しょうもない実験のために海外9カ所を飛び回る! バブリー企画で攻める「美ST」

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「美ST」2012年2月号(光文社)

 「美ST」2月号の表紙は、藤原紀香。インタビューは、悪い意味でツッコミどころが一切ありません。「男女に関わらず年齢を気にするのはアジアだけ」「自分の体にも耳を傾けていかなきゃ」「心に刺激を取り入れ続けることも大切」「いくつになっても笑顔が美しい女性でありたい」と、美容雑誌が芸能人に求めるコメント正解率100%。四角四面でどこをどう書いてもおもしろくなりそうにないインタビューでした。「たまには、自分に優しく、力を抜いてストレスを解消する機会も作らなきゃ」と、力を抜くときですら語尾が「~なきゃ」になってて、読むだけで疲れます。ちなみに写真は、彼女が「憧れの存在」と公言している峰不二子のイメージだそう。自ら「ルパン三世」のCD各種を用意して撮影に臨んだとのことです。この人のこの一生懸命さ、ストイックさ、「ただのボインのバカとは違うのよ」的なプライドが、芸能人として致命的なマイナスポイントになっていると思うのは筆者だけでしょうか。彼女の前に掲載されている巻頭インタビューが元祖ボインの朝丘雪路で、そのぶっとび方(コンビニにクロークルームがあると思っていてレジに毛皮を預けた等)がすさまじいだけに、余計にそう感じました。

<トピック>
◎朝丘雪路さんから、美しき40代へのメッセージ
◎世界の果てまで行って美容!
◎24時間美魔女は枯れません!

「美魔女」ビジネスの絶頂で、誌面の衰えを感じる「美ST」1月号

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「美ST」2012年1月号(光文社)

 「美ST」1月号の巻頭インタビュー「美しき40代へのメッセージ」に、五月みどりが登場しています。紹介文は、「元祖・ヌードで人生変えた」五月みどり。なんだ、その元祖は! 35歳で初めてヌードになったことが、人生の大きな転機だったからだそうです。いわく、それまでは子どものために生きようと思っていたけれども「裸になったとき、思い切り自分の人生を生きてみようと思えたんです」と。自分の人生を生きるのに、別にマッパにならなくても......と思うのですが、もはや「ヌードで人生変える」のはいちジャンルとして確立しているようです。そんなことより、インタビューの前半で、ブラにティッシュを詰めているとか、カツラ用の粘着テープをカットして思い通りの二重にしているとか、髪はほとんど真っ白だから自分で染めているとか、ふつう芸能人があまり言わないようなことをあっけらかんと暴露していて清々しい内容でした。

<トピック>
◎五月みどりさんから、美しき40代へのメッセージ
◎決定! 日本一のグランプリ美魔女
◎植松晃士さんとチーム「デブST」ダイエット大作戦

川島なお美(50歳)が「美ST」でおしり丸出しのセミヌードを公開

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「美ST」2011年12月号(光文社)

 今月号の「美ST」の表紙は川島なお美です。『お笑いマンガ道場』(日本テレビ系)で車だん吉の隣にいたあのころのように、初々しく、かわいらしく、はにかんだふうにニッコリとしています。それはまるで乙女のように、乙女のように、乙女のように......って、よく見たら、おしりがスケスケ、ノーパンじゃないすか。しかも、う●こ座りしてる! パンツを脱いで、うん●座りして、はにかんで、「こっち見ちゃイヤン」てな感じで、トイレットペーパーみたいなのを体にくるくる巻き付けて......ちょ、これは刺激的すぎます! やばいです!! 一体何がどうしてこうなったのでしょうか。では、さっそく中身を見てみましょう。

「美ST」でピン子と小雪のスリリングな"友情"対談、「こゆは実際は庶民的」

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「美ST」2011年11月号(光文社)

 先月号から誌名を「美STORY」から「美ST」に変え、「パワーアップ!」と表紙に打たれていますが、正直なところどの点がパワーアップしたのかイマイチ分かりません。相変わらず、冷静と情熱のあいだって感じ。つまり、「若作りはイタい(=冷静)」と「どんな手を使っても若くありたい(=情熱)」を行ったりきたりしています。

 巻頭インタビューに登場した和田アキ子も、「ちょっと残念なのは、今、若く見えることがいいという風潮が強いこと」「年とってんだから若く見せる必要はない。若作りがいちばん不自然なの」とアンチエイジング一辺倒に苦言を呈しているのですが、その直後に「よく女優さんが、『シワが似合う女になりたい』と言うでしょ。言葉尻はいいけれど、自然と年をとったら見苦しいかもしれないよ。友達も『キレイね』って言いながら、内心『老けたわね』と思っていることもある」という話もしていて、何がなんだかよくわかりませんでした。そもそも和田アキ子を登場させた意味もよくわかりませんし。この節操のなさが「美ST」なのかも。

櫻井翔は詰め衿が似合う!? 今号の「美STORY」は妄想パラダイス!

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「美STORY」10月号(光文社)

 「美STORY」が今月から誌名を「美ST」と改めました。カタカナで書くと「美スト」だそうです。いわく「美にベストを尽くす人の、美ST! 美というステージで輝く人の、美ST! 美というストーリィを生きる人の、美ST!」とのこと。かなりの強引グ・マイ・ウェイですね! 書店で「ビストありますか」って恥ずかしくて言いにくいわ~。いや旧名の「美ストーリィありますか」も言いたくないですがね。どっちにしても誌名は口にしないで、こっそり買ってこっそり読みたい雑誌の筆頭格「ビスト」が今月も始まりますよ~!

磨き上げたバディに欲情しろ! と無言で夫を追い詰める「美STORY」

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「美STORY」9月号(光文社)

 今月の「美STORY」(光文社)の表紙は広末涼子。相変わらず齋藤薫センセが「圧倒的な透明感」「体の中を清らかな水がサラサラ流れている印象」「類希な透明感と水感を、30代に入った今も、まったく変わらず持ち続けている」「澱みない浄化された命の健康美」と、富士山麓の雪溶け水みたいな扱いで礼賛しています。数々の奇行や大学中退、2度のデキ婚という彼女の武勇伝が一切ないことになっているのが悲しい限り。意図的に過去を無視したというより、本当に忘れちゃってるような文章に読めるのですが、大丈夫かな。確かに写真を一見するとなにごともなかったように涼やかに見えるところはさすが女優というか、広末マジックというか、齋藤センセの言葉を借りれば「美しさで奇跡を起こす人」なんでしょうね~。

「美STORY」の集団読者ヌード、うっとり陶酔顔をどう受け止めればいいんだ!

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「美STORY」8月号/光文社

 先月号で登場した新キャラ「ホルモンヌちゃん」が、今月号でマンガとして連載化されていました。ホルモンヌちゃんは子宮と卵巣がモチーフになっています。かわいいかどうか判断つきかねるところですが、連載化するってことは好評だったんでしょう。内臓のキャラ化とはかなり新機軸であることは確かです。アンチエイジングのお守り的な存在としてグッズ化するのもアリかもしれません。ホルモンヌちゃんが枕元に置かれているときは「YES」で、ないときは「NO」とか、夫婦円満に役立ちそうです。

「美STORY」がまたもや"イタいー"平子理沙信者を"ぶちゃ"と痛快酷評!

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「美STORY」7月号(光文社)

 今月号の表紙は、みんな大好き永作博美。ということで、毎月表紙の女優に対して鳥肌が立つくらいホメまくる齋藤薫先生のコラムですが、いつにも増してただならぬエクスタシーを感じさせる文章になっていました。「とてつもない引力をもつ」と始まり「ちょっと尋常でないモテ方をしている」と飛ばす飛ばす。来たぞ~と思ったら、永作モテの根拠は、

「"お笑い芸人"が選ぶ『俺たちのNo.1女性芸能人』の2008年度のNo.1になったこともある」

 だって。えっそこ!? 永作博美語りに、子どもに見せたくない番組8年連続1位の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のランキング(しかも3年前)を出すの!? と驚いていたら、こちらを見透かすようにすかさず「"お笑い芸人"たちの女を見る目を侮ってはいけない」と来た。「彼らはいわば"人間"を読む天才。でなければ笑いなどつくれない。人間観察にたけている。(中略)しかも彼らは巧みな会話のキャッチボールこそ、人生の喜びと思っている人たち、女にはひとつの大前提として知性と感性を求めるはずなのだ」と、お笑い芸人を15行にもわたって大げさに賛美礼賛。永作をホメるために、まずロンハー芸人をホメまくる。すげえ。尋常でない引力をもつ薫マジックです。

カズを全面支援する三浦りさ子の決意が「美STORY」で明らかに

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「美STORY」6月号(光文社)

 先月号は震災に関する情報は間に合わなかった「美STORY」。今月号は目次の前にまず「読者のみなさまへ」という編集部からのメッセージがあり、定価を80円アップしたこと、その80円を寄付するチャリティ号とした旨の説明がありました。

「私たちにできることは何か? ファッションもビューティも本当に必要なのか? そんなことを自問自答しながらこの雑誌を作りました」

大桃と麻木、十和子と聖子! 「美STORY」に女の闘いの火種がゴロゴロ

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「美STORY」5月号(光文社)

 ちょっとちょっと、ビックリですよ、「美STORY」5月号。96ページ「40代の顔がよみがえる3Dメーク術」のモデルに大桃美代子が登場してるんです。ふつうにシレ~ッと、他のモデルに紛れてメーク前とメーク後の写真を掲載しています。いや、そこまではいいんです。"例の騒動"に関してのコメントもなく、「ふーん、大桃美代子か......」程度に思ってたんですが、問題はその数ページ後、108ページ。なんとっ、麻木久仁子が登場!

 「心機一転! 変わらない私にサヨナラします 麻木久仁子さん、嶋田メークで再スタート!」