俳優・山田孝之がプロデューサーとしてカンヌ(映画祭)受賞を目指すと言いだした。盟友・山下敦弘を巻き込み監督に、主演の殺人鬼役として芦田愛菜を配し、度肝を抜く。どこまでが本気でどこまでが決まりごとなのかわからないまま見せつけられる、映画製作の過程を追ったドキュメンタリー風な番組。 自分の大ファンの社長を山田自ら見つけ出し、彼に出してもらった資金でカンヌへ観光のような旅行をしたかと思えば、カンヌ・グランプリ受賞監督・河瀬直美を訪れ、「I love カンヌ」Tシャツを土産に渡す。河瀬の受賞作『殯の森』にそっくりなタイトル『穢の森』のパイロットフィルムも観せた。誰も止めることができない、やりたい放題の山田。 しかしその河瀬に「カンヌを目指すために映画を撮る」という姿勢を全否定され、さらに、もっと真摯に俳優としてやれば「カンヌを獲れる」「私とやればね?」「やる?」と、まさかの「逆ナン」でキャスティングを持ちかけられる。絶妙な表情で固まった山田の顔で前回は終わった。 気になる「第7回 山田孝之 覚醒する」を振り返る。 「ほんまに『カンヌ(映画祭)』行きたいのやったら、まず私とやってみたら?」 怖いものなしと思われた山田の前に、慄然と立ちはだかる壁・河瀬。こちらの期待を裏切らない「壁」っぷりだ。 その1週間後、胸にピンマイクを仕込まれ、スタンバイする山田の姿が。俳優として河瀬の撮る短編映画に出ることを決めたのだ。当然のように山下・芦田も見守りに来ている。 この短編は、「山田演じる主人公が母校を訪ね、かつての居場所だった天体観測室(校舎内にある)に足を踏み入れたことから始まる」物語らしい。「過去の記憶と現在が交錯する瞬間を河瀬監督は描こうとして」いるのだという。 ・河瀬は脚本を重要視しせず、俳優と物語を共に探すスタイル ・頭の中だけで考えてることより、彼(役)がそこで生きてくれているということが重要 ・形として綺麗に役を作るというより、本気で嘘をつくことを求めている この河瀬の方法論を実践するためか、本番前、山田は一人にさせられ、しゃがみこむ。 どんな芝居をしたのかは観ることはできなかったが、撮影終了と同時に山田は泣いていた。うっすら、とかではない。涙が止まらないのだ。 「なんか辛かったですね」「楽しかったこととか思い出すんですけど」「辛い」「全部」と河瀬に言うと、河瀬は何も言わずに芦田を手招きし、山田に話しかけさせる。 「どうしたんですか?」 「どうしちゃったんだろうね……わからない」 芦田もどうしていいかわからない。 狭く薄暗い天体観測室に、身を寄せ合うようにしゃがみ込む3人。 セラピストと化した河瀬が山田に尋ねる。 Q「自分と、演じてる何かが、混ざっちゃう感じ?」 A「そうですね、そんな感じでした」 Q「自分の居場所ってある、今?」 A「それを考えてましたね、ずっと探してるんですよね、ちっちゃいときから。それを思い出して、やっぱり(居場所が)ないんだなって」 芦田も泣いている。もうダメだ。観る側の処理速度が追いつかない。芦田の涙が画になることだけはわかる。 河瀬が静かに、自分のことを語る。 自分を強く持っていると思われているが、自分の居場所を探し求めていて、自分を根無し草だと思ってること、表現という場でこそ生きていて、それ以外のところは実は何にもなかったりするということ、 また、「自分の人生だけだったら、多分どうにも生きてられなかったかもしれないっていうところに、映画がやってきたので」「だからこそ、そこにものすごいリアリティ、ものすごい魂入れたくなる、そこ(映画)にしか(魂を)入れられない」ということ、つまり映画という表現によって生かされているのだと、告白するように語る。河瀬は、この2人になら伝わると思って話したのだろう。 言い終わると「河瀬組にようこそ」と山田の肩を叩く。氷室京介が言いそうな挨拶だが、山田は軽く笑いながらも「しんど」と答えるのが精一杯だ。まだ涙を拭っている。しかし、言葉とは裏腹に、少しだけ楽になったようにも見えた。 本作と同じ山田・山下・松江(哲明)の座組で撮られた『山田孝之の東京都北区赤羽』(テレビ東京系)の中で、山田は赤羽に移住する動機を「自分の軸を作る作業をしたい」からだと言った。 そもそも山田は「いろんな役をやるのは、軸があることで限界ができてしまう、だから軸がない方がいい」とし、そのため「今まで、自分らしく生きないように生きてきた」、その結果、役と自分の境目がなくなって切り離せなくなり、一度自分の軸を作る作業をするために、人間臭い街・赤羽に移住したいと言い出したのだ。 「自分と役が半端に混ざってるような状態になってしまって、切り離すことができなくて、このまま続けてても無理だと」思い、映画を途中降板するところから『赤羽』は始まるのだ。 どこまでが「ドキュメンタリー」なのかは、今さらほじくるのも野暮だが、山田のいう「軸」というのは、今回河瀬の言った「居場所」や「根」だろう。山田が「前作」で捨てようとした方法を、河瀬は強く求めてきた。果たして山田はどこまで意図して河瀬に近づいたのか。「カメレオン俳優」などと器用そうな言われ方をしているが、このシリーズを見れば見るほど、実はとても不器用な役者である印象を受ける。命がけで「変身」しているという意味では、確かに「カメレオン」なのかもしれないが。 うなだれて出て行く山田に声をかけられなかった山下が、芦田に問う。 「河瀬さんは何をしたんだろうね?」 「わかんないです」 「泣いてたんだよね?」 「号泣してました」 「どっちの涙なんだろうね? お芝居の涙なのか……」 「お芝居じゃないと思います。なんだかよくわかないけど、泣けてくるときってありますよね?」 小学生のときにはなかった気もするが、芦田にはあるのだ。 「あー、あるけど」 「なんかそうゆうかんじだったと思います」 主人公のいないところで、40歳と12歳が同列に語り合うのは、この番組の見どころの一つだ。 遅れて出てきた河瀬に、山田のことを聞く。 ・山田は役者という表現者になるために生まれてきた人 ・彼の中の欠けているもの、もしくは、どこかに置いてきてしまってるものが、シチュエーションとリンクして泣いてしまったのではないか? ・「自分が真摯にそれしかないと思ったものが、その人と幸せな出会いをする」「かけがえのないものが生み出される」 ・(役者に求めるものは? と芦田に聞かれ)「めっちゃ親友になりたい」それが一番。「立場で線が引かれて、役割でそれを演じたりするよりも、友達になった方が楽しいやん?」 河瀬と芦田が話すときの空気は、山田のそれとも違う。やはり子であり、親であることが大きいのだろう。 後日、横浜の事務所で、河瀬現場のことを聞く山下。 台本というよりプロット(簡素な流れを記したようなもの・映画の設計図)に近いものしか与えられないため、役の情報が少なく、その分、自分の過去とかを混ぜたり、その役の過去を捏造したりして自分を騙すので、「すげえしんどい」という。が、結果的にひさびさに解放できて気持ち良かったとも述べている。何気なくNHKの『ザ・プロフェッショナル』で語られるレベルの話が繰り広げられる。『ギルガメッシュ』の頃とはだいぶ違う。 しかし、山田は、河瀬の現場に脚本といわれるものがないことに触れ、「俺は間違ってなかったなっていうか、やろうとしてること一緒だ」と語る。 山下が、カンヌを意識していない河瀬が結果的にカンヌの栄冠に輝いたことを持ち出すと、最初はそうだったとしても、途中からは意識していたのではないか? 欲しいという欲があったから出品したのではないか? と詰め寄る。 「全然、不純じゃないと思いますよ、この(自分の)考え方!」 河瀬に叩きのめされ、流した涙とともに、山田の中から何かが出ていったかと思ったが、そうやら瀕死の状態だった山田の筋肉は「超回復」して、より堅牢になったようだ。 「映画『穢の森』は、森の中で目覚めた芦田演じる少女・来世が、父親を殺し、自分を殺した母親とその愛人に復讐する物語です」と簡単に映画の内容が紹介される(細かいプロットは期間限定でHPで公開されていた)。 より逞しくなった山田の勢いは、スタッフミーティングでも止まらない。 開口一番「長尾(謙一郎)さんから絵が届いたので」「これを元に映画を作っていきます」。 ポカンとする監督、助監督らスタッフ。 長尾は『おしゃれ手帖』や『クリームソーダシティ』(共に小学館)など個性の強い作風で知られるが、絵を購入するほどのファンだという山田の希望で、映画に協力してくれることになったらしい。もちろん聞いていなかった全員。 山田の説明によると、なんとなくストーリーをニュアンスで伝えて、なんとなく長尾がイメージで描いて、それを山田らも山田らなりになんとなく感じ取って、ここから映画を作る、とのこと。なぜ1回「長尾」をかまさないといけないのかわからないが、新しいことをやりたいということらしい。 画用紙に絵の具で直に殴り書きしたような、雰囲気のある混沌とした画が15枚ほど並べられる。プロットに近いのもあるが、男に羽が生えてたり、裸の女性が虎に乗っていたり、水の中の女性の乳首から水が噴出していたり、まったくのオリジナルもいいとこな絵も混ざっている。心理テストやロールシャッハテストのようにも見える。せっかくフランスでせっせと書き上げたプロットはどうなるのかと、不安そうな山下。 「えっと、画コンテみたいな……?」 なんとか助監督が、意図を汲み取ろうとすると、 「画コンテではない」 「この画を撮るわけじゃないんで」 「脚本はなくていいんです」 次々と難題を振りかけてくれる、全知全能の山田。 羽が生えた男は山田いわく「父親の亡霊」らしい。これに基づいて撮るのか聞こうとするや否や、 「羽をつけるってことではないです」 「羽は生えないですよ、亡霊とはいえ」 思わず「ちょっと待って難しいな」「これ長尾さん勝手に描いてるよ絶対」と、本音が漏れる山下。 誰もがわからなかった、虎の意味を、「(違う絵の背景の)黄色と黒がつながってるんですかね?」と見定める芦田。 大人たちが「あーーーなるほどーーー」と思わず息を吐き出す。この日の芦田は完全に渡り合っている。 ここで耐えきれず、「これで、映画を作るのは無理だって山田くん」と山下。 「なんで無理なんですか?」 「スタッフみんなバラバラになるじゃんイメージ」 脚本だって台詞だって行動だって人によってイメージが違うのを話し合って答えを出してくのは同じだとと返す山田。 「台詞はその場に行けば出ます」 不安が拭いきれない山下は、いつになく粘る。 「河瀬さんの現場にもまだ、プロットはあったじゃない?」これが火に油を注ぐ。 「山下さんの現場ですよここは? なんで河瀬さんの現場の話してるんですか?」 おそらく「こういうときだけ……」と言いたかったであろう山下。ずっと険しい顔だ。 台詞がないことなどで現場のスタッフが混乱すると説くが、山田は耳を貸さない。覚醒しているから。 さりげなく「どういう演出をしていいかわからない」と究極のカードを切るも、「来世(芦田の役名)導けばいいんですよ!」と無下に切り捨てられ、「ああ、そうか……」と尻尾を丸めるしかない山下。 「何が不安ですか? 何ができないかもなって思っちゃいます?」と一見、歩み寄っているように見えて、恫喝しているかのような山田。今までで一番焦っているように見える。河瀬との出会いが彼を突き動かしているのか。 無言になるしかない空気の中、「大丈夫っすね? やるんですよ? やる」と強めに念を押し、一人事務所を出て行く山田。純粋に脅迫に見えた。 山田が出て行ってすぐ、なんとか動き出そうとするスタッフを制し、山下が言った。 「これぶっちゃけ、どう思う?」 ここで次週予告。終わり際の見事な切り方も、この番組の見どころだ。 「第8話 山田孝之 キャスティングをする」 演技指導を受ける芦田の映像などのあと、テラスで芦田のためにかき氷を削ってあげる山田。空気圧がすごすぎて肺が膨らみそうなほど、のどかな風景に救われた気持ちになる。 次回はいよいよ「神回」とウワサされる8話だ。今回が十二分にショッキングなだけに想像するのも「しんど」なほどだ。次週を待ちたい。 (文=柿田太郎)テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
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視聴率15%に到達も……TBS『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉の“ワンパターン”による行き詰まり顕著に
日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第6話の視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と急伸。過去最高を記録し、今クール全作品を通して初の15%超えとなりました。先々週は日テレに『イッテQ!』スペシャル、先週はテレ朝に劇場版『相棒』をぶつけられて苦戦しましたが、本来これくらいの数字は持っているドラマなのかもしれません。ちなみにテレ朝ではジョイマン高木がマイク・タイソンの家に行って、2人でハトを愛でたりしていました。 さて、数字こそ上がったものの、お話はだいぶ行き詰まってきたかな、というのが正直なところです。第1話から繰り返し語られるのは、主人公・沖田(木村拓哉)が元カノ・深冬(竹内結子)の脳腫瘍の手術をすることになり、その難しい場所にある腫瘍を手術する方法が見つけられないという苦悩です。 しかし、この苦悩は「何をどうすれば見つかるのか」というきっかけすら視聴者側には何も想像がつかないので、結果として「ドラマの都合で、いつでもいい」「天才・沖田が見つけたときが、そのときだ」という状態になってしまい、まるでキムタクの苦悩に共感することができません。そうして引き伸ばされるうちに「天才なんだろ、早く見つけろよ」という気分になってきます。 それでもわりと楽しく見ていられるのは、やはりTBSが予算をしっかりかけた脇役陣の充実ぶりによるものでしょう。副院長・マサオを演じる浅野忠信の怪演は、もはや日曜名物となっておりますし、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、及川光博といった“主演級”にも、しっかりエピソードが振られているので、それなりの見応えが出ています。 というか、沖田の役割が「深冬の手術はまだできない/それ以外は全部できる」というワンパターンになっているので、脇に振らないとクールが埋まらないというのが実情でしょうけれど。 というわけで、今回は松ケンと菜々緒の回でした。 ある日、パチンコ屋で倒れた60歳男性(高木渉)が救急に運び込まれてきました。心臓に動脈解離があり、すぐにでも手術が必要な状態です。 しかし、実はこの60歳男性は、檀上の美人顧問弁護士・榊原実梨(菜々緒)の生き別れの実父・榊原達夫でした。15年前に家を出て女のところへ行き、そのまま音信不通だったそうです。 父に恨みを持つ実梨は、手術同意書への署名を拒否。母娘ともども捨てられて苦労した見返りに、父を見殺しにすることにしたようです。 「オペに同意しないと、ひどい人みたいじゃないですか」 と言い張る実梨。どう見てもひどい人です。そこまで嫌悪するなら、なんで15年も榊原姓を名乗り続けているのかとか、せめてお母さんと相談したらどうなんだ、といった疑問が次々に頭に浮かんできますが、実梨の決心は固いようです。マサオが「命に関わる以上、オペをしないわけにはいかないんだ」と説得すると、今度は条件を出してきます。 「井川先生以外の執刀は認めません。他の先生が手を出しておかしなことがあったら、直ちに訴えます」 天才・沖田でもなく、外科部長・羽村(及川光博)でもなく、若手の井川なら切らせてやると。難手術なので、井川には荷が重い仕事です。 井川はこの難手術の失敗に怯え、訴訟に怯え、その恐怖を乗り越えて手術を成功させます。井川にとって荷が重い仕事でしたが、松ケンにとって今回の井川のエピソードは実に演じ甲斐のある、楽しい仕事だったのではないでしょうか。父に恨みを持つ女性が顧問弁護士を務める病院に偶然その父が担ぎ込まれ、よりによって意識不明で、娘がサイコっぷりを発揮して手術への同意書を独断で拒否するという、かなり偶然に頼った強引なプロットによって書かれた無理スジでしたが、松ケンの芝居の説得力だけで見せ切ってしまったように思います。 無理スジといえば、このドラマって沖田が「人の命より大事なものはない」と言い続けている向こうで、今回の実梨もそうですし、3話では院長(柄本明)が子どもの腸捻転手術を中止させようとしていましたし、けっこう平気で患者を殺そうとするんですよね。沖田の“孤高かつ良心的な天才”ぶりと対比させて描こうとする意図なんでしょうが、やり口が短絡的すぎて冷めちゃうんです。 でも、そんな私たちの冷めたハートに火をつけてくれたのは、今回もマサオでした。なんか、わりとどうでもいいことで「んーー! んーー! おおー!」とか叫びながら壁ボコ! 何度も言いますが、あなた脳外科医でしょ。右手は生命線でしょ……。さらに、「余命4カ月~5カ月」に怯える深冬が沖田に抱きしめられているのをしばし眺めた後、薄暗い病院の廊下をニヤニヤしながら歩いているラストシーンも、意味不明で素敵でした! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
松本人志「みんな離れていく」……清水富美加の“レプロ大絶賛”動画にファン困惑「二重人格なの?」
出家騒動渦中の女優・清水富美加の約2年前のインタビュー動画が話題だ。
YouTubeで公開中の動画は、清水の所属事務所が主催する「レプロ次世代スターオーディション2015」の開催に伴い、清水がレプロについて語っている内容。
「レプロはどんな事務所?」という質問に、清水は「ほかの事務所の子からも言われるし、自分でも思うのは、仕事1個に対して『これ入れてもいい?』とか、『体きつくない?』とか、忙しいときとかは、2つの仕事被っちゃったら『こっち優先させて大丈夫?』とか。そういう細かい相談とかをしてくれるので、自分がこういうのやっていきたいっていうのも聞いてくれる」と回答。「タレントさんに、ちゃんと人として関わってくれる。マネジャーさんは、保護者みたいな、お母さんとかお父さんみたいな感覚が強いです」「やりたいようにやらせてくれる事務所」などと笑顔で熱弁している。
さらに、動画の最後には、「やりたいことを『やりたい』って言って、やりたくなくなっちゃったら『やりたくない』って言えばいいし、どんどん好きなことやればいいって思う」と、レプロの風通しの良さについて語っている。
「動画のコメント欄には、『教団が過去にやってきたことを考えれば、労働問題にすり替えさせて宣伝工作しようとしてるのはミエミエ』という意見もあれば、『願望を語ってるのでは?』という見方も。17日に発売した告白本では、レプロ批判を繰り広げているだけに、ファンも『どっちが本当の清水?』『二重人格なの?』と困惑。療養中に告白本を発売したことも相まって、清水に不信感を抱く人が増えています」(芸能記者)
清水への不信感といえば、19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ダウンタウンの松本人志が、千眼美子名義の著書『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)の出版に対し、「彼女の味方だった人たちが、結構離れていくんじゃないかな。幸福の科学さんは、なぜこのタイミングでこれを出したのか」「絶対、マイナスに働く。彼女のサポートをしてやれてない感じがする」と難色を示した。
「清水は、水着の仕事をしていた当時、周囲に『楽しい』と言っていたそう。『本当はそう思っていなかった』と言われてしまえばそれまでですが、告白本の内容も“今になって言ってる感”が強い。出家発表以降、一度も公の場に姿を現していない清水ですが、この本に書かれていることは、本当に清水本人が語った言葉なのでしょうか……?」(同)
約2年前の動画では「どんどん好きなことやればいいって思う」と語り、その範疇が事務所をも飛び越えてしまった清水。一体、本当の彼女はどこにいるのだろうか?
これはドキュメントなのか!?『豆腐プロレス』に見る、AKB48“興亡の軌跡”を紐解く
『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第5話。錦糸町道場のトレーナーをやることを決めた坂巻流司(今野浩喜)は、まず「道場の壁にペンキを塗れ」と指示を出す。メンバーたちはその作業にどのような意図があるかよくわからぬまま、壁にペンキを塗り続ける。 坂巻は、まだ壁の一部の塗装が終わっていないことに気づくが、「まあいい。今日は終わりだ。共同作業をさせると人となりがわかる」と、練習もせずその日はメンバーたちを解散させる。 後日、練習で坂巻はメンバーたちをリングに上げ、2人ペアになってチョップの練習をさせる。しかし、前回「私、プロレスやめる。数合わせにしか思っていないんでしょ!」と宮脇咲良(役名同じ)に言った向井地美音(役名同じ)は練習に来ておらず、メンバーは5人に。喧嘩っ早く人当たりの悪い木﨑ゆりあ(役名同じ)はペアがおらず、あぶれてしまう。ほかのメンバーたちも、なよなよしたチョップを繰り返すばかり。 坂巻は「相手の技をちゃんと受けろ!」と叱咤し、あぶれていた木﨑に「お前なんで喧嘩ばかりしているんだ!」「寂しいからだろ!」と叫びながらチョップをかます。そのままそれぞれのメンバーたちに叫びながらチョップしていく坂巻。 ペンキ塗りでも読者モデルとの両立のために、途中で帰ってしまっていた加藤玲奈(役名同じ)には「お前はプロレスとモデルどっちがやりたいんだ!」、横山由依(役名同じ)には「お前他のメンバーより年増だからって年齢差を縮めようと必死すぎるんだよ!」と、作業が終わるとすぐにリングの上でサックスを吹いてばかりの古畑奈和(役名同じ)には「ここは吹奏楽部じゃねえんだ!」と伝えていく。坂巻は壁の塗装中のメンバーの様子を観察し、メンバー一人ひとりの人となり、そして彼女たちがプロレスをやっていく上での問題点を見つけていたのだ。 一方、WIP事務所では、エメラルドHARUKA(兒玉遥)が、ユンボ島田(島田晴香)のもとを訪れる。前回の試合で、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)に対し、相手チームが執拗に怪我の完治していない右脚を狙っていたことにエメラルドHARUKAは気づいていた。それを指摘すると、ユンボ島田は「遊びじゃねえんだ。こっちは勝つためにやってるんだ」と返す。ユンボ島田は、第3話で矢崎英一郎(渡辺いっけい)からハリウッドJURINAの脚の怪我の情報を聞かされた際には「そんな卑怯なことはできない!」と強く言っていただけに、力強い言葉だ。 前回にも簡単に紹介したが、AKB48のドラマは『マジすか学園』(テレビ東京ほか)以来、キャラクター設定に、AKB48のグループ内でのキャラクターをそのまま投影することが多い。しかしそれだけでなく、グループ内の序列や立場といったシビアな部分もそのまま反映され、やはり人気メンバーには主役級の配役がなされる。今回のエメラルドHARUKAとユンボ島田のやりとりを、それぞれのAKB48グループでの立場と見比べながら、もう少し深読みしてみよう。 「工事現場同盟」は、そのままAKBグループにおける“バラエティ班”と言われるメンバーたちが演じている。バラエティ班とは、アイドルらしからぬ言動でバラエティを盛り上げる役割のメンバーたちのこと。ユンボ島田を演じる島田晴香(AKB48)は、持ち前の負けん気の強さと体格から親しまれ、AKB48の番組だけでなく、いわゆる外番組でも活躍してきた。クイウチ松村を演じる松村香織(SKE48)は研究生から上がれずにいたが、かつてキャバ嬢をやっていた過去をおおっぴらにする“タブーなしの姿勢“を貫き、キワモノとして選抜総選挙でも上位に這い上がってきた叩き上げの人である。また、セコンドにいる山田野絵(NGT48)も、酒焼けしたようなしゃがれた声で話題に。NGT48のバラエティ班として頭角を現しつつある。 対するハリウッドJURINAやエメラルドHARUKAといったメンバーは、そういった“バラエティ班”とは対照的に、“王道”として積極的に前面に立たされてきた。いわばAKBの顔となる存在。ハリウッドJURINAこと松井珠理奈は11歳でSKE48の一期生に加入すると、秋元康が大絶賛。「大声ダイヤモンド」(キングレコード)でいきなりAKB48のセンターに抜擢されて以来、選抜メンバーの常連になっていった。エメラルドHARUKAこと兒玉遥は、HKT48の一期生としてデビュー後、常にフロントメンバーとして活躍してきた。中井りか、加藤美南も、NGTのフロントメンバーとして期待されるメンバーたちである。 こういった背景から、先のユンボ島田の「遊びじゃねえんだ。こっちは勝つためにやってるんだ」というセリフには重みがある。どんなメンバーでも、「国民的アイドル」のAKB48に加入した以上、活躍したいはずだ。しかし、とにかくメンバーが多いAKB48グループのなかでは、ただかわいらしくいるだけで注目されるわけではない。 だからこそ、自分が目立つためには、アイドルらしからぬ“汚れ仕事”ですらこなす必要がある。アイドルもプロレスも“正しい”ことだけでは、這い上がれる場所ではないとでも言おうとしているのか。また、このシーンは、奇しくもどちらも「はるか」という名前のメンバーであるというところがまた面白い。 もう一つ、学校での宮脇咲良と向井地美音のやりとりのシーンを見てみよう。宮脇も向井地も、どちらもAKB48の次期センターとして将来を注目されるメンバーだ。言うなれば、センターの座を奪い合うライバルでもある。 宮脇咲良(HKT48)は、本来であればHKT48のセンターとして頭角を現すべき存在だ。だが実は、HKT48でのセンターは「12秒」(ユニバーサルミュージック)での兒玉遥とのダブルセンターのみ。にもかかわらずデビュー一年目から総選挙でランクインし、あっという間に上位へとのぼりつめた。もしかしたら、彼女がHKT48のセンターにならないのは、AKB48のセンターとして期待されているからかもしれない。 一方、向井地美音は、ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)で篠原涼子の娘役を演じたことがよく知られているように、子役としての経歴が長い。しかし、AKBグループとしての経歴だけでいえば、宮脇の後輩にあたる。そして、AKB48のメンバーとして、AKB48のセンターになりうる存在としてデビュー時から注目されてきてはいるものの、2016年の選抜総選挙ではまだ宮脇に追いつくことはできなかった(宮脇は6位、向井地は13位)。 また、当初は同期の大和田南那(AKB48)とのライバル関係のほうがフォーカスされてきた。しかし大和田の卒業が決まり、改めて「では、次のAKB48のセンターは誰か」と考えた場合、現実的なのが宮脇と向井地なのである。 HKT48からやってきてAKB48のセンターの座を狙う宮脇と、本丸AKB48のセンター候補でありながら、まだ少し宮脇には追いつけない向井地の持つもの持たざるものの関係。これもこのドラマの主役とその親友という立場にそのまま反映されているように思う。そんな2人が喧嘩して仲直りする、というのは、なにかの暗示に見えてしまうのは気のせいだろうか。 このように見ていくと、もはや同作品は、ただのプロレスドラマというより、AKB48内部のリアルを反映するドキュメンタリーのような要素さえある。このドラマからAKB48内の新たなメンバーたちの関係性が見えてくる。2クールあるぶん、さまざまな人間ドラマが展開されていくはずだ。まだまだ目が離せない。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
和田アキ子「私なんて3万円だった」、清水富美加の「5万円」に対抗も……半世紀前の物価に失笑
歌手の和田アキ子が19日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演。月給が5万円だったと告白した女優・清水富美加の話題で、「私なんか、3万円だった」と対抗した。 番組では、清水が“千眼美子”名義で17日に出版した著書『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)の内容を紹介。同書を読んだという和田は、出家のタイミングについて「7年前に死にたかった(って言ってるけど)、6歳から信仰してるところ(幸福の科学)には相談しなかったのかね?」と首を傾げた。 さらに、連続ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)でヒロインを務めていた期間を含む2014年の途中まで「月給5万円だった」と告白した清水に対し、和田は「5万円? 私なんか、デビューしたとき3万円の中から、1万8,000円が下宿代で引かれたんだよ? どんなに辛かったか、ホンマに」と反論。芸能界での月給5万円については、「最初はみんな、そんなもんでしょう」と見解を述べた。 しかし、和田がホリプロからデビューしたのは、半世紀も前の1968年。ネット上では、「昔すぎるだろ」「物価が違う」「なんの参考にもならん」といった声が相次いでいる。 実際、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、和田がデビューした年の大卒初任給の平均額は3万600円。現在の物価に換算すると、14万円弱はもらっている計算となり、「私なんか」と清水を非難する材料にはならないだろう。 「和田は、世の中の物価が上がっていることに気付いていないのかもしれません。ホリプロの和田への過保護ぶりは有名で、いまだにATMの使い方がわからず、自分でお金が下ろせないとか。当然、自分でスーパーやコンビニに行って買い物することもほぼありませんから、『5万円あれば十分』と本気で思っているのかも」(芸能記者) 自身の世間知らずぶりを、とんちんかんな発言でたびたび露呈させる和田。『全部、言っちゃうね。』を読破したところで、清水の気持ちを理解するのは難しそうだ。
和田アキ子「私なんて3万円だった」、清水富美加の「5万円」に対抗も……半世紀前の物価に失笑
歌手の和田アキ子が19日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演。月給が5万円だったと告白した女優・清水富美加の話題で、「私なんか、3万円だった」と対抗した。 番組では、清水が“千眼美子”名義で17日に出版した著書『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)の内容を紹介。同書を読んだという和田は、出家のタイミングについて「7年前に死にたかった(って言ってるけど)、6歳から信仰してるところ(幸福の科学)には相談しなかったのかね?」と首を傾げた。 さらに、連続ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)でヒロインを務めていた期間を含む2014年の途中まで「月給5万円だった」と告白した清水に対し、和田は「5万円? 私なんか、デビューしたとき3万円の中から、1万8,000円が下宿代で引かれたんだよ? どんなに辛かったか、ホンマに」と反論。芸能界での月給5万円については、「最初はみんな、そんなもんでしょう」と見解を述べた。 しかし、和田がホリプロからデビューしたのは、半世紀も前の1968年。ネット上では、「昔すぎるだろ」「物価が違う」「なんの参考にもならん」といった声が相次いでいる。 実際、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、和田がデビューした年の大卒初任給の平均額は3万600円。現在の物価に換算すると、14万円弱はもらっている計算となり、「私なんか」と清水を非難する材料にはならないだろう。 「和田は、世の中の物価が上がっていることに気付いていないのかもしれません。ホリプロの和田への過保護ぶりは有名で、いまだにATMの使い方がわからず、自分でお金が下ろせないとか。当然、自分でスーパーやコンビニに行って買い物することもほぼありませんから、『5万円あれば十分』と本気で思っているのかも」(芸能記者) 自身の世間知らずぶりを、とんちんかんな発言でたびたび露呈させる和田。『全部、言っちゃうね。』を読破したところで、清水の気持ちを理解するのは難しそうだ。
世代交代は進むのか……乃木坂3期生の初舞台で見えた次世代エース候補は山下美月と久保史緒里!?
2月2日からスタートした乃木坂46の3期生メンバー12人による初舞台『3人のプリンシパル』が12日に千秋楽公演を迎え、ファンの熱い声援が会場を包み込んだ。 同舞台は第一幕で自己PRや演技審査などを行い、鑑賞した観客が第二幕の舞台に出演するにふさわしいメンバーを選択。第二幕では選ばれた3名のみがメーンキャストを演じることができるというシステムだ。観劇したアイドル誌編集者が驚嘆して言う。 「昨年12月の『お見立て会』のときは、まだまだ素人の女の子という印象でした。しかし、そのときとはプロ意識が大違い。第一幕では何がなんでも第二幕に出たいという貪欲さが全メンバーから見られ、最年長メンバーの吉田綾乃クリスティーは、全15公演の中で唯一第二幕には進めず、悔し涙を流していました」 乃木坂といえばメンバーが美女ぞろいで、いまやアイドル界で一人勝ちともいえる最強グループ。しかし、人気メンバーの橋本奈々未が今月20日をもって卒業・引退、8月で25歳となるエースの白石麻衣にも卒業のうわさがあるだけに、この3期生の中から次世代エースが出てきてほしいと願うファンの目は、いつも増して熱がこもっていたようだ。 「3期生の中でとりわけ注目を浴びていたのが、山下美月でした。『お見立て会』のときからアイドル性は圧倒的でしたが、今回の舞台でも存在感はピカイチでしたね。さらに、急成長しているように感じたのが久保史緒里です。演技力ではほかのメンバーよりを頭一つ抜けていて、ファンも自然と彼女を追ってしまったようです。また、向井葉月も、1公演ごとに1人選出される敢闘賞を最多の10回獲得。食いしん坊キャラで笑いを取っていましたが、バラエティで活躍してくれそうです」(同) 1期生、2期生のメンバーからすれば心強くも強力なライバルとなりそうだが、彼女たちの成長とともに、乃木坂の天下はいよいよ盤石となりそうだ。乃木坂46公式サイトより
引退宣言から約1カ月、江角マキコの代理人弁護士を直撃!「法的措置を検討している」というが……
江角マキコが1月下旬、不倫報道と同時に引退を発表。まるでマスコミの追及から逃げるかのような幕引きだったが、江角サイドは「女性自身」(光文社)が報じた記事について「事実無根」と反論している。引退声明をファクスした当の江角代理人、鳥居江美弁護士に話を聞いたところ「名誉棄損での法的措置を検討している」と強気だ。 同誌が報じた記事は、「江角マキコが落ちた昨年8月に逮捕の男と“自爆”不倫!」なる見出しで、100億円以上の投資詐欺事件で逮捕された男性A氏に返金交渉をする体で密会し、不倫していたというもの。2014年末に江角はA氏を加えた家族旅行に行った際、2人で抜け出していたと江角の夫が証言。その後の続報記事では、A氏のマンションを江角が事務所として使用していたことなども伝えた。詐欺加害者のマンションを被害者が事務所にするとは複雑怪奇な話だが、引退を機にその事務所も閉鎖。本人は夫との別居は認めつつも、今後は子育てに専念すると語っている。 鳥居弁護士によると、同誌が伝えた「家族旅行を抜け出して密会」については「事実はありません」と全面否定。引退に関しても「昨年から芸能界の仕事を休んで子育てしたいと考えていたところ、今回の報道があって(引退を)決心した」ものだという。 加害者のマンションを事務所に使っていた点も「被害者と加害者のような関係になったのは、部屋を借りた後のこと」だとしている。 江角は一部で、A氏のところに通っていたのは「返金交渉を直接やりとりするよう、代理人からアドバイスを受けた」と話したことが伝えられ、これにはワイドショーなどで「交渉で代理人を挟まないのは不自然」「代理人がそんなアドバイスをするのか」といった指摘があった。しかし、これにも鳥居弁護士は反論する。 「投資被害は代理人がついていても、返金がなされるのは難しいものです。毎日、加害者に会って返金を要求するのは重要だとアドバイスはさせて頂きました。その時点で私は代理人を受任しておりませんでしたから」 「女性自身」の記事が間違っているのかと聞くと、鳥居弁護士はキッパリ「はい、その通りです」と答え、法的措置の検討を明言した。「女性自身」を発行する光文社に確認したところでは、2月15日の時点で訴状は届いてはいないというが、実際に訴訟となり得るかどうか、誠法律事務所の佐藤栄治弁護士に個人見解を伺ってみた。 「芸能人のプライバシーを暴くことは名誉棄損の免責条件の公益目的だと認定されることは通常考えにくいので、名誉毀損だと主張できる部分はあると思いますが、真実性もしくは真実相当性が争点のひとつにはなるでしょう。ただ、こういう場合、もし江角さんに後ろめたい事情など明らかにされたくない話があると、法的手続には出ない可能性もあります。『女性自身』も、一定の確証を持ち、そのあたりも想定して掲載に踏み切ったところがあるかもしれませんね」 裁判を起こす起こさないはともかく、このまま引退で幕引きだと、かなりグレーな印象の江角だけに、それこそ「私の何がイケないの?」と再登場してほしいところ。こんな形で子育てに集中できるのか、心配だ。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
元KAT-TUN田口淳之介、異例の“早期再始動”に見るジャニーズ事務所の弱体化
昨年、KAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所を退社した田口淳之介が、大手ユニバーサルミュージックと契約し、ソロでメジャーデビュー。元ジャニーズタレントが退社1年足らずでメジャー活動するのは異例だが、これがなんと「テレビ局の後押し」だという。 田口はKAT-TUNのメンバーからも慰留される中、昨年3月にジャニーズを辞め、その後、個人事務所を立ち上げてインディーズでの活動を開始していたが、今回ユニバーサルと2年契約し、4月5日にシングル「Connect」をリリースすることになった。しかし、「レコード会社が独断で田口を拾ったように見えて、実はテレビ局の強い意向が働いている」と音楽関係者。 「もともと元ジャニーズのメディアでの活動を制限してきたのは、ジャニーズ事務所ではなくメディア側、具体的に言うとテレビ局の担当者だったんです。彼らがジャニーズに気を遣って自主規制していただけで、テレビから『NO』と言われたら、レコード会社も宣伝力を失うので契約できなかった。結果として、干される形になったわけです。それが変わったのは、解散したSMAPの元メンバーがジャニーズを出て堂々と活動する可能性が出てきたからですよ。そのため、今まで通りジャニーズべったりのままだと元メンバーを起用しにくくなるテレビ局側が、急に中立の立場を取り始めたんです。そのゴーサインが出たのを知って、レコード会社が契約を取りつけたんです」(同) 過去、ジャニーズを辞めるとメジャーでの活動は厳しく、中には自主制作の作品しか出せずに消えていったタレントもいたほどだ。ジャニーズに背を向ければ、表舞台には出られない……そんな定説があったが、この音楽関係者の話通りなら、これまでジャニーズによる圧力があったわけではなく、テレビがジャニーズのご機嫌取りに走り、それが結果的に元ジャニーズの活動を阻んできたことになる。そのテレビ局の姿勢が変わって、田口も普通に再デビューできたというわけだ。 ただ、田口の再出発に関しては、ファンの間では反応が割れている。 「辞めジャニが大手デビューしたってことは、円満退社だったってこと。遠慮なく応援できるよ」 「じゅんの(田口の愛称)大好きだったけど、KAT-TUNでなくなったなら別。素直に応援できない」 「どんな形でも応援するのが真のファンだもん。所属なんて関係ない」 「ほかのみんなに背を向けて勝手な行動したことは、今も許してない。KAT-TUNはまだ充電中なんだよ」 これらは、KAT-TUNを応援するSNSサークルでのファンたちの会話から抜粋したもの。もとは同じグループ全体を応援することで団結していたファンが、いまや複雑な胸中でスタンスを分けてしまっている。参加者のひとり、30代女性は「意見が合わないとケンカになりそうだから、じゅんのを応援する人とそうでない人で分けないといけなくなるかも」と、サークルの分裂も示唆しているほどだ。 しかし、そんなファンの動揺をよそに、業界内ではこれを「脱ジャニーズの全面解禁」と見る向きもある。ある芸能プロ関係者は「おそらく今後は、ジャニーズを辞めても今まで通りテレビに出るタレントが増えていくと思う。そうなるとジャニーズに依存しなくなるから、第2、第3のグループ分裂があるかもしれない」と話す。田口の再デビューは、ジャニーズファンにとって必ずしも喜ばしい結果になるとは限らないようだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
元KAT-TUN田口淳之介、異例の“早期再始動”に見るジャニーズ事務所の弱体化
昨年、KAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所を退社した田口淳之介が、大手ユニバーサルミュージックと契約し、ソロでメジャーデビュー。元ジャニーズタレントが退社1年足らずでメジャー活動するのは異例だが、これがなんと「テレビ局の後押し」だという。 田口はKAT-TUNのメンバーからも慰留される中、昨年3月にジャニーズを辞め、その後、個人事務所を立ち上げてインディーズでの活動を開始していたが、今回ユニバーサルと2年契約し、4月5日にシングル「Connect」をリリースすることになった。しかし、「レコード会社が独断で田口を拾ったように見えて、実はテレビ局の強い意向が働いている」と音楽関係者。 「もともと元ジャニーズのメディアでの活動を制限してきたのは、ジャニーズ事務所ではなくメディア側、具体的に言うとテレビ局の担当者だったんです。彼らがジャニーズに気を遣って自主規制していただけで、テレビから『NO』と言われたら、レコード会社も宣伝力を失うので契約できなかった。結果として、干される形になったわけです。それが変わったのは、解散したSMAPの元メンバーがジャニーズを出て堂々と活動する可能性が出てきたからですよ。そのため、今まで通りジャニーズべったりのままだと元メンバーを起用しにくくなるテレビ局側が、急に中立の立場を取り始めたんです。そのゴーサインが出たのを知って、レコード会社が契約を取りつけたんです」(同) 過去、ジャニーズを辞めるとメジャーでの活動は厳しく、中には自主制作の作品しか出せずに消えていったタレントもいたほどだ。ジャニーズに背を向ければ、表舞台には出られない……そんな定説があったが、この音楽関係者の話通りなら、これまでジャニーズによる圧力があったわけではなく、テレビがジャニーズのご機嫌取りに走り、それが結果的に元ジャニーズの活動を阻んできたことになる。そのテレビ局の姿勢が変わって、田口も普通に再デビューできたというわけだ。 ただ、田口の再出発に関しては、ファンの間では反応が割れている。 「辞めジャニが大手デビューしたってことは、円満退社だったってこと。遠慮なく応援できるよ」 「じゅんの(田口の愛称)大好きだったけど、KAT-TUNでなくなったなら別。素直に応援できない」 「どんな形でも応援するのが真のファンだもん。所属なんて関係ない」 「ほかのみんなに背を向けて勝手な行動したことは、今も許してない。KAT-TUNはまだ充電中なんだよ」 これらは、KAT-TUNを応援するSNSサークルでのファンたちの会話から抜粋したもの。もとは同じグループ全体を応援することで団結していたファンが、いまや複雑な胸中でスタンスを分けてしまっている。参加者のひとり、30代女性は「意見が合わないとケンカになりそうだから、じゅんのを応援する人とそうでない人で分けないといけなくなるかも」と、サークルの分裂も示唆しているほどだ。 しかし、そんなファンの動揺をよそに、業界内ではこれを「脱ジャニーズの全面解禁」と見る向きもある。ある芸能プロ関係者は「おそらく今後は、ジャニーズを辞めても今まで通りテレビに出るタレントが増えていくと思う。そうなるとジャニーズに依存しなくなるから、第2、第3のグループ分裂があるかもしれない」と話す。田口の再デビューは、ジャニーズファンにとって必ずしも喜ばしい結果になるとは限らないようだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)






