後藤真希の夫は泣き寝入りすべき!? 『ワイドナショー』松本人志に賛否の声

 3月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が後藤真希の不倫騒動について言及。後藤の夫が起こした裁判について持論を展開し、視聴者からは賛否両論の声が上がっている。

「週刊文春」(文藝春秋)の取材によると、後藤は元恋人である“B氏”と不倫関係に。彼女の夫である“A氏”が、B氏を相手取り損害賠償330万円を請求する裁判を起こしているという。後藤が署名した陳述書には、「2人でタクシーを拾い、Bさんが宿泊していたアパホテルに遊びに行くことになり、その場でBさんと肉体関係を持ちました」との文面が。また後藤は自身のブログで、B氏との肉体関係を認めていた。

『ワイドナショー』ではそんな後藤の“アパ不倫”を取り上げ、松本は「今回なんでわざわざ子どもにわかるように公にしてしまうのか、同じ男して分からないところがある」「子どもに“お前のお母さん不倫した”なんて絶対言いたくない」とコメント。不倫を裁判沙汰にした後藤の夫の行動に疑問を呈している。

「後藤の夫を責めるかのような松本の発言に、視聴者からは『子どもや家庭を裏切ったのはゴマキの方なのに、夫がいろいろ言われるのは違うと思う』『単純に不倫した方が悪い』『なんで訴えた方が悪いみたいな話になるのかわからない』といった声が。一方で、『“子どもがかわいそう”という部分はうなずける』『やっぱり子どものことを最優先に考えるべきだよね』『この騒動の一番の被害者は2人の子ども』と松本の発言を支持する人も。ただ、『夫が訴えなくてもマスコミが明るみにしてたでしょ』との声もあり、“子どもが不倫を知る”のは時間の問題だったのかもしれません」(芸能ライター)

 また番組では、タレントの小島瑠璃子も不倫騒動について言及。こちらも後藤に肩入れするかのような発言で、ネット上では多くの意見が寄せられていた。

「小島は『私、すごいモー娘。が大好きで。後藤真希さんが一番好きで、小学校の頃トレーディングカードにお小遣い全部をつぎ込んで買ってた』『やっぱり旦那さんが後藤さんと結婚するときに、どんなに家庭で大変なことがあっても、最後の最後で“芸能人・後藤真希”を守るっていうのを覚悟して結婚してほしかった』とコメント。彼女の発言には、『それって夫が泣き寝入りしろってこと?』『松本の意見はまだわかるけど、こじるりは薄っぺらすぎる』といった批判の声が上がっていました」(同)

 その他「何かほかの不倫した芸能人と違って、ゴマキだけ同情論多くない?」との指摘も。一体後藤の不倫騒動はどのような決着を見せるのか、今後の展開にも注目したい。

松本人志『R-1』客批判の裏にあった『4時ですよ~だ』時代のトラウマとは?

 10日に行われた『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)の演出が物議をかもしている。生放送で行われた決勝戦では、観客の笑いや、さらに悲鳴などが強調されていたのだ。これにダウンタウンの松本人志が「R-1の客。。。」と意味深ツイートを行い話題となっている。詳細は語られていないものの、『R-1』の観客と演出を暗に批判する内容であると見られる。松本の発言には大阪時代のあるトラウマが影響していると見る声もある。

「ダウンタウンは東京進出前は関西でアイドル的な人気を誇っていました。特に平日夕方の生放送である『4時ですよ~だ』(毎日放送)では、女子中高生たちが番組を見たいがために自宅に帰るため、放課後の路上から10代女子が消えたといわれるほどの社会現象となりました。放送期間は1987年4月から89年9月までのわずか2年半、さらにダウンタウンは89年3月までの2年間以降は不定期出演となりましたが、伝説の番組といわれています」(放送作家)

 ただ、松本にとってこの番組に対してあまり良い思い出はないようだ。

「とにかく、キャーキャーといわれるだけで『誰もネタを聞いていない』ことに激しい不満を持ったようですね。東京進出後の松本が作り込んだコント番組ともいえる『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)や、静かな笑いを追求する『一人ごっつ』(同)を立ち上げていったのは、そうしたトラウマがあったがゆえかもしれません。『4時ですよ~だ』と同系統の公開生放送番組である『笑っていいとも!』(同)の観客に対しても『声援がありすぎて横の人間の声も聞こえなかった』と述べています」(同)

『R-1』は『M-1』以上に場の空気に結果が左右されるともいえる。芸人の気持ちがわかるからこそ松本としては苦言を呈したかったのかもしれない。

(文=平田宏利)

松本人志「R-1の客。。。」『R-1ぐらんぷり2019』観覧客のリアクションに批判の声

 3月10日に『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)が放送された。今回は霜降り明星の粗品が優勝し、昨年行われた『M-1グランプリ2018』と合わせて“2冠”を達成。しかし視聴者の間では、今回の大会について「観客がうるさすぎる」と苦言を呈する人が続出している。

 この日番組に集結したファイナリストは、チョコレートプラネット・松尾駿やこがけん、河邑ミクなど12名の芸人。A~Cグループまでの4人ずつに分かれ、トーナメント形式の1回戦が行われた。トップバッターを務めたのは松尾で、鉄板ネタとしているIKKOのモノマネを披露。見事会場の空気を温め、MCの宮迫博之も「勢いがつきましたね」と笑みをこぼしている。

 ファイナルステージに進む頃には、会場のボルテージがマックスに。決勝で粗品は、自分で描いた絵にツッコミを入れるフリップ芸で勝負。緩急のあるネタを披露して、会場の爆笑を誘った。

「“ピン”としての粗品の実力はすでに広く知られており、アマチュア時代に『オールザッツ漫才』(MBS)の企画で優勝した経験も。今回のネタも優勝にふさわしいクオリティーで、『完成度が随一だった』『やっぱり粗品さんのセンスはすごい』『久しぶりに素直に祝福できる優勝者』と納得の声が寄せられています。しかし問題視されたのはスタジオの観覧客で、『関係ないところで笑うな』『審査員のコメントにも“うんうん”ってリアクションするのはやり過ぎ』『客の奇声が気になって逆に冷めちゃう』との苦情が。お笑い番組で“笑い声を盛る”という話はよく耳にしますが、それにしても不自然さが際立ってしまったようです」(芸能ライター)

『R-1』の“笑い声”については、芸能人もTwitterで苦言を呈するレベル。昨年の『M-1』で話題になった“審査員批判”ならぬ、“観覧客批判”が巻き起こっている。

「きゃりーぱみゅぱみゅは自身のTwitterで、『お笑い番組で悲鳴ださないでほしいなあ』とコメント。確かに今回は笑い声だけでなく、不穏なネタが披露されると『キャー』という悲鳴も数多く上がっていました。ピン芸人のキートンは『やっぱり、賞レースでのテレビ観覧客の過剰な反応は邪魔ですな。おもしろい時に笑うだけでいい。全員おもしろいネタをやったんだからさ』とツイート。そして『M-1グランプリ』の審査員としてお馴染みの松本人志も、『R-1の客。。。』と意味深なつぶやきをしていました」(同)

 観覧客のオーバーリアクションで、賞レースとしては致命的な“嘘くささ”が出てしまった今年の『R-1』。ファイナリストたちのネタは間違いなく面白かっただけに残念でならない。

松本人志、性行為の同意に「さめる」で避難殺到!! 不適切発言を地で行く“過去のご乱交”……

 2月24日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志のコメントが炎上している。

 元交際女性への準強制性交容疑で刑事告発され、21日に自民党を離党した田畑穀衆議院議員のニュースを扱う中で発した、「やっぱり男女間のムードってあるじゃないですか。明確に『いいよ!』とかねぇ。『ヤろうよ!いいよ!イェイ!』みたいなん、すげえさめるし」という発言が問題視されてのことだ。

「男女の機微を楽しみたいというニュアンスはわかりますが、お気楽な“恋バナ”の中での発言ならともかく、刑事告訴にまで発展した“事件”を扱う中での発言としては、どう考えても不適切。近年の、パワハラ、セクハラ問題への社会全体の意識の高まりは過剰な部分も大いにありますが、メディア人としての自覚、見識、教養のなさを露呈したとも言えるでしょう。ご意見番としては、あまりにお粗末でした」(芸能記者)

 これは同時に、松本自身が合意のないセックスを重ねてきたことの証しでもある。

 実際、過去に松本とのヤリコンに参加したという風俗嬢に話が聞けた。

「どこかの合コンで知り合ったKのIさんに呼ばれて、友達3人と恵比寿のバーに行ったら、待っていたのは、Iさんの他に松本さん、AのMさん、C・Mの4人。お酒を飲んだあと、全員でまず向かったのはコンビニ。飲み物やお菓子を買うとき、Iさんがさりげなくコンドームをカゴに入れていて、『えっ!』と思いましたが、まぁ、そういうことなんだなと(笑)。そしてパーティールームのある渋谷の有名ラブホテルに入ろうとしたんですが、全員で10万円以上になることが分かり、松本さんが出すのかと思ったら、『高すぎるわ~』と入店を諦め、結局、Mさんが借りていた都内のヤリ部屋みたいなマンションでの乱交になりました」

 松本が言っていたとおり、そこに明確な合意や同意はないままの乱交スタートだったという。

 というか、億を稼いでいながら、10万円をケチるセコさにガッカリだし、ほかにもツッコミどころが満載だが、ここは話を続けてもらおう。

「メゾネットタイプのオシャレなマンションで、私と友達はベッドで松本さんとMさんを相手にスタートしました。松本さんは、飲んでいるときは、『俺は98%女を満足させるセックスや』と自慢していましたが、ただ挿れて腰を振るだけ。しかも遅漏で私ではなかなかイケず、途中で友達とチェンジしたうえ、『ゴムしてたらイケへん』と、勝手にパチンとゴムをはずして生ハメしてやっとイッたみたいでした」

「さめる」といってた松本だが……これではさらにさめそうだ。

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

指原莉乃のパスも華麗にスルー! 『ワイドナショー』の“謝らない”松本人志に批判殺到

 まさに、火に油だ。

 ダウンタウンの松本人志が20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、前週放送の同番組で、HKT48・指原莉乃に放ったセクハラ発言について持論を展開した。13日の番組では、NGT48・山口真帆の“暴行事件”について指原が「誰がトップなのか、誰が仕切っているのか本当に私ですらわからない状態」と言及。その流れの中で松本が「それは、お得意の体を使ってなんとかするとか……」と発言し、ネット上では「ひどいセクハラ発言」と大炎上した。

 この件について聞かれた松本は「今日をもって無口なコメンテーター。新しいジャンルで。ギャラ泥棒になっていこうかなと思ってますけど」と、ひとくさり。続けて「炎上はこの先もしていくと思うんです。それはしょうがない。炎上で得られるものもあるし。なるほどなって、こんな大火事になるんや。その大火事になった時に本当に大切なものが見えてくるし。持ち出して逃げなアカンものが何なのかもわかるし。こういう時に消火器を持って駆けつけてくれる人もよくわかるし」と話した。

 消火器を持ってきたのは当の指原で、15日夜に「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…改めて録画をチェック………松本さんが干されますように!!!」とツイート。持ち前の“調整力”を発揮して、深刻になりかけていたこの問題をネタに昇華させてみせた。

 ところが、この日の放送で松本は指原が持ってきた消火器を使わず、火に油を注ぐ始末。釈明に終始し、謝罪の言葉すら出てこなかったことに、ネット上では「言い訳がましい」「人としてどうなの」と批判の声が上がっている。

「松本さんは『謝ったら負け』という考え方ですからね。昨年と今年、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の過激企画が警察沙汰の騒動になった時も、彼は番組スタッフをかばう発言を連発し『身内に甘い』と批判されました。謝るよりも、それをネタに変えよう、笑いに変えようと意識しているのだと思いますが、いまの時代、素直に謝るところは謝らないと、さらなる炎上を招いてしまいます」(お笑い関係者)

 天下の松本人志も、時代を読み違えた!?

松本人志「体を使って」の大失言はなぜ起こった? 丸くなりすぎて意見する敵が……

 1月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での松本人志による「体を使って」発言が波紋を呼んでいる。

 NGT48・山口真帆への暴行事件について、松本人志とゲストのHKT48・指原莉乃らがコメントしていたときのこと。指原が運営サイドの不手際について厳しく指摘しつつ、運営トップに偉い人が立ったとしてもなかなか上手く仕切れない現状を明かした。すると松本は「お得意の体を使ってなんかするとか……」と指原に対して発言。これがあまりにもひどすぎるセクハラ発言だとして、ネット上で叩かれているのだ。

「女性アイドルへの暴行事件の話をしているときに、“(女性が)体を使ってなんかする”と発言するのは、さすがにアウトでしょう。指原さんも珍しく嫌悪感をあらわにしていたし、特に笑いが起きていたわけではなかった。生放送で出てきた発言なら仕方ないとしても、収録なんだからあんな発言はカットすべきだったようにも思います。番組スタッフも、そういった部分に対する問題意識をあまり持ち合わせていなかったのかもしれません」(テレビ局関係者)

 毎週のように『ワイドナショー』での発言がニュースとなる松本人志だが、今回の発言は少々暴走気味だったといえるだろう。あるお笑い事務所関係者はこう話す。

「松本さんが、不用意な発言をするのは今に始まったことではないのですが、現実問題として松本さんが偉くなりすぎてしまって、誰も注意できない状況もあります。もしスタッフ側がわざとオンエアーに乗せ、炎上させることで、いかに不適切なものであったかを間接的に教えようとしたという可能性があるとしたら、ある意味すごいと思いますが……」

 お笑い界の頂点に立つ松本人志の扱いは、かなり難しくなっているこというわけだ。

「ここ最近の松本さんはすごく丸くなった印象ですね。スタッフと衝突するようなことも減って、後輩芸人にもすごく優しい。本当にいい先輩になってしまったがゆえ、松本さんのおかしな発言も許せてしまうような状況になって、余計に何か注意できるような感じでもないのかもしれません」(同)

 なお指原は、放送後に更新したTwitterで、「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく… 改めて録画をチェック… … …… …松本さんが干されますように!!!」とユーモラスにツイート。フォロワーからは称賛が集まっている。

 今回は指原に救われた格好になっているが、下手に丸くなってしまったからこその失言が増えているとの声もある松本人志。このままでは、完全に時代遅れの老人になってしまいそうだ。

「指原様~」後輩の指原莉乃にフォローされる松本人志が「格好悪い」と話題

 1月15日に指原莉乃がTwitterを更新し、「ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく… 改めて録画をチェック…」「松本さんが干されますように」と投稿。この書き込みにネット上では、「最高のフォロー」と絶賛の声が寄せられている。

 何故指原はこのような発言をしたのか。事の発端は1月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、この日番組ではNGT48の問題が取り上げられていた。一般男性による山口真帆への暴力行為に“メンバー”の関与が疑われている事件だが、スタジオでは運営の対応にも疑問を呈する流れに。コメンテーターの古市憲寿が、指原に「引退(グループ卒業)するんだし、NGTのトップになったらいいんじゃないんですか?」と話を振る。

 これに指原は「今回のことがあって余計に、メンバーと運営の間に立つ人間が少なすぎるので、そのケアはこれからもしたいなって思った」「ただトップに立つのは……、現状偉い人たちが仕切ってても何もできない状況じゃないですか」と返答。続けて「私が(トップに)立っても何もできないと思うんです」と率直な見解を示した。

 すると松本人志は「でもそれはお得意の体を使ってなんかするとかさ」と指原をイジり、彼女からは「何言ってんですか? ヤッバ…」とのツッコミが。この時の松本の発言が世間では「セクハラ」だと捉えられ、ちょっとした炎上騒動となってしまう。

「指原の『松本さんが干されますように』というツイートは、松本のセクハラ発言に対する発言。あえて厳しめのツッコミをして“プロレス”を展開することで、松本の発言を笑いに変えたのでしょう。そんな彼女のフォローには『優しさを感じる』『絶妙なツイート』と絶賛の声が上がり、松本もTwitterで『指原様~』と感謝している模様。しかしそんな2人のやり取りには、『さしこにフォローされるまっちゃん格好悪い』『松本人志それでいいんか?』といった声も上がっていました」(芸能ライター)

 指原のフォローも虚しく依然として松本が叩かれてしまっているが、「まっちゃんとさしこの信頼関係があってこそのやり取り」と擁護する人も少なくない。

「2人は以前から番組で殴り合いトークを披露しており、昨年も松本の下ネタに指原が『はぁ?』と突っ込んでいました。今回指原はNGT48の一件を語るとあって若干緊張気味に見えたのですが、松本の『お得意の体を~』発言にはそんな彼女からいつものツッコミを引き出す意図があったのかもしれません」(同)

 しかしどのような意図があっても、やはり「お得意の体を~」は失言。今後はセクハラ発言にならないボケで、番組を盛り上げてもらいたい。

松本人志、NGT48暴行事件言及の指原莉乃にセクハラ暴言!「得意の体を使って……」

 1月9日に被害者である山口真帆本人のツイートにより明らかになり、依然として炎上が止まらないNGT48暴行事件。この事件について13日にHKT48の指原莉乃がAKB48グループを代表してコメントを発表したが、それを受けてのダウンタウン・松本人志の発言がネット上で物議を醸している。

 事の発端となったのは1月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)内。指原はNGT48暴行事件を受け、運営の体制・タレントの管理体制を改善すべきだと熱弁を振るっていた。それに対して松本は「そっち(運営)回ったらええやん」と指原が運営サイドに回るよう提案し、さらに女性の乳房を示すようなジェスチャーを交えつつ「(指原の)得意の体を使ってなんとかするとか」と発言したのだ。指原は「何? 何を言ってるんですか? ヤバ…」とドン引き。

 ネットのリアクションはもちろん「暴行事件について真面目に話している時に、これはひどい」「娘を持つ父親の発言とは思えない」「発言が台本通りのネタ発言だとしても、面白くもない。よく放送したな」など、散々な様子だ。

「指原さんは明らかに引いていましたが、松本さんは半笑いで悪びれる様子はありませんでした。そのうえ生放送ではないのでカットすることもできたはずですがオンエアされているので、つまり本音なのでしょう。救いどころとしては発言が指原さんに対してのものであるということ。そこを考えてみるとそれほど叩かれなくてもよい案件にも思えますが……」(芸能ライター)

 指原莉乃といえば元ファンと交際の噂があり、それが元でAKB48からHKT48へ左遷させられたという肉食系。指原本人もそのキャラで笑いを取っていることもあるので、そういったイジりにも耐性があることを見越した上での松本の発言と捉える向きもある。

「あくまでバラエティ番組ですので、笑いを取りにいったこと自体はギリギリセーフかもしれません。松本とすれば気の利いた返しを期待していたのかもしれません。しかし刑事事件であり若い女性が被害に遭っているわけですから、これは不謹慎と言わざるをえませんよね」(同)

 若い女性に不謹慎な下ネタをぶつけ、引いている様子を見て笑う姿はタチの悪い酔っ払いオヤジそのもの。一出演者ならばまだしも、メインコメンテーターたる松本には、もう少し真摯に発言をする必要があったのかもしれない。