米倉涼子『ドクターX』第6シーズン出演の裏に“ギャラ大幅アップ”総額1億円へ

 女優・米倉涼子主演で人気を博したテレビ朝日系ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。シリーズ終了を惜しまれつつも、「続編はない」と公言していた米倉が、ここへきて、第6シリーズへの出演を受諾した、という情報が流れているのは承知のとおりだ。

『ドクターX』は、第5シリーズまでの平均視聴率20%以上、前作の最終回の視聴率では25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という最高視聴率を記録した、大ヒットドラマシリーズ。当然ながら、続編が期待されたが、米倉は、前作がスタートする前から「これが最後」と公言していた。

 その理由は、『ドクターX』のキャラが定着することを恐れたためといわれているが、代わりに米倉は昨年、ドラマ『リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~』(テレビ朝日系)に主演。平均視聴率15%と、『ドクターX』には及ばなかったものの、及第点といえる高視聴率を叩き出した。

 しかし、テレ朝は続編を諦めきれず、米倉サイドと『ドクターX』続編の交渉を進めていた。『ドクターX』1本の米倉のギャラは約500万円とされ、女優として最高ランクだが、テレ朝は、今年開局60周年記念イヤーということもあって、さらに300万円上乗せし、1本800万円と大幅アップを提示したという。

 ワンクール=3カ月だから総額約1億円の高額ギャラに、さすがの米倉も目がくらんだのかと思いきや、関係者は「ギャラもさることながら、それ以上に所属事務所のK社長に頭を下げられたら、米倉も断れないでしょう」と語る。

 というのも、女優デビュー直後、ダーティな男性との致命的なスキャンダルに襲われた米倉を身を呈して守ったのが、所属する「オスカープロモーション」のK社長だったのだ。

 1992年、オスカープロモーションが主催する第6回国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞してモデルデビューした米倉は、99年から女優活動を開始。以後、ドラマなどで活躍するようになり、代表作となった『ドクターX』の決め台詞は「私、失敗しないので」だが、実は、私生活では男運がないといわれている。

 それは、3年前に離婚が成立した一般男性も然りだが、とりわけ、米倉が封印しておきたい過去といえば、女優デビューした直後、横浜市内でレストランを経営する男との不倫同棲を写真週刊誌にスクープされたことだろう。不倫もさることながら、その男は、指定暴力団関係者で、そのうえ覚せい剤で逮捕されていたのだ。

 その後の取材で、米倉も警察から事情聴取を受けていたことが明らかになったが、しかし、このスクープ記事がマスコミに後追い取材されることはなかった。米倉の「芸能界の育ての親」と言われるK社長が、マスコミから彼女を徹底的にガードしたからだ。K社長の“米倉の才能を潰したくない”という強い思いに打たれ、他のマスコミが後追いを断念したのだ。もしそれがなかったら、今の米倉は存在していないだろう。

 そんな恩義あるK社長から、「続編をお願いしたい」と頼まれれば、さすがの米倉も断れまい。実現すれば、今年10月期に2年ぶりの復活となる『ドクターX』。前作のような高視聴率をキープできるのか、米倉にとっても女優デビュー20週年の正念場なだけに注目したい。
(文=本多圭)

米倉涼子主演『ドクターX』復活へ “お色気秘書”役に宇垣美里が浮上!

 米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が今秋、2年ぶりに復活することが内定したという。

 4月30日に同局で放送された『羽鳥慎一モーニングショー夜の拡大版 今夜決定!あなたが選ぶ平成ニッポンのヒーロー総選挙』に米倉がVTRで出演。羽鳥アナとのインタビューで、「大門未知子、次はいつ見られるんでしょうか?」と聞かれると、米倉は「私も、そろそろ見たいかな」と注目の発言。羽鳥アナが「米倉さんが見たいというなら、もう決定ですね!」と続けると、米倉は「やっぱり、白衣とかほしいなと思うときあります」と同ドラマの続編に意欲を見せた。

 同作は2012年10月期に第1シリーズがオンエアされ、平均19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。その後、第2シリーズ(13年)は23.0%、第3シリーズ(14年)は22.9%、第4シリーズ(16年)は21.5%、第5シリーズ(17年)は20.9%をマークし、4シリーズ連続で大台を突破した超優良コンテンツ。“マンネリ”も叫ばれる中、第5シリーズの最終回(第10話)は25.3%を記録するなど、根強い人気を示した。
 しかし、米倉の「役のイメージをつけたくない」との意向から、昨年は同作が封印され、米倉主演による『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』が放送され、15.7%の高視聴率をはじき出していた。その流れから、今年は同作の第2シリーズがオンエアされる可能性もあったのだが……。

「米倉は『ドクターXは、もうやりたくない』という意思が強かったのですが、今年開局60周年イヤーを迎えたテレ朝では粘り強い交渉の結果、米倉を翻意させることに成功したのでしょう。一部では、これまでの出演料1本500万円から、1本800万円にアップを提示されたとの報道もあります。番組で、続編放送を示唆したからには、米倉も乗り気になっているということです。同局としては、記念イヤーで、なんとか日本テレビの視聴率3冠王を阻止して、一矢報いたいわけです。その決意の表れの一つが、『相棒』(水谷豊主演)と並ぶ鉄板ドラマ『科捜研の女』(沢口靖子主演)の通年放送です。そのうえ、確実に20%超えを期待できる『ドクターX』を復活させられれば、“打倒日テレ”に向け、大きな力になるはず。出演料が高騰しても、同作なら、スポンサーにつきたい企業がたくさん出てきますから、十分ペイできますよ」(スポーツ紙記者)

 いよいよ、10月期に『ドクターX』第6シリーズ放送の気配が漂ってきたが、早くもある人物の同作への起用が取りざたされている。それは、3月いっぱいでTBSを退社して、米倉と同じオスカープロモーション入りした宇垣美里アナだ。

「これまで、『ドクターX』の外科部長や院長の“お色気秘書”役は“オスカー枠”で、同プロからのバーター起用が慣例で、笛木優子、内藤理沙、田中道子、是永瞳がキャスティングされています。田中や是永は、当時ほとんど演技は素人でした。しかし、セリフが少ないため、どうにでもなったのです。宇垣アナならルックス的にも申し分なく、女優業にも意欲をもっているようですので、『ドクターX』で女優デビューとなると話題性も抜群です。当然オスカー側としては、秘書役に宇垣アナを候補の一人として検討していくことになるでしょう」(芸能プロ関係者)

 2年ぶりの『ドクターX』復活で、宇垣アナが女優デビューを果たせば、大きな注目を集めることは間違いない。
(文=田中七男)

米倉涼子が「脅威に感じた」のは黒木華! では「イラついた」女優は?

 米倉涼子が4月22日放送の『1番だけが知っているSP』(TBS系)に出演。「脅威に感じる女優」を語る場面があった。

「彼女は『何かやっぱり大人気なくて、対抗心が湧いちゃうんですよね私』と意外な思いを吐露。そして、今年2月に松本清張ドラマスペシャル『疑惑』(テレビ朝日系)で路上キスシーンを演じている黒木華について、『まったく違う物として、違う動物として見てました。人間なんですけど、種類が違う人間』と、存在感に惹かれたことを明かしました」(テレビ誌ライター)

 また、「勝てないと思った俳優」についての質問には「西田敏行」と回答。初めて出た大河ドラマのセリフ合わせで、「泣いた記憶がある」と回顧し、「上手くて感動した」と振り返っている。

 米倉がさまざまな出会いの中で成長し、「1番」になったことは想像に難くない。ならば、「イラついた女優」、あるいは「癇に障った女優」を聞いたならばどんな答えが返ってきただろうか。

 ベテランの芸能記者が語る。

「おそらく共演NGとなっている佐藤江梨子の名前が挙がるのでは。市川海老蔵が米倉涼子と05年に破局した後に交際したとされているのが佐藤。しかし、実は2人の因縁はその2年前に起きていました。米倉と佐藤に矢田亜希子を加えて撮影された『ジョージア』CMの収録現場のことです。3人がスーツ姿になって登場、ダンスとラップを披露するというもので、当時はかなり話題となりました。このダンスのステップを練習していたときに、なかなか覚えられない佐藤に対して、米倉が『こんな簡単なこともできないの!?』とダメ出しを食らわせ、佐藤は号泣。CMの第2弾に佐藤の姿はなく、米倉と矢田の2人だけでコミカルなダンスを披露していました」

 佐藤のバストを見て“胸囲”に感じていたのだろうか。

日本版『24』、ジャック・バウワー役は「誰もやりたくない」? 女性首相役には米倉涼子説も

 人気海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の日本版リメークとなる『24 Japan』が、2020年に開局60周年記念番組としてテレビ朝日で放送される。世界的な人気を誇る有名作のリメークということで、主人公を誰が演じるのか、注目の的となっている。

 オリジナル版では、キーファー・サザーランド演じるテロ対策ユニット(CTU)の捜査官ジャック・バウワーが主人公だったが、日本版でも同様にテロと戦う捜査官が主人公になるという。

「アクションシーンが多いドラマなので、肉体派の俳優が主人公になるであろうといわれています。一部では、堺雅人や阿部寛などといった名前も、候補として挙がっているようです」(テレビ誌ライター)

 しかし、日本版ジャック・バウワーを演じるにあたっては、さまざまな条件があるという。

「アクションシーンのほか、特殊効果も多く使うでしょうし、撮影期間は通常のドラマや映画よりも長くなる予定なので、1年近くのスケジュールを押さえることができる俳優でないと難しい。そうなると、人気が高い主演クラスの俳優は、ドラマや映画など、いろいろな作品に追われているだろうから、ちょっと難しそうですね。また、あまりにも注目度が高い作品なので、もし評価が低かったり、視聴率が悪かったりしたときに、大バッシングを受ける可能性が高い。しかも、オリジナル版と比べられるわけだから、余計にハードルが高くなって、叩かれやすくもなるはず。そういう意味では、日本版『24』への出演は、ものすごくハイリスクです。すでにメイン級になっている俳優は、キャリアに傷をつけたくないということで、オファーを断る可能性もあるでしょう」(同)

 そういった条件を踏まえて、現状、主演の候補となり得るのは誰なのか?

「現時点で主演クラスではなく、2番手・3番手クラスの俳優が有力な気がします。たとえば、桐谷健太、東出昌大、ディーン・フジオカ、玉木宏といったあたりは、アクションもできそうだし、十分あり得るのでは」

 また、『24 Japan』では、史上初の女性総理が誕生するまでの24時間が描かれるが、この女性総理大臣の配役については、こんなウワサも。

「米倉涼子が最有力だといわれていますね。米倉は『ドクターX』シリーズの主演を務めるなど、まさにテレビ朝日の顔と呼ぶべき存在。テレ朝としても60周年記念ドラマにはぜひとも出演してほしいと考えているはずです」(テレビ局関係者)

 今年の夏頃には撮影が始まるともいわれている『24 Japan』。日本版ジャック・バウワーは絶賛されるのか、それとも“叩かれ役”になってしまうのか──。

常盤貴子の新ドラマが爆死なら……米倉涼子『ドクターX』復活への道のり

 テレビ朝日、そして米倉涼子自身も決めかねているようだ。

 12月13日に放送された米倉涼子主演のドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)最終回の視聴率が17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。

 同ドラマは初回視聴率15%、2話で18.1%をマークするも、その後勢いは減速、8話では13.4%まで落ち込んでいたため、関係者も安堵したことだろう。

「そもそも『リーガルV』は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』に飽きた米倉がテレ朝に直訴して実現した経緯がある。テレ朝としては、視聴率20%超えの『ドクターX』を放送したいのが本音でしょうが、『リーガルV』も十分すぎる合格点。すでに、来年の10月期も米倉を主演にしたドラマを放送することが決定しているようですが、どちらでいくのか、テレ朝幹部も頭を悩ませているといいます」(テレビ誌ライター)

 しかし、テレビ関係者は『リーガルV』の“シーズン2”は、かなり不安だという。

「最終回には、同局の小川彩佳アナが刑事役としてサプライズ出演。現役アナがミニスカ美脚を惜しみなく披露したことも、視聴率の急回復につながったはず。小鳥遊翔子は弁護士資格を剥奪された“元・弁護士”という設定のため、米倉の役割はあくまで後方支援。そのため、弁護士ドラマの最大の見せ場である法廷シーンで活躍することができない。“失敗しない女”大門未知子が自らの手で難手術を成功させるのと比べると、爽快感が物足りなかった感は否めません。ネットで話題になることも少なく、世間的な盛り上がりはイマイチでした」(同)

 ともあれ、弁護士モノは今やドラマ界のブーム。2019年1月期も、坂口健太郎主演の『イノセンス~冤罪弁護士~』(日本テレビ系)、竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、常盤貴子主演の『グッドワイフ』(TBS系)と目白押しだ。

「米倉は、来年44歳を迎えます。女弁護士モノは知性と色気という点で、アラフォー女優にドンピシャでハマるのですが、46歳の常盤が日曜劇場というTBSの看板枠で結果を残せるかが、テレ朝の判断に大きく影響しそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 常盤ドラマが爆死すれば、大門未知子が復活するかも?

米倉涼子、次は「外科医」か「弁護士」か……『リーガルV』のバブリーすぎる打ち上げ風景

「局内では、すでに続編についてのGOサインが出ていますよ。ただ、オスカーも、『ドクターX』とどちらにするかをまだ決めかねているようです。うちにとっては、うれしい悲鳴なんですけどね」(テレビ朝日関係者)

 米倉涼子が主演を務めたドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』。最終回も17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録、平均視聴率15.7%と今クールのドラマの中で、ダントツ1位でフィニッシュした。

「当然、『ドクターX』と比べると数字は落ちますが、実はあの『ドクターX』も第1期は平均19.1%と、20%を切っているんです。第2期からはずっと20%超えなので、次回はさらに数字が上がると思いますよ。実際、12月初旬に行われた打ち上げにも、うちの会長とオスカーの社長が来るくらい期待値の高い作品でしたからね」(同)

 その打ち上げ会場も、通常のホテルではなく、昨年六本木にオープンしたばかりの、ホテルやクラブ、ラウンジ、レストランなどを備えた国内初の複合型施設「TOWER OF VABEL」が選ばれた。

「会場は『バブリー』の一言で、まさにテレ朝の米倉さんに対する敬意を感じましたね。同局の早河洋会長とオスカー社長の古賀誠一社長の両名がドラマの打ち上げに来るのは非常にまれですからね。社員は外に週刊誌記者などがいないか、何度も見回りさせられてましたよ」(芸能事務所関係者)

 会場には300人近くが集まり、米倉は主演らしく大トリで登場した。

「定刻になると、まず早川会長の挨拶がありました。『米倉さんには医者から弁護士まで演じていただいていますが、うちは刑事モノが強いので、今後は『相棒』や高橋英樹さんの『十津川警部』ともコラボしてみるのも面白いかもしれませんね』というと、会場はまさかの組み合わせに沸きましたね。なかなか実現は難しいかもしれませんが、会長の発言ですから、それなりに重く受け止めてるスタッフもいましたよ」(同)

 すぐに番組プロデューサーの乾杯の挨拶があり、歓談の時間となったが、その時も米倉は主演としてスタッフをねぎらっていた。

「歓談中、米倉さんは片手に白ワインを持って、各テーブルを丁寧に挨拶しながら回ってました。『あの頃は大変だったよね~』とか、スタッフと肩を組みながらフランクに話しかけていましたね。この日は第8話のオンエアを全員で見るということだったので、20時半には1次会はいったん終了という形だったんです。それもあって、30分くらいしたらすぐに出演者の挨拶となりました。オスカーの社長が帰るときは、米倉さんが大きな声で『社長~!』って言って見送ってましたね」(ドラマスタッフ)

 歓談もそこそこにビンゴ大会と各出演者の挨拶があり、メインどころの順番は小日向文世、高橋英樹、向井理、そして米倉涼子の順だった。

「ビンゴの商品を紹介しながら挨拶をするのですが、以前は家電とかiPadとかが多かったのですが、最近の傾向にのっとって、商品券とか旅行券、食事券とか、かさばらないものが多かったですね。そんな中で異彩を放っていたのが、勝村(政信)さんのドローンでした。当日は舞台稽古で欠席だったので『もしかして、それにかけて(ドロン=欠席)るの!?』と米倉さんも大盛り上がりでした。小日向さんは叙々苑の5万円焼肉券を3人分の15万円、高橋さんは商品券10万円を3人分、向井さんは15万円の商品券に『さらに5万円足します!』と言って、その場で財布から5万円を出して計20万円の景品としました。当たった方は不在で、連れの方に渡していたのですが『5万円抜くなよー!』と言って会場を笑わせてました」(同)

 向井は、挨拶でも周囲を驚かせる発言をしたという。

「挨拶で『リーガルVのヴィクトリーにかけて、今回VICTORY OPTICALの眼鏡を買いましたけど、やっぱり天馬先生の貫禄には負けるので、来年の10月までにはひげを生やしてきます!』と続編を示唆する発言をしました。そして『さあ、最後は我らがヒロイン、米倉涼子の登場です!』と米倉さんを呼び込んでました」(同)

 その米倉は「景品に負けちゃうので、先に挨拶します」と言って、こう続けたという。

「『6年間、群れなかった私が今回仲間の大切さを教えられました。“チーム京極”として、みんなでズッコケたりするシーンも楽しかったです』と、これまでのフリーランスの敏腕ドクターという役柄だった『ドクターX』とは違う“チーム”を強調してましたね。どこか涙ぐんでいましたから、思うところがあったんでしょう。そして、肝心の景品は25万円の商品券が2組でした。それで、当たったのがライバル役の小日向さんで、米倉さんも『5万円だけ持って帰る?』といって会場を笑わせてました。小日向さんも『いや、いいよ~』といって、最終的には5万円を5人に分けていました」(同)

 差し入れ女王の異名を取る米倉は、これ以外にも驚くべきサプライズ品を用意していた。

「彼女は自身のスタイリストにスタッフジャンパーを発注していて、その数なんと120着です。黒が基調で、1着4,000円~5,000円くらいするんじゃないでしょうか。撮影中も叙々苑弁当を大量に差し入れたりしてましたが、米倉さんは打ち上げだけで100万円ほどは使ってるはずです。こういうのを見ると、しばらく彼女の時代が続くのかなって思いますよね」(同)

 米倉の次回作は、果たして医師か弁護士か、それとも――。

米倉涼子『リーガルV』最終回で有終の美飾るも『ドクターX』から視聴率大幅ダウン! やっぱり失敗なのか?

 米倉涼子が主演した新ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)最終回(第9話)が13日に放送され、視聴率は17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークして有終の美を飾った。全話平均は15.7%で、10月期のプライム帯の連ドラでトップになるのは確実。だが、前作『ドクターX~外科医・大門未知子~』と比べると、視聴率は大幅ダウンとなった。

『リーガルV』は初回15.0%で発進し、第2話で自己最高の18.1%を記録。第3話15.9%、第4話16.5%と好調に推移した。ところが、第5話以降、15.4%→14.4%→14.2%→13.4%と4週連続で右肩下がり。しかし、最終回では第2話に次ぐ17.6%まで引き上げて、米倉ドラマの強さを見せた。

 最終回は、翔子(米倉)がかつて弁護した受刑者・守屋至(寛一郎)が、NPO法人「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に脅され、殺人の罪に手を染めていた。その真実を法廷で明らかにするため、翔子自身が原告となり、大峰と“ある濃密な裏関係”が疑われる「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)を提訴。至を弁護していた1年前に弁護士資格を剥奪されたことに関して、弁護士会会長でもある天馬に、1円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。そして、法廷で翔子が管理人を務める「京極法律事務所」と、天馬の事務所が大バトルを繰り広げる・・・・・・という展開だった。

 その裁判では、翔子が弁護士資格を剥奪される直接原因となった“暴力団への金銭授与行為”が、仕組まれた罠だったことが明らかになった。さらに、天馬の事務所の海崎勇人弁護士(向井理)が裏切って、至の犯行は、天馬が実の息子である大峰に指示したものであったことが判明。翔子は勝利し、天馬はすべてを失った。しかし、翔子は弁護士資格の回復手続きはせず、ほかの弁護士とパラリーガルに事務所をまかせるとして、旅に出るというエンディングとなり、“続編”はあってもなくてもいいような終わり方になった。

 ドラマの視聴率がなかなか取れない、この時代で平均15.7%は上々。同枠で、今年1月期にオンエアされた、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』の15.2%を上回ったのだから、“米倉人気”は健在だったといえそう。

 ただ、『ドクターX』と比較すると、どうしても大幅な視聴率ダウンが目に付いてしまう。同シリーズの全話平均視聴率は、第1シリーズ(12年)が19.1%、第2シリーズ(13年)が23.0%、第3シリーズ(14年)が22.9%、第4シリーズ(16年)が21.5%、第5シリーズ(17年)が20.9%。昨年の第5シリーズより、『リーガルV』は平均で5.2ポイントも落ちた。同シリーズの最終回は25.3%で、最終回のみ比べると、7.7ポイントもの大幅ダウンとなったのだ。

 なにはともあれ、“一定”の結果を残した『リーガルV』だが、果たして、この数字はテレ朝にとって、成功なのか、失敗なのか?

「『リーガルV』は向井、菜々緖など主演級の俳優・女優も多数出演し、ギャラ総額も高く、制作費もかかっていることから、テレ朝の目標は17~18%だったといいます。それに届かなかったのですから、その意味では失敗でしょう。ただ、最低ノルマといえる15%台を記録したため、必ずしも失敗とは言い切れないでしょうね。ただ、目標をクリアできなかったのですから、“成功”ともいえそうにありません」(テレビ関係者)

 そうなると、来年10月期に内定しているとされる“米倉ドラマ”がどうなるか、気になるところだ。

「テレ朝上層部には、『ドクターX』復活を願う人たちが多数存在するといいます。その人たちにとっては、『リーガルV』はコケてほしかったはず。しかし、目標には届かなかったものの、最低ノルマの15%を超えたことで、『ドクターX』続編を嫌がる米倉を説き伏せるのは、難しくなったといえそうです。米倉自身、『ドクターX』よりギャラダウンに応じたとも伝え聞きますし、来年も米倉の意向が尊重されるのではないでしょうか。そうなると、さらにまた新ドラマを制作するとなると、リスクもありますし、『リーガルV』続編放送で落ち着く可能性が高くなったとみていいかもしれません」(同)

 テレ朝にとっても、ファンにとっても、『ドクターX』復活がベストなのだろうが、やはり、すべては米倉の腹一つとなりそうだ。
(文=田中七男)

『リーガルV』米倉涼子の美しさを見せることにこだわりすぎ……「失敗しない」代わりに大きな成功もせず

 米倉涼子が元弁護士役で主演を務めるドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)もいよいよ今回で最後。13日に放送され、前回から4.2ポイントの大幅アップとなる平均視聴率17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

(前回までのレビューはこちらから)

 小鳥遊翔子(米倉)は1年前、NPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を刺殺し逮捕された青年・守屋至(寛一郎)の弁護に関する調査中、暴力団幹部・花田尊に金銭を渡す姿を週刊誌にすっぱ抜かれ、弁護士資格を剥奪された過去があります。

 その処罰を不服として、古巣「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)を相手取り、1円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。といっても本当の狙いは、「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に依頼され、殺人を犯したという守屋の証言を法廷に持ち込むためだったのです。

 そして前回、守屋が殺人を犯した際、市瀬のポケットから落ちたというカギを受け取った小鳥遊は、そこに市瀬が殺された“理由”が隠されているのではないかと睨み、関東圏内に378店舗あるスポーツジムのロッカーを、「京極法律事務所」のメンバーで手分けして1店舗ずつ調査することにします。

 また、1年前の週刊誌のスクープ記事は、天馬が裏で手を回したのではないかと疑う小鳥遊は、花田に証言者になってもらうべく、弱みをにぎるようパラリーガルの馬場雄一(荒川良々)と茅野明(三浦翔平)に調査を命じます。

 ところが、この動きが天馬側に感づかれてしまい、馬場と茅野は花田の子分たちに襲われ、病院送りとなってしまうのでした。

 このことに怒り心頭となった小鳥遊は、古巣に怒鳴り込むものの天馬には会えずじまい。代わりに応対した、かつての同僚で元カレの海崎勇人(向井理)から、「君1人では絶対に勝てない」と、無謀な裁判を止めるよう諭されてしまいます。

 しかし小鳥遊は諦めず、再びジム回りを開始。カギの合うロッカーを見つけ、その中から、大峰が募金を着服していたことを裏付けする会計資料を見つけ出すのでした。

 さらに、退院した馬場が、花田の車のドライブレコーダーから、組長の愛人とイチャつく姿を記録したSDカードを盗み出していたため、それをネタに花田を証人として出廷させる約束を取り付けます。

 その動きを察知した天馬は、自身も車内で密談する機会が多いため、弱みを握られてはまずいと、海崎がドライブレコーダーから抜き取ってきたSDカードを自ら焼却するのでした。

 さらに天馬は、大峰に直接会いに来た小鳥遊が、まるで脅すような口調で天馬との親子関係を訊き出そうとする姿を盗撮。これを裁判の際、小鳥遊の不正行為を立証する証拠として提出することにするのです。

 そして迎えた裁判。海崎が原告側の証人として立ち、天馬が尋問を行うことになった際、その“切り札”を開示することになったのですが、その映像には、車内で天馬が大峰に市瀬殺しを指示する姿が映っていたのでした。

 実は梅崎はこっそり、SDカードをすり替えていたのです。この裏切りによって小鳥遊は勝訴し、弁護士資格の剥奪は取り消しとなったのですが、「京極法律事務所」の優秀なスタッフに恵まれた今となっては、その資格は必要ないとのことで、勝訴の余韻に耽りながら旅に出たところで終了となりました。

 さて感想。これまでお飾り的な存在だった海崎が、最後の最後にイイとこ取りの展開となったわけですが、その直前、小鳥遊と2人きりになった時の「君1人では絶対に勝てない」というセリフが伏線であることが丸わかりだったため、特にサプライズ感はありませんでした。

 というよりも、1年以上前の記録がなぜ残っていたのか? という疑問の方が強かったです。海崎は初回から、天馬の座を狙っているのだろうな、と薄っすらニオわせていましたが、それならば最初から裏で小鳥遊と結託していた、というシナリオの方が面白かったのではないかと思います。

 また、1年がかりで復讐を遂げた割に、小鳥遊の勝訴にまったく爽快感がなかったのは、弁護士資格を失った時のどん底感や悔しさなどを伝えるシーンが、これまでほとんど描かれなかったからでしょう。“強く美しい米倉涼子”のイメージを守りたかったからなのかはわかりませんが、苦汁をなめさせられるシーンをもっと見せ、視聴者の同情を煽った方がより強いドラマ性が生まれたのではないでしょうか。

 放送前、『ドクターX』シリーズで演じる孤高の天才外科医・大門未知子役とは対照的に、組織を動かす司令塔役、という設定が話題になった同ドラマ。この設定を守りつつ続編へ繋げるためなのか、最後に小鳥遊は弁護士への復帰を拒んだわけですが、我の強いキャラとして描かれてきただけに、かなり不自然な印象を受けました。

 仮にシリーズ化となった場合、かなり苦しい展開になっていくのではないかと予想されます。今回でさえ、豪華キャスト陣の無駄遣いといわざるを得ない低級な脚本でしたから、米倉はもっと『ドクターX』を大事にすべきなのでは? というのが全体を通しての感想でした。大門の決め台詞「私、失敗しないので」から拝借すれば、『リーガルV』は失敗しなかった代わり、大きな成功もしなかったのではないかと思います。
(文=大羽鴨乃)

『リーガルV』向井理&速水もこみちの大根演技で、クライマックスへ向けて盛り下がる……

 米倉涼子が元弁護士役で主演を務めるドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)もいよいよクライマックスへ突入。第8話が6日に放送され、前回から0.8ポイントダウンとなる平均視聴率13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

(前回までのレビューはこちらから)

 元弁護士の小鳥遊翔子(米倉)は、1年前、NPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を公園で刺殺し、懲役9年の実刑判決を受けた、元依頼人の守屋至(寛一郎)と1年ぶりに再会します。

 小鳥遊はこの事件の調査中、暴力団幹部の花田尊と接触したことによって弁護士資格を剥奪され、最後まで弁護できなかったことに対して悔恨の念を抱くのですが、それだけではなく、守屋がまるで他人事のように実刑判決を受け入れたことに違和感を抱いているのです。また、面識のない市瀬をなぜ殺したのか、その動機も不明のため、事件の背後に“隠された何か”があるのではと疑い、再調査を買って出ます。

 しかし、守屋は頑なに心を閉ざし、付け入る隙がありません。また、弁護士資格がないにもかかわらず暗躍する行為に対し、古巣「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)の差し金によって、弁護士会から非弁行為だと警告されてしまいます。

 小鳥遊をクビにしなければ業務停止処分の可能性もあるということで、頭を悩ませる「京極法律事務所」の面々。この空気を察した小鳥遊が書き置きを残して姿を消したため、事務所は空中分解となり、弁護士の青島圭太(林遣都)以外は去ってしまうのでした。

 ところが、やはり事件の真相が気になる「京極法律事務所」のメンバーたちは、それぞれ独自に調査を開始。その結果、守屋が「貧困を救う会」で働いていたことや、市瀬がその会の活動費を着服していたことが発覚します。裁判の際には初対面とされていた2人の密接な関係性が明らかになったのです。

 さらに、「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)と天馬が懇意であることや、大峰のことを支援する厚生労働大臣・丸山珠美(どんぐり)と天馬が、大学時代のゼミの先輩・後輩の仲であることなどが判明するのでした。

 その一方、小鳥遊は田舎の温泉旅館に宿泊。傷心旅行かと思いきや、その旅館には守屋の妹・未久(久保田紗友)の姿が。兄が起こした殺人事件後、周囲からのバッシングに耐えられなくなった未久は、偽名を使い仲居として働いていたのです。

 その事実を引っ提げて小鳥遊は帰京し、再び守屋と面会。妹はアルバイトをしながら大学の夜間部で法律の勉強をしている。そう信じていた守屋は衝撃を受けます。そして、大峰から命じられ、花田と共謀するカタチで市瀬を殺したことを告白するのでした。

 事件の真相を知った小鳥遊は、裁判をやり直すことを決意。そこへ「京極法律事務所」のメンバーも再集結したところで今回は終了となりました。

 さて感想。次回で最終回ということで、市瀬・殺人事件の裏に潜む悪事を暴くことがドラマのクライマックスを飾ることになるのですが、そのカギを握る大峰役の速水もこもちが相変わらずの大根ぶり。声のトーンを抑え、何とか頑張って黒幕感を出そうとするものの、どうにも薄っぺらい。役者名はわかりませんが、暴力団幹部・花田役の方のほうが凄みが利いていてよっぽど存在感があるんですよね。なぜ速水をキャスティングしたのか不思議でしょうがないです。

 また、薄っぺらいといえば、天馬の座を虎視眈々と狙う、「Felix & Temma法律事務所」のエース弁護士・海崎勇人役を演じる向井理も同じことがいえます。初回からかなり背伸びしている感じがありましたけど、放送回を重ねてもまるで成長した様子が見られないんですよね。今回は、事務所の後輩で恋人でもある白鳥美奈子とともに、大峰と天馬の関係性を陰で嗅ぎ回るシーンを演じていましたが、美奈子役の菜々緒ともども、ドラマを盛り上げるほどの演技力はないように思えました。

 で、その2人が調査した結果、大峰が天馬と丸山の息子だとニオわせる描写がありましたが、まさかの展開に唖然としてしまいました。丸山役のどんぐりは、映画『カメラを止めるな!』に“竹原芳子”名義で、テレビ局のプロデューサー役として出演していた小柄な女性ですが、その彼女と天馬役の小日向文世との間に、どう考えても速水のような長身イケメンが誕生するわけがありません。視聴者のミスリードを狙ったにしても、もう少しキャスティングを考えるべきだったのではないでしょうか。

 また、1年前の裁判でなぜ、守屋と市瀬の関係性が明らかにならなかったのかも謎。キャストも脚本も欠点だらけでクライマックスへ向けて盛り下がった感は否めませんが、とりあえず次週放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『リーガルV』向井理&速水もこみちの大根演技で、クライマックスへ向けて盛り下がる……

 米倉涼子が元弁護士役で主演を務めるドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)もいよいよクライマックスへ突入。第8話が6日に放送され、前回から0.8ポイントダウンとなる平均視聴率13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

(前回までのレビューはこちらから)

 元弁護士の小鳥遊翔子(米倉)は、1年前、NPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を公園で刺殺し、懲役9年の実刑判決を受けた、元依頼人の守屋至(寛一郎)と1年ぶりに再会します。

 小鳥遊はこの事件の調査中、暴力団幹部の花田尊と接触したことによって弁護士資格を剥奪され、最後まで弁護できなかったことに対して悔恨の念を抱くのですが、それだけではなく、守屋がまるで他人事のように実刑判決を受け入れたことに違和感を抱いているのです。また、面識のない市瀬をなぜ殺したのか、その動機も不明のため、事件の背後に“隠された何か”があるのではと疑い、再調査を買って出ます。

 しかし、守屋は頑なに心を閉ざし、付け入る隙がありません。また、弁護士資格がないにもかかわらず暗躍する行為に対し、古巣「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)の差し金によって、弁護士会から非弁行為だと警告されてしまいます。

 小鳥遊をクビにしなければ業務停止処分の可能性もあるということで、頭を悩ませる「京極法律事務所」の面々。この空気を察した小鳥遊が書き置きを残して姿を消したため、事務所は空中分解となり、弁護士の青島圭太(林遣都)以外は去ってしまうのでした。

 ところが、やはり事件の真相が気になる「京極法律事務所」のメンバーたちは、それぞれ独自に調査を開始。その結果、守屋が「貧困を救う会」で働いていたことや、市瀬がその会の活動費を着服していたことが発覚します。裁判の際には初対面とされていた2人の密接な関係性が明らかになったのです。

 さらに、「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)と天馬が懇意であることや、大峰のことを支援する厚生労働大臣・丸山珠美(どんぐり)と天馬が、大学時代のゼミの先輩・後輩の仲であることなどが判明するのでした。

 その一方、小鳥遊は田舎の温泉旅館に宿泊。傷心旅行かと思いきや、その旅館には守屋の妹・未久(久保田紗友)の姿が。兄が起こした殺人事件後、周囲からのバッシングに耐えられなくなった未久は、偽名を使い仲居として働いていたのです。

 その事実を引っ提げて小鳥遊は帰京し、再び守屋と面会。妹はアルバイトをしながら大学の夜間部で法律の勉強をしている。そう信じていた守屋は衝撃を受けます。そして、大峰から命じられ、花田と共謀するカタチで市瀬を殺したことを告白するのでした。

 事件の真相を知った小鳥遊は、裁判をやり直すことを決意。そこへ「京極法律事務所」のメンバーも再集結したところで今回は終了となりました。

 さて感想。次回で最終回ということで、市瀬・殺人事件の裏に潜む悪事を暴くことがドラマのクライマックスを飾ることになるのですが、そのカギを握る大峰役の速水もこもちが相変わらずの大根ぶり。声のトーンを抑え、何とか頑張って黒幕感を出そうとするものの、どうにも薄っぺらい。役者名はわかりませんが、暴力団幹部・花田役の方のほうが凄みが利いていてよっぽど存在感があるんですよね。なぜ速水をキャスティングしたのか不思議でしょうがないです。

 また、薄っぺらいといえば、天馬の座を虎視眈々と狙う、「Felix & Temma法律事務所」のエース弁護士・海崎勇人役を演じる向井理も同じことがいえます。初回からかなり背伸びしている感じがありましたけど、放送回を重ねてもまるで成長した様子が見られないんですよね。今回は、事務所の後輩で恋人でもある白鳥美奈子とともに、大峰と天馬の関係性を陰で嗅ぎ回るシーンを演じていましたが、美奈子役の菜々緒ともども、ドラマを盛り上げるほどの演技力はないように思えました。

 で、その2人が調査した結果、大峰が天馬と丸山の息子だとニオわせる描写がありましたが、まさかの展開に唖然としてしまいました。丸山役のどんぐりは、映画『カメラを止めるな!』に“竹原芳子”名義で、テレビ局のプロデューサー役として出演していた小柄な女性ですが、その彼女と天馬役の小日向文世との間に、どう考えても速水のような長身イケメンが誕生するわけがありません。視聴者のミスリードを狙ったにしても、もう少しキャスティングを考えるべきだったのではないでしょうか。

 また、1年前の裁判でなぜ、守屋と市瀬の関係性が明らかにならなかったのかも謎。キャストも脚本も欠点だらけでクライマックスへ向けて盛り下がった感は否めませんが、とりあえず次週放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)