関ジャニ∞・大倉忠義、新婚・矢本悠馬の錦戸亮への発言に「夫婦で非常識なんですか?」

 2月16日放送の『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)に、錦戸亮、大倉忠義、丸山隆平が登場。ゲストには、現在放送中の錦戸主演ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(同)から船越英一郎、新木優子、矢本悠馬が出演した。

 オープニングトークでは、大倉が「錦戸さんはどうなんですか? 撮影現場では?」とドラマ現場での錦戸の様子を尋ねると、船越は「本当にいい座長だよ。スタッフ一人ひとりにちゃんと声かけて、現場のモチベーションを上げる役回りをきちんと果たしている」と称賛。

 錦戸の人見知りを気にしているという大倉に、錦戸は「人見知りはだいぶなくなったんやけど、今めっちゃ嫌。ドラマの現場と、全員おるわけじゃないけどメンバーの前では、なんかどんな顔していいかわからへんもん……」と早口で話し、ソワソワモードに。

 そんな中、錦戸は今年1月に結婚した矢本に「結婚祝い何ほしい?」と聞いたところ、「洗濯機かテレビって言われた」と告白。周囲からは「高っ」「高い!」という声が漏れると、錦戸は「高いよね?」と同意を求めた。

 すると、矢本は「違うんです。嫁に何がいいかなって聞いたら、『向こうスターやで。安い物頼んだらあかん』みたいになって……」と錦戸を“スター”と呼びながら言い訳を展開。錦戸は、「そう言うと、俺買わなあかんようなるやんか」「お前、洗濯機ってなんぼなるか知ってる?」と若干キレぎみになり、大倉も「夫婦で非常識なんですか?」と錦戸に加勢した。

 しかし、矢本は「聞かれた時は、いい背中してたんですよ。なんでも決めてええからみたいな……。かっこいいなみたいな」と錦戸をどこまでも持ち上げ、錦戸の苦笑いを誘っていたのだった。

 そして、ゲストが自分の独特のクセやエピソードを打ち明けて、一人だけ共感する人を探す「もひとりおるおる」コーナーでは、矢本が「スマホの充電が80%になると不安になる」と心配性の一面を見せると、これに共感する人はゼロ。

 錦戸は、「5(%)でも全然大丈夫。俺、だって1(%)からもう切れるなって時わかるやん。それ何回もあるで。週に1回は絶対ある」と携帯は充電せずにギリギリまで使うことを告白。また、新井は「10(%)切ったら不安」、大倉は「俺30(%)切ったらヤバイなと思う」と、それぞれ不安になる数字を語っていたのだった。

 この放送にネット上では、「亮ちゃんメンバーと共演者に挟まれてソワソワするって可愛すぎ」「亮ちゃん、人見知りも最近治ったらしい。良かった」「正直、気前よく洗濯機送ってあげてほしい」などの声が集まっていた。果たして、錦戸は矢本の結婚祝いに洗濯機をプレゼントするのか? 報告を期待したい。

 

錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』、『半沢』『逃げ恥』にも共通する“ヒットの法則”とは!?

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 2月4日に放映された『トレース~科捜研の男~』第5話。

 内容は、18年前の誘拐を機に行方不明となっていた女児が、現在の殺人事件の容疑者として浮上し、その真相に迫るというもの。次々と予想外な事実が発覚するスリリングな内容でありながら、ラストは感涙必至という高尚な回だった。

 今回のレビューでは、『トレース』というドラマ自体の魅力に触れつつ、2ケタ視聴率を維持する秘訣に迫っていく。さらに次週から突入する新章への期待も綴りたい。

■視聴者の本性まで炙り出す神回!!

 第5話は視聴者の引きつけ方に巧さがある。

「18年間行方不明だった女児が殺人犯!?」という切り口だけでもインパクトが強い。また、予想外の展開と共に、視聴者の善意と悪意を引き出しながら、画面にくぎ付けにする。中二病的な表現だが、前半では視聴者を天使にし、後半では悪魔にしてしまう巧妙な構造だ。

 前半は、子の無事を願う両親への共感という善意から物語にのめり込める。殺人現場に残された毛髪と、行方不明の女児のDNAが一致するところから物語は始まる。

「今娘はどこにいるのか?」「無事に生きていてほしい、けれど殺人犯であってほしくない」

 女児の両親の目線で礼二(錦戸亮)やノンナ(新木優子)の活躍を祈ることができた。

 後半は一変して、見る者に内在する悪意をくすぐる。そのターニングポイントは、女児の両親、島本彩花(矢田亜希子)と島本彰(山中聡)のDNA鑑定のくだりだろう。中盤で失踪中だった娘・ユウ(山本舞香)が警察に出頭するのだが、ユウ本人か確認するため、父・彰と母・彩花のDNAと一致するか鑑定を行う。ここで一波乱あり、彩花とは一致するも、彰とは一致しない。つまり彩花が別の男性と性的関係を結んだことになる。

 不倫をしたのか? 襲われたのか? それ以外の理由があるのか? 

 ゴシップ誌をめくるような邪な野次馬根性から、真相を知りたくなってしまう。そうして導かれたラストでは我々視聴者の涙腺を崩壊させ、善人に戻してくれる。彩花の過ちや彰の決断には賛否両論あるだろうが、18年間離れていた娘のユウが“何”によって、両親からの愛を感じていたのかは必見だ。ぜひ、見逃し配信などで確認してほしい。

 ただ、気になる点が一つ……どの回も家族愛を描いてばかりじゃないか!!

 第1話は母娘の絆。第2話は父娘の絆。第33話は娘の死と夫婦愛。第4話は兄弟愛。そして今回もまた、親子愛。

 こうして並べてみるとマンネリな作品にも見えるが、実は視聴率的な観点から言うと得策かもしれない。そう考えた理由を次章で述べる。

■高視聴率の隠し味は、ホームドラマ!?

 第5話の10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)も含め、『トレース』全話の平均視聴率は10.9%。この一年、月9で放映された、『コンフィデンスマンJP』(平均8.9%)、『絶対零度』(平均10.6%)、『SUITS』(平均10.7%)。まだ途中段階であるが、上記作品と比べても、トレースは一番の好成績を収めている。

 結果を支えているのは、前章でも触れた“家族愛”だろう。なぜ視聴率において得策なのかというと、2010年代の大ヒットドラマの共通点は、家族愛をスパイスにしているから。

『トレース』と同じ月9作品『コード・ブルー3』(2017年・フジテレビ)を見てみよう。こちらも医療ドラマでありながら、多くの回で家族愛が描かれている。メインメンバーや患者たちは、家族に関する悩みを抱えることが多かった。トレースで家族愛の描写が多いのも、同作品のヒットが影響しているのかもしれない。

 月9作品以外で例を挙げるなら、『半沢直樹』(2013年・TBS)。上司への倍返しが痛快な作品であるが、家族愛が重大な役割を担っている。半沢(堺雅人)が復讐を決意する理由は、父親の自殺。時として復讐鬼となる半沢の人間味を戻してくれるのが妻・花(上戸彩)。彼女に至ってはただの添え物にならず、半沢のピンチを何度も救うキーパーソンになっており、女性視聴者を置いてけぼりにしていないこともまた気持ちがいい。

『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年・TBS)でも、“契約結婚”という切り口から多くの家族愛を見せてくれた。みくり(新垣結衣)と津崎(星野源)の障害の多くが、家族を愛する気持ちから起きる。結婚挨拶を機に両親からの愛情を知り後ろめたい気持ちになったり、叔母・百合(石田ゆり子)に契約結婚だとバレないために協力し、二人の恋が発展したりする。

 平成に入って、ホームドラマ自体の視聴率は徐々に下がり、制作本数は少なくなった。けれど、現代ではさまざまなジャンルの作品のスパイスとして家族愛は活躍している。

 真正面から「家族の愛を描く」と謳われるとくすぐったい気持ちになるが、スリリングな事件や斬新なテーマの中に家族愛がサンドされていると惹きつけられてしまう。

 愛や憎しみ、さまざまな感情が混在しても、家族を想う気持ちは平成が終わろうとしている今でも変わらないのだろう。

■次週、新章突入!! 今後の展開は?

『トレース』の場合は、視聴率のためだけに家族愛を描いたわけではなさそうだ。その理由は第5話ラストのノンナの台詞。

「礼二さんって、次男ですよね?」という一言をキッカケに、礼二の兄が自殺したことがほのめかされる。原作では第1話から、礼二の家族の事件に重きを置いている。原作のメインストリームとなっていた要素をドラマでは懐刀にし、次週から始まる新章から濃密に描いていくようだ。礼二の家族の事件に入っていけば、今まで家族愛を描いた事にも意味合いが出て来るだろう。また、今まで描かれることの少なかった小雪や千原ジュニアらの演じる人物達がどのように物語に絡むのかも楽しみである。

 ちなみに具体的なネタバレは避けるが、礼二の事件には、『半沢直樹』っぽい復讐要素が絡んでくる。倍返し要素と家族愛のスパイス、大ヒットドラマの系譜を受け継ぐ本作の第6話にも期待したい。

(海女デウス)

錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』、視聴率復調の裏に木村拓哉をアゲた“福男”の存在!

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『トレース~科捜研の男~』の第4話が1月28日に放映された。

 感想から述べると、率直に素晴らしい回だと思えた。見易く温かい内容を受けてか視聴率は前回9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から11.0%に復調。また内容だけでなく、今勢いのあるクリエイターの起用が流れを掴んだ要因かもしれない。脚本家は今年公開の大ヒット映画を担当。さらに演出家も去年のとあるヒットドラマを手掛けた若手ディレクターだった。

 今回は近年のフジ作品をヒットに導く福男たちにスポットを当てながら、第4話の内容を振り返っていく。

■『マスカレード・ホテル』を書いた“アゲチン”脚本家

 第4話の脚本を手掛けたのは岡田道尚氏。『ライアーゲーム』や『信長協奏曲』(ともにフジテレビ系)などのヒット作にも名を連ねている脚本家だ。最近では木村拓哉主演・東野圭吾原作の映画『マスカレード・ホテル』の脚本を担当している。アゲチンなどと下品な表現で語るのが申し訳なくなるほどの若手有望株である。

 まずここで第4話の内容に触れる。礼二(錦戸亮)とノンナ(新木優子)が、兄殺しの容疑で逮捕された同僚・相楽(山崎樹範)の疑いを晴らし、兄の死に秘められた兄弟愛まで解き明かす1話であった。

 岡田氏は手短に語れるシンプルなストーリーラインを兄弟の愛憎で膨らませ、ラストは事件解決とともに視聴者を感動に至らせる。前述した『マスカレード・ホテル』でも、「ホテルの中に犯人がいる」というシンプルな切り口を、刑事・従業員・客たちのさまざまな人間模様で二時間に膨らませていた。

 もう一つ特筆すべきは、岡田氏の登場人物の頑(かたく)なな心境を解きほぐす際の技量だろう。『トレース』第4話でも事件解決までに、礼二とダメな兄を頑なに嫌う相楽の心境を一変させた。それだけでなく消極的だった科捜研メンバーを積極的な姿勢に至らせ、チームの結束力まで高めていた。

 物語の膨らませ方、人物の心境を変える技量、複数人を同時に動かすことの巧さ。

 岡田氏の長所は本作やマスカレード以外の作品でも遺憾なく発揮されている。それが作家性とも言えるだろうし、強みを自覚して前に出せているのかもしれない。クリエイターとしても仕事人としても、優秀な人なのだろう。

■進化し続ける“フジの若手演出家”

 今回は脚本だけでなく演出も素晴らしかった。演出家は相沢秀幸氏。調べたところ、5年ほど前から演出を手掛けるようになり、サスペンスやラブコメなど活躍は多岐に渡る。直近だと、ここ数年1ケタ視聴率を連発するフジの木曜10時枠で2桁視聴率の快挙を成し遂げた『グッド・ドクター』(2018年・フジテレビ系)の演出も担当している。

 さまざまなジャンルで培われた演出の幅は本作でも見られる。先週の第3話では、事件の冷酷さと人間の温かみの緩急で1時間をもたせた。だが、正直言えば、第1話と第2話を手掛けた松山博昭氏と比べるとテンポ感とキレがなく、モッタリとした印象ではあった。

 しかし、今回の第4話ではその課題を克服するばかりか、テンポとキレを武器にして見せた。

 ネタバレしてしまうが、クライマックスで、兄が保険金を自分に与えるために自殺を他殺に見せかけた事を相良が知るシーンは圧巻だった。

 相楽が幼少期の兄との想い出を回想しながら、死の真相を聞かされる場面なのだが、映像・音楽・台詞を折り重ねるタイミングを少しでも間違えていれば感動は薄れていただろう。しかし、「バカだな……嘘が下手なんだよ」と、亡き兄を想い泣く相良を起点に置き、回想映像を切り上げるタイミングと音楽を入れるタイミングは鳥肌が立つほど絶妙だった。

 その他にも、転んだノンナに礼二が手を差し伸べて立たせるシーンも良くできていた。下手に撮れば、突然ヌッと現れた礼二に驚き転んだドジな女・ノンナが立たせられるだけの場面。だが、テクノミュージックとの調和でカット割りを細かくし、礼二の前方不注意ぶりを忘れてしまうほど、礼二を演じる錦戸をカッコよく見せていた。

 役者と台詞を輝かせる相沢氏の演出をこの先も見てみたい。また今回を上回る進化を見せてくれるだろう。

■『踊る~』や『HERO』の栄光を捨てられないフジの風潮

 今回もまた、脚本家と演出家をベタ褒めしてしまった。しかし、指摘すべき点が一つある。それは、過去のフジ作品の焼き廻しとも思える場面の頻出だ。

 例えば、今回の消極的だった科捜研メンバーが憎まれ口を叩きながら、ノンナの捜査を手伝い始める場面。これは『踊る大走査線』(1997年・フジテレビ)の第4話の織田裕二演じる青島刑事が犯人を取り逃した万事休すの場面で、所轄の仲間たちが憎まれ口を叩きながら犯人を連れて現れるシーンと似通っている。

『トレース』に限ったことではない。近年のフジの刑事ドラマでは、チームの結束を上げる場面では何かと同シーンが使いまわされ、仲間感を見せる場面では『HERO』(2001年・フジテレビ)の横一列並びが多用されている印象だ。「どっかで見たな」という既視感は、見てる側を冷めさせてしまう。

 先輩社員を喜ばせるための踏襲なのか、尊敬の念を込めてのオマージュなのかはわからない。ただ、優秀な若手クリエイターには過去に縛られず新たな名場面を生み出してほしい。

『トレース』が良作故に無茶な注文をつけてしまったが、2月4日放映予定の第5話も楽しみにしている。

(海女デウス)

錦戸亮主演『トレース』視聴率1ケタに急落も、ドラマ版の“原作愛”が2ケタ復活を可能に!?

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『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)の第3話が1月21日に放映された。

 まずはそのあらすじから紹介。

 女子児童の遺体が発見され、礼二(錦戸亮)とノンナ(新木優子)は着衣から性的暴行の形跡が無いかを鑑定する。一方、虎丸(船越英一郎)ら刑事達は今回の事件が、過去2件の女子児童殺害と酷似している点から、当時容疑者に浮上した西内智幸(池内万作)をマークする。着衣から性的暴行の形跡は見られなかったものの、礼二とノンナは現場に落ちていた吸い殻についた唾液から容疑者・西内のDNAを検出。犯人断定かと思われたが、礼二は吸い殻に不審な点を見つける。それを皮切りに西内を犯人に仕立てようとする人物の存在が明らかになる。

 ここまでが第3話前半のあらすじ。虎丸の過去や刑事という仕事の痛みを描いた見応えのあるヒューマンドラマ回だった。

 今までの記事ではストーリーを中心に掘り下げたが、今回はまだ触れていない役者陣の演技、そしてこのドラマの原作について迫りたい。

■物語に厚みを加える役者陣の名演技!!

 第3話の見どころと言えば、虎丸が先輩刑事・鶴見(大地康雄)の悲しい過去を語るシーンだろう。

 ネタバレになってしまうが、西内を犯人に仕立てようとしたのは鶴見刑事。過去に女子児童を殺害した疑いが強いものの確証が出ないため平然と暮らす西内を、鶴見は何としても逮捕したかった。その理由は交番勤務時代のミスのせいで女子児童が殺される悲劇を招いたことを悔いていたから。虎丸は鶴見のしたことが許されないとわかりながらも、礼二に「ただ(鶴見の後悔を)知っていてほしかった」と、最後にポツリと言う。

 礼二に泣き言もお願いも言えない不器用な虎丸のその一言に「鶴見を許してあげてほしい」「西内が殺した確証を得るため協力してほしい」という気持ちが込もっていた。そのように感じ取れるほど虎丸役の船越英一郎の芝居は快演だった。第1話の、殺された女性を不憫に思い虎丸が涙を流すシーンもホロっと来る名場面である。

 船越英一郎だけでなく、礼二を演じる錦戸亮も素晴らしい。第2話で、落ち込むノンナに対して「お前はよくやった」と励ます際には、同僚を思いやる優しさと家族を亡くした人間としての憂いが込められていた。また、女優としては若手の新木優子だからこそ、新人研究員・ノンナの戸惑いを過不足なく抽出できている。

 各話の名場面に共通するのは、セリフがシンプルであること。これはメイン3人の役者への信頼があるからなのかもしれない。役者陣もその期待に応え、端的な一言の裏に秘められた登場人物たちの想いを、見事に表現している。

■ドラマ版『トレース』に原作愛はあるのか?

 このドラマの原作は古賀慶氏が「月刊コミックゼノン」(徳間書店)で連載中の『トレース~科捜研法医研究員の追想~』。サブタイトルの違いはさておき、内容に関して言えば共通する点も違う点も見受けられる。

 例えば、ドラマ版の第1話と第3話は原作にある小編を基に膨らませている。一方、第2話はキメラという特異体質が事件の鍵を握る骨子だけ抜き取り、肉付けを大きく変えていた。

 ストーリーラインに関して言えば、今後の展開も含めて原作に沿っている印象だ。しかし、原作とドラマ版の大きな違いがあるとすれば、先ほど絶賛した船越英一郎演じる虎丸刑事のキャラクターだろう。

 ドラマ版では科捜研にパワハラ気味な対応をする定年間際の刑事。仕事で家庭を犠牲にし、妻と息子とは絶縁状態の昭和堅気な男だ。一方、原作の虎丸は、生まれたばかりの子どもを愛し、科捜研に対して割と協力的なスタンス。肩の力も抜けたナイスミドルである。

 虎丸が好きな原作ファンからするとドラマ版の虎丸には納得いかない部分もあるだろう。しかしながら、虎丸を原作とは真逆なキャラにしたことでのメリットは多分にある。

 まず、虎丸を科捜研とって厄介な人間にした事で主人公・礼二に葛藤のラインができる。「刑事の勘だ」と主観で事件を見る虎丸に対して、原作でも頻出する「キモチワルイ」という口癖で反発するとともに、礼二の客観性を大切にする姿勢を色濃く出せている。

 また、前章で名シーンとして挙げた第1話の虎丸が涙を流す場面や、第3話の肝となった家庭を犠牲にした虎丸の後めたさも、ドラマ版の虎丸だからこそ生み出すことができた。

 ここまではドラマ版の改変を擁護する形になったが、原作ファンとしての私が嬉しかったポイントがある。それはメイン3人の被害者をいたわる誠実な姿勢がドラマ版の3人にも受け継がれていることだ。

 原作者である古賀慶氏は科捜研に居たことを明かしている。原作のディテールや登場人物が受ける痛みや悲しみは、研究員としての経験があるからこそ描けるのだろう。

 主人公・礼二が忌み嫌う主観で述べてしまうが、古賀氏は過去の仕事にも今の仕事にも真摯に向き合う誠実な人柄なのではないだろうか? そして古賀氏が生み出したキャラクターの誠実さを抽出できている時点で、映像化サイドの原作へのリスペクトを感じる。

 事件を解決しても喜んで終われない苦さ、そして原作から受け継いだ登場人物のDNAが最終回まで大切にされる事を願っている。

■3話の視聴率は9.6%……2ケタ台復活なるか!?

 今まで内容・役者・原作を賞賛してきたが、ここにきて懸念点が一つ出た。それは、第3話の視聴率が9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という1ケタ台に落ちてしまったことだ。

 裏で瞬間最高視聴率20%超のサッカー・アジアカップが放映されていたことが大きい。ただ、原作にもあるとはいえ冒頭から女子児童の着衣で性的暴行の有無を調べたのはあまりにも痛ましかった(私ごとながら、2話のノンナみたく晩ご飯を食べられなくなりました)。これは素人意見かもしれないが、前話のおさらい的なシーンを冒頭に入れて各登場人物の想いに触れてからスタートした方が、主人公の目線に乗って見られて、凄惨さが気にならかったかもしれない。

 あともう一つ気になったのが急にメイン3人以外の研究員メンバーの描写が増えたこと。

 視聴時は余計なオカズに思えたが、4話で研究員の一人が容疑者とされるため必要な描写であった。前回の記事と重複してしまうが、無駄のない機能美に優れたドラマに思える。

 1月28日放映予定の第4話が、より多くの人に見られることを、原作ファンとしてもドラマ版のファンとしても期待したい。

(海女デウス)

『関ジャム』蔦谷好位置、「あれ、めちゃくちゃいい」と称賛した関ジャニ∞楽曲に錦戸歓喜

 関ジャニ∞が毎回さまざまな音楽アーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。1月20日放送回は売れっ子音楽プロデューサーの蔦谷好位置、いしわたり淳治、mabanuaの3人がそれぞれの視点で、2018年のベスト10を発表していった。

 「ここで名前出た人確実に売れるから! これもし株やった買うもん!」とサバンナ・高橋茂雄も言うほど注目のランキングとなったが、中でも丸山隆平と大倉忠義が注目したのが、いしわたりのランキング10位に入った鳥取県出身のシンガーソングライター・杏沙子の「花火の魔法」。

 “花火の魔法にかかってしまえ わたしの病を患ってしまえ”という歌詞に「いいなぁ」「めっちゃギュッてきた、心に」(大倉)、「この感じで言われるのいいね」(丸山)と、2人はすっかり歌詞の魅力にハマってしまった様子。さらに丸山にいたっては「あの佇まいでやもんなぁ」と、杏沙子の透明感あふれる雰囲気にも触れ「強めの女の人が言うんやったら、まぁまぁ『やけどしちゃえ』もわかるけども、あのちょっとさぁフェミニンな感じの女の子に『やけどしちゃえ』って言われたらキューンとくるよね~」とメロメロのようであった。

 また、清竜人の「平成の男」という楽曲には「出た!」と錦戸亮が反応。かつて番組では、清が女性アイドルと一緒に“一夫多妻制アイドルユニット”の「清 竜人25」を組んでいるとを紹介したことがあったため、ユニットが解散して「また1人になった!」ことに驚きつつ、「いや、あの人大好きなんですよね~」とストレートに大好きだと告白していた。

 今回は、マイベスト1位には蔦谷が三浦大知の「飛行船」、いしわたりがヤバイTシャツ屋さんの「かわE」、mabanuaが中村佳穂の「You may they」をあげていたのだが、残念ながら3人のランキングの中に関ジャニ∞の楽曲は選ばれず。

 これに錦戸は「見て聞いたら『この曲いいな、この曲いいな』っていうのがいっぱいあるわけで、知ってる方がやっぱり人生楽しそうやし」と総評を述べながらも「あと、誰かの1位に関ジャニ∞がなれたらいいなと思う」と悔しさをにじませる場面も。

 すると、これを聞いて蔦谷は「僕、いい曲ありすぎて(今回は)選んでないですけど、関ジャニ∞のシングルのカップリング。錦戸くんと安田(章大)くんが作ったやつありますよね。あれ、めちゃくちゃいいじゃないですか」と2人が作詞・作曲した「All you need is laugh」をベタ褒め。これには錦戸と安田は驚きつつも目を合わせてから、がっちりと握手。

 さらに「ちょっとディスコっぽいサウンドでファンクネスもあるし。でも昔の90年代のジャニーズに『ちょっとこういうのあったな~』という感じも、懐かしさもあって」と褒められると「ありがとうございます!!」と錦戸はうれしそうな表情を浮かべていた。そしてファンからは「ちゃんと聞いてくださって、どこが良いかをきちんと詳しく語ってくださってる!」「番外編で入ったことにヒナちゃんもめっちゃうれしそう」「蔦谷さんに制作楽曲褒められたー!」「蔦谷さんからの評価めちゃくちゃうれしい」と歓喜の声が上がっていたのだった。
(華山いの)

『トレース~科捜研の男~』微減も、高視聴率! 錦戸亮人気だけじゃない、キープの秘訣とは!?

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『トレース~科捜研の男~』の第2話が1月14日に放映された。

 1話から0.5ポイントダウンするも、11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2桁視聴率をキープ。最近の月9の視聴率アップや、3連休の最終日という環境の良さも理由にあるだろう。

 だが、前クールの『SUITS』(同)が2話で、1話から3.1ポイントダウンの11.1%だったことを考えると、本作第2話は好成績だったと言える。今回は、なぜトレースが高視聴率に恵まれているか、その要因を考察したい。

■第2話あらすじのおさらい

 まずはあらすじを事件パートと人間ドラマパートに分けて紹介する。(ネタバレを防止したい人は、「フジテレビオンデマンド」や「TVer」での見逃し配信を見てから、本記事を読むことをお勧めします)

 まずは事件パートから。

 祝賀パーティ会場のバルコニーから突き落とされ死亡する外科医・真田和寿(名高達男)。真田の娘・有里(関めぐみ)は、バルコニーから逃走する被疑者・宮永渉(篠原篤)を目撃。現場バルコニーで宮永が真田と揉み合った際に残ったと思われる血痕が発見され、真野礼二(錦戸亮)と沢口ノンナ(新木優子)はDNA鑑定を行う。だが、血痕は別の人間のモノであった。

 宮永は釈放されるも、現場で彼の落とした折り鶴が発見される。さらに殺された真田も同じ折り鶴を所持していた。2つの折り鶴で被害者と被疑者の接点が見えてくる。

 捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)が、宮永が過去、真田の病院で骨髄移植を受けた患者だった確証を得る。宮永は他者の骨髄を貰い受けたことで、複数のDNAを持つ“キマイラ”という特異体質だったと発覚。血痕から宮永のDNAが検出されなかったのもそのためだ。

 真田を殺したのは宮永と断定しかけた矢先、有里が宮永に襲われる。宮永の真田殺害の動機は、有里に移植された心臓にまつわるエピソードにあった。そして、悲しい過去と事件の真相がわかり、第2話は幕を閉じる。

 以上が事件パートを中心に追ったあらすじである。そこに新木優子演じる沢口ノンナをメインとした人間ドラマパートが絡み合う。新人として科捜研の仕事に悩むノンナは、被害者の娘・有里と親交を深め、励まされる。しかし、科捜研の一員として父親が殺された理由が有里にあったというつらい真実を突きつける結果に。「真実で人は救えない」と落ち込むノンナを、礼二が「真実が人を前に進ませる。お前はよくやった」と前向きにさせる。

 第2話は、上記で分割した事件パートと人間ドラマパートの織り交ぜ方が見事だった。

 ストーリーの“構成”という類の話であるが、高視聴率の要因はその構成にあると感じる。次章では上記あらすじを元に、構成が高視聴率を呼び込んだ理由を分析する。

■最初から最後まで飽きずに見られる手品の種とは?

 タイトルまでの冒頭5分で、【主人公・礼二が仕事に苦悩するノンナと共に、宮永のDNA不一致の謎を追う回】だと分からせたことが、高視聴率の決め手だろう。

・開始1分まで――真田が転落し、娘・有里が被疑者・宮永を発見。

・開始3分まで――科捜研の足手まといとなっているノンナの苦悩を提示。

・開始5分まで――宮永のDNAと現場に残された血痕のDNAが一致しない。

 その後、人間ドラマはノンナの苦悩に集約し、ノンナが有里と励まし合う中で被疑者と被害者のバックグラウンドが見える作りになっていた。ノンナが悩むほど事件の真相に近づくという構造だ。その構造により、ドラマ冒頭で示した見所から物語が逸れることなく、事件の真相とノンナの悩み解消というゴールへと導かれていく。物語に脱線が少なく、視聴者が見たい部分だけを見せることができるため、飽きてチャンネルを変える人が少なかったのではないか。

 唯一の脱線といえば、あらすじでは触れなかった【虎丸の捜査班の解体の危機】という要素だけ。これは、DNA不一致により宮永を誤認逮捕したとされ、一週間以内に事件を解決できなければ班が解散するというもの。事件にもノンナの悩みにも作用しない要素ではあるが、一週間以内というタイムリミットと、解決すれば班の続行が叶うというメリットを提示できた。スーパーマリオでいうところの時間制限とピーチ姫の救出の役割と同じく、物語にメリハリを与え、のめり込んで見られる要素となっていた。

「冒頭で見所を明確に提示」「見所から脱線しにくい構造」「のめり込む要素の散りばめ」、その3点がバランスよく構成されていたことにより、第2話が見易く飽きないモノとなっていた。

■『トレース』は、他の事件モノまで面白くさせる作品か?

 前章で挙げた3つのポイントは、多くのドラマが心がけている基本ではある。ただ、『トレース』の場合は他のドラマ以上にセオリーに忠実で、見る人への配慮が行き届いている。その手堅さを、ウェルメイドに感じてつまらないと思う人もいるかもしれない。

 だが、スタンダードなドラマがあるからこそ、他のドラマの個性を楽しむことができる。2018年度の話題となった事件モノのドラマを例にあげてみよう。

 まずは『アンナチュラル』(TBS系)。この作品は、ベタな事件モノを見ている人ほど楽しめる作りになっている。「普通ならこうなる」というドラマ的なセオリーとは違う斜め上の展開が随所に見られた。また、『リーガルハイ』(フジテレビ系)や『科捜研の女』(テレビ朝日系)などの有名作品を意識したパロディ的な小ネタも頻出する。

 高視聴率を博した『99.9』(TBS系)であれば、他の事件モノよりもミステリー難易度を下げ、キャラの軽妙なやり取りに特化したドラマだと見てとれる。

『トレース』を基準に他の事件モノのドラマを見てみると、各ドラマの斬新さやドラマ全体のトレンドが見えやすくなるだろう。

 そう言うと、まるで『トレース』が無個性ドラマのようだが、本作の個性は細かいポイントに散りばめられている。紫のトレードカラーや、『科捜研の女』を意識したサブタイトルやキャラの名前(沢口靖子由来かもしれない、沢口ノンナ)が挙げられる。その小ネタを作中でイジることなく視聴者にツッコミを委ねてしまう割り切りも洒落ている。

 笑える、重厚、斬新など、ドラマを形容する言葉はさまざまだが、『トレース』は「美しいドラマ」と評するのが相応しい作品だと思う。真摯に視聴者を楽しませようとする心意気も、ドラマ界全体を見渡した上での存在意義も、何を見せたいのか明確な作品性も、美しいと感じるからだ。これは綺麗ごとかもしれないが、作り手の誠実さが、視聴率に反映しているとも思えてくる。

 今回は第2話の構成にスポットを当てたが、全話を通した構成も楽しみである。

 第1話では、『主人公たちはどんなキャラクターなのか』を、第2話では構成の絶妙さで『どんな事件を扱うドラマなのか』を丁寧に描いていた。

 1月21日放映予定の第3話では何を見せてくれるのだろうか。虎丸の先輩刑事が過去に捜査した事件と酷似する児童の殺人を扱うため、虎丸のキャラや過去にスポットが当たるのか。それとも許しがたい殺人で、メイン3人の事件へのリアクションの違いを示してくれるのか。作り手の意図や意識にも注目しながら、第3話を楽しみにしたい。

(海女デウス)

錦戸亮主演月9『トレース』視聴率12.3%の好スタート! “科捜研の男”はまさかの胸キュンドラマ!?

 2019年1発目の月9ドラマ、『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)が1月7日に放映スタート。前クール『SUITS』(同)の初回14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)には及ばないものの、2桁視聴率の好発進だった。

 本題に入る前に、本作の内容を紹介。

 科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸亮)と沢口ノンナ(新木優子)のコンビが、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)らの反発の中、指示されていない捜査や鑑定で、事件の真相へとたどり着く1話完結型の物語。

 本記事ではトレースの見どころを登場人物や制作陣にスポットを当て、紹介したい。

 キーワードは“胸キュン”と“程よい距離感”。1シーン目から切断された左手がゴロッと転がる事件モノなのになぜ胸キュン?……。その理由は、次章より第1話の内容に触れながら、解説していく。

■シリアスなストーリーに散りばめられたキャラ萌え要素

 切断された左手を元に、礼二とノンナがバラバラ遺体を山中で発見。それを機に、被害者女性の家庭内暴力を受けた過去、そして被害者女性が誰を守ろうとし、誰に殺されたのかまでを科学鑑定を元に解き明かす1話だった。

 ルールに抗い刑事の指示なく真相の解明をする科捜研の男。指示を聞かない男を怒鳴り圧力をかけるベテラン刑事。2人の板挟みで振り回される新米研究員のヒロイン……と、事件モノではベタな構図と言える。しかしその分、1シーン1シーンに無駄が少なく、難しい専門知識は分かりやすく説明され、ハイスピードな展開ながらついていくことができる洗練された1作であった。

 引き込まれる要因は、前述した3人の男女それぞれの魅力だろう。

 まずは主人公・礼二。「他の人と視点が違う」というのが彼の魅力なのだが、捜査や鑑定以外の場面でも、視点の違いは生かされていた。バラバラ遺体を発見して食欲を無くした新人・ノンナに対し、「彼女(被害者)は君に見つけてもらって感謝してると思う」と励ます。ただのバラバラ遺体が、殺されるまで普通に生活していた一人の女性だったとノンナだけでなく視聴者の認識まで変えてしまう名シーンだった。

 ノンナ自身も守られるばかりの受け身な女性のままでなく、事件の鍵を握る関係者に感情でぶつかり解決の糸口を掴む活躍を見せた。

 また、礼二を怒鳴ったり担当から外したりする虎丸刑事のキャラは特に秀逸。傍若無人なパワハラ刑事に見せながら、裏では上司からは嫌味を言われ、家に帰りを待つ家族は無く、人生を刑事の仕事に捧げてきたという不器用な男だ。ラストは報われない被害者女性を哀れみポロっと涙を見せてしまう人情家ぶりまで垣間見える。

 淡々と3人の人物像を書き連ねたが、正直思う。何たるや胸キュン要素のつまった人たちだろうか……!!

 錦戸扮する礼二の最大の武器は天才的な頭脳でなく、同僚や被害者にふと垣間見せる優しさ。新木優子も媚びる女でなく仕事に正面から立ち向かう強い女子。船越英一郎は中年の悲哀と孤独を背負った涙もろいオッサン(しかもツンデレで負けず嫌い)。

 濃い面々とはいえ、キャラを強調するための無駄なお笑いシーンやお涙頂戴シーンをわざわざ作らず、ストーリーを捜査や鑑定から脱線させずにキャラの魅力を出せていた。

 役者陣の力量もさることながら、演出家や脚本家の手腕も素晴らしい。

 次章では本作の演出家と脚本家について迫りたい。

■脚本家と演出家はフジヒットドラマを支えた名コンビ

 まずは脚本家の相沢友子氏。『やまとなでしこ』(2000年、フジテレビ系 ※中園ミホ氏と共作)『恋ノチカラ』(02年、フジテレビ系)などを手掛けて来たベテラン作家である。演出家の松山博昭氏も『信長協奏曲』(14年、フジテレビ系)などのヒット作のメガホンを取った実力者だ。

 そして、その二人がタッグを組んでいたのが本作と同じ月9の事件モノ『鍵のかかった部屋』(12年、フジテレビ系)。本作と同様に、程よい距離感の3人の男女が事件を解決するスタイリッシュなドラマであった。

 この、“程よい距離感”というのは、相沢友子氏のなせる技なのかもしれない。前述した『恋ノチカラ』も堤真一と深津絵里が、上司部下の程よい距離感だったからこそいじらしくなり応援してしまう、見ていて幸せな気持ちになれるラブストーリーだった。

 本作『トレース』にはラブの要素はなさそうだが、メイン3人のキャラ萌えに加え、3人の距離感にも着目すれば、事件モノ+αの楽しみ方ができるかもしれない。

■『トレース』が再認識させてくれた月9の在り方

 月9はトレンディ時代の恋愛ドラマ全盛期を経て、最近では事件モノが多くなった。ジャンルの違いはあっても、キャラの魅力を楽しめる枠が月9だったなぁと本作を見て再認識させられた。『東京ラブストーリー』の赤名リカ(鈴木保奈美)、『ひとつ屋根の下』の“あんちゃん”こと柏木達也(江口洋介)、『やまとなでしこ』の桜子さん(松嶋菜々子)、『ガリレオ』の湯川教授(福山雅治)など、ジャンル問わずヒット作品には忘れられない人物がいた。対して、ヒットしなかった作品は登場人物がどんなキャラだったかハッキリと思い出せない。

 本作『トレース』も、キャラの個性や、やりとりにスポットを当てれば今の高視聴率を持続できるような気がする。

 今後も、黒幕的な存在感を出している千原ジュニア扮する刑事部長などキャラクターで楽しめそうな要素が満載だ。第2話以降も、楽しみに見続けていきたい。

(海女デウス)

関ジャニ∞・錦戸亮、「『粉雪』は“僕の歌”だと思ってる」発言にファン「異論ナシ」の理由

 関ジャニ∞が、毎回さまざまな音楽アーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。12月23日放送回はクリスマス直前ということで「20~50代が選んだ雪の名曲ベスト20」が発表され、「雪の名曲」が解説された。

 ランキングトップ10は、10位「All I Want for Christmas Is You」(マライア・キャリー)、9位「WINTER SONG」(DERAMS COME TRUE)、8位「白い恋人達」(桑田佳祐)、7位「恋人がサンタクロース」(松任谷由実)、6位「クリスマス・イブ」(山下達郎)、5位「レット・イット・ゴー~ありのままで~」(松たか子)、4位「ロマンスの神様」(広瀬香美)、3位「なごり雪」(イルカ)、2位「雪の華」(中島美嘉)、1位「粉雪」(レミオロメン)だった。

 1位の「粉雪」を受けて、進行役の村上信五から「(錦戸)亮はいかがですか? 1位」と話をふられた錦戸は「ね、粉雪ね」といろいろと思うところがあるよう。村上も「いろいろあるでしょう」と意味深なコメントをしていたが、実は2005年に放送されていた錦戸出演のドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)の挿入歌なのだ。このドラマで錦戸は難病を患った主人公(沢尻エリカ)の恋人役を演じていた。

 そのため錦戸は「僕が出てたドラマの……僕が出てきたらこの歌が流れるんですよ。そうなんですよ。だから僕もう勝手にこれもう『僕の歌!』と思ってるんですけど」とコメント。これに村上も「でもなるよな。イメージはつくもん」と同調すると、ネット上でも「そうそう、『粉雪』と言えば亮ちゃん」「やっぱ亮ちゃんにとっても“僕の歌”なんだ。確かにそうだよね」「錦戸亮さんが粉雪を『僕の歌』と言ってたけど、これにはドラマファンもレミオロメンファンも異論はないと思う!」と、納得だというコメントが寄せられていた。

 そしてジャムセッションでは、ギター錦戸、ベース丸山隆平、ドラム大倉忠義に加え、ボーカルに中島本人を迎えて「雪の華」をセッション。しかし、同番組内で以前に渋谷すばるが歌ったこともあるだけに、「すばる思い出しちゃうー。なんか切ないよ」「すばる思い出して泣きそうになる」と思い出して切なくなってしまった人もいたようだ。

 しかし「雪の華」解説中には昔のトークVTRが流れ、そこには渋谷の姿も。これには「関ジャムにすばるくん!」「すばるくんがいるー!」「雪の華の解説で久々にすばるくん! もう映ってるだけでうれしくなる」と喜びの声が上がっていたのだった。

 年内でジャニーズ事務所を退所するため、今後は過去の映像使用が難しくなるかもしれない渋谷。それだけに、今年最後の番組で渋谷の姿が見られたことはファンもうれしかったことだろう。
(華山いの)

関ジャニ∞・錦戸亮、「『粉雪』は“僕の歌”だと思ってる」発言にファン「異論ナシ」の理由

 関ジャニ∞が、毎回さまざまな音楽アーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。12月23日放送回はクリスマス直前ということで「20~50代が選んだ雪の名曲ベスト20」が発表され、「雪の名曲」が解説された。

 ランキングトップ10は、10位「All I Want for Christmas Is You」(マライア・キャリー)、9位「WINTER SONG」(DERAMS COME TRUE)、8位「白い恋人達」(桑田佳祐)、7位「恋人がサンタクロース」(松任谷由実)、6位「クリスマス・イブ」(山下達郎)、5位「レット・イット・ゴー~ありのままで~」(松たか子)、4位「ロマンスの神様」(広瀬香美)、3位「なごり雪」(イルカ)、2位「雪の華」(中島美嘉)、1位「粉雪」(レミオロメン)だった。

 1位の「粉雪」を受けて、進行役の村上信五から「(錦戸)亮はいかがですか? 1位」と話をふられた錦戸は「ね、粉雪ね」といろいろと思うところがあるよう。村上も「いろいろあるでしょう」と意味深なコメントをしていたが、実は2005年に放送されていた錦戸出演のドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)の挿入歌なのだ。このドラマで錦戸は難病を患った主人公(沢尻エリカ)の恋人役を演じていた。

 そのため錦戸は「僕が出てたドラマの……僕が出てきたらこの歌が流れるんですよ。そうなんですよ。だから僕もう勝手にこれもう『僕の歌!』と思ってるんですけど」とコメント。これに村上も「でもなるよな。イメージはつくもん」と同調すると、ネット上でも「そうそう、『粉雪』と言えば亮ちゃん」「やっぱ亮ちゃんにとっても“僕の歌”なんだ。確かにそうだよね」「錦戸亮さんが粉雪を『僕の歌』と言ってたけど、これにはドラマファンもレミオロメンファンも異論はないと思う!」と、納得だというコメントが寄せられていた。

 そしてジャムセッションでは、ギター錦戸、ベース丸山隆平、ドラム大倉忠義に加え、ボーカルに中島本人を迎えて「雪の華」をセッション。しかし、同番組内で以前に渋谷すばるが歌ったこともあるだけに、「すばる思い出しちゃうー。なんか切ないよ」「すばる思い出して泣きそうになる」と思い出して切なくなってしまった人もいたようだ。

 しかし「雪の華」解説中には昔のトークVTRが流れ、そこには渋谷の姿も。これには「関ジャムにすばるくん!」「すばるくんがいるー!」「雪の華の解説で久々にすばるくん! もう映ってるだけでうれしくなる」と喜びの声が上がっていたのだった。

 年内でジャニーズ事務所を退所するため、今後は過去の映像使用が難しくなるかもしれない渋谷。それだけに、今年最後の番組で渋谷の姿が見られたことはファンもうれしかったことだろう。
(華山いの)

関ジャニ∞・錦戸亮、「ピンクスパイダー」Wボーカルで「MIYAVIを完全に食ってた」と視聴者絶賛

 関ジャニ∞が毎回さまざまな音楽アーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。12月9日の放送回には、バイオリニストのNAOTO、ギタリストのMIYAVI、マリンバ奏者のSINSKE、そしてDJ IZOHをゲストに迎え、“一流のスゴ技ナマ実演SP”が行われた。

 これまで6度のワールドツアーを成功させたMIYAVIだが、スラップ奏法を披露してみせるとベースを担当している丸山隆平は「すげー!」と感動。ただ、MIYAVIは感覚的に弾いているだけのため、「自分でも何をやっているのかわからない」とのこと。ギターとバイオリンのコラボには、「CD欲しい! すげぇわ!」と大倉忠義も大満足で、丸山は「ベースには出せない音だった……」と感嘆の声を漏らしていたのだった。

 そしてDJとマリンバという異色のコラボについては、「いや~貴重なコラボ! ありがとうございます」(村上信五)「いや、見られへんよ。こんなん」(横山裕)とこちらも感動していたのだった。

 そんな中で、視聴者から最も注目を集めたのが、錦戸亮とMIYAVIのWボーカルで披露された楽曲「ピンクスパイダー」(1998)。いつもとは違うロックな歌い方に「ただただ痺れた! やられた! ドキドキさせられっぱなしだよ」「錦戸亮ちゃん、ハマりすぎ。かっこいい! かっこよすぎる!!」「錦戸亮ちゃんがかっこよすぎて苦しい」「ピンクスパイダーのりょうちゃん、ほんとこれぞ錦戸亮って感じ」とファンは大絶叫。

 さらにファン以外からも「『SONGS』(NHK)のMIYAVI版も良かったけど、関ジャニ∞とのセッションはさらにかっこよかったー!」「錦戸君の歌い方がかなりhideに寄せているように感じたのは俺だけかな。個人的にはかなりうれしかった」「錦戸亮さん、めっちゃ痺れる! あのMIYAVIを完全に食ってた! 歌声も存在感もちょっと他を寄せ付けない」といった大絶賛の声が寄せられていたのだった。

 アイドルとしての姿だけではなく、さまざまな一面を見せている錦戸亮。これからも、関ジャニ∞を引っ張っていくボーカリストとして、さらなる進化をみせてほしいものだ。
(華山いの)