『この素晴らしき世界』第1話、「鈴木京香が良かった」の声続出! 「似てる」といわれるNetflixドラマとは?

 若村麻由美が主演を務める『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)が「木曜ドラマ」枠で7月20日よりスタート。同ドラマは、夫と息子と暮らす平凡な主婦・浜岡妙子が、ひょんなことから大女優として振る舞うことを頼まれ、二重生活を強いられる“なりすましコメディー”。

 完全オリジナルストーリーであり、若村のほかにマキタスポーツ、沢村一樹、木村佳乃、平祐奈らがキャスティングされている。

※以下、『この素晴らしき世界』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、スーパーでパートとして働く妙子(若村)が、「誰かにつけられている」と夫・陽一(マキタスポーツ)に相談するも、「更年期ではないか?」とあしらわれてしまう。

 その後、自宅にやって来た「プロダクション曼珠沙華」のマネジャー・西條隼人(時任勇気)から、所属女優・若菜絹代(若村※二役)の代わりに謝罪会見に出てくれないかと頼まれる。西條によれば、若菜は反社の男性との交際スキャンダルを週刊誌に報じられ、アメリカへ逃亡。そこで、容姿が瓜二つの妙子に目を付けたのだという。

 同プロダクションの副社長・安原光顕(西村まさ彦)からも説得され、報酬300万円を先払いで受け取った妙子は、この2週間後、謝罪コメントを丸暗記した上で謝罪会見に出席。場をうまく乗りきりホッとした妙子だったが、今度は絹代がアメリカで意識不明の状態であることが発覚。安原は、妙子に「もう少し力を貸してほしい」となりすましの延長を頼みこむ――。

『この素晴らしき世界』は「鈴木京香ありきの当て書き」?

 同作は当初、鈴木京香が主演を務める予定だったが、5月11日に体調不良による降板を発表。同18日、主演が若村に代わったことが発表された。

 ネット上では、「キャストもいいし、ストーリーも面白い! 今クールで一番かも」「若村さん、やっぱり演技うまいなあ」と好意的な声が続出。

 一方で、「初回を見る限り、鈴木京香ありきで当て書きしたんだろうなあっていう脚本だった」「若村さんも悪くないけど、こういう役は、やっぱり鈴木京香さんのほうがはまるよね」と鈴木の降板を惜しむ声も目立つ。

「特に、若村の“冴えない主婦”の演技が物議を醸している様子。同作は、子育てやパートにお疲れ気味の主婦が、大女優を演じることに面白味がある。若村は本来の女優っぽさが隠しきれていないのか、『普通の主婦に見えない』『化粧をナチュラルにするとか、もう少し女優オーラを薄めてほしい』という声も少なくないようです」(テレビ誌記者)

『この素晴らしき世界』に「似てる」と指摘されるNetflixドラマ『御手洗家、炎上する』

 また、同ドラマを見た視聴者の中には、今月13日より配信が開始された永野芽郁主演のNetflixオリジナルドラマ『御手洗家、炎上する』を想起し、「似てる」と共通点を指摘する人もいる。

 というのも、『御手洗家、炎上する』に2番手で出演している鈴木は、スーパーにパート勤めをする貧乏なシングルマザーと、大病院の院長と結婚して有名インフルエンサーに成り上がる主婦……という時間軸の異なる同一人物を演じているため。同作もやはり、同じ女優による“演じ分け”が見どころの一つとなっているのだ。

「鈴木は『御手洗家、炎上する』で、生活感の漂うシングルマザーと、誰もがうらやむセレブ主婦を、外見の変化はもちろん、ちょっとした仕草や表情で見事に演じ分けています。同作の視聴者が、『この素晴らしき世界』を見て『鈴木のほうが、役にはまりそう』と思ってしまうのは、仕方がないことでしょう」(同)

 若村には少々気の毒な状況にも思えるが、このようなブーイングは“代役あるある”ともいえる。

「2021年7月期の『推しの王子様』(フジテレビ系)の主演が、体調不良を理由に深田恭子から比嘉愛未へ急きょ変更された際も、やはり放送後、『深キョンで見たかった』という声が続出しました。ただ、比嘉は同ドラマ出演以降、メイン役でのドラマ起用が続いています。若村も今回の主演をきっかけに、活躍の場をさらに広げることになるかもしれません」(同)

 今のところ、どうしても鈴木の演技力と比較されがちな若村。今後、評価は好転するだろうか。

『真夏のシンデレラ』第2話、視聴率5%台も……TVerお気に入り数は『VIVANT』超え首位

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』。第1話から世帯平均視聴率6.9%(個人4.0%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったものの、7月17日放送の第2話では5.4%(個人3.2%)とさらに下降してしまった。

※以下、『真夏のシンデレラ』第2話のネタバレを含みます。

 同ドラマは神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇。第1話で、幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)に「ごめん。女として見たことなくて」とフラれてしまった主人公・蒼井夏海(森)だったが、第2話で2人はひょんなことから夏祭りへ行くことに。

 2人は、夫と夏祭りに来ていた学生時代の担任・長谷川佳奈(桜井ユキ)とばったり。長谷川に思いを寄せていた匠はいてもたってもいられず、夏海を置いて長谷川の元へ……。だが結局、相手にされることはなかった。

 長谷川と連絡が取れないことに落ち込み、海でたそがれていた匠。夏海が現れ、「海見とけば、たいていのことは大丈夫らしいよ」と励ますと、匠は突然、夏海にキス。「ごめん」と謝る匠に、夏海は「は? 謝るくらいなら最初からすんな!」と言い放ち、その場を立ち去る――。

神尾楓珠演じる匠、「いろいろヤバすぎるな……」と視聴者ドン引き

 匠の自分勝手な行動に、ネット上では「匠とかいう男、いろいろヤバすぎるな……」「当て馬史上、一番嫌いかも」とドン引きする視聴者が続出。

 また、第1話放送後、ネット上では海辺の街で働いている夏海ら女性陣に対し「こんな生活してるのに、美白すぎるでしょ」とツッコミが相次いでいたが、第2話では“東大卒”である水島健人(間宮)ら男性陣の服装が話題に。

 真夏の設定にもかかわらず、いつも長袖を着ている彼らに対し、「半袖持ってないのか? いつも暑そう」「設定って夏だよね? なんで男性陣はいつも長袖なの?」との指摘が続出。女性陣がノースリーブトップスやショートパンツという薄着であるため、より不自然さが目立つようだ。

 一方で、キスシーンのショート動画がTikTokなどで拡散されており、「キュンキュンする!」「主人公がかわいすぎる」と好意的な反響も目立つ同作。恋愛リアリティーショーに慣れ親しんだ若者世代を取り込む仕掛けが、随所に散りばめられているとも言われており、やはり熱心に見ている若者は多そうだ。

「同作は視聴率こそイマイチですが、見逃し配信動画サービス『TVer』のお気に入り登録者数は83万人超(21日現在、以下同)。7月スタートの全夏ドラマで首位。夏ドラマの目玉といわれる堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の約82万人をも上回っているんです。フジはもともとネット配信やコア視聴率を重視していますから、同局にとって“狙い通り”の結果といえるでしょう」(テレビ誌記者)

 とはいえ、フジのブランド枠の視聴率としては、低すぎる印象もある『真夏のシンデレラ』。あえて令和にトレンディドラマを復活させたフジの戦略は成功するだろうか。

フジ『27時間テレビ』歴代の騒動プレイバック――乳首ポロリや「SMAP殺す気か」批判も

 1987年の『FNSスーパースペシャル 1億人のテレビ夢列島』が前身となり、2002年から正式名称『27時間テレビ』となってから今年で37回目となる、フジテレビ系列恒例の特別番組『27時間テレビ』。

 近年は放送のたびに「つまらない」「やらないほうがマシ」などと叩かれながらも、視聴者の関心を集めており、今年のMCはお笑いコンビの千鳥、かまいたち、ダイアンの3組に決定。『明石家さんまのラブメイト10』『有吉ダマせたら10万円』などの企画が発表されているが、果たして視聴者の反応は……? 放送に合わせて、近年の『27時間テレビ』にまつわる騒動をプレイバックする。

『27時間テレビ』視聴率9.8%に終わった女芸人11人司会(2013)

 2013年、フジテレビの年に1度の大型特番『FNS27時間テレビ』(8月3~4日)の平均視聴率が、過去最低となる9.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。司会者にはオアシズ、森三中、椿鬼奴、友近、ハリセンボン、柳原可奈子、渡辺直美の女芸人11人が抜てきされ、これまで単独の大物司会者が恒例だったことから、「新しい試みだ」と視聴者の間で話題になっていたものの、フタを開ければ惨敗。

 森三中の大島美幸が、局内の女性風呂からの生中継コーナーで乳首をポロリするなど、「下品だった」という批判も上がった。

『27時間テレビ』SMAPノンストップライブで「SMAP殺す気か」批判(2014)

 14年は『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』をテーマに、SMAPがMCを務めた。SMAPの「解散」がテーマのドラマが放送されたり、1996年に脱退した元メンバー・森且行からの手紙が紹介されるなど、“異例”続きの内容となり、視聴率は、27日午後6時30分~午後8時54分までが20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、瞬間最高視聴率は23.8%。全平均は13.1%を記録した。

 数ある企画の中で一番の盛り上がりを見せたのは、25時間寝ていないSMAPが、グループ史上最長となる45分3秒のノンストップライブをに挑むというもの。41歳の中居正広は息が上がり、曲の途中で舞台裏に戻る場面もあったため、ネット上では「中居くん大丈夫か」「SMAP殺す気か」という声が噴出した。

『27時間テレビ』中居正広「痛み止めのお薬飲んだ」(2014)

 SMAP・中居正広が、ラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送、2014年8月2日放送)で、『27時間テレビ』の裏話を明かした。SMAPは、番組終盤で「45分3秒のノンストップライブ」に挑戦。41歳の中居は最初こそキレのある動きを見せていたが、不眠不休の上に野外でのライブだったこともあり、曲中でステージ上に座り込む、ステージ袖に戻るなど、つらそうな様子に。

 リハーサルは本番同様に「4~5回やった」といい、その段階では声も出ていて「体力的にも全然問題ない」と、実感していたそうだが……。「『これはいけるかな~』なんて思いながら。で、体調的には、う~ん……まぁ、ちょっと前々から痛いとこがあって、本番前に痛み止めのお薬を飲んで。体力的なこともそうですけど、喉が飛んだら何も歌えないな、と思って」

と、本番前には痛み止めを服用したことに加え、喉の治療も行ったことを告白。しかし、『27時間テレビ』2日目の27日には睡眠不足ということもあったのか、呼吸を大きく吸うと胸に痛みが走り、声も出なくなってきたため、さらに本番中にも痛み止めを飲んだという。

『27時間テレビ』SMAP・中居正広フル起用で非難ごうごう(2015)

 15年の『27時間テレビ』は、ナインティナインが3回目の総合司会を務め、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のチームが中心となって“本気”をテーマに放送。SMAP・中居正広もMCとして本格出演した。しかし、のどの腫瘍を摘出する手術を受けたばかりの中居を“フル参戦”させたこと、また番組内での中居の扱いに対してSMAPファンの怒りが爆発した。

 タイムテーブルを見ても、ほとんどのコーナーに中居の名前があり、「メインのめちゃイケメンバーより、中居君の出演コーナーの方が多い」と、驚きの声が漏れ、ナイナイの2人が仕切る場面も少なく、視聴者からは「ナイナイが中居のアシスタントに見える」という声も出ていた。

 番組中、中居の右腕には注射をした後に貼る絆創膏のようなものが見えており、“酷使”される中居の体調を多くのファンが心配していたようだ。昨年の『27時間テレビ』でも小さな絆創膏が確認され、「疲労回復か痛み止めの注射を打ったのでは」とウワサになっていたが、病み上がりの今年はさらなる疲労が中居を襲ったと想像できる。

『27時間テレビ』30年でのワースト視聴率更新(2016)

 16年の『27時間テレビ』は平均視聴率が7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1987年に『テレビ夢列島』でスタートして以来歴代最低の平均視聴率に終わった。

 総合司会を立てず、明石家さんまや内村光良(ウッチャンナンチャン)といった芸能人がリレーでMCを担当していく形式。オープニングに登場したのはアンタッチャブル・山崎弘也やピース、オードリー、陣内智則など。その直後に始まった、ビートたけし扮する「ビート・カッパ・北野」なるマジシャンによる水中脱出ショーも、事前録画のVTRを流しただけだった。

 テーマは「参加型フェス」。実際の野外音楽フェスをイメージして、歌手のナオト・インティライミが27時間で100曲を歌いきるコーナーがあったが……。

『27時間テレビ』ビートたけしと関ジャニ∞・村上信五司会で8.5%(2017)

 17年の『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)の平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。視聴者からは「予想以上に面白かった」と好評の声が上がったものの、「27時間テレビでやる理由がわからん」といった疑問の声も上がった。

 総合司会のビートたけしとキャプテンの関ジャニ∞・村上信五が、旧石器時代から現代まで“にほんのれきし博物館”を27時間かけて巡るといった内容で、バカリズムが脚本を手掛けたドラマや『ホンマでっか!?TV』『さんまのお笑い向上委員会』『関ジャニ∞クロニクル』といったフジテレビ系の人気番組とコラボし、日本の歴史を掘り下げるプログラムが放送された。

 “収録済みのVTRが中心の番組構成”ということで、放送前は物議を醸していたが、視聴者からは好評の声も。

『27時間テレビ』放送中止、前年は歴代ワースト視聴率(2020)

 1987年から毎年放送されてきた『27時間テレビ』だが、34回目となるはずだった20年、史上初の放送休止に。表向きの理由としては、コロナ禍での安全確保や、出演者のスケジュール調整が難しかったから……とされているものの、実際は「そこまでしてやるほどではない」という局サイドの意向が大きかったようだ。

 19年の全時間帯平均視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代最低を記録。3年連続でのワースト更新となっていた。

 

 

『インディ・ジョーンズ』首位、ハリソン・フォード(80歳)に「イケおじ」の称賛――映画館動員ランキング

 ハリソン・フォード主演の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、6月30日~7月6日)で1位を獲得した。同作は全米累計興収がすでに1億4535万ドルを突破し、日本でも公開から10日間の累計動員が93万人、累計興収が13億6200万円の大ヒットを記録している。

 インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界を駆けめぐる同シリーズ。今作は、人類の歴史を変える力を持つといわれる “運命のダイヤル”をめぐって、悪名高き元ナチスの科学者である宿敵・フォラーと世界を股にかけた熾烈な争奪戦を繰り広げる、インディ最後にして最大の冒険の行方を壮大なスケールで描いている。

 『トップガン マーヴェリック』(2022年)のヒットと同じように、ファンの年齢層の広さが高い興収につながっているようで、SNS上では「80歳のハリソン・フォード、カッコよかった」「ハリソン・フォードがイケおじすぎた」など、ハリソン・フォードに対する称賛の声が多く見られる。作品に対しても「過去作を見たことがない人でも楽しめる」などポジティブなコメントが多く、夏休み期間でまだまだ興収を伸ばしそうだ。

 その『インディ・ジョーンズ』に肉薄しているのが、2位に入った北村匠海主演の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』だ。同作は和久井健氏の人気コミックスを実写映画化した『東京リベンジャーズ』(21年)の続編。原作の人気エピソード“血のハロウィン編”を2部作で描くその後編となる。動員88万人、興収11億円を突破し、前後編合わせた興収も42億円を超えている。

 3位には、ディズニーが、アンデルセン童話を基にした1989年の同名アニメを実写映画化した『リトル・マーメイド』が入った。同作は掟に背いて人間の世界に飛び出した人魚のアリエルが、恋と冒険を繰り広げる姿を描いたファンタジー・ミュージカル。米国以外での興収は低迷していたが、日本では公開31日間で動員183万人、興収27億61万円を記録している。

 4位には、世界的人気ゲーム『スーパーマリオ』を、任天堂と『ミニオンズ』『SING/シング』のイルミネーションが共同制作でアニメ映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が入った。

 5位には、バンダイナムコオンラインが提供するスマートフォン向けアプリケーションゲームの劇場版『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』がランクイン。6位もアニメ作品で、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の劇場版第34弾『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』。同作は、宇宙で拾ったプレゼントの箱をきっかけにアンパンマンと出会ったロボットの女の子・ロボリィが、“大切なもの”を見つけるために大冒険を繰り広げる物語だ。

映画ランキング7位は『怪物』、8位は『スパイダーマン』

 7位は公開5週目を迎えた『怪物』。是枝裕和監督が人気脚本家・坂元裕二とタッグを組んだヒューマン・ミステリーで、愛する我が子の異変に気づき、ある疑念を抱いた母親が、やがて学校側と対立していくさまを、母親や教師、子どもたちなど、それぞれの視点から描く。こちらも公開38日間で動員133万人、興収18億3517万円を記録している。

 8位は世界中で大ヒットし、「アカデミー賞長編アニメーション賞」にも輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編となる、アクション・アドベンチャー・アニメ『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』だった。

 9位は『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』がランクインしている。同作は思春期症候群を発症した主人公と少女たちとの青春模様を描く『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』に続く、劇場アニメ第2弾となる青春ファンタジー。夏休み期間は昨年同様、アニメ映画がランキングを席巻しそうな勢いだ。

 そして10位は、神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチが出演する『大名倒産』が入った。同作は浅田次郎氏の同名小説(文藝春秋)を映画化した時代劇コメディ。鮭売りとして穏やかに暮らしていた若者が、藩主の陰謀に巻き込まれ、莫大な借金を抱えた大名家の家督を継ぐハメに。自らの切腹を回避するために、困難な財政再建に奔走する物語だ。

【全国映画動員ランキングトップ10(6月30日~7月6日 、興行通信社調べ)】
1位  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
2位  東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-
3位  リトル・マーメイド
4位  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
5位  劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
6位  それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント
7位  怪物
8位  スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
9位  青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
10位  大名倒産

テレ東『バス旅』リニューアル! 赤江珠緒、三船美佳、高城れにが起用された理由とは?

 テレビ東京系の旅バラエティ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が、7月22日から新シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W(ダブリュ)』にリニューアル。旅のメンバーはフリーアナウンサー・赤江珠緒、タレント・三船美佳、ももいろクローバーZ・高城れにの3人と発表されており、番組ファンの注目を集めている。

 これまでに俳優・太川陽介と漫画家・蛭子能収(第1シリーズ)、タレント・ 田中要次と小説家・羽田圭介(第2シリーズ)がレギュラー出演してきた同番組。このたび第3シリーズに切り替わり、初めて女性メンバーメインで過酷なバス旅をすることとなり、発表時には視聴者を驚かせた。

「これまでは男性陣が、女性ゲストこと“マドンナ”を迎えてローカル路線バスを乗り継ぎ、いろんな意味で“ギリギリの旅”をする……というのが定番だったため、ネット上では『新シリーズは男性ゲストを呼ぶの?』『ゲストなしで旅を楽しむのかな?』など、いろいろと予想されていますが、“女3人旅”への関心度は非常に高いようです」(芸能ライター)

『バス旅』なぜ赤江珠緒、三船美佳、高城れにが選ばれた?

 なお、赤江に三船、高城という人選についても、さまざまな意見が飛び交っている。

「まず、赤江といえば今年3月まで『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)のパーソナリティを務めていましたが、同番組では“天然キャラ”が浸透していました。一方、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』といえば初代レギュラーの蛭子のボケっぷりが人気だったので、赤江も同じ立ち位置のイメージで起用された可能性があります」(同)

 ネット上にも「赤江さんは、蛭子さんポジションになりそう」「蛭子さん的な役回りになるのであろう赤江さん。楽しみ」といった書き込みがチラホラ。とはいえ、レギュラー3人の中では赤江が最年長ということもあり、「赤江さんがリーダーで、ほかの2人を引っ張っていくのかな」とも予想されている。

「次に三船ですが、彼女は2016年2月公開の映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』にマドンナとして出演。太川や蛭子とともにシリーズ初の海外ロケに参加し、同映画を鑑賞したネットユーザーの間では当時、『三船さんがずっとニコニコしてて良かった』『明るいマドンナがいてくれると楽しい』『三船さんに癒やされた』などと好評を博していました。それもあって今回、満を持してテレビ新シリーズにレギュラー起用されたのかもしれません」(同)

 そして、最年少メンバーとなる高城は、20年11月に放送された同番組の派生企画『ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅6』に出演し大活躍。ネット上のファンからは「前に対決旅に出た時のれにちゃん、根性があってよかったもんな」「旅番組は、れにちゃんの良さが発揮されるからうれしい」といった喜びの声が寄せられている。

「現在40代の赤江と三船に対し、高城は先月30歳になったばかり。『若さとガッツでバス旅を盛り上げてほしい』というスタッフの期待を感じますね。3人がどんなチームワークを見せるのか、今から楽しみです」(同)

 “明るさ”が持ち味の赤江、三船、高城だが、『バス旅』にどんな新風を吹き込むのか。まずは初回放送の反響に注目したい。

“次期芸能界のドン”にケンカを売った! 『テニミュ』俳優を彼氏と暴露した女性の正体は?

 現在公演中の『ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズン 青学vs六角』(以下、『テニミュ』)に出演している俳優・森下紫温をめぐり、同作をはじめとする2.5次元ファンが騒然となっている。というのも、近頃ある女性インスタグラマー・A子が、自身の彼氏として森下とのツーショットをストーリーズ(24時間限定公開)に連投しているからだ。

 マスコミ関係者の間では「彼女は昨年、K-POPファン界隈を震撼させた人物」(芸能ライター)として、その動向を注視されているという。

「A子さんは昨年7月、ストーリーズでK-POPグループ『ASTRO』のメンバーであるチャ・ウヌと『ご飯食べる』などと、プライベートで会う予定があることを明かし、ファン界隈で物議を醸しました。そもそもA子さんは、男性アイドルグループ『ORβIT』のメンバー・TOMO(安藤誠明)の元カノ。同年6月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、TOMOと交際していたこと、さらに彼から暴力を受けていたことなどを告発し、その後、暴露系YouTuber・コレコレの生配信に電話出演した際、ネットユーザーにインスタのアカウントを特定されていたのです」(同)

 TOMOの“DV疑惑”自体、ORβITの運営は強く否定する声明を発表していたが、そんな中、A子さんはチャ・ウヌとの私的交流まで“匂わせ”たとあって、K-POPファンは激怒。彼女は結局「例の件断りました」と、食事のキャンセルを報告していた。

『テニミュ』樹希彦役の森下紫温を「彼氏」と紹介、ツーショットも大公開

「そんな騒動から約1年経過しましたが、A子さんは今、2.5次元のファン界隈を騒然とさせています。彼女は現在ストーリーズで、7月15日に開幕した舞台『テニミュ』に、樹希彦役として出演中の森下と親密関係であることを猛アピール。森下を『彼氏』と自ら暴露し、ツーショット写真や、森下から届いたとするメッセージの内容も大公開しているんです」(同)

 A子さんはツーショット写真に森下のインスタアカウントを載せ、「本当に彼氏可愛いのでフォローしてください」と宣伝。ほかのインスタユーザーから寄せられた“交際のきっかけ”に関する質問にも、「最初は私たちも恋愛って感じじゃなかったんですけど、去年5月末に出会って7月から謎に一緒に住んで(笑)意識していった感じです」とあけすけに答えている。

森下紫温の事務所社長は、“次期芸能界のドン”である音事協会長

 なお、森下は若手ゆえに世間的な知名度はまだ低いが、5月に人気ボーイズラブ作品『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』で、映画初出演にして初主演を果たしており、まさに“これから”が期待される俳優だ。

「そんな森下の所属事務所は、篠原涼子が所属する大手と同系列のオフィス24で、社長は日本音楽事業者協会(音事協)の会長・瀧藤雅朝氏。同氏は、業界内で“次期芸能界のドン”とも称されるほどの大物なんです。A子さん本人は自覚しているかはわかりませんが、彼女は巨大組織を相手にケンカを売る格好となりました」(同)

 彼女に後ろ盾があるのかは不明だが、果たして森下に何かしらの処分が下されることはあるのだろうか。

2023年上半期の大コケ映画――制作費80億円の『聖闘士星矢』はランキング即圏外

 7月14日に公開されたスタジオジブリの最新アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が、同18日発表の全国週末興行成績をもとにした映画ランキング(興行通信社調べ、以下同)で、初登場1位を獲得。初日から3日間で観客動員100万3,000人、興行収入16億2600万円をあげ、同映画を手がけた宮崎駿監督の前作『風立ちぬ』(2013年7月20日公開)との興収対比は150%と伝えられている。

「23年下半期がスタートしたばかりのタイミングで、『君たちはどう生きるか』がいきなり好発進し、日本映画界は盛り上がっている様子。一方、上半期にも多くの映画が公開されましたが、残念ながら“大コケ”した作品もありました」(映画誌ライター)

広瀬すず&櫻井翔『映画ネメシス』は寂しいスタート

 例えば、3月31日に公開された『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』。同作は、広瀬すずと嵐・櫻井翔のダブル主演により、21年4月期に放送された連続ドラマの劇場版で、探偵助手の美神アンナ(広瀬)と自称・天才探偵の風真尚希(櫻井)がさまざまな依頼に挑む物語だ。

「そもそも連ドラ版は、全話世帯平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、たいして話題にならず。それでも劇場版が制作されたのは、最初から“ドラマと映画の連動企画”だったためでしょう。『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』は全国346スクリーンで上映を開始し、映画ランキングでは初登場3位。初日から3日間の動員は16万2,000人、興収も2億円と、大規模上映のわりには寂しいスタートでした」(同)

 そして翌週は6位、翌々週は8位と徐々にランクダウンしていき、4週目にはトップ10圏外に。同映画公開後、4月には『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(14日公開)や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(28日公開)といった話題のアニメ作品が控えていたこともあり、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』はそのまま世間から忘れ去られていった。

新田真剣佑『聖闘士星矢 The Beginning』は公開翌週にランキング圏外

「一方、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同日に公開した『聖闘士星矢 The Beginning』も悲惨でした。21年4月に芸能事務所・トップコートを退所し、海外に拠点を移した新田真剣佑のハリウッド初主演映画で、原作は漫画家・車田正美氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していた名作『聖闘士星矢』。日本とアメリカ合衆国の共同制作で実写化し、制作費は80億円ともいわれていたことから、当然、大ヒットを狙っていたはずです」(同)

 同作で“小宇宙(コスモ)”というパワーに目覚める主人公・星矢を演じた真剣佑も、やはり気合が入っていたとみられる。ところが、全国323スクリーンで上映を開始するも、映画ランキングではまさかの初登場8位。翌週には早々にランキング圏外となり、世界累計興収は10億円に届かなかったと伝えられている。

広瀬すず、もう一つの主演映画もほとんど話題にならず……

「また、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』がコケてしまった広瀬は、6月9日公開の主演映画『水は海に向かって流れる』も、ほとんど話題にならず。全国270スクリーンほどで上映されたものの、同時期に話題作の公開が重なり、埋もれてしまったのか、映画ランキングには入らずじまいでした。同作は、漫画家・田島列島氏が『別冊少年マガジン』(講談社)で連載していた同題作品の実写版で、主人公の会社員・榊千紗(広瀬)や高校生の熊沢直達(大西利空)らが共同生活を送るシェアハウスでの人間関係を描いたヒューマンドラマ。鑑賞した人からの評判は上々だっただけに、関係者は落胆しているのでは……」(同)

 下半期公開作品も、すべてが『君たちはどう生きるか』のようにロケットスタートを切れるわけではないだろう。一体いくつの作品がコケてしまうのだろうか。

Snow Man・目黒蓮『トリリオンゲーム』、原作ファン歓喜のシーンとは? 5万ツイート突破で“視聴熱”2位

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間7月10日~16日)。

 以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『VIVANT』(TBS系) 第1話 8万1,034ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、7月16日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』第1話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』『ドラゴン桜』など、多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。放送開始まで、あらすじや出演者の役柄といった情報が伏せられていたことも話題を呼んだ。

 初回の放送中、Twitter上ではラストシーンに登場した嵐・二宮和也に驚く声が続出。総勢42人のキャストが事前に発表されていたが、公式サイトで公開されたシルエットは43人が登場しており、そのうち1人だけがシークレット扱いで、それが二宮だったのだ。「ニノがいきなり出てきてびっくり!」「キャストが本当に豪華すぎる」と好意的な声がある一方で、「結局ジャニーズが出るんだね」「シークレットってジャニーズかよ」など落胆する声も見られた。

 “初回108分スペシャル”として放送された第1話では、丸菱商事のエネルギー開発事業部から、バルカ共和国のインフラ会社・GFL社に契約金の10倍にあたる1億ドルが誤送金される事態が発生。関与を疑われたエネルギー事業部2課課長の乃木憂助(堺)は、契約金はテロリストのアル=ザイールがダイヤモンドにロンダリングして持ち出したという情報をつかみ、バルカ共和国に向かう。

 しかし、ザイールから「お前がVIVANTか?」と謎の言葉をかけられ、爆弾自決の道連れで殺害されそうに。命は助かったものの、乃木は爆破事件の重要参考人としてバルカ警察に追われてしまうが、警視庁公安部外事第4課の野崎守(阿部寛)とその仲間・ドラム(富栄ドラム)の助けを得て、何とか大使館までたどり着く……という内容だった。

2位:『トリリオンゲーム』(TBS系)第1話 5万5,116ツイート

 第2位は、7月14日に放送されたSnow Man・目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』第1話。『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一)が原作で、コミュニケーション能力あふれる“世界一のワガママ男”こと天王寺陽(ハル・目黒)が、高いIT技術を持つ同級生・平学(ガク・佐野勇斗)とタッグを組み、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業を目指すというストーリーだ。

 放送中のTwitter上では、ガクが高層ビルの窓清掃を行う場面やハルの登場シーンに歓喜する声が多く見られた。原作にも同じシーンがあり、「原作と同じ!」「完全再現!」「完成度が高い」など、原作ファンもその再現度に舌を巻いていたようだ。

 そんな第1話は、ハルとガクがIT企業・ドラゴンバンクの採用試験を受け、ハルは採用を獲得したものの、ガクは不採用。その後、外窓清掃のバイトで同社のビルを訪れたガクだったが、ハルはガクが不採用だったことを知り内定を辞退。

 ハルはビルの窓に泡スプレーで今後のロードマップを描き、ドラゴンバンク役員の黒龍キリカ(桐姫・今田美桜)にも「I'll take you all.(お前ごといただく)」と堂々宣言し、ガクと共に出資者を募るため動き出す。そして宣伝目的でドラゴンバンク主催の「セキュリティチャンピオンシップ」に出場……という内容だった。

3位:『どうする家康』(NHK)第27回 3万9,522ツイート

 3位に入ったのは、7月16日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第27回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 この回の放送中、Twitter上ではラストシーンに対して驚きの声が続出。本能寺の変が勃発し、民衆が「織田信長(岡田准一)を家康(松本)が討った」というような発言をしており、「全く展開が読めない」「来週どうなるんだろう?」など、本能寺の変の描かれ方を楽しみにする声が多く見られた。

 そんな第27回は、家臣に信長を殺して天下を取るという胸の内を語った家康に対して、家臣たちの意見は賛成と反対で真っ二つに。しかし、家康が「異存反論、一切許さぬ。従えぬ者はこの場で斬る」と家臣に対してかつてないほど強硬な態度を示す。

 その時、信長の配下は各地に散らばっており、またとない好機だったが、障害となるのが京都にいる明智光秀(酒向芳)。その後、信長から安土城に招かれた家康は、信長から光秀を引き離すために、酒宴の席で振舞われた鯉が臭うような素振りを見せる策を講じる……という内容だった。

成田凌&小芝風花『転職の魔王様』は、あのドラマに「似てる」? 第1話視聴率は5.4%と低調

 成田凌が主演を務める連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜午後10時~)が7月17日にスタート。第1話の放送後、ネット上では「リアリティがあって面白い!」と共感する視聴者が相次いだ。

 同ドラマは、額賀澪氏による同名経済小説が原作。新卒入社した大手広告代理店でパワハラに遭い退職した主人公が、人材派遣会社「シェパード・キャリア」で出会った凄腕キャリアアドバイザーの冷徹な対応に戸惑いつつも、やがてその会社に入社し、人間的に成長していく“転職・爽快エンターテインメント”だ。

『転職の魔王様』第1話のあらすじは?

※以下、『転職の魔王様』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、職を失い途方に暮れていた未谷千晴(小芝風花)が歩いていると、謎の男性(宮崎吐夢)に遭遇。この直後、男性は杖をついたスーツ姿の男・来栖嵐(成田)にナイフで襲い掛かるが、来栖は杖で見事にかわす。

 翌日、未谷が叔母・落合洋子(石田ゆり子)が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪れると、そこでキャリアアドバイザーとして働く来栖と再会。早速、面談を受けると、未谷は心をえぐるような辛らつな言葉を次々と投げつけられる。

 前職の大手広告代理店を、上司・竹原(堀部圭亮)からのパワハラにより、3年たらずで辞めていた未谷だが、来栖は“今のままではどこに転職しても同じだ”と看破。

 来栖の言葉に納得した未谷は、自分の人生を自分で決められるようになるまでは、転職活動を休止すると決意。その間、洋子の勧めにより、「シェパードキャリア」で見習いとして働くことになる――。

『転職の魔王様』初回視聴率5%台は、同枠で「見ない数字」

 ネット上では、「成田凌も小芝風花も演技が上手だし、“転職あるある”やパワハラシーンにリアリティがある」「自分の経験や状況と重なって、主人公を応援したくなる! やっぱりカンテレが作るドラマは面白い」と好意的な声が寄せられており、概ね好評。

 だが、世帯平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送された天海祐希主演『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の初回9.3%と比べると、かなり低調といえるだろう。

「同作は、放送時間や曜日を変えながら長年続いている、カンテレ制作枠で放送中ですが、初回が5%台というのは直近10年を振り返っても見ない数字。今期は、前の時間帯に放送されている月9『真夏のシンデレラ』が、17日放送の第2話で早くも世帯平均5.4%まで落ち込んでしまったため、その影響をモロに受けている可能性がありそうです」(同)

『転職の魔王様』はあのドラマに「似てる」?

 また、動画配信サービス「TVer」でも、同ドラマはあまり勢いが見られない。

 『真夏のシンデレラ』のお気に入り数が約79万人(19日現在、以下同)なのに対し、『転職の魔王様』は27.5万人。この数字は、放送中の一部深夜ドラマをも下回っている。

「前クールの春ドラマでは、一見冷淡な知的財産の専門家(ジャニーズWEST・重岡大毅)と純粋な主人公(芳根京子)がトラブルを解決していく『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)が視聴率不振に陥っていましたが、現在、メインの2人の関係性が『転職の魔王様』に『似てる』と指摘するネットユーザーも散見される。それだけに、同作の視聴率推移にも一抹の不安が過ぎります」(同)

 ネット上の賛辞とは裏腹に、視聴率が振るわない『転職の魔王様』。今後、口コミで面白さが広がり、盛り上がりを見せるといいが。

3時のヒロインはネプチューンになれるか? MC向きの女性芸人をテレビ関係者が考察

 さまざまなキャラクターの女性芸人が切磋琢磨している昨今。“ひな壇芸人”としてだけでなく、番組MCを務められる技量があれば、今後もテレビ業界で生き残るための大きな強みになるだろう。

「現在、番組MCを務めている女性芸人は、例えば『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)の上沼恵美子、『土曜スタジオパーク』(NHK)で安定した仕切りを見せるハリセンボン・近藤春菜、『トークィーンズ』(フジテレビ系)のいとうあさこ、『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ系)の久本雅美、『ドーナツトーク』(TBS系)や『キョコロヒー』(テレビ朝日系)のヒコロヒーといったところでしょうか」(芸能ライター)

Aマッソ・加納は「うまい具合にパスを出す」、ヒコロヒーは「少人数トークのホストに向いている」

 若手の中に、今後、MCとして成長しそうな女性芸人はいるのだろうか。その1人が、Aマッソのツッコミ担当・加納だという。すでに『トゲトゲTV』(テレビ朝日系)『誰でも考えたくなる「正解の無いクイズ」』(テレビ東京系)といった番組の司会を担当している。

「加納は関西ノリが強すぎるときもありますが、共演者に対し、うまい具合にパスを出してくれます。またツッコミもボケることもできる」(同)

 また、3時のヒロイン・福田麻貴もMCとして期待されているそう。

「福田は仕切りもできればイジられる側にもなれるので、今後さらに重宝されるはず。『トゲトゲTV』は福田、加納、ラランド・サーヤの番組ですが、主に福田がゲストに話を振ったり、番組進行を担当しています。7月12日放送回でも、ゲスト・滝沢カレンのボケに素早くツッコミを入れながら、番組を回していました。もし3時のヒロインとして冠番組を持った場合、同じトリオ芸人であるネプチューンを参考に、福田が仕切り、ゆめっち、かなでの2人を回していけるようなフォーメーションが組めれば、視聴者からウケるのでは」(同)

 若手でいえばヒコロヒーも有力株に思えるが、彼女は“少人数”のほうが実力を発揮できるとのこと。

「ヒコロヒーは “一人語り”キャラというか、自分だけで完結させるトークが得意。そのため、大勢の共演者に振って、落としていくような仕切りではなく、マツコ・デラックスのような、少人数での濃密なトークのホストであれば、これからも仕事が舞い込みそうです」(同)

 どの女性芸人がMCとして天下を取るのか。それぞれの今後の活躍に期待したい。