樹木希林の信心事情にメスを入れた、山本晋也監督の不敵さ

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『キネマ旬報 』2007年 4/1号(キ
ネマ旬報社)

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎確信犯?
 内田裕也釈放の報を伝えた『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で、離婚の意思がない樹木希林について、山本晋也カントクが、しつこく何度も「何か宗教的な理由でもあるんでしょうかねぇ?」と問いかけていた。カントクは、樹木希林の「信心事情」は何も知らないらしく、キリスト教のカソリックのような「離婚が禁じられている宗教に彼女が入っているのではないか」という、他意のない疑問を口にしてただけなのだが。その間周囲に漂う緊張感たるや。空気ピーン。「私としては特にそういったことは確認しておりません」と進んで答えて場をしめた福岡翼の「うまく収めたでしょ? 頼りになるでしょ? ベテランでしょ?」というどや顔が印象的。まだ福岡翼なんか使ってたんだ。テレビって奥が深いな。

村西とおる監督が命名した、"内田裕也的"ライフスタイルとは?

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その際は講師としてよろしくです

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◎ロハスに次ぐライフスタイル
 内田裕也の件で、ヒモ生活者のことをブログで「ロープライフ」と命名した村西とおる監督。素晴らしいネーミングセンスだ。「ロープライフ」か。こう書くと何かすごくオシャレで進化した生活体系みたいな感じがする。「BRUTUS」(マガジンハウス)とか「Pen」(阪急コミュニケーションズ)で特集されそう。ここはひとつ、ぜひ『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)で、ヒモ有名人集めて「素晴らしき我がロープライフ」って特集組んで欲しいな。ゲストは大竹まこと、松坂慶子の夫、キャンドル・ジュン、山路徹あたり。「ヒモ体質の女の見分け方」「相手の家への転がり込み方のコツ」「金の巻き上げられる夢の語り方」等々、テーマを掲げてポイントを伝授。最低大竹まことと山路徹は出てくれると思う。今すぐお電話を。

女子スポーツ界を混乱させる、「ガールズ」というネーミングの罪

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ガールズケイリン公式サイトより

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◎呼称では誤魔化せない壁
 競輪で、女子選手による競技が復活するらしい。そのまんま「女子競輪」でいいのに、ネーミング「ガールズケイリン」だと。そうやって、かわいい呼称にすりゃいいと思って。どう見ても「ガールズ」って人材いなかったぞ。女子ゴルフが「ガールズゴルフ」になったら、不動裕理は困るだろう。だから女子ゴルフは女子ゴルフ、不動裕理は不動裕理、アン・ソンジュはアン・ソンジュでいいのである。何言ってるかよく分からんが。とにかく、浮つきがちな「女子スポーツモノ」は、身の丈に合った呼称を。要は「鏡持ってこい鏡」ってことだ。

"あの頃"に戻ろうとする矢田亜希子に注がれる業界の視線

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矢田さん、目が怖いよ!

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◎元嫁のいじり方
 TBS系『教科書にのせたい!SP』に出ていた矢田亜希子。背中バックリ開き、おリボンつきのフリフリのドレス着て、髪型も昔のままの前髪多めのストレート。「私自身は、一番よかったあの頃と何ら変わってないんですよ」という必死のアピールなんだろうが、いくらなんでも若づくりしすぎだろう。背中の肉は、ダブついてはいないけれども、確実に若い娘さんのそれとは質感が違うし、カワイイつもりの厚め前髪も、間から見える目尻のシワがかえって目立ち逆効果。「例の前夫の件」を忘れてもらいたくて、「あの頃」再現に必死なのだろうが、そのメンタリティーがかえって世間に「あー、無理してんなぁ」と例の件を思い出させる引き金に。ま、どういう風に出てもみんな「押尾の元嫁」としか見ないんだけど。番組で、「時間を自由に戻せる電子アート」ってのを無邪気に動かしてたんだが、「ホントだー、時間が戻るぅ」とはしゃぐ矢田の姿を見た誰もが「出来ることなら結婚前に時間を戻したいんだろうなぁ」としみじみしたと思う。この画ヅラを提供した制作側に、深遠な意地悪さを感じた。

批判も覚悟し、「24時間マラソン」ランナーを徳光和夫にした理由

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『24時間テレビ』公式サイトより

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◎動脈硬化のCMもなかったことに?
 スーちゃん急逝、夫カチンコですっかり忘れてたけど、「24時間マラソン、ランナー徳さん」は大丈夫なのか。一度心臓やっちゃってるんだぞ。発表で、裏番組の『JINー仁ー』(TBS系)に勝ちたかった一心の出オチじゃないのか。いや、いい。出オチでいい。今謝ってくれたらそれで許すから、何も聞かなかったことにするから、「勢いで言っちゃいました、すみません」って撤回しないか。「想定外でした」は通用せんぞ。愛で地球を救う前に、まずは徳さんを救ってくれ。

松山ケンイチ&小雪の結婚会見で、誰よりも「女」だった存在とは

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「あなたみたいなひよっこに大丈夫
なの?」だって

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◎最大のリスペクトを
 結婚を発表した松山ケンイチ&小雪。マツケンだけが会見してたが、その会場にいた女性芸能リポーターたちが、何かみんなケンがあってコワかった。マツケンに、というよりは小雪に。「付き合って驚いたことは?」「怒られないですか?」「結婚にOKが出たのは?」「すぐにOKは出ました?」「お母さんと息子みたいな感じ?」と、ぶつける質問の全てが「上り調子の人気若手俳優から惚れられてるっつうのに、何だその態度は。この年増が!」という「小雪、何様のつもり」を引き出す方向に向いていた。このテの会見にありがちな、木で鼻括ったような「おめでとうございまぁす」モードも0。確かにこの結婚、何だか女にはカチンと来る要素が多い。何故カチンと来るのか、人に説明しようとすると結局「くやしい」みたいなところに行きついてしまうんだが、違う違う、そうじゃない。くやしいとはちょっと違うんである。とりあえず、最大公約数としては「何言ってんだ、小雪ふぜいが」てな感じか。しかしさすがは「女の中の女」たる女性レポーター。女の心理を理屈ではなく肌で感じて動くに敏。女性レポーター......。すごい仕事だ。職業に貴賤はないが、女性レポーターだけはやりたくないな。

『オールスター感謝祭』の猫ひろしに見たホンモノ感

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『猫ひろしがやってくる ニャー!ニャ
ー!ニャー!』(インディーズ・メーカー)

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◎大器晩成ってこと?
 ずっと見ていたわけではなく、たまにザッピングする程度だったのだが、TBS『オールスター感謝祭』は見る度猫ひろしが走ってたな。「赤坂5丁目!ミニマラソン」「赤坂五丁目世代別駅伝」と、二つもマラソン企画があったらしい。しかもその両方で優勝て。もはやプロ並みのハンデをつけられ、「面白いことを言う」という仕事は一切期待されず(本人もその気ゼロ)、もう完全に「芸人」ではなく「マラソンが速い人」としてテレビに出ている猫。しかしそれが許されるレベルで速い気がする。カンボジアに籍を移さずとも、ひょっとしたら日本人枠でイケるかも、ってくらい速い。間違っても24時間マラソンのオファーなんか安易に受けてヒザ壊すなよ。それはともかく、猫ひろしって、走ってる時の顔がすごくトシちゃんに似てる。走ってない時はそんなでもないのに。何ででしょう。

『24時間テレビ』が関ジャニ∞より必要としているモノ

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西日本を代表して関ジャニが支援し
ます!

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◎丸山の認知度もアップ
 今年の日テレ「24時間テレビ」のメインパーソナリティーが関ジャニ∞に決定した。何か例年より決まるの早かった気がするが。今回はもう、何も考えなくても、テーマもやることも震災復興で決まりだもんな。「パーソナリティー<テーマ」だから、知名度はちょい薄めでもいいか、泣いてもらおうってことか。確かに例年よりVTR多めでスタジオ時間は短そうだし。質より量か。それにしても、今回はマラソンランナーより、ここんとこ毎年出てるあの全盲少女が、どこの海を泳ぐのかに注目だ。とりあえず国には、海の除染に全力を注いでもらいたい。

慈善試合で魅せた三浦知良が本物のヒーローになったワケ

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禁酒法から現代へ来たカズさん

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◎無形文化遺産
 まさに「ここぞ」というところで、かっちょいーゴールを決めたキングカズ。以前この連載で「一周回って『カッコいい』になったカズ」について触れたことがあるが、若者の殆どが昔のカズを直に見てないことも手伝って(これは結構デカいと思う)、いまや本物のヒーローに。いや、確かに、その継続力は尊敬に値するが。体づくりだけでなく、ファッションセンスも。試合翌日も禁酒法時代みたいなカッコしてたからな。まさかカズ側のこうした「サービス」を、見ているこちら側の方でも同じ価値観で受け取る日が来ようとは。

あのギャグさえなければ…… 芸能界から消えたあの芸人

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楽しんご公式ブログより

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◎奇跡的なシンクロ
 震災前はあれだけテレビに出ずっぱりだった楽しんご。しかし平常運転になりつつあるバラエティ番組で、あまり彼の姿を見かけない。見かけても例の持ちギャグをやってない。いまだ原発問題が終息しない中、「注入~」はいくらなんでもアウトだもんな。飽きられて世から去る一発屋芸人は数多見て来たが、原発を理由に消える芸人というのは初めて見た。これが最初で最後であることをただただ祈る。