毒母問題において母娘が“共犯関係”になる理由を、「婦人公論」の特集に見た

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「母と娘、年を重ねてどう向き合う」です。まずはおなじみの読者アンケートから。「『長生きして』から『死んでくれ』まで母への本音を明かします」というタイトルがもう刺激的。そして中身も刺激的。「あなたの母は『毒母』だと思いますか?」という質問には、なんと44%が「はい」と回答。「母に対する『心の叫び』」にも罵詈雑言があふれます。「お金の無心をしないでほしい」「近所に迷惑をかけないように」など“お願い”系ならまだいいほう。「死ね! 1日でも、1時間でも早く死ね! 消えろ! 消えてくれ!」「家に放火し、一家心中したい。一歩手前です」など、穏やかではないもの多数。しかもこれが「娘・75歳/母・96歳」だったりするので、この問題、根が深いです。</p>

毒母問題において母娘が“共犯関係”になる理由を、「婦人公論」の特集に見た

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「母と娘、年を重ねてどう向き合う」です。まずはおなじみの読者アンケートから。「『長生きして』から『死んでくれ』まで母への本音を明かします」というタイトルがもう刺激的。そして中身も刺激的。「あなたの母は『毒母』だと思いますか?」という質問には、なんと44%が「はい」と回答。「母に対する『心の叫び』」にも罵詈雑言があふれます。「お金の無心をしないでほしい」「近所に迷惑をかけないように」など“お願い”系ならまだいいほう。「死ね! 1日でも、1時間でも早く死ね! 消えろ! 消えてくれ!」「家に放火し、一家心中したい。一歩手前です」など、穏やかではないもの多数。しかもこれが「娘・75歳/母・96歳」だったりするので、この問題、根が深いです。</p>

「不寛容な社会」企画の「Domani」に内在する、女たちを縛り上げる厳しい目線

<p> 今月の「Domani」(小学館)で、目次の次ページからさっそく始まる、連載「働くいい女の『木曜14時』」。「妻」「女」「母」の立場にいる一般女性が登場し、それぞれのライフスタイルを紹介する連載で、今号は3人全員が「起業家」という顔ぶれです。「女」である方は、ネイルサロンの経営者で、「30代でのさまざまな経験が40代をつくる気がします」と自身の現在の生活について語っています。ちなみに、今号には華原朋美さんも出ているのですが、「30代で学んだことが、42歳になった今、そしてこの先の私の強さになる」って語っていましたよ。筆者をはじめ独身の女にとって、30代とは強さを身につけるお年頃のようです!</p>

「正解を先回り」して安堵する「nina’s」子育ての息苦しさ

<p> 2カ月に一度のママたちのオシャレ芋煮会、「nina’s」(祥伝社)のお時間です。今号の特集は「子どもが輝くまほうの習慣」。「魔法」じゃなくて「まほう」。ひらがなを多用してほっこり感を押し付ける、「nina’s」の心憎い演出が光ります。さて、特集冒頭の「あの人の子育て習慣」に登場するのは、モデルのSHIHO。「泳ぐのが大好きで、きっと運動が得意だろうなと思って」と、最近4歳の子どもをスイミングスクールに通わせたそう。「ひと月の間何人かの先生に習い、娘自身が一人の先生を選びました」と、教室選びもここまで手間暇かけてます。「あれこれダメとは言わずに、見守って自由にさせるのも大事だなと思ってます」。出産前、子どもの名前を「マネされちゃうから」とギリギリまで公表しない宣言したのも含めて、SHIHOのていねい子育てに河原の芋もほっこり煮上がりましたよ!!</p>

「正解を先回り」して安堵する「nina’s」子育ての息苦しさ

<p> 2カ月に一度のママたちのオシャレ芋煮会、「nina’s」(祥伝社)のお時間です。今号の特集は「子どもが輝くまほうの習慣」。「魔法」じゃなくて「まほう」。ひらがなを多用してほっこり感を押し付ける、「nina’s」の心憎い演出が光ります。さて、特集冒頭の「あの人の子育て習慣」に登場するのは、モデルのSHIHO。「泳ぐのが大好きで、きっと運動が得意だろうなと思って」と、最近4歳の子どもをスイミングスクールに通わせたそう。「ひと月の間何人かの先生に習い、娘自身が一人の先生を選びました」と、教室選びもここまで手間暇かけてます。「あれこれダメとは言わずに、見守って自由にさせるのも大事だなと思ってます」。出産前、子どもの名前を「マネされちゃうから」とギリギリまで公表しない宣言したのも含めて、SHIHOのていねい子育てに河原の芋もほっこり煮上がりましたよ!!</p>

「婦人公論」読者の不倫への言い訳にも防止策にもなる、「女がセックスしがたるなんて」という自縛

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「モノの見極め、整理、処分」です。衣替えシーズン、年末などに必ずやってくる断捨離特集。号によっては「捨てられない心に潜む病理」とか「本当に捨てたいのはモノではなく夫」など変化球もからめてくるのですが、今号はストレート勝負。「捨てる」「掃除」「整理」などテクニカルな記事が大半を占めています。女性誌レビューとしての読みどころを挙げるとするなら、「読者体験手記 どうしても捨てられない理由」でしょうか。夫の鬱病を理由に離婚した女性が、2度目の結婚式で赤いウエディングドレスを着たという話。「再婚後に選んだドレスの赤は、実は心にあいた傷口から流し続けてきた血の色」と、最初の結婚式での白いウエディングドレス姿の写真を見ては「泣き出しそうになる」女性。きっと断捨離とは、こういう念の強さとの戦いなのでしょうね。</p>

選ばれた女たちの余裕と自信がにじみ出る! 「CLASSY.」の商社妻座談会が読者の神経を逆撫で

<p> 今月号の「CLASSY.」(光文社)、特集は「トレンチコートは裏切らない。」。最近の「CLASSY.」ではおなじみとなっている、“そんなこと一言も言ってないのに勝手に妄想で話進める系”リードが今号も炸裂し、「クラッシィが今さらトレンチ特集? もっと流行のアウターが見たい! なんて声が聞こえてきそうです」とのこと。「CLASSY.」読者はガチな流行より悪目立ちしないことを重視する、“THE置きに行く”女子が大半のイメージですが……。さらに「けれどもあなたの周囲にいませんか。(中略)ちょっと大人しい印象なんだけれど、協調性があって、文句も言わずにいつもみんなの期待に応えてくれる人って。トレンチってたぶんそういう存在なんです」と、まさかのトレンチを擬人化。この説明だけを見ると、購買に焼きそばパン買いに行かされる使いっぱしりしか想像できません。</p>

“雌ガール”と“おフェロ”推し「ar」は、女が女を愛でるための雑誌

<p> 20代を読者対象としたビューティ&ファッション誌「ar(アール)」(主婦と生活社)。めざす理想の女性像としてキーワードにしているのは「雌(メス)ガール」です。ガールもメスですから、「頭痛が痛い」みたいになっちゃってますが、どういう意味かというと、「メスの本能を秘めた可愛いモノ好きガール」だそうです。編集長の笹沼彩子さんは、雌ガールの定義を次のように語っています。</p>

「幼児にスマホはNG」なんて正論は求めていない! ラブママの子育て相談

「I LOVE mama」2013年5月号(イン
フォレスト)

 先月号あたりから、頭の中に「『I LOVE mama』(インフォレスト)こそママ界最強説」が浮上していて、「I LOVE mama」を読むと僻みスイッチが入ってしまうようになりましたので、僻み全開でレビューしたいと思います。……なんてことを書いてる時点ですでに「I LOVE mama」に負けています。「I LOVE mama」は僻みとは無縁なんです。

 たとえば「STORY」(光文社)だと、「私立校ママはこんなバッグを持っている」「幼稚園では浮かないように」といつも周りのママと比較して戦々恐々としている感がありますが、「I LOVE mama」にはそれがない。メイクやファッションのお手本となる読者モデルが登場するにはしますが、それは単純にカワイイから。「私立校ママ」といった複合要素(美しさ+経済力+知性+気品+協調性+都会性+子どもの優秀さ+羨望される+嫉妬される+それらをうまくかわす+α)を表す肩書でモヤモヤと読者を威圧したり焦らせたりしません。今月の表紙には「『ママ、かわいいね』って言われたいし、ママ友よりもかわいくいたい!」というコピーが書かれていますが、カラッとストレートで気持ちがいいくらいです。

「スクール・ママ・カースト」のリアルを暴く、「VERY」ママの小物術

very201304.jpg
「VERY」2013年4月号/光文社

 いやー、今月の「VERY」(光文社)ずっしりと重いです。休刊する女性誌が多い中で、この広告の重み、安定感を感じます。さて、今月は新年度ということで、新連載も増えています。ゆるやかに変わりつつある「VERY」を見てみましょう。

<トピックス>
◎タキマキの「目指せ! ニッポンのお母ちゃん」
◎“ならしの4月”のオシャレ作法
◎ママCEOの起業ビジョンボード