大塚家具のお家騒動、呼称「悪い子ども」に嗅ぎ取る父娘決裂の理由

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大塚家具Facebookよ

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎弁慶の泣き所見つけたり
 旧態依然とした大塚家具から、脱却を目指す娘と、しがみつく父か。いやー、経営の話は素人なのでよくわからないけど、どう見ても父親の方が感情的でワンマン、娘が理論的に正しいように見えるが。「悪い子ども」って、肉親との決別を表す呼称として、「兄、勝氏」を上回る強烈さであるな。

「高級家具まとめ買い」という父側の目指すスタイルがまずもうなぁ。彼の思い描く家具感って、「実家にある、ムダに高い家具」のイメージと直結するんである。モノがいいのはわかるんだが、何かこう前時代的でダサい。「100年使えるのよ」って言われても、親亡き後、自分の家には置きたくない。その販売スタイルも、今後もうはやることはないだろう。この父娘どちらの言い分が通るかは、株主総会までお預けらしいが。万が一、父のゴリ押しが通って会社から追われても、娘には「ぜひウチへ!」という企業からの声が殺到するのではないか。シュッとした容姿、語彙の多さ、滑舌のよさは、そこらの女性キャスター顔負けだし、意地悪な質問の凌ぎ方、誰の視線に向けて「お詫び」をするべきかの判断、度胸なども含め、人の上に立つ人間としての資質が優れているのが見て取れる。企業どころか、「ぜひウチから出馬を」という声もかかりかねない逸材であろう。

『マッサン』エリーの主演決定で考える、ブロードウェイ『CHICAGO』の果たす意味

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連続テレビ小説 マッサン Part1 』(NHK出版)

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◎おばちゃんが飛びつく絶妙ライン
 「『マッサン』、スタジオ収録最終日に号泣」のニュース。「収録最終日」ではなく「スタジオ最終日」ってとこがミソ。北海道での本当の撮影終了で、またたっぷりと反芻してと。スルメか。

 シャーロット・ケイト・フォックスが「外国人」であるという儚さが、別れの名残惜しさに拍車を掛ける構図になっていたわけだが。そんなに涙流して心配しなくても大丈夫。ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』主演決定! この一報を知って「朝ドラは出世の足掛かりだったんかい」などという気持ちは、不思議と微塵も湧かない。そのかわり湧いてくるのは、「ブロードウェイミュージカル・CHICAGO」というものに対する猜疑心だ。いや、ブロードウェイミュージカル自体は、素晴らしいエンターテインメントだとは思うのだが。こと『CHICAGO』に関してはねぇ。米倉涼子の件もあるし。何かこう独特の「親日性」というか、特殊枠の存在を感じざるを得ないのである。

垢抜けない私生活でわかった、工藤静香が日本の“象徴”たるゆえん

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My Treasure Best -中島みゆき×後藤次利コレクション-』/ポニーキャニオン

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◎八代亜紀でも代替可
 「劣化!」「研ナオコ化!」が叫ばれる、最近の工藤静香。しかし本当に研ナオコに似てる。痩せてて肌焼いてて化粧が濃い女が歳を取ると、多かれ少なかれ皆研ナオコ化してゆくということなんだろう。また、マネしたみたいに研ナオコっぽい髪型にしてるから工藤静香。ショーパブのそっくりさんみたい。

海老蔵の「改名」タイミング&新ネームが醸し出したモノ

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ブログも一向に飽きる気配なし

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◎「感じ変えたの!」とポップに報告
 海老蔵、本名を「宝世」に改名。難しく書くと「寶世」。読みは以前と同じ『たかとし』ですが」だと。なんじゃそりゃ。違うぞ。今日からキミは「ほうせい」だ。なんなら「月亭」もつけさせてもらおう。本当に、親の命日に、親につけてもらった名前を変えるって、本質的なところが何にも変わってないよなぁ。

ローラ父の「唐突に靴を脱ぐ」謝罪スタイルに現れた、人間性と懸念事項

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「Memories」/ユニバーサル インターナショナル

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◎祖国にもない風習だそうで
 これも1つの土下座エクストリームということなのか。「唐突に靴を脱ぐ」という、新しい形の謝罪を見せたローラの父。「ダメ父」であることはもう十分認識しているのだが、毎回毎回さらにそこを上回る映像を提供するというのは。すべらへんなあ。

 あの動作、シャンプーハットのこいちゃんが、ロケで「無理を承知で取材を頼む」際、ガチンコの決意表明を示すときにやるネタなのに。今後『今ちゃんの「実は…」』(朝日放送)であれが見られなくなったらどうしてくれる。話が逸れたが、ローラ父。「申し訳ありませんでした」でぺこりでいいのに、なぜ靴を。もちろん、本人はフザけてやったわけじゃないんだろうけど。「心からの謝意をアピールするにはどうしたら」を考え抜いた末、あれを選択してしまうという部分に、彼の人間性が強く出ている気がする。「そうだ、靴脱げばいいんじゃん!」って、自覚ないけど、日本のことうっすらバカにしてるだろう。YOUは何しに日本へ。

「母親なのに」議論を巻き起こす、山田優の“髪の色”が発するメッセージ

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山田優Instagramより

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◎シグナルを解読せよ
 金髪から今度は髪の色をピンクに変えた山田優。「母親なのにけしからん」「母親は髪も自由に染められないのか」と、山田優が何かやるたび、二手に分かれてのやいのやいのが、すっかりネットの風物詩となってるわけだが。これもうワザとやってるだろう、山田優。何か行動するたび叩かれることに対するやけっぱちなのか、応援してくれる支持層への過剰サービスなのか、周囲の親しい人間への「私、全然気にしてないから」というアピールなのか、浮気という病が治らない夫に対する「アイアム不安定」のフラグなのか。その全部って感じもするが。

 元々そんなにパンチの効いたカッコするキャラじゃなかったはずの山田優。数年後、「あの時、私どうかしてたんです」って憑き物が落ちたような口調でエッセイを出すときのためのエピソード作りか、それとも「あれが山田優がまともだった最後だったよね」としみじみ振り返る分岐点か。ザッツ・ターニングポイント。個人的には、後者希望だが。とにかく、娘よまっすぐ育てよ。

ドラマ『オリエント急行殺人事件』でわかった、三谷幸喜の仕事姿勢と問題点

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『三谷幸喜 創作を語る』(講談社)

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■第三の候補者
 フジテレビ55周年記念ドラマ『オリエント急行殺人事件』。脚本・三谷幸喜、原作・アガサ・クリスティ。と言えば聞こえはいいが、タレントを大勢出さなきゃならん群像劇の内容を、イチから自分で考えるのが面倒臭かったんじゃないだろうか、三谷幸喜。その前のフジテレビ50周年記念ドラマ『わが家の歴史』も、尺長いだけでやっつけがヒドかったもんなぁ。今回主演の野村萬斎、完全に演技がドクロベエ様だったし。

 スペシャルは引き受けるけど、テレビの連ドラからはすっかり遠ざかっている三谷幸喜。制約の多さとか、士気の低さに嫌気が差したってことなんだろうか。たまのテレビは3分の力でお金ガッポリ、それを好きな作品づくりに生かしてと。ビートたけしに続き三谷幸喜も、「テレビで稼いで、映画でドン」方式に。クドカンがそこに続かないことを祈るのみである。

新キャラクター、「新垣さん」と「DJ KOO」がテレビで売れたワケ

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DJ KOO公式FaceBookより

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◎マネジメント業始めました
 年末年始の特番で、活躍が目立った新垣隆さん。10月くらいに「年末から来年にかけて『この人が来る』と思うタレントさんは誰ですか?」といったコメント取材がよくあり、そのたび「新垣さんですかねぇ」と答えていたのだが。どこも「新垣さんはちょっと……」と外されてしまった。売れたじゃねーか新垣さん。 

 騒動の後、しばらく凪で、「非儲」がよく理解されたのと、本人のあの「目立ちたくない」というキャラクターが、出オチとして秀逸だったという点がポイント加算されたと思われる。ビッグダディは見ててイラつくことだらけだが、新垣さんはなんかこう、愛すべきキャラクターって感じ。ベクトルとしては桐谷さん似か。誰かが使うまではみんな様子見だけど、一局が使い始めると、とたんに我も我もだからなぁ。できればMXテレビに先鞭をつけてほしかったが。

お天気お姉さん・女子アナに見る、「おじさん」の心と酒と金を動かす作法

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フジテレビ「まーちん・ゆーみんblog」より

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◎NHKの貢献度
 お天気お姉さん&お天気お兄さんたちの変態トリプル不倫報道。いい話だなぁ。『ニュース7』(NHK)ほぼ毎日見てたけど、そのコのこと今ひとつ覚えてない。こうなるのわかってたらもっとじっくり見たんだけどな。NHKのお天気お姉さんって、「女のアンテナには引っかからないが、男の視聴者だけ反応する」という絶妙なタマを据えるのがいつもものすごくウマいから。

 ブスではないが女の目から見て、さほど羨ましくもない容姿。着ている服もイマイチで、ファッションリーダーとしての資質もナシ。しかし、それがそのまま男から見ると、「なーんとなく、手が届きそう」という劣情となって、脳を直接刺激する。

 今日、近所のやきとん屋で、持ち帰りの串を待ってる間、そこで飲んでる50代くらいのサラリーマン3人組の会話がずっと聞こえてたのだが。「顔が矢口真里に似てる。あれはエロいよ」「背が小さくて身の詰まった、ああいう女って、エロいんだよね」「なんかドジだってアピールしてたらしいけど。『ドジっ子』自称するって、『私、スキあります』って言ってるのと同じ。エロさの自白だよ」「そういやスイカップって、今どうしてんだろ。あれもエロかった」と、全ての話の最後を「エロい」で括る勝手な会話で盛り上がっていた。「エロいよねぇ。おかわり!」で、酒も進んでた。今日この話で「もう一杯」となった酒の席は、結構な数にのぼると思われる。なんだかんだで、このテの下世話バナシが、日本の景気を支える屋台骨ってことなのかもしれないな。いい話だ。

『サンジャポ』MXも匙を投げた、“アウト”人物・脊山麻里子に引導を渡す人物とは

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脊山麻里子公式プロフィールより

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◎それか、今井舞くらいか
 痛かったり、嫌われたりというマイナスのシグナルを発している女性タレントを、売れてる売れていないの区別なく引っ張ってきて陽の元に晒す『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)。脊山麻里子がこの番組に出演したことに異存はない。「痛い」部分にツッコまれるのが前提の番組構成で、ツッコミ側にいるのはフットボールアワー・後藤輝基にチュートリアル・徳井義実、そしてアンジャッシュ・渡部健という、腕に覚えありの一流の面々。プロの手によるダメ出しに悶える痛い女、という画ヅラに、さぞかし彼女は映えるだろう。制作側の狙いはそこにしかない。しかし、背山麻里子、この設定にことごとく抗うのである。テレビ的に禁じ手の手法で。

 今日は皆さんをじっくり料理しますよ、という冒頭の後藤の説明代わりの挨拶で、まずハイと挙手してわざわざ話を遮り「私、(日テレ)やめてから汐留来るの初めてなんです」と唐突に関係ない自己主張。それをたしなめた渡部に「頑張んないでくださいよ」。それをさらにたしなめたおのののかに「先生、ホラきたよ、早く!」と、MC陣におのを責めるよう指示。もう渡部も後藤も徳井も、ファーストコンタクトから辟易顔。