このところ話題になっているのが、格闘家でタレントの角田信朗が、ダウンタウン・松本人志から共演NGにされていると告白した件だ。 今月16日、角田は「ダウンタウン松ちゃんに伝えたいこと」というタイトルでブログを更新。かつてダウンタウンの番組によく呼ばれていた角田だが、松本直々のオファーを断って以来、約10年以上、疎遠になっているという。 角田は事態収拾のため、松本の側近的なベテラン芸人に仲介を依頼。しかし、一向に改善の兆しはなく、角田はブログでこのベテラン芸人が問題を複雑化させた“元凶”と推察。 「ブログに書くことで この真実が 回り回って 松ちゃんのもとに届くことを祈っています」とつづっているが、業界では角田の売名説も飛び交っている。 「売名ではなく、単にテレビの仕事が減り、焦ったのだろう。角田は性格に難アリで、格闘技界では嫌っている人も多い。本人はよかれと思ってブログで告発したのだろうが、完全に逆効果。松本さんも、角田さんに負けず劣らずの気難しい人ですからね」(制作会社関係者) ダウンタウンの2人でいえば、ガラが悪くて怖いのは浜田雅功のように見えるが、業界人の評価は逆。芸能プロ幹部によると「浜田さんは気さくで、こちらが挨拶すれば、笑顔で返してくれる。回し(番組進行)のプロで、収録が長引くこともない。むしろ厄介なのは松本さん。打ち合わせでは眠そうにしているし、楽屋にはあらかじめ加湿器を複数台用意しておかないといけない。共演NGの芸能人も多い」という。 かつて、爆笑問題の太田光は全身アディダスの服を着ていた松本を広告塔呼ばわりし、楽屋で土下座謝罪を余儀なくされた。 「松本さんの“地雷”は、どこにあるかわからない。自分が気持ちよく仕事できないと思った相手とは、徹底的に距離を置く。角田さんだけでなく、ある番組で松本さんにダメ出しし続けた“ノムさん”こと元プロ野球選手の野村克也氏も共演NGだそうです」(お笑い関係者) 意外にも、松本は根に持つタイプのようだ。
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“野球女子”も稲村亜美に奪われ……「真剣交際」強調でもビッチ感定着の片岡安祐美、芸能界に居場所ナシ!?
萩本欽一が創設したクラブ野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」で選手兼任監督を務める片岡安祐美が、5歳年下の元プロ野球選手で、現在はラーメン店店主の小林公太さんと真剣交際していることが7日付のスポーツニッポンで報じられた。 2015年夏に共通の知人を通じて知り合い、交際に発展。片岡は野球の合間に小林さんの店をサポートするなど、ラーメン愛を育んでいるという。 「スポニチの取材に対し、片岡は『小林さんは私の人生で今までに会ったことのないタイプ』と、ぞっこんぶりを告白。デートはもっぱら彼女主導で、休みの日には趣味のウインドウショッピングに小林さんを付き合わせることが多いとか。お互いの家族も公認とのことで、結婚を意識しているのは間違いないでしょう」(芸能ライター) そんな“真剣交際”ぶりが伝わる一方で、片岡には過去の発言から「魔性の女」というイメージが定着。今回の熱愛報道で、再びそれが蒸し返されている。 「きっかけは、15年10月に放送された『有吉ゼミSP』(日本テレビ系)の『結婚できない女性アスリート』のコーナーに登場したことでした。片岡は、彼氏ができない理由を『男友達が200人いるから』と説明。なんと、自宅の電球を替えるだけの友達や、宅配ピザを食べるだけの友達など、必要なときだけ呼ぶ男友達がいること、ボディタッチが日常茶飯事であることを明かした上で、『みんな私のこと好きだと思う』とまで豪語したのです。坂上忍からは『クソ女』呼ばわりされ、指原莉乃からは『100人はヤッてる』と断言されていました」(週刊誌記者) このときの“ビッチ臭”が記憶にあるからか、ネット上では「男友達がたくさんいると見せかけながら、その中でいい相手を探してただけでしょ」「200人もいる男友達から選んだのがこの人?」「残りの199人って、よほどの雑魚だったんだね」など、片岡への祝福コメントはほぼ皆無だ。 「彼氏は元野球選手とはいえ、横浜DeNAの育成選手で一軍登録がないままクビになっており、テレビ的には価値はゼロ。最近は“神スイング”こと稲村亜美に野球女子ポジションを取られていますし、30歳の片岡が野球を辞めたとしても、芸能界での居場所はなさそうです」(前出・芸能ライター) それにしても、パシリだった199人の男友達は、今回の熱愛報道にどんな気持ちでいるのだろうか?片岡安祐美オフィシャルブログより
“野球女子”も稲村亜美に奪われ……「真剣交際」強調でもビッチ感定着の片岡安祐美、芸能界に居場所ナシ!?
萩本欽一が創設したクラブ野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」で選手兼任監督を務める片岡安祐美が、5歳年下の元プロ野球選手で、現在はラーメン店店主の小林公太さんと真剣交際していることが7日付のスポーツニッポンで報じられた。 2015年夏に共通の知人を通じて知り合い、交際に発展。片岡は野球の合間に小林さんの店をサポートするなど、ラーメン愛を育んでいるという。 「スポニチの取材に対し、片岡は『小林さんは私の人生で今までに会ったことのないタイプ』と、ぞっこんぶりを告白。デートはもっぱら彼女主導で、休みの日には趣味のウインドウショッピングに小林さんを付き合わせることが多いとか。お互いの家族も公認とのことで、結婚を意識しているのは間違いないでしょう」(芸能ライター) そんな“真剣交際”ぶりが伝わる一方で、片岡には過去の発言から「魔性の女」というイメージが定着。今回の熱愛報道で、再びそれが蒸し返されている。 「きっかけは、15年10月に放送された『有吉ゼミSP』(日本テレビ系)の『結婚できない女性アスリート』のコーナーに登場したことでした。片岡は、彼氏ができない理由を『男友達が200人いるから』と説明。なんと、自宅の電球を替えるだけの友達や、宅配ピザを食べるだけの友達など、必要なときだけ呼ぶ男友達がいること、ボディタッチが日常茶飯事であることを明かした上で、『みんな私のこと好きだと思う』とまで豪語したのです。坂上忍からは『クソ女』呼ばわりされ、指原莉乃からは『100人はヤッてる』と断言されていました」(週刊誌記者) このときの“ビッチ臭”が記憶にあるからか、ネット上では「男友達がたくさんいると見せかけながら、その中でいい相手を探してただけでしょ」「200人もいる男友達から選んだのがこの人?」「残りの199人って、よほどの雑魚だったんだね」など、片岡への祝福コメントはほぼ皆無だ。 「彼氏は元野球選手とはいえ、横浜DeNAの育成選手で一軍登録がないままクビになっており、テレビ的には価値はゼロ。最近は“神スイング”こと稲村亜美に野球女子ポジションを取られていますし、30歳の片岡が野球を辞めたとしても、芸能界での居場所はなさそうです」(前出・芸能ライター) それにしても、パシリだった199人の男友達は、今回の熱愛報道にどんな気持ちでいるのだろうか?片岡安祐美オフィシャルブログより
吉高由里子『東京タラレバ娘』結婚リミット“7歳引き下げ”で別物に! 出産年齢のシビアさ排除か
吉高由里子主演ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)が18日にスタートしました。原作は東村アキコの同名コミック。単行本の累計発行部数260万部超の大人気作です。 「女磨きさえやって“たら”、いい男が現れる」「自分が相手を好きになれ“れば”、結婚できる」とタラレバばかり言っていたら、独身のまま30歳を迎えてしまった3人娘が、恋や仕事に奮闘するストーリー。その3人娘を、関ジャニ∞・大倉忠義とのバリ島旅行が報じられたばかりの吉高と、新婚ホヤホヤの榮倉奈々と、元AKB48の大島優子が演じるということで、うっかり幸せオーラが出てしまわないかと心配です。 では、初回のあらすじから振り返りましょう。
30歳女性のドタバタ
高校生からの親友同士である脚本家の倫子(吉高)、ネイリストの香(榮倉)、居酒屋の娘・小雪(大島)の3人娘。東京五輪開催が決まった2013年に、「その頃みんな、どんな人と結婚してるんだろう?」「子ども2人いけるか」などと盛り上がっていた3人ですが、ふと気付けば東京五輪まで残り3年。「浮かれたお祭騒ぎの東京で、もし1人だったら……」と、急に焦り始めます。 そんなとき、倫子にドラマプロデューサー・早坂(鈴木亮平)から「話がある」と食事の誘いが。倫子は昔、早坂に告白されて振った過去があり、今回も「告白される」と確信。香と小雪も「告白どころか、プロポくるんじゃね?」と、久々の恋バナに大盛り上がりです。 早坂からの告白に備え、胸元の開いた勝負服でデートに向かう倫子。しかし、「好きなんだ! 芝田マミちゃん(早坂の部下)のことが」と打ち明けられ、呆然。ただの恋愛相談だったことにショックを受けた倫子は、香と小雪をいつもの居酒屋に召集。「記憶喪失になりたい!」と机に頭を打ち付ける倫子を、香と小雪が励ましていると、居合わせたイケメン金髪男(坂口健太郎)に「そうやって一生、タラレバつまみに酒飲んでろよ」と会心の一撃をくらいます。 その後、3人は“相席フレンチ店”へ行くも撃沈し、「もう女の子じゃない」と痛感。これまでの自分を「みんなが戦っているのをベンチから見物して、偉そうなことばかり言ってただけ」と認め、「バッターボックスに立とう」と恋に本腰を入れたところで、第1話は終了です。年齢設定に疑問
原作の3人娘は、東京五輪開催が決まった2013年に33歳という設定ですが、ドラマ版では17年現在で30歳と、なぜか年齢設定を大幅に引き下げています。「2020年までに結婚を目指す」という部分は同じなので、原作では40歳、ドラマ版では33歳までに「結婚しなきゃっ!」って話なんです。 初回を見る限り、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のように「ドラマ独自の要素を加えて、さらに魅力的に!」というようなドラマではなく、原作のニュアンスを忠実に再現することに尽力している作品のようですが、この“7歳”の差はいいんでしょうか? これ、根底の部分だったりすると思うのですが。 もちろん、筆者もアラフォー女なので、30歳を迎えて結婚に焦りだす気持ちは理解できますし、多くの女性がそうでしょう。しかし、「40歳までに結婚しなきゃ~」(原作)と、「33歳までに結婚しなきゃ~」(ドラマ)は、焦り具合いがまるで違います。どうしても、出産というタイムリミットシステムがありますから。ましてや、倫子たちは劇中で何度も、子どもが何人産めるか的な話をしています。 なお、吉高、榮倉、大島の実年齢は、共に28歳。この3人なら、原作通り33歳の設定でもイケると思うのですが、女性のシビアな部分をあえて排除する狙いでもあるのでしょうか? 今のところ、結婚適齢期の女子がキャピってる様を見るドラマなのか、行き遅れの女性が切羽詰ってる様を見るドラマなのか、わかりません……。『逃げ恥』が解いた呪いをかけ直した?
とはいえ、初回平均視聴率は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠前クールの石原さとみ主演『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』初回が12.9%、前々クールの北川景子主演『家売るオンナ』初回が12.4%ですから、大健闘といえそうです。 ネット上では、CGで登場するレバを担当しているPerfume・あ~ちゃんの声が好評の様子。また、「この枠は、いつも気楽に見られて楽しい」「セリフが心に突き刺さる」「原作の再現度高い」という声も。また、意外と多いのが、「大島優子が松居直美にしか見えない」という声でした。 さらに、『逃げ恥』が解いた「年齢の呪い」を、『タラレバ娘』が「全力でかけてくる」と嘆く声も。確かに、『逃げ恥』の最終回では、石田ゆり子が「蔓延している年齢の呪いから、逃げてしまいなさい」と優しく語り掛けてくれましたが、『タラレバ娘』で坂口健太郎が「もう女の子じゃないんだから」と言い放ったことで、一気に元に戻っちゃいましたね。 かなり“原作負け”してしまっている部分は気になるものの、数字や反響から注目度の高さがうかがえる『東京タラレバ娘』。今後、木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)を視聴率で抜かし、今期民放ドラマ首位に躍り出る可能性は十分ありそう。日刊サイゾーでは、最終回までレビューという形で応援したいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)元“抱かれたくない男”出川哲朗の好感度が急上昇中!「今年はMCも……」
「今年は、本格的にMCとしての仕事が増えそうですよ。最近は本人も『レギュラーの冠番組をやりたいんだよね~』なんて“色気”を出してますからね。これだけ視聴率と出演者やスタッフからの好感度が高いと、そろそろ特番あたりで彼を起用するプロデューサーも出てきそうですね」(テレビ局関係者) 出川哲朗と関ジャニ∞・横山裕がMCを務めた新春特番『イガイ星人ジャパパパーン』(フジテレビ系)が1月3日に放送された。 「三が日のお昼に放送されたとあって、視聴者の反響はそれほどでもありませんが、制作側としては大満足だったようですよ。これを機に、出川さんにMCを頼む人は出てくるかもしれませんね」(番組スタッフ) 一昔前は「抱かれたくない男」で名を馳せた出川も、最近では好感度の高い芸人のひとりとして名前が挙がるほどだ。 「とにかく彼は、NGがありませんからね。番組内容だけでなく、ロケ中、一般人が写真撮影をお願いしても断ることはありません。ギャラも、所属事務所のマセキ芸能社が抑えているのか、そんなに高くないですからね。以前は同じリアクション芸ということで、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんとキャラがカブっていましたが、やはり1人でやってきた分、しゃべりは出川さんのほうが上。今年もこの分野では、独り勝ちすると思いますよ」(バラエティスタッフ) 体も張れる名司会者となれるか――。マセキ芸能社公式サイトより
『A LIFE』初回は木村拓哉主演ドラマ史上最低視聴率! 14.2%は良いのか悪いのか?
15日にオンエアされた木村拓哉主演の連続ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(日曜午後9時~/TBS系)初回視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、なんとも微妙な数字だった。「好スタート」と報じたメディアも多かったが、果たして、この視聴率は良いのか悪いのか? 木村は1996年4月期『ロングバケーション』(フジテレビ系)で連ドラ初主演を務めて以降、数々のドラマで主役を張ってきた。同ドラマをはじめ、『ラブジェネレーション』(97年10月期/同)『ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~』(2000年1月期/TBS系)、『HERO』(01年1月期/フジテレビ系)、『GOOD LUCK!!』(03年1月期/TBS系)、『プライド』(04年1月期/フジテレビ系)、『華麗なる一族』(07年1月期/TBS系)など、数多くの連ドラを大ヒットに導き、“平成の視聴率男”の名を欲しいままにしてきた。 しかし、『月の恋人~Moon Lovers~』(10年4月期/フジテレビ系)は全話平均16.9%にとどまり、木村の主演ドラマ史上、ワースト視聴率を記録。その後の『南極大陸』(11年10月期/TBS系)は18.0%、『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(12年10月期/フジテレビ系)は17.7%と、いずれも20%に届かず。『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(13年10月期/TBS系)に至っては、『GOOD LUCK!!』以来、約10年ぶりに柴咲コウとのコンビが復活したにもかかわらず、12.8%と不振で、自己ワーストを大きく更新し、その人気に陰りが見えていた。 『HERO』第2シリーズ(14年7月期/フジテレビ系)では21.3%をはじき出し、なんとか“平成の視聴率男”の面目を保ったが、『アイムホーム』(15年4月期/テレビ朝日系)では14.8%と、平凡な数字に終わっていた。 そんな中、1年9カ月ぶりの主演ドラマとなった『A LIFE』の初回14.2%という数字は、木村の主演ドラマでは過去最低だった『アイムホーム』の16.7%を下回り、ワーストとなってしまったのだ。一連のSMAP解散、事務所独立騒動で、ジャニーズファンの中でも“悪役”と化してしまった木村だけに、ファンがソッポを向いたとも考えられるが、半面、注目を集めていたのも事実で、これではなんとも寂しい視聴率となってしまった。「悪くても15%、うまくいけば20%超」を、予想していたTBSとしては大誤算もいいところ。 「ヒロイン・竹内結子をはじめ、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、及川光博と、キャストは超豪華。それこそ、このドラマの出演者を主演に起用して、何本も連ドラを作れるほど。当然のことながら、ギャラ総額は膨れ上がり、20%前後は取らないと採算が合わないといわれているので、14%台に低迷した初回視聴率に、制作陣は青ざめています。その意味では、初回は惨敗ですね」(テレビ誌関係者) 確かに、時代の変遷とともにテレビ視聴動向が変化し、近年ドラマの視聴率が全体的に低下傾向で「10%超えれば上出来」といわれるようになってきた。これが、ほかのドラマなら“好発進”でいいのだろうが、なんせ主演は木村だ。かつ、制作費が膨大にかかっているだけに、今後確実に15~20%は取らなければ、“高視聴率”とはいえないだろう。 むろん、ドラマはまだ始まったばかりで、結論付けるのは早計。第2話以降、巻き返しを図れれば、木村の面目は保たれるし、TBSも大損しなくて済むのだが……。 (文=田中七男)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
『A LIFE』初回は木村拓哉主演ドラマ史上最低視聴率! 14.2%は良いのか悪いのか?
15日にオンエアされた木村拓哉主演の連続ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(日曜午後9時~/TBS系)初回視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、なんとも微妙な数字だった。「好スタート」と報じたメディアも多かったが、果たして、この視聴率は良いのか悪いのか? 木村は1996年4月期『ロングバケーション』(フジテレビ系)で連ドラ初主演を務めて以降、数々のドラマで主役を張ってきた。同ドラマをはじめ、『ラブジェネレーション』(97年10月期/同)『ビューティフルライフ~ふたりでいた日々~』(2000年1月期/TBS系)、『HERO』(01年1月期/フジテレビ系)、『GOOD LUCK!!』(03年1月期/TBS系)、『プライド』(04年1月期/フジテレビ系)、『華麗なる一族』(07年1月期/TBS系)など、数多くの連ドラを大ヒットに導き、“平成の視聴率男”の名を欲しいままにしてきた。 しかし、『月の恋人~Moon Lovers~』(10年4月期/フジテレビ系)は全話平均16.9%にとどまり、木村の主演ドラマ史上、ワースト視聴率を記録。その後の『南極大陸』(11年10月期/TBS系)は18.0%、『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(12年10月期/フジテレビ系)は17.7%と、いずれも20%に届かず。『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(13年10月期/TBS系)に至っては、『GOOD LUCK!!』以来、約10年ぶりに柴咲コウとのコンビが復活したにもかかわらず、12.8%と不振で、自己ワーストを大きく更新し、その人気に陰りが見えていた。 『HERO』第2シリーズ(14年7月期/フジテレビ系)では21.3%をはじき出し、なんとか“平成の視聴率男”の面目を保ったが、『アイムホーム』(15年4月期/テレビ朝日系)では14.8%と、平凡な数字に終わっていた。 そんな中、1年9カ月ぶりの主演ドラマとなった『A LIFE』の初回14.2%という数字は、木村の主演ドラマでは過去最低だった『アイムホーム』の16.7%を下回り、ワーストとなってしまったのだ。一連のSMAP解散、事務所独立騒動で、ジャニーズファンの中でも“悪役”と化してしまった木村だけに、ファンがソッポを向いたとも考えられるが、半面、注目を集めていたのも事実で、これではなんとも寂しい視聴率となってしまった。「悪くても15%、うまくいけば20%超」を、予想していたTBSとしては大誤算もいいところ。 「ヒロイン・竹内結子をはじめ、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、柄本明、及川光博と、キャストは超豪華。それこそ、このドラマの出演者を主演に起用して、何本も連ドラを作れるほど。当然のことながら、ギャラ総額は膨れ上がり、20%前後は取らないと採算が合わないといわれているので、14%台に低迷した初回視聴率に、制作陣は青ざめています。その意味では、初回は惨敗ですね」(テレビ誌関係者) 確かに、時代の変遷とともにテレビ視聴動向が変化し、近年ドラマの視聴率が全体的に低下傾向で「10%超えれば上出来」といわれるようになってきた。これが、ほかのドラマなら“好発進”でいいのだろうが、なんせ主演は木村だ。かつ、制作費が膨大にかかっているだけに、今後確実に15~20%は取らなければ、“高視聴率”とはいえないだろう。 むろん、ドラマはまだ始まったばかりで、結論付けるのは早計。第2話以降、巻き返しを図れれば、木村の面目は保たれるし、TBSも大損しなくて済むのだが……。 (文=田中七男)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
干され女優・のんが渡辺えりの劇団で本格復帰!? レプロと話し合い進まず「いまだ民放はスルー」
能年玲奈から改名した女優・のんが、『あまちゃん』(NHK)で共演した渡辺えり率いる劇団「オフィス3○○」の公演に出演予定であると、19日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 前所属事務所・レプロエンタテインメントとのトラブルの末、昨年7月に改名を余儀なくされたのん。改名と同時に自身が代表取締役を務める個人事務所・株式会社nonを設立したが、昨年公開のアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を演じた以外、いまだ女優仕事が決まったとの情報は入ってこない。 「改名発表時には、女優を中心にやっていきたいと息巻いていたのんですが、前事務所とのトラブルが解決しない限り、以前のような女優活動は難しい。テレビ出演も、現段階ではNHKの情報番組に2度出たのみで、民放はレプロの顔色を窺っている状態。一時、小泉今日子がプロデュースする舞台に出演するというウワサが飛び交いましたが、その動きもまだない」(芸能記者) そんな中、「新潮」の取材に応じた渡辺は、のんとの共演について「いつとはきちっと言えません」と時期を濁しながらも、「機が熟したらやりたいと思っています」と計画があることを明言。のんは、上演中の「オフィス3○○」の舞台『鯨よ!私の手に乗れ』のイラストを担当しており、どうやらこれは“手始め”のようだ。 渡辺といえば、『あまちゃん』では、のん演じる主人公に“ウニ採り”を教える先輩海女役を演じた名女優。自身の劇団では、作・演出・出演と全てを担う演劇界の重鎮だ。 「渡辺主宰の劇団であれば、横槍も入れにくい。ただ、レプロがのん潰しを続ける気であれば、渡辺がレプロの所属タレントと共演NGになる可能性はありそう。のんはまだまだ、芸能界ではアンタッチャブルな存在です」(同) ネット上では、「早くのんちゃんの演技が見たい」という声が相次いでいるだけに、舞台出演が決まれば、チケットの争奪戦が巻き起こりそうだ。
元ハリガネロック・ユウキロックが語る、お笑い界で「迷子」になった芸人がすべき“決断”
漫才師としては異色なパンクファッション、そしてグラサンを外して「目ぇ離れてました~」。テンポのいいボケ、ひょうひょうとしたツッコミで、初期『M-1』の常連コンビだったハリガネロック。2014年にコンビを解消し、芸人人生に幕を引いたユウキロックが初の自叙伝『芸人迷子』(扶桑社)を上梓した。一時は渋谷公会堂を単独で埋め尽くした彼が「売れなかった」と振り返る過去、自分を飛び越えていく天才たち、そして相方へのやるせない思い……。地獄を見たユウキロックが語る、複雑化したお笑い界で「迷子」から抜け出すために芸人がすべき“決断”とは――。 ――『芸人迷子』拝読致しました。これは……執筆するのがつらい部分もあったのではないかと思いますが、あらためて今どんな気持ちでいらっしゃいますか? ユウキロック 今はもうスッキリしましたね。まず、本当に(メルマガ「水道橋博士のメルマ旬報」での)連載を始められるかどうかというのも半信半疑だったので、正直書籍にするなんておこがましいと思ってました。ただ、仕事の中で、これだけが嫌な仕事でした。 ――思い出したくないことが多かったですか? ユウキロック 解散して前向きに頑張ろうという中で、この振り返りの作業だけが残ってしまったんですよ。さらに書籍化のお話いただいて、まとめることになって、大幅に加筆もしました。終わったときは、これでようやく解放されると。解散は2年前ですけど、これで本当に終わったんだなって。 ――メルマガで書いているときの気持ちと、書籍としてまとめているときの気持ちは違いましたか? ユウキロック メルマガのときは、過去の自分の失敗だけではなく「漫才」「お笑い」「演芸」に関する細かいことも書いていました。でも、書籍ではテーマをひとつに絞りたいなと。“ちょっと調子よかった芸人”が落ちていくさまというのが、本一冊で見せられたらいいなというのがありました。まとめながら思い出したこともあったし、書籍だからこそ書かなアカンこともあったので、また違う苦労がね……。 ――時間軸が行きつ戻りつするのが印象的でした。 ユウキロック 「どうまとめるのか」っていうのが、一番時間がかかったところかもしれません。自分が芸人を始めてから解散するまでを、ただ普通に書いても面白くないなと。面白くないというか、そうじゃないなって。やっぱり調子よかったときより落ち込んでいたとき、自分が一番衝撃受けて、自分がやってきたことが失敗だったんじゃないかって気づいた日から過去をひもといていこうと。そうすると「これを成功させようとしてやったことが、この失敗の始まりやった」というのもわかってきた。『(爆笑)オンエアバトル』(NHK)で勝つためにやっていたことが、『M-1(グランプリ)』(テレビ朝日系)ではアカンかったとか。自分がやってきたことって、なんやったんかな……って、それを自分自身にわからせるための作業だったかもしれないですね。 ――周囲の反響は、いかがですか? ユウキロック そうですね。自分や編集さんが想像した以上に、ある種、戸惑いを覚えるくらいの反響をいただいています。自分は二十数年やってきた芸人人生、結局うまくいかなかったし、取るに足らない人生やったんかなって思いながら書いてました。でも、読んでくれた方はいろいろ感じてくれたというのが、それが本当にうれしかったです。 ――寄せられた反響で、印象に残っているものは? ユウキロック (平成)ノブシコブシの徳井(健太)くんが「骨削って血で書いてる」っていうふうに言ってくれて。「こういう世界で生きてる人間は全員読むべきだ」と。あと徳井くん自身が今の状況を考えて、あいつは全然そんなことないけど、しっかりできている人間なんだけど、「俺は芸能界のRPGでいうと村人Aでしかない。それはどうなんだ?」と。そういうことを考えてくれたのはうれしかったし、書いてよかったなと思いました。 ――芸人さんに取材すると、みなさんからよく聞くんです。「芸人は楽しい。楽しいから、辞め時がわからない」と。そういう人にとっては、ある種、残酷な書でもあるのかなと思いました。 ユウキロック 「はっきり答えを出しなさい」っていう本ですからね(笑)。でも、芸事やっている人間には考えてほしいんですよ。どれくらい本気で取り組んでいるのかということを。僕もやっぱり20代30代、その20年くらいは、ほかのことを何も考えずに漫才だけに打ち込んだって、胸張って言える。それだけはね。今と当時じゃ、環境も全然違うけど、でもそれくらいの気持ちでやってほしいなと思います。撮影=尾藤能暢
■芸人全体が「村人A」化 ――ユウキロックさんはストイックすぎるくらいにストイックだったんだなと、本を読んであらためて思いました。 ユウキロック 芸事に関するこだわりが強すぎるので辞めた、っていうところはあるんでしょうね。 ――今のお笑い界では、その「こだわり」がマイナスに働くこともあると思いますか? ユウキロック 今は僕がやってた頃より、団体競技感が強い。みんな仲いいほうがいい。みんなと合わせられる、協調性のある人間が生き残れるのかなって。ダウンタウンさんみたいな人は絶対に現れない。 ――お客さんが、そういう芸人を望んでいるのでしょうか? ユウキロック お客さんというより、テレビじゃないですかね。テレビが求めていると思う。だから、テレビの変革者の人が現れて、芸人の変革者が現れて、そのときに変わるんかなぁとは思いますね。それこそダウンタウンさん、ナインティナインさん、ロンブー(ロンドンブーツ1号2号)さん……あぁロンブーは後輩か(笑)。ロンブーくらいまでじゃないですかね。囲うじゃないけど、冠番組しかやらせないでしょ。今はそういう芸人を作ろうともしていないし。それより、売れてる先輩と仲良いほうがチャンスもあるんでしょうし。 ――芸人全体が「村人A」化しているのかもしれないですね。 ユウキロック そうです。全員がそうなってる。 ――お正月に、とろサーモンの久保田(和靖)さんがTwitterで「売れた者の金で海外にいってる去年何もしてない労働なき後輩や先輩に告ぐ」とつぶやいていたんですよね。君たちが海外の景色を見ている間に、自分は劇場でお客さんを笑わせていたという旨の。 ユウキロック あいつ……そういうキャラじゃないですけどね(笑)。エライですね。まぁでもね……この本には書かなかったですけど、それしなかったことも僕のひとつ失敗かなと思ってるんですよ。僕は、なかなか扱いにくい芸人だと思われていた気がするんですよ、先輩たちから。相方は相方で、好きな人としか一緒にいない。両方とも、(先輩との)そういう付き合いをしてこなかったのが大きかったかなぁと思うんです。 ――難しいですね……。 ユウキロック それこそ久保田くんが言っていること、売れてる先輩芸人の金で海外に行くことを仮に能力のある芸人がやっていたとしたら、そのときのエピソードを劇場やバラエティ番組で面白おかしく話すじゃないですか。でも、なんでかわからないですけど、先輩のお金で海外行く芸人は能力ない人間が多いんで。 ――……。 ユウキロック あ、全部書いてもらっていいですからね。躊躇しないで結構ですから。 ――「先輩のお金で海外行く芸人は、能力ない人間が多い」。 ユウキロック だって、自分の金を使わずに先輩と海外行って、エピソード作って、先輩の面白いところって先輩自身が言うわけにはいかないんで、そいつが出てきて面白おかしく話したらテレビで使われますよ。たとえば久保田くんがね、久保田くんは腕のある人間ですから、うまいことひょいひょいして、先輩と一緒に旅行行って、そういうことやったら状況も変わってくるかもしれない。久保田くんの言ってることは正しい。ただ、この世界では何が「正しい」のかわからない。 ――ご自身の経験を踏まえると。 ユウキロック そうですね。 ――本当に芸人さんが「売れる」ための要素って、多すぎますよね。「人気」「実力」「かわいげ」……「タイミング」もあるでしょうし。 ユウキロック タイミングが一番かもしれませんね。 ――ユウキロックさんが活躍されていた頃だと、やはり『M-1』でしょうか。 ユウキロック 『M-1』はデカイですね。『M-1』前後で、環境がガラッと変わりましたからね。『(オレたち)ひょうきん族』(フジテレビ系)終わって以降、芸人全体で売れるっていうのが、しばらくなかったんですよ。だから僕たちは、個の力で売れていった人たち、ダウンタウンさん、とんねるずさん、ウンナン(ウッチャンナンチャン)さん……その人たちに憧れて、その人たちを目指してやってきたんです。ネタで評価されてテレビ出て冠やって、そこでコントやって……みたいな。みんなトガってたけど、ピュアやったんですよ。「ネタさえ評価されたらええのや」って。「面白かったら、なんとかなる」って。それが『M-1』ができて、『エンタ(の神様)』(日本テレビ系)とか『(爆笑)レッドカーペット』(フジテレビ系)とかどんどん始まって、そのシステム自体が変わりましたし、全体で売れるようになった。今はその「『M-1』さえ獲れば」……というのすら違うでしょ? 賞獲った人じゃなくて、テレビ的にいいと思う人を使います……という。今は、どうやったら売れるのかわからない。でも、ある意味、チャンスも多くなっている。若い頃は後輩に「兄さん、このネタどうですか?」と聞かれたら、すぐ「こんなん絶対アカンで」「売れへん」とか答えられましたけど、そういうネタがテレビに出たりするので、今は何も言えない(笑)。素っ裸でおぼんで前隠して踊るみたいな芸人を、昔はみんな嫌ってましたからね。「汚れや」言うて。トガってたんでね。でも、今はそんな時代じゃない。何がどう化けるかわからない。どう売れたらいいかわからん分、どう売れるかもわからない。
■「お笑い講師」としての指針 ――ユウキロックさんは、いま講師としてお笑いを教えてらっしゃるんですよね。難しさはないですか? ユウキロック 難しいですけど、やるにあたって指針のようなものは決めました。 ――それはどのような? ユウキロック あの、レギュラーっているじゃないですか。レギュラーはあるある探検隊で売れましたけど、あれ当時、劇場の支配人が「あんなおもんないことやんな」って言って、彼ら自身もずっと封印していたネタなんですよ。でも、暮れの『オールザッツ漫才』(毎日放送)という漫才コンテストの番組で、久しぶりにあるある探検隊をやったんです。それを『めちゃイケ』(フジテレビ系)のスタッフが見ていて、「笑わず嫌い王」にブッキングされて、売れた。支配人の判断は間違いとは言わないですけど、やっぱりスタッフや講師たちは「怒る」人が多い。僕は、みんな人生賭けてやってると思うので、自分がそれを壊したくないんです。やりたいことは好きにやってくれと。技術は高いけど個性がない人には個性の出し方を教えるし、技術ないけどすごい突出したことやっている人には、それをわかりやすくするための技術をしっかり教える。だから、講師になってから、怒ったことは一回もない。 ――なるほど。 ユウキロック とはいいつつ、吉本以外は、スクール入った1年後に契約うんぬんがあるんですよ。契約してもらえないと、せっかく通ったのにフリーになっちゃう。そういうこともあるんで、生徒たちには半年くらいたったら聞きますね。「契約のことを、どう考えてるのか?」って。契約を勝ち取るためには、技術つけたほうが絶対いいから。まずは契約を押さえて、それからやりたいことをやればいい。僕、人力舎さんでも講師やってるんですけど、たとえば50組芸人がいて、いい線いってるなと思っても、全部が全部契約できるわけじゃないんですよ。物理的に事務所が面倒を見きれないので、毎年決まった人数しか取らない。だから、そのへんは、現実に即したアドバイスをするようにはしていますね。そのネタは遠回りなのか、近道なのか。「10年後に受け入れられるかもしれへんけど、今は厳しいかもしれへん。それでもやるか?」は言います。それでもやると言うのなら、徹底的にサポートはしますけど。 ――お笑い界は、特に遅咲きの方も多いですからね。 ユウキロック 僕らの同期に(ハリウッド)ザコシショウがいるんで。ザコシショウは去年『R-1』獲りましたけど、僕が養成所で見たネタの方向性と、まったく変わってないんですよ(笑)。ずっとあんなんやってる。 ――世に言う“ザコシショウショック”。 ユウキロック あれはもう磁場ですね。お笑いが一周したタイミングというのもあるでしょうし、その場所にいたお客さんが、お笑い慣れしてるというのもあったと思う。お笑い慣れというのは、頭の中にフリが作れるということ。ザコシショウを知ってて、ケンコバと同期で、20年ずっとこんなことやってて……っていうフリがあってあれを見たら、面白いじゃないですか。でも、ザコシショウは今の事務所が3つ目で、しかも結果を出してる。すごい。一概に、すべてを否定できません。 ――ずっと続けることのすさまじさはありますね。 ユウキロック だから、僕が怒るとしたら……やっぱり本気でやってなかったら、注意はします。授業では「みんなが、この本の俺くらいの気持ちでやってると思って話してるからね」って言います。 ――おおお(笑)。ユウキロック先生から見て、いまお笑い芸人を目指している子たちは、どんなふうに映りますか? ユウキロック ライトですね。去年の夏に『ハイスクールマンザイ』というイベントの審査で高校生の漫才をたくさん見せてもらったんですけど、特にそういう印象を受けました。漫才コントがそうさせたのかなぁ。 ――漫才コントですか? ユウキロック 漫才コントの基本がわかりやすいんでしょうね。「これ今度やりたいからちょっと練習させて」っていうフォーマットがあるじゃないですか。みんながその型を知っちゃった。楽な型を知っちゃった。でもね、実際にネタを作るときって、もっと細かく調べるんですよ。そこが足りないから薄くなる。 ――「っぽい」感じにはなるけど……。 ユウキロック 自分の頭の中だけで完結してしまってるんですね。もっと細かくフリを入れたりしなきゃいけないところを、してなかったりする。小説家が小説を書くときに、どんだけの資料を集めるかっていう話と一緒なんです。資料が全然ない中で、書き始めないじゃないですか。どうしてそれを漫才でできないのか? って。僕も死ぬほど調べましたし、このタイミングでダンスしたら面白いって思ったら、死ぬほどダンスも練習しましたし。ダンスなんか大っ嫌いですよ、ホンマは。だけど、ウケる思うから練習できる。
■ナイナイ岡村が「ガム」のネタにこだわったわけ ――「芸人になる」というハードルが高いのか低いのか、よくわからない時代になったような気がするんです。面白さのハードルというか……。 ユウキロック 何に関してもそうだと思うんですけど、要するに「フリ」と「オチ」なんですよね。そこがわかれば、お笑いのことがわかってくる。それをわからない人が、養成所にもたくさんいる。みんなオチばっかり気にするんですよ。フリの重要性がなかなか理解してもらえない。たとえばライブのコーナーで、テーブルクロス引きがあるとするじゃないですか。もし、できるなと思えば「うわぁ、こんなんできませんよ」ってフるべきやし、逆に絶対できひんと思ったら「簡単ですわ」って。それを最初に自分でパッと判断して、逆にフっていく。オチに向かっていくのはそこからです。漫才やコントだけじゃなくて、コーナーもVTRもみんなそう。それがわかればネタは簡単に作れるようになるし、ある意味、そこからですよ。個性なんてものが出てくるのは。それが本当に難しいんですけど。 ――本にも書かれていましたが、ハリガネロックは、とにかく目の前のお客さんにウケることを一番に考えていたと。 ユウキロック 仕事が欲しかったし、そのためには、今ここにいる人たちをどれだけ笑わせられるのか。それこそが正解だと思っていました。 ――芸人さんは、マーケティングをするべきだと思いますか? ユウキロック するべきだと思います。これも本には書きませんでしたけど、僕にその意識を植え付けたのって、ナイナイの岡村(隆史)さんなんです。僕が1年目くらい、ナイナイさんもまだ大阪時代に、岡村さんはずーーーーっとガムのネタやってたんですね。岡村さん自身がガムになるネタ。どのチャンネルを見ても、そのネタばっかりやってる。正直、そんなめっちゃ面白いわけじゃない。ほかに面白いネタたくさんあるのに。あるとき、やしきたかじんさんの前でそのネタやって、たかじんさんに言われるんです。「ナインティナイン、そのネタおもろいんか?」って。そしたら岡村さん「面白くないです」って。「じゃあ、なんでこのネタやってんのや?」「これやってたら、いつか『あぁガムの兄ちゃんや』って覚えてもらえるじゃないですか。だから漫才やらずに、このネタばっかりやってるんです」。印象を付けるためだけに、そのネタをずっとやり続けてた。そういう方法もある。ただ、岡村さんくらいのレールに乗ってないとできませんが(笑)。だから今、何かに特化する人が多いのもそうなんやな、って。 ――飽きられる怖さはないですか? ユウキロック これがね、またその時代も変わってきていて、それだけでは残れなくなってる。結局また同じこと言ってしまいますけど、本当に今が一番大変なんちゃうかな。なんとかそれでテレビに出ても、すぐ消えてしまう。去年もたくさんそういう芸人いましたけど、その中でひとりだけ残ったのが平野ノラだと思うんです。球打ちながら、その上で、どうやって残るのかまで考えなきゃいけない。 ――テレビ、劇場、インターネット……芸人さんの活躍する土壌はどんどん広がっていると思いますが、これからの芸人さんは、どのようにそのバランスを取るべきだとお考えですか? ユウキロック 僕、今44歳なんですけど、もし20代に戻ったとして一番キツイと思うのは、この若い時期の大事な時間を何に充てるべきなのかってことなんです。本当にわかりづらい。たとえば、YouTubeでネタやり続けたら当たるのか? ――みんな「迷子」ですね……。 ユウキロック 逆に、なんでもやったほうがいいのかもしれない。いま自分で「なんでも屋」って名乗ってますけど、結果を残せれば、別に肩書なくてもできることは多いので。僕も芸人時代に“家電”や“節約”でテレビ出させてもらったし、それこそ家事が得意でブレークする人もいる。 ――もともと本気で好きかどうかが問われそうです。 ユウキロック 本当は何がしたいのか、突き詰めればわかると思う。「テレビに出たい」んだったら、選択肢は変わってくる。なんなら、芸人じゃなくてもいい。「お金欲しい」もそうですよね。自分の欲求を明確にしたら、道も見えてくるんじゃないでしょうか。自分への問いかけをね。
■2020年にコンビ解散の流れが一気に押し寄せる!? ――お笑い界の未来、どうなっていくのでしょうか? ユウキロック おそらく2020年に、コンビ解散の流れがすごくくると思うんですよ。東京オリンピックがひとつの節目となって。ただね、辞めるんやったら、今やと思う。2020年まではいろんな仕事があるんで。その仕事をうまく取り込むには、今やと。2020年に解散しても何もない、焼け野原しかない。 ――芸人さんのセカンドキャリア問題……。 ユウキロック セカンドキャリア問題……あるか、あるかなぁ。 ――本には「ハリガネロックは売れなかった」と書かれていましたが、でも一般の認識はそうではなかったと思うんです。面白かったし、売れてる芸人さんとして見ていました。しゃべれて、筆力もある。だからこそ、ユウキロックさんは次のステップに進めたのかなって。ということは、そうはできない「元芸人」さんも、たくさんいらっしゃるのではないかと。 ユウキロック 解散という選択肢の前に、何をしておくかっていうのが大事。現状イマイチだなと思う芸人がおるとしたら、それはもう環境を変えないと、何も変わらないと思うんです。たとえば、ずっと組んでる作家を代えるとか、なんでもいいんですけど、今までとは違うものを注入して状況を変えない限り、そのままなんです。でも、それをみんなしようとはしない。 ――変えることの怖さでしょうか? ユウキロック 大阪から東京に出てきて、今また大阪に帰ろうか悩んでいる後輩が何組かおりまして、話聞いたんですよ。そしたら「あと2回、『M-1』のチャンスあるんで、それでダメだったら戻ろうかと」って言う。いやいや、それじゃ同じことの繰り返しにならへんか? 大阪で『M-1』受けたほうが環境変わるやん。ダメだったから大阪戻りましたっていうのも、大阪に失礼じゃないですか。大阪はね、いま腕のある漫才師たくさんいるんで、その中でもまれて苦しんで考えたほうがよくないか? って。あと戦略的に考えると、いま大阪帰ろうか迷っている芸人が何組かおんのやったら、その中で一番最初じゃないと意味ないと思うよ、って。なんでも一番に決断して、一番に動いたやつの勝ちなんですよ。仕事場所、話す人、遊ぶ人、すべて変えるくらいじゃないと、逆転は難しい。 ――それ、芸人さんの世界だけでなく、広く一般に言えることかもしれません。 ユウキロック でもホンマ、40歳ですよ。40歳を境に、思いのほか体が動かなくなる(笑)。やろうと思えばなんでもできると思っていても、体がついていかない。この本には、解散から次の仕事に向かうまでの紆余曲折も全部書いてますから、なんらかの参考にしてもらえたらうれしいです。 ――最後にお伺いしたいのですが、芸人に戻りたいなと思うことはありますか? ユウキロック そうですね。芸人というか、漫才をやりたいなというのは、常に思いますね。でも、昔以上のことができんのかとか、それくらいの相方と出会えるのかというのもありますし。本まで出したので、それに泥を塗るような真似だけはしたくないです。 ――元相方さんは、読まれたでしょうか……? ユウキロック どうでしょう、わかりませんね。昔から相方に厳しいと言われ続けてきて、でもそれくらい真剣にやってきたし、僕のギャラの半分は相方が稼いでくれていると考えてましたから。僕らはお互い、先輩にかわいがってもらうようなタイプの芸人じゃなかったので、仕事は自分たちの実力で勝ち取るしかないと思ってました。そのためには、相方にも、もっともっと向上してもらいたかった。それを考えたら、生半可に優しくとか仲良くとかできないですよね。それくらいの気持ちでやってた……というだけの話で。そうできると思った相手だったから、自分の芸人人生賭けられましたし。 ――だからこそ切ない、この物語は……。 (取材・文=西澤千央)
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タレントのマギーと、Hi-STANDARD・横山健の不倫騒動。「フライデー」(講談社)がこのスクープを掲載してからちょうど1週間たつが、いまだ双方共に釈明はおろか、コメントすら出されていない。 「マギーが所属するのは、バーニング傘下のレプロエンタテインメント。そのため、テレビやスポーツ紙はこの話題を黙殺。マギーも、レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に笑顔で生出演するなど、何事もなかったかのように仕事を続けている。この件に一切触れないことで、不倫疑惑を“なかったこと”にしようとしているんです」(芸能記者) マスコミへの圧力で、スキャンダルの揉み消しを図るレプロだが、マギーのTwitterやインスタグラムのアカウント宛てには、「不倫最低。さっさと消えろ」「どうやってマスコミを黙らせたかおしえてー!」「相手の子どもがかわいそう」「テレビで笑っていられるとか、神経疑う」といった批判が殺到している。 さらに、マギーに思わぬ不運が。今月21日公開の映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』が、不倫を題材にしたコメディとして話題になっているのだ。 「同映画の主人公もマギー。マギーと恋に落ちる学者の名前は、ケンならぬジョンで、横山同様に妻と2人の子どもがいます。マギーはジョンと不倫の末、妻と別れて結婚する。奇しくも、映画の宣伝時期とマギーの不倫報道が被ってしまい、ネット上では『共通点多すぎww』『マギーって名前は、不倫しやすいのか?』『日本のマギーも“あとしまつ”してるのかな』などと笑いの種に。同作は、イーサン・ホークとジュリアン・ムーアの共演も注目されているだけに、不倫報道を風化させたいレプロとしては、不測の事態と言えそう」(同) いまだSNSの炎上が収まらないマギー。このまま逃げ切れるだろうか?『マギー 2017年 カレンダー 壁掛け B2』(トライエックス)











