トマトを愛しすぎるカゴメのキテレツ発明に、韓国人が熱視線「やべぇ……」

YouTube「KAGOMEJP」
 今年で9回目を迎えた東京マラソン。テロの危険性も指摘されていたが、目立った事故やトラブルもなく、無事終了した。毎年、3万5,000人ほどが参加し、世界でも5番目の規模を誇る同大会だが、今年は少し違った意味で注目されたようだ。  大会を間近に控えた19日、協賛するカゴメがユニークなPR戦略を発表。ランナーにトマトを補給するためのロボット「トマタン」をお披露目した。トマトをこよなく愛する農学博士で同社社員の鈴木重徳氏は「トマトはスポーツに最適なのに、バナナに勝てない」と葛藤し、「トマトに足りなかったモバイル性」を組み込んだトマタンの開発にこぎ着けたという。  同ロボットは、背部に6~7つのトマトを搭載することが可能で、ランナーがボタンを押すと口元にトマトを運び、補給してくれるというユーモア作品だ。重量はなんと8㎏。大会当日は軽量化したトマタンを背負って、鈴木氏が完走を目指した。  お隣韓国でも、このニュースはほぼリアルタイムで報じられ、ネット上では大盛り上がり。称賛の声が多数寄せられている。   「やべぇ……久しぶりに笑った」 「スズキさん!8kg ww」 「むしろ、トマトをジュースにしてチューブにつなげたほうがよくない?」 「作った人は、トマトを愛しすぎ」 「やっぱりなんでもやってみるから、いい製品とかノーベル賞受賞者とか出るのかな」 「日本人は、ちょっとおかしいやつとか、クレイジーなやつに、すごいやつが多い」  カゴメはもともと韓国でも認知度が高い企業だ。過去に、大手新聞紙のひとつである東亜日報が、「日本の100年企業を行く」という連載シリーズで取り上げたこともある。そのため韓国人の頭の中には、“100年以上の伝統を持つ、真面目な日本企業”というイメージが定着していた。ただ、今回のプロモーションはそのイメージを一新。トマトが本当にウェアラブルになったかどうかは疑わしいものの、親しみやすく面白い企業というイメージは着実に広がり始めている。  このような反応は世界中に広がっているようで、カゴメがYouTubeに公開した動画の再生回数は、すでに34万回を超えている(25日現在)。コメント欄には、世界各国からコメントが寄せられており、好意的な内容も目立つ。鈴木氏をはじめとするカゴメ社の体を張ったPR作戦は、おそらく本人たちが思った以上に大成功だったようだ。  (取材・文=河鐘基)

世界進出する韓国製化粧品“K-ビューティー”、国内のパクリ合戦激化で自滅へ!?

amorepac.jpg
AMOREPACIFIC公式サイトより
 “K-ビューティー”という言葉をご存じだろうか? 特に男性には聞き慣れない単語だと思われるが、韓国産の化粧品を表している。韓国産の化粧品は、中国や日本をはじめとしたアジアで非常に人気が高く、2014年は輸出額2兆ウォン(約2,000億円)を突破。史上初めて貿易収支で黒字を記録した。ひと昔前まで日本人観光客が多く訪れていたソウル・明洞では、化粧品小売店が5年前に比べて4倍にも増加したそうだ。世界に韓国文化を拡散させる“韓流”の中で、化粧品が一つの柱としての地位を確立したと言ってもいいだろう。  しかし、そこは韓国。化粧品業界では売り上げが増加する一方で、“パクリ合戦”が熱を帯びているという。韓国の化粧品会社や業者同士で、商品の主要成分や容器デザインをパクリ合っているのだ。  例えば、韓国の2大化粧品企業、アモーレパシフィックとLG生活健康は、“エアクッション化粧品”について法廷で争っている。エアクッション化粧品とはファンデーションのことで、従来の塗るタイプではなく、ハンコを押すように使うという。アモーレパシフィックが開発した、同社のエアクッション化粧品の売り上げは、昨年は6,000億ウォン台にまで上るとみられている。そんな大ヒット商品をパクッたLG生活健康に対して、アモーレパシフィックが特許侵害と訴訟を起こしたというわけだ。LG生活健康側は、「誰もが作れる製品の特許は無効」と真っ向から対立。現在も決着がついていない。  大手ばかりではない。去る2月4日には、ある国内ブランドが販売していたマスクパックのデザインや成分をパクり、偽物を中国に輸出していた4人が立件されている。パクられた側の被害は甚大で、動物性クリームで有名な韓国のある化粧品会社などは300億ウォンの損失を出しているとも。国内関連企業のパクリ合いという“内戦”によって、「K-ビューティーが自滅しかねない」という危惧の声も出てきた。  もちろん、日本の化粧品もパクられている。例えば、「一心堂本舗」が販売している「動物フェイスパック」。上野動物園のジャイアントパンダとスマトラトラの顔をフェイスパックにデザインした商品なのだが、韓国の2つのメーカーが類似商品を発売していることがわかった。フェイスパックにデザインされた動物も、そのままパンダとトラだ。  現在アジアを超えて、アメリカへと勢力を拡大しているK-ビューティー。世界中の女性を虜にする魅力の裏側には、パクリ合戦という醜さも出てきた。お金のためなら手段を選ばない商法を改めない限り、せっかく人気に火がついた韓国産化粧品ブームも、すぐに鎮火してしまいそうだ。

歴代動員ランキング2位! 韓国版『ALWAYS三丁目の夕日』大ヒットで韓国人の愛国心がますます増幅中!?

1118238_650.jpg
(C)2014CJE&MCorporation,AllRightsReserved.
 昨年12月に公開された映画『国際市場で逢いましょう』が観客動員数1,335万人を突破(2月16日現在)し、韓国歴代動員ランキング第2位の『アバター』を抜いた。  監督は2009年に1,000万人動員で同年の国内最大ヒットとなった『TSUNAMI』のユン・ジェギュン。5年ぶりの新作に、『新しき世界』のファン・ジョンミン、『シュリ』のキム・ユンジンなど豪華なキャスト陣が花を添え、日本で大人気の東方神起ユンホも特別出演して銀幕デビューを飾った。  『国際市場で逢いましょう』は、1950年に開戦した朝鮮戦争の激動と混乱の中で、避難民が釜山で形成した国際市場を舞台に、家族のために生涯を捧げた父親の物語だ。主人公ドクスは、内戦中に父、妹と離れ離れになったトラウマを抱えている。残された家族の大黒柱として、西ドイツへの出稼ぎやベトナム戦争従事など危険な仕事にも進んで身を投じていくが……。  ちなみに、同作で描かれた西ドイツの炭鉱や戦時下のベトナムへの出稼ぎは実話だ。1960~70年代、失業率が高く、外貨不足に苦しんでいた韓国は、国策として労働者を送り出していた。ベトナム戦争に韓国が派兵したことは有名だが、軍人だけでなく、多くの民間人も派遣されていたことはあまり知られていないかもしれない。  トレーラーやポスターなどのパブリシティ素材を見る限り、本作は韓国版『ALWAYS三丁目の夕日』といったところだ。記録的大ヒットの要因は、“普通の男”の生きざまを通して、韓国という国の“生い立ち”を描いたからだろう。『ALWAYS~』は高度成長期に的を絞りノスタルジックなアプローチを試みたが、そこは韓国。歴史も感性も異なる近代史的な描写がふんだんに盛り込まれている。 「親世代への感謝の言葉を伝える映画。最も平凡な父親の、最も偉大な物語を描きたかった」と監督も言うように、本作は国づくりに献身した先代への讃美歌であり鎮魂歌でもある。韓国人にとっては、いま自分たちの住む豊かな国が、誰の、どんな苦労のもとに作られたかを学ぶ“教科書的映画”となった。“笑いあり涙ありの人情物語”が近代史と寄り添い、他国の観客には感じ得ないナショナリズム的カタルシスを生んだ結果、堂々の歴代2位を記録したと考えられる。  昨年夏に公開され1,700万人動員で歴代トップの『鳴梁(ミョンリャン)』は、韓国の歴史的英雄・李舜臣将軍が日本軍を撃退する話であった。ジャンルは異なるが、この2作が観客の愛国心を刺激したという共通点は見逃せないだろう。  抗日的な要素の強い『鳴梁』は日本の観客には薦めづらいが、『国際市場で逢いましょう』は“ALWAYS的テイスト”で親しみやすさがある。日本で“三丁目の人々”が懸命に生きていた頃、隣国ではどんな夕日を見ていたのか。  日本では5月16日に公開が決まったが、日本を含めた国際市場は、韓国の“国民的映画”をどう評価するだろうか? (取材・文=梅田ナリフミ)

「小保方晴子氏にならないで!?」韓国“美しすぎるリケジョ”クム・ナナに熱視線も……

201502140336_41180009145100_1.jpg
 STAP細胞をめぐる騒動で、理化学研究所を昨年末に退社した小保方晴子氏。今後、ES細胞の窃盗で刑事告訴されるという話が持ち上がるなど、ほんの1年前まで喝采を浴びていた時の人が、いまや犯罪者予備軍にまで落ちぶれてしまった。  小保方氏ほど世界的注目を集めているわけではないが、お隣・韓国でもいま、一人の女性科学者がスポットライトを浴びている。彼女の名は、クム・ナナ。来る3月、アメリカの「国立がん研究所ジャーナル(Journal of the National Cancer Institute)」に、彼女の論文「成人の体重増加とがんの関連性についての研究」が掲載されるそうだ。クム・ナナは最近、韓国の生物学研究情報センター「BRIC」が選出する「韓国を輝かせる人たち」に選ばれている。  クム・ナナと小保方氏は、同じ1983年生まれ。ただ彼女の経歴は、小保方氏以上に華々しい。慶北大学医学部を中退して、04年に米ハーバード大学の生物学科に進学。当時、マサチューセッツ工科大学にも合格していたそうだ。ハーバード大2年のときには“オールA”の成績とともに、新入生のうち成績上位10%の優秀な学生にだけ贈られるディトゥア賞(Detur Prize)を受賞。栄養学修士を取得すると、2010年からハーバード大の大学院に進んだ。今年5月に卒業する。  何よりもクム・ナナと小保方氏で大きく異なるのは、彼女が慶北大学在学中の02年、“ミス・コリア”に選ばれているということだろう。韓国を代表する美人選抜大会を勝ち抜きながら、科学者の道を選択し、さらに結果まで出している。まさに才色兼備の彼女に、ネチズンたちが「誇らしい韓国人だ」「できればアメリカで教授になってほしい。それがさらに国威を発揚することになる」「飲み屋でお金を稼ぐ女たちが多い韓国で、こういう人がいるというのは本当に救いだ」などと、惜しみない称賛を贈るのは当然かもしれない。  一方で、クム・ナナの“過去”についても注目が集まっている。もっぱらの話題は、ダイエット方法。過去に出演したテレビ番組でクム・ナナは、「ハーバード大学に在学中、ダイエットに疲れて一時的に過食症になり、65kgを超えたこともあった」と発言。その後、「トマト、鶏の胸肉、卵の白身などを取り入れた100日間のダイエットを通じて、15kg減量できた」などと明かした。高校時代にも勉強のストレスから太ってしまったことがあったが、大学進学後に10kgのダイエットに成功したそう。現在も身長172cm、体重52kgの抜群のプロモーションを保っている。  いま最も韓国を沸かせる女性となったクム・ナナ。ただ、脚光を浴びる反作用で、後々どんなアラが見つかるかはわからない。小保方氏のような転落劇が起こらないことを祈るばかりだ。

資産78.7億円でも韓国芸能人は“下流”? ペ・ヨンジュンが財閥令嬢と別れたワケ 

yonsamab.jpg
『ペ・ヨンジュン写真&映像集 PREMIUM DAYS -思い出の14日間-』(BOF international)
 ついに所属事務所が認めた。17日、元祖・韓流スターのペ・ヨンジュンが1年近く交際していた14歳年下の女性と破局したことを、所属事務所キーイースト社が認めた。韓国の一部メディアの間では昨年末から破局説が流れていたが、所属事務所が正式に認めたことで、日本でも一斉に報じられている。  その中には、ヨン様と相手女性の“格差問題”が原因となったのでは、と指摘する声も多い。何しろ、相手は財閥令嬢。彼女の父親は、産業用電力機器や電力システム分野において韓国ナンバーワンのシェアを誇るLS産電の副会長だ。日本では聞き慣れない企業だが、もともとは韓国の大手財閥として国際的に有名なLGグループの系列。父親はLGグループ創業者の4番目の弟で、LGグループがLG、LS、GSと分社化されたことで現在の社名となった。つまりヨン様は、大企業どころか大財閥の家系出身の令嬢と付き合っていたわけである。  しかも、家柄だけではなく、彼女自身が大金持ち。韓国のセレブをウォッチしているニュースサイト「財閥ドットコム」が1,825の上場会社・大株主と特殊関係にある人物の保有株式を評価した結果、ヨン様の彼女がLSグループの株式12万8,639株を保有しており、その株式価値は約102億ウォン(約10.9億円)に達すると報道されたこともある。こうした資産の大きさから「格差」という言葉が出てきたのかもしないが、ヨン様も負けてはいない。  ヨン様は、自身が設立し所属する芸能プロダクションであるキーイーストの大株主だが、前出の「財閥ドットコム」が発表する芸能人株長者番付によると、13年度は持ち株評価額が238億ウォン(約25.4億円)で4位。19日に発表された14年度番付では、735億9,000万ウォン(約78.7億円/4位)まで跳ね上がっている。格差どころか、稼ぎや資産額では財閥令嬢にも負けない大金持ちなのである。  それでもヨン様と財閥令嬢の恋が実を結ばなかったのは、「経済力ではなく、身分の格差が原因だったのではないか」とする意見も多い。というのも、韓国では芸能人の社会的地位は低く、芸能人を“タンタラ”と見下す俗語もあるほど。一方で財閥出身は、先のナッツ姫騒動を見てもわかる通り、貴族扱い。つまり、ヨン様といえども、しょせんは“タンタラ”で、財閥令嬢の親族の中にはヨン様との結婚を反対する者もいたとささやかれている。  いずれにせよ、今回の破局で、またしても婚期を逃してしまったヨン様。今年43歳になることを考えれば、そろそろゴールインしてもおかしくないが、お金があり、人気があっても結婚できないのは、大スターの宿命なのか。ヨン様の憂鬱と気苦労が心配だ。

“見せしめ”裁判で半年以上も出国禁止……サンケイ加藤前支局長問題、韓国弁護士に聞いてみた

20150218.jpg
 産経新聞加藤達也前ソウル支局長の出国禁止措置の解除が、またもや延長となった。昨年10月、記事でパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された加藤前支局長は現在、半年以上も韓国を出国できない状況に置かれている。日本では言論弾圧の動きを懸念する声も上がっているが、当事国の弁護士はどう見ているのだろうか? 「韓国国内にも、『言論の自由や、表現の自由を抑圧するのではないか』という声があります。一方で、加藤前支局長の記事によって、パク・クネ大統領の人格権や名誉が毀損されたという指摘もある。表現の自由と名誉毀損という、2つの民主主義的な価値が衝突したケースといえます」  そう答えてくれたのは、ソウル市内の教大駅近くに事務所を構える、カン・シノプ弁護士。名誉毀損問題などに詳しい、気鋭の弁護士だ。加藤前支局長の裁判には、表現の自由と個人の名誉というジレンマがあるということだが、最大の疑問点は、なぜ朝鮮日報の記事を引用した加藤前支局長は訴えられ、朝鮮日報にはなんのお咎めもないのかという点だ。 「国内メディアと海外メディアという違いがあります。産経新聞はより国際的な立場から、パク・クネ大統領を非難したことになる。また、表現の方法と程度の違いもあります。素通りできるように書いた記事と、悪質な意図を持って書いた記事では、意味が違ってくるはずです。現在も裁判中なので、そのような意図があったかどうかはわかりませんが、少なくとも大統領府に産経新聞や加藤前支局長に対する怨恨があるとは考え難い。どちらかといえば、国民に向けたメッセージ、つまり政治的なパフォーマンスといえるでしょう」(同)  政治的なパフォーマンスであれば、法的行為よりも危険性が高いのでは? 「だから大統領府は、政治的なパフォーマンスとは決して言いません。ただ弁護士の立場から言わせてもらうと、法的行為に見せた政治的行為です。捜査をして、起訴をするというのは法的行為。法律の枠を超えたものではありません。また、無罪となるか、有罪となるかというのも法律の問題です。韓国の裁判所も独立した機関であるため、大統領府の影響を受けることはあり得ません。ただ、加藤前支局長の裁判を行うということ自体に、政治的な意味があると見るべきでしょう」(同) セウォル号沈没事故は、日本で想像する以上に、韓国国民にとって大きな衝撃を与えた。沈没事故が起きた4月16日に、パク・クネ大統領がどこにいるかわからず、事故の報告を直接受けられなかったということになれば、国民からの非難は避けられないだろう。大統領府は、「そんな事実は決してない」と国民に伝えるために、国際的にも注目された加藤前支局長の記事を看過できなかったというわけだ。  韓国メディアの反応はというと、事実報道に徹しているという印象。加藤前支局長の記事の引用元である朝鮮日報も、「加藤前支局長は昨年8月3日、“パク・クネ大統領が旅客船沈没当日、チョン・ユンフェ氏と某所に一緒にいた”という趣旨の記事を掲載して、名誉毀損の容疑で起訴された」などと淡々と報じている。我関せずといった様子だ。  出国禁止措置が再び延長され、依然として厳しい立場にある加藤前支局長。韓国の実状を踏まえると、出国禁止はさらに続くことになりそうだ。 (取材・文=呉承鎬)

これが韓国の最新合法ドラッグ!? 「麻薬とうもろこし」に中毒者続出中!

dragcorn.jpg
「all about food」より
 日本のカルビー社と業務提携している、韓国・ヘテ製菓が発売する「ハニーバターチップ」。昨年、同商品が韓国人の間で大流行したことについては、既報の通り。  そんな韓国で、とある料理が“ポスト・ハニーバターチップ”として注目を集めている。その名も「麻薬とうもろこし」(麻薬コーン)だ。  韓国版クックパッドといえる料理レシピサイト「all about food」では、ここ3カ月間の間に麻薬とうもろこしの検索数が10万1,759件まで急増。ハニーバターチップ(17万7,880件)に次いで、2位に浮上した。すでに、韓国経済新聞、京郷新聞、SBS TVなど多くの大手メディアで、その人気や調理法が紹介され始めている。  ところで、麻薬とうもろこしとはなんなのか? その正体を突き止めるべく資料を読み漁ってみたが、なんてことはない。とうもろこしに特製ソースを塗って焼いた料理なのだ。ただ、そのあまりのおいしさに病みつきになる韓国人が続出しており、中毒になる域に達しているため、麻薬とうもろこしと命名されているようだ。  レシピはそれほど難しくない。 (1)下ごしらえとして、チーズパウダーを用意し、唐辛子をすりつぶしておく。また、とうもろこしも茹でて火を通す。 (2)温めたフライパンに、生クリーム100ml、バター70グラム、砂糖大さじ1杯、マヨネーズ1杯を入れ、とろみが出るまで混ぜながら、さらに加熱。 (3)とろみが出てきたらフライパンにとうもろこしを入れ、まんべんなくソースが絡まるように混ぜ合わせる。 (4)お皿に移し、チーズパウダーとすりつぶした唐辛子をふりかける。  麻薬とうもろこしのレシピには、とうもろこしをフライパンに入れる前にはちみつに浸すパターンや、完成後にレモンをふりかけるパターンがある。若者が集まる中心地である梨泰院や弘大のカフェでも、新感覚スイーツとして人気を呼んでいるそうで、SNSでの評判を中心に“麻薬とうもろこしの名店”も、すでにちらほら定着し始めているそうだ。  ちなみに、はちみつバージョンの麻薬とうもろこしを食べた韓国在住の日本人ライターは「う~ん、とうもろこしのハニーバターチップ味って感じですかね? っていうか、メキシカンコーンのパク……リ?」とイマイチな反応。  麻薬とうもろこしの起源は定かではない。ただもしかすると、品切れが続いていたハニーバターチップを手軽に食べる方法を考えた結果、麻薬とうもろこしが生まれたとも考えられる。いやはや、ハニーバターチップの呪縛おそるべしである。  韓国人は今年も、昨年に続き、はちみつとバター味のコラボレーションに骨抜きにされるのだろうか? いずれにせよ、チーズと唐辛子の刺激的な味が加わったポスト・ハニーバターチップ=麻薬とうもろこしに、中毒者が続出する現象はしばらく続きそうだ。 (取材・文=河鐘基)

“オフィステル売春”、出会い系アプリ、障害者を隠れみのに……巧妙化する韓国売春組織の手口

4195001111193_z.jpg
イメージ画像 Photo By Blemished Paradise from Flickr.
 2004年に「性売買特別法」が施行されて以降、国内業者への厳しい取り締まりが続いている韓国(記事参照)。数字だけ見ると、一定の効果があるように思えなくもない。ただ、いくつかの韓国メディアの報道によると、この数字は「法律施行の成果」では決してない。規制を逃れようとするより巧妙化した売春形態の増加に対して、捜査当局の対応が遅れている結果なのだという。  例えば最近では、“オフィステル売春”が流行している。都市部には、オフィステル(オフィス+ホテル)と呼ばれるテナントビルがあちこちにあるが、これは昼は事務所、夜は住居としても使えるスタイルの賃貸物件。見た目は普通のマンションで、一つひとつの部屋に中小企業や個人事業主が事務所を構えている。夜になると、その一室が売春に利用されるのだが、「一人暮らしの女性の家に遊びに行く」というのがコンセプトらしい。売春斡旋業者はそのオフィステルにはおらず、やりとりはすべてウェブや電話。支払いは女性が客から直接受け取るため、最後まで彼らが姿を現すことはない。  また、アプリを通じた売春も盛んになっている。韓国のランダムチャットや出会い系アプリでは、さまざまな売春情報が飛び交っている。その中のひとつに、“Jトーク”なる有名な出会い系メッセンジャーアプリがある。韓国捜査当局は、そのアプリに写真やメッセージを投稿している女性たちの大半が、売春斡旋業者に管理されているのではないかと疑っているという。捜査の目をかわすために、オンライン上で自然な出会いを装わせるというわけだ。  伝統的な店舗型風俗店も、摘発を避けるために法や民心を巧みに利用し始めた。盲目のマッサージ師を雇い、正式に認可を得て、店舗経営することが増えているそうだ。彼らは通常のマッサージのみを行うそうだが、警察にとってみれば、この手の店舗を摘発するのは難しい。障害者が働いている事業所を摘発し店舗が閉鎖されると、障害者が職を失うことになるからだ。しかも、障害者本人や関連団体から激しい抗議を受けることになるので、捜査対象にすることをためらうケースもある。摘発を免れるための手口は、今後ますます複雑化するとみられる。  「中央日報」には、性売買特別法について「法律の施行は一般社会では受け入れられたと思う。ただ、誰のための法律かはわかりません。現場で働く身としては、生計が苦しくなっただけです」という、ある30代売春婦のコメントが寄せられているが、やむを得ずに売春で生計を立てている者にとっては、いまや稼げる仕事ではなくなってきているのが現状だ。韓国・女性家族部の発表によると、売春せざるを得なかった女性たちへの自立支援金(政府支出)は、04年に約3億円だった。それから10年たった14年には、約13億円にまで膨れ上がっているという。また、女性をだまし、なし崩し的に売春に従事させる業者も増加傾向にある。  施行から10年、性売買特別法は見直しを迫られる時期に来ているようだ。 (取材・文=河鐘基)  

天皇陛下とヒットラーを同一視……韓国政治家の“過激発言”に見る「靖国反対運動」の空洞化

320px-Yasukuni_Jinja.JPG
(c)Lover of Romance(Wikipediaより)
「例えば、ドイツがユダヤ人虐殺について謝罪したからといって、ユダヤ人がその虐殺現場やヒットラーの墓を参拝するのか。日本が私たちに謝罪したからといって、私たちが靖国神社に参拝して、天皇の墓参りができるのか」  2月9日、ある韓国のラジオ番組で政治家が発したコメントが物議を醸している。司会者が思わず「度を過ぎた比喩では?」と聞き返すほど、過激な発言だった。  発言者は、韓国最大野党・新政治民主連合の鄭清来(チョン・チョンレ)最高委員。最近、同党の文在寅(ムン・ジェイン)代表が行った朴正煕(パク・チョンヒ/韓国第5~9代大統領)と李承晩(イ・スンマン/韓国初代大統領)の墓参りについての発言だった。  日本に当てはめると、安倍首相の祖父の墓参りをした民主党の岡田代表に、同党幹部が苦言を呈したという形になるだろうか。野党内からも反対意見が続出していたわけだが、要するにチョン氏はムン代表の墓参りに対する不満を、“靖国神社”というワードを使って表現したわけだ。  それにしても、なぜ彼はまったく関係のない靖国神社という単語をわざわざ使ったのだろうか? 「内部の不満を日本にぶつけるのは韓国の得意技」とも考えられるが、一方で、靖国神社問題がいつにも増して韓国国内でセンシティブな問題となっているからとも推測できる。というのも、今年が終戦70周年であるだけでなく、昨年末に“靖国神社反対運動”予算3億ウォン(約3,000万円)が全額削減されたからだ。  靖国神社反対運動の予算は、これまで靖国神社の参拝に反対するホームページや映像の制作などに使われてきたが、今年度の予算決算委員会を通過することはなかった。日本が「対外広報戦略」予算を約500億円に増額したこともあって、韓国国民は危機感を募らせている状況にある。  日本の過去清算問題を訴え続けている民族問題研究所は、「市民社会は韓日歴史問題の解決のために努力しているが、政治面は無責任な態度を一貫させている。靖国神社の反人道性を伝える外国語のホームページがないのはもちろん、韓国語ホームページすらないのが現状だ」と、韓国メディアに嘆く。政治家は、日本の首相が靖国神社に参拝するたびに大騒ぎして糾弾決議案を出しているが、実態はその程度なのだ。   政治家の過激発言で、ますます韓国国内でクローズアップされそうな靖国神社問題。すでに靖国反対共同行動・韓国委員会などは、「予算削減で困難が予想されるが、今年が植民地解放70周年に当たるだけに、歴史問題を世界各国に伝える努力を行っていく」と語気を強めている。いずれにせよ、予算も割けない現状があるだけに、例年以上にグダグダな靖国神社反対運動になりそうだ。

“キム・ヨナの亡霊”から逃れられない韓国フィギュア界……4大陸大会も、注目は「横断幕問題」だけ!?

81TSS1uMoSL._0214.jpg
『キム・ヨナ~銀盤の女王』(ユニバーサル ミュージック クラシック)
 2月12~15日まで、韓国の首都ソウルの木洞アイスリンクで行われているフィギュアスケートの4大陸選手権。羽生結弦は不参加だが、男子は宇野昌麿、女子は宮原知子など次世代スターが出場することもあってフジテレビで独占放送されるなど注目度が高いが、韓国でも関心が集まっている。   何しろ、韓国で同大会が開かれるのは5年ぶりのこと。フュギュアの国際大会が開かれることがめったにないだけに、3年後に控えた平昌冬季オリンピックに向けた予行練習の一つとして捉えられている。しかも、欧州を除くアジア、アメリカなど4大陸の選手たちだけで競われる大会ということで、ソチ五輪金メダルのアデリナ・ソトニコワらロシア勢の出場がないため、男女ともにメダル獲得が期待できるのでは、という目算もある。  もっとも、その期待に応えられそうな選手がいないに等しいというのが正直なところでもある。“韓国男子フィギュアの2トップ”とされるイ・ジュンヒョンとキム・ジンソの昨年の同大会順位は14位と16位と、トップ10入りすらできずにいるし、“ポスト、キム・ヨナ”として期待される18歳のパク・ソヨンも、昨年の同大会で9位。今季GPシリーズでも、5位が最高だ。韓国メディアは「韓国フィギア界の新しい看板」(聯合ニュース)と持ち上げるが、その実力はキム・ヨナの足元にも及ばない。そのため、一部のファンたちの間では、「韓国フィギュアの層の薄さが露呈される大会になる」「キム・ヨナが余計に恋しくなるだけ」と危惧する声もある。  しかも、大会前には韓国のフィギア・ファンたちを怒らせる処置も発表されている。主催者であるISU(国際スケート連盟)が、選手の横断幕を掲出する場合には事前承認を得ねばならず、許可を得ていない横断幕は没収するとしたのだ。  というのも、一部ファンたちの間で「キム・ヨナのソチ五輪銀メタルは不当」「ソチ五輪の誤審を糾弾する」「キム・ヨナのソチ五輪銀はロシアの策略だ」など、ISUを批判する内容の横断幕が掲げられる恐れがあるという情報を主催者側がキャッチしたとささやかれているのだ。世界中にテレビ中継される映像の中に、ISUを非難するバナーがあってはならないというわけだが、前例のない処置だけに、韓国のファギュア・ファンたちは猛反発している。「事前検閲」「表現の自由に抵触する」「ロシアの陰謀だ」と、さまざまな臆測も流れているほとだ。  ただ、これらの反応を言い換えれば、いまだにキム・ヨナの存在が韓国において絶大であることの裏返しでもある。ソチ五輪を最後に現役引退してから1年以上が過ぎるが、韓国では依然としてキム・ヨナ人気は高く、ファンたちは彼女への未練を捨てきれていない。まるで、「キム・ヨナ」という名の亡霊にすがっているようだ。  ちなみに、キム・ヨナに現役復帰の意志はなし。引退後は、ユニセフ親善大使を務めたり、コーヒー飲料、サムスン電子(洗濯機)、LG生活健康(洗剤)の企業CMに多数出演。9日には、平昌冬季五輪に関連した記念式典にも姿を見せるなどしている。  そのキム・ヨナの目に、地元・韓国で行われる4大陸選手権はどう映るのか。韓国のファンもメディアも、実はそれが最も気になるところかもしれない。