関ジャニ∞、ツアー発表もメンバー“だんまり”……「いい加減にして」とファン怒りの声

 3月上旬に伝えられた錦戸亮の脱退報道により、グループ存続が不安視されている関ジャニ∞。先日、7月14日の札幌ドーム公演を皮切りに5大ドームツアーを開催することが明らかになるも、ファンは「本当に大丈夫なのか」と不安を抱えているようだ。

 関ジャニ∞は2004年8月、シングル「浪花いろは節」にてCDデビュー。15周年を迎える今年は記念ツアー『十五祭』として、5大ドームでの計12公演が決定。7月14日の札幌ドーム後は、ナゴヤドーム、京セラドーム大阪、福岡 ヤフオク!ドームを回り、9月1~3日の東京ドーム公演でファイナルを迎える。

「3月6日、文藝春秋が運営するニュースサイト『文春オンライン』が『錦戸亮が関ジャニ∞を脱退へ』と報じ、ジャニーズファンは大騒ぎになりました。記事によれば、錦戸はジャニーズ事務所にグループ脱退の意思を伝え、退所に向けた話し合いを行っているとのこと。『週刊文春』編集部はジャニーズサイドに脱退について問い合わせるも、『期日までに回答はなかった』そう。翌7日に『文春』の誌面で詳細が報じられた後も、ジャニーズは公式コメントを出さなかったため、ファンの不安は募るばかりでした」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、12日にはツアー開催がスポーツ紙に報じられ、ジャニーズ公式サイトでもアナウンスされた。日程やチケット料金の情報は記載されたが、チケット申し込み方法の詳細は「4月下旬以降」に案内する予定という。

「スポーツ各紙は、メンバーを代表して大倉忠義のコメントを紹介。例えば『サンケイスポーツ』は『グループをめぐっては一部で錦戸が脱退する意向と報じられたが、大倉は「全ての方への感謝を込めて…全てのeighter(関ジャニファンの呼称)に笑顔になってもらえる最高で最強のプレゼント箱を持って、6人楽しみに会場でお待ちしています!」と力強く宣言』と伝えています」(同)

大倉の言葉によって、錦戸の報道は暗に否定されたように見えるが、ここへ来て、ファンをさらに心配させる出来事が発生。14日に更新された、公式携帯サイト・Johnny’s webのグループ連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」の記事が波紋を呼んでいるのだ。

「今回のツアーに言及したのが、横山裕ただ一人だったんです。横山は、自身が主演を務める舞台『北齋漫畫』(東京・グローブ座、6月)に触れた後、文末に『ツアーも発表になりましたね』『楽しもうね』とファンにメッセージ。他メンバーは、それぞれ仕事や近況を綴るのみでした。もちろん、ツアー発表の前にあらかじめ連載の原稿を準備していた可能性もあるでしょう。しかし、先週も錦戸の脱退報道に全メンバーがダンマリだったので、今週も意図的にツアーの話題を避けたのでは、と勘ぐられています」(同)

こうした現状に対して、ファンは「ツアーに触れたのが唯一、横山くんだけ。本当に大丈夫?」「ヨコだけが『楽しもう』って言ってる。他グループで、こんなことある!?」「結局、今週も当たり障りのないことだけ。ツアーが決まった喜びくらい言えないのかな」「そんなに乗り気じゃないなら、ツアーなんかやめればいいのに」と失望しているようだ。

 また、錦戸の去就がいまだスルーされている点について、「脱退なら脱退、解散なら解散でいいからハッキリしてよ」「不安にさせるのは、いい加減にして」と、しびれを切らすファンの声も。もはや悲しみや動揺より、一部ファンの感情は“怒り”に変わってきているようだ。

 次週の連載では、メンバーからの前向きな言葉や、うれしい報告に期待したい。

関ジャニ∞・錦戸亮、『ジャニ勉』で“前へ進む行動力”と“物怖じしない”メンタルが明らかに

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。3月13日深夜の放送では、関ジャニ∞メンバーの深層心理があぶり出される「ブラック心理学」のコーナーが放送された。

 まず最初の質問は、「小さな子どもから“大切なあるもの”を渡された。あなたは何を渡されて、それをどこに隠す?」というもの。これは、「小さな子ども」が自分自身で、「大切なもの」はそのまま、自分にとって大切なものを象徴するそう。答えた内容から「どんなウソをつくか」わかる質問で、詐欺師度も計れるという。

 このテストで一番“詐欺師度”が低いと診断されたのは、「カッチカチの泥団子を砂場の端っこに隠す」と答えた安田章大。反対に、最も詐欺師度が高かったのは、横山裕とゲストの高橋メアリージュン。二人とも、隠すものは「手紙」と回答し、横山はさらに「人に言えないような内容の手紙」だと付け加え、隠す場所は「金庫」としていた。これは「他人に言えない重要なことでウソをつき、重要な秘密を絶対誰にも明かさないタイプ」らしく、詐欺師度が高いと診断されていたのだった。

 一方、“判定不能”とされたメンバーも。それは、隠すものが「機密データの入ったICチップ」で、隠した場所を「隠さないでその辺に置いておく」と回答した、村上信五。「秘密を持っても全部オープン」と診断され、これにはメンバー全員大爆笑。丸山隆平からは「だってあんた、テレビで自分の秘密いっぱい言ってるよね?」とツッコまれ、村上は、天を仰いで「いっぱい言ってるなあ……」と漏らしていた。

 続いての質問は「旅の途中、大きな崖を登り切ったところに動物が。それは、どんな動物で、あなたはどうする?」というもの。この答えでわかるのは「運命の人に対するあなたの行動」ということで、ここから“プロポーズビビり度”が導き出されるという。

 この質問で一番“プロポーズビビり度”が低かったのは、錦戸亮。「鹿と出会って、打ち殺す。さばいて食べる」という衝撃的な内容だったが、「打ち殺す」という回答は、“前へ進む行動力”を表現し、物怖じせずにプロポーズができると判定されていた。

 そして、一番ビビり度が高かったメンバーは丸山、安田、大倉忠義の3人。この3人のうち丸山と大倉が動物を「ヌー」と回答し、まさかの「ヌー」かぶりにスタジオは大爆笑。3人に共通しているのが、その動物をただ眺めているだけだったことから、何も行動できていないため3人仲良くビビり度が高いという判定になったよう。

 今回の心理テストの結果にファンはさまざまな反応を寄せ、「プロポーズにビビっちゃう3人、可愛すぎる! 男前な亮ちゃんカッコよすぎる!」「めっちゃおもしろかった~」と、変わらず楽しそうなメンバーの姿が好評のようだった。
(アズマミサト)

関ジャニ∞・錦戸亮、『ジャニ勉』で“前へ進む行動力”と“物怖じしない”メンタルが明らかに

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。3月13日深夜の放送では、関ジャニ∞メンバーの深層心理があぶり出される「ブラック心理学」のコーナーが放送された。

 まず最初の質問は、「小さな子どもから“大切なあるもの”を渡された。あなたは何を渡されて、それをどこに隠す?」というもの。これは、「小さな子ども」が自分自身で、「大切なもの」はそのまま、自分にとって大切なものを象徴するそう。答えた内容から「どんなウソをつくか」わかる質問で、詐欺師度も計れるという。

 このテストで一番“詐欺師度”が低いと診断されたのは、「カッチカチの泥団子を砂場の端っこに隠す」と答えた安田章大。反対に、最も詐欺師度が高かったのは、横山裕とゲストの高橋メアリージュン。二人とも、隠すものは「手紙」と回答し、横山はさらに「人に言えないような内容の手紙」だと付け加え、隠す場所は「金庫」としていた。これは「他人に言えない重要なことでウソをつき、重要な秘密を絶対誰にも明かさないタイプ」らしく、詐欺師度が高いと診断されていたのだった。

 一方、“判定不能”とされたメンバーも。それは、隠すものが「機密データの入ったICチップ」で、隠した場所を「隠さないでその辺に置いておく」と回答した、村上信五。「秘密を持っても全部オープン」と診断され、これにはメンバー全員大爆笑。丸山隆平からは「だってあんた、テレビで自分の秘密いっぱい言ってるよね?」とツッコまれ、村上は、天を仰いで「いっぱい言ってるなあ……」と漏らしていた。

 続いての質問は「旅の途中、大きな崖を登り切ったところに動物が。それは、どんな動物で、あなたはどうする?」というもの。この答えでわかるのは「運命の人に対するあなたの行動」ということで、ここから“プロポーズビビり度”が導き出されるという。

 この質問で一番“プロポーズビビり度”が低かったのは、錦戸亮。「鹿と出会って、打ち殺す。さばいて食べる」という衝撃的な内容だったが、「打ち殺す」という回答は、“前へ進む行動力”を表現し、物怖じせずにプロポーズができると判定されていた。

 そして、一番ビビり度が高かったメンバーは丸山、安田、大倉忠義の3人。この3人のうち丸山と大倉が動物を「ヌー」と回答し、まさかの「ヌー」かぶりにスタジオは大爆笑。3人に共通しているのが、その動物をただ眺めているだけだったことから、何も行動できていないため3人仲良くビビり度が高いという判定になったよう。

 今回の心理テストの結果にファンはさまざまな反応を寄せ、「プロポーズにビビっちゃう3人、可愛すぎる! 男前な亮ちゃんカッコよすぎる!」「めっちゃおもしろかった~」と、変わらず楽しそうなメンバーの姿が好評のようだった。
(アズマミサト)

関ジャニ∞、ドームツアー発表も……錦戸亮脱退報道が「真実味増した」と指摘されるワケ

 関ジャニ∞が今夏ドームツアーを開催することが、オフィシャルサイトで発表された。「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、錦戸亮の脱退についてはノーコメントながら、各スポーツ紙では「錦戸も参加」「6人でのツアー」と伝えられており、少なくともこのタイミングでの脱退は、何とか回避できたようだ。しかし、一連の発表や報道の内容から、やはり錦戸の脱退の意思は固いものとみられているという。

 発表によると、関ジャニ∞は、7~9月にかけて、全12公演の5大ドームツアーを行うとのこと。最終日は9月3日の東京ドーム公演となっている。

「さらにスポーツ紙報道では、錦戸の脱退報道に触れながらも、詳細については伝えず、あくまで『ツアーに参加する』という旨だけがつづられている。また、メンバーを代表して大倉忠義が『全てのeighterに笑顔になってもらえる最高で最強のプレゼント箱を持って、6人楽しみに会場でお待ちしています!』などとコメントも寄せています」(週刊誌記者)

 昨年はツアーの詳細発表後、渋谷すばるが関ジャニ∞を脱退、退所することが明かされ、さらにツアーにも参加しないことが伝えられた。

「今回の錦戸に関しても、『渋谷のときと、ほぼ同じ流れになるのではないか』とマスコミ関係者はみていました。ツアーへの参加がスポーツ紙で発表されたことにより、ネット上にはファンの安堵の声が飛び交っている状況ですが、オフィシャルサイトでは、錦戸の進退には触れられておらず、結果的に脱退の真実味が増したとも言えます」(同)

 さすがに「全員参加のツアー」という部分に嘘はないと関係者はみているが、「ツアー後」については一切不明のままとなっている。

「もし錦戸本人が、スポーツ紙に『文春』報道を否定するコメントを出していれば、ファンも安心できたでしょうが、このままでは宙ぶらりん状態ですよ。何も言わないというのは、脱退したいという意思があることを、半ば認めているようなものですから。果たしてそれが発表されるのは、ツアーの前なのか、最終日なのか、それ以降のことなのか。いまだにジャニーズ事務所、錦戸本人としても、着地点が見つかっていない状況のようです」(テレビ局関係者)

 ジャニーズと関ジャニ∞メンバーには、ファンの不安な気持ちが少しでも晴れるような対応を取ってほしいものだが……。

関ジャニ∞・錦戸亮、脱退報道後初の『関ジャム』放送に「笑顔でよかった」とファン安堵

 3月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、錦戸亮が関ジャニ∞を脱退すると報道されてから、初めての放送となった『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。10日の放送回は、脱退報道が出る前に収録されたものと思われるが、メンバーがいつも通りの姿を見せたことに、ファンからは「亮ちゃんが笑顔でよかった。すべての憂いを吹き飛ばすね」「亮ちゃんが楽しそうで安心した……」と安堵の声が上がっていた。

 今回は「あまり知られていないスゴイ5つの楽器」というテーマで、バンドネオン、チェロ、アルパ、クラリネット、スティールパンが取り上げられ、中でも視聴者の関心を集めていたのは、クラリネット奏者・谷口英治が語る“クラリネット自虐”だった。

 クラリネットと言えば、吹奏楽やオーケストラでは人気のある楽器として知られているものの、谷口のようにジャズを専門としているクラリネット奏者は、「絶滅危惧種」と言われるほど目立たない存在なのだとか。

 “見た目が地味で音が小さい”というのが、クラリネットがジャズ界でメジャーになれない理由だと説明する谷口。さらに、ジャズでは花形ポジションのサックスやトランペットに比べると、「(クラリネットは)ただの棒じゃないですか」と、谷口の自虐は止まらない。あまりの言われように、村上も「自分の子どもディスりなさんな!」とフォローしたが、それもむなしく谷口は「裏とかも本当、ただの棒ですからね」とクラリネットをけなし続けていた。

 その後も谷口は「カッコいい音が出ないし、音も小さい……」「サックスやトランペットは、もう吹いただけでめちゃくちゃイケメンな感じがするんですね。クラリネットはね、『いい人~』って感じ」「吹けばカッコいい楽器もあるけど、クラリネットはそうじゃない」と自虐をし続け、ネット上では「自分の楽器の悪口を言いまくる演奏者、初めて見た(笑)」「自虐が過ぎるでしょ!」というツッコミが続出。

 とはいえ、管楽器の中では最も音域が広く、4オクターブ弱も出たり、工夫次第ではギターのようなカッコいい音を出すこともできるのがクラリネットだそう。テクニックを交えながら、谷口が「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏したところ、出演者からは大きな拍手が起こり「かっこいい!」と絶賛の嵐が巻き起こる。谷口は「工夫して吹いている。相当なテクニックがないと(できない)」などと語っており、自虐をしつつもストイックにクラリネットと向き合う姿には、丸山隆平から「テクニックが大変なんや……」と感心の声が漏れていた。また、錦戸は「選ぶ楽器によって、性格が出るんだな」と意味深なコメントを残しており、谷口は今回の放送で終始注目を集めていたのだった。

 次週は錦戸と大倉忠義が中島みゆきの「糸」(1998)を披露すると予告され、ネット上ではすでに「たっちょんと亮ちゃんの『糸』!? めちゃくちゃ楽しみ!」「来週が待ち遠しいよ~! 絶対リアタイで見る!」「くらりょで『糸』だと!? ありがとうございます!」と歓喜の声が続出。錦戸の脱退疑惑浮上で落ち込むファンは多いが、『関ジャム完全燃SHOW』では、いつもと変わらない姿を見せてほしいものだ。
(華山いの)

『トレース~科捜研の男~』最終回目前、錦戸亮が感情爆発! 主役の魅力が際立つ第9話!

(これまでのレビューはこちらから

 3月4日放映の第9話。『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ・2004年)で凛ちゃんを演じていた美山加恋が冒頭から死体として登場する、その衝撃の内容から。

 仮出所した富樫康太(和田正人)は元恋人・胡桃沢綾乃(美山加恋)の自宅で彼女の遺体を発見する。慌てて逃げ出した富樫は、容疑者として警察から追われることに。7年前に富樫を逮捕した虎丸(船越英一郎)は、彼の犯行ではないと信じるも、それが仇となり捜査から外されてしまう。虎丸は礼二(関ジャニ∞・錦戸亮)に富樫の無実を証明してほしいと頼む。正規の捜査でない真相の解明に、礼二ら科捜研の面々は挑むのであった。

 以上が第9話のあらすじだ。次章より、その内容を振り返りつつ、感想を綴りたい。

■「そうそうこれが見たかった!」感情爆発させた錦戸演じる真野礼二の活躍!

 第9話は、バランスのとれた良質な回だった。

 事件の内容・キャラクターの心情・最終話への伏線。すべて過不足なく描かれており、見易いと同時に、主人公・礼二たちの目線で富樫が助かってほしいと願えた。

 シンプルな物ほど、作り手の頭はフル回転になる。特に第9話は、礼二が家族を失った25年前の事件の振り返りと、メインの富樫の事件の起承転結を描かなければならず、情報量が多かった。

 それでもスルッと見れたのは、脚本の段階から情報の圧縮と連結が見事だったからだろう。

 今までは俯瞰して事件と向き合っていた主人公・礼二が、感情移入して事件に寄り添い、真実を導き出す。それ故に25年前の事件の情報提示を最小限にとどめる事ができていた。

 礼二が正規の依頼でないにもかかわらず、富樫の無実の証明を引き受けたのは、25年前家族殺しのレッテルを貼られた兄を想っての事だろう。虎丸が富樫への「俺だけが(殺してないと)信じてやらなきゃいけない」といった想いを聞き、口には出さないが、「兄にもそう言ってくれる人がいてくれたら」と礼二は感じたに違いない。

 また、富樫が元恋人・綾乃を殺した疑いの強い人間に報復しようとした際、礼二が感情を露わにして食い止める場面は珠玉のシーンだった。

 前提として富樫という男は、父親が犯罪者だったせいで白い目で見られる人生を送ってきた。唯一自分を信頼してくれた元恋人まで失い、自分が加害者として疑われている。「恵まれて生きてきたお前(礼二)には俺の気持ちはわからない」と言う富樫に対し、「俺も同じだ」と家族を失った過去を語る礼二。虎丸とノンナ(新木優子)を前にし、他人に知られたくない過去を持ち出してでも富樫を止めようとする自己犠牲には、胸が熱くなった。

 しかも、主観でなく根拠に基づいて捜査する礼二のキャラを損ねなかったのが素晴らしい。富樫に対して、「根拠がないまま疑う相手を狙うのは、犯罪者の息子だから罪を犯すと言ってくる連中と同じ」という旨を語る。バックグラウンドから誘発される感情の昂りと、性格に由来する説得の仕方……見逃し配信でいうと23分目からの5分間だけでもいいので、多くの人に見てほしいと感じる。

 先の回で必要な要素を組み上げながら名場面にしてしまうメイン脚本の相沢友子氏の腕は一級品であった。

■作中で描かれない関係性まで伝わる演出

 第9話の監督である三橋利行氏の演出も冴えていた。

 昨年4月期の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(同)でも、三橋氏の演出は、台本の良さを引き立てていた。台詞は聞き取りやすく、見せるべき画は見せるという基本を大切にする。無駄なオカズは挟まないため、話についていけなくなることはない。

 本作第9話においては、足し引きの塩梅が絶妙だった。タイトル前、礼二と虎丸が別々の方向を歩き出すだけの場面を濃く見せる事で「今回はこの二人が主軸の物語」とわかった。逆に、科捜研メンバーがノンナの恋心をイジる場面は、シリアスさが崩壊しないようアッサリと終わらせていた。

 またクライマックスで、逃亡する富樫を捜索する際、礼二の同僚たちが協力する場面がある。最終回に向けて特に描かなければならないのは礼二と彼らとの関係値だ。

 市原浩(遠山俊也)は、富樫との通話中の音声を解析するプロフェッショナルな側面で協力的な姿勢を提示できる。ここまでは台本領域であるが、相良一臣(山崎樹範)は捜索開始の際、礼二の肩をポンと叩いたのは演出と演技の領域の可能性が高い。相楽の兄の死の真相を解き明かす4話以来、あまり描かれなかった礼二と相楽との関係の進展が垣間見えた。

 富樫捜索の場面で、いつもエンディングで流れる主題歌を使った編集も、最終回直前だからこそできるニクい演出だった。

 連ドラ後半は、撮影スケジュールがカツカツとなる事が多く、本作も例外ではないと思う。そんな中でも、可能な範囲で出来る限りの事をしようとする姿勢が作品と同様に好感が持てた。

■最終回のセットアップとしても良質な回

 今回は同僚たちだけでなく、虎丸・ノンナと礼二との関係が深まる回だった。虎丸は礼二を素直に頼れるようになっており、ノンナも礼二への恋心を素直に認め、彼を救いたいという想いが明確となった。

 そんな温かい気持ちで繋がる仲間たちであるが、礼二自身は25年前の真相の解明を「復讐」と捉えている節がある。今回、富樫の救出を通して感情を爆発させたからこそ、真犯人と向き合ったときの礼二の行動が楽しみとなった。

 次回は、袴田吉彦が演じる兄の元同級生が絡む事件。11日放送の第10話にも期待したい。

(海女デウス)

『トレース~科捜研の男~』最終回目前、錦戸亮が感情爆発! 主役の魅力が際立つ第9話!

(これまでのレビューはこちらから

 3月4日放映の第9話。『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ・2004年)で凛ちゃんを演じていた美山加恋が冒頭から死体として登場する、その衝撃の内容から。

 仮出所した富樫康太(和田正人)は元恋人・胡桃沢綾乃(美山加恋)の自宅で彼女の遺体を発見する。慌てて逃げ出した富樫は、容疑者として警察から追われることに。7年前に富樫を逮捕した虎丸(船越英一郎)は、彼の犯行ではないと信じるも、それが仇となり捜査から外されてしまう。虎丸は礼二(関ジャニ∞・錦戸亮)に富樫の無実を証明してほしいと頼む。正規の捜査でない真相の解明に、礼二ら科捜研の面々は挑むのであった。

 以上が第9話のあらすじだ。次章より、その内容を振り返りつつ、感想を綴りたい。

■「そうそうこれが見たかった!」感情爆発させた錦戸演じる真野礼二の活躍!

 第9話は、バランスのとれた良質な回だった。

 事件の内容・キャラクターの心情・最終話への伏線。すべて過不足なく描かれており、見易いと同時に、主人公・礼二たちの目線で富樫が助かってほしいと願えた。

 シンプルな物ほど、作り手の頭はフル回転になる。特に第9話は、礼二が家族を失った25年前の事件の振り返りと、メインの富樫の事件の起承転結を描かなければならず、情報量が多かった。

 それでもスルッと見れたのは、脚本の段階から情報の圧縮と連結が見事だったからだろう。

 今までは俯瞰して事件と向き合っていた主人公・礼二が、感情移入して事件に寄り添い、真実を導き出す。それ故に25年前の事件の情報提示を最小限にとどめる事ができていた。

 礼二が正規の依頼でないにもかかわらず、富樫の無実の証明を引き受けたのは、25年前家族殺しのレッテルを貼られた兄を想っての事だろう。虎丸が富樫への「俺だけが(殺してないと)信じてやらなきゃいけない」といった想いを聞き、口には出さないが、「兄にもそう言ってくれる人がいてくれたら」と礼二は感じたに違いない。

 また、富樫が元恋人・綾乃を殺した疑いの強い人間に報復しようとした際、礼二が感情を露わにして食い止める場面は珠玉のシーンだった。

 前提として富樫という男は、父親が犯罪者だったせいで白い目で見られる人生を送ってきた。唯一自分を信頼してくれた元恋人まで失い、自分が加害者として疑われている。「恵まれて生きてきたお前(礼二)には俺の気持ちはわからない」と言う富樫に対し、「俺も同じだ」と家族を失った過去を語る礼二。虎丸とノンナ(新木優子)を前にし、他人に知られたくない過去を持ち出してでも富樫を止めようとする自己犠牲には、胸が熱くなった。

 しかも、主観でなく根拠に基づいて捜査する礼二のキャラを損ねなかったのが素晴らしい。富樫に対して、「根拠がないまま疑う相手を狙うのは、犯罪者の息子だから罪を犯すと言ってくる連中と同じ」という旨を語る。バックグラウンドから誘発される感情の昂りと、性格に由来する説得の仕方……見逃し配信でいうと23分目からの5分間だけでもいいので、多くの人に見てほしいと感じる。

 先の回で必要な要素を組み上げながら名場面にしてしまうメイン脚本の相沢友子氏の腕は一級品であった。

■作中で描かれない関係性まで伝わる演出

 第9話の監督である三橋利行氏の演出も冴えていた。

 昨年4月期の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(同)でも、三橋氏の演出は、台本の良さを引き立てていた。台詞は聞き取りやすく、見せるべき画は見せるという基本を大切にする。無駄なオカズは挟まないため、話についていけなくなることはない。

 本作第9話においては、足し引きの塩梅が絶妙だった。タイトル前、礼二と虎丸が別々の方向を歩き出すだけの場面を濃く見せる事で「今回はこの二人が主軸の物語」とわかった。逆に、科捜研メンバーがノンナの恋心をイジる場面は、シリアスさが崩壊しないようアッサリと終わらせていた。

 またクライマックスで、逃亡する富樫を捜索する際、礼二の同僚たちが協力する場面がある。最終回に向けて特に描かなければならないのは礼二と彼らとの関係値だ。

 市原浩(遠山俊也)は、富樫との通話中の音声を解析するプロフェッショナルな側面で協力的な姿勢を提示できる。ここまでは台本領域であるが、相良一臣(山崎樹範)は捜索開始の際、礼二の肩をポンと叩いたのは演出と演技の領域の可能性が高い。相楽の兄の死の真相を解き明かす4話以来、あまり描かれなかった礼二と相楽との関係の進展が垣間見えた。

 富樫捜索の場面で、いつもエンディングで流れる主題歌を使った編集も、最終回直前だからこそできるニクい演出だった。

 連ドラ後半は、撮影スケジュールがカツカツとなる事が多く、本作も例外ではないと思う。そんな中でも、可能な範囲で出来る限りの事をしようとする姿勢が作品と同様に好感が持てた。

■最終回のセットアップとしても良質な回

 今回は同僚たちだけでなく、虎丸・ノンナと礼二との関係が深まる回だった。虎丸は礼二を素直に頼れるようになっており、ノンナも礼二への恋心を素直に認め、彼を救いたいという想いが明確となった。

 そんな温かい気持ちで繋がる仲間たちであるが、礼二自身は25年前の真相の解明を「復讐」と捉えている節がある。今回、富樫の救出を通して感情を爆発させたからこそ、真犯人と向き合ったときの礼二の行動が楽しみとなった。

 次回は、袴田吉彦が演じる兄の元同級生が絡む事件。11日放送の第10話にも期待したい。

(海女デウス)

関ジャニ∞崩壊でジャニーズが方向転換も? 風間俊介ラインの「ソロ路線」シフトの可能性

 3月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、関ジャニ∞錦戸亮のグループ脱退と、ジャニーズ事務所退所を報じた。記事によると、昨年の渋谷すばる脱退を受け、グループ解散を望んだ錦戸が他のメンバーと対立し、孤立。最終的に錦戸がグループ脱退とジャニーズ事務所からの退所を申し出たという。

「SMAPの解散騒動以降のジャニーズは、完全に足並みがそろっていない状態。渋谷の脱退にしても、グループとしての活動ではなく、個人の活動を選んだ結果だし、嵐の活動休止も大野智の『休みたい』というわがままを聞いた形になっている。そして、今回の錦戸孤立のニュース。ジャニーズのグループは、どれもこれもひどいありさまで、メンバーが同じ方向を向けていないグループだらけになっています」(芸能記者)

 各グループの状況が悪化する一方で、グループに所属していない風間俊介は日本テレビ系情報番組『ZIP!』のパーソナリティーを務めるほか、ドラマやバラエティー番組にも多数出演。いつの間にか大ブレークを果たしている。

「基本的には“グループ”での活動を軸にするジャニーズ事務所なので、風間のブレークはうれしい誤算といったところでしょう。そして、グループに所属していないがゆえのフットワークの軽さも実感しているはずです。風間は過去に不倫報道などもありましたが、もしグループに所属していたら、かなり大きな騒動になっていたかもしれない。ソロで活動していたから、ほかのメンバーに迷惑をかけることなく、やり過ごせたという面もあると思います」(同)

 ジャニーズタレントの中では、風間以外にも、生田斗真、山下智久らが、グループに所属せずに活動している。

「生田は俳優としてずっと売れ続けていますし、ジャニーズ的には”優良物件”といったところ。山下については、スキャンダルも多く問題児ではありますが、ソロであるがゆえにどうにかごまかせているという側面はあるでしょう。これがもしもまだNEWSのメンバーだったら、山下と手越のダブルスキャンダルで、グループ崩壊もあったと思います。そういう意味では、山下はソロになったからこそ活躍できているということでしょうね」(同)

 1人のメンバーのトラブルが、ほかのメンバーにも悪影響を与えてしまうのがグループのデメリット。統率が取れていない現在のジャニーズ事務所では、そういったグループのデメリットばかりが目立ってしまいかねない。

「グループのメンバーが他のメンバーの足を引っ張るというような事態は、どんどん起こるかもしれない。そういう意味では、グループ活動をさせること自体がリスクになってくるわけです。もしかしたら、今後人気があるジャニーズJr.のメンバーを、グループではなく、風間のようにソロでデビューさせることもあるかもしれません」(同)

 いろいろな意味で岐路に立たされようとしているジャニーズ事務所。グループ重視の方向性が、大きく転換する時が近づいているのかもしれない。

関ジャニ∞・錦戸亮、脱退報道にメンバーがダンマリ……「不安煽られた」とファン落胆

 3月6日、「週刊文春」(文藝春秋)編集部のスクープ記事によって、錦戸亮の脱退疑惑が浮上した関ジャニ∞。騒ぎが収束しない中、翌7日にメンバーは公式携帯サイト・Johnny's webのグループ連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」を更新。その内容に注目が集まっていた中、6人が綴った内容にファンの不安は倍増してしまったようだ。

 6日配信のニュースサイト「文春オンライン」や、翌日発売の本誌が伝えたところによれば、錦戸はジャニーズ事務所に脱退の意思を表明しており、かねてから退所に向けた話し合いも行っていたとか。「文春」編集部はジャニーズに事実関係の確認を求めたが、期日までに回答はなかったとのこと。

「関ジャニ∞のグループ連載が、『文春』発売日と同日に更新され、ファンの関心は集中。メンバー6人分の原稿が通常通りアップされるも、誰も報道には触れず、それぞれ個人仕事や近況を報告する内容でした。当事者の錦戸は、主演を務める1月期の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)の撮影中だと触れ、『あとは最終話だけです!』『間に合うといいな』などと、ドラマ関連の話でまとめていました。記事タイトル名は『201903061950』で、おそらく6日の19時50分に書いたのでしょう。また、村上信五は自身が “塾長”となる即興劇『もしも塾』(4月5~7日)に言及したほか、大倉忠義は来年公開の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の台本と思しき写真を載せたのみでした」(ジャニーズに詳しい記者)

 そのほか、横山裕は映画を見たり、本を読んで「インプット」の時期にあると明かし、最後に「頑張りますね」と宣言。安田章大は2月に音楽劇『マニアック』が終わったばかりだが、「でも、休まねーぞー!」と、前向きな文章を綴った。なお、丸山隆平は個人の連載「丸の大切な日」も6日と7日の連日にわたって上がったが、報道についてはスルー。メンバーからの“安心できる言葉”を待っていたファンからは、落胆の声が上がっている。

 ネット上では「報道を否定してほしかった」「否定も肯定もなかったけど、大人の事情なのかな……」「否定しなかったことで不安が煽られた」「錦戸くんのドラマの話もうれしかったけど、変な方向にしか考えられなくて怖い」といったコメントが続出。一方で、「亮ちゃんは通常運転だし、むしろいつもより語ってくれてる。心配しなくていいんだな」「否定の言葉がないのは不安だけど、まだ脱退が未確定なら、どうか良い方向に進んでほしい」という意見も。

「2月半ばには、Kis-My-Ft2・横尾渉の脱退のウワサがTwitter上で騒ぎになりました。当事者の横尾は、この騒動を察知したのか、Johnny's webの連載で暗に否定。『親に変な事聞かれた』と前置きし、『くだらない嘘の情報かな』『迷惑だわ』と、直接的に“脱退疑惑”とは書かず、怒りの絵文字をつけて感情を露わにしていました。この横尾の件からもわかるように、週刊誌やネットニュースで報じられた疑惑に関して以外でも、タレントが望めばJohnny's webの連載で意思表示が可能ということです。つまり、今回それをしなかった関ジャニ∞の場合は、ハッキリと否定できる段階ではなく、事務所としても日記の内容に制限をかけていたのかもしれませんね」(同)

 ファンが悲しむ結果は避けてほしいところだが、果たして……。

関ジャニ∞・錦戸亮脱退後の「新体制」準備中!? なにわ男子推し、裏方進出……昨年から兆候

 3月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、関ジャニ∞・錦戸亮が、脱退の意向を示していることなどが報じられたが、ジャニーズに近い関係者は「関ジャニ∞周辺では、昨年からすでに“新体制シフト”の兆候があった」と、指摘する。

「関ジャニ∞は、昨年7月に渋谷すばるが脱退し、同12月にジャニーズ事務所からも退社していますが、『文春』によれば、錦戸は渋谷脱退を機にグループの解散を提案したんだとか。グループ存続を希望する他メンバーたちと折り合いがつかないまま、結局、錦戸だけが脱退するかもしれないというのです」(スポーツ紙記者)

 現時点では、「錦戸残留の可能性も残されている」(同)というが、水面下では事務所も“準備”を進めていた模様。

「まず、関ジャニ∞は、今年4月以降、グループとしての仕事が不思議なほど決まっていません。一応、コンサート開催は予定されているものの、テレビ番組やCMの仕事は、ごく一部を除くと“ほぼ白紙”状態になっているそうです。関ジャニ∞は、2017年から『プレミアムフライデー』のナビゲーターを務め、その一環として、関ジャニ∞にそっくりな『プレキン∞』というパペットグループも登場しましたが、公式SNSアカウントが、先月20日をもって突如閉鎖しています。不思議に思うファンも多かったようで、今思えば、錦戸の進退と関係があったのかもしれません」(ジャニーズに近い関係者)

 さらに、関ジャニ∞・大倉忠義と横山裕が昨秋、関西ジャニーズJr.のコンサート『Fall in LOVE~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~』をプロデュースし、現在も引き続き、関西Jr.のステージを手がけるなど、メンバーが“裏方”の仕事に関わり始めるという変化も。

「ジャニーズ内では最近、ジャニーズWESTやJr.ユニット・なにわ男子を、関西ジャニーズの代表格にしようという動きが出てきた。関ジャニ∞以外の関西勢を推すのは、錦戸、ひいては関ジャニ∞がどう転んでも、支障をきたさない体制づくりを目指しているからとみられます。逆に言えば、現時点で錦戸が脱退や退所を考え直せば、グループ活動は何事もなかったように継続していくということですが」(同)

 とはいえ、予断は許されない現状には間違いない。一刻も早くファンが安心できるような発表があればいいが、果たして……。