関ジャニ∞、7人ラストアルバムも売り上げ低下! “精子”イメージの映像に賛否両論

 関ジャニ∞のベストアルバム『GR8EST』(5月30日発売)が、29日付のオリコンデイリーアルバムランキングで、首位を獲得した。メンバーの渋谷すばるがグループ脱退&ジャニーズ事務所退所を発表しているため、7人体制でのリリースは今作が最後となるが、売り上げは前作を下回るスタートを切った。

 同作は、2012年発売の『8EST』以来、5年半ぶりのベストアルバムで、完全限定豪華盤、201∞限定盤、通常盤の3種展開。発売にあたってリリースされた「GR8ESTアプリ」では、CDの楽曲やDVD内の映像、ブックレットの写真や歌詞カードなどが楽しめ、外出先にアルバムを「持ち運ぶ」ことができる。

通常盤のジャケット写真には、可愛らしい赤ちゃんが登場しており、これはメンバー7人の赤ちゃん時代の顔を平均して合成した“GR8EST BABY”だそう。また、201∞限定盤のDVDに収録された映像作品の「HELLO! GR8EST BABY!!」は、「201∞年を象徴するコンセプト映像で、“GR8EST BABY”誕生の瞬間をファンタジックに映像化」したものだとか。

「肝心の売り上げは、発売初日に18万9,557枚を記録。2位のK-POPグループ・SEVENTEENの日本CDデビューミニアルバム『WE MAKE YOU』(9万5,747枚)を大きく引き離して1位に輝きました。しかし、数字的には昨年6月発売のオリジナルアルバム『ジャム』が初日に打ち出した19万9,448枚を超えることはできず、約1万枚もダウン。“関ジャニ∞の渋谷”にとってラストの作品、かつベストアルバムという点を考えると、やや寂しい滑り出しだと感じましたね」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、前述の特典映像「HELLO! GR8EST BABY!!」に関して、ファンからは賛否両論が上がっている。話題となっているのは、「精子」を想起させるような、おたまじゃくしの形をした7色の物体の先端部分にメンバーの顔がはめ込まれている映像についてだ。おたまじゃくしは、その後妊婦になり、出産する展開になっている。

 多くのファンは「エイトたちが精子になったり、妊婦さんになったりしてて、なかなかカオス。こういうノリが大好き。ジャニーズの中でも彼らしかできない表現だと思う」「自ら精子になって、妊婦になって出産する関ジャニ∞、だいぶイカレてて最高」「理解できないけど嫌いじゃない」と、関ジャニ∞らしい独特な世界観を高く評価。

 ところが、一部ファンの間では「なぜファンにウケると思ったのか謎。企画が通ったのが不思議」「今までの特典映像の中で最低。残念で仕方ない」「ジャニーズアイドルなのに精子だの妊娠だのあり得ない」と問題視されているようだ。

 関ジャニ∞は9月22・23日に台湾でグループ初の海外公演『関ジャニ'sエイターテインメント GR8EST in Taipei』を開催予定とあって、「海外公演をするアイドルなのに、女性の出産をおもしろおかしく表現したり、性差別を助長するような表現をしていると誤解されるのでは」「『精子から始まり、男性が身ごもって出産する』というコンセプトのDVDが、初海外公演をするアイドルの名刺代わりになる」と、手厳しい意見も見受けられた。

 映像に対する良し悪しは判断をつけられるものではないが、幅広い世代のファンが見る映像だけに、さまざまな反応が出てしまうのは当然だろう。

 前作の『ジャム』は初週で32.7万枚を売り上げたが、7人体制最後のアルバム『GR8EST』は、この記録を破ることができるだろうか。

 

関ジャニ∞上半期ウラ騒動! 丸山の「盗撮動画」が流出、Toshlファンが大倉に激怒!

 4月15日、メインボーカルである渋谷すばるの脱退が明らかになった関ジャニ∞。今年は、201∞(エイトイヤー)として、ベストアルバム『GR8EST』(5月30日発売)の発売も決定するなど、順調な滑り出しを切ったかに思われたが、関西ジャニーズJr.時代の仲間・渋谷が「海外で音楽学びたい」と希望したため、今後は6人で活動を続けることとなった。そんな7人にまつわる上半期のトピックをご紹介する。

 渋谷の誕生日に海外公演決定も……

 関ジャニ∞は、ジャニーズアイドルらしい華やかなダンスや歌を披露する一方で、近年はバンドスタイルのパフォーマンスにも磨きがかかっている。昨年1月発売のシングル「なぐりガキBEAT」の新春特盤(DVD)に収録されている「7人だけの新年会2017」の中で、村上信五は「今後関ジャニ∞でやってみたい仕事は?」との問いに、「海外公演」と、答えていた。

 ファンの間で期待が高まる中、今年4月に行われた「大阪観光シンボルキャラクター」の就任発表会で、横山裕が「僕ら関ジャニ∞は、今年でデビュー15周年という年なんですけど、関ジャニ∞としても最近アジアツアーや世界に向けて、何かできないかなという話し合いもしていたので、そのタイミングでシンボルキャラクターのお話をいただいて、縁を感じますし、テンションが上がってるというか、頑張ろう! という気持ちです」とコメント。

 その後、渋谷の脱退を報じるデイリースポーツの記事に「初の海外公演や、来年のデビュー15周年に向け準備している中でのメインボーカルの脱退」との表現があったことから、すでに海外公演は決定済みかと、ファンから驚きの声が漏れた。そして4月27日、台湾で主演映画『羊の木』の会見に出席した錦戸亮が、9月22、23日に台湾公演(台北アリーナ)を行うと報告。村上の夢が実現した形だが、グループは7月15日の札幌ドーム公演を皮切りに、渋谷を除く新体制が始まるため、海外公演も6人でステージに立つという。

 奇しくも9月22日は渋谷の誕生日とあって、ファンは「初の海外コンサートはうれしいけど、すばるの誕生日に関ジャニは日本にいないの!?」「全国デビュー日であり、すばるの誕生日でもある日になぜ台湾?」「まさかのデビュー日、すばるの誕生日に台湾公演やるって、複雑……」と、モヤモヤした気持ちを抱えてしまったようだ。

 『ペコジャニ∞!』低視聴率&大倉の言動に批判殺到

 昨年10月に始まり、関ジャニ∞にとってTBSでの初レギュラー番組『ペコジャニ∞!』。初回の10月30日に5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低視聴率を記録し、以降は4月下旬までに4~8%台をウロウロしている。最新の4月23日は5.2%で、同時間帯はテレビ東京の『世界!ニッポン行きたい人応援団』(7.1%)にも敗北していた。

 開始時から1ケタが続いている『ペコジャニ∞!』だが、2月19日の放送で、大倉忠義の言動が炎上する一件も。この日は、X JAPANのボーカル・Toshlと大倉、平成ノブシコブシ・吉村崇が料理教室でスイーツ作りを学ぶロケが行われ、甘いものが苦手な大倉は試食に抵抗を示すなど、どこか気だるそうな態度を見せた。そんな様子を見ていたToshlは「大倉さんも最初、ホント嫌々このロケやってらってらっしゃいましたけど」「こんなやる気ない人いるのかって」と、チクリ。次の仕事が入っていた大倉はロケの途中に2人を残して去る展開になったが、「お疲れっした!」とフランクに挨拶し、逆にToshlは「失礼します」と、丁寧にお別れを告げたのだった。

 こうした大倉の姿が反感を買い、特にToshlを応援する人々が「大倉くんってあんな性格なの!? 一気に好感度落ちた」「Toshlファンから言わせてみれば、大先輩への態度が本当に不快だった。大倉くん、もう少しやる気出して」「『ペコジャニ∞!』見たら、大倉くんのToshlさんへの態度が悪くてなんだこりゃと思った。『お疲れっした』じゃないだろう」と、大激怒。しかし、Toshl自身はニコニコ生放送の番組『Toshl CRYSTAL ROCK チャンネル』(3月11日放送)内で、大倉は「キャラ」をまっとうしただけだと主張したそう。後日会った際、大倉はToshlに対して礼儀正しく挨拶したという。

 丸山隆平が主演を務め、少年隊・東山紀之と共演している舞台『泥棒役者』。4月5日~10日に大阪で公演が行われ、4月15日~5月11日まで、東京グローブ座で上演される予定だが、開幕直後の6日頃からお客さんの観劇マナーが問題になった。あるTwitterユーザーが、「大声を出さない」「名前を呼ばない」「本編中は手を振らない」「前かがみにならない」といった注意事項を挙げた上で、「簡単なことなのでみんな守って。丸山くんに恥かかせないで」と、呼びかけ。

 このほか、客席の通路を使った演出において、丸山が近くを通るとコンサートさながらに「キャーキャー叫んで手を振る人」がいたほか、携帯電話のバイブが鳴り続けている、公演中に何かを食べている人も見受けられたとのこと。複数のファンがこれらの非常識な言動を目の当たりにしており、あらためて舞台鑑賞時の知識が見直されるきっかけとなった。一部ファンの忠告が改善につながったのか、その後は客席の雰囲気も落ち着いた模様。

 ところが、4月下旬に新たな違反行為が発覚した。Twitterに上演中の盗撮動画をアップする不届き者が現れ、「盗撮やめて」「盗撮ダメでしょ。マナー違反してどんな得があるんですか?」「どうして盗撮なんかしてるのですか? ダメですよ」など多くのリプライ(返信)が寄せられているものの、5月2日の段階でいまだ動画は削除せず、野放しになっている。

 安田、散々な目に遭う

 昨年11月、安田章大の“そっくりさん”として、お笑いコンビ・トップリードの新妻悠太が『ベストアーティスト2017』(日本テレビ系、11月28日放送)に出演。安田と同じく真っ青な髪の毛で登場し、メンバーに紛れる形で視聴者を困惑させた。放送後は自身のTwitterに「大変お邪魔しました。誰かが似てるって言ってくれて、それが少しだけ広がって、呼んでいただいて…。なによりも関ジャニ∞の皆様が超絶優しく…握手をしてくれて。もう大好きです!感涙!2回ブリーチ、激痛でした」と、痛みに耐えてヘアセットしたと明かし、関ジャニ∞ファンは新妻の対応力に感謝したのだが……。

 今年1月22日、新妻はマンションの一室に侵入し、住所侵入と窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕されてしまった。『ベストアーティスト』の共演で新妻を知った人も多く、「トップリードの新妻さん逮捕されたのか……関ジャニのヤスに似てるってことで番組に出てたのにもったいない」「トップリード、逮捕。そんな人がヤスの真似してほしくなかった」「新妻さん逮捕ってまじか……ヤスくんと同じ青髪にしてエイトと共演してくれてたのに……」と、ショックを受けている。

 一方、安田は渋谷が脱退を表明し、メンバーも出席した4月15日の会見を欠席。報道によれば、9日に自宅で転倒してしまい、背中を強く打ちつけて入院したという。会見に際して寄せたコメントの中で、安田は渋谷の思いを聞いて脱退を止めるも、「しかし、渋谷の意思は固く、既に前を見て歩み始めようとしていることを理解しました。渋谷の性格を知っている以上、これは彼の背中を押すべきなんだろうと」「音を楽しむことを常に追求し続けてきた渋谷だからこそ奏でられる音楽がきっとこの先あると思っています」などと、吐露。

 安田の状態やメンバー、ファンの心情を考えれば決して笑える話ではないとはいえ、ネット上では「背中を押す側のヤスが背中を打ちつけて入院し、大事な仲間の会見に参加できなかった今日のことを笑い話にできる日がくるよう、関ジャニ∞と渋谷すばるを応援したい」「不謹慎だけど、『背中を押す』と言ってるヤスが、背中の怪我をしたことに笑った」「『背中を押す』って決めたヤスが転んで背中打つのも関ジャニらしいし、忙しい中みんなで会見出たのも関ジャニらしい」と、ツッコミが入る始末だった。再びメンバーが万全の状態でファンの前に現れる機会を待ちたい。

関ジャニ∞・渋谷すばる、SMAPの影響「やはりあった」? 瑛太“ボコボコ事件”の真相は?

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A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

 

渋谷すばる脱退、SMAPによる影響が?

A 関ジャニ∞・渋谷すばるは、ジャニーズ史上初となる、全メンバーが同席のもと(安田章大を除く)で、グループ脱退を会見で発表しました。

B「フライデー」(講談社)のスッパ抜き。これはお見事だった。

C 金曜日にフライデーが報道して、日曜日に記者会見と。「フライデー」にはグループ脱退とありましたが、渋谷はジャニーズ事務所からも、年内で退所すると発表しました。

A 僕の私見ですが、彼はグループうんぬん以前に、“ジャニーズ事務所所属のアイドル”という肩書を捨て去りたかったのでは。

B そうだね。会見冒頭で渋谷は「今まではジャニーズ事務所、関ジャニ∞というグループに守られ、支えられ、時には甘えさせてもいただきましたが、この先はすべて自分自身の責任下で」と言っていた。つまり、守りを捨てて活動したいと思っても、自動的に守られてしまう環境を、どうにかして変えたかったと。

C 彼は今年37歳になりますが、不惑を前に、一度すべてリセットしたかったんですね。

B 会見では、解散したSMAPからの影響について「まったくないです」と断言してたけど、1ミリもなかったとは言い難いよね。「あれ、ジャニーズ辞めてもなんとかなるんじゃね?」って。

C 世間だけでなく、所属タレントからもそう思われてはたまらないと、だから元SMAPの3人に対して、ジャニーズは圧力を掛けているワケですね。

B 直接的なものはなく、あくまでテレビが「自主規制」で映さないようにしてるって言われてるけど、やっぱり「100%圧力はない」とは断言できないね。あるジャニーズのベテラン社員が、各テレビ局に「3人をこれだけ放送してるけど、一体どういうつもり?」と迫った、なんて話を聞いた。

C スポーツ紙も、ジャニーズと3人の担当記者は、それぞれ区別しなきゃいけないんですよね。

A そうですね。どちらも相手に情報を流されたくないし、これはある意味当然の措置では。僕らとしても、2つとも担当するのは、とてもやりづらいですし(笑)。

B そういえば、飯島(三智)さんも担当記者相手に、近頃は飲み会を開くようになったらしいじゃない。カレン担当、通称「C担記者」だけで。J担(ジャニーズ担当)は絶対参加NGという。

A ……まあ、ジャニーズにしても飯島さんにしても、タレント育成やプロモーション上の思想に違いはあっても、芸能界を渡り歩く手法や手段は、似たようなものってことですよ(笑)。

B 渋谷脱退も衝撃的だったけど、瑛太と錦戸亮の「ボコボコ事件」もすさまじい話だよね。

C 次はようやくジャニーズ以外の話題に……と思ったら、また登場しますね(笑)。

A でも、こっちは「フライデー」の旗色がやや悪いですね。ジャニーズサイドも「ガセに決まってる。会見の時、あんなに綺麗な顔だったでしょ」と完全否定で、翌週の「フライデー」でも続報はなし。

B 「フライデー」は編集長が変わったばかりで、新編集長は事件畑の人だけに、芸能事務所への配慮はほとんどない。それだけに、各プロダクションは戦々恐々だろうけど。

C 双方事務所とも否定してて、被害届の提出、みたいな話にもなっていない。加えて錦戸が「馬乗りになってボコボコに殴られた」ようには見えないということで、誤報と思われても仕方ありませんね。

A でも瑛太は、2009年にも、カラオケボックスで店員を殴るという事件を起こしていて、「やっぱり」と思った業界関係者は多かったと思います。

B あの事件でも、実は殴られた店員はごく軽症だった。錦戸が「治癒力高すぎ」なんてネットで言われてるけど、俺が思うに「瑛太の攻撃力低すぎ」の方が正しいんじゃないか(笑)

C いや、本気を出したらわかりませんよ。以前、プライベートで瑛太を目撃したことがあるんですが、公園でシャドーボクシングに興じていたんです。僕も学生時代、少しかじっていたのでわかるんですが、瑛太の動きは一朝一夕で身につくようなものじゃなかった。昨年公開の格闘技映画『リングサイド・ストーリー』よりも前の話なので、恐らく長年、ボクシングを嗜んでいたのでは。

B ……やっぱり錦戸の治癒力が高すぎだったか。いやいや、どう考えても「ボコボコ」がガセだよね(笑)。

「関ジャニ∞の会見にはウラがある」!? 杉村太蔵の発言にファン激怒も、“一般層”との温度差浮き彫りに

 4月21日に放送された関西ローカルのバラエティ番組『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)にて、年内で関ジャニ∞脱退・ジャニーズ事務所を退所する渋谷すばるの話題が取り上げられた。しかしその中で、タレント・杉村太蔵の発言がジャニーズファンから反感を買う事態になった。

 この日の放送で渋谷の脱退・退所が取り上げられると、杉村は「円満すぎる」「なんかすごくウラを感じるんですけど」との考えを明かす。メンバーそろって会見を行ったことについても、「すごく印象を良くしよう」というふうに見えたようで、今回の件について思うところがあるようだ。

 しかしこの意見には、芸能レポーターの井上公造が「太蔵さんはね、関ジャニ∞結成以来ずーっと大阪で、関西で頑張ってきて、メジャーになるまでの過程を知らないから、そう思うんです。このメンバーの結束力の強さはハンパじゃないです」と反論。そもそも会見を開こうと提案したのはメンバー自身であったことや、「“推測報道”が出ることがイヤ」という理由があったことを説明し、「ウラがある」という杉村の意見を否定していた。

 それにもかまわず、杉村は真剣な面持ちで「ちょっと今のジャニーズ事務所はね、時代に合ってないんじゃないかと思うワケ、タレント養成の」と語り始め、「ジャニーズ事務所の経営に一言申したい!」と語気を荒らげるものの、出演者から「仲間やと思われるから!」「番組全体の意見だと思われたら迷惑なの!」などと止められ、発言することができず。他の出演者は席を立ち、杉村から距離を置くという反応をしていた。

 杉村は、事務所に所属しながら渋谷のように音楽を学びたいと思ったり、世界に目を向けたりすることはできないのか、という疑問や違和感を抱いているようで、「今のこの時代に、(事務所に)残ってたってできるじゃないと! できないような環境を、経営陣は改革してないんじゃないか」と力説。続けて杉村は「自社のタレントをどんどん世界に売っていこう」という気持ちを持ってほしいと発言し、今田耕司が「今からかもしれないですね」とたしなめていた。

 この一連の発言は、関西ローカルの番組にもかかわらず、ジャニーズファンの間で大きな話題に。関ジャニ∞のファンからは「わざわざテレビで発言することかな? 悲しんでるファンもいるのに、部外者があんな風に語るのは腹が立つ」「関ジャニ∞の記者会見、どういう捉え方をしようが人の勝手だと思うけど、この人は関ジャニ∞をなにも知らないってことはわかったかな。『ウラがある』とか、よくそんなこと言えるよね」「関ジャニ∞を悪く言うのはやめてほしい。彼らは彼らの判断で会見をしたんだし、何も知らないクセに、いちゃもんばっかりつけないで!」と激怒する声が続出。

 一方で、「一般人の感覚って、正直こんな感じだと思うわ。ファンだったら彼らの決断を受け止められるだろうけど、普通は『事務所にいてもやれるでしょ?』って思うよ」「自分のやりたいことができないで辞めるなら『事務所のしがらみだ』って言われるのは仕方ないし、多分それが一般的な感覚だと思う」「杉村さんは純粋な芸能人ではないから、そりゃ疑問に思うよね。視聴者の感覚に1番近いことを言ってたと思うよ」という冷静な声も。渋谷の脱退についての杉村の発言は、思いがけずファンと一般層の大きな“温度差”を浮き彫りにしてしまったようだ。

 渋谷は脱退・退所を発表した会見にて、「今まではジャニーズ事務所、関ジャニ∞というグループにありがたくも守られ、支えられ、時には甘えさせてもいただきました」と語り、今後は自分自身の責任で音楽を学び、追求していきたいと語っていた。この発言だけで「事務所に残っていても音楽はできるのでは?」という疑問は解消するはずなのだが、一般的にはなかなか理解しがたい決断なのだろう。渋谷には今後も逆風が吹くことがあるかもしれないが、ファンやメンバーからの応援を力にして頑張ってほしいものだ。

渋谷すばる、ツアー不参加の理由を激白……「ジャニーズタレントにしかわからん気持ちがある」

 関ジャニ∞を年内に脱退し、ジャニーズ事務所からも退所する意向を発表した渋谷すばる。4月21日深夜には自身がパーソナリティーを務めるラジオ『関ジャニ∞渋谷すばるのスバラジ』(FM NACK5)にて、ファンやリスナーに向けて現在の心境を語った。

 この放送は、4月15日に行われた脱退・退所を発表する会見の翌日、16日に収録されたもので、渋谷は冒頭約7分を使い脱退について思いを語った。「会見後、初めての『スバラジ』のオンエアということで、おそらくですが、初めて自分がこの『スバラジ』でなにをしゃべるのかみたいなことは、注目されて、聞かれている方もいるのかなと思います」と注目度の高さに触れながら、「なんの偽りもない言葉をね、ファンの方に対しても、世間のみなさんに対しても、そのままの思い・言葉を届ける、表現するということが、なにより自分としてもそうですし、グループとしての精一杯できる誠意なのかな」と、真剣な口調で語り始めた。

 渋谷はまず関ジャニ∞のファンに向け、「特にeighterのみんなに向けてと言いますかね、とにかく急な、一方的なお知らせになってしまって本当に、ただただ申し訳ないという気持ちと、ビックリされた方も、悲しませたりとか、まあいろんな思いをさせてしまったと思います。本当に申し訳ない気持ちでしかないんですが」と改めて謝罪。

 今夏に行われる関ジャニ∞のコンサートツアー『関ジャニ’s エイターテインメント GR8EST』に不参加となった経緯については、「自分がこの決断をして意思が固まって、事務所、メンバーにこの思いを伝えた時にはですね、すでにベストアルバムの制作、夏のツアーの制作もすでに始まっていたので、それに関しては自分は、『最後まで責任を持ってやるつもりです』という意思もみなさんにお伝えしました」と説明。この件については、渋谷を除く関ジャニ∞メンバー6人とジャニーズ事務所スタッフの話し合いも行われたそうで、「ボクはいなかったので、どういう会話が、というのは正直わからない」としながらも、6人が出した“渋谷は不参加”という結論については、「ジャニーズのタレントにしかわからん気持ちっていうのはたくさんあって。そんなことは言うことじゃないんだけど。だから6人の出した結論っていうのは、ボクは痛いほどわかるつもりなんです」「6人はものすごく悩んだと思うし、苦渋の選択だったと思う」と仲間の心情を慮った。

 その後、渋谷は「7人で立つことが……eighterにとってはいいのかもしれないけど……」と声を詰まらせながら、渋谷のコンサート不在を嘆くファンの心情に寄り添う。しかし、「でもオレは、自分勝手な理由で抜けるかもしれんけど、残された6人は(関ジャニ∞を)続けていかなあかんし、この関ジャニ∞というものを守っていかないといけない」とキッパリ発言し、「だから、『今だけがよければいい』じゃないんですね、やっぱり。今だけが良くて、それでグループがダメになっちゃったら、それが1番eighterを悲しませることになる。だから、申し訳ないけども、グループを守って、さらに大きく強くしていくために、もうこの段階から6人で、という体制を、彼らとしても作っていかないと、という気持ちは痛いほどわかるんで」と、メンバーの決断に理解を示していた。

 渋谷は最後に「6人と、ボクと、ジャニーズ事務所の方々とで決めて出した結論なので。一方的であって本当に申し訳ないんですけど、どうか受け止めていただき、そしてなによりね、これからの“6人の関ジャニ∞”というものをどうか、応援していただけたら、ボクとしても、そんなにうれしいことはないと思います」と、6人のメンバーをこれからも応援してほしいと願ったあと、「これ(発言)はこのまま放送してください」と番組スタッフに呼びかけていた。

 この発言を受け、ネット上では渋谷の正直な告白に理解を示す声もあったが、一方で「脱退の経緯はわかったけど、ツアーは6人で回ることに決まったって最初に聞いたときのすばるくんを想像したら、悲しくて気持ちが潰れそう……」「すばるくん、ツアー出たかったんだろうなあ。ラジオ聞いてて、悔しい気持ちが伝わってくる」「ファンに説明してるようで、自分に言い聞かせているようにも聞こえた。すばるくんの決断は尊重したいけど、どうしても7人のツアーはできなかったのかな……?」など、渋谷が希望していたにもかかわらず“ツアー不参加”となった心情を慮る声が相次いでいた。

 また、渋谷は脱退の理由として「海外で音楽を学び、今後さらに自分の音楽というものを深く追求していきたい」などと会見で語っていたが、具体的にどこで、なにを勉強する、といった話は出てこなかった。今回のラジオでも、渋谷自身の今後については詳しく語られなかったため、「正直、ツアーとか会見のこととか話すよりも、これからのすばるくんの夢について話してほしい」「すばるくんのこれからのことは? って思ったよね。ファンは今、それが1番知りたいかも」というファンの声も見受けられた。

 ファンの心に深い悲しみを与えた渋谷の脱退騒動。7月15日から始まる『関ジャニ’s エイターテイメント GR8EST』はどのような展開になるのか、まだまだ騒動は収まりそうにない。

「渋谷すばる状態」にならずに済んだ! 崖っぷちから復活を果たしたジャニタレたち

 いきなり関ジャニ∞からの脱退を発表し、芸能界に衝撃を与えた、渋谷すばる。7月15日から開催される同グループの5大ドームツアーには参加せず、年内をもってジャニーズ事務所から退所するという。ジャニーズ事情に詳しい女性週刊誌記者は、こう話す。

「渋谷は数年前から、関ジャニとしての活動へのモチベーションが著しく低下していた。メンバーたちも何度か説得していたが、本人的にはジャニーズでの活動はもう限界だったのでしょう」

 渋谷といえば、1990年代後半のジャニーズJr.黄金期を支えた人気メンバー。99年には、後に嵐としてデビューすることとなる二宮和也とダブル主演でドラマ『あぶない放課後』(テレビ朝日系)にも出演している。

「このドラマ放送終了後に上京したのですが、そこから仕事が一気に減ります。本人のアーティスト志向が高まっていた時期で、勝手に右手にタトゥーを入れて事務所から大目玉を食らい、仕事を干されていたみたいですね。そういった状態から関ジャニ∞で再ブレークしたというのは、ある意味すごいと思いますよ」(同)

 渋谷に限らず、関ジャニの面々は、ジャニーズ事務所のタレントとしては、そこまで恵まれていない環境からブレークを果たしたといえる。

「関ジャニのように、崖っぷち状態から持ち直したジャニーズタレントは意外といるんですよ。たとえば、Sexy Zoneの松島聡。もともと家族が芸能活動に積極的ではなく、中学時代は実家がある静岡から東京まで通って仕事をしていたようです。Sexy Zoneのメンバーとして抜擢されたはいいけど、思うように活動ができなくなり、一時は脱退寸前までいったといわれています。現在は、親元から離れて芸能活動に専念できるようになったので、その心配はありませんが、下手すればグループを辞めていたでしょうね」(ジャニーズをよく知る業界関係者)

 古くはV6の坂本昌行も、Jr.として活動した後、一度退所しサラリーマンとして1年弱、旅行代理店に勤務。その後、再度ジャニーズに復帰してデビューに至っており、いわば崖っぷちからの復活というわけだ。

「A.B.C-Zの橋本良亮も、ジャニー喜多川氏のお気に入りだったのが、女性アイドルとのデート写真が雑誌に掲載され、一気に“干されメン”となりました。でも、そこから復活してA.B.C-Zとしてメジャーデビュができたわけで、ジャニーズにはなんだかんだで再チャレンジの環境があるんです。渋谷だって、関ジャニとして再チャレンジした結果ブレークできたのだから、そんなにジャニーズを拒否することもないと思うんですがね……」(前出関係者)

 自分を崖っぷちから救ってくれたジャニーズ事務所に、後ろ足で砂をかけるように退所することとなる、渋谷すばる。その決断の裏には、よっぽどのことがあったのだろう。

渋谷すばるの異例ずくめの会見にSMAPファンから批判続出! SMAPとの「共通点」と「大きな違い」とは?

 4月15日に開かれた会見で明らかになった、渋谷すばるの関ジャニ∞脱退とジャニーズ事務所からの退所。

 昨年の元SMAP3人(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)をはじめ、2016年にはKAT-TUNの田口淳之介などがジャニーズから退所しているが、ケガで欠席した安田章大をのぞく、グループのメンバー揃っての会見は、異例のケースといっていいだろう。

「ポイントは、年内をもっての脱退・退所であるにもかかわらず、7月からのツアーには不参加であるということ。これが、ジャニーズの報復パワハラ的な措置ではという臆測が広がり、SMAP解散時のように“ブラック企業扱い”されることを避けるためにも、メンバーの口から、『(ツアーは、今後)きちんと6人でやっていけるんだなと提示できるのが最善』(村上信五)と言わせる必要があったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 気になるのは、本当にこれが“報復パワハラ”ではないのかどうかということだが、

「事務所の説明では、今回のツアーは来年8月まで続く、関ジャニの15周年イベントに含まれることから、年内でいなくなる渋谷の関ジャニとしての活動はツアー前まで、とのこと。一応、理屈は通っているように聞こえますが、メンバーから“それなら、すばる抜きで”という意見が出るとは、とても思えません。実際、すばる本人も会見で、『コンサートの制作は始まっていたので、全て終わるまで責任を持ってやらせてくださいとお伝えさせていただきました』と言っており、出演する気はあったにもかかわらず、事務所の答えが“ノー”であったことを明かしています」(スポーツ紙記者)

 それをどう解釈するか――見方はいろいろありそうだが、SMAPの解散の仕方と同じように、渋谷のツアー不参加はファン不在の非情の決定であることだけは、間違いないだろう。

 だが、元SMAP3人と、この渋谷の退所は本質が違う。

「元SMAPの3人は、事務所から排除された元チーフマネジャー・飯島三智氏との仕事を望んだのが、退所の最大の理由。SMAPを国民的アイドルに育て上げたことで、業界に絶大な影響力を手にした飯島氏は、事前に細かな前さばきをすべてやってくれて、メンバーは現場に体一つで行くだけで良かった。その環境をずっと求め続けたのが、あの3人で、そんな飯島氏がもはや必要ではなかったのが、残留した2人というのが分裂劇の真相です。恵まれた環境に甘えての活動では、アーティストとしての成長を妨げると、退路を絶って独立する渋谷とは、ニュアンスが正反対ではないでしょうか」(音楽関係者)

 会見で、「事務所の先輩で目標とする方は?」と質問され、「ジャニーズの中でですか? 目標とする方がいたら僕は辞めていないと思います」と、“ジャニーズに本物と呼べるアーティストなど一人もいない”という意味にしか解釈できないロックでシュートな回答をした渋谷の自立を応援したいものだ。

渋谷すばる“脱退会見”は異例中の異例だった……ひっそり消えていった「元ジャニーズたち」の系譜

 関ジャニ∞の渋谷すばるが15日に都内で記者会見を行い、年内いっぱいでのジャニーズ事務所退所を発表した。この夏に行われる5大ドームツアーにも参加しない。

 中心メンバーの突然の脱退発表は、衝撃を与えた。さらに、メンバーが同席する記者会見の場が用意されるのは、かなり特殊なケースといえるだろう。昨年9月に事務所を退所した元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎でも会見は行われなかった。さらにKAT-TUNの赤西仁や田口淳之介の場合も同様である。ジャニーズタレントの引退はひっそりと行われるのが通例なのだ。それは、デビュー予備軍のジャニーズJr.となれば、なおさらである。

「もっとも知られているところでは小原裕貴でしょう。中性的なルックスでジャニーズJr.の中でも高い人気を誇っていましたが、2000年の20歳の時に学業専念を理由に、タレント業の引退とジャニーズ事務所退所を突如発表しました。大学卒業後は大手広告代理店の博報堂に入社し現在も勤務中です。昨年には20年前に出演していたドラマの続編となる、KinKi Kids主演の特別ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)に出演し話題となりました。これは会社に許可を取っての出演だったようです」(芸能ライター)

 ジャニーズJr.は本来、デビュー前のメンバーの集まりであった。だが小原が活躍した1990年代は『愛LOVEジュニア』(テレビ東京系)や『8時だJ』(テレビ朝日系)といった番組を持つなど高い人気を誇っていた。ほかにも引退に至った人間はいる。

「ハーフ系のルックスで『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ系)のほか、“しゃべり場”ブームで誕生した『ジェネジャン』(同)へレギュラー出演し、KinKi Kidsの堂本光一とも共演した秋山純も、2008年3月でジャニーズ事務所を退所しています。その後は歌手、俳優活動ともに行っていませんので、完全に芸能界を引退しているといえるでしょう。タッキー&翼とともにセットで売り出され、『木曜の怪談』(フジテレビ系)へも出演した川野直輝は、ジャニーズJr.で約3年間活動したのちに1998年ごろに16歳で事務所を退所しています。滝沢、今井とのバンド編成ではドラムを披露しており、音楽の夢を追求したい思いがあったようですね。実際にアマチュア活動を経て、メジャーデビューも果たしています」(同)

 本当にやりたいことを追い求める場合、ジャニーズ事務所の中ではできないこともあるのだろう。今回の渋谷の退所発表にもそうした思いがあったのだろうか。
(文=平田宏利)

渋谷すばる“脱退会見”に残る謎……「なぜ今?」「今後は?」関係者がすべてを語る

 ジャニーズの人気7人組グループ、関ジャニ∞から渋谷すばるが脱退を表明。年内でジャニーズ事務所を退所することになったが、この一連の動きには、いくつかの謎が残った。

 記者会見は、なぜか、自宅で転倒し背中を強打したため入院中の安田章大を除くメンバー5名も同席。グループは5月にベストアルバムを発売予定で、7月からは5大ドームツアーも予定されているが、その直前の発表という異例の事態だった。ツアーに渋谷は参加しないというが、いったいどういうことなのか、ジャニーズに極めて近い関係者に聞いてみた。

「みんなそろっての会見はメンバーたちの考えで、『不仲でこうなったわけではない』ということをファンに伝えたかったと聞きました。今までならジャニーズ事務所がそれを許さなかったでしょうが、SMAP解散の件などでファンから何かと批判を浴びて、事務所としては『今回はメンバーに任せてみよう』となったそうです。年内脱退をいま発表したのは、CM契約が年内まで続くので、便宜を図った上だと思いますよ。実質的には渋谷が活動するのは7月までなので、ツアーには参加しないんです。そうなると、発表のタイミングは今しかなかった」

 記者会見で、渋谷は今年1月に脱退を決意したと言い、その理由を「36歳になって自分の音楽を深く追求したいと思った」とした。しかし、記者から「関ジャニにいる状態ではできないのか」と聞かれると、「できなくはないと思います」と矛盾する返答だった。

 一方で、音楽に専念できないバラエティ番組の仕事を嫌がったという見方を否定しており、なぜ脱退が必要なのかは、いまひとつ伝わりにくい。会見場でも、記者からは「大きな決断のわりに中身が乏しい」との声もあった。何しろ、脱退後の具体的な進路は決まっておらず、「音楽を一から勉強したい」とは言うものの、その具体的な予定は示さず、「語学も同時に学びたい」としたのに、「英語圏がいいと漠然と思っている」という程度。今後の仕事に関してすら「タイミングや機会があれば、いずれ(発表する)」というものだった。これについて、前出関係者は「渋谷の性格的なものが出た」と分析する。

「今後については、隠しているのではなく、本当にノープランだそうですよ。音楽の勉強といっても、楽曲制作なのかボーカルなのか、それすら勉強してみて決めるという感じだそうで、それなら日本にも音楽学校はあるわけですが、何しろ彼は15歳からジャニーズでやってきたので、経験だけが先行してしまっている。スキルはあっても、見識がないんです。そこは元KAT-TUNの田口淳之介と近い、見切り発車。でも、渋谷は大真面目な人間で、ジャニーズにいて歌唱力があると評価されても、音楽の基礎があるわけじゃないから、これでいいのかって本気で苦悩してたんです。ハッキリ言えば、世間知らずなアイドルのままじゃ不安だったんだと思いますね。これまでの収入で生活面には余裕はあるわけで、白紙の状態からスタートしてみようと思ったのは理解できます」(同)

 ファンの間では、田口のように交際する女性がいるのではないかとの見方もあったが、関係者は「事務所サイドの人と話した感じでは、そういうのはまったくないようだ」という。

 渋谷は、記者間でも正直な人間で知られる。リップサービスが少なく、無理に愛想を振りまかない。アイドルよりアーティスト志向が高まったのも、自然な流れかもしれない。

「元KAT-TUNの赤西仁あたりと違い、グループへの愛着が強かったことで、裏で密かに脱退後の仕事や後援者を見つけて船出するということをしなかったのは、渋谷らしい」

 こう話す関係者は、「むしろ困るのはグループの方」だと言う。

「音楽面で最も熱心だった、メインボーカリストがいなくなるんですから。渋谷より音楽仕事に打ち込んでいたメンバーはいないから、それこそ7月のツアーに参加させると、コンサートがすべて『渋谷すばるサヨナラ公演』になり、抜ける穴の大きさを示してしまうことになります。ツアーに参加させない決断をしたのは、渋谷ではなく、残るメンバーや事務所の方でしょう」

「互いに成長した関ジャニ∞と渋谷が、いつか共演できたら」と、早くも夢を語るファンもいるようだが、果たして……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

渋谷すばる、過去のジャニーズ退所メンバーから見る“海外留学後の音楽活動”の行く末は!?  

 4月15日の記者会見で人気グループ・関ジャニ∞からの脱退と、ジャニーズ事務所からの退所を発表し、日本中を驚かせた渋谷すばる。渋谷は12月31日をもってジャニーズ事務所を退所するとのことで、その理由を「海外で一から音楽を勉強したい」と説明。「36歳を迎え、人生残り半分と考えた時、今までは事務所と関ジャニ∞に守られ、支えられ、時には甘えさせていただきましたが、この先は全て自分の責任で今後の人生を音楽でまっとうするべく、海外で音楽を学び、自分の音楽をさらに深く追求していきたいと思いました」と、決意に満ちた表情で語っている。

 渋谷といえば、ジャニーズ随一と言われる歌唱力を誇り、関ジャニ∞のメインボーカルとしてグループを牽引していた人物。脱退後は海外に留学し、いずれは音楽活動を再開するつもりなのだろう。そこで、ジャニーズ事務所を退社した渋谷と同世代の元アイドルたちの、その後を見ていきたい。

 まずは、“ツアー直前の脱退”や“メンバーカラーが赤”などで、渋谷との共通性が指摘されている元KAT-TUNの赤西仁。赤西は渋谷の後輩にあたる存在だが、渋谷は2013年5月11日放送の『渋谷すばるのスバラジ』(NACK5)にて、運転中、赤西を街中で見かけたことをリスナーに報告。「仁!」と声をかけて赤西も振り向いたのだが、その瞬間に信号が青になったため、声をかけっぱなしで走り去ってしまったと笑いながらトークしている。そんな赤西は10年にKAT-TUNを脱退後、14年2月までジャニーズ事務所に所属しソロ活動。退所後は、特に海外での活動に力を入れ、15年には中国・北京で開催された授賞式『愛奇芸尖叫之夜』で、日本人初の「アジア人気アーティスト賞」と「年度音楽大賞」という名誉ある賞を受賞するなど、大活躍している。

 次に、同じくKAT-TUNを脱退した田口淳之介。KAT-TUNの中でも一発ギャグを披露するなどバラエティ担当だった田口は16年3月31日付で事務所を脱退。脱退後の活動については、同じグループメンバーの中丸雄一に「具体的なビジョンは聞いていない」と言われるほど白紙状態だったが、脱退から約半年後の9月1日、自身の公式サイトにて活動再開を発表。個人事務所を設立し、11月2日にインディーズシングル「HERO」でソロデビュー。17年4月にはユニバーサルミュージックとアーティスト契約してメジャーデビューしている。

「赤西さんは事務所からの恋愛禁止令にそむき、黒木メイサさんと授かり婚して事務所を退所。田口さんも長年交際している女優の小嶺麗奈さんとの結婚のために事務所を辞めたと言われるなど、プライベートを優先しての退所という印象があります。2人とも、渋谷さんほどの実力と知名度がない中、奮闘している感があります」(音楽事務所勤務)

 また、ジャニーズ脱退組の中で音楽畑にて大成功を収めているといえば、大人気バンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaがいる。Takaは01年8月に入所後、ジャニーズJr.として活動。03年には「NEWS」結成メンバー9人のうちの1人に選ばれたものの、同年12月に学業優先で事務所を退社。05年3月には慶應義塾湘南藤沢高等部を音楽の道に進むため自主退学し、5月に「ONE OK ROCK」加入。両親譲りの卓越した歌唱力や音楽の才能を活かし、今では日本を代表する人気バンドのフロントマンとして活躍している。

「渋谷さんがジャニーズの後輩であるTakaさんの現在の活躍に、おおいに刺激を受けていたことは業界では知られた話です。Takaさんは高校を中退後、大阪の音楽学校に通うなどし、ギターやパソコンを習い、力をつけている。ONE OK ROCKは昨年末にヨーロッパツアーを行い、音楽の国・イギリスのロンドンでも公演を成功させた。渋谷の留学先はイギリスと言われていますが、その地ですでに成功していることも含め、目指すべきライバルの1人がTakaなのは間違いない」(テレビ局勤務)

 このように、脱退ジャニーズの成功の度合いはそれぞれだが、いきいきと音楽活動を行えてはいる様子。では、渋谷は今後どうなるだろうか?

「渋谷さんは赤西、田口、Takaの誰よりも知名度はある状態。作曲や歌唱力などの実力に関しては、Takaには遠く及ばない状況ですが、ロンドンでしっかり学ぶことでソングライティングの才能が花開く可能性もある。渋谷の弱点は極度の人見知りというところだったりと、メンタル面が弱いところなので、そこを克服したら化けるんじゃないかと見る向きも多い」(芸能事務所勤務)

 成功するか否かは精神面の強さにかかっている? 脱退後の渋谷に注目したいところだ。