事故件数は日本の2倍、警察は捜査能力ゼロ……“安全後進国”韓国のキケンな交通事情 

3545643917_bcaff39bb1_z.jpg
イメージ画像 Photo By Doo Ho Kim from Flickr.
「大好きなケーキの代わりに、クリームパンを買ってきたよ。ごめん……」  この言葉は、韓国のとある教育大学を主席卒業しながら、妻のためにトラックの運転手になった20代男性A氏が、最期に残した言葉である。 1月15日、A氏は妊娠7カ月の妻のために、少ない収入の中からクリームパンを買い、帰り道にトラックにひかれて亡くなった。この事件は韓国で「クリームパン・アッパ(パパ)・ひき逃げ事件」として大きく報道された。  注目を集める事件だけに警察も大々的な捜査に乗り出したが、その成果は芳しくなかった。見かねたネットユーザーたちは、自ら容疑車両の追跡を開始。27日に車種が特定され、犯人が自首することで幕を下ろした。  ネットユーザーの活躍が注目される一方で、この事件は警察の捜査能力の低さを証明する結果にもつながった。韓国の交通事故率は高く、道路交通公団の統計によれば2013年の交通事故は合計111万9,280件に達し、死亡者は5,029人、負傷者は178万2,594人にも上る。同年、日本の交通事故件数が62万9,021件(警察庁交通局発表)だったことを考えると、日本の約2倍の事故が起こっている計算になる。    しかし、14年になると状況は改善の兆しを見せ始めた。韓国の国土交通省の発表によると、交通事故での死亡者数が4,800人に減少したのだ。交通事故死亡者数が5,000人を下回ったのは、1978年以来36年ぶりのこと。自動車の登録台数や運転者数は増えていることを考えると、まさに希望のある統計だ。  交通事故死亡者数が減少したのは、セウォル号沈没事故のショックにより、安全を意識する人が増えたことなどが挙げられている。しかし、減少といっても、数字の上では微々たるものだ。韓国では自動車1万台に対する死亡者数は2.0人で、依然としてOECD(経済協力開発機構)の平均値(1.3人)を大きく上回っている。  実際、つい先日も仁川空港近くで約100台が衝突する玉突き事故が起きている。死亡者数は2人だったが、60人以上もの重軽傷者が出た。中央分離帯やガードレールなどの各種安全装置の拡大、最新IT技術を駆使した交通管理の導入、路面が陥没するシンクホール現象を防ぐための点検作業など、根本的な状況改善への道のりは遠いと言わざるを得ない。まだまだ、韓国での交通事情には大きな注意が必要だ。 (取材・文=慎虎俊)

「韓国には帰らない!」韓国ゴルフ界のスーパースター、ベ・サンムンが“兵役ボイコット”で訴えられた!?

sangmoon.jpg
PGA Tour.comより
 韓国ゴルフ界のスーパースターが告発されるという衝撃の事件が起きた。告発されたのは、アメリカの男子ゴルフツアーで活躍するベ・サンムン(28)。2008年と09年に韓国ツアーの賞金王に輝き、10年から日本ツアーに本格参戦。11年には賞金王のタイトルを獲得した。さらに12年から活躍の場を移したアメリカ・ツアーでも、通算2勝を挙げている。まさに、日本で言うところの石川遼や松山英樹のような存在だ。年齢的にも脂の乗ったプロゴルファーで、今季は初のメジャータイトル獲得も期待されていた。  そんな彼がなぜ、告発されたのか――。原因となったのは、兵役問題だ。  そもそも韓国では、成人男子に約2年間の兵役の義務が課せられている。ただ、大学や専門学校に籍を置いている場合や専門的な職種の場合は、最大で26歳まで入営猶予が設けられており、さらに個人的な理由などで2年間先延ばしすることもできる。原則的には満30歳の誕生日を迎える日までに入隊することが義務付けられているが、28歳前後がタイムリミットとなるケースが多い。K-POPアイドルたちが兵役に服すのも、ちょうどこの頃。最近では、東方神起のユンホやJYJのジュンスが年内に入営するとみられている。  また、外国で永住権を得て当該国に1年以上居住していれば“国外旅行許可”が下り、入隊時期を延長することも可能だ。ベ・サンムンは成均館大学に籍を置くことで入営を延期し、13年1月にはアメリカの永住権も取得。国外旅行許可も得て選手生活に専念してきたが、もはや兵役の先延ばしが難しくなっていた。  というのも、ベ・サンムンは兵務庁に国外旅行許可の3年延長を申請していたが、昨年末に兵務庁がその申請を却下。韓国の兵役法では、1年のうち6カ月以上韓国に滞在したり、3カ月連続して韓国に滞在した場合は国内居住者と見なされ、国外旅行許可の取得も難しくなるのだが、兵務庁は彼が永住権取得後も韓国ツアーへの出場や大学院への進学手続きなどで133日間韓国に滞在したこと、韓国国内でも所得を得たことなどを理由に申請を却下したという。国外旅行許可の延期が認められなければ韓国に戻らねばならず、昨年6月に満28歳を迎えた彼は、直ちに入隊手続きを始めなければならない。そこで兵務庁は、今年1月31日までに帰国するよう通告していたが、これに従わなかったため、彼の本籍地である大邱地方兵務庁が兵役法違反で告発状を提出することになったというわけだ。  ベ・サンムンにとって悩ましいのは、どの道を選んでも苦渋の日々が待ち受けていることだろう。帰国して2年間の兵役に服すことになればアメリカ・ツアー参加はもちろん、彼が目標にしてきた2016年リオ五輪出場も難しくなる。それどころが、一般兵として徴兵された場合は、クラブの代わりに銃を握らねばならない。2年のブランクは、除隊後の選手生活にも影響が及ぶ恐れがあるだろう。兵役は国民の務めだとわかっていても、おいそれと入隊できない事情があるわけだ。  また、韓国籍を放棄してアメリカで選手生活を続けるという選択肢もあるが、それは禁断の手。何しろ韓国では、兵役の不法回避が脱税や麻薬常用と並んで「国民が最も反感を抱く3大犯罪」のひとつとされているのだ。兵役回避=国民の務めを放棄したと見なされ、“裏切り者”のレッテルが付いて回るだけでは済まされない。2000年代前半に兵役回避のために韓国籍を放棄した人気歌手ユ・スンジュンのように、入国禁止名簿にリストアップされてしまう可能性もある。つまり、兵役に服さなければ選手生命どころか、社会的にも抹殺されてしまうというわけである。  まさに窮地に追い込まれた韓国ゴルフ界のスーパースターだが、2月5日現在、依然としてアメリカに滞在している。「133日間韓国に滞在したというが、いずれも特殊な事情によるもので、実質的には米国で生活していた」として、国外居住者として認めるよう行政訴訟を起こしている。そして、その決着がつくまで韓国に戻るつもりはなく、引き続きアメリカ・ツアーに参戦するとしているが、果たして……。

「そんな“うっかり”ありえるの!?」窃盗容疑の競泳・冨田選手“通訳なし裁判” 韓国裁判所に聞いてみた

post0206_court.jpg
「Thinkstock」より
 仁川アジア大会で、韓国人写真記者のカメラを盗んだとして略式起訴された競泳の冨田尚哉選手。日本帰国後に容疑を否認し、韓国側に対してあらためて正式な裁判を求めていたが、その2回目の公判が2月2日に韓国・仁川地方法院で行われた。  1回目の公判に引き続き、今回も日韓両国のメディアが注目する裁判となったが、思わぬハプニングが起きた。裁判所が用意し、冨田選手の言葉を伝えるはずの通訳人が来なかったのだ。理由はなんと、“公判日の錯覚”。日にちを間違え、同席できなかったという。  第一報を伝えた共同通信の記事は「弁護人の黄文錫弁護士が、自分が通訳も兼ねるとして審理の続行に同意したが、証拠採用をめぐる同弁護士と検察との応酬や裁判官による訴訟指揮の説明は廷内で冨田選手に伝えられず、被告人の権利保護が十分だったか疑問だ」とし、韓国裁判所側の対応を批判した。  果たして、そんな“うっかり”がありえるのか? 韓国では、同裁判に通訳人が出席しなかったという報道は皆無だった。そこで、仁川地方法院の広報担当者に直接問い合わせてみた。 「その報道に間違いはありません。通訳人は日時を勘違いし、同席しませんでした」  共同通信の報じた内容は正しかったわけだが、少し気になる点が残る。韓国で外国人の裁判が行われる場合、通訳人が来ないというようなことが頻繁にあるのだろうか? 正直に疑問をぶつけてみると、次のような回答が返ってきた。 「いえいえ、そんなことは決してありません。今回は本当に珍しいトラブルでして……。報じられているように、弁護人の方が通訳されたのも事実です」  広報担当者の口ぶりから悪意や面倒くささは感じなかったし、返答も誠実そのものだった。めったにないトラブルが、冨田選手の今回の裁判に限って、たまたま起きてしまったというのが真相のようだ。  ちなみに、日韓で通訳の仕事に長らく携わってきたA氏は、「法律用語などの同時通訳は簡単ではないし、高度な技術が必要」と話す。しかも「法廷で議論しながら弁護をしていれば、判事や裁判官の言葉を一語一句、被告人に通訳するのは、かなり難しいのでは?」と、若干、弁護士に同情の余地を見せた。  韓国では訴訟の数が年々増え、2013年には行政訴訟(3万8,182件)、国家訴訟(1万1,892件)の受理数はともに過去最高を記録。民事訴訟数も、12年の104万4,928件から、13年には109万5,915件に増加している。  一方で、訴訟が増え続ける現状に、裁判所のシステムが適応できていないという指摘もある。聯合ニュースの取材に答えたある法曹関係者は、「時間をかけて行われる大きな裁判以外の裁判の当事者たちは、(訴訟大国化やシステムの不備によって)不利益を被る可能性がある」と言及している。これからさらに訴訟数が増えれば、冨田選手が巻き込まれたような“うっかり裁判トラブル”が再び起こる可能性も増えてくるかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

「僕はISISが好きだ──」18歳の韓国人少年を“イスラム国”合流に導いた、孤独と疎外感の正体とは

isisiflag.jpg
 イスラム国(ISIS)の実態が世界中に広く知られつつある中、韓国でも関連報道が日ごとに増えている。湯川遥菜、後藤健二両氏の人質事件については言うまでもない。自国や韓国人とは関連の希薄なニュースながら、ほとんどトップ扱いだ。その事件経過や背後関係は、ウェブメディアを中心に毎日のように報じられている。  ISIS関連の報道には国際情勢を読み解く記事が多いが、韓国と関わる事柄も多く取り上げられている。特にISISと合流したとされるキム君(18歳 ※本名は公開されていない)については、社会的なショックとともに、さまざまな臆測を呼んでいるようだ。  キム君は2014年の9月ごろから、Twitter上にアラーをたたえる文章を掲載。10月からは、イスラム国の戦闘員や、現地の人々が写った写真をアップロードし始めた。ある時には、「現代は男性が性差別を受ける時代。僕はフェミニストを憎む。だからISISが好きだ」というメッセージも残している。失踪する3カ月前には、イスラム国への憧憬を率直に表現することが徐々に増えていったとされる。  その後、キム君は、Twitter上でメッセージをやりとりしていたとある人物から、「トルコに行けば、ISISと合流できる」と教えられた。そして、現地コーディネーターと目される“ハサン”なる人物の連絡先を教えられたのち、今年1月に韓国をたった。  1月9日には、トルコから弟に向けて「ここは今、夜だ」という携帯電話のメッセージを残しているが、それが最後のメッセージとなる。韓国当局の調べでは、キム君は翌日10日にトルコ南中部の県都キリスから、違法タクシーに乗りシリアへ越境。失踪したのではなく、自らISISと合流し、連絡を絶っている可能性が高いそうだ。  なぜ、18歳の韓国人少年はISISに合流しようとしたのか?  韓国では、少年の謎に包まれた行動の動機を探るためにさまざまな角度から検証がなされ始めているが、真実は本人に聞くまで知る由もない。ただし、いくつかの報道から、キム君の韓国社会での生活が浮かび上がり始めている。  キム君は小学校で暴力を受け、3回にわたり転校。中学にもなじめず、入学早々から休学となる。その後、自宅に引きこもり、ほとんど外に出てこない生活を長く続けていた。そのせいか、キム君を知る人はほとんどいない。両親ともメモを使って話すほど、外部との接触を徹底的に拒んでいたという。その、キム君と外の世界をつないでいたのは2つ。ひとつは、最後にメッセージを受け取った弟。失踪するまでの3カ月間、キム君は1666回にわたって携帯電話で通話したり、メッセージを送ったりしているが、そのうち1657回は弟にかけたものだった。そしてもうひとつが、イスラム国メンバーとされる人々とのやりとりだった。  自宅に引きこもった少年は、昨年3月からPCで“イスラム”、“ISIS”という単語を、延べ517回にわたって検索していた。Twitterなどオンラインで“友人”になったイスラム国メンバーらしき人物たちは、キム君にとても優しく接した。両者が“Brother”と呼び合うようになるには、そう長い時間はかからなかった。 「Brother, Just I say I want to join ISIS」――。  キム君から、そんなメッセージが発せられていたことが、後に明らかになっている。出発前にはすでに、ISISに合流すると固く心に決めていたのだろう。ある日、キム君は「トルコ旅行に行きたい」、そして「帰ってきたら検定試験(資格試験)を受ける」と、自ら両親に話を切り出した。外の世界とのつながりを拒んでいた息子の前向きな言葉に、両親は喜び、旅の手助けをすることを厭わなかった。家計は決して潤沢ではなかったが、息子に起こっている変化を逃したくない一心で資料を集め、個人ガイドを手配した。そして出発から数日後、息子は行方をくらました。キム君の両親は、「ISISに惹かれていることに気付けなかった」と、深く後悔している。  多くの韓国メディアは、残されたキム君の足跡から、韓国社会で孤独感を感じており、自分を認めてくれる居場所になるかもしれないISISに、深く惹きつけられたのではないかと推測している。  ISISと接触する若者が多いフランスで、ジャーナリストとして活躍するアンナ・エレナ氏も、イスラム国に惹きつけられる青年たちの中に、同様の疎外感と孤独感を見いだしている。彼女は、著書『Dans la peau d'une djihadiste’(直訳・ジハーディスト女性の身代わりになって)』の中で「淋しさに打ちひしがれている青少年たちは、自身に関心を寄せてくれるISISのメンバーに簡単に惹かれてしまう」と語り、フランス社会のひずみを暗に示唆した。  現在、ISISには国籍や人種を問わず、さまざまな国の若者たちが参加していることがすでに広く知られており、今後も増え続けるだろうと懸念するメディアや専門家も少なくない。もし、世界中の若者がISISに合流する動機のひとつに、社会に対する孤独感や疎外感があるならば、看過できない問題ではないだろうか。  朴槿恵政権は昨年、反イスラム国を鮮明に打ち出す欧米諸国に歩調を合わせる意を明らかにしている。一方で、足元の韓国社会では少子化、世代間格差など若者の生にとって不利な条件が整いつつある。そこから第2、第3のキム君が生まれないとは、誰も断言できない。実際に、欧米のメディアによると、キム君のほかにも2名ほどの韓国人がイスラム国に所属しているとの報道もある。ゆくゆく、韓国が自国民に銃を向けるという最悪のシナリオさえも、ただの妄想ではなくなってきた。  インターネットと孤独感に国境がない以上、日本でも同じような問題は容易に起こりうるかもしれない。テロに屈しないという言葉の意味は一体何なのか? その内実については、熟慮すべきだろう。 (取材・文=河鐘基)

「旭日旗を使うな!」韓国ネチズン“旭日旗クレーム”乱れ打ちに、世界中が大困惑……

koreancrame.jpg
問題となったデザイン(REDSKINS Twitterより)
 韓国の“旭日旗クレーム”が熱を帯びている。今回の舞台は、フランス。韓国メディアによると、1月下旬にパリで行われたファッション展示会「WHO’S NEXT」で、「REDSKINS」というブランドが旭日旗のデザインを用いたという。 実際に同ブランドの展示物を見てみると、中央に描かれた女性の背景に、旭日旗の象徴ともいえる赤い光線が描かれていた。展示物を現地で目撃した韓国人は、韓国メディアにこんなコメントを残している。 「韓国人として旭日旗を使用したデザインがあるということに侮辱を感じた。ヨーロッパの人たちは、旭日旗が日本軍国主義の象徴で、ナチスのハーケンクロイツと同じような意味を持っているということを知らないようだ。とても驚いているし、残念だった」  シャルリー・エブド銃撃事件以来、「表現の自由」が声高に叫ばれているフランスで、韓国がファッションブランドの表現にイチャモンをつけた格好だ。  少しでも旭日旗を連想させるデザインに対する韓国人のクレームは、今年に入っても絶好調と言わざるを得ない。1月中旬にも、映画『ベイマックス』に旭日旗を連想させるデザインが映り込んでいると、韓国ネチズンたちが騒ぎ立てた。彼らが指摘したのは、映画の中で、ある部屋に貼り付けられていたポスターだ。確かにそのポスターには赤い斜線が描かれているが、とても旭日旗には見えない。ウォルト・ディズニー・カンパニーコリアの広報代行会社も、「映画に旭日旗は登場せず、旭日旗を連想させるような意図もない」と説明している。  どこからともなく旭日旗を見つけてくる“発見力”もすごい。つい先日もオーストラリアで開催されたAFCサッカーアジアカップの公式ガイドブックに、日本人サポーターが顔にペイントした「旭日旗」が映り込んでいるとして、当該写真の削除を要求している。削除要請を出したのは、自称“韓国広報専門家”で、扇動的な活動で知られるソ・ギョンドク教授だ。  振り返れば2013年5月、イタリアの「BENJAMINS」というメーカーが販売していたスマホケースのデザインに対しても、「旭日旗を使うな!」とネチズンたちが抗議メールを送る騒動があった。一体どうやって見つけてきたのかと舌を巻くばかりだが、そのメールに対して同メーカーは「これはただの旗だ。何も問題はない。気に入れば買い、気に入らないのなら買わなければいい」と反論。その対応がネチズンたちの怒りに火をつける結果となり、「あれは戦犯旗で今の日本の国旗ではない」「無知であるなら少しは学べ」「もしナチスの旗を作ったらヨーロッパ人も黙っていないはず」などとEメールやSNSを通じた抗議が殺到した。韓国メディアも便乗して記事を掲載する騒ぎとなり、結局そのイタリアメーカーのホームページからは、旭日旗デザインのケースが削除されてしまった。もうこれ以上、韓国人と関わりたくなかったのかもしれない。  いずれにせよ韓国の“旭日旗クレーム”は、昨今ますます過激になっているように思える。ほとんど言いがかりに近いイチャモンは、控えてほしいところだが……。

ぼったくり上等、暴走事故激増、乗車拒否乱発……韓国でタクシーに「乗ってはいけない」3つの理由

3275463211_b3f542ab65_z.jpg
イメージ画像 Photo By MasDom from Flickr.
 旅行先で、ガイド代わりにタクシーを利用するのはよくあることだ。その道のプロに教わる穴場スポットなどは、通常のガイドにはない面白さがある。しかし、見知らぬ人に運転を任せる以上、予期せぬトラブルも起きやすい。中国人をはじめとする日本人以外の外国人旅行客が急増する韓国では、タクシー絡みの揉め事が多発。無視できない社会問題となっている。韓国観光公社と韓国警察の調べによると、2014年1~12月までの外国人観光客による韓国タクシーへの不満申告件数は、128件に上った。  中でも、運賃の“ぼったくり”は大きな問題となっている。年明け間もない1月12日にも、中国人観光客に対し、仁川空港からソウル市内のホテルまでの運賃を通常の10倍支払わせたことが発覚。運転手が警察に摘発された。  この一件は、中国人観光客が宿泊していたホテルにタクシーの相場を聞くことでぼったくりが明らかになったようだが、実際には妥当な金額を知らなかったり、泣き寝入りしたりしているケースも珍しくない。韓国では認可の下りているタクシーは、ナンバープレートの上2ケタが30~39番と決められている。外装や内装だけでは違法タクシーに気付くのが難しいが、最低限の確認は必須である。 また、韓国の深夜の暴走タクシーも危険だ。明け方近くになると、その数は徐々に増えてくる。乗るほうからすれば、ちょっとしたチキンレースである。暴走タクシーによる事故は年々増加傾向にある。韓国の個人タクシーは10年の約16万3,000台から大きく変動していないが、対物事故数は09年の4万3,761件(韓国個人タクシー協同組合調べ)から6万1,567件と、大幅に増加している。  運転手の不親切と乗車拒否も問題だ。昨年、ソウル市議会交通委員会に提出された公共交通機関への嘆願書は1万9,616件。そのうち1万3,717件がタクシー関連の嘆願だった。嘆願内容の種類を分けると、乗車拒否が4,470件で全体の32.6%に上り、次に不親切(31.7%)、不当料金(18.4%)が続く。  乱暴運転や乗車拒否などといった韓国タクシーが抱えるさまざまな問題は、低い安全意識と社納金(レンタル料金をタクシー会社へ支払えば、差額の売上が全額タクシー運転手のものになるシステム)に対する不満などの要素が複雑に絡まり合っている。現行の取り締まりには限界があり、専門家の中では、タクシーに速度制限装置の取り付けを義務化する制度の導入を主張する声も大きい。  日本同様、観光客誘致に力を注ぐ韓国だが、足元には解決すべきトラブルが山積しているようだ。 (文・取材=慎虎俊)

「韓国版ニコ生」で美女たちが赤裸々生トーク! ユーザーへの“性教育”が大人気!?

YouTubeより
 「アフリカTV」(AfreecaTV)をご存じだろうか? 2006年3月にスタートした、韓国を代表するネット配信サービスだ。一言で言うと、韓国版「ニコニコ生放送」。ここ数年で急成長を遂げているサービスで、昨年末には1日平均の視聴者数が300万人を突破した。日本にもすでに進出しており、今後さらにユーザーを獲得するだろうと予想されている。  その「アフリカTV」で動画配信を担うのは、通称・BJ(ブロードキャスト・ジョッキー)と呼ばれるユーザーたち。ユーチューバーやニコ生主といった動画配信者と同様、人気によって収益や名声を得ており、年間数千万円も稼ぐ人気BJもちらほら現れ始めているのだとか。その「アフリカTV」にはさまざまなBJがいるが、注目を集めているのは、やはり美人BJたちだ。中でも、“「アフリカTV」4大女神”のひとりであるキム・イブは、たびたびニュースメディアにも取り上げられるほどの人気ぶりとなっている。  キム・イブが配信する番組は、彼女のお気に入りの音楽をバックにしながら、視聴者の質問に次々と答えていくというもの。見た目は笑顔がかわいい妹系なのだが、いざ話し始めると、正直かつ歯切れのよいアドバイスが得意なお姉さんキャラという、至高のギャップがある。  また、テレビでは放送できないようなぶっちゃけトークが多いのも、キム・イブの番組が人気を得ている理由のひとつだ。イタズラ男子から、「子どもはどうやって生まれるの?」という質問が寄せられた際には、「あなたのパソコンの隠しフォルダに入れてある映像があるでしょ? それを男女がした時、一定の確率でできるわよ~。いっぱい見ているし、知ってるよね?(〃 ̄ω ̄〃ゞ」と、まったく焦った様子もなく瞬時に回答。このくだりは、“アフリカTVの女神、キム・イブの性教育”として、多くのウェブメディアで報じられた。  そのほかにも、「彼氏ができたら公開するんですか?」「イブさんは脇汗かきますか?」といった、セクハラに近い質問にもまったく動じず臨機応変に対応する姿が定番となり、ユーザーのツボにハマり始めている。  また、パク・ヒョンソは、地方なまりで親しみやすいセクシーBJ。酒に酔っ払って号泣したり、詐欺に遭いやすい自分の性格を嘆いたりと、飲み屋でくだを巻くオヤジのようなキャラが人気を博している。  韓国美女といえば、人形のような容姿で、言葉数少なく取っ付きづらいというイメージがあるが、「アフリカTV」に出演している美人BJたちは、そんな印象を良い意味で覆してくれる。韓国美女の本音と実態を知りたい方は、ぜひチェックしていただきたい。 (取材・文=河鐘基) キム・イブ動画 <https://www.youtube.com/watch?v=IdeGBetd4oU

韓国売春婦の海外流出が止まらない! “韓流ブーム”マカオで「一晩21万円」の荒稼ぎ!?

4195006004_14b881ca93_z.jpg
イメージ画像 Photo By Blemished Paradise from Flickr.
 韓国売春婦の“海外進出”が止まらない。1月18日、マカオで初めて韓国売春婦とブローカーが立件された。今回拘束された韓国人ブローカーらは昨年4~11月、中国人男性らが宿泊するホテル客室に韓国売春婦3~5人を連れていき、売春を斡旋していたという。 彼らが斡旋した韓国女性の多くは20代で、ネット上に掲載された求人広告を見てマカオに向かったそうだ。そこに書かれていた“誘い文句”はこうだ。 「マカオで働く利点。韓国と距離が近いです。お金の計算が確実です(この部分は重要ですよね)。宿泊場所はきれいで、洗濯や買い物は家政婦が手伝います」  実際に韓国売春婦たちは、マカオで高級アパートに宿泊。ターゲットは金持ちの中国人男性で、安くて一晩85万ウォン(約8万5,000円)、最高で210万ウォン(約21万円)も受け取っていたそうだ。  日本ではすっかり冷え込んだ印象だが、中国では今が韓流ブーム。そのため、韓国売春婦は高く“売れる”という。警察関係者も「韓流ブームによって、中国人の間で韓国人女性の人気が高い。マカオはアメリカ、オーストラリアに比べて距離が近いだけでなく、性売買の代金が高いため、短期間で稼ぐことができる」と韓国メディアに語っている。  ちなみに、先述した求人広告には、中国人男性の好む女性像についても書かれていた。 「マカオで働くお姉さんは、まず背が一番大切です。168cm以上の方。見た目はかわいいほどいいですが、笑顔が素敵な人もいいです。スラリとしていながら、ボリューム感のある、グラマラスな体形が好まれます」  そもそも韓国では、2004年に「性売買特別法」が施行されて以降、国内の風俗店に対する厳しい取り締まりが続いている。その反動から韓国性産業の舞台は、国内から海外へ移っていった。韓国売春婦の主戦場は日本、フィリピン、アメリカ、オーストラリアなど。当然、韓国国内でも「恥ずかしい韓流」などと批判的な世論が高まり、海外進出を問題視する声は日に日に大きくなっている。  しかし彼女たちの海外進出は、どうにも歯止めがきかないようだ。海外性産業に関連する検挙者数は年々増加。韓国警察庁の資料によれば、09年当時128人だった検挙者数は、13年に496人と、4年間で4倍近く膨れ上がった。  さらに問題として指摘されているのは、海外進出している韓国女性たちの職業だ。風俗嬢だけでなく、一般女性たちの参入が増えているという。例えば、数年前、オーストラリアで韓国女性の売春を斡旋していたブローカーが検挙された事件があった。韓国警察が摘発した女性たちの身元を調査してみると、大学生や会社員、休学中の学生などが多く含まれていたという。身元がバレやすい国内に比べると、海外での売春は抵抗が少ないのかもしれない。  舞台をマカオへと広げた韓国売春婦たち。このまま海外進出が続くようだと、韓国の評判は、ますます地に落ちていくことになりそうだ。

女性の6割が「婚前契約書が必要」!? 嫁姑問題で殺人も……韓国の過酷すぎる“夫の実家”事情

10110860173_d46354e27c_z.jpg
イメージ画像 Photo By Republic of Korea from Flickr.
 「浮気をしても怒らない」「離婚しても財産分与はしない」「暴言、暴行は禁止」。結婚を控えた2人が、そんなさまざまな約束事を取り決める“婚前契約”。ハリウッドスターなどの海外セレブの間では浸透して久しいが、日本ではまだまだなじみが薄いだろう。一方、韓国では最近、婚前契約書が必要と考える人が増えている。  1月上旬に韓国のある結婚情報会社が調査したところによると、20~30代の未婚女性(383人)の63.2%が、婚前契約書を「必要」と答えている。その理由は、「互いの人格を尊重するため」という声が最も多かったものの、次点には「平等な財産分与のため」「養育費のため」と、離婚を視野に入れた回答が続いた。  それも当然だろう。韓国の離婚率は1,000人当たり2.3件と、日本の1.9件に比べて非常に高い(総務省統計局「世界の統計2014」参照)。さらに、熟年離婚が年々増加しているという現実もあり、特に女性の場合、50歳以上の離婚件数が10年前に比べて141%にも増加している。  そんな“将来の保障”ともいえる婚前契約だが、すべてが法的に有効かというと、そんなこともない。情治国家などと揶揄される韓国にも、法の縛りは存在する。  例えば、「離婚の際、(妻側が)慰謝料と財産分与請求のすべてを放棄する」と婚前契約を交わした夫婦の離婚訴訟を見てみよう。夫の不倫が原因で離婚することになったこの夫婦だが、夫側は5年前に作成した婚前契約書を裁判所に提出し、「慰謝料と財産分与金は払えない」と主張。お互いが納得して婚前契約を交わしたわけだから、当然といえば当然だ。  しかし、裁判所は夫に「慰謝料1500万ウォン(約150万円)、財産分与金9,800万ウォンの支払い」を命じている。裁判所いわく、「夫婦は自由に財産に関する契約を採択できるが、だからといって婚姻の本質や夫婦平等、社会秩序に反する内容は許されていない」。いかに婚前契約を交わしたとしても、“公序良俗”に反する内容は認められないというわけだ。    そんな事情もあるからか、韓国では女性の結婚意識が年々下がっている。韓国統計庁の調査結果によると、未婚女性で結婚を望んでいる人は、わずか38.7%。女性の結婚離れが加速する原因としては、根強い嫁姑問題を挙げることができるだろう。  というのも、“祝日症候群”に悩まされる妻たちが増えているからだ。韓国では、日本のお盆に当たる秋夕(チュソク)に夫の実家に帰省するのが一般的で、親戚一同が集まり、祭事(チェサ)と呼ばれる儒教式の先祖供養が行われる。妻たちはそこで、チヂミやナムルなどの伝統料理を大量に作る作業に加え、掃除、皿洗いと、数日間にわたって朝から晩まで過酷な家事を強いられる。それが苦痛で仕方がないため、祝日を前後して頭痛やめまい、不眠症、うつになる人が多いというのだ。ストレスから“祝日症候群”に陥った嫁と姑が揉めて、殺人事件まで起こっているというのだから笑えない。    結婚後の複雑な問題を未然に防ごうと、婚前契約を求める韓国の未婚女性たち。婚前契約が密かなブームとなりつつある背景には、気の毒な結婚事情があるようだ。

「日本のマスコミに知らせて!」“ナッツ姫”騒動で揺れる大韓航空社内を飛び交う怪文書

737_at_Daegu_International.jpg
Wikipediaより
 “ナッツ姫”として世間を騒がせた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長の横暴ぶりが、次々と暴露されている。元客室乗務員からは「自分が気に入らない部下に暴力を振るうのが日常的だった」と、ブラック企業ばりの勤務態度を明かされたりしているが、実は東京にある日本オフィスでも、社員の間で密かに前副社長の“愚行”がささやかれているという。社員のひとりによれば「よくやりとりをしている韓国のスタッフから、前副社長の悪いウワサが書かれたメールが頻繁に送られてきている」というのだ。  その気になる中身だが、「整形代金の支払いで揉めた過去がある」という話も書かれていると社員。 「美容整形に通いながらも“イメージ通りではなかった”と何度もやり直しをさせた挙げ句、支払いも拒んで、医師から会社に苦情の電話が入ったことがあったそうです」(同)  整形大国である韓国だけに、整形自体は驚くような話ではなく、前副社長の夫もソウルの整形外科院長。整形話自体すでに韓国誌でも報じられており、こちらは過去、整形の疑いがある美人社員に『整形などせず、実力で勝負するべき』と説教をしていながら自身は整形を重ねていたという内容だった。  前出の社員によると「ほかにも『カナダ人の貿易商社マンにしつこく言い寄ってフラれた』などと不倫未遂疑惑の話もあった」という。さすがにこのレベルになると信ぴょう性は高くはないとするものの、学生時代から同級生に使い走りを命じていた強烈な性格が伝えられるなど過去の素行の悪さが伴い、“根も葉も”なゴシップが広まりつつあるようだ。  今回の事件は、自身が乗った機内で女性客室乗務員のナッツの出し方に激怒、離陸を遅らせたものだが、航空保安法違反などの容疑で逮捕され、国中から非難を浴びている。ただ、その背景には財閥「韓進グループ」の会長の長女で、入社わずか6年半で要職に就くなど創業者一族が極端に優遇されてきた社会の在り方に対する不満がある。  前出の社員も「韓国スタッフから送られてきたメールの中には、近いうちにベッド写真が流出するらしいという、明らかにウソっぽい話も書かれていましたが、その中に『連中の特別扱いを許すな』との意見もあって、内容よりもいかに一族の役員が嫌われていたかが分かる」と話す。  ナッツ姫の横暴は、韓国経済界が財閥に支配されている実態と、それに対する国民の嫌悪感を浮かび上がらせたものとなっている。社員からは話にあった一部メールを見せてもらったが、その中には「日本のマスコミにも知らせてください」という一文があった。隣国に恥を晒す話ではあるが、今回の件に限っては“特例”なのかもしれない。 (文=ハイセーヤスダ)