稲垣吾郎&香取慎吾のレストラン開店に大人の思惑? 木村拓哉の”料理ドラマ潰し”の空気

 リアルとドラマでの異色料理バトルが勃発!?

『新しい地図』の稲垣吾郎と香取慎吾がプロデュースするレストラン『BISTRO J_O』(ビストロ ジョー)が、東京・銀座に10月4日オープンすることが判明した。

「レストランは、銀座一丁目駅から徒歩1分ほどの好立地にあるビルの最上階。稲垣は芸能界屈指のワイン通として知られ、『SMAP×SMAP』のコーナー『BISTRO SMAP』などで料理の腕を磨いてきたこともあり、『いつか自分のレストランを持ちたい』と考えていたとのこと。

 内装は香取が担当し、『BISTRO SMAP』で料理監修を行っていた服部栄養専門学校のスタッフがサポート。レストランにはカフェも併設されており、そのアドバイザーにはラテアート世界選手権で優勝経験のあるバリスタを招く本格仕様です。稲垣と香取は厨房に入ることはまずないと思いますが、店頭には立つこともあるでしょうから、世間の注目を浴びるのは確実です」(芸能記者)

 店名からして『BISTRO SMAP』を意識しているのは明らかだが、これにファンは大喜びの様子だ。また、本レストランは稲垣を中心に1年前から準備が進められてきたというが、気になるのはオープンの時期。

「10月といえば、木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)がスタート。30年以上にわたって三つ星を獲得し続けるフランスの名店で撮影を敢行するなど、かなり力が入っています。当然、木村の料理シーンがふんだんに用意されているはずで、こちらも『BISTRO SMAP』を彷彿とさせます。そのため、TBSやジャニーズサイドは『なぜ今?』と元SMAP同士で料理の話題がかぶることを嫌がっていますが、業界内では稲垣らが意趣返しでキムタクドラマを潰すためにタイミングを合わせたとの見方もされています」(テレビ関係者)

 キムタクがドラマで作る料理は、ネット上で稲垣の店の料理と比較される運命にあるようだ。

香取慎吾、日テレ『スッキリ』出演で視聴率が上昇も業界内から漏れてきた”本音と需要”

 元SMAP・香取慎吾が28日、日本テレビ系の朝の情報番組『スッキリ』に出演し、久しぶりに地上波への登場を果たした。

 香取は約1時間にわたって、国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使として、「2020東京パラリンピック」をアピールし、その魅力を語った。

 同日の同番組の視聴率は第1部(午前8時~9時30分)が9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、前日(27日)の7.5%から1.7ポイント上がった。第2部(9時30分~10時25分)は7.0%で、こちらも前日の5.7%から1.3ポイントアップした。

 28日の視聴率だけを見ると、“香取効果”があったのは事実だが、本当に香取に需要があるのだろうか?

「雨上がり決死隊・宮迫博之らによる反社会勢力への闇営業問題に端を発し、『スッキリ』MCの極楽とんぼ・加藤浩次が『今の社長、会長の体制が続くんだったら、ボクは吉本興業を辞める』といった発言をした際には、同番組の視聴率は連日2ケタを突破。7月23日には第1部で12.0%まで上げました。それと比べると、香取出演日の視聴率は物足りない。久々の地上波への登場ということで注目は集めましたが、たいした効果は見られませんでした。香取の日テレ出演は、テレビ業界的にはビッグニュースで、もっと話題になってしかるべきだった。この数字をもって、香取に需要があるとは一概に言えません。むしろ、それほど人気がないのを示したようなものですよ」(テレビ制作関係者)

 香取がかつてMCを務めていた『SmaSTATION』(テレビ朝日系)、『おじゃMAP!』(フジテレビ系)は、お世辞にも視聴率がよかったわけではなかった。テレビ局側のジャニーズ事務所への忖度で番組が続いていたようなものだ。また、香取が主演したドラマは1ケタ台で終わることが多く、“爆死王”とも呼ばれていた。

 7月に公正取引委員会が元SMAPの3人(香取、草なぎ剛、稲垣吾郎)を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで、独禁法違反につながる恐れのある行為が認められたとして、ジャニーズを注意していたことが明らかになり、テレビ局側の忖度も問題視された。

 一連のその流れを受けて、テレビ局側も、「新しい地図」メンバーの地上波解禁を検討せざるを得なくなった。とはいえ、ぶっちゃけ“需要”がなければ無理に起用する必要はないのだ。今後、各局はジャニーズの顔色をうかがいながら、需要があるかどうかを判断していくことになりそうだ。

元SMAP・香取慎吾、なぜ『スッキリ』出演かなった!? 日テレ「ジャニーズ忖度」に異変?

 元SMAP・香取慎吾が、8月28日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演することが明らかになり、ネット上で大きな話題になっている。ジャニーズ事務所を退所した香取、稲垣吾郎、草なぎ剛のテレビ出演をめぐっては、“ジャニーズ事務所による圧力問題”が取り沙汰されたばかりだが、「公正取引委員会がジャニーズサイドを“注意”したと報じられた一件を受け、日テレ内の空気も変わり始めている」(日テレ関係者)という。

  国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使を務めている香取、稲垣、草なぎ。27日放送の『スッキリ』では、3人も出席した『東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント』の模様が紹介され、続けて番組MCの水卜麻美アナウンサーが、28日に香取が生出演すると発表。「長年、パラリンピックを取材・観戦してきた香取慎吾さん。注目の選手や楽しみ方などパラリンピックの楽しみ方など、たっぷり伝えてもらいます」と告知していた。

 同じくMCの極楽とんぼ・加藤浩次は、02年放送のドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)で香取と共演するなど旧知の仲とあって、「うれしいですね。こんな朝(早く)来てくれるっていうのはね」「慎吾ちゃんはずっと、パラリンピックのことをやってましたし、実際に競技もいろいろ経験してるし。選手ともいろいろインタビューしてて。いろいろなことが多分聞けると思いますよ。僕も楽しみです」と、声を弾ませた。

 一方、『スッキリ』といえば、17年11月、『GQ MEN OF THE YEAR2017』授賞式のVTRを放送した際、俳優・斎藤工、長谷川博己、RADWIMPS・野田洋二郎らをアップで映す中、香取ら3人の存在をスルーするかのような不自然な編集を行い、物議を醸した。「“引き”の映像で3人を含む受賞者9人を捉えた程度で、テロップでの名前の紹介はなし。かろうじて『天の声』こと南海キャンディーズの山里亮太が、『香取さんとか草なぎさんとか吾郎さんとか』と説明していた程度だった」(芸能記者)という。

「意図的に3人を省いたように見える編集になっていたため、ネット上で『スッキリ』は、『ジャニーズから指示されたの?』『ジャニーズの手先みたい』などと批判を浴びることに。しかし実は、同番組の現場スタッフには革新派が多い。一方で上層部は、ジャニーズとズブズブの関係にあるため、ジャニーズの意向に沿わない企画が現場から上がってくるたびに、ことごとくつぶしてきたんです」(前出・日テレ関係者)

 17年9月のジャニーズ退所以降、香取らの地上波レギュラー番組は次々と終了。現在も続いているのは、草なぎがナレーションを担当する『ブラタモリ』(NHK)や、年に1度の特番『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)のみとなっている。

「今回の『スッキリ』出演は、まず会議でパラリンピック企画が持ち上がり、そのゲスト出演者として香取の名前が挙がるという、ごく自然な流れでオファーが出されたようです。上層部もこの企画については、ストップを掛けてこなかったといいます。『スッキリ』に限らず、いま日テレ内のあちこちから、『今こそ3人を出すべきでは』という声が出ています。某有名バラエティー番組でも、稲垣に出演オファーを出すべく、企画を固めているそう。これまで上層部は、ジャニーズに忖度して企画段階でつぶしてきましたが、この状況でそれをやると、圧力の存在を強調する形にも見える。公取委から目をつけられているジャニーズにとっては、逆に不利になってしまうことも考えられますから」(同)

 年末にかけて、最もジャニーズと近しい関係とされてきた日テレの番組に、3人が出演する機会が増えるかもしれない。

元SMAP・香取慎吾、なぜ『スッキリ』出演かなった!? 日テレ「ジャニーズ忖度」に異変?

 元SMAP・香取慎吾が、8月28日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演することが明らかになり、ネット上で大きな話題になっている。ジャニーズ事務所を退所した香取、稲垣吾郎、草なぎ剛のテレビ出演をめぐっては、“ジャニーズ事務所による圧力問題”が取り沙汰されたばかりだが、「公正取引委員会がジャニーズサイドを“注意”したと報じられた一件を受け、日テレ内の空気も変わり始めている」(日テレ関係者)という。

  国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使を務めている香取、稲垣、草なぎ。27日放送の『スッキリ』では、3人も出席した『東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント』の模様が紹介され、続けて番組MCの水卜麻美アナウンサーが、28日に香取が生出演すると発表。「長年、パラリンピックを取材・観戦してきた香取慎吾さん。注目の選手や楽しみ方などパラリンピックの楽しみ方など、たっぷり伝えてもらいます」と告知していた。

 同じくMCの極楽とんぼ・加藤浩次は、02年放送のドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)で香取と共演するなど旧知の仲とあって、「うれしいですね。こんな朝(早く)来てくれるっていうのはね」「慎吾ちゃんはずっと、パラリンピックのことをやってましたし、実際に競技もいろいろ経験してるし。選手ともいろいろインタビューしてて。いろいろなことが多分聞けると思いますよ。僕も楽しみです」と、声を弾ませた。

 一方、『スッキリ』といえば、17年11月、『GQ MEN OF THE YEAR2017』授賞式のVTRを放送した際、俳優・斎藤工、長谷川博己、RADWIMPS・野田洋二郎らをアップで映す中、香取ら3人の存在をスルーするかのような不自然な編集を行い、物議を醸した。「“引き”の映像で3人を含む受賞者9人を捉えた程度で、テロップでの名前の紹介はなし。かろうじて『天の声』こと南海キャンディーズの山里亮太が、『香取さんとか草なぎさんとか吾郎さんとか』と説明していた程度だった」(芸能記者)という。

「意図的に3人を省いたように見える編集になっていたため、ネット上で『スッキリ』は、『ジャニーズから指示されたの?』『ジャニーズの手先みたい』などと批判を浴びることに。しかし実は、同番組の現場スタッフには革新派が多い。一方で上層部は、ジャニーズとズブズブの関係にあるため、ジャニーズの意向に沿わない企画が現場から上がってくるたびに、ことごとくつぶしてきたんです」(前出・日テレ関係者)

 17年9月のジャニーズ退所以降、香取らの地上波レギュラー番組は次々と終了。現在も続いているのは、草なぎがナレーションを担当する『ブラタモリ』(NHK)や、年に1度の特番『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)のみとなっている。

「今回の『スッキリ』出演は、まず会議でパラリンピック企画が持ち上がり、そのゲスト出演者として香取の名前が挙がるという、ごく自然な流れでオファーが出されたようです。上層部もこの企画については、ストップを掛けてこなかったといいます。『スッキリ』に限らず、いま日テレ内のあちこちから、『今こそ3人を出すべきでは』という声が出ています。某有名バラエティー番組でも、稲垣に出演オファーを出すべく、企画を固めているそう。これまで上層部は、ジャニーズに忖度して企画段階でつぶしてきましたが、この状況でそれをやると、圧力の存在を強調する形にも見える。公取委から目をつけられているジャニーズにとっては、逆に不利になってしまうことも考えられますから」(同)

 年末にかけて、最もジャニーズと近しい関係とされてきた日テレの番組に、3人が出演する機会が増えるかもしれない。

香取慎吾、欽ちゃんの尽力でNHK出演もテレビマンたちの本音は「使いたくない?」

 SMAPの香取慎吾が8月12日、自身のツイッターを更新し、「欽ちゃんにお呼ばれしまして。今日NHKに久々におじゃましまして。欽ちゃんのアドリブで笑、収録参加させて頂きました!楽しかったよ!!」と語り、『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム)の収録に参加したことを明かした。

「香取と萩本は『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)で長年タッグを組んでいた仲。ジャニーズは先日、公正取引委員会から元SMAPの香取、稲垣吾郎、草なぎ剛への圧力疑惑について注意を受けており、テレビ側の忖度も世間からクローズアップされている。各局の社長会見では圧力や忖度を否定していますが、テレビ局側は公取委を意識した番組作りをせざるを得なくなってきている。今回はBSプレミアムでもあり、大御所である欽ちゃんたっての希望とあって、NHKも無下に突っぱねることはしなかったようですね」(芸能関係者)

 香取ら3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めており、財団トップの笹川陽平会長は「早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしい」とブログで要請してもいる。

 しかし、テレビの現場では“忖度”とは別の理由で3人を使いたくない理由があると言う。

「先日、マツコが稲垣との共演を拒否した件が週刊誌で報じられました。実は、多くのテレビマンたちはマツコの意見に同意。タレントは人気商売で、その結果が番組視聴率に跳ね返ってくる。3人はものすごく話が面白いわけでも演技がズバ抜けているわけでもない、歌がうまいわけでもない。あくまでSMAPというブランドあってのタレントです。魅力がないタレントをお上に言われてキャスティングしなければならないのであれば、それは“逆圧力”というわけです」(テレビ関係者)

 欽ちゃんのお膳立てに、香取は遊び気分で“”おじゃま“するのではなく、SMAPでなくても人気があることを証明するために命がけで臨むべきだろう。

香取慎吾、欽ちゃんの尽力でNHK出演もテレビマンたちの本音は「使いたくない?」

 SMAPの香取慎吾が8月12日、自身のツイッターを更新し、「欽ちゃんにお呼ばれしまして。今日NHKに久々におじゃましまして。欽ちゃんのアドリブで笑、収録参加させて頂きました!楽しかったよ!!」と語り、『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム)の収録に参加したことを明かした。

「香取と萩本は『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)で長年タッグを組んでいた仲。ジャニーズは先日、公正取引委員会から元SMAPの香取、稲垣吾郎、草なぎ剛への圧力疑惑について注意を受けており、テレビ側の忖度も世間からクローズアップされている。各局の社長会見では圧力や忖度を否定していますが、テレビ局側は公取委を意識した番組作りをせざるを得なくなってきている。今回はBSプレミアムでもあり、大御所である欽ちゃんたっての希望とあって、NHKも無下に突っぱねることはしなかったようですね」(芸能関係者)

 香取ら3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務めており、財団トップの笹川陽平会長は「早急に3人のテレビ復帰を実現させてほしい」とブログで要請してもいる。

 しかし、テレビの現場では“忖度”とは別の理由で3人を使いたくない理由があると言う。

「先日、マツコが稲垣との共演を拒否した件が週刊誌で報じられました。実は、多くのテレビマンたちはマツコの意見に同意。タレントは人気商売で、その結果が番組視聴率に跳ね返ってくる。3人はものすごく話が面白いわけでも演技がズバ抜けているわけでもない、歌がうまいわけでもない。あくまでSMAPというブランドあってのタレントです。魅力がないタレントをお上に言われてキャスティングしなければならないのであれば、それは“逆圧力”というわけです」(テレビ関係者)

 欽ちゃんのお膳立てに、香取は遊び気分で“”おじゃま“するのではなく、SMAPでなくても人気があることを証明するために命がけで臨むべきだろう。

香取慎吾が“ギャンブル依存症”へと墜ちていく!? 石巻を舞台にしたドン底からの再生劇『凪待ち』

  光と影の芸術だと、映画は呼ばれてきた。だとすれば、影をまとったスター俳優が主演すれば、映画はより映画らしくなるのではないだろうか。岩手県石巻を舞台にした『凪待ち』は、2017年にジャニーズ事務所を退所した香取慎吾主演映画。『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』(18)、今春公開された『麻雀放浪記2020』と、話題作・問題作を連発する白石和彌監督とのタッグ作だ。勢いのある白石監督が、潜在能力を持て余していた俳優・香取慎吾の未知の魅力をぐいぐいと引き出した力作となっている。

 香取演じる主人公・郁男は、川崎で暮らすギャンブル依存症の男。腕のいい印刷工だが、競輪通いがやめられないため仕事が長続きしない。事実婚状態の亜弓(西田尚美)が実家のある石巻に帰ることになり、郁男も石巻で心機一転を図ることになる。

 亜弓の連れ子である高校生の美波(恒松祐里)が、石巻に向かう車中で郁男に問い掛ける。「結婚しようって、言えばいいじゃん」と。部屋に引きこもって高校に行くことができずにいる美波だが、郁男には懐いていた。郁男の答えはこうだ。「言えないよ。仕事もしないで、ぶらぶらしているだけのろくでなしだし」。心の優しいダメ男、それが郁男だった。

 石巻では亜弓の幼友達の小野寺(リリー・フランキー)がとても親切に接してくれ、小野寺の紹介で郁男は地元の印刷所で働くことになる。機械に強い郁男は、新しい職場で頼りにされた。その一方、亜弓の別れた夫・村上(音尾琢真)が酒に酔って郁男に絡む。気持ちのいい人もいれば、新参者を嫌う人もいる。多分、これはどこの町でも同じだろう。

 亜弓たちの期待に応えようと、郁男はマジメに仕事に取り組む。石巻には競輪場がないことに安心していた郁男だが、好事魔多し。職場の同僚に誘われて、郁男はついついノミ屋に足を運んでしまう。最初は同僚にアドバイスを送るだけだったが、モニターに映るレースを見てしまうともう我慢できない。瞬く間にギャンブル狂の熱が蘇ってしまう。

 勝てば負けるまで賭け続け、負ければ負けた分を取り戻そうとさらに賭け金をはたいてしまうのがギャンブルの恐ろしさだ。底なし沼のように、どんどんと郁男はのめり込んでいく。郁男がギャンブルにハマッている間に、恐ろしい事件が起きる。それでも郁男はノミ屋通いをやめられない。これが最後と自分に言い聞かせながらも、手を出しては絶対にいけないお金まで使い込んでしまう。周囲の期待を次々と裏切ってしまう郁男だった。

 郁男は優しい心の持ち主だが、自分にも甘い。とことん甘い。自分はダメ人間なんだということに甘えている。亜弓や、亜弓の無口な父親・勝美(吉澤健)が救いの手を差し伸べると、一方的に断ち切ろうとしてしまう。ダメ人間のままでいたほうが、ずっと気楽だからだ。幸せを掴み取る勇気がなく、ますます自暴自棄に陥っていく。

 斎藤工主演作『麻雀放浪記2020』ではギャンブルに生き甲斐を見いだすタフな主人公を描いた白石監督が、『凪待ち』ではギャンブルで身を崩す弱い男を主人公としている。郁男がギャンブル依存症を克服しようとしながらも、何度も何度も失敗してしまう姿を白石監督は執拗に描く。124分という映画の尺の中で乗り越えられるほど、この依存症は甘くない。レースがクライマックスを迎え、打鐘(ジャン)が鳴る瞬間に体の芯が熱くなることを郁男はどうにも抑えることができない。

 郁男はどうしようもないダメ人間だが、これは香取に人間として、男優としての奥行きがあるから成り立つキャラクターだろう。タレントとして陽性の魅力を放つ一方、プライベートは明かさないことでも知られている。42年間生きてきた中で、ずっと胸の奥に収めてきた葛藤や苦悩がキャラクターを通して滲み出ている。ギャンブルに打ち込んでいる間だけはすべてを忘れて熱くなれる郁男は、もうひとりのリアルな香取ではないだろうか。

 亜弓の娘・美波を演じた恒松祐里は、黒沢清監督のSF映画『散歩する侵略者』(17)に続く好演。血の繋がりのない“父親もどき”である郁男への愛憎をくっきりと演じ分けてみせる。美波の祖父にあたる勝美役の吉澤健もすごくいい。吉澤は白石監督の師匠・若松孝二監督作品の常連だった超ベテラン俳優だ。末期がんに冒されながらも、船に乗りつづける老漁師を寡黙に演じてみせる。

 悲しい事件の後、郁男、美波、勝美が“疑似家族”となっていく過程は、白石監督の真骨頂。白石監督のブレイク作『凶悪』(13)や『日本で一番悪い奴ら』(16)では自分に甘いダメ人間同士が集まって、犯罪ファミリーが結成された。だが、『凪待ち』では心に傷を負った者たちが打算抜きで支え合い、マイナスとマイナスが合わさってプラスへと転じることになる。助演陣の好演があって、香取の光と影がいっそう際立つ。

 香取演じる主人公の心の闇をクローズアップしてみせる『凪待ち』だが、ロケが行われた石巻という町もまた闇を抱えている。この町の闇とは、2011年3月に起きた東日本大震災の傷跡だ。表向きはすっかり整地化され、復興を遂げたように見える。だが、他所者の郁男だけでなく、町の人たちも闇営業のノミ屋に通わずにはいられない。郁男よりも、もっと深い闇を隠し持っている人間もいる。そしてエンディングでは、石巻湾の水面下を水中カメラが映し出す。湾の底には廃車や廃品が手つかずのまま残され、8年前に町を襲った津波の荒々しさを今に伝えている。

 この映画は、喪失感を抱えた人々と町とが懸命に再生しようとする物語だ。いつかまた、郁男とこの町に大きな嵐が訪れるかもしれない。しばらくは、静かな凪が続くことを願うばかりだ。この映画、劇場の闇の中でじっくりと味わいたい。

(文=長野辰次)

『凪待ち』

監督/白石和彌 脚本/加藤正人

出演/香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、麿赤兒、不破万作、宮崎吐夢、リリー・フランキー

配給/キノフィルムズ PG12 6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

©2018「凪待ち」フィルムパートナーズ

http://nagimachi.com

 

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『おじゃMAP!!』企画復活もフジではなく……SMAP解散から2年半も忖度続けるテレビ局の異常さ

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が2日、ネット番組『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)に生出演。SMAPの大ファンだという新婦とその母親を喜ばせるため、一般人の結婚式にサプライズ登場した。

「結婚式のサプライズ企画は、昨年3月に終了した『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の人気企画で、過去にはSMAPが5人でサプライズしたことも。今回は、3人が変装して式場に潜入し、フラッシュモブに挑戦したり、3人の持ち曲を披露。新婦は涙を流して感激していました」(芸能記者)

 3人は「新しい地図」としてのグループ活動のほか、ソロ活動も順調に見える。稲垣吾郎は声優を務めたアニメ映画『海獣の子供』が7日から封切られるほか、8月からは主演舞台がスタート。香取慎吾も先月に個展を開いたほか、28日公開の白石和彌監督映画『凪待ち』で主演を務める。草なぎ剛も今月、主演舞台『家族のはなしPART I』の上演が終わったばかりだ。

「SMAP解散から2年半がたっても、3人のテレビ出演は稀。各局のジャニーズ事務所への忖度は続いており、もちろんテレビのレギュラー番組はありません。今回のように『おじゃMAP!!』の人気企画を復活させるのも、本来ならフジテレビが行うのが自然。それを諦めざるを得ない状況だからこそ、ネット番組で行ったのでしょう。テレビ局がやっていることは、実にくだらないですね」(芸能記者)

 今回の結婚式企画を受け、ネット上では「この3人、まだSMAP続けてるんだ」「本当は3人が抜けたのに、SMAPから中居正広と木村拓哉が脱退した感がすごい」「なんでアイドルを続けるのか?」という声も目立つ。

「広告起用を考えると、SMAPの匂いを残しておいたほうが絶対にお徳。『トリオでも、コンビでも、ソロでもいけますよ』という状態は企業案件にはまりやすく、直接売り上げにつながる。例えば、今年から3人で出演しているドラクエのCM(スクウェア・エニックス『星のドラゴンクエスト』)がいい例。ドラクエといえば、2000年から2012年にSMAPがCMキャラクターを務めてきましたが、企業が選んだのはジャニーズに残った中居や木村ではなく、SMAPの匂いを漂わせる『新しい地図』のほうだったということ」(同)

 中居や木村のCM契約数が激減する一方で、「数字選択式宝くじ ロト&ナンバーズ」「サントリーオールフリー」「ファミリーマート」など、数々の広告キャラクターを務める「新しい地図」のメンバー。SMAP時代と同じような活動を続けることの旨味は、想像以上に大きいようだ。

『人生最高レストラン』に香取慎吾が出演!? 民放テレビ番組への出演が叶った理由とは?

 4月27日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に、元SMAP・香取慎吾の出演が決定。久々の民放テレビ番組出演に、ファンからは歓喜の声が上がっている。

 同番組は、ゲストが「人生で最高においしかったものの“お話”」を披露するグルメ・トークバラエティ。チュートリアルの徳井義実とTBSアナウンサー・宇賀神メグがMCを務め、さまざまなトークを引き出していく。

 そんな同番組で香取は、“洋食”や“出前メニュー”、“日本一のお米”などを紹介。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気コーナー「BISTRO SMAP」の裏話や、デビュー当時の秘話、草なぎ剛に関する衝撃事実なども明かされるという。また、“闇を抱えている”と噂のプライベートにも言及。ファンにとっては必見の放送になりそうだ。

「香取はいわゆる“退所組”の1人ですが、未だにジャニーズ事務所への忖度があるのか地上波の番組への出演が極端に少なくなっていました。しかし今回TBSの番組に出演できるとあって、ファンからは『うれしすぎる! とうとうテレビに出れるようになったんだ!』『番組スタッフや関係者には感謝しかない』『慎吾ちゃんがテレビに戻ってきた!』『絶対に録画して何回も見る』と喜びの声が。香取の出演が発表されるやいなや、Twitter上では『#人生最高レストラン』がトレンド入りを果たすなど、影響力の強さを物語っています」(芸能ライター)

『人生最高レストラン』といえば、今年3月に“残留組”の木村拓哉も出演していた番組。そのため「木村くんが座ってた椅子に慎吾ちゃんが座るんだ!」と感慨深い人も多いようだが、いったいなぜ香取は地上波の番組に出演できたのだろうか?

「やはり“スポンサー”の影響が大きいと思われます。同番組は放送開始当初から、大手企業『サントリー』の一社提供で続いてきました。『サントリー』といえば、解散後も“元SMAP”メンバーを起用してきた企業。ノンアルコールテイスト飲料『オールフリー』のCMには香取と稲垣吾郎が、『伊右衛門』のCMには草なぎが出演しています。また『金麦』のCMには木村を抜擢しており、残留組・退所組の隔てなく起用している印象。そんな『サントリー』がバックについている番組なら、業界の“圧力”もさほど及ばないのではないでしょうか」(同)

 今更確認するまでもないが、民放のテレビ番組は資金を提供するスポンサーがあって成り立つもの。味方についてくれる大企業を探すことは、“5人”が揃うための大事な鍵になりそうだ。

『人生最高レストラン』に香取慎吾が出演!? 民放テレビ番組への出演が叶った理由とは?

 4月27日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に、元SMAP・香取慎吾の出演が決定。久々の民放テレビ番組出演に、ファンからは歓喜の声が上がっている。

 同番組は、ゲストが「人生で最高においしかったものの“お話”」を披露するグルメ・トークバラエティ。チュートリアルの徳井義実とTBSアナウンサー・宇賀神メグがMCを務め、さまざまなトークを引き出していく。

 そんな同番組で香取は、“洋食”や“出前メニュー”、“日本一のお米”などを紹介。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気コーナー「BISTRO SMAP」の裏話や、デビュー当時の秘話、草なぎ剛に関する衝撃事実なども明かされるという。また、“闇を抱えている”と噂のプライベートにも言及。ファンにとっては必見の放送になりそうだ。

「香取はいわゆる“退所組”の1人ですが、未だにジャニーズ事務所への忖度があるのか地上波の番組への出演が極端に少なくなっていました。しかし今回TBSの番組に出演できるとあって、ファンからは『うれしすぎる! とうとうテレビに出れるようになったんだ!』『番組スタッフや関係者には感謝しかない』『慎吾ちゃんがテレビに戻ってきた!』『絶対に録画して何回も見る』と喜びの声が。香取の出演が発表されるやいなや、Twitter上では『#人生最高レストラン』がトレンド入りを果たすなど、影響力の強さを物語っています」(芸能ライター)

『人生最高レストラン』といえば、今年3月に“残留組”の木村拓哉も出演していた番組。そのため「木村くんが座ってた椅子に慎吾ちゃんが座るんだ!」と感慨深い人も多いようだが、いったいなぜ香取は地上波の番組に出演できたのだろうか?

「やはり“スポンサー”の影響が大きいと思われます。同番組は放送開始当初から、大手企業『サントリー』の一社提供で続いてきました。『サントリー』といえば、解散後も“元SMAP”メンバーを起用してきた企業。ノンアルコールテイスト飲料『オールフリー』のCMには香取と稲垣吾郎が、『伊右衛門』のCMには草なぎが出演しています。また『金麦』のCMには木村を抜擢しており、残留組・退所組の隔てなく起用している印象。そんな『サントリー』がバックについている番組なら、業界の“圧力”もさほど及ばないのではないでしょうか」(同)

 今更確認するまでもないが、民放のテレビ番組は資金を提供するスポンサーがあって成り立つもの。味方についてくれる大企業を探すことは、“5人”が揃うための大事な鍵になりそうだ。