日テレ『イッテQ』、いとうあさこの熱湯シーンは「いじめ」? 視聴者の賛否分かれた“過激な演出”

 2022年12月25日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』3時間スペシャル(日本テレビ系)にお笑い芸人・いとうあさこが出演。恒例企画「温泉同好会」の特別編として「女芸人一芸合宿 in長野県」がオンエアされた。

 いとうや森三中、おかずクラブといった女性芸人11人は、中米の島国のトリニダード・トバゴ共和国で生まれたという楽器・スティールパンの演奏にチャレンジ。

 「一行はスティールパンを使ったゲームを行い、勝利した5人は温泉地である群馬県・草津で食べ歩きする権利を獲得。負けた6人は草津温泉でお湯の温度を下げる“湯もみ”の体験をすることになりました」(芸能ライター)

 スティールパンの勝負後、女性芸人たちは草津温泉に移動。勝者チームのいとうは食べ歩きをしてから敗者チームに合流し、湯もみでちょうど良い温度になった温泉に入浴することになったが……。

「湯もみをする前のお湯に手を入れたいとうは、一瞬で手を抜き『50度、49度ぐらいいってるんじゃない?』と、その熱さに驚がく。敗者チームの森三中・大島美幸が足を突っ込み、『熱いな!』と言いながら、いとうに足でお湯をかけ、彼女が悶絶するシーンもありました」(同)

 湯もみ後、いとうは全身でお湯に浸かることに。敗者チームの女性芸人たちは、その横で激しい湯もみを開始したものの、いとうはその熱さに耐えきれず、四つん這いの格好で温泉から這い出るはめになった。その姿を見た芸人たちは「ターミネーターだ!」と笑いながらいじっていたが……。

「このシーンについて、ネット上では『めっちゃ笑った』と面白がる声がある一方で、『いじめみたいに見えた』『これが面白いと思うのはまずいでしょ』など疑問の声も多く、賛否が分かれています」(同)

 同番組で、体を張る企画に挑戦することの多いいとうだが、今回のようにネット上で物議を醸す場面も多々あった。

「中でも18年5月放送回は特に問題視されました。『いとうあさこのミステリーツアー』という企画で、いとうは特殊な繊維でできた消臭パンツの効果を試すことになったのですが、スタッフからオナラをするよう要求された上、男性2名にそれを間近で嗅がれるというシーンがあったんです。ネット上では『どうしてこんな下品なことをさせるの?』『あさこに対するパワハラやセクハラにしか見えない』といった批判が噴出していました」(同)

 いとう自身は、こうした過激な企画や演出も了承した上で撮影に挑んでいるのだろうが、ものによってはいじめやパワハラにしか見えない場合もある。今の時代、視聴者にとって何がOKで何がNGなのか、『イッテQ』スタッフはしっかりその線引きを考える必要があるのかもしれない。

『バイキングMORE』『今くら』……打ち切り番組に見る、フジテレビの“失策”と日本テレビの“抜かりなさ”

 昨今、テレビ番組の人気を測る指数は、世帯視聴率、個人視聴率、コアターゲット、TVerといった無料配信動画サービスの再生回数など多岐に渡り、ひとくくりにできるものではなくなった。ただ、やはりテレビ業界にとって「視聴率」は何よりも重要であり、2022年もその低さから“打ち切り”になってしまった番組はいくつも存在する。

「視聴率の努力目標は局や番組によって違うので、一概には言えませんが、例えばフジテレビは、『ゴールデンタイムの個人視聴率』で3%、日本テレビは同じ条件で5%の確保が求められる。一方、テレビ朝日やTBSは、制作者によってはいまだに、世帯視聴率を切り捨てない保守派もいます」(テレビ業界関係者)
 
 22年に打ち切られた番組を見ると、「遅きに失した番組も、うまく次の新番組に軟着陸させた番組もある」(同)というが、前者の例では 『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)が挙げられるそうだ。

「ウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める月曜午後8時枠の『痛快TV スカッとジャパン』は、昨年3月に7年半の歴史に幕を下ろしましたが、すでに5年ほど前に賞味期限は過ぎていました。同番組は、視聴者から寄せられたスカッとした体験談を元に作られる再現VTRが売りだったものの、どこまで実話に忠実に落とし込むかが曖昧なまま、どんどん内容が非現実的な方向にエスカレートしていった。またそれ以上に、投稿されるネタそのものが他人からの受け売りだったりと、グレーな雰囲気が常につきまとっていました。以前から“迷走していた番組”の1つと言えるでしょう」(制作関係者)

 4月には、引き続き内村が司会を務める『あしたの内村!!』がスタートしたが、「視聴率に上がり目はなく、フジテレビの月曜午後8時は再び“死に枠”になりそう」(同)という。

 またフジテレビは、番組の固定ファンをみすみす捨ててしまう失策を行ってしまったよう。お昼のワイドナショー『バイキングMORE』は、MC・坂上忍の「動物愛護活動に注力する」という申し出によって、昨年4月1日に終了したが……。

「坂上の威圧的な態度に嫌悪感を持つ視聴者もいましたが、ズバッと物申す姿を支持するファンもいて、低空飛行ながら安定した視聴率を保っていました。それがいきなり『ポップUP!』という毒にも薬にもならない生活情報バラエティにシフトしてしまったことで、『バイキングMORE』の“お客様”は去ってしまったとみられる。結局、『ポップUP!』は9カ月という短期間で終了しました」(同)

 一方、抜かりないのが日本テレビだ。バラエティ番組『今夜くらべてみました』(以下、『今くら』)は昨年3月、10年の歴史に幕を閉じたが、後継番組『上田と女が吠える夜』がウケているという。

「『上田と女が吠える夜』は、くりぃむしちゅー・上田晋也によるトーク番組。出演者は女性タレントに特化していて、毎週『理解できない食のこだわり』『1分1秒も無駄にしたくない女』といったテーマに沿って、該当するゲストたちがトークを繰り広げます。この形式はもともと『今くら』でシリーズ化されていたもので、しかも出演者には、重盛さと美、餅田コシヒカリなど『今くら』の常連も名を連ねている。これは日テレの確信犯的な編成で、“表紙”は違うものの、よもやま話が好きなこの枠の視聴者を離さない作りにしているのです」(同)

 フジテレビの局内にも、他局のテレビマンがうらやむ優秀なクリエイターは数多く存在する。だが、彼らの作る番組を、どのタイムテーブルにどう組み込むのか、生かすも殺すも編成部次第ということなのかもしれない。

篠田麻里子、泥沼不倫裁判は「熊田曜子の騒動」と同じ? 一般人の夫側が見せる“きな臭い”動き

 本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

ガーシーで始まった2022年の芸能界――彼の登場で唯一良かったこと

A いきなりですが、2022年の芸能界はどうでしたか?

B ガーシーに始まって、ジャニーズで終わったみたいな感じ(笑)。

C 今年2月、芸能界に彗星の如く現れた“暴露系動画配信者”のガーシーこと東谷義和氏ですね。もともとは芸能人に飲みの場をセッティングし、女性を紹介する“アテンダー”だったのですが、詐欺事件を起こして信用を失ってしまった。YouTuber・ヒカルには実名での告発動画まで出されていましたよね。こうして、これまで世話をしてきた芸能人に手のひらを返され、復讐心に火がついた東谷氏は、タレントの裏の顔を次々と暴露するようになった……という。

B ガーシーが暴露を始めたきっかけ、もはやみんな覚えてないよね。というか最新動向まで追ってる業界人も、もうほとんどいないんじゃない?

A 登場したての頃は、芸能人までワクワクして毎日動向を追っていましたが、確かにもう誰も彼の話はしていないかも(笑)。

B やっぱり直接交流があった芸能人――綾野剛や城田優の暴露をしていた時は盛り上がったけど……。あのスタイルで現れた手前、もう芸能人とは関われないから、最近は、明らかに“ネタ切れ”になってるよね。突然「King&Prince・平野紫耀のジャニーズ事務所退所を事前に知っていた」と言い出したり……。

C 今は「オレの機嫌を損ねたら暴露する」みたいな、脅迫まがいのスタンスですよね。自分の配信番組への出演オファーを蹴った藤田ニコルに激怒して、人に見られたくない写真や情報を暴露すると脅してましたし。

A ガーシーは、YouTubeチャンネルをはじめSNSアカウントが次々と“BAN”されて、応援していた人たちもだんだんついていけなくなって……。まさに一瞬で散った花火のような存在でした。

B 俺が唯一良かったと思っているのは、彼が参議院議員選挙に当選したことで、「民意は選挙結果にちゃんと反映される」とわかったこと。ごく一部の民意かもしれないけど、見えない力、大いなる力によって、ガーシーのような勢力が排除されるってことはないんだなって。

A まあわからなくもないですが……。でも、やっぱり芸能史に名を残すような存在でもないと思うので、来年はさらに名前を見なくなるのでは。

A 本格的な“芸能ゴシップ”というと、TKO・木本武宏の出資トラブルでしょうか。

C 事の発端は7月、木本が金銭トラブルで次々と番組を降板していることを、ニュースサイト「日刊大衆」が報じたこと。同サイトは今年、平手友梨奈の映画撮影ドタキャン騒動、平野紫耀のジャニーズ退所など、スクープを連発しています。

B この件ってさ、世間で言われてるほど木本は悪くないよね。一部で「後輩芸人に強引に出資させていた」とうわさされてるけど、その後、明確な続報もないし、単に「みんな詐欺師に大金取られちゃってかわいそう」って話だった。

A 木本が批判されている大きな理由としては、記者会見の開催を匂わせていたのに、ニュースサイト「NEWSポストセブン」の独占インタビューでしか取材対応をしなかったことでしょうか。

B そうだね、あの時のメディア関係者の怒りっぷりはすごかった(笑)。すぐに「負け犬の遠吠え」だって気づいたのか、批判記事もなくなったけど。

C 芸人含む複数の人間から「一緒に儲けよう」とお金を募り、A氏とB氏にそれぞれ出資金を預けたものの、両者とも返金すらしないどころか、連絡もつかなくなってしまったと。

B そりゃ木本は旗振り役ではあったんだろうけど、出資者全員の負債を肩代わりするのって、普通に考えてあり得ないよね。ウチはそこを取材してたものの、結局「木本がお人好しすぎるおバカだった」って結論に至った(笑)。

C 数千万単位で出資したとされているのは、平成ノブシコブシの吉村崇。彼はその後、騒動をネタにしていますね。

A 芸人界隈では、「吉村は木本と同罪説」が出ているそうです。

C というと?

A つまり木本だけでなく、吉村も出資者を募るようなことをしていたとか。彼の場合、金銭的に余裕があるので、トラブルになる前に精算できたみたいですが。

B なるほど。だからテレビ番組で「フルベッドで入れちゃった!」とか、自ら笑いにしているのか(笑)。

A 松竹芸能をクビになってしまった木本は、年末になって一部の取材に「現在はアルバイトをしている」とカミングアウトしていましたが、吉村は相変わらず芸能界のど真ん中で活躍中。木本はそのことをどう思っているのか……。

C 年末になって再燃したのが、元AKB48・篠田麻里子の不倫騒動ですね。19年に、3歳下の実業家夫とスピード婚した篠田は、今年になって家庭は破綻していたことが発覚。ニュースサイト「文春オンライン」と「週刊新潮」(新潮社)がそろって、現在、夫が篠田の不倫を明らかにするための裁判を起こし、不倫の証拠を提出したという記事を展開しました。

A 篠田と夫の不倫疑惑をめぐる夫婦げんかの音声まで流出して、大騒動になっています。そもそも「不倫を疑った夫が、長女とともに家を出てしまった」という話から始まり、ここへきて夫側が猛攻撃を仕掛けてきましたね。

B でも、子どもは現状、篠田の元にいるっていう。ちょっと前に報じられていた監護権の調停は、結局、篠田が勝ったってことか。

C 今後は離婚調停、それでも決着しなければ離婚裁判となる見込みですが、一方で夫は不倫相手とされる実業家を訴え、さらに自身の経営する会社も元取引先から訴訟を起こされていた……と、裁判まみれの展開になっています。

B 篠田は、夫側の猛攻撃を受け、「私が不倫したという事実はありません」とコメントを出したけれど、そもそもの好感度の低さから、ネット上はほぼ100対0で夫側に同情的。ただ、気になるのは夫のメディア対策の手際が良すぎるところ。不倫相手の裁判が決着するのを待っていたかのようなタイミングで、「文春」と「新潮」にそれぞれ記事が出た。

A 確かに、夫が有力週刊誌にいち早く情報を提供したとみられます。さながら大手芸能事務所の広報部のような動きと言えるかもしれません。

B 熊田曜子の不倫裁判を思い出したよ。「ウーマナイザー」のインパクト(夫が慰謝料請求裁判で、熊田の所有していた大人のおもちゃ「ウーマナイザー」から検出されたDNAと、不倫相手とされる人物がラーメン店で使用した割り箸から検出したDNAは「同一性が極めて高い」とする鑑定書を提出した件)が強すぎて見落とされがちだけど、あっちも夫側の主張ばかりが週刊誌で報じられたじゃない? バーニング系列の大手プロに所属している熊田でなく、ほぼ全メディアが「一般人の夫」側につくなんて、なかなか珍しい。

A 篠田にしてもほぼ同じ構図ですね。

B Twitterで、ある匿名アカウントが「『文春』に篠田の不倫に関する記事が出る」と予告していたのも気になる。騒動の焦点は「篠田の不倫の有無」なんだけど、個人的には、夫側の“きな臭い”動きのほうに興味をそそられるな。

A 熊田の裁判は1年以上続いていますが、篠田のほうもそうなってしまうのか、引き続き注目ですね。

(後編につづく)

千鳥・ノブ、白石麻衣への“セクハラ”まがいのボケは許されない! 「怖い」「気持ち悪い」視聴者も苦言

 2022年12月24日のクリスマスイブに放送された『千鳥かまいたちアワー』(日本テレビ系)で、MCを務めるお笑いコンビ・千鳥のノブのある“行動”が、ネット上で物議を醸した。

 この日は、乃木坂46の元メンバーで女優の白石麻衣がゲスト出演。千鳥とお笑いコンビ・かまいたちの4人が、それぞれ「まいやん(白石)サンタ」に願いごとを伝え、それを叶えてもらう企画を実施した。

「かまいたち・濱家隆一が、白石に『メシ誘ってくれへん?』と要求したほか、相方の山内健司は『振らしてくれる?』と、告白してきた白石を振りたいとリクエスト。一方、千鳥・大悟は『明日のサッカー一緒に見よ?』という希望を伝えていました」(芸能ライター)

 このうち、濱家と山内の願いごとを快諾した白石は、その場で実演。一方、大悟リクエストのサッカー観戦は「一緒に見たい気持ちはあるんですけど、現実には本当に見ないだろうなと思っちゃって」と拒否していた。そんな中、ノブは「にらめっこ」をお願いしたのだが……。

「ノブがにらめっこを提案した理由は、至近距離で白石を見たいから。大悟に何度も『気持ち悪い』とツッコまれていました。それでも白石はOKを出し、実際ににらめっこを始めることになったのですが、ノブは鼻先が触れるくらいの距離まで白石に接近。濱家からは『芸能界やめる気で(キスに)いくやん』とあきれられていました」(同)

 また、ノブが前のめりになりながら顔を近づけたのに対して、白石はその分だけ背中を反らして逃げるような姿勢を取っており、大悟から「情けないで、この2人の反り方」「お前の親戚とかも泣くぞ」と言われる場面も。なお、白石がすぐに笑ったため、にらめっこはあっという間に終了した。

 番組放送後、ノブの行動について、ネット上では「ノブが普通に怖い」「気持ち悪すぎる」「セクハラでしょ」といった批判が噴出する事態に。

「今の時代、こうしたセクハラまがいのボケは許されません。しかもノブは、以前にも同様の批判を浴びたことがあります。20年に放送された『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)で、女優の有村架純にコーディネートを提案する企画を実施した際、ノブはシースルーのトップスを手に取り、女性のマネキンの胸をタッチしながら『これ、有村さんに着てくれって言ったら、着てくれるんですか?』と質問。視聴者をドン引きさせていました」(同)

 こうしたセクハラまがいのボケに戸惑う女性ゲストを、気の毒に思う人は少なくないよう。千鳥、特にノブには安易な下ネタに走らず、笑いを取ってほしいものだ。

津田健次郎「誕生日配信」で評判落とす、櫻井孝宏の“10年不倫”発覚!【2022年の声優界5大ニュース】

 かつては“裏方稼業”として知られていた「声優」だが、近年は、“顔出し”で歌手活動をする者、ドラマや映画、バラエティ番組に出演する者もいるなど、その存在はすっかり世間に浸透。声優個人の仕事やプライベートが一般メディアで取り上げられる機会も増え、2022年もさまざまな声優たちが話題を振りまいた。

 今回は、声優業界関係者の間で注目されたニュースベスト5を大発表。果たして第1位に輝いたトピックとは……?

2022年声優ニュース第5位 吉野裕行ら、シグマ・セブンから退所者続出!

 シグマ・セブンは、1988年に設立された“そこそこ歴史のある”声優事務所だが、近年、退所者が続出。18年5月に野島裕史が青二プロダクションへ移籍し、20年10月に中村悠一、21年9月には水樹奈々が独立。そして22年には、1月に井上麻里奈、6月に保村真と森一丁、8月に吉野裕行もその後に続いている。

「同事務所は特に“ナレーション業”が強いとされていますが、ここ数年でマネジャーの質が落ち、業界内では評判が悪かった。タレント性の高い声優たちがこぞって退所しているという点から見ても、やはり事務所のマネジメントがうまくいっていない可能性は高いです。23年も、シグマ・セブン所属声優たちの動向に注目が集まります」(声優業界関係者)

2022年声優ニュース第4位 プロ・フィットのプロダクション業務廃止に伴い、岡本信彦が新会社設立!

 3月、鬼頭明里や岡本信彦ら、数多くの人気声優を有するプロ・フィットが、「プロダクションの根幹たる『責任あるマネジメント』を近い将来、所属声優に行う事が出来なくなってしまう為」(公式サイトより/原文ママ、以下同)、プロダクション業務を閉鎖。

 これを受けて、岡本は自ら新会社「ラクーンドッグ」を設立し、鬼頭をはじめとするプロ・フィット声優を引き連れ、新たなスタートを切った。

「22年、アニメファンの間で話題を呼んだ『チェンソーマン』(テレビ東京系)でメインキャラクターの声を務めたファイルーズあいら、脂の乗ったタレント声優が多数所属しています。しかし、所属メンバーはプロ・フィットの“遺産”ともいえる。新たな人材を発掘することができるのか、今後のマネジメントに期待したいところ」(同)

 19年6月に結婚した梶裕貴と竹達彩奈が、今年11月に第1子の誕生をそれぞれのSNSで報告。業界内外から祝福の声が相次ぎ、梶はTwitterに「お心遣いくださった皆様に感謝を。そして…全国の子育て中の先輩方、お疲れ様です!こりゃ大変ですね…!でも幸せですね!」とも投稿。こうした素直で飾らない言葉は、多くのファンから好感を得た。

「バラエティやドラマに顔出しで出演するなど、活動の幅を広げる一方で、堅実にアニメ関連の仕事もこなしている梶。家族が増えたことで、より一層仕事に力が入るのでは」(同)

2022年声優ニュース第2位 津田健次郎、声優仲間との「高級ホテル誕生日パーティー」が物議

 人気声優の津田健次郎は、6月の自身の誕生日当日、都内にある高級ホテルのスウィートルームでパーティーを開催。杉田智和、浪川大輔、森久保祥太郎ら、多数の人気声優をゲストに招き、自身のインスタグラムアカウントでその様子をライブ配信した。しかし、酒が進みトークが盛り上がった一同は、話し声が大きくなってしまったのか、途中でホテル側から注意を受け、一部ネット上で物議を醸すことに。

 コロナ禍により、アニメなどのアフレコ現場では、感染対策防止として、いまだに少人数体制での収録が行われている。そんな中、会の主催者である津田はもちろん、ほかの声優たちにも「業界内から『感染予防に対する意識が低い』とあきれる声が上がっていた」(同)そうだ。

「リアルタイムで津田の誕生日を祝うことができ、ファンからはおおむね高評でしたが、この騒動によって、彼は業界内での評判を落としてしまった印象。SNSでの言動は、良くも悪くもすぐに拡散されますから、今後は慎重に行動してほしいところです」(同)

 9月、ニュースサイト「文春オンライン」に、既婚者であることをスクープされた櫻井孝宏。翌月には、櫻井がパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組『P.S. 元気です。孝宏』(文化放送超!A&G+)が突然終了。その後、再び“文春砲”の標的となり、同番組を担当していた放送作家の女性と10年にわたって不倫関係にあったことが明らかとなった。

 以降、櫻井は一切公の場に姿を見せず、騒動から2カ月後の12月、ラジオの番組公式サイトは、突如、櫻井の謝罪文を掲載。しかし、ネット上では「なぜこのタイミング?」「誠意が感じられない」「なんで消えかけた火に自ら油を注ぐようなことするの?」と、逆にファンの怒りを買ってしまった。

「12月には、20年メインパーソナリティを務めた『こむちゃっとカウントダウン』(文化放送)からの降板も発表されました。23年は、櫻井がレギュラーを務めるアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)『呪術廻戦』(TBS系)の新シリーズが放送されますが、彼の進退は、ファンにとっても気になるところでしょう」(同)

 なお、櫻井の不倫騒動をめぐっては、所属事務所・インテンションの管理体制も問題視されているようだ。

「そもそも、彼が既婚者で放送作家と不倫関係にあったことを、声優仲間で同社の代表取締役の一人である鈴村健一は、知らなかったはずがない。『文春』報道後、鈴村は一切コメントを発表していませんが、Twitterで、毎日朝のあいさつとともに『好きを謳歌してください』という一文をつぶやいていることから、『櫻井に好きを謳歌させた結果がこれ?』などと、ファンからは皮肉も聞こえてきます。櫻井自身の素行の悪さはもちろん、事務所の管理体制の甘さも露呈してしまったこの騒動。完全に風化するには、まだしばらく時間がかかりそうです」(同)

「『逃走中』のパクリ」と物議の『THE鬼タイジ』が直接対決! 『孤独のグルメ』は手堅い? 民放大みそか特番

 大みそか恒例の国民的音楽特番『NHK紅白歌合戦』。昨年は、トリを含む第2部(午後9時~11時間45分)の世帯平均視聴率が34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を更新したが、それでも同日のゴールデンプライム帯ではダントツのトップを誇っている。一方、民放各局も今年の大みそか放送の特番をめぐってはしのぎを削っており、業界関係者の間ではそのラインナップが話題なのだという。

「フジテレビは、これまで大みそかは7年連続で格闘技イベント『RIZIN』を中継していましたが、今年は『逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~』を放送。有名人たちが、“ハンター”に捕まらないように逃走しながら賞金獲得を目指すゲームバラエティで、2004年から不定期放送されている人気特番です」(芸能ライター)

 今回の『逃走中』にはYouTuber・はじめしゃちょーやHIKAKIN、コムドットのやまととゆうた、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希、俳優の萩原利久や森崎ウィン、元サッカー日本代表・大久保嘉人、タレント・朝日奈央、元AKB48・板野友美、HKT48・矢吹奈子、元レスリング日本代表・吉田沙保里らが出演。

 一方、「VSハンター」として、新日本プロレスのオカダ・カズチカ、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手、大相撲力士・炎鵬、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏、韓国のガールズグループ・KARAらも登場するという。

「その裏では、TBSが『THE鬼タイジ 大晦日決戦~鬼と氷の女王~』を放送。こちらは、有名人たちが特殊な光線銃で“鬼”と戦い、最後まで生き残れば賞金がもらえるというシューティングサバイバルゲーム番組です。今回はオードリー・春日俊彰やパンサー・尾形貴弘、錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆、ハリセンボン・近藤春菜ら芸人勢のほか、YouTuber・フワちゃん、女優の川島海荷、さらに読売ジャイアンツ・今村信貴、元サッカー日本代表・槙野智章や松井大輔らが出演します」(同)

 ただ、すでにフジの“ご長寿特番”となっている『逃走中』に対し、20年から不定期放送されるようになったTBSの『THE鬼タイジ』は、かねてからネット上で、「『逃走中』のパクリ」と物議を醸してきた。そんな『THE鬼タイジ』は昨年の大みそかにも放送されており、今年はフジが『逃走中』をぶつけるという奇策に出た格好だ。

「ネット上では、『似たような番組が重なってる』『視聴者層がかぶってるよね?』などと困惑が広がっています。両番組とも、子ども人気が高いようで、『うちの子たち、どっちを見るか迷いそう』『片方リアルタイムで、片方録画しかないね』といった書き込みも見られました」(同)

 一方、テレビ朝日は、19年から4年連続でトーク番組『ザワつく!金曜日』のスペシャル版『ザワつく!大晦日』を放送。普段はタレント・長嶋一茂、石原良純、ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子のレギュラーバラエティとして放送され、視聴率2ケタ超え連発の人気番組だが、「若年層に好まれる内容とは言い難い」(スポーツ紙記者)という指摘も。

「さらに、今年の『ザワつく!大晦日』には、テレ朝の人気ドラマ『相棒』シリーズのメインキャスト・水谷豊と寺脇康文がゲスト出演。『相棒』も人気ドラマながら、若い世代の視聴率は壊滅的といわれているだけに、局側は大みそか特番のターゲットを高齢者層に絞ったのかもしれません」(同)

『笑ってはいけない』復活ならず、日テレ『笑って年越し』昨年は酷評まみれ

 なお、ネット上には日本テレビ系で20年まで大みそかに放送されていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズの“復活”を望む声もあるが……。

「日テレは、21年から新たな年越し特番『笑って年越したい!!笑う大晦日』シリーズをスタート。今年は『笑って年越し!世代対決 昭和芸人 vs 平成・令和芸人』というタイトルで、東野幸治、ナインティナイン・岡村隆史と矢部浩之、かまいたち・山内健司と濱家隆一、フットボールアワー・後藤輝基、そして出川哲朗がメインで出演。“昭和芸人”と“平成・令和芸人”がネタバトルを繰り広げるそうです」(テレビプロデューサー)

 だが、昨年の『笑って年越し』についてはネット上で「ノリが古い」「グダグダ進行で見てられない」「あまりにもつまらなくてテレビ消した」などと酷評が飛び交い、「来年は絶対『笑ってはいけない』をやってほしい」との声も多かった。

「しかし今年も『笑ってはいけない』の復活はなく、『笑って年越し』が放送されることになりました。昨年の汚名返上できるのか、注目が集まります」(同)

 そんな中、テレビ東京は、毎年恒例の歌番組『年忘れにっぽんの歌』の後、コアなファンを擁するグルメドキュメンタリードラマ『孤独のグルメ』の大みそかスペシャルを放送する。

「主人公の井之頭五郎(松重豊)が大衆食堂や居酒屋などで1人、食事を楽しむ姿を描く同ドラマは、今年10月期にSeason10を放送。12月31日には朝7時~昼1時半まで過去作を一挙出しして、午後10時からは新作の『孤独のグルメ2022大晦日スペシャル 年忘れ、食の格闘技。カニの使いはあらたいへん。』をオンエアするそうです」(週刊誌記者)

 公式サイトでは、松重が「年末年始の数日間、テレ東はこの番組の再放送ばかり流しています。最も劣化が進んだ井之頭五郎を見られるのはこの大晦日スペシャルだけです」とコメントを寄せているが、「松重の“ぼやき芸”はシリーズ恒例で、ドラマファンを楽しませている」(同)とのこと。

「にぎやかな番組を敬遠する視聴者層に、『孤独のグルメ』は打ってつけでしょう。昨年の大みそかスペシャルは視聴率6.1%、かつ同時間帯では民放2位と健闘しており、今年も手堅い数字を獲得しそうです」(同)

 民放各局から『紅白』同等に盛り上がる大みそか特番は生まれるのだろうか。

【紅白歌手の熱愛事件簿】King Gnu・井口理&あのは半同棲解消? 破局報道のセカオワ・Fukaseは“意味深ツイート”

 大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』。第73回目となる今年は10組が初出場するが、6人組アイドルグループ・IVEや、元HKT48の宮脇咲良(SAKURA)らが所属する韓国の5人組グループ・LE SSERAFIMといったK-POP勢が、若者を中心に注目されている。

「IVEのウォニョンといえば今年10月にBIGBANGのG-DRAGONとの熱愛疑惑が浮上し、K-POPファンの間で話題になったことが記憶に新しい。熱愛疑惑の発端は、韓国のとあるオンラインコミュニティの投稿でした」(芸能記者)

 ウォニョンがパリのファッションウィークを訪れた際、上下にポケットが4つ付いた「MIU MIU」のクロップジャケットを着用。別日にはG-DRAGONも、やはり上下にポケットが4つ付いたカーディガンを着ていたことから、2人がコーディネートの雰囲気を合わせた“シミラールック”をしているのではないかと疑う投稿が拡散されたという。

「韓国の成人年齢は19歳であることから、G-DRAGONがまだ18歳で未成年のウォニョンと交際しているとすれば問題だという指摘もありました。“シミラールック”以外にも“匂わせ”を疑われる投稿はありましたが、どれもこじつけの域を超えていませんね」(同)

 そのほか、『紅白』初出場組の中では、ポップロックバンド・緑黄色社会のボーカルを務める長屋晴子が、「フライデー」2020年12月4日号(講談社)にロックバンド・BIGMAMAのボーカル・金井政人との交際が報じられたことも。交際発覚から約2年たつが、相変わらず順調なのだろうか……。

 長屋と同じ1995年生まれのシンガーソングライター・あいみょんは、今年で3年連続4度目の『紅白』出場。彼女も19年6月にロックバンド・クリープハイプのボーカルである尾崎世界観との熱愛が明らかになっている。

「今年8月、3年ぶりに開催された『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』では、あいみょんと尾崎が1日違いで出演し、ファンの間で“ニアミス”と話題に。交際発覚から3年以上たっており、ファンの間では『そろそろ結婚してもおかしくない』との声もあるようです」(同)

 4年ぶり6回目の出場を決めたロックバンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseも、15年末に交際をスタートさせた益若つばさと“結婚目前”と言われてきた。

 しかし、「女性セブン」22年6月23日号(小学館)が“21年末に破局していた”とスクープ。ただ、Fukaseといえば、かつて交際していたきゃりーぱみゅぱみゅとの破局時にTwitterで“暗号”を用いて破局報告したことがある。そうした報告がないために、ファンの間では“交際継続”と見る向きもあるようだ。

 また、今月8日には、約1カ月ぶりにTwitterを更新したFukaseが「俺も結婚したいなぁ」と意味深な投稿。果たしてこれが意味するものとは……?

 今年で2回目の出場となる4人組ロックバンド・King Gnuのボーカル・井口理は、アイドルグループ・ゆるめるモ!の元メンバー・あのとの半同棲が「フライデー」20年5月8・15日号で報じられた。当時、2人は報道前からSNS上での“匂わせ投稿”疑惑が浮上していたことから、双方のファンの間で物議を醸すことに。

 しかし、あのが今年7月19日放送のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、「ひとり暮らし満喫女子大集合SP」という企画に出演したことから、井口との破局がうわさされる事態に発展した。

 一方で、あのは10月にインスタグラムのストーリーズで、「いまだ関係のない他アーティストさんのファンの方から誹謗中傷のメッセージをいただく」と明かし、「そのアーティストさんのイメージがただただ下がるだけのことなのでいい加減やめた方がいいと思います」と誹謗中傷する一部ネットユーザーに警告。“関係のない他アーティストさん”が誰であるかは不明だが、ネット上では「井口を指しているのでは?」という指摘もあるようだ。

 今年も30%台の高視聴率が期待されている『紅白』。国民的番組だけに、出場歌手は来年以降の音楽活動のみならず、私生活も注目されそうだ。

今年の「レコ大」はSEKAI NO OWARIか――バーニングの影響力低下で、今後は「ジャニーズ」受賞の可能性も

 昭和の時代から、芸能界の「年末の風物詩」といわれてきた「日本レコード大賞」。しかし近年では、レコード会社や芸能事務所による審査委員への過剰接待や、票の操作・取り引きの疑惑などがネット上で拡散され、「すっかりゴシップ的な見られ方をするようになってしまった」(週刊誌記者)という。

 そして、ここ最近は「もはや業界人しか注目していない」(レコード会社関係者)とまでいわれ、凋落ぶりが顕著な「レコ大」だが、今年は“生まれ変わり”が期待できる状況にあるようだ。

 事前エントリーの「優秀作品賞」の中から決定する「日本レコード大賞」は、毎年12月30日に新国立劇場からの中継番組『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)内で発表が行われる。そのほかには「最優秀新人賞」などが会場で決定するが、かつてはこれらを受賞した歌手は、翌年以降、アーティストとしての“格付け”がランクアップするとされていた。

「しかし、週刊誌などで、各レコード会社や事務所による審査員への“接待攻勢”や、音楽業界の大物による“ゴリ押し”など、受賞に至るまでの内情が繰り返し報じられたことで、世間的にも、『レコ大』は純粋に音楽のみで評価される賞ではないことが広まってしまった。一部には、それでも『レコ大』受賞にこだわる関係者は存在したものの、かつての権威が失墜していることは、業界内でも共通認識となっています」(スポーツ紙記者)

 そんな中、今年は秋あたりから、すでに「レコ大」受賞曲は、歌謡コーラスグループ・純烈の「君を奪い去りたい」とうわさされていたという。

「『レコ大』に大きな影響力を持つ、バーニングプロダクションの幹部が、純烈の大賞受賞をほのめかしていたというんです。純烈の所属事務所は、バーニングと昵懇の仲であることから、そうした流れになったのでしょう。ところが、同幹部は先頃から体調を崩しており、来年には業界の第一線から身を引くといわれるように。そうするうちに、音楽業界に流れていた『今年は純烈』というムードが、どんどんと薄まっていったそうです」(芸能プロ関係者)

 「レコ大」に情熱を注いでいたバーニング以外のプロダクションやレコード会社も、“大きな柱”となっていた同幹部が第一線を退きつつあることが影響してか、大賞受賞をめぐる駆け引きや交渉なども、ほぼ行われなくなったのだとか。

「現在では、今年の大賞受賞曲は、SEKAI NO OWARIの『Habit』と見られている。彼らはこうした業界のしがらみとは無縁のアーティストだけに、大賞受賞が実現すれば『レコ大が生まれ変わった』と言っても過言ではないかもしれません。そうなると、来年以降は『優秀作品賞』のノミネートからして、純粋に“音楽”のみで評価された作品がズラリと並ぶ可能性もある。例えば、一貫して『レコ大』と距離を置いてきたジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲が、大賞を受賞する未来も考えられます」(同)

 密かに新時代を迎えつつある「レコ大」。まずは果たして本当に、SEKAI NO OWARIの「Habit」が大賞に選ばれるのかどうか、注目したい。

サトシ引退で、声優・松本梨香の今後は――『ポケモン』以外のレギュラーナシは「気性の荒さ」も原因か?

 アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系、以下『アニポケ』)の新シリーズが、2023年4月よりスタートする。少女・リコと少年・ロイによる新たな旅が始まるということで、ネット上では、シリーズ初期からの主人公“サトシ”の引退が話題に。一方、25年にわたりサトシの声を務めてきた声優・松本梨香の今後にも注目が集まっている。

 株式会社ポケモン(当初は任天堂)より発売されているゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作に、1997年4月から放送をスタートした『アニポケ』。ポケモンと人間が共存する世界で、最強の“ポケモンマスター”を目指す少年・サトシと、相棒のピカチュウをはじめとするポケモンたちの冒険を25年にわたって描いてきた。

 11月11日放送の『アニポケ』では、そんなサトシがポケモンバトルの世界大会で優勝。今後のストーリー展開に注目が集まっていた中、来年1月13日から、サトシとピカチュウによる物語の“最終章”『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』が全11話構成で放送されることが決定した。

 公式発表によると、4月からは新シリーズが始動。新たな主人公・リコとロイが、最新ゲームソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するニャオハ、ホゲータ、クワッスの3匹をはじめとするポケモンたちと、冒険を繰り広げるという。

 ネット上では、「サトシくん、25年間夢と希望を本当にありがとう」「新シリーズも楽しみだけど、引退はさみしい」「またいつかサトシとピカチュウに会える日を待っています」など、ファンから感謝や悲しみの声が上がり、中には「松本梨香さん、大谷育江さん、長年お疲れさまでした」と、サトシとピカチュウの声優を務めてきた2人を労う声も。

 新シリーズにサトシやピカチュウが登場するか否かはまだ明かされていないものの、確実に出番が減ることは確かだろう。

「現在放送中のアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の円谷光彦役や、『ONE PIECE』(フジテレビ系)のトニートニー・チョッパー役を務めている大谷に比べ、松本がレギュラー出演しているのは『アニポケ』のみ。“サトシ引退”は、彼女にとってかなりの痛手ではないでしょうか」(エンタメ記者)

 ベテラン声優の松本に、『アニポケ』以外の大きな仕事がないのはなぜなのか。

「松本には、『自分の本業は声優ではない』と思っている節がある。というのも、彼女はもともとは役者志望ですし、過去にはアニソン歌手グループ・JAM Projectのメンバーとしても活動していましたから。声の仕事の優先順位が低く、あまり積極的にいろいろな役を引き受けてこなかったため、現在、『アニポケ』以外のレギュラーがない状況になっているとみられます。しかし、彼女の声優としての技術は確か。もっと早くから声優仕事の幅を広げていれば、ほかの作品でも活躍していたと思います」(声優業界関係者)

 松本といえば、20年12月、コロナ助成金の不正受給疑惑を、「フライデー」(講談社)にスクープされたことがある。その際、事務所の元スタッフから、「気に入らないことがあるとすぐに激昂する」などと、気性の激しさを暴露されていたが……。

「声優仕事が少ないのは、そういった彼女の性格も関係しているかもしれません。『アニポケ』の現場でも、彼女の気性の荒さはたびたびうわさになっています。ただ、アニメの放送開始から25年がたっていますし、キャスト・スタッフともに気心知れた仲。松本が激昂しても『またか』 といった雰囲気でした……」

 なお、主人公交代を受け、松本は今月16日にTwitterを更新し、「マサラタウンから旅だった時とずっと変わらずにサトシはみんなの心のそばにいる。約束…いつでもいっしょだぜ!」などと投稿していた。しかし、前出の関係者は、「25年間演じ続けてきたサトシと離れなければいけないことは、 彼女のプライドを深く傷つけているのでは」と推察する。

 来年4月以降、松本がどのような活動を展開していくのか注目だ。

2023年以降、“消えそうな声優”はアラフィフの3人! 「アニメのレギュラーが減少中」「起用しづらい」

 アニメやゲームのアフレコ、洋画などの吹き替え、ナレーション、アーティスト活動など、さまざまな場で活躍する声優たち。近年は、バラエティや音楽番組、映画やドラマに“顔出し出演”する機会も増えている。

 2022年は、テレビアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)のメインキャラクター、アーニャ・フォージャー役を演じた種崎敦美が大ブレーク。また、興行収入180億円を突破するメガヒット作となった劇場アニメ『ONE PIECE FILM RED』で、物語の鍵を握るウタ役を務めた名塚佳織も、一気に知名度を上げた。

 毎年のようにニュースターが現れている声優業界だが、23年も引き続き活躍しそうな声優について、業界関係者は以下のように語る。

「人気が出そうなアニメの場合、より視聴率を稼ぐため、旬の人気声優が起用されるケースは多い。例えば、神谷浩史や下野紘、梶裕貴などは、出演が発表された際、『またこの人か』と思うアニメ・声優ファンも多いでしょう。声優の年齢や実力により、人気の移り変わりは当然ありますが、特にこの3名は業界のトップを走り続けていますし、今後もしばらくはメインキャストに指名されるのでは」(声優業界関係者)

『鬼滅の刃』竈門炭治郎役の花江夏樹、ほかの作品で「名前を見なくなった」?

 一方、今後、“消えてしまいそうな声優”には、アニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)シリーズで主人公・竈門炭治郎を演じている花江夏樹の名前が挙がった。前出の関係者は、「あまりにも『鬼滅』人気が高いため、炭治郎のイメージがつきすぎて、かえって使いにくくなってしまったのか、最近、ほかの作品で名前を見なくなったと」と指摘する。

「また、神谷を除いた“アラフィフ世代”の声優も、消えそうといえる。実際に、彼らは近年、人気アニメの主要キャストに起用されにくくなりました。例を挙げると、最近バラエティ番組への出演が目立つ浪川大輔と森久保祥太郎。彼らは、レギュラー出演中のネット番組『声優と夜あそび』(ABEMA)で人脈を得てから、地上波にたびたび登場していますが、そもそも声優としての技術は乏しく、アニメのレギュラー出演は減っています」(同)

 アラフィフ声優といえば、今年10月、ニュースサイト「文春オンライン」に、放送作家との10年以上にわたる不倫関係をスクープされた櫻井孝宏の動向も気になるところ。報道の影響で、自身がパーソナリティーを務めていたインターネットラジオ番組『P.S.元気です。孝宏』(文化放送超!A&G+)が終了。『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』(文化放送)からも降板すると発表されたが……。

「報道後、一切公の場に出てこない櫻井ですが、来年は、メインキャラクターを務めている『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』(TBS系)のテレビアニメ新シリーズが放送され、12月29日現在、櫻井の降板は伝えられていません。また、新しい作品への起用も発表されています。一見、スキャンダルによる影響はないように思えますが、これから立ち上がる新作アニメ企画の制作サイドとしては、不祥事を起こした櫻井は、やはり起用しづらいでしょう。来年以降、仕事が減っていくのでは」(同)

 ちなみに、今年、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や10月期放送の連続ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)第1話に出演するなど、俳優業が活発な関智一も、彼らと同世代だが、「圧倒的な演技力があるため、声優業と俳優業をうまく両立している」(同)そうだ。

 長年活躍する者もいれば、人知れず消えていく者もいる声優業界。前出の関係者は、「キャスティングする側にも問題点がある」と指摘する。

「制作サイドが、『知名度のある声優を使えば問題ないだろう』と、安易なキャスティングに走りがちなんです。最たる例は山寺宏一。『ラスボス役は山寺を使えばいい』というような風潮もあり、結果的に彼は、どの作品でも同じようなポジションのキャラクターを演じている印象です。確かに彼はトップレベルの実力の持ち主ですが、同世代には脂の乗った声優が大勢いますから、制作陣は山寺頼みではなく、ほかの声優もどんどん起用してほしいものです」(同)

 23年の声優業界の動向に、引き続き注目していきたい。