東山紀之のジャニーズ新社長就任、反対意見が8割! 解散求める声も

 イギリス・BBCのドキュメンタリー番組を発端に、大きな社会問題となった故・ジャニー喜多川氏の性加害問題。9月7日に開かれた会見では藤島ジュリー景子社長の退任と、東山紀之の新社長就任が発表されました。

 東山の新社長起用をめぐってネット上は賛否両論となり、性加害に対する質疑応答での歯切れの悪い回答は世間の不信感を増幅させる結果に。

 そこで今回は、「ジャニーズ事務所の新社長、東山紀之の就任はあり? なし?」をアンケート調査しました。

 回答の選択肢は下記の4つ。これらから1つを選び、回答してもらいました。
(実施期間:2023年9月7日~2023年9月11日、回答数:235)

・あり
・なし
・ほかのタレントがいい
・タレントではない人がいい

1位:ジャニーズ事務所、東山紀之の社長就任は「なし」43%

 過半数に近い43%の得票率でトップに立ったのは「なし」の声。事務所の大きな決断がファンにはっきり「NO」を突きつけられたかたちであり、今回の人事に対する反発がかなり強い状況が窺えます。

 寄せられたコメントを見ても新社長は外部から招くべきだったという声が多く、長年の功労者とはいえ“身内”である東山の起用を「甘い対応」と捉える人が続出。また東山が会見で性加害問題を知っていたか問われた際に「うわさで聞いていた」「自分は被害にあっておらず後輩からの相談もなかった」と回答した点についても、ネット上で「責任回避にしか聞こえない」と厳しい目を向けられていました。

 東山は新社長就任を受け、年内をもってタレント業を引退することを発表。メインキャスターを務めていた『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)はすでに降板しています。ジャニーズ事務所と所属タレントを牽引するための“覚悟”とも受け止められますが、批判の声が止まない現状を考えると相当厳しい船出といえるのではないでしょうか。

2位:ジャニーズ事務所、社長は「タレントではない人がいい」42%

「なし」と答えた人が全体の43%でトップになったとはいえ、実は「タレントではない人がいい」との回答も42%とほぼ同様の水準でした。いずれにせよ、1位・2位の得票率だけで東山の新社長就任に反対する声が8割以上にのぼったことになります。

 所属タレントの社長就任といえば、会見にも出席していた井ノ原が滝沢秀明の後を継いで昨年11月よりジャニーズアイランドの社長に就任。今回の人事で事務所の経営を再び自社タレントに任せたとあって、結局のところ“身内経営”の色合いが強くなった印象は否めません。

 「タレントではない人がいい」と回答した人からは、「仲間内じゃ刷新は無理」「ジャニーズに関係のない部外者が良いと思います」といったコメントが。また事務所運営の鍵を握る社長という最重要のポストであるため、タレントの東山に務まるのかという懐疑的な目も向けられていました。

 外部の人間でもなければ経営のプロでもない東山の就任によってジャニーズ事務所がどのような道を歩むのか、ファン以外からも大きな注目を集めそうです。

3位:ジャニーズ事務所、東山紀之の就任は「あり」12%

 事務所所属のタレントを新社長に起用したことで、多くの反発を受けた今回の人事。一方で全体の12%とはいえ、東山の就任を「あり」だと捉えた人がいることも事実です。

 「経営のプロ」でないとはいえ、東山はジャニーズ事務所内のベテラン中のベテラン。少年隊として一世を風靡し、アーティスト業だけでなく俳優やキャスターなどマルチな活躍ぶりもご存じの通り。それだけ長く芸能界で活躍しているという証拠であり、芸能事務所の舵取り役には適任ともいえます。

 また東山が会見の際、「メディアとの忖度」について「喜多川氏と事務所が悪いと思う」と認めた点も注目すべきポイントでしょう。メディアとの対話が必要だと前置きした上で、「僕自身がやることで対話が深まればいい」と語りました。性加害問題以外でも、退所者をめぐる圧力疑惑やメディアとの忖度など解決すべき問題が山積み。長年芸能界で活躍してきた東山だからこその手腕に期待が高まります。

それぞれの投票コメント

1位:なし 43%(102票)
◎内部の人がやっちゃいけない。しかも経営とかできるの?ジュリーの言うこと聞くだけなんでは?

◎旧体制側の人間。古い。高圧的でパワハラ気質。

◎強い覚悟をもって引き受けたにしては上部ばかりの言葉を並べているようで、方向性が全く見えてこなかった。

◎身内の庇い合いになるのは目に見えてる

◎性加害を噂レベルでしか聞いたことがないという発言に全く信ぴょう性が感じられない。社長の彼がこんな嘘をつくようでは、所属タレントは苦しくても口をつぐむしかないだろう。

◎もう誰も引き受け手がない事を露呈しちゃってる。

◎これまでの言動からも信用できない。 経営を学んでおらず、安易に引き受ける事態あり得ないと思う。多くのタレントや社員達を守って行けるのか…被害者の方へ対応して行けるのか…

2位:タレントではない人がいい 42%(99票)
◎真の改革ができないから

◎なぜ経営の素人がいきなり社長に就任するのか理解できない。

◎外部からメスを入れないと、ジャニーズは永久になくなると思う。人生をかけるのなら、東山さんもウソをつかず誤魔化さず、正々堂々とこの問題に向き合ってほしい。会見も芝居かかってるように見え、全く響かない。解散をして、タレントを解放してほしい。

◎同じジャニーズで育った人が社長になったとしても権限は藤島ジュリーのままだし、ガバナンスを変えようとするのであれば、外からの適材者を社長にすべき。東山自身もジャニーズの恩恵を受けて今の位置にいるので、改革は無理。

3位:あり 12%(28票)
◎全くの素人では機能しない。芸能界の経験者の方がスムーズだろう。

◎いろいろ言われているけど、しっかり向き合う形を示していたし、事務所の事をよく知っているし、外部の人間を入れてグチャグチャになるよりかはいいのかなと思うので。

4位:ほかのタレントがいい 3%(6票)

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ジャニーズ、出演料を“全額”タレントに支払う宣言で波紋! CM契約継続に有効か

 ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による“性加害問題”をめぐって、同社は9月13日に「被害補償及び再発防止策」を発表した。ジャニーズサイドは7日に記者会見を行い、ジャニー氏の姪である前社長・藤島ジュリー景子氏が性加害の事実を認め、被害者に謝罪。以降、スポンサー企業が相次いで撤退する中、被害補償や再発防止策について説明した形だ。

 そんな中、ジャニーズ事務所は、13日に公式企業サイトを更新し、「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策について」(原文ママ、以下同)と題したお知らせを掲載。“被害者救済”にあたっては、被害者救済委員会を設置するとともに補償受付窓口も開設し、「この被害者救済委員会の判断に従い被害者に対する金銭補償を行います。また、弊社は被害者の方々との対話を進める所存です」とアナウンスした。

 なお、「金銭補償」は、「弊社にタレント又は研修生(『ジャニーズJr.』等)として所属していたことがある方、又は現に所属している方で、故ジャニー喜多川による性加害の被害を受けた方」が対象。ほかにも被害を受けたと申告があった場合には被害者救済委員会に相談しつつ、個別に対応を検討していくと明かした。

 さらに、再発防止策に関しても「チーフコンプライアンスオフィサー(CCO)の策定と設置及び社内の諸制度の整備・拡充・実施」「研修の実施・充実」「ガバナンスの強化」「メディアなどの関係者の皆様との対話等のエンゲージメント」を挙げている。今月5日に新社長に就任した少年隊・東山紀之のもと、事務所側は新たな一歩を踏み出したようだ。

 そして、今回の文章には重要な情報も。「弊社は失った信頼を回復できるように全力を注ぐととともに、今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」と宣言している。

 ネット上では「『芸能プロダクションとしての報酬は頂きません』って、そういう問題ではないと思う」「1年もたてば事態が収まると考えているところが甘い」といった批判が寄せられ、波紋を呼んでいるようだ。

 一部からは「ファンクラブ会費とか、グッズの売り上げ、チケット代とかファンが支払うお金は、被害者への補償に充てられるの?」「タレントにはお金が入るかもしれないけど、マネジャーやほかの社員への給料はどこから出るの?」と疑問の声もわずかだが聞かれる。

ジャニーズ、タレントに出演料を全額支払いは「妥当な判断」?

 なお、7日の会見後から、ジャニーズタレントが出演するCMに大きな動きがあり、複数の企業が「広告契約は期間満了をもって終了」または「新たに起用しない」などと表明している。

「例えば、モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスの公式サイトは、13日付で『ジャニーズ事務所所属タレントの起用方針について』というリリースをアップ。モスバーガーはSnow Man・ラウールと渡辺翔太をCMに抜てきしており、期間限定商品『月見フォカッチャ』の新CMは同日にテレビ放送がスタートしたばかりでした」(ジャニーズに詳しい記者)

 同社は「いかなる性加害の問題も、私どもの人権方針の基本的な考え方に反します。今後、明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しないことを本日決定いたしました」と公表。11日の時点では「起用継続」としていたものの、「現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用した TV-CM や店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します」と、一転して中止となった。

 こうした状況もあり、タレントの報酬に関する発表については「タレントは応援したいけど、今の時点で事務所と契約はできない……と、苦渋の決断をしている企業にとっては朗報だと思う」「事務所にお金が入るというだけで批判する人もいるから、妥当な判断」「報酬がタレント個人に支払われるから、『ジャニーズ事務所とは取り引きしない』という理由で契約を切られることが少しは減るのかな」「タレントに罪はないんだから、本人にギャラを全て支払うのはうまい手だと思う」などと、企業の契約継続に有効だとする意見も多く上がっていた。

 ネットユーザーからは、被害者への補償や対応に進んでいる事務所の姿勢を評価する声もある。

 今後も一連の問題に関しては、透明性をもって随時報告していくことが望まれるだろう。

東山紀之「僕のソーセージ食え」発言の“疑惑”影響か? 二宮和也「アルトバイエルン」CM終了

 嵐・二宮和也を「The GRAND アルトバイエルン」の広告に起用する伊藤ハム米久ホールディングスが9月12日、現在の広告契約について「満了をもって終了する」と明らかにした。

 同社は、2021年3月に二宮を新イメージキャラクターに起用。「煮るなり、焼くなり、二宮和なり、推奨!」という二宮の名前にかけたキャッチコピーで広告を展開している。

「創業者・ジャニー喜多川氏(19年に死去)の性加害問題をめぐるジャニーズ事務所の会見以降、所属タレントを起用する企業が、続々と『広告契約を更新しない』など、厳しい対応を表明。伊藤ハムもこれに続く格好となり、二宮ファンから落胆の声が相次いでいます」(芸能記者)

 さらに、今回の伊藤ハムの判断を受け、「ソーセージ売ってる会社だから、仕方ないよね……」と理解を示すネットユーザーも散見される。

 というのも、今月7日に行われたジャニーズ事務所の会見で、記者から「電気アンマでジャニーズJr.たちの股間を足で刺激していた、自分の隠部を見せつけていた、『僕のソーセージを食え』と発言したというのは事実か?」と問われた東山紀之新社長は、「したかもしれないし、していないかもしれない」と曖昧に回答。

 これが大きな話題となったことから、伊藤ハムの判断に「少なからず影響したのでは?」と関連づけるネットユーザーも少なくないようだ。

二宮和也の伊藤ハムCM、“妻の旧姓”想起で批判も

「東山によるジャニーズJr.への“セクハラ疑惑”の出どころは、元ジャニーズJr.・山崎正人氏が“木山将吾”のペンネームで05年に発売した書籍『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)内の一部記述です。最近、その内容を一部メディアが取り上げたため、会見場に東山が登場するや否や、中継していたYouTube生配信のチャット欄には『ソーセージ』の文字がズラリと並んでいました」(同)

 現在、SNS上には「これまでニノを起用していただきありがとうございます」と伊藤ハム側に感謝を伝えるファンも多い。ただ、21年のCM起用時には、複雑な感情をぶつけるファンも目立っていた。

「周知の通り、二宮の妻の旧姓は『伊藤』。CM起用時は、二宮に第1子が生まれたばかりだっただけに、“ニノが所帯を持った”という事実を受け止められないファンが、今よりも多かったんです。そのため、ネット上には『“二宮”と“伊藤”という文字を並べるな』『ファンの心情を逆撫でしすぎ』と批判も見られました」(同)

 現在同社を含めて8社と広告契約を結んでいる二宮。今後、徐々に減っていく可能性が高いだけに、ファンは気が気でないだろう。

テレ朝のジャニーズ忖度継続、内部からも怒りとあきれ――東山紀之降板の『サンデーLIVE!!』会見報じず

 テレビ朝日系報道番組『サンデーLIVE!!』が9月10日の生放送内で、前週までメインキャスターを務めていた東山紀之の降板を伝えた。東山は同7日に行われたジャニーズ事務所の会見に出席し、事務所の新社長に就任したと発表。これに伴い、『サンデーLIVE!!』を緊急降板したというが、「番組側による詳しい説明はなく、それどころか同会見のニュースを扱わなかったことに、テレ朝内からもあきれた声が出ている」(週刊誌記者)ようだ。

 ジャニーズは今回の会見で、事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年7月に死去)による性加害を正式に認め、謝罪。会見ではほかにも、藤島ジュリー景子氏の社長辞任や、東山の新社長就任を発表した。

「東山は年内で芸能活動を終え、その後は社長業に専念するといい、『サンデーLIVE!!』は今月3日の放送をもって降板したとのこと。同会見を経て、10日に生放送された『サンデーLIVE!!』ではテレ朝・野上慎平アナウンサーが代役で出演し、『東山さんはジャニーズ事務所の社長に就任されまして、番組降板の申し入れがありましたので、本日は私が務めさせていただきます』と伝えました」(芸能ライター)

テレ朝、ジャニーズ忖度は「社長、会長レベルからの勅令」か?

 しかし、この日の『サンデーLIVE!!』では、東山の降板を報告しただけで、会見の内容自体は扱わなかった。これにはほかならぬテレ朝内から、自社に絶望する声が上がっているという。

「先の会見でも、テレビ局の癒着、とりわけテレ朝はいまだにジャニーズ忖度が続いているのではないかと、記者から指摘されていました。その会見中、東山の番組降板が事後報告のように明かされた時点で、局内では『どうやら「サンデーLIVE!!」では会見内容は扱わず、東山の降板のみ、30秒程度でサラッと触れるだけになるようだ』とささやかれていた。そして、実際にフタを開けてみれば、まったくその通りとなりました」(前出・記者)

 同会見については各局、さまざまな情報・報道番組で扱われ、それこそジャニーズタレントが出演する番組でも大きく取り上げられただけに、報道番組の『サンデーLIVE!!』がスルーしたことで、逆に世間の注目を集めてしまった格好だ。

「当然、現場は反発していたというものの、報道番組を謳いながら出演者が関わる大ニュースに“触れない”とする判断は、現場や編成部でも下せない。テレ朝の社長、会長レベルからの勅令が発動したとしか考えられない話で、現場がいくら怒りの声を上げても覆せなかったのでしょう」(同)

 なお、ジャニー氏の蛮行が長年放置されていたのは事務所だけの問題ではなく、マスコミによる忖度も原因の一つであると世間にも浸透している。それでもなおジャニーズに寄り添う、忖度を継続するというスタンスを示したテレ朝を、世間はどう評価するのだろうか。

東山紀之新社長が会見で感情をあらわに…気になる森光子さんの遺産の行方

 今月7日、ジャニーズ事務所による会見が都内のホテルで4時間以上にわたって行われた。

 創業者・ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害を事実として認め、藤島ジュリー景子氏は5日付で社長を引責辞任し、謝罪。後任として東山紀之が新社長に就任した。記者からは、過去に東山が行ったとされる性加害疑惑に関する質問が何度も飛んだが、東山新社長は淡々と回答。しかし、2012年11月に亡く…

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東山紀之、「忖度必要ない」発言で『Mステ』どうなる? NHK『紅白』は2枠に激減の可能性も

 9月7日、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐる会見に、東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズアイランド・井ノ原快彦社長が出席。4時間以上にわたる会見の中で、音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系/以下、『Mステ』)の“ジャニーズ忖度”について触れる場面があった。

 質疑応答では、ある記者がジャニーズ事務所の“圧力”により、競合グループにあたるDa-iCE、JO1、INI、BE:FIRST、過去にはDA PUMPやw-inds.らが『Mステ』に出演できなかったケースを列挙。

 加えて、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」が地上波に復帰するまでに何年もかかったことや、ジャニーズ事務所から“TOBE”に移籍したタレントの地上波出演の有無にも触れつつ、「こうした忖度はまだ続いたほうが良いと考えるか?」と質問した。

 これに対し、東山は「必要ないと思います」と明言し、「ファンの人たちがいてこそなので、これは忖度とかそういうの関係なく、公平に行くべき」とコメント。

井ノ原快彦が“ジャニーズ忖度”に私見「なくすのは大変」

 一方、井ノ原は「『ジャニーさん、メリーさんがこう言ってたから』っていう、昔のタイプのスタッフがいたのも事実」と内部の問題を明かした上で、「忖度って日本にはびこってるから、それをなくすのは大変です。一緒に考えていく問題でもあると思います」と、すぐになくすのは難しいとの私見を示した。

 また、この日はジュリー氏に対して、元名誉会長の故・メリー喜多川氏(21年に死去)が「ほかのグループの出演を止めようとする様子を見聞きしたことはあるか?」と質問が投げかけられる場面も。

 これに対し、ジュリー氏は「ありません」「メリーが“誰々を出すな”といった話を、私が直接聞いたということはありません」と否定した。

 1986年にスタートした『Mステ』は、光GENJIの出演で視聴率が上昇したことをきっかけに、90年代以降にはジャニーズ所属アイドルがレギュラー化。毎回必ず1組以上のジャニーズアイドルが出演することから、視聴者の間でも「ジャニーズ枠がある」と認識されていた。

『Mステ』、“ジャニーズ忖度”なくなる前に「終了」も?

「『Mステ』は、いまだにJO1やINI、BE:FIRST、Da-iCEといった人気男性グループや、ジャニーズ事務所を退所したアーティストが出られない状況が続いている。ただ、東山新社長が『忖度は必要ない』と明言した以上、目に見える変化がないとテレ朝に批判的な声が飛び交いそう」(芸能記者)

 ただ、“辞めジャニ”の出演が実現する前に、『Mステ』自体が終了する可能性もある。

 というのも、8月13日付のニュースサイト「文春オンライン」は、司会のタモリが「いま終活中なんだよ」と周囲に漏らしていたと報道。3月で終了した同局『タモリ倶楽部』も、本人から申し出があったと伝えている。

「タモリの現在のレギュラーは『ブラタモリ』(NHK)と『Mステ』の2本。自宅で妻の介護に尽力しているとの報道もあり、特に『Mステ』の降板は時間の問題といえる。それに加え、今回の会見で『Mステ』とジャニーズ事務所の癒着問題が注目されたため、“タモリの降板”を大義名分として打ち切る可能性もありそうです」(同)

 また、『NHK紅白歌合戦』のジャニーズ枠も注目されている。2000年以降、同ジャニーズ枠はTOKIOのみ、もしくはSMAPを加えた1~2枠であったが、09年に嵐とNYC boysを加えた4枠に増加。12年に5枠、14年に6枠と増え、近年は5~6枠が定着している。

 なお、NHKは今回の会見を受け、「ジャニーズ事務所に所属するタレントの起用についても見直すべきだとのご指摘を受けています。NHKでは、出演者の起用については、番組の内容や演出に合わせて、ふさわしい人を選定してきましたが、今後は、所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して、出演者の起用を検討したいと考えております」とのコメントを発表している。

「今年、NHK大河ドラマ『どうする家康』主演の嵐・松本潤が『紅白』の審査員席に座るのは既定路線ですが、出場枠としては00年代まで長らく続いた2枠に戻される可能性もありそうです」(同)

 疑問の声が上がりながらも、長らく存在し続けてきた『Mステ』や『紅白』のジャニーズ枠。今年は目に見える変化があるだろうか。

『刑事7人』東山紀之のタレント業引退を予見していた? 最終回で登場した「スーツ姿の男」は……

 9月7日、ジャニーズ事務所が故・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり会見を開催。東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズアイランド社長でもある20th Century・井ノ原快彦が出席。東山は、社長就任に伴い、年内でタレント業を引退すると発表した。

 会見で東山は、「喜多川氏の性加害を認め、ここで謝罪させていただきます。私は年内をもって表舞台から引退し、失った信頼を取り戻すべく、今後は人生、命を懸けてこの問題に取り組んでいく覚悟です」と決意を表明。「(3カ月前に)ファンクラブも立ち上げてたんですが、皆さんに最後ごあいさつをさせてほしい」と、ファンに理解を求めた。

 さらに、東山は今後の被害者への対応について「今回は法を超えて、救済、補償というものが必要だなと思っています」と語った上で、「“夢や希望を握り潰された彼ら”と“夢を諦めた僕”とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います」と発言。

 ネット上では、この「夢を諦めた僕」というフレーズに反応する人が続出。「こういう会見で『夢を諦めた僕』とか個人的なこと言わないほうがいい。被害者モードだと誤解される」と否定的な意見がある一方で、一部の東山ファンからは「私たちファンは『夢を諦めた僕』という彼の言葉を聞き逃せない。ヒガシが表現者としてステージに立ち続けることは、ファンの夢でもあった。ヒガシに夢を諦めさせたジャニーさんを許せない」と悲痛の声も散見される。

東山紀之、『刑事7人』はSeason9でシリーズ終了?

 なお、東山が約6年間にわたってメインキャスターを務めた大型ニュース情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)は、「平等性を持たないといけない」(東山)との理由で3日の放送をもって降板。

 一方、ドキュメンタリー番組『バース・デイ』(TBS系)は8日、番組公式サイトで「ナビゲーターの東山紀之さんは、所属事務所の社長に就任したのを機に、番組への出演を終了することになりました」と発表。東山は前身番組『ZONE』から数えると、実に約23年間にわたって司会およびナビゲーターを務めた。

「東山は、10月8日に開幕する舞台『チョコレートドーナツ』の再演を控えているほか、12月21~26日には大阪と東京でディナーショーを開催予定。ファンの前に立つのは、ここが最後となりそうです。また、15年から毎年放送されている東山主演連続ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)は6~8月にSeason9が放送されたばかりですが、シリーズ終了か否か気になるところ」(芸能記者)

『刑事7人』東山紀之演じる天樹は、最終回で刑事を辞める展開に

 Season2~8が世帯平均視聴率の全話平均で2ケタを記録するなど、高視聴率を誇ってきた『刑事7人』シリーズ。Season9の第1話(6月7日放送)では、東山演じる刑事・天樹が日記に「刑事をやめようと思っている」とつづる衝撃的なシーンからスタート。

 そして最終回(8月9日放送)の終盤では、「天樹さんは刑事を辞め、僕らの前から姿を消した」という野々村拓海刑事(白洲迅)のナレーションが流れ、田舎暮らしに転じてクワで畑を耕す天樹が登場。「刑事ではなくなった自分……。一体どんな人生が待っているのだろう。今は皆目見当がつかない。ひとまず、あの男に会ってみよう」と記された天樹の日記が映り、顔の見えない“スーツ姿の男”が天樹の前に登場し、同シーズンが終了した。

「放送時、主人公が退職するというラストに、視聴者は騒然。『別のジャニーズ俳優に主演交代か?』『劇場版でシリーズ終了のパターン?』とさまざまな臆測を呼びました。今回の東山のタレント業引退発表に伴い、ネット上では新たな主演俳優を予想する人も見られ、ジャニーズの後輩である木村拓哉や岡田准一らの名前が挙がっています」(同)

 まるで、東山の“タレント業引退”を予見していたかのような終わり方であった『刑事7人』。東山の“一身上の都合”によりシリーズ終了となってしまうのか、それともほかのジャニーズ俳優が主演を引き継ぐのだろうか。

「ジャニーズの暗部をすべて抱えて去った」前副社長・白波瀬傑氏に見る、絶対的な忠誠心

 9月7日、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が会見を行った。同問題の隠ぺい以外にも、同社が抱えるさまざまな問題が浮上する中、取材陣からは副社長を務めていた白波瀬傑氏の責任について、厳しい指摘が相次いだ。

 白波瀬氏は会見の2日前、藤島ジュリー景子氏の社長辞任、東山紀之の新社長就任と同時に、引責辞任していたことが判明。しかし、現役のジャニーズ関係者では最古参である白波瀬氏が、一連の問題について沈黙したまま、会見にも出席しなかったことには、報道陣並びにネット上から批判が噴出している。

 先月29日に再発防止特別チームが公表した調査報告内でも、白波瀬氏についての記述は多数見受けられた。ジュリー氏のように辞任を求められてこそいないものの、同氏は今年になって代表取締役に就任しており、実質的にジャニーズ事務所はジュリー氏と白波瀬氏のツートップ体制だったことも明らかに。

「白波瀬氏は70年代に渡辺プロダクションからジャニーズに移籍し、藤島メリー氏(前名誉会長、21年に死去)の直属で、豊川誕ら当時のジャニーズ所属タレントのマネジメントを行っていました。その後、宣伝部署のトップになると、専務取締役、取締役副社長、最終的に今年1月に副社長のまま代表取締役にまで登りつめ、それでもなお現場に立ち続けてきた生粋の叩き上げ。調査報告では、主に宣伝業務を担当していたとされていますが、スポーツ紙や週刊誌、情報番組など、芸能メディアの窓口業務を一手に担っていたことでも有名です」(週刊誌記者)

 かねてより芸能界では、芸能プロでマスコミ対応を行うポジションの人物を“番頭”と呼称する文化があり、会見中も記者が、白波瀬氏を「番頭」と呼ぶ場面があった。

「白波瀬氏は、ジャニー氏による性加害に関して『最近になって認識した』という調査結果が出ています。しかし、それ以上に会見で問題視されたのは、彼がメディアに対して圧力をかけ続け、ジャニーズに有利な状況を作りだしていたのではないかという疑惑。現在でもテレビ局をはじめ、ジャニーズに忖度するメディアが残っている現状について、井ノ原快彦は『白波瀬さんも、(ジャニーズ以外のタレントを番組に起用するのは)止めろと最初は言ったかもしれない。ただ、その後はずっとそれが続いているだけ。それを正さないといけない』と踏み込んだ発言をしていました」(同)

白波瀬傑氏は、メリー氏に絶対に逆らえない? 2人の主従関係

 ジャニーズがこれまでに特定のメディアとのみ懇意な関係を築き、意図的に情報を操作していたことは紛れもない事実。アメとムチの“アメ”をもらえていないメディアからすれば、白波瀬氏に対してここぞとばかりに批判的になるのは当然だろう。

「その結果、ジャニー、メリー両氏がこの世を去り、またジュリー氏が辞任した今、白波瀬氏は“諸悪の根源”として、会見中に記者から猛批判を受けました。ただ、メディアへの圧力を主導していたのはメリー氏なのは間違いなく、白波瀬氏はその罪を一身に引き受けた格好にも見える。会見場にさえ姿を見せなかった白波瀬氏は、ジャニー・メリー体制が生んだジャニーズの暗部を、すべて抱え込んで去っていったといえるでしょう」(テレビ局関係者)

 ジャニー、メリー両氏の生前から、白波瀬氏のジャニーズ事務所への忠誠は絶対的なものだったといわれる。特にメリー氏には「絶対に逆らえないというか、2人の間には確固たる主従関係があるように見えた」(同)という。

「ただ、彼が半世紀にもわたり、この仕事を続けてきたのは、“ジャニーズ愛”があってのことでしょう。メディアとの折衝だけにとどまらず、直近でも、タレントのグラビアの打ち合わせ、舞台・コンサートの宣伝や観劇、ジャニーズJr.のプロモーションに奔走していましたから。これらはやはり、紛うことなき“ジャニーズ愛”がなければ務まらない業務だと思います」(同)

 白波瀬氏は現在70代半ば。彼が去り、現社長の東山、取締役の面々も50代が中心となって、図らずもジャニーズ事務所は世代交代が果たされることになった。

 新世代の経営陣には、白波瀬氏をスケープゴート扱いにして終わりとせず、誰からも愛される新たなジャニーズ事務所をつくり上げていってほしい。