木村拓哉、ソロアルバム初日6万枚超え1位! 香取ソロを上回るも「錦戸亮と僅差」の実態

 元SMAP・木村拓哉にとって初のソロアルバム『Go with the Flow』が、1月7日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場首位を獲得。発売初日だけで6万4,986枚を売り上げ、幸先の良いスタートを切った。発売2日目となる8日付のデイリーランキングでも、2万8,088枚で1位をキープ。合計9万3,074枚と、2ケタ台に届く勢いだ。今作は、B'z・稲葉浩志、森山直太朗、槇原敬之、LOVE PSYCHEDELICOら豪華アーティストが楽曲制作に協力しており、話題性は抜群。週間記録では元ジャニーズのソロアーティストたちのアルバムに勝てるのかどうか、業界内外の注目が集まっている。

 2016年のSMAP解散後、木村は俳優の仕事をメインに活動してきたが、アルバムの発売とともに満を持して歌手活動を再開。前述のアーティスト以外にもALEXANDROS・川上洋平、いきものがかり・水野良樹、Cornelius・小山田圭吾、Uruなどが楽曲を提供し、生前の忌野清志郎が木村に提供した「弱い僕だから」の再録バージョンも収録されている。

 そんな木村の1stアルバムは、SMAPがかつて所属していたJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントからのリリースとなり、初回限定盤A・Bと通常盤の3種販売。購入者限定プレミアムイベント応募カードを封入しているほか、初回盤AとBの同時購入特典で「オリジナルカレンダー2020」のプレゼントを実施。また、店頭先着特典はB2ポスター、オンライン先着特典でポストカードがもらえるという。初日に6万4,986枚を売り上げ、2位についたHIROOMI TOSAKA(三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・登坂広臣のソロプロジェクト)の『Who Are You?』(3万174枚)を大きく突き放した。

 その一方で、奇しくも元SMAP・香取慎吾も初のソロアルバム『20200101』(ニワニワワイワイ)を1月1日にリリースしている。CDショップによっては12月26日に入荷した店もあり、オリコンデイリーアルバムランキングも同26日付に初登場。初日の売り上げは2万7,969枚で、25日発売の新譜を押しのけて1位に輝いた。

 こちらは、フィーチャリングアーティストとして、氣志團、BiSH、KREVA、SALU、スチャダラパー、向井太一、須田景凪、yahyelらが参加。香取本人も楽曲制作に関わっており、初回限定盤2パターンと通常盤の3形態。1月31日に開催するスペシャルイベントや、プレゼントの応募券がついているほか、各チェーン店別の購入特典でシリコンブレスレットを配布していた。

「香取は初日こそ2万台でしたが、1月6日付けでの売り上げは合計6万台を突破。一方、SMAP内で一番の人気を誇った木村は、初日だけで6万台に届いていますから、さすがといったところでしょう。しかし、昨年リリースされた“元ジャニーズ”のソロアルバムの初日記録と比較すると、少々物足りない数字にも見えてしまいます。例えば、元関ジャニ∞・渋谷すばるのアルバム『二歳』は5万4,421枚を売り上げ、10月8日付のオリコンデイリーアルバムランキングで首位になっています。また、同じく元関ジャニ∞・錦戸亮のアルバム『NOMAD』は、12月10日付のランキングで6万3,769枚(1位)という結果で、木村と1000枚程度の差。錦戸のアルバムは、受付期間が短いリリース記念イベント応募券が入っていたため、特に初日の売り上げが高かったようです」(ジャニーズに詳しい記者)

 ちなみに木村はアルバム発売の当日、PRを兼ねて新宿ペペ広場に登場し、その場に居合わせた2,000人の観衆を驚かせたという。さらには、渋谷のタワーレコードに出現し、店内に飾られているポスターにサインを残していったとか。Twitter上には「渋谷のタワレコ来たらキムタクがレジしてる」「タワレコで会計してたら、隣のレジでキムタクが店員やってた」と、目撃ツイートも出ている。

「木村のような現役ジャニーズタレントのCDショップ訪問は珍しい例ですが、カメラは同行していたようなので、動画配信サイト・GYAO!で配信中のレギュラー番組『木村さ~~ん!』などで取り上げる予定なのかもしれませんね。偶然ながら、香取も1月6日に渋谷のタワーレコードに現れ、ポスターやパネルにサインをしていたそう。お店のTwitterにも来店時の写真がアップされています」

 木村自身も精力的に宣伝活動を展開しているうえ、豪華アーティストのバックアップもあることから、初週記録は2ケタの可能性が高いだろう。

「他アーティストのバックアップでいうと、香取のアルバムは正直に言って有名どころは氣志團、スチャダラパー、KREVAぐらい。新進気鋭のアーティストがほとんどだったので、お茶の間レベルで魅力を訴えるのは厳しいのでは。また、渋谷と錦戸は全楽曲の作詞作曲を自分たちで手掛けていたので、バックアップすらない状態。それでも、それぞれ初日で5~6万と大健闘しました」(同)

 実際、木村のアルバムについては「稲葉さんが関わった曲があるから買った」との声も聞かれている。ただ、現在のところ音楽配信や、サブスクリプションサービスには対応していないだけに、「キムタクのアルバム、配信されると思ってたのに。残念」と、落胆のコメントも見受けられる。

 上々の滑り出しとなった木村だが、週間ランキングの集計に向けて、どこまで売り上げを伸ばせるだろうか。

木村拓哉、『教場』称賛も……明石家さんま“サプライズ出演”に「興醒め」「台無し」批判

 木村拓哉が主演を務めたスペシャルドラマ『フジテレビ開局60周年特別企画 教場』が2夜連続で放送され、1月4日の前編は15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、5日の後編も15.0%と高視聴率を記録。「映画レベルの重厚感があって面白かった」「キムタクの迫力がスゴくて、思っていた以上に良いドラマだった」と好意的な感想が多く上がっている中、“サプライズ出演”を果たした明石家さんまに批判が続出しているという。

 同ドラマはベストセラーとなった長岡弘樹氏の『教場』(小学館)シリーズが原作の大作エンターテインメント・ミステリー。警察学校を舞台に、木村は冷徹なカリスマ教官・風間公親を熱演。三浦翔平、工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかな、大島優子、関西ジャニーズJr.・なにわ男子の西畑大吾ら豪華キャストが顔を揃えたほか、義眼や白髪姿を含めてこれまでの木村にはないビジュアルの役柄が注目を集めていた。

「ドラマの放送を記念し、昨年12月からは、さんまと木村がダブル主演した2002年のドラマ『空から降る一億の星』を一挙オンエアーするなど、フジは『教場』の宣伝にかなり力を入れていた印象です。また、木村は年明け1月3日放送の『VS嵐2020 賀正 新春豪華3時間スペシャル』に番宣でゲスト出演し、同番組の後には木村主演映画『マスカレード・ホテル』(19年1月公開)も地上波で初放送されました。その結果、2日連続の『教場』はともに15%台をマークし、フジや主演の木村もホッと胸をなでおろしていることでしょう。視聴者の間でも評判が良く、続編を期待する声が上がっています」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、最も視聴者が落胆していた演出は、後編の終盤でさんまが登場したシーンだ。さんまは胸元に「神奈川県警察 POLICE」と刻印された制服に身を包み、警官役で同作に参加。警察学校を退校し、実家の旅館を継いだ枝元祐奈(富田望生)が女将として奮闘する様子を描いた場面で、「だいぶ板についてきたなぁ」(警官)「いえ、まだまだです」(枝元)「かまぼこ超えたで。小田原だけに。最初の頃は硬かったからやなぁ。笑顔もさまになって。ちょっと笑ってみ」(警官)「もう笑ってます」(枝元)「それ笑ってんの? あぁ、そうか。じゃあ、また」(警官)といったセリフのやりとりがあった。

 多くの視聴者にとって予想外のキャストだった上に、ドラマ出演者の俳優・和田正人も寝耳に水だったのようで、「さんまさんーーーーーっ!!し、知らなかった。昨年末の #空から降る一億の星 再放送にはこんなフリがあったのか」とTwitterに投稿。木村ファンや一般の視聴者からは、「最後のさんまさんは蛇足。フジの悪いところが最後に出た」「最後のさんまさんで台なし。世界観をぶっ壊されてしまった感が否めず、残念」「さんまさんがいるとコントっぽくなっちゃうから、いらなかった」「さんまはなんで出したんだろう。あれ、演技と言えない。頑張った生徒たちに失礼」という声がネット上に上がっている。

 木村とさんまといえば、プライベートでも親交のある間柄で、毎年1月1日の放送が恒例の特番『さんたく』(同)でもタッグを組んでいる。そうした関係の上で、さんまは『教場』に出たようだが、「木村くんとさんまさんをセットにするのはもうやめたら? 結構シラける」「木村さんと仲いいから出たんだろうけど、そこだけ残念」「木村さんがいい演技してるから、さんまは完全に邪魔。あの演出いらないし、興醒め」と、否定的なコメントも見られる。

 わずかに「枝元役の富田望生さんとさんまさんのシーン、とっても温かかった」といった好反応が見受けられたものの、ドラマの公式Twitterアカウントに対しても、「さんまさんの出演は残念でした」「正直言って最後のさんまさんで冷めました」「素晴らしい作品だと思ったからこそ、さんまさんが出た時のガッカリ感……」と、批判的なメッセージが寄せられている。

「さんまは木村主演映画『マスカレード・ホテル』の撮影中に自ら出演を志願し、エキストラとして参加しています。今回の『教場』も一瞬の後ろ姿などが映り込む程度で、セリフがなければもう少し非難の声は少なかったのかもしれませんね。ちなみに、今年元日の『さんタク』にて、さんまは『「教場」っていうドラマ、(放送)いつやったっけ、あれ? 4日・5日。忙しい中、ロケ行って。ほんっとに俺、忙しい……』と、口走っていたんです。以降のトークは音楽でかき消され、『やっぱりしゃべっちゃった明石家さんま』とのテロップが。物語の展開に関わるためか、木村はスタッフに『言っちゃってたけど、あそこ全部切って(カットして)ね。言っちゃいけないこと、全部今言ってるから』と、呼びかけていました。ドラマを見た木村ファンからは『トークが全カットだったわけがよくわかった』と、納得の声が出ています」(同)

 一体どういう経緯でさんまが“友情出演”する流れになったのか、あらためて裏話を聞ける機会に期待したい。

木村拓哉、『教場』15%超えに「やっぱりすごい」! SMAP解散騒動の“戦犯”から大復活!?

 木村拓哉が主演を務めたフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『教場』が2夜連続で放送され、平均視聴率は1月4日の前編が15.3%、5日の後編は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上では「引き込まれた」「リアリティがすごい!」と絶賛されている。

 同作は、警察学校を舞台にした長岡弘樹の同名小説が原作。木村は警察学校・教官の風間公親を演じ、風間が受け持つ教室“風間教場”の生徒役を工藤阿須加、川口春奈、三浦翔平、大島優子、葵わかな、林遣都など実力ある若手俳優陣が演じた。

「同作は、過酷な警察学校の中で、風間教官が『適性のない人間』をふるい落としていきながらも、生徒たちと向き合い、警察としての自覚と自信を持たせていくという内容でした。“思い込み”や“よこしまな考え”から、仲間を危険にさらしたり、ハメようと企む生徒が出てくるなど、ミステリー要素もある物語で、視聴者からは『見ていてハラハラする展開が面白すぎる』『ピリついた緊張感で、こっちまでドキドキしてしまうのがたまらない』など、ドラマに引き込まれたという声が多数上がっていましたね」(芸能ライター)

 また、キャスティングが発表された当初は、「またキムタクかよ」との批判も少なくなかったが、放送後は「素晴らしかった」と絶賛の声が飛び交うことに。

「今回、木村が演じた風間は、黒髪と白髪が入り混じった“グレイヘア”に、右目が“義眼”という風貌だったのですが、『キムタクにハマりすぎ!』『さすがキムタク、カッコいい』と高評価。また、ほかの生徒役を演じた俳優陣についても、『みんな演技がうまくてクオリティが高い!』『全員このキャスティングで大正解』などと好意的な声が多かったですね。エンディングでは、風間が新たに受け持つクラスの様子が描かれたのですが、そこには三浦大貴や伊藤健太郎、上白石萌歌などの人気若手俳優が揃っていたため、『これは続編があるのでは?』『続編を見たい!』との声も上がっていました」(同)

 SMAP解散直後は、「解散の引き金を引いた」として、“戦犯”扱いされていた木村。しかし、今回のドラマに加え、2019年10期に主演を務めた『グランメゾン東京』(TBS系)も好評だったため、「ここにきて、急激に好感度を上げた印象。事実、ネット上には『木村拓哉って、やっぱりすごい』『主演を任せたくなるのも納得』などの声が散見され、あらためて俳優としての実力が再評価されつつある」(同)とのことだ。

 木村がこれからどんな作品に出演するのかにも要注目だ。

木村拓哉、『教場』15%超えに「やっぱりすごい」! SMAP解散騒動の“戦犯”から大復活!?

 木村拓哉が主演を務めたフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『教場』が2夜連続で放送され、平均視聴率は1月4日の前編が15.3%、5日の後編は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上では「引き込まれた」「リアリティがすごい!」と絶賛されている。

 同作は、警察学校を舞台にした長岡弘樹の同名小説が原作。木村は警察学校・教官の風間公親を演じ、風間が受け持つ教室“風間教場”の生徒役を工藤阿須加、川口春奈、三浦翔平、大島優子、葵わかな、林遣都など実力ある若手俳優陣が演じた。

「同作は、過酷な警察学校の中で、風間教官が『適性のない人間』をふるい落としていきながらも、生徒たちと向き合い、警察としての自覚と自信を持たせていくという内容でした。“思い込み”や“よこしまな考え”から、仲間を危険にさらしたり、ハメようと企む生徒が出てくるなど、ミステリー要素もある物語で、視聴者からは『見ていてハラハラする展開が面白すぎる』『ピリついた緊張感で、こっちまでドキドキしてしまうのがたまらない』など、ドラマに引き込まれたという声が多数上がっていましたね」(芸能ライター)

 また、キャスティングが発表された当初は、「またキムタクかよ」との批判も少なくなかったが、放送後は「素晴らしかった」と絶賛の声が飛び交うことに。

「今回、木村が演じた風間は、黒髪と白髪が入り混じった“グレイヘア”に、右目が“義眼”という風貌だったのですが、『キムタクにハマりすぎ!』『さすがキムタク、カッコいい』と高評価。また、ほかの生徒役を演じた俳優陣についても、『みんな演技がうまくてクオリティが高い!』『全員このキャスティングで大正解』などと好意的な声が多かったですね。エンディングでは、風間が新たに受け持つクラスの様子が描かれたのですが、そこには三浦大貴や伊藤健太郎、上白石萌歌などの人気若手俳優が揃っていたため、『これは続編があるのでは?』『続編を見たい!』との声も上がっていました」(同)

 SMAP解散直後は、「解散の引き金を引いた」として、“戦犯”扱いされていた木村。しかし、今回のドラマに加え、2019年10期に主演を務めた『グランメゾン東京』(TBS系)も好評だったため、「ここにきて、急激に好感度を上げた印象。事実、ネット上には『木村拓哉って、やっぱりすごい』『主演を任せたくなるのも納得』などの声が散見され、あらためて俳優としての実力が再評価されつつある」(同)とのことだ。

 木村がこれからどんな作品に出演するのかにも要注目だ。

ジャニーズの俳優情勢2019――木村拓哉の圧倒的「面白さ」、ジャニーズWEST・重岡への「期待」

――『キャラクタードラマの誕生』(河出書房新社)『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ』(宝島新書)などの著書で知られるドラマ評論家・成馬零一氏が、2019年のジャニーズ俳優事情を振り返る。

 今さら言うのもなんだが、ジャニーズ俳優としてはもちろんのこと日本の俳優で一番面白いのは木村拓哉ではないかと思う。それは彼が俳優・アイドルとして背負っているものが圧倒的に面白く、何を演じても、戦後最大のスター俳優であるキムタクの物語が、作品ににじみ出てしまうからだ。特にSMAP解散騒動以降に公開された3本の映画はどれも面白い。

 仲間を粛清した罪で“死ねない体”となってしまった剣士・万次を演じた三池崇史の映画『無限の住人』は、SMAP解散騒動でボロボロに傷つきながらもアイドルとして生きていかざるを得ない木村の孤独と苦悩が伝わってきた。映画自体は剣戟(けんげき)に特化しすぎてグダグダなところもあるが、画面の向こうに透けて見える彼の物語に圧倒された。

 嵐・二宮和也と共演した原田眞人監督映画『検察側の罪人』は、自分の正義を貫くために不正に手を染めてしまう検事を演じたが、その姿は、ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系)の主人公・久利生公平の“その後”を見ているようだった。『HERO』のチーフ演出だった鈴木雅之が監督した映画『マスカレード・ホテル』では、ホテルマンに扮して潜入捜査をする刑事を演じた。『HERO』の時は、ラフな服装で型破りな男だったキムタクが、客からの理不尽なクレームに丁寧語で対応しているのを見ていると、時代が変わったのだと感じた。

 3作に共通するのは、組織の中でがんじがらめになりながら自分の正義を貫こうとする姿と、時代に取り残された古い男という役どころだ。それは今年ドラマで演じた『グランメゾン東京』(TBS系)の主人公・尾花夏樹にも受け継がれている。

 パリで二つ星レストランを経営していた尾花は、ある事件をきっかけに逮捕され店が倒産。仲間と離れ離れになるが、3年後、日本で再スタートした尾花の元に、かつての仲間たちが集まるという物語で、どうしてもSMAP独立騒動の際にジャニーズ事務所の側に付き、結果的にSMAP解散の戦犯として扱われた木村拓哉の現状をなぞっているように思わされる。同時に、本作では時代遅れになった“キムタク”の姿をこれでもかと強調しており、まるで高倉健かクリント・イーストウッドかというヒーローになっている。つまり、時代の最先端を走っていた男が、時代に取り残された男を演じているのだが、それが「木村拓哉」という俳優にかつてない物語性と色気を与えている。

 かつての仲間が「新しい地図」として再スタートし、WEBを拠点にのして来ている一方で、旧メディアの“王様”として木村がドラマに出演し、中居正広はバラエティを主戦場にしている状況を見ていると、むしろ解散してバラバラになったことでSMAPの存在感が更に増したように感じる。ジャニーズに残った「木村拓哉」VS外に出た「新しい地図」という対立軸、何を考えているのかわからない「中居正広」という構図が際立つことで SMAPという物語が今も続いているように見えてくるのだ

むしろバラバラになったことでSMAPという神話はより強化されたように感じる。この物語性が機能している間は何を演じても面白いと言えるだろう。

 とは言え、ジャニーズ事務所で一番面白いのが木村というのは、やはり寂しいものがある。その意味で後進に期待したいのだが、どうにも新味がない。

 例えば風間俊介は倉本聰脚本の『やすらぎの刻~道~』(テレビ朝日系)で、生田斗真は『俺の話は長い』(日本テレビ系)で主演を務め、俳優としてV6 ・岡田准一、TOKIO・長瀬智也、山下智久に続く人気を獲得しているが、すでに彼らもベテランの域に達しつつあり、若々しさに欠ける。

 そんな中、あえて新鋭として期待できるのは『これは経費で落ちません!』(NHK)で誠実な営業マン・山田太陽を演じたジャニーズWESTの重岡大毅だが、彼自身、2016年の映画『溺れるナイフ』、18年のNetflixドラマ『宇宙を駆けるよだか』ですでに鮮烈な印象を残しており、新鋭とは言い難い。

 本来ならここで、これからのジャニーズを背負うニューカマーとしてKing&Princeの平野紫耀の名前を挙げることができれば、話の座りはいいのだろうが、今年の主演は映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』だけで、今作が彼の魅力を存分に表していたかというと評価は難しい。個人的には、平野はキラキラの王子様ではなく、かつてKinKi Kids・堂本剛が演じていたようなナイーブな青年の方がハマるのではないかと思う。

 今のジャニーズに必要なのはLDHにおける『HiGH&LOW』や『PRINCE OF LEGEND』のような自社の若手俳優を生かすための大型コンテンツではないだろうか。KinKi Kids・堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』シリーズがコアなジャニーズファンの間で、その役割を果たしているのかもしれないが、もっと開かれた場所、例えば深夜ドラマやNetflixで展開できれば、若手をめぐる状況は一気に覆るはずだ。

 平野たち若手が、LDHや2.5次元アイドルにどう立ち向かうかが、今後、問われるのではないかと思う。
(成馬零一)

香取慎吾、「気持ちを知れたことは嬉しい」初のアルバム対決を前に“キムタクへの思い”を吐露

 年明け早々、注目されることになりそうなのがともに初のソロアルバムを発売する元SMAPの香取慎吾と木村拓哉の売上げバトルだ。

 香取は1月1日に「20200101(ニワニワワイワイ)」を発売。その1週間後の8日に木村は「Go with the Flow」を発売する。どちらも楽曲だけでは売れないと思っているようで特典が豪華になっている。

「香取は、『初回・観るBANG!』、『初回GOLD BANG!』、『通常BANG!(初回プレス分)』に封入されるシリアルコード入りチラシから、香取の誕生日の1月31日に都内某所で開催される誕生日イベントへの招待か、アルバムのオリジナルイヤフィットヘッドホンのプレゼントに応募可能。一方、キムタクは特典は先着制となり、限定盤と通常盤の共通特典は店頭購入がB2版ポスターで、オンライン購入がポストカード。両方の限定盤を購入するとオリジナル卓上カレンダーがプレゼントされる。特典ではありませんが、2月にアルバムを引っ提げてのソロライブを開催します」(レコード会社関係者)

 香取と木村といえば、SMAP解散に至る経緯をめぐり犬猿の仲であることが報じられているが、発売中の季刊誌「週刊文春WOMAN」(文芸春秋/2020年 創刊1周年記念号)で香取が木村のアルバムについて語っている。

 香取は「嬉しいですけどね」とほぼ同タイミングでの木村のアルバム発売を喜び、「ずっと僕らは一緒に歌を歌ってきたから……。歌を一人でも歌いたいんだっていう気持ちを知れたことは、嬉しいかな」と語った。

「今や元SMAPの3人と親密な関係になった文春だからこそ聞けた質問ですね。解散から3年経ったので、香取の中でもキムタクに対する思いの整理ができたのでは。今年の紅白ではかなわなかったが、SMAPの再結成に向け期待が高まりそうだ」(芸能記者)

 互いにソロ歌手として、音楽番組で共演する機会があれば話題になりそうだ。

木村拓哉『グランメゾン東京』脚本が完全崩壊!? このままでは玉森裕太が最低のクズキャラに?

 視聴者が納得するようなら「ラスト」が用意されていればいいのだが……。

 12月15日に放送された木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)第9話の平均視聴率が14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この数字は番組スタートから最高の数字だという。

「この回は、尾花夏樹(木村拓哉)が料理界から追放されるきっかけとなった3年前のナッツ混入事件について、平古祥平(Kis-My-Ft2・玉森裕太)が犯人であることを告白する衝撃展開となりました。罪の意識から自分が料理人を辞めることで迷惑をかけまいとする平古に、事態を知った尾花が、『一回しか言わねえぞ。祥平、グランメゾンに来い』とスカウト。この男気には視聴者からも『胸アツ!』の声が飛び交いました」(テレビ誌ライター)

 しかしその一方で、過去の平古の言動を振り返り、違和感を覚えた視聴者も多かったようだ。

「序盤で平古は尾花をアイツ呼ばわりし、『尾花は最低な奴です』とまでディスっていた。9話を見ると、平古は罪の意識バリバリなのに、ナッツ事件後、店を投げ出して放浪した尾花に逆ギレしていたのはいくらなんでもクズすぎますよね」(前出・テレビ誌ライター)

 この後、玉森の態度に整合性がとれるストーリーが用意されていればいいが、エンタメ誌編集者は「何の説明もないままスルーされるのでは」と懸念する。

「同作は、放送前から2015年のアメリカのドラマ映画『二ツ星の料理人』のパクリだと指摘されていましたが、オリジナル部分の脚本にはとにかく粗が目立つ。今回もオーナーシェフの早見倫子(鈴木京香)が『ミシュランの対策はしません!』と宣言した直後には、『ではミシュランまでに新メニューを作りましょう』と真逆の行動になったり、グルメ誌の編集長であるリンダ・真知子・リシャール(冨永愛)は最初、私情を持ち込まないカッコいい女だったのが、いきなり私情まみれの女にキャラ変するなど、キャラクター設定がブレまくり。“真犯人”が登場しないまま、ミシュランの星を取ってはい終了なんてことも十分ありえそう」

 もしかして、木村のダメ出しで台本を修正しまくった結果、設定がおかしくなってしまったとか?

“水事件”で干された川越シェフ、3年ぶりテレビ復帰はキムタクドラマの人気に便乗か

 12月23日に放送される『お願い!ランキング年末特別編 復活!美食アカデミーSP』(テレビ朝日系)にイケメン料理人“川越シェフ”こと川越達也氏が、3年ぶりにテレビ復帰するという。

「放送では、大手コンビニチェーンが2019年に発売したオススメ商品10品を辛口採点。久々の番組収録に川越氏は、『3年間は長いようで短かったのですが、腕も舌も落ちていなければいいなあ』と語り、かなり緊張していたようです」(芸能ライター)

 番組内では、現在長野に住みながら子育てをしていることや、レストランのプロデュース業を始めたことも報告されたというが、大ブレイク中だった川越シェフが突如、テレビから消えたのは、ある失言が原因だったとされている。

「お店で注文していないミネラルウォーター代800円を請求されたと飲食店評価サイトのレビューに書き込まれたことに対し、『年収300万円、400万円の人は“お水にお金がかかるような高級店”には行ったことがないはず』と反論。これが庶民をバカにしていると受け取られ、世間から大バッシングされてしまいました」(週刊誌記者)

 そんな「嫌われ者」を、あえてテレ朝が番組復帰させようとしたのはなぜなのか。

「現在、放送中の、木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の影響があったのでは。同ドラマは視聴率11~14%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とヒットしており、SNSでは『美味しいフレンチが食べたい』『グランメゾン東京見てるとお腹がすく』『ドラマに出てきた『鹿肉のロティ』が食べたい』といった書き込みが噴出しています。テレビ各局も“料理モノに外れなし”を再認識したようで、料理企画を出すよう指示が飛んでいる。川越シェフとキムタクは年齢も同学年ですし、相乗効果を狙った可能性もある。ドラマではナッツ事件で干された木村ですが、水事件で干された川越シェフとキャラが被る気もしますね(笑)」(テレビ関係者)

 ミシュランの星を狙う高級店の『グランメゾン東京』では、水はおいくらなのか気になるところだ。

頼みの綱は前番組だった!? 木村拓哉『グランメゾン東京』自己最高視聴率の要因とは?

 木村拓哉が主演するドラマ『グランメゾン東京』(TBS系、日曜午後9時~)の第9話が15日に放送され、視聴率は自己最高の14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)をマークした。

 初回は12.4%で発進し、第2話13.2%、第3話11.8%、第4話13.3%、第5話12.6%と推移。以降、第6、7話は11.8%、第8話は自己最低の11.0%にとどまり、3週連続11%台と伸び悩んでいた。

「木村の主演ドラマですから、TBSは当然15%を目標にしていました。ところが、第8話までの最高が13.3%で、11%台が定位置になりつつあって、局内も沈滞ムードが漂っていたようです。しかし、ここに来て、ようやく14%台後半が出て、制作陣もホッと胸をなで下ろしていると思います。同日、裏の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)、『警視庁・捜査一課長スペシャル』(テレビ朝日系)は、いずれも12%を超えていますから、第9話の視聴率が伸びた要因は、決して裏がコケたからではないでしょうね」(テレビ誌記者)

 それでは、第9話の視聴率が自己最高を記録したのはなぜなのか。

「前番組の『坂上&指原のつぶれない店』2時間半スペシャルが8.1%と、まずまずの数字を獲ったからじゃないでしょうか。視聴者にチャンネルを替えさせないためには、やはりタテの流れは大事なんです。8月まで、午後8時台には『消えた天才』がオンエアされていて、7~8%程度獲っていたんです。ところが、同番組でヤラセを行っていたことが発覚し、放送休止の後、打ち切りになってしまいました。9月からは、急場しのぎの特番や、『つぶれない店』のスペシャルで対応してきましたが、いずれも低視聴率で『グランメゾン東京』にうまくつながらなかった。『消えた天才』のヤラセが発覚せず、番組が継続していたら、『グランメゾン東京』も、もう少し数字が獲れていたのでは」(テレビ制作関係者)

 なにはともあれ、ようやく光が見えた『グランメゾン東京』も残すところはあと2回。最終回(第11話、29日)の前番組は『明石家さんまの爆笑!ご長寿グランプリ2019』の予定。TBSとしては、“さんま頼み”で、視聴者をクギ付けにしてもらい、『グランメゾン東京』にいい流れをつくってくれることを願うばかりだろう。

紅白、Mステに出られずとも…草なぎ剛、香取慎吾の稼ぎはキムタクより上だった⁉

 NHK紅白のスタッフは青ざめているのではないか。

 12月10日発売の「女性自身」(光文社)が、大晦日に放送されるバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年越しスペシャル番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』に『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がゲスト出演すると報じた。

「2017年9月にジャニーズ事務所を退所後、3人がそろって地上波キー局の番組に出演するのは初。記事によると、3人が紅白に出演するのはかなり難しい状況であることから、裏で放送されている高視聴率番組『笑ってはいけない』にサプライズ出演して話題独占を狙ったようです。3人は日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務め、稲垣が司会を務める『不可避研究中』がスタートするなど、NHKへの貢献度は十分。今年は何らかの形で紅白出場の可能性は高いと見られていました。しかし、ジャニー喜多川氏が急逝し、追悼企画でジャニーズ一色となったことで、入り込む余地がなくなったのでしょう」(芸能関係者)

 12月12日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、3人がジャニーズとの絡みから音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演ができないと報じているように、いまだ地上波完全復帰には見えない壁があるようだ。

 しかし、意外にも、その収入面ではすでに逆転現象が起きているという。

「一部エンタメ誌の報道によれば、テレビには出られなくとも、草なぎと香取はそれぞれ7社のCMに出演契約。そのすべてが一流企業で2人とも2億5,000万円近く荒稼ぎしているといいます。一方、『グランメゾン東京』(TBS系)に主演中の木村拓哉ですが、CM出演はわずか4社止まり。SMAP解散騒動で“裏切り者”の悪いイメージがついたことでCM単価も大幅に下落。草なぎ、稲垣より下の 2億3,000万円程度だといいます」(週刊誌記者)

 テレビに出ていないことが、逆に『新しい地図』の希少性を高める結果となっているのかもしれない。