはめずらしいことではありません。そんなことより、何より驚いたのは「日経ウーマン」の特集タイトルに「癒やす」という言葉が登場したという事実。仕事に貯蓄に、常に全力投球であることを推奨する本誌に、癒やしを説かれる日が来るなんて……!! 「日経ウーマン」的癒やしとはどのようなものなのか、期待に胸がふくらみます。

<トピックス>
◎「ひとり時間」で私を癒やす
◎食費節約&買い物テク
◎ストレスフリーな働き方、大研究

モラハラされた妻の欲望は娘へ……「婦人公論」西川史子母の闇

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「婦人公論」2月22日号(中央公論新
社)

 「婦人公論」(中央公論新社)今号の特集は、「夫を捨てたい 妻たちの本音」です。「婦人公論」名物“妻(オンナ)たちのだんじり祭り”ですよ! 冒頭の読者アンケートにて、妻たちの7割が「夫に愛情なんてありません」。仮面夫婦期間は平均で12年。その横には「仮面夫婦で干支が一周」の文字が。たとえにも長年このネタを扱ってきた年季を感じさせますね。今号は井上荒野VS岡野あつこによる「夫婦の賞味期限とは?」や川崎麻世の別れぬ理由、片山さつきに松平健、西川史子母の子育てインタビューなどテンコ盛りですので、早速中身を見てみましょう。

<トピックス>
◎夫を捨てたい 妻たちの本音
◎仮面の下に見え隠れする“情”までは捨てられぬ女ゴコロ
◎娘・西川史子に教えた「人生、大切なのは金とコネ」

「nina’s」入園入学手作りグッズ企画に見る、手作り=母性という強迫観念

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「nina's」(祥伝社)2013年3月号

 「♪俺は東京生まれマリメッコ育ち~おかっぱのヤツは大体友達~」でおなじみ「nina’s」(祥伝社)の登場です。今号の表紙は古谷家生まれヒップホップ育ちの夫を持つMEGUMI。グラビア→出産→おしゃれママ→子ども服プロデュースという、昨今のママタレントの王道を歩み、「nina’s」にもちょいちょい登場しては「友達のライブに息子も連れていった~」など“ほかのママとはちょっと違う私”をアピールしています。

 今号のインタビューでも「テレビ番組でもいつの間にか“ご意見ください”的なポジションになっちゃって(笑)。そうなると、表に出させていただいている女性として、女性の味方でありたいという思いが強くなりました」などなど、我々のあずかり知らぬところでMEGUMIさんは日本(の女性)代表になっているようです。これには筆者も思わず「も~勘違い! ワワワワ~」と安田大サーカスのクロちゃんになってエア花びらをまいてしまいましたよ。どうかMEGUMIさんには、得意ジャンルであるサブカルおじさん転がしにのみ邁進していただきたいと切に願います。

<トピックス>
◎Cover Interview MEGUMI
◎覆面調査 のぞき見!一週間家計簿大公開!!
◎入園・入学★ハンドメイド見本帖

「25ans」の「少女マンガ顔メイク」がくだらなくて、楽しい!

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「25ans」2013年3月号(ハースト婦
人画報社)

 今月号の「25ans」、まずは付録に注目です。今やポーチやらトートバッグやらタイツやら、いらないものまで付いてくる女性誌。そこにあって、付録といえども「らしさ」を忘れないのが、「25ans」なんです。2012年12月号ではケイト・スペードのサングラスケースが、そして今月号はマイケル・コースのパスポートケースが付いています。確かに「25ans」読者は海外に行って、頭にサングラス乗せて、肩で風切っちゃうイメージですよね。完全にRIKACOじゃねえか、というツッコミはナシでお願いしますよ。でも50万円以上かけて地中海バカンスに行こうが、H.I.S.のお年玉企画の恩恵を受けてイチキュッパで韓国に行こうが、同じ「海外旅行」ですから。not RIKACOな方もガンガン使い倒しましょ!

<トピック>
◎春のシーン別 エレ女のレストランスタイル
◎華麗なる社交界デビュタントStory
◎ときめかなくてはキレイになれない! ロマンチック美容

ゴリゴリにとがった自己顕示欲を隠す、「リンネル」の“ほっこり”白アイテム

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「リンネル」2013年3月号(宝島社)

 「ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!」というキャッチコピーでナチュラル系女子に支持されている「リンネル」3月号(宝島社)が、女性誌速攻レビューに初登場です。「ふわっとやさしい暮らし」というフレーズそのものがふわっとしてよくわからないのですが、欲しくもないトートバッグが付録として付いてくるなんて、地球にはちっともやさしくない雑誌です。いったい宝島社は世の女子にいくつトートバッグやポーチを押し売りすれば気が済むのでしょうか。モッタイナイての!

 今月の表紙は宮崎あおい。不倫疑惑&離婚騒動を経て、いい意味でオンナくさくなった彼女ですが、「リンネル」フィルターにかけるといまだ処女のような雰囲気です。純白、清純、無垢。これは比喩ではありません。実際グラビアを見ると、あおいちゃんの面積よりも余白面積が圧倒的に多く、結果、いろんなモノが薄まって白く見えてしまうというマジックにかかっています。つーか、いくらなんでも余白が多すぎです。メモ帳が作れます。モッタイナイての!

ホルモンヌちゃんが股をおっぴろげて妊活! 「美ST」人気4コマ漫画の衝撃

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「美ST」2013年3月号/光文社

 「美ST」3月号(光文社)の表紙は、中年女性の星・黒木瞳(52歳)です。いつからかこの方を紹介する時には必ず年齢を付けて、「えっ、○歳に全然見えな~い!」という反応を示さなければならなくなりました。原田17才の逆バージョン、黒木瞳52才です。黒木本人も逆・原田17才化をすっかり自分の芸としているらしく、インタビューで「40代の頃と体調が違うとか、肌が違うなど、鈍感だからでしょうか、あまり感じないので、自分でも自分の年齢に驚いています」と語っていました。捉えようによっては、読者にケンカを売るようなお言葉です。

 早朝の撮影があっても4時起きで弁当を作っているそうで、「一応全部手作り。コロッケなんか多めに作って冷凍ストックに。市販の冷凍食品を使わないのがこだわりです。子供はすぐに大きくなりますからね。母親でいる時間を、自分で楽しんでいるって感じかな」と堂々賢母宣言していました。昨年は、娘がらみでいろんなウワサが週刊誌を騒がせていましたが、そんなことは露ほども感じさせないところは、さすが大女優です。こんなに若々しいのに大女優だから「おトメさん」だって演じてしまう、そんな黒木瞳52才です。

 にしても、先月号の「料理も買い物も全部自分です」宣言の篠原涼子といい、このインタビューページは、多忙な女優による仕事&育児両立のアピールページとなっているのでしょうか。世の女性が背負う重荷を、女優も最前線で背負っているんですね。いやー大変ですわ……。

<トピック>
◎美まっしぐら! ホルモンヌちゃん!
◎特集 チャンス! 40代は最後の“ヤセキ”
◎冬の最強美容アイテム マスク美人への道

「I LOVE mama」有名店風手作りスイーツに見る、いいとこ取り精神

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「I LOVE mama」2013年3月号(イン
フォレスト)

 先月号で、カオス系ギャルママ誌からオシャレ系へと大幅リニューアルした「I LOVE mama」(インフォレスト)が、1年半ぶりに専属モデルを選ぶ「ラブママオーディション」を開催するそうです! 今月号に募集要項が書いてあるのですが、写真審査用の顔写真の撮り方について、

・頭の上部が切れていない!
・光が強く、肌が白すぎるものはNG
・正面から撮影したもの(斜め上から撮影したもの、上目遣いになっている写真はNG)

 という注意書きがありました。どんな応募が多いのか想像できる注意書きですね。要するに、辻希美のブログにあるような自撮りはダメってことです。かつて「I LOVE mama」の表紙に登場したことがあるママタレ界の早婚多産代表・辻ちゃんは、十中八九、斜め上から撮ってます、頭切れてます、たまに白く飛んでます。美ママ度を5割増しできるこれらの小細工が厳禁となれば、自撮り番長は翼の折れたエンジェル。みんな公平に実力勝負となるわけです。こうなったら、サイゾーウーママも応募してみてはいかがでしょうか。年齢制限については……記載がありません、セーフセーフ! 2月10日まで募集しています。

「CLASSY.」の“西海岸・東海岸男子”の具体例が究極の二択すぎる!

「CLASSY.」2013年3月号(光文社)

 「CLASSY.」(光文社)の表紙といえば、不動の小泉里子です。 “ブランドコンセプター”という謎職業のダンナが気になるものの、色気やビッチ感をゴリ押しするわけでも、セレブ意識丸出しにするわけでもなく、年相応に落ち着いた、ごくごく平均的な女性モデルのお手本のような人ではないでしょうか。そんな小泉さんの連載が「里子を作る12の色」。その季節に合った“色”をフィーチャーし、それにちなんだ私物を紹介したり、色にまつわる思いを語ったりするわけですが、優等生モデルのさがなのか、これが爆裂にフツー。今月のカラーである「ピンク」に関しては「ピンク=女のコ」「大のパンツ派で、地味色やメンズライクなファッションの好きな私が唯一自然体で女のコでいられる色」「今日も私の中の女のコな部分を引き出してくれます」。なんだか無理やり「女のコ」を連発しているような……。SHIHOや梨花が同じことを言ったら全力でツッコまれることでしょうが、小泉さんにはなぜか「触れてはいけない」壁のようなものを感じてしまいます。「私をネタにはさせなくってよ!」という気合がね……。

<トピックス>
◎デニムを変えればオシャレも変わる!
◎バレンタインデートは“頑張らない服”が正解
◎「早婚」「適齢婚」「晩婚」それぞれのメリット&デメリット

無難な子育て誌「ひよこクラブ」に、マイウェイの女王・中西モナが登場!

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「ひよこクラブ」2013年2月号(ベネッ
セコーポレーション)

 「ひよこクラブ」(ベネッセコーポレーション)に掲載されている、ほしのあきが“赤ちゃんとのはじめて”を報告する連載。今月は「はじめてのハプニング」と題して、去年4月に生まれた赤ちゃんがはいはいし始め、「ワンちゃんのトイレシートで遊んでしまった」ことを告白。その横には、両手を広げ「ワオ!」って感じに口を開けてかわいくポーズをとったほしのさんの写真が。そうなんだよね、気をつけていてもビックリするものを触ってたりしますよね、赤ちゃんは……って、違うやろ! お前さんの今月報告すべき「はじめてのハプニング」は、“夫の浮気現場写真が「女性セブン」(小学館)にスッパ抜かれた”やろが! 旦那さん、ソファの上で女の子に覆いかぶさっちゃって、完全に股付近をまさぐってますよね!? 気をつけていてもビックリするものを触ってたりするのは、赤ちゃんもダンナも一緒! それを身をもって教えてくれるほしのさん、嫌いになれません! 

<トピックス>
◎ほしのあきの“赤ちゃんと私のいちにちいっぽ”
◎有名人ママ&パパ 泣きやませ&寝かしつけ 楽ワザ教えて!
◎男の子・女の子の育て方&育ち方

サプライズ男の浅はかさを暴いた、「Ray」の「打てば響く」という女性像

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「Ray」2013年3月号/主婦の友社

 寒さが身に沁みる今日この頃ですが、女性誌にはひと足早く春の気配が漂っています。「Ray」3月号(主婦の友社)の特集「パスポートアイテム★着こなしカレンダー」には、冬のアイテムと一緒に使える春のトレンドアイテムがたくさん紹介されています。「肩開きデザインが大HITの予感!」「街中みんな透け×2ブーム!」「ネオンカラーっぽいパステル」など、目にも鮮やかな春ファッションに心躍りますが、よくよく見ると、「夏までOKなフレッシュ小物をとことん楽しむ」など、とにかく「長く使いまわせるものを」という魂胆が見え隠れ。不況下の女子大生の堅実さに感心しながらも、さすがに「2~3月にイエロークリアサンダルはどうなの……?」と思わずにはいられません。季節感を追いかけていたら、思わず追い抜いてしまったうっかり者の「Ray」を今月号も見ていきましょう。

<トピックス>
◎パスポートアイテム★着こなしカレンダー
◎Ray世代のハピネス家計簿
◎プリ娘。の部屋