「しょせん凡人に理解されない」松本人志の矜持が示す、「有終の美」とは?

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「逆にいい」は凡人には通用しません

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎『ごっつ』よもう一度
 50歳の誕生日を迎え「有終の美を飾る準備を始める」と宣言したダウンタウン・松ちゃん。遅いよ。「これからは今まで以上にこだわって仕事をしていこう」とも。今まではこだわった仕事をしてなかったってことか。ま、それはうすうすわかっていたことなんですけれども。「僕がこだわると周囲は大変だろうけど」ってうーん。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)の頃のこだわりには、誰もが一目置いていたが。今の松ちゃんはなぁ。シンプルに「面白くない」と言っても聞く耳持たないし。逆に「俺のこだわりはしょせん凡人には理解されない」って恍惚入っちゃうから。

 今回も、出品した映画が、トロント映画祭で最下位だったらしいが。逆に「最高得点」より本人喜んじゃうんじゃないか。シンプルに「面白くない」って松ちゃん(及びダウンタウン)に言える人間が、業界にはどこにもいない。芸人はもちろん、一緒に仕事してるテレビマンとか、多分、年代的に松ちゃんが輝いていた往年の頃の信奉者なんだろうな。

 あー、こうなると、「今」の松ちゃんが考える「有終の美」がコワい。何か変なモンごちゃごちゃ作って台無しにしそう。でまた、グダグダ言ってスパッと辞めなそう。もうあんまり余計なこと考えず、「『ごっつええ感じ』コント全集・全38巻」で隠居でいいと思うのだが。全38巻、みんな買うから。お願い出して。「50歳で引退とか言ってた先輩いっぱいいたけど、本当にスパッと辞めたの、上岡龍太郎さんだけ」という、『有吉の夏休み密着100時間』(フジテレビ系)でのカンニング竹山の発言をもって、松ちゃんへの答辞としたい。

不祥事連発のフジテレビに飛び出した、毛色違いの「不祥事イイ話」

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フジテレビ公式サイトより

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◎習慣化したフジの失態
 『週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)だけでは捌ききれないほど、不祥事続きのフジテレビ。もう『習慣フジテレビ批評』に変えとくか。しかしこの「私はコストコの御曹司だと思ってましたが、違いました。すみません」ってのは、今までとは毛色の違うレアケースな不祥事であるな。なんかクヒオ大佐思い出しちゃった。……一周回って、いい事件だな。

人徳のなさすら疑われてしまう、安倍総理のダサすぎるゴルフウエア

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『安倍晋三論』/ワニブックス

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◎ジャンボ尾崎風もキツいけど……
 今、ゴルフがリバイバルブームらしい。会員権崩壊で、一部の名門コース以外は敷居が低く、利用しやすくなったのと、ウエアの種類が豊富で、「カッコから入りたい」という初心者たちが気軽に始められるというのが大きいらしく、某スポーツウエアメーカーの人によると、「マラソン、ヨガ、ゴルフ」が、今、出せば売れる三大ウエアらしい。

 前置きが長くなったが。ハイセンスウエアが、こんなに世に溢れているというのに、あの安倍総理の夏休みゴルフのウエアは何なのだ。トップスの白いポロシャツと日焼け止め長袖はまあいいとして、あのヨレヨレの白半ズボンと白ソックス……。アメリカ人の観光客か。ジャンボ尾崎風テンガロンハットとかでキメキメにされるのも気が重いが、あのカッコは、近所のコンビニに行くのも憚られるレベルのダサ古さである。ロッカールームから出て来た時、「それはやめましょうか総理」って、誰か言ってやる人間はいなかったのか。どっから引っ張り出してきた。いつのだ。さんざんアベノミクス煽って、お前が買わんのかい。あーびっくりした。

思わず口を出したくなる、達者な12歳・はるかぜちゃんの「らしからぬ」発言

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春名風花公式プロフィールより

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◎老婆心ながらも……
 3歳で始めたブログやTwitterで、独特の大人びた口調が注目されている、はるかぜちゃんこと春名風花ちゃん12歳。最近では「遺書」を書いていたと話題に。いつ死んでも悔いがないように、大切な人への感謝の言葉や、嫌な人に言えずにいた言葉を綴っているそうな。

 いやー、はるかぜちゃんに「嫌な人」って書かれて先立たれたら、正味の話たまらんなこりゃ。これがホントの風評被害。うまい。いやうまくない。

 そんな達者なはるかぜちゃんであるが。日テレ『PON!』のゲストコーナーに登場した際、マンガが並ぶ部屋の写真を紹介して「もっと大量にあったんですけど、売りました」って。そんなこと言っちゃダメでしょはるかぜちゃん。「ブック○フ」を匂わせる発言したら、大好きなマンガを出してる出版社がみんな気を悪くしちゃうよ。「ぼくは、大好きなまんがたちを、もっとふさわしい場所へと旅立たせたんだ」って、いつものフワッとポエムな感じで表現しなくちゃ。

 ……このコ将来どんな感じになるんだろう。イルカをこじらせたような感じになるのかなぁ。

舞台降板ブーム到来、“豪華二世タレント”穂のかの代役を担う二世とは?

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父・貴明は何を思う?

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◎芸能界の有象無象が集結
 「舞台降板ブーム」の芸能界。今度はとんねるず石橋の娘・穂のかだと。まだ芸能界にいたんだ穂のか。そんな穂のかは、「豪華二世タレントたちが夢の共演!!(公式HPより)」の主演の舞台稽古を無断で休み、事実上の降板。豪華二世タレントたちが夢の共演といわれたら、佐藤浩市、松田翔太、松たか子、杏くらいのネームバリューをイメージするが。しかし実際のところは、布川敏和の息子、桑名正博の息子、西岡徳馬の娘。有象無象の集まり。こうした徒食の二世たちが、かろうじて「芸能人」の肩書を維持するためだけに開催される「舞台」。この舞台ってヤツの味わい深さを、我々余人はこの1週間でしみじみ噛みしめたわけだが。降板騒動がなかったら、どれも開催されることすら知らなかった物件ばっか。

 しかし、オチとして秀逸だったのは「穂のかの事務所は、急ぎ代役の二世タレントを探している」という部分。代役も二世縛りか。誰になるんだろう。トントンなとこでは多岐川華子あたりか。IMALUも神田沙也加もヒマそうだしな。オッズ高めの物件としては、王理恵なんかどうだろう。梅宮アンナもアリかもしれない。「降板舞台の代役、アンナに決定!」って、あっちのアンナと混同して、見出しがややこしくなって面白そうだ。ただそれだけだが。

北川景子来店の『ビストロSMAP』に見た、中居正広の孤独な“抗い”

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どーなってるのよ、飯島さん!

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◎キスマイも入れてあげて!
 映画『謎解きはディナーのあとで』の宣伝で、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「ビストロSMAP」に出ていた北川景子。そして隣に座る嵐の櫻井翔は、アゴ周りが随分スッキリして……と思ったら蘭寿とむだった。誰だ。宝塚の男役スターだ。北川が最近ヅカファンになったということで一緒に出演。なんちゅう不自然。そして不自然であることをもう隠そうともしていない。唯一、中居正広だけが「原作読んだ時、絶対オレやりてーなと思ってたら、櫻井がやってやんの」と、不自然な空気に抗い「嵐キーワード」を口にしてたが。事務所の争いに巻き込まれるおっさん5人。いや10人か。共通の敵は「年波」ってことか。頑張れ10人。TOKIOと関ジャニ∞も併せて、もう数えられんが、力を合わせて皆で頑張れ! 頑張っても勝てやしないが。

「ビッグダディ元妻」より売りになる、ハダカの美奈子の「ビフォー・アフター」

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『ハダカの美奈子』/講談社

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◎テレビ界の“お客様”美奈子
 あちこちのバラエティに、ゲストで引っ張りだこのハダカの美奈子。各番組とも、「ハダカの美奈子登場!!」を謳っているが、大したトークもできず(当たり前)。ただ座っているだけの、完全なる客寄せパンダ。『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、「自分用に買った低カロリーアイスを子どもに食べられるとムカつく」という、本当にどうでもいい話を、まったくオチなしで話しきっていた。それを聞いたダウンタウンは、もうツッコむことすらせず。完全に「お客さん」状態。ま、しばらくしたら、世間も熱病から冷めたかのように飽きるんだろうが。

 今現在、彼女が世間から興味を持たれている理由は、ビッグダディ話でも、シングルマザーNPOの件でもなく、「ちゃんとメイクすると、女ってこんなに変わるんだ!」という一点に尽きると思うのだが。ビフォー・アフターつき、過程の詳細も掲載の、ハウツーメイク本『お化粧美奈子』を今出したら、もう1回売れると思う。掛け込め美奈子!

「子どもの顔出し卒業」宣言を押し付ける、ママタレたちの大いなる勘違い

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市井紗耶香オフィシャルブログより

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◎子どもの顔って見たいもの?
 市井紗耶香だの梨花だの、「いろいろ考えて、ブログで子どもの顔を見せるの、もう卒業します」かぁ。はいはい。タレントブログによくある、あの絶妙に顔がわからない角度でアップされた子どもの写真とか、ハートのスタンプで顔を隠してある写真とか、イラッとくるんだよなぁ。この「イラッ」の種類、何かと似てると思ったら、後ろの人間にパンツが見えないよう、ミニスカートの尻を手で押さえて階段上ってる女子高生を見た時と同じ。ハナからこっちを「見たいと思ってる体」で決めつけているアレ。「ごめんなさーい、ちょっと見るの勘弁してもらえますかァ」って、いつこっちが見たいって言った! というアレである。まあでも、子どもの安全のためにってことなんだろうけど。中には「将来整形した時のために……」ってパターンもあるのかもしれない。木下優樹菜の娘あたり、そのうち……。

『あまちゃん』ブームが生み出した、「別あま」な寂しいオヤジたち

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『連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック』/ ビクターエンタテインメント

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◎人間関係構築にも効く『あまちゃん』
 先日、編集者など出版関係数人と会う機会があった。皆40代男性、初対面でちょいぎこちなかったのが、『あまちゃん』(NHK)の話になったとたん、皆相好を崩して意気投合。本当に、一番「テレビドラマ」というものから遠ざかっていたこの層を、いきなり釘づけという功績はすごいと思う。

 さらに、視聴の仕方にもこの層ならではの特徴的な呼称があった。総合テレビの一番スタンダードな朝8時に見るのは「朝あま」、昼の再放送で見るのが「昼あま」、子どもの保育園の送り迎えの前などに見て行く人は、BS早朝の「早あま」、逆にBS深夜に見るのは「遅あま」、BS土曜の1週間のまとめ放送で楽しむのは「溜めあま」、録画して好きな時間に見るのは「録りあま」。そして、家族全員で録画視聴しているにもかかわらず、自分だけ取り残され、帰宅後1人寂しく視聴することを「別あま」というんだそうな。

「ヘイユー、スタンダップ!」ある意味ドキドキする、辻仁成の“凄み”ある一言

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辻仁成公式プロフィールより

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◎ただわめきにきた出稼ぎ妻・中山美穂
 「中山美穂より大久保佳代子の方が話題になった!」と騒がれていたフジテレビのスペシャルドラマ『幸せになる3つの買い物』。むう。雑誌「DRESS」(幻冬舎)が主スポンサーだというが、ターゲット層である、アーバンでスタイリッシュなカッチョいい大人の女性読者は1ミリも共感できない内容だったが大丈夫か。中山美穂はフケ顔でキーキーわめいてるだけだし、大久保佳代子は大久保佳代子そのもの。唯一小池栄子だけ、ちょっとカワイイシャツ着てたけど、彼女が勤務するファッション誌編集部の描写のダサさったら。もっさい田舎モンがイメージする、想像上のコントみたいな編集部。いつも人が揃ってて、真っ昼間に「皆、ランチ行かない?」だと。校了日の夜中でもない限り、人なんかいねえよ編集部は。撮影現場のモデルやドレスもチャチくて、ニッセンのカタログみたいだったし。せっかく金出したというのに、こんなショボい描写でいいのか? 「DRESS」編集部自体がダサく見えないか? ま、結局創刊しフタを開けてみれば、アーバンでスタイリッシュな読者などどこにもおらず、コラボ商品頼みの通販雑誌みたいになってるから、それはそれでいいのか。「ちょっと高めのニッセン」てことをアピールしたかったのか。そういうことなら、一周回って正解!