磨き上げたバディに欲情しろ! と無言で夫を追い詰める「美STORY」

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「美STORY」9月号(光文社)

 今月の「美STORY」(光文社)の表紙は広末涼子。相変わらず齋藤薫センセが「圧倒的な透明感」「体の中を清らかな水がサラサラ流れている印象」「類希な透明感と水感を、30代に入った今も、まったく変わらず持ち続けている」「澱みない浄化された命の健康美」と、富士山麓の雪溶け水みたいな扱いで礼賛しています。数々の奇行や大学中退、2度のデキ婚という彼女の武勇伝が一切ないことになっているのが悲しい限り。意図的に過去を無視したというより、本当に忘れちゃってるような文章に読めるのですが、大丈夫かな。確かに写真を一見するとなにごともなかったように涼やかに見えるところはさすが女優というか、広末マジックというか、齋藤センセの言葉を借りれば「美しさで奇跡を起こす人」なんでしょうね~。

現実の男はダメ!? 「MISTY」が読者を守るナイトに"黒い石"を猛プッシュ!

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「MISTY」(実業之日本社)8月号

 80年代、占いやおまじないが大好きな不思議ガールのバイブルとして圧倒的人気を集めていた占い雑誌「My Birthday」(実業之日本社・現在は休刊)。そのお姉さん的立ち位置として創刊された「MISTY」(当時は「増刊マイバースデイ」)は、簡単なおまじないからディープな占いまで網羅されていて、占い好きの心をわしづかみにする特集が魅力です。一見、占い系雑誌とは分からない女性誌のような表紙は、初心者でも手に取りやすい雰囲気があります。初レビューとなる今回は、なんと月刊化してから200号という記念すべき号! 出会うべくして出会ったような運命を感じずにはいられません。それでは中身を見ていきたいと思います。

付録の豪華さはスピ雑誌イチ!「ゆがふる。」開運グッズの効果はいかほど!?

「ゆがふる。」(芸文社)9月号

 スピリチュアル雑誌界の宝島社と呼ぶべき存在。それが今回レビューする芸文社刊行の「ゆがふる。」です。宝島社のファッション誌はブランドとコラボした付録が強みですが、「ゆがふる。」には毎号、スピリチュアル開運小物が付いてきます。窓際につるしておくと太陽の加減で虹ができるサンキャッチャーや、パワーストーンアクセなど、ちょっと欲しいし開運効果もためしてみたいけど、結構お高くて実際に買うには躊躇してしまうスピグッズが、800円弱で手に入れられるのはお得感強し。書店やAmazonで購入できるというのもハードルが低くて良い感じです。スピグッズはただ持っているだけではダメで、正しい使い方をしてこそ開運効果が見込めるもの。もちろん「ゆがふる。」にはちゃんと使い方の説明も書いてあります。さっそくチェックしましょう。

生理的に無理な女は「メドゥーサ」!? 「an・an」が読み解くアラサー男子用語

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「an・an」(マガジンハウス)7月
27日号

 今号の「an・an」の表紙は、事務所に押されまくっている関ジャニ∞のみなさんです。安田章大の笑顔がオバちゃんみたいになっていますが、ポジティブに捉えれば「自然体」な姿ということなんでしょう。10年も前には、キムタク兄さんがこちらが恥ずかしくなるほどのキメ顔で表紙を飾っていたことを思えば、時代は確実に流れていると実感します。それでも変わらないのは林の真理子先生。今号も巻末エッセイで、相変わらず美人だのブスだの、私は根に持つタイプだの心が狭いだの語ってます。何年やってんだよ、その芸。いつの間か、ワインのように年代物の方が価値がある、とみたいな空気が真理子先生の半径1メートルだけに漂っているんでしょう。それはさておき、今号の特集は「オトコのホンネ」。あまりに狙った「女Dis」が多いので、その辺りは無視しています。今号を購入する際は気をつけて!!

<トピック>
◎オトコのホンネ
◎実は裏のホンネが潜んでいる! アラサー男子が使う用語辞典
◎女子力UPの必殺技、KISSトレしましょ

「便座カバーは靴下」! 鬼の節約でマイホームを切望するラブママの実態

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「I LOVE mama」2011年9月号(イン
フォレスト)

 海、お祭り、花火大会......美ママは夏のイベントが大好き。「I LOVE mama」でもゆかた特集は恒例です。昭和のお母さんたちがびっくらこいちゃうくらい、最近の浴衣はデーハーで個性的。ピンクの薔薇がこれでもかとプリントされた浴衣、レースの半襟、パールの帯締め、作り帯の上に兵児帯の重ね付け。リボンにお花にフワフワレースが全身に施されていて、まるで歩くギフト包装のよう。これなら大混雑の花火大会でも、ランドマークになれること間違いなしです。ちびコが迷子になった時に見つけやすいという配慮でしょうね、きっと。

いつまでたっても"現役の女"から引退させてくれない「HERS」の圧力

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「HERS」(光文社)8月号

 先月号のレビューで、萬田久子が『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)の「我流グルメ! こだわり三択王!!」に出演した時のことを書かせていただきましたが、なんと今月号では、巻頭の「萬田久子の『楽しみましょ』コラム 萬50+3ダッ」にてその時紹介した「味噌チャウダー萬田流」の作り方を公開しているではないですか! しょっぱなから度肝を抜かれました。レシピは超シンプルで、残ったお味噌汁に、レタス、トマト、タマゴを入れるだけ。テレビでは、最後に加えたタマゴの固さが気に入らず再調理する、という半端ないこだわりを見せていましたが、本誌コラムではタマゴについては「大好き」という一言だけ。丁寧に調理工程を写真で追っていますが、そこにスペースを割くなら、テレビで見せたタマゴ愛を披露して欲しかったです。さて、そんな「HERS」の今月のトピックを見ていきましょう。

「40代は自分が主役」と「婦人公論」がバブル世代をズバリ解説

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「婦人公論」(婦人公論新社)7月
22日号

 今号の「婦人公論」の特集は「40代、50代、60代――女の転機を乗りこえる」。なんとなく既視感のある特集タイトルだなと思ってバックナンバーを見てみたら、今年に入ってから「40代からが女の人生の本番です」「40代から始まる妻たちの婚外恋愛白書」といった「40代から」系の特集をすでに4回組んでいました。40代は運命の分かれ道。更年期、親の介護、倦怠期、婚外恋愛、離婚、夫との死別といった数々の転機に、夫に振り回されることなく主導権を握りしめ生き抜く。それが「婦人公論」イズムです。ではさっそく中身を見てみましょう。

捨てたキャベツの葉で野菜炒め!? 「日経ウーマン」究極の節約レシピを公開

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「日経ウーマン」8月号(日経BP社)

 未曾有の大震災が招いた原発問題で、電気を大量消費する夏に向けての節電対策がさまざまなところで行われています。朝・夕の情報番組では、生活に取り入れやすい節電方法を紹介していますが、「日経ウーマン」読者にとってそんなことは朝飯前。なんてったって節電=節約だから。今年の夏から節電を始めたという節電ビギナーは、一度「日経ウーマン」を読んで節電・節約とはなんたるかを学んでみてはいかがでしょうか。きっと、背筋がシャキッと伸びるでしょう。そんな「日経ウーマン」今月号の中身を見ていきましょう。

広末涼子がマザー・テレサ化? 「CREA」で愛の説法教室を開講

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「CREA」(文藝春秋)8月号

 広末涼子が一般女性100人と「愛」についてディスカッションした、というニュースが報道され、それが「CREA」(文藝春秋)の「結婚」特集の企画と知ってから、とにかく気になって仕方がなかったため、イレギュラーですが今月は「CREA」をレビューします。結婚特集は2007年6月号以来の登場。その号の表紙は当時独身で31歳のSHIHOで、インタビューではあこがれの結婚について語っていたようです。それから4年、バツイチ子持ちで再婚した広末を表紙にするとは、「CREA」の結婚観もかなり変わったようです。

コンサバ奥さま雑誌「VERY」で、広末涼子が暑苦しいほどの「高知愛」を語る

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「VERY」11年8月号/光文社

 今月号の「VERY」の特集は「ママプレスたちのオシャレ手抜き情報」。ちらっと拝見したところ、カタカナの企業名+プレスという職業ゆえか、一般人にはマネしにくいオシャレすぎるコーディネートで、まったく参考にならなそうです。すでに母親になっている友人たちの証言、「妊娠してから子どもが小学校に入るまでは、ぺったんこ靴だった」を鵜呑みにしていたのですが、ママプレスたちは「厳選して残った10cm以上のヒールが毎日の靴」と話したり、雨の日はトリー バーチ、エミリオ・プッチ、グッチで足元を決めていたり。ぺったんこ靴と10cmヒールの間に、「女としての現役感」という意識が見え隠れします。しかし、「ハイヒール=いい女」という呪縛は結構長く効果を発揮してますね。バブル時代というのは、余計な後遺症を残していったもんです。