下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
ついにトランプ大統領が誕生した。その基本政策は「アメリカ・ファースト」、そして「力による平和」だって。ヨーロッパでも極右政党が台頭し、日本もすでに――。今後どんな世の中、世界になってしまうのか。もしかして、第三次世界大戦の“戦前”が今なのか!? そんな恐ろしいことが頭をよぎる。
第349回(1/20~24発売号より)
1位「吹越満 妻・広田レオナが若手俳優を連れ込み不倫同棲疑惑!」(「週刊女性」2月7日号)
参照「江角マキコが落ちた昨年8月に逮捕の男と“自爆”不倫!」(「女性自身」2月7日号)
2位「中居正広 『SMAP取り戻す!』華麗なる逆襲」(「週刊女性」2月7日号)
3位「それでも、突き進む! “木村拓哉”道」(「女性自身」2月7日号)
朝からワイドショーで大きく取り上げられている江角マキコの芸能界引退。その“元ネタ”となったのが「女性自身」の不倫スクープだった。
記事は確かに衝撃的だ。江角が単に不倫をしていただけでなく、その相手が布袋寅康や GACKT、そして江角も巻き込まれたとされた詐欺事件で有罪判決を受けた男性だったというもの。さらに、フジテレビ局員の夫とはすでに2年前から別居し、夫は記者の直撃を受けて写真を見せられた上、妻の不倫を認めたのだから。
丹念に取材された記事を読むと、江角と男性の関係は不倫という以上に“洗脳”に近いのではと思ってしまう。
「自身」の取材を受けた江角は芸能界引退を宣言、さらに事務所も1月いっぱいで閉鎖されるという怒涛の展開だ。ママ友問題と長嶋一茂邸落書き事件を経て、現在はほとんど仕事がなかったとはいえ、不倫発覚と同時に引退とは、あまりにセンセーショナルでスキャンダラスでもある。
一方、ワイドショーではほとんど話題になっていないが、江角不倫に劣らない驚きの不倫スキャンダルが「週刊女性」に掲載されている。その主人公は女優の広田レオナ。こちらも夫・吹越満とは別居状態で、しかも広田と娘が住む自宅には21歳年下の売れない役者が同居しているというのだ。
友人のコメントによると、2人は男女の仲らしい。江角は叩かれ話題にされるが、広田はスルーされる。よくある事務所タブーではない。2人とも個人事務所だし、広田は吹越が所属する事務所の社長でもある。キャラの違い? やはり世間的に不倫してもOKな女とダメな女がいるのか? あらためてベッキー騒動を思い浮かべてしまうが、しかし、広田の不倫記事の方を1位にしたのは理由がある。
事務所社長としても、直撃取材を受けた広田の答えがすごいのだ。
そもそも吹越とは別居どころか、再婚以来(2人は一度離婚して、7年後の2012年に再び入籍した)一度も一緒に住んでいないとして、広田はこう言い放っている。「吹越さんは絶対にウチに入れないです」と。その理由は吹越がタバコを吸うから。そもそも再婚はお互いの利害関係や、子どものことを考えてのものだという。さらに、記者が夫への愛はないのか突っ込むと――。
「私は娘ができて以来、いっさい触ったことないです」
ここまでぶっちゃけられると、確かにぐうの音も出ない。なんだか格好よくさえ思える。さらに昨年12月には籍を抜いていることも、自ら告白したのだ。
なかなか常人には理解し難いかもしれないが、いろんな価値感があって当然。それが“広田レオナ”という女優なのね、と妙に納得してしまう。そして吹越との関係も「人がどう思おうと私たちはうまくやっています」「他人に理解されないのはわかっていますが、私たちの夫婦の形はこうだったんです。事務所の社長としては今も吹越さんをサポートしています」だって。
なんだかわからないけど、一応筋が通っているような気にもなってくる。さすがプロの女優。こうした突破力とポリシーがなかったんだな。江角は。
昨年末の解散以降も、その後の動向が大きく注目され続けるSMAP。そして芸能マスコミが注目するのは、キムタク以外のメンバーたちが“独立”するのか否かだ。最近では、サンスポ以外のスポーツ紙や「週刊文春」(文藝春秋)「週刊新潮」(新潮社)「女性セブン」と、軒並み“独立へ”という論調の報道が相次いでいるが、今週の「週女」の“独立”論はこれまでになく斬新だ。
まず6月に、元マネジャーの飯島三智氏(記事ではイニシャル表記)の新事務所傘下で中居正広が事務所を立ち上げる。ここまではすでに報道されている“予測”だが、「週女」ではこの中居事務所には大企業のスポンサーがつくとして、ある驚愕の計画を紹介する。
「メリー副社長、ジャニー社長というカリスマが退いた後、ジャニーズは大幅に組織が変わっていくと考えられます。中には脱退するメンバーや解散するグループも出るでしょうし、収入面においても大きく減るかもしれません。中居さんはそんな折に『SMAP』の“買い戻し”を提案するのだと」
こ、怖い。ジャニーズ御用達雑誌では“ジャニー・メリー体制後”をこんなあからさまには書けない。“退いた後”って、つまりXデーのことでしょ。その後、ジャニーズ事務所が斜陽化、没落するに違いないから、その時にはSMAPの商標を中居くんが買い取っちゃえばいい。いや、そんな穏便なものではない。このコメントからそこはかとなく漂ってくる「週女」の主張。
“そうなったら、いっそ中居くんがジャニーズ事務所じたいを買い取ってしまえ!!”
穿ちすぎか!? でもナイスな案だと思う。主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の初回視聴率がまさかの15%を割ったキムタク。異様なまでの番宣出演が目立ったが、紙媒体でも異変が見られた。ここまでキムタクが連続して表紙になったことがあっただろうか。今年に入ってまだ1カ月だというのに「週刊朝日」(朝日新聞出版社)「an・an」(マガジンハウス)「Kitte!」(産経新聞社)「TV LIFE」(学研プラス)と出血大サービス! そして今週の「自身」表紙もキムタク! 巻頭グラビアでインタビューも! なりふり構ってはいられない。