19日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)は、長澤まさみ、木村佳乃、麻生久美子という華やかな女優たち3人による鼎談の後編。現在公開中の映画『マスカレード・ナイト』での共演者という組み合わせだ。
木村と麻生が2人の子持ちということもあり、子育てトークが中心となった前編。後編でも、麻生と木村でそれぞれの個性が出ていた絵本の読み聞かせエピソードや、子どもは母親の職業を…
19日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)は、長澤まさみ、木村佳乃、麻生久美子という華やかな女優たち3人による鼎談の後編。現在公開中の映画『マスカレード・ナイト』での共演者という組み合わせだ。
木村と麻生が2人の子持ちということもあり、子育てトークが中心となった前編。後編でも、麻生と木村でそれぞれの個性が出ていた絵本の読み聞かせエピソードや、子どもは母親の職業を…
9月12日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に長澤まさみ、木村佳乃、麻生久美子の3人が出演した。17日に公開を予定している映画『マスカレード・ナイト』での共演者という組み合わせだ。
長澤と麻生は2006年公開の映画『涙そうそう』で、長澤と木村は2016年放送のNHK大河ドラマ『真田丸』で共演経験があるが、麻生と木村は意外にも今回が初共演だったという。映画が唯一の趣味だと…
24時間テレビのマラソンランナーの目玉は誰になるのか?
7月14日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にて、日本テレビ夏の風物詩『24時間テレビ』(8月24~25日)のチャリティーランナーの発表が行われた。
今年は異例の4人での駅伝方式となるという。
「番組で名前を告げられた、いとうあさこ、お笑いコンビ『ガンバレルーヤ』のよしこは呆然。2人共にマラソンとは無縁そうなだけに、視聴者の中には『あんなカメラの前で言われたら断れないだろうしパワハラみたいなもん』『いとうあさこなんてオバチャン走らせてどうする気だよ』『虐待を見せられても感動なんかするか?』と眉をひそめた人も多かった」(テレビ誌ライター)
気になるのは、近日中に発表される見込みの残り2人だ。ネット上では予想で盛り上がっているようだが、前出のテレビ誌ライターはこう語る。
「残りの2人の名前を聞いた、いとうらのリアクションから、一人は太めの芸人であることはほぼ確定。もう一人は『頼もしい』とのヒントから吉田沙保里や、元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈の名前も浮上しています。そんな中、有力視されてきているのが木村佳乃です。『イッテQ』では体を張り過ぎるため“芸人殺し”の異名を持っており、出演した回は軒並み高視聴率を記録しています。『イッテQ』ファミリーで固め、サプライズ感もあるので有力です」
一方、『イッテQ』ファンの中には“あの男”のサプライズを期待する声も多い。
「出川哲朗です。とはいっても、彼は腰に爆弾を抱えており、長時間のマラソンは難しいのはわかっています。おそらく、視聴者が観たいのはどっきり。昨年も出川はランナーに自分の名前が書かれているどっきりを仕掛けられ、『ひえー!えっ、いや違う違う、出川って書いてあるー!』と絶叫。『無理だー!無理!無理!無理!無理!ほんとに俺はヘルニア持ちの小デブ!』と慌てふためき、大爆笑を呼んでいました。また今年もその顔が見たいというわけです」(芸能関係者)
一部では、番組のやらせ問題に辟易した内村が、『イッテQ』のMCを出川に譲るという情報も飛び交っており、ゴールと共にバトンタッチ……なんて演出もあるかも?
あの“最終兵器”をもってしても首位奪還は叶わないとなると、スタッフは次の一手に頭を抱えていることだろう。
5月26日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の平均視聴率が18.1%となり、前回から1.2ポイントの上昇となった。18%超えは3月3日の18.8%以来、今年6回目の好数字。今回は女優の木村佳乃が1年ぶりに出演するとあって、放送前から注目を浴びていたという。
「不定期出演の木村は、これまでもヘビの薫製を食べてもどしてしまうなど、女優離れしたリアクションで“芸人殺し”の異名を取っています」(テレビ誌ライター)
26日の放送では大島美幸、イモトアヤコ、オカリナとともに『大島探検隊 with 木村佳乃 in アメリカ』の企画でテキサスロケに参加。
「まずはカツラをかぶり、チョコレートプラネットの『TT兄弟』で登場。イモトのトレードマークの眉毛をペンで『T』の形に塗りたくったのは序の口。その後も片方の鼻孔から液体を高速で注入し、逆の鼻孔から液体を出す『高速鼻うがい』に初挑戦。さらには、インドに伝わる健康療法である牛の尿をイッキ飲みするという体当たりぶりを見せ、視聴者からは『木村さんスゴすぎ!』『夫の東山紀之的にOKなの?』『ほぼ野沢直子』と、驚嘆と称賛の声がネット上で連打されています」(テレビ誌ライター)
しかし、木村がこれだけの大暴走で数字を押し上げても、裏番組のライバル『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の平均視聴率19.0%には及ばなかったのは、日テレとしては由々しき事態だろう。
「これで5月の4週は『イッテQ』が視聴率で『ポツンと~』に全敗となりました。木村人気は健在とはいえ、15年から出演しているためインパクトは薄れてきており、『ポツンと~』を上回るには新たな『ジャニーズの嫁』を起用するくらいのことをやらないと難しい。木村のような意外性のある女優といえば、V6・井ノ原快彦の妻の瀬戸朝香か、同じくV6・岡田准一の妻である宮崎あおいの2人でしょう。瀬戸は以前、西川史子にバラエティの才能アリと評されたこともありますし、宮崎のほうは『映画女優』のイメージが強いだけに、もしも木村のように振り切れればインパクトは絶大でしょう」(テレビ関係者)
実現すれば、「目玉」となるだけに、いっそのこと「ジャニーズの嫁」探検隊を結成してみたはどうか。
少年隊のメンバー、東山紀之の妻としても知られている女優の木村佳乃。そんな木村のとある番組内での行動が、世間に衝撃を与えているという。
5月26日に日本テレビ系列で放送された『世界の果てまでイッテQ!』に出演した木村は、森三中の大島美幸がリーダーを務め、テキサス州を冒険するという探検隊へと参加。登場シーンから、現地の人と急造コンビを組んで、お笑いコンビ・チョコレートプラネットのTT兄弟のネタを披露し、大島や探検隊のメンバーであるイモトアヤコ、オカリナの笑いを誘うと、さらにその後に罰ゲームとして、鼻の穴から水を注入し、逆の鼻の穴から出す“高速鼻うがい”と披露。さらに同じく罰ゲームとして、インドでは健康飲料として知られているという牛の尿を一気飲みして悶絶したほか、自分の手をナマズに噛ませることでそのまま釣りあげるという危険な釣りにも挑戦。イモトをはじめとした他のメンバーとの競争を制して、見事ナマズに食いつかれて釣り上げるなど、バラエティ番組のプロである芸人も真っ青の活躍を見せたのだ。
この女優とは思えないほどに体の張った木村の活躍について、ネット上では「木村佳乃さんまじぶっ飛んでてめちゃめちゃ面白い」「振り切りすぎていて、女優だと忘れかけた」「美人で面白いとか最強」と、ネット上では賞賛する声が多く聞かれている。
「いやあ、どれもなかなか女優さんがやるようなことじゃないというか……(笑)。すさまじい体の張り方でびっくりしましたよね。元々、木村さんが『イッテQ!』に出るようになった理由は、産休で仕事を休んでいる期間にテレビ鑑賞を多くしていて、その中で同番組を見て昔父親と見ていた『なるほど! ザ・ワールド』(フジテレビ系)の面白さを思い出したからだと2017年に出席したトークショーの中で明かしています。自ら志願して出演したそうですが、あんなにいろいろやらされるとは思ってなかったと同じトークショーで語っていました」(芸能ライター)
さらに、木村がこれだけ体を張るのには、夫である東山のアドバイスも影響しているのだという。
「こちらは16年のバラエティ番組で、出演にあたってNG項目のアンケート用紙がスタッフから渡されており、それについて夫である東山さんに相談したところ、『何言っているんだよ。全部やるんだよ!』と、NG項目についてあれこれ注文を付けるぐらいなら最初から出るなという内容のアドバイスを受けたと明かしています。そのアドバイスを受けた回では、ストッキング相撲だけはこっそりNGにしたとも告白していますが、今の振り切った体の張り方は、ある意味体育会的なノリを持つ東山さんの影響も大きいのかもしれません」(同)
女優の垣根を超えるほどに体を張った木村の姿を、我々はまた同番組で見ることになるのかもしれない。

『後妻業』(フジテレビ系)最終回「衝撃の最終回!黒い取引!勝つのは誰か!悪女の運命はいかに」
視聴者の気を少しでも引こうという作戦なのか何なのか分からないが、最近のドラマはやたらと「衝撃の~」という煽り文句が使われている。
その多くは、大して衝撃的でもないフツーの内容なのだが、『後妻業』の最終回は、確かに衝撃的で予想不可能な展開だった。
(前回までのレビューはこちらから)
中瀬朋美(木村多江)から依頼を受けて「後妻業」の裏を調査していた探偵・本多芳則(伊原剛志)から殺人の証拠と引き替えに3,000万円を要求された柏木亨(高橋克典)。
ヤクザ・舟山善宣(松尾諭)からも父親の慰謝料として5,000万円を要求されているし、もう絶体絶命!
何だかんだで武内小夜子(木村佳乃)と柏木の「後妻業」コンビが最後に懲らしめられて終わるのかな……と思いきや、ここから気持ちよくどんでん返ししまくった。
前回、小夜子の息子・黒澤博司(葉山奨之)は、柏木からもらった小遣いを持って、さっそくシャブを買っていた。しかし実は、舟山組がシャブを扱っている証拠写真を入手するためのおとりだったのだ。
柏木はこの写真と引き替えに、逆に舟山へ1億円を要求する。
本多と、本多の刑事時代の部下にも協力を仰ぎ、1億円を持ってきた舟山組の連中を一斉に逮捕し、1億円だけをゲット。
最後は小夜子、柏木、朋美、本多、みんなで仲良くワッハッハという、急展開にもほどがある結末だった。
確かに衝撃的だが、かなりムリヤリ感のある強引などんでん返し! ただ、振り返ってみると確かに(うっすらと)伏線は張られていたのだ。
朋美&本多チームは、当初の「朋美の父親を殺した小夜子への復讐」という目的から、「金が手に入ればオッケー」という方向にシフトしていた。
ほぼ忘れていたけど、本多がかつてマル暴の刑事だったというのも重要な伏線だった。
刑事時代、舟山組を何度も検挙しようとしていたが、そのたびに逃げられて悔しい思いをしていたという。その悔しい思いが、敵対関係にあった柏木からの、かなりムチャめな計画に乗る理由付けとなったのだ。
この計画を実行するのに絶対に必要な、現役警察官の協力者・橋口(平山祐介)も、確かに以前、チョロッと出てましたわ。……ホントにチョロッとだったので存在を完全に忘れていたけど。
強烈に反発しあっていた小夜子と朋美も、お互いの心の闇を知ることで共感しあい、徐々に「仲良くけんかしな」状態になっていた。
その上、後妻業で手に入れた金はほとんど寄附していたということ。「死にたい」と言っていた老人たちはみんな、小夜子が手をくだすまでもなく、自ら死んでいったのだということを明かされ、小夜子と朋美も和解ムードに。
結局、ヤクザを騙し、本多をたきつけ、小夜子&朋美を手玉に取って計画を成功させた柏木。
やはり高橋克典最強ドラマだった。
ドドドーッとこれまでの種明かしが繰り広げられた最終回において、よく分からなかった……というより、必要なかったんじゃないかというエピソードは、小夜子の死んだふり。
息子(弟)である博司と言い争ったイキオイで首を絞められた結果、原作小説ではホントに死亡していたし、映画版では死んだと思ったらギリギリ生きていた。
そして、ドラマ版では「死んだふりをしていた」というよく分からない展開。
ヤクザを騙して金を奪っただけに、息子を巻き込みたくなく、死んだと思わせたかった……ということらしいが、結局すぐに「死んだふりや」と博司にネタばらししていたし、このエピソード、丸ごと必要なかったんじゃないかと。
原作小説&映画版では重要なポイントとなる印象的なエピソードだったので、ドラマ版にも一応入れてみたというところだろうが、オチが「死んだふり」というのはワケが分からなかった。
今回のドラマ版。原作や映画から大きく改変されているため、原作と同じエピソードが起こっても、結末はまったく違うところに着地するというケースが多い。
「ここからあの展開に……ならないんかーい!」
原作小説や映画版を知っていると、逆にミスリードさせられて混乱するという、珍しいドラマ版だ。
原作ファンを驚かせるため、わざとこういう構成にしているのかもしれないが。
最終回を見終え、このドラマ全体を振り返ってみると、やはり同じフジテレビ系列のドラマ『コンフィデンスマンJP』からの影響を強く感じた。
コメディノリではじまり、物語が進展していくにつれ、ウェットなエピソードやシリアスな駆け引きが繰り広げられ、緊張感が高まりきったところで、ハチャメチャな種明かしが披露されるという展開。
『コンフィデンスマンJP』は1話完結で、『後妻業』は1クール通してという違いはあるものの、ドラマの構造が非常に似ている。
やたらとハイテンションで露悪的な詐欺師という設定からして、意識しているのは間違いないだろう。
最終回で小夜子は、後妻業で手に入れたお金はほとんど寄附しているし、老人たちの殺人にも手を染めていないと語っていた。
しかしラストシーンでは、注射器や寄附の証明書が捨てられたごみ箱が。……やっぱり小夜子は老人を殺していたし、金もガッツリ貯め込んでいるのでは!?
「目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。コンフィデンスマンの世界へようこそ!」(『コンフィデンスマンJP』の決めゼリフ)
みたいなエンディングだ。
原作小説の後味が悪い結末や、映画版のボンヤリとした終わり方に比べると、スカッと痛快なハッピーエンドで楽しく見ることのできたドラマ版。
脚本の粗も目立ったが、お茶の間で見るテレビドラマとしては正しいアレンジだったんじゃないだろうか。
(文とイラスト=北村ヂン)

『後妻業』(フジテレビ系)第8話「逆詐欺師からの襲撃!悪女の涙と大ピンチ」
(前回までのレビューはこちらから)
武内小夜子(木村佳乃)×イケメンじいさん・舟山喜春(中条きよし)、柏木亨(高橋克典)×中瀬朋美(木村多江)がアツーイ夜を過ごした(?)前回。
「後妻業」のことを忘れ、舟山に入れあげている小夜子に、ほんのり嫉妬心をのぞかせる柏木は、舟山の持つ不動産がインチキだと気付き忠告するが、完全に恋愛モードに入っている小夜子は聞く耳を持たず。
かと思えば、柏木のデスクに朋美のイヤリングが置かれているのを発見して、ふたりの間に何かがあったと察知した小夜子も嫉妬する。
さらに朋美も朋美で、自分のために一生懸命調査を進めている本多芳則(伊原剛志)よりも、柏木の方に心を奪われている様子なのだ。……本多の立場。
みんな、遺産や殺人の件をすっかり忘れ、色恋にうつつを抜かしすぎじゃないかい? 小夜子や柏木はともかく、朋美はそれでいいのか!? 真面目に「後妻業」のことを考えているのは本多だけだよ!
さて、前回からのポッと出キャラながら、なかなかいい味を出していたのがイケメンじいさん・舟山だ。
舟山に惚れている様子ではあるものの、それ以上に柏木との関係性を重要視している小夜子は、柏木からの指令に従い、舟山に「遺言公正証書を書いてください」と切り出す。
しかし舟山は逆に、結婚する前に投資用に不動産を購入したいということで、小夜子から金を借りようとする。
「アンタ、ホンマは詐欺師やろ!?」
「なんやとコラ。誰にものぬかしてんねん、ワレ! おのれこそ詐欺師と違うんかい!」
さっきまで標準語でダンディにしゃべっていたのに、一気にガラの悪い大阪のオッサンに。
しかし小夜子も舟山も、プロの詐欺師だったら、お互いもうちょっと上手く騙し合おうよ……。
公正証書だ借金だと、詐欺バレバレのド直球なワードをぶん投げて、バレたらブチ切れるという大ざっぱな計画。よくこれまで詐欺師としてやって来れたもんだ。
しかも舟山にいたっては、ブチ切れるだけでなく、女をボッコボコにして財布を奪っていくという、アポ電強盗もビックリな強引すぎるスタイル。
舟山は息子がヤクザだから、安心してこんなことを繰り返しているようだが、いくら息子がヤクザでも、普通に警察へ通報されたら一発アウトだと思うが……。
小夜子から連絡を受けた柏木が押しかけた、自宅での舟山のくつろぎっぷりも笑った。
いつものダンディズムあふれる舟山はどこへやら。ラクダシャツに腹巻き、老眼鏡というザ・ジジイスタイルで、手酌でポン酒をやりながら詐欺電話をかけていた。
部屋には電熱ストーブ、コタツの上にはチラシを折って作ったくず入れと、ディテール
へのこだわりもよかったぞ。
小夜子の復讐として、舟山の金玉を潰した柏木は、再び小夜子のマンションへ。長い付き合いながら、初めて小夜子の部屋に入ったということで感慨深そうだ。
「ウチ、アンタに借りが出来てもうたな。ウチの身体で返そか?」
ということで、何だかんだでキス!
ちょいちょい、お互いに思い合っているのをにおわせてきたふたりだが、ついに! ……しかし、要はヤリチン&ヤリマンのキスなので、『タッチ』でタッちゃん&南がキスした時ほどはときめかなかったが。
それでも、これまでになく女の顔になっている小夜子にグッとさせられた。
そして、ここまでやっておきながら、「今日はゆっくり休めや」と去って行く柏木の格好良さよ。
さらに、完全にヤッたと思われていた朋美も、「カタギには手ェは出さん」ということが判明。
それでいて、小夜子からも朋美からも思いを寄せられている柏木……最強フェロモン男や!
一方、朋美とヤッたわりに、話の蚊帳の外に置かれている感がハンパない本多は、ひとりだけ真面目に「後妻業」の調査を続けていた。
依頼主である朋美は遺産とかどうでもよくなっている風だし、女としても、どっちかというと柏木の方に心奪われている様子。
こうなったら何としても「後妻業」のウラを取って柏木をギャフンと言わせるしかないという状態だろう。
柏木の浮気が原因で別れたという三好繭美(篠田麻里子)から、朋美の父・中瀬耕造が死んだ日に「スポンサーが死んだんや」ということで「ピンドンでも白ドンでも両方でも!」と気前よくなっていたという情報を。
さらに、もうすぐ柏木の会社を辞めるという経理担当者からは、小夜子の最初の夫が練炭自殺で死んだ前日に練炭を買った領収書&中瀬耕造が死んだ前日に注射器を買った領収書をゲット。
人殺し道具の領収書を切るなよ……。
フェロモンビンビンで、過去のトラウマとかもなさそうな無敵キャラの柏木だが、浮気とセコイ領収書という、わりとなさけない原因でメッキがはげてきた。
さらに、事務所に舟山の息子(ヤクザ)が乗り込んできて3,000万円を要求してくるし、そのヤクザを調べさせようとした黒澤博司(葉山奨之)はシャブを買ってるし。最終回前にして、色々とややこしいことになってきた。
他にも、
・小夜子が殺しの後、教会で懺悔していた件
・あれだけ稼いでいるのに、小夜子の貯金がほとんどない件
・朋美の姉ちゃん(濱田マリ)の件
・ボケているうどんチェーン店の元・社長はどうなったかという件
などなど、張りっぱなしになっている伏線らしきものがいっぱい残っているのだが、あと1話でキレイに回収してくれるのか!?
(文とイラスト=北村ヂン)

『後妻業』(フジテレビ系)第7話「資産家老人殺人の驚きの真相発覚!不倫妻の決意とすれ違いの夜」
(前回までのレビューはこちらから)
前回のラスト、柏木亨(高橋克典)に対して、
「小夜子ではなく、私と手を組みませんか?」
なんて、トンデモない提案をしていた中瀬朋美(木村多江)。
ひとまず柏木からたしなめられ、提案はうやむやになっていたが、武内小夜子(木村佳乃)&柏木の後妻業チームと、朋美&本多芳則(伊原剛志)の不倫カップルチームのバトルは激化していく。
小夜子が「後妻業」のターゲットとして狙っていた笹島雅樹(麿赤兒)が練炭自殺で亡くなったということで、「絶対に小夜子が殺ったはず」と確信した朋美たちは、笹島邸に出入りしていた証拠をマスコミにばらまくと小夜子を脅す。
逆に後妻業チームも朋美を呼び出して、笹島からはまだ遺言公正証書にサインをもらっていないと明かし、潔白を主張。
「笹島のじいさんは、自殺やったんやないかな」
長年医師として活動してきた笹島は、助けられなかった患者たちへの自責の念から「早う死んでしまいたいんですわ」と語っていたのだ。
小夜子を疑う朋美、自殺を確信する小夜子。しかし実際はどちらもハズレ。通いの家政婦による怨恨殺人だったということが判明する。
朋美の父親も含め、「死にたい」と言っているさびしい老人は殺してあげるのがその人のためだと考えてきた小夜子。
しかし、老人たちの語る「死にたい」は、若い女の気を引くための話題のひとつにすぎず、自殺をするほど本気で言っているわけではなかったのでは……。そう思わされる事件だった。
笹島の件では振り上げた拳のやり場がなくなってしまった朋美。弱り目にたたり目で、浮気していた事実婚の夫・司郎からも別れを切り出されてしまう。
事実婚だったとしても浮気に対する慰謝料は発生するはずだし、いろいろともめる方法はあるはずだが、朋美はすんなり受け入れてしまった。
自分の不妊が原因でふたりの関係がギクシャクし、挙げ句、夫は若い女に走ってしまったという精神的ダメージに耐えるので精一杯といったところだろうか。
これだけつらいことがあったら仕方がないかな、とも思わなくもないが、それにしてもちょと朋美はユルイ。
夫が去った直後、何だかんだでヤッてしまった本多のところにメール。
「お酒、飲まない?」
しかし本多から「今は、二人で会うのはまずい」という返信が来ると(これはこれで、一発ヤッたら気が済んじゃった感があるが)仕方なくひとりでホテルのバーに飲みに行く。
「東京リッチホテルのバーに行って、ひとりで飲むね」
み……未練がましいメール!
ところが、そこで柏木と遭遇すると、「付き合おうか?」と言われてベロ酔い。そのままホテルの部屋にお持ち帰りされてしまったのだ。
これから裁判などで争うことになるかもしれない相手にこうもカンタンに身体を預けてしまうとは、朋美、ちょっとユルイにもほどがないだろうか。
小夜子に犯罪行為の責任を押しつけて私と組もうと言っていただけに、柏木に対する怨恨は薄いのか?
「後妻業」を行っている小夜子&柏木のバディが憎いというよりは、やはり小夜子単体への対抗意識の方が強いということだろう。
その小夜子の方も、「後妻業」の新たなターゲットとしてアプローチをかけている舟山(中条きよし)と食事に。
イケメンだし紳士だし金も持っているし……。しかし冷静に見ると結婚詐欺師感がハンパない。
それでも小夜子はイケメン・オーラにやられてメロメロになってしまっているようだ。小夜子は小夜子で、騙される側になるとこうもチョロいのか。
小夜子も朋美も、心に傷を抱えているさびしい女同士。心にポッカリ空いた穴を攻められると弱そうだ。
本多も、家族に出て行かれてしまったという傷がある。こう考えると、なーんにもダメージを受けていないのは柏木だけだ。
それでいながら、特にあくどい手を使うまでもなく、おのれのフェロモンのみで篠田麻里子は抱くわ、木村多江は抱くわ、さらに小夜子からも惚れられていそうだし……。
うーん、やっぱり高橋克典が最強だ。
ちなみにGYAO!で配信されているスピンオフ「チェインストーリー」では、繭美(篠田麻里子)以外のホステスともヤッている。おお……。
金持ちのジジイを狙う「後妻業」じゃなくて、柏木自身が金持ちのババアを狙った「後夫業」の方が手っ取り早かったんじゃないだろうか!?
(文とイラスト=北村ヂン)
現在放送中のドラマ『後妻業』(フジテレビ系)で、「演技も上手いし貫禄出てきた!」と評判の木村佳乃。女優としての地位を高めている木村だが、実は“歌手”としての黒歴史が存在する。
1998年に「第21回日本アカデミー賞 新人俳優賞」を受賞した木村は、同年に「イルカの夏」という曲で歌手デビューを果たす。作曲を担当したのは“小室哲哉の一番弟子”を名乗る久保こーじ(Cozy Kubo)で、ハウス食品「スープスパゲッティ」のCMソングにも使われるなど話題性は十分。しかし、結局ヒットすることなく2001年に歌手活動を終了している。
15年に映画『星ガ丘ワンダーランド』の主題歌を歌った際には、「イルカの夏」について「(TVなどで歌手活動の話をすると)後ろで曲が流れて恥ずかしい」とまで語っていた木村。18年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でもZARDの「負けないで」を歌ったりと、まだまだ歌に未練はあるのかもしれない。
今回は木村のように、歌手活動が“恥ずかしい結果”に終わった芸能人たちを紹介しよう。
●メイプル超合金・カズレーザー
過去の歌手活動を「暗黒時代」とまで言い切ったのは、メイプル超合金のカズレーザーだ。16年に放送された『お願い! ランキング』(テレビ朝日系)で21歳当時を振り返った時に、「『おもしろ演歌歌手』だった」と明かしている。
当時のことを、写真も映像も残っていない“暗黒時代”と評したカズレーザー。「資料映像すらないくらい」と語ると、昔はプロレスラーをやっていた相方の安藤なつも「本当に黒歴史ですね」とツッコんでいる。『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では「すぐに企画が頓挫」「2年くらい何もすることがなかった」と告白。黒人演歌歌手のジェロが登場したことで、“太刀打ちできない”と判断されたらしい。
●桐谷美玲
三浦翔平と結婚して公私ともに順調な女優の桐谷美玲も、歌手としての黒歴史を持つ芸能人のひとり。16年に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「BISTRO SMAP」に出演した際、デビューシングルに収録された「乱反射」という曲がBGMに使用されてしまう。
香取慎吾が「桐谷さんが11年に発売したシングルです」と告げると、桐谷は顔を手で覆って恥ずかしそうに「ちょっと待って!」と焦りだす。その後「(自分の曲だと)気づいてたんですけど、『自分からは絶対言わない』って思ってた」と打ち明けた。ちなみに番組の公式サイトで桐谷は「曲は黒歴史です」とコメントしている。この曲は同年に公開された桐谷主演映画『乱反射』の主題歌であり、試写会では生歌を披露したりと、歌の披露にも積極的だった桐谷。しかし残念ながら、これ以降の歌手活動はストップしてしまった。

『後妻業』(フジテレビ系)第6話「不倫妻決死の反撃!ついに次の殺人決行」
(前回までのレビューはこちらから)
今回はラブホテルのベッドからスタート。
何だかんだでエロ~い関係となった中瀬朋美(木村多江)と本多芳則(伊原剛志)。しかし、一晩経って本多は、
「ごめんな、オレとこんなことになって」
なんて言い出した。
「ウチでよかったら、来るか?」とかなんとか、ちょいちょいフラグを立てておきながら、いざヤッたら責任回避するかのようなこの発言。一発抜いたら冷静になっちゃうタイプか。
朋美の方も物わかりよく、
「ゆうべのことは忘れよう。もう、これっきりにした方がいいよね」
このように「なかったことにしよう」としていたふたりだったが、ホテルへのチェックイン&チェックアウトの様子を、武内小夜子(木村佳乃)の弟(ホントは息子)・黒澤博司(葉山奨之)にまんまと撮影されてしまう。
そうとも知らず、小夜子の次なるターゲットが笹島雅樹(麿赤兒)だと突き止めた朋美は、勝ち誇った顔で小夜子の元を訪れる。
「私、ぜ~んぶお話ししましたから、笹島さんに。アナタがこれまでやってきたことよ」
「どう考えても私の方がまともな女だってこと、笹島さんだって分かっているはずよ」
勝利宣言! といった感じでドヤる朋美だったが、「これのどこがまともや」と、不倫の証拠写真を突きつけられてぐうの音も出なくなる。
周りの同世代が母親になっていくのを見て焦りはじめた→ギリギリ高齢出産に間に合う!→……かと思ったら不妊だった→夫とギクシャクしはじめた→夫はまだ子どもの産める若い女に走った→ヤケになって本多と浮気。
朋美の心を見透かす小夜子。
「いい加減にして。あなたのその、陳腐な想像なんてこれ以上聞きたくない」
と強がるものの、思いっきり図星だ。
同年代で反発しつつも、なんとなーく共感し合うふたり。前回は、子どもを欲しがっている朋美に同情をしている風な表情を見せていた小夜子だったが、いざ攻撃的になるとそんな心の傷にもえげつなく塩を塗り込んでくる。
方向性は違うものの、共通して何か「足りない」ものを抱えているふたりだけに、共感する時は強く共感し、反発する時は強烈に反発してしまうのだろうか。
小夜子から言い負かされて帰った事務所で朋美は、夫が7日間の香港出張に浮気相手と一緒に行っていることを知ってしまう。踏んだり蹴ったりな日だ。
あらゆるプライドをペチャンコにヘコまされてしまった朋美は「勝ちたい、あの女に……勝ちたい!」とつぶやく。
小夜子に殺された父親の弔い合戦。遺産を取り戻す……などいろいろな理由をつけていたが、ただ「勝ちたい」というのが本音なのだろう。
これまで自分は「まとも」に生きてきたはずなのに、父親の愛情も遺産も小夜子に奪われてしまった。
小夜子ですら産んでいる子どもも持つことができない。夫にまで裏切られた。笹島に小夜子の本性をチクッても、結局笹島は小夜子の方を信じてしまう。
「まとも」でいることが正しいと信じてきた価値観が揺らぎ、しかも本多との不倫で自分が「まとも」だという確信も持てなくなった。
「こうなったら、小夜子をぶっ倒すしかない!」ということだろう。
それが、上手く行っていない人生を挽回する材料にはならないとは思うが……。
「小夜子に勝つ」ため、朋美が立てた作戦は、小夜子の黒幕である柏木亨(高橋克典)と組むというウルトラC。
「後妻業」のために繰り返してきた「殺し」をすべて小夜子の単独犯にするということで手を打とうと提案する。
「小夜子より、私と組みませんか?」
柏木のキャラなら、朋美に殺人の証拠を掴まれていると確信すれば、アッサリ小夜子を切り捨て、朋美と組むことも考えられそうだ。朋美について「ええ女やないか」と言っていたのも伏線になる。
一方、「うちも、男に抱かれたい」とメッセージを送ろうとして止めた小夜子は、柏木に対して「後妻業」のバディとして以上の感情を抱いているように見える。
その柏木を朋美に取られたとしたらダメージはデカそうだ。
さて、ラストには小夜子が狙っていた笹島が死んだという情報が。
まだ遺言公正証書を役所に届け出ていないはずなので、いつものように小夜子が殺ったのだとしたら先走りすぎだ。
ボク的には、笹島家に通いで勤めていた家政婦も、絡んできそうな気がしているのだが、どうなるのだろうか!?
(文とイラスト=北村ヂン)
Ad Plugin made by Free Wordpress Themes