『インハンド』山下智久、ボソボソしゃべりのアンドロイドから徐々に人間味あふれるキャラに変化

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第4話が3日に放送され、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ゴールデンウィークの影響か、前回から1.4ポイントの下落となってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)が、寄生虫学者・紐倉哲(山下)のもとへ持ち込んだ案件は、“人を自殺させる病原体”の有無について。外務事務次官・源田創子(紫吹淳)宛てに、その病原体を娘の恵奈(吉川愛)に感染させるという脅迫状が届いたというのです。

 実際、その脅迫状に記されている水原舞という女性が自殺し、菊池香織が自殺未遂、緒田貴成という男性が行方不明という状況に置かれているため、興味を抱いた紐倉は調査に協力することに。助手の高家春馬(濱田岳)を引き連れて香織の入院先を訪れたところ、屋上から飛び降りようとする香織を恵奈が必死に食い止める場面に出くわします。

 その恵奈によれば、4人は幼少期に田舎で遊んだ接点があり、大学になって再会。恵奈が見つけてきた、セクメント・ジャパンという製薬会社が実施するSQ-61という非ステロイド性消炎鎮痛薬の治験のバイトに参加した後、自殺騒動が起こったというのです。さらに、母親への脅迫状は、事件を解決するために恵奈自身が書いたものであることも判明。

 恵奈の話を聞いた紐倉は、高家を治験へと送り込んでデータを盗ませ、恵奈の友人たちが全員、ボルナ病ウイルスに感染していたことを突き止めます。このウイルスとSQ-61が結びつくことによって脳症が発症し、自殺未遂を起こしていたのです。また、ウイルスの感染源は、幼少期に度胸試しで侵入した馬小屋だったのですが、恵奈だけは馬を怖がって入らなかったために感染しませんでした。

 紐倉と恵奈がその馬小屋へ向かったところ、昏睡状態の緒田を発見。医学部に在籍する緒田は、ボルナ病ウイルスとSQ-61の成分によって脳症が起きるのではないかと疑い、その調査の途中で倒れてしまったのでした。

 この事態に責任を感じた恵奈は、衝動的に飛び降り自殺を図ろうとしてしまいます。そんな彼女に対して紐倉は、「感情の奴隷にはなるな」と諭しつつ、「感情があるから人間なんだ」との持論を展開し、「人間は笑顔になれる唯一の生物だ。だからもっと笑えばいい」と励まします。その後、香織と緒田は快方に向かい、一件落着。

 今回に関しては、1時間があっという間、というのが率直な感想。ドラマの序盤、恵奈が牧場で過ごした幼少期の回想シーンが出た時点で、“人を自殺させる病原体”の正体についてはある程度の察しがついたのですが、紐倉がかつて助手を自殺に追い込んだのではないかという疑惑や、それに関連して失った右手の幻肢痛に苦しむシーンなどが随所に挿入されたため、まったく飽きることがありませんでした。

 難しい専門用語をアニメーションを用いて伝える演出の工夫や、脚本のテンポの良さに加え、山下の演技が回を増すごとに良くなっている印象ですね。抑揚なくボソボソとしゃべるため、初回はまるでアンドロイドのようでしたけど、今回は恵奈を相手にまごついたことで、女の子が苦手だと発覚したり、その恵奈が自殺しそうになった時には熱い言葉で語りかけたりと、徐々に人間味あふれるキャラに変化しています。

 その姿を見て、高家と牧野が驚く表情を浮かべたのも印象的でした。紐倉が変わってきたのは間違いなくこの2人の影響。特に高家はドSな命令に振り回されながらも、良き理解者になりつつあります。だからこそ、紐倉が過去に入谷という助手を自殺に追いやったかもしれないという疑惑が、2人の今後の関係性に強く影響してくることになりそうです。

 その紐倉の過去について今のところ明らかになったのは、セクメント・ジャパンで働いていた入谷を引き抜き、CDC(アメリカ疫病予防管理センター)に入所させ、東南アジアの村で“危険な実験”を実施。その結果、アメリカ陸軍を敵に回すことになり、入谷を自殺に追い込み、その際に右手も失った? というものです。

 紐倉はどうやら、東南アジアの村でエボラウイルスについて研究していたようですが、当時の事件を伝える新聞記事では“村が消えた”と表現されているのが気になるところ。次回、その過去と義手の謎が明らかになるということで、ますます見逃せない展開となっていきそうです。
(文=大羽鴨乃)

『インハンド』山下智久、ドSキャラのハズが菜々緒の尻に敷かれる? 観月ありさが“不老不死の秘密”に説得力をもたらす

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第3話が先月26日に放送。今回は観月ありさがゲスト出演し、“不老不死”がテーマに描かれました。

 寄生虫学者の紐倉哲(山下)はある日、助手の高家春馬(濱田岳)を引き連れ、大学時代の恩師で、現在はパナシアンビューティーという美容会社のCEOを務める瀬見まき子(観月)の講演を聞きに行くことに。まき子には早老症を患う妹のみき子(松本若菜)がいたことをふと思い出し、すでに死んでいるに違いないと、紐倉は少しセンチメンタルな気分になったりします。

 その一方、この会社では、“不老不死の生物”といわれるベニクラゲからテロメテーゼという酵素を抽出し、アンチエイジング治療に活用しているものの、その会員らが次々とアルツハイマー症にかかっていることに疑問を抱くのでした。

 この件に関しては、サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)も調査に乗り出していて、紐倉は協力を求められるものの拒否。しかし、老いていくみき子の姿を思い出したことで、現在のまき子の研究が気になり、結局は協力することになります。

 そこで、パナシアンビューティーが論文を募集していることに目をつけ、高家とともに一夜漬けで論文を作成。それが評価されたことで会社から呼び出され、まき子との面会の約束をとりつけます。

 そして、“博士”を装った高家とまき子が面会する間、紐倉はまき子の部屋へ潜入し、データを盗み出すことに成功。その結果、“若返り”の秘密は、違法に入手した若者の血を輸血することにあるのだと判明します。

 一方、高家は正体がバレてしまい、拉致されてしまいます。紐倉は牧野から助けに向かうよう依頼されて一度は断るものの、助手として愛着が湧き始めているため、まき子の家へ単身で突入。みき子の死によって老いていくことが怖くなったというまき子に対し、人類は死があるからこそ進化し続けてきたことや、不老不死になったら成長が止まり、逆に滅亡するのだと説き伏せ、一件落着となります。

 さて感想。今回は、人類が永遠に追い求めるであろう“不老不死”がテーマでした。若者の血を輸血することで血漿の若返りを図る、という医学的に正しいのかどうかはわかりませんが、ここはキャスティングの妙。観月ありさがまき子役を演じたことによって、絶妙な説得力とリアリティーが生まれました。これは山下にもいえますが、実際に法に触れるようなアンチエイジングでもしてるんじゃないかと疑うほど、2人とも若々しさを保っていますからね。

 その山下は、変人・紐倉役がすっかり板についてきました。相変わらずボソボソとした喋り方ですが、キャラが馴染んだのか、あるいはこちらが見慣れたのか、違和感が無くなりました。クールを装いつつも実は情に厚い。毎回のように牧野からの依頼を断りつつも、結局、最後には従うあたり、尻に敷かれているようにも思えます。山下が菜々緒のお株を奪うドSキャラという設定ですが、実際には牧野が紐倉と高家にリードをつなぎ、徐々に上手く操り始めているような気がしないでもありません。

 その牧野からぞんざいな扱いを受ける高家に関しては、前回同様に文句なし。天才的な探偵が主人公の作品ではステレオタイプに陥りがちな、いわゆるワトソン的な役回りを、濱田がコミカルに演じることで個性を発揮。回を追うごとに紐倉とのコンビネーションが冴え渡ってきている印象ですね。

 その紐倉の過去が毎回、少しずつ紐解かれているのですが、今回は大学時代の回想シーンが流れたことで、当時はまだ右手が義手ではなかったことが明らかになりました。さらに、以前はアメリカ疫病予防管理センター(CDC)で働いていたものの、アメリカ陸軍と揉めたことによって解雇されたことも判明。時折、戦場らしきシーンがフラッシュバックされ、その度に右手が痛む様子も気になるところではあります。

 恐らくそこには悲しい秘密が隠されているのでしょう。郊外の巨大な動植物園でひとり寂しく研究を続けてきた謎が明らかになることで、紐倉のキャラクターはさらに深掘りされて魅力が増すハズ。視聴率的には、常時15%前後を推移した『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(フジテレビ系)にはまだまだ及びませんが、山下の新たな代表作になる可能性を秘めているのではないでしょうか。次回は“人を自殺させる病原体”がテーマとのことで、放送を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『インハンド』山下智久、1番かっこいいパターンのギャップでキャラ確立に一歩前進 濱田岳の卓越したコミカル演技が冴える

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第2話が19日に放送され、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.8ポイントダウンとなってしまいました。

 寄生虫学者・紐倉哲(山下)の助手として働くことになった高家春馬(濱田岳)は、その人使いの荒さに辟易。マダニの研究をするも実用的なものとは思えず、モチベーションも上がりません。

 そんな折、ハートランドウィルスに感染したとみられる女性が入院したとの情報が紐倉のもとへ。このウィルスは本来、日本にはいないシカダニを媒介に感染するため、紐倉はその感染ルートに興味を示します。

 感染した女性のマンションを訪ねると、出てきたのは9歳の息子・渉(込江大牙)。母親と2人暮らしのため、今は上階に住む柔道のコーチに面倒を見てもらっているとのこと。部屋の中を物色した紐倉は、渉が犬と一緒に映る写真を発見します。

 その犬は、別居する渉の父・相原光一の飼い犬で、相原は仕事でアメリカと日本を何度も行き来しているため、感染元はここにあるのではないかと紐倉は睨みます。

 そんな中、渉の母親が死亡し、さらに7人のハートランドウィルス感染者が発生。サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)の協力を得て共通点を探ったところ、全員が御殿場で開催されたアジリティ(犬の障害物競走)に参加し、その中には相原も含まれることがわかります。

 また、感染者のカラダにシカダニに噛まれた痕がないため、自身は発症せずに周囲の人間に接触感染させてしまう、スーパースプレッダーと呼ばれる特異体質の持ち主がいるのではないかと、紐倉は推測します。

 その最も疑わしい人物である相原のマンションを訪ねたところ、リビングの床に倒れて死体となった状態で発見。手にはアジリティの参加券が握られ、御殿場に行く前に死んだことや、渉が以前から母親には内緒でこっそり会いに来ていたことが発覚します。

 さらに、渉の面倒を見ている柔道のコーチも感染したことで、渉がスーパースプレッダーであることが確定。すぐさま隔離されるのですが、その理由を伝えるべきかどうか、牧野は判断に迷います。

 その姿を見かねた紐倉は、絶対に伝えるべきだと主張。しかしそれは、両親の死を招いた細菌の感染主であることを伝えることにもなるため、あまりにも無慈悲だと高家は激昂し、2人は仲違いしてしまうのでした。

 しかし結局、渉はテレビのニュースを通じて事実を知ってしまい、罪の意識に苛まれて病院から逃走。捜索にあたった牧野と高家は、渉が紐倉の研究所にいることを突き止めます。

 2人が研究所に到着すると、マスコミから“生物兵器”呼ばわりされたことを嘆き悲しむ渉は、再び逃げ出そうとしてしまいます。そんな渉に対し、紐倉が訥々と語り始めたのは、右手を失った経緯。飼い犬が傷口を舐めたことで細菌が感染し、切断するハメになってしまったものの、悪いのは病原体であると話し、ハートランドウィルスの抗体をつくる手掛かりが秘められた渉は今後、人類の救世主になりうるのだから、「生きてくれ」と説得するのでした。

 実は右手を失った経緯は渉のためについたウソだったのですが、紐倉にも優しい心があることを知った高家は、再び助手として働くことを決意。研究所を訪れたところ、義手を外して汗まみれになりながら苦しむ紐倉の姿を発見し呆然……というところで今回は終了となりました。

 前回同様、山下のセリフは聴き取りづらい部分があったのですが、冷淡かと思いきや実は誰よりも相手のことを深く考えている、“悪者、実は良い人”という1番かっこいいパターンのギャップを見せ、キャラ確立に一歩前進した印象でした。美しい顔立ち、渉を説得した時の優しい眼差しで、多くの女性視聴者のハートを撃ち抜いたことでしょう。渉がはしゃいでいたように、ロボット風の義手がヒーロー的な見方をされれば、子どもからの人気もゲットとなるかもしれません。

 その山下に代名詞のドSキャラを奪われ、前回はなんとも中途半端な立ち位置に感じられた菜々緒ですが、今回は保守的な上司のケツを叩き、正義のために奔走して存在感を発揮。見た目はクールながら中身は熱血、という新たなキャラを徐々に作り上げている感じがしました。

 ただ、この2人が活きるのは、卓越した演技力をもつ濱田の存在があってこそ。コミカルな演技はもちろんのこと、渉に対して隔離の説明をするかしないかで紐倉と揉めた時の感情的な演技は秀逸でした。この場面では、紐倉の冷たい発言の裏に何か意図するところがあるのだろうと予想しつつも、視聴者の感情は高家の方へと揺れたことでしょう。渉に真実を教えないことが優しさなのだと。そんな高家の存在によって、紐倉のギャップの振れ幅が何倍にも大きくなる効果が生まれたのだと思います。

 3人が絡むシーンが多くなったことで、前回よりも確実に見応えがアップしました。今後、隠蔽体質の厚労省にどす黒いキャラが登場することで、牧野との敵対関係が生まれ、さらに紐倉と高家が巻き込まれてと、面白い展開になっていくのではないかという予感も。人気シリーズになることを期待しつつ、次回を楽しみに待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

山下智久が台湾で英雄に!? “独立派”議員が勝手にポスターに起用

 先日お伝えした通り、バラエティ番組内での「台湾独立国」発言(参照記事)が原因で、中国人から猛バッシングを受けている山下智久だが、一方の台湾では大歓迎を受けている。

 山下の発言は台湾メディアでも大きく報じられたが、ネット掲示板などには、「本当に中国の政治バカにからまれてかわいそう。山Pは何も悪くないよ」「中国人ってつくづくかわいそうな民族だね。中国人って毎日こうやって人の揚げ足取りして過ごしてるんだろうな」など、山下発言を擁護・歓迎するコメントが数多く寄せられているのだ。

 中には、「台湾は国だよ。中国の一部ではない。彼は何も間違ってない」「彼は台湾をひとつの国家として尊重してくれた。ありがとう山P」といったコメントもあり、山下発言がにわかに独立の機運を高めるきっかけとなったといっても過言ではない。

 ちなみに山下は、かつてNEWSのメンバーとして2007年にコンサートで訪れた台湾にも、多くのファンを抱えている。現地のネット調査サイト「DailyView網路温度計」が17年に行った“台湾人が選ぶ、好きなジャニーズアイドル”ランキングで、木村拓哉を抑え1位を獲得するほどの人気ぶりなのである。

 そんな人気者による「台湾独立国宣言」を、政治家が放っておくはずもない。民進党立法委員(日本の国会議員に相当)の羅致政(Lo Chih-cheng)は、自らの政治活動ポスターに山下の写真を掲載しているのだが、ジャニーズ事務所が所属タレントの政治利用を許可するとは考えられず、無断使用とみて間違いないだろう。

 中国からの独立色が強い与党・民進党だが、昨年11月に行われた統一地方選挙では惨敗を喫している。また、来年行われる台湾総統選挙にはシャープを傘下に置くホンハイの剛腕経営者、郭台銘(テリー・ゴウ)会長が野党第一党で対中融和路線を敷く国民党から出馬予定であることが伝えられている。

 台湾独立派にとっては窮地といったところだが、こうした困難を乗り越えて晴れて独立となった際には、山Pは独立の英雄として祭り上げられることになるかもしれない!?

(文=青山大樹)

『インハンド』山下智久、阿部寛を意識するも失敗? ボソボソしゃべりでセリフが8割聴き取れず……

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第1話が12日に放送され、平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。好調な滑り出しとなりました。

 医師の高家春馬(濱田岳)が勤務する病院では、心臓発作で突然死する患者が続出。日本では例の少ない感染症・シャーガス病だと疑った高家は、科学機関や医療機関で起きる問題に対処するサイエンス・メディカル対策室に匿名で告発書を送ります。

 その調査にあたることになった牧野巴(菜々緒)は、専門家の意見を求めるため寄生虫学者・紐倉哲(山下)のもとを訪ねることに。しかし、巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、自由気ままに研究をする紐倉は、調査に非協力的で興味を示しません。

 困り果てた牧野ですが、紐倉が禁止されたサルを輸入しようとしてパスポートを没収されていることに目をつけ、再発行を交換条件に調査に協力させることに成功。高家が勤務する病院へと足を運びます。

 白衣を持参した紐倉は、牧野が制止するのもお構いなしに医局へ潜入し、高家と接触。心筋梗塞で亡くなった患者たち全員、瞼が腫れあがるロマーナ・サインの症状がでていたことを知り、シャーガス病だと断定します。

 このシャーガス病は、サシガメという虫を媒介にクルーズトリパノソーマという寄生虫が感染することで発症し、その症状が出るのは数時間から10数年まで個人差があります。日本で自然発生することは考え難いのですが、今回の患者の1人・桶矢登が社長を務めるオケヤ食品が10年前に発売した、『チチクチオイル』という美容液がもとで7名が感染死した事件が起こっていたことが発覚。その遺族による復讐なのでは? と推理した紐倉は、高家とともに調査を開始します。

 そして2人は、『チチクチオイル』を使ったことで肌が荒れてイジメを受け、それを苦に自殺した娘をもつ江里口新(風間杜夫)のもとへ。娘の死を今も嘆く江里口に高家は同情する一方、紐倉はというと、庭先でサトウキビを温室栽培していることに気づき疑問を抱きます。

 そんな中、高家が突如として懲戒解雇される事件が発生。『チチクチオイル』は特定保健用食品で、その認可にあたった厚生労働省の倉井雄一(相島一之)と、高家が勤務する病院の院長・黒野秀之(正名僕蔵)がズブズブの関係だったため、口封じのためにクビにされてしまったのです。

 しかし、その倉井は江里口に拉致され、クルーズトリパノソーマが入った液体を突きつけられて、『チチクチオイル』に関する落ち度をカメラの前で認めるよう脅されてしまいます。

 そこへ、江里口がサシガメを育てていると睨んだ紐倉が姿を現し、復讐のためとはいえ見事に整った設備を褒めた上で、倉井たちではなく「シャーガス病を憎むべき」と説得。江里口がこれを受け入れたことで一件落着となり、高家が紐倉の助手として働くことが決定したところで今回は終了となりました。

 山下がドSの変人役を演じるということで注目を集めた今作ですが、恐らく誰もが思ったことでしょう。「山P、もうちょっとハキハキ喋ってよ」と。セリフをボソボソと喋るのは今に始まったことではないですが、今回は変態感を出そうとしているのか、いつにも増して何を言ってるのか不明。イヤフォンを装着しても半分ぐらいしか理解できず、専門用語に至っては聴取不可能。菜々緒と濱田が騒々しいため音量を下げると、山下のセリフは2割ぐらいしか聴こえなくなり、話を追うのに非常に骨を折りました。

 キャラクターに関しても、『ガリレオ』(フジテレビ系)の湯川学(福山雅治)や、『TRICK』(テレビ朝日系)の上田次郎(阿部寛)といった人気ドラマシリーズの変人キャラを継ぎ接ぎにしただけといった印象しか受けませんでした。特に、低く抑えた声や“天才”と自称するあたりは上田のキャラを手本にしているように感じましたが、山下の場合はどこかに照れやカッコつけがあって、阿部のようなユーモアが滲み出てはこないんですよね。やたらアップの画面が多く、美しい顔をただ眺めるだけで良いというファンにとっては最高のドラマなんでしょうけど。

 また、「天才、天才」と自画自賛する割に、それを際立たせるシーンは特になく、ストーリーに関しても一般的ではない感染病を題材にして奇を衒っただけ。娘の復讐をするためにわざわざ引っ越しをして寄生虫を育てるための設備を整えてと、やたらに悠長な江里口の行動も疑問でした。その挙句、どこぞの馬の骨ともわからない、自分の息子でもおかしくないほど年齢差のある紐倉に説得されて号泣という流れは、いくらなんでも無理があったように思えます。

 逆に良かった点は、視聴者の気分を害さないよう、寄生虫についての説明をアニメーションにする配慮や、紐倉に振り回される高家役の濱田のコミカルな演技、ぐらいですかね。菜々緒に関しては、お得意の悪女役ではないものの気は強い、という何だか中途半端な立ち位置。とりあえずまだ初回なので、次回に期待したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

「台湾独立国」発言の山下智久が、中国で“永久封殺”の危機! 公開土下座もありうる⁉ 

 主演ドラマ『インハンド』(TBS系)の初回視聴率が11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調なスタートを切った山下智久だが、中国メディアが山下に関する不穏なニュースを伝えている。

「観察者網」(4月15日付)によると、今月12日に放送されたバラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に山下がゲスト出演した際の発言をめぐり、中国で批判の声が高まっているというのだ。

 番組内で山下が海外に友人が多くいるという話題になった際、その国籍について「アメリカ、中国、タイ、韓国、台湾、マレーシア」と発言。台湾を国籍として挙げたことが、「一つの中国」を主張する彼らの気分を逆なでしてしまったようだ。

 同番組の放送直後から、中国版Twitter「微博」やチャット「微信」などのSNSでは、山下の発言部分を切り取った動画が中国語字幕付きで拡散された。ところが15日午後5時現在、SNS上から問題の動画は削除されつつある。また、複数の動画投稿サイトにアップされていたフルバージョンも、同じく削除されている。

 これについて、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は「中国共産党の立場に反する問題発言を重く見たSNSや動画投稿サイトの運営会社が、自主規制をし始めたのでしょう」と話す。

 一方、昨年6月に開設され、いまや143万人のフォロワー数を誇る山下の微博アカウントにも異変が起こっている。コメント投稿欄には、「ずっとあなたのファンだったのに残念。もっと勉強してください」「台湾は国ではないです、中国の一部です。ちゃんと謝罪してください」「中国と台湾は一つの国です。ファンの期待を失いました」などの批判コメントが数多く寄せられているのだ。

 中国進出を果たすアイドルや芸能人にとって、こうした政治問題は非常にデリケートな「地雷」となってきた。2015年、人気女性アイドルグループ・TWICEのメンバーで台湾出身のツウィが、中華民国の国旗を持ってメディアに出演したことから、「ツウィは台湾独立派」というレッテルが貼られ、中国でのイベントやCM出演が中止に追い込まれた挙げ句、公開謝罪を余儀なくされた。

 最近は中国で映画やCMへの出演を果たし、今後の活躍も大いに期待されていた山下だけに、ジャニーズ事務所にとっては事態収拾を急ぎたいところ。状況次第では、山ピーの公開土下座もあり得る⁉

(文=青山大樹)

 

山下智久『インハンド』放送開始も……ジャニーズ内部で「独立」を不安視される裏側

 山下智久主演の連続ドラマ『インハンド』(TBS系)が、きょう4月12日にスタートする。前主演作『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)に続き、高視聴率が見込まれている期待作だというが、ジャニーズ事務所関係者は山下について「いつ独立されてもおかしくない」と、ヒヤヒヤしているそうだ。

 山下と言えば、藤島ジュリー景子副社長管轄のNEWSの一員としてデビューしたものの、途中で脱退し、元SMAPチーフマネジャー・飯島三智氏の派閥へと“鞍替え”。しかし16年、飯島氏の退社後、再びジュリー派に返り咲き、「その様子はまるで風見鶏のようだった」(芸能ライター)という。

「山下は飯島氏の退社後、もはやジャニーズに席は残っていないものと思われましたが、2017年の『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)でKAT-TUN・亀梨和也と共演。その後はレコード会社も移籍し、CDリリースやツアーも可能となった上に、『コード・ブルー』では瀕死状態だった月9枠を復活させています」(スポーツ紙記者)

 不死鳥のような復活劇を見せた山下だが、14年には、今後の芸能人生を揺るがしかねない、ある事件を起こしていた。

「六本木・スマホ強奪事件です。山下は関ジャニ∞・錦戸亮、当時すでにジャニーズを退所していた赤西仁とともに、一般人カップルとイザコザを起こし、その一部始終を撮影した女性のスマホを奪ったため、被害届を提出されてしまいました。その後、各メディアでこの件が取り上げられ、最終的に山下が、器物損壊容疑で書類送検されています」(同)

 山下はその後、主演映画『近キョリ恋愛』の舞台挨拶で騒動の謝罪をしているが、当時のマネジメント担当・飯島氏に近い関係者の間では、山下は「錦戸の“身代わり”にされた」と言われているという。

「本来、警察沙汰になるはずだったのは、山下ではなく錦戸の方だったとささやかれているんです。被害者となったカップルは『週刊ポスト』(小学館)のインタビューで、最初に女性のスマホを取り上げたのは山下だったが、最終的に誰が持ち去ったのかはわからないままと証言している。また、後日警察から返却すると打診があったそのスマホは、『赤西が届けたもの』という説明を受けたとも話しています」(元ジャニーズ関係者)

 ファンに直接謝罪した山下に対して、錦戸は表向き、一切お咎めなしだったが……。

「ジュリー側が山下の“出戻り”を容認したのは、『過去に罪をかぶってくれた』ことへの見返りだろうと、飯島氏の関係者は皆考えているそうです。とは言っても、山下としては納得のいかない部分も大きいでしょうし、だから事務所内部で、『いつ抜けると言い出してもおかしくない』と見られているのでしょう」(同)

 山下はこのままジャニーズタレントとして活躍していくのだろうか。

菜々緒、“4分4秒のテレビジャック”に売れっ子の理由が凝縮 山下智久とのドラマ共演に懸念の声?

 女優でモデルの菜々緒が、6日放送の『オールスター感謝祭’19』(TBS系)において、“3人リレー方式で4分間まばたきしない”というゲームにチャレンジ。トップバッターの神木隆之介が12秒、2番手のKAT-TUN・中丸雄一が1分10秒と苦戦する中、ノルマをクリアするだけでなく最終的に4分4秒まで記録を伸ばし、「すごい根性!」「美顔を拝める贅沢な時間だった」などと反響を呼んだ。

「途中でコンタクトレンズが外れるハプニングに見舞われた菜々緒ですが、黒目を大きく見せるレンズではなかったことや、4分もの間、テレビ画面を独占しても堪えられる美しい顔立ちに絶賛の声が殺到。また、このチャレンジは昨年10月、女優・北川景子が4分ジャストを達成し話題を集めたのですが、そのVTRが事前に紹介されたために、少なからずライバル心に火がついたのでしょう。『これぐらい負けん気が強くないと、女優として生き残れないのでは?』と指摘する声が寄せられるなど、ビジュアルとメンタル両面で売れっ子の理由が凝縮された4分間となったようですね」(芸能関係者)

 番組放送後には、「スタジオのエアコンの風と乾燥で無理かもしれないと思ったけど #インハンド チームに少しでも貢献できるよう頑張りました!」と、今月12日からスタートするドラマ『インハンド』(TBS系)のために奮闘したことをツイートした菜々緒だが、ファンの間では同作への出演に関して、「長所が消されるのでは?」と懸念する声が広まっている。

「悪女役でブレークを果たした菜々緒ですが、美人官僚役を務める今作では、主役の山下智久が演じる寄生虫専門の科学者がドSキャラとのことで、『ジャニーズに忖度して薄いキャラにされるのでは?』などの声が飛び交っているようです。昨年4月に放送されたドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)では、Sexy Zone・佐藤勝利が演じた主人公が気の弱いキャラだったこともあり、その本領を発揮していましたが、今回は残念ながら、あまり目立ったシーンはないかもしれませんね」(前出関係者)

 ドラマでの役回りがどうなるかは定かではないが、高身長女優との共演がNGとウワサされるジャニーズタレントを相手に、芸能界でも屈指の172cm・9頭身というスタイルを誇りながら、木村拓哉や生田斗真、亀梨和也と、次々共演を果たしているのは業界内で重宝されている証拠だろう。男女格差の見直しなどからハリウッドでは女性メインの作品が主流になりつつあるが、その流れをくみ、菜々緒が忖度される側に回る日は近いかもしれない。

嵐・櫻井翔、『夜会』で山下智久の告白に「私にね、憧れて」「これ私です」と饒舌に“俺語り”

 嵐・櫻井翔と有吉弘行が話題の芸能人や有名人の素顔や本音に迫るバラエティ『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)。4月4日の放送には、山下智久をゲストに招き「クールな男山Pの超負けず嫌い表裏年表」が紹介された。

 ジャニーズJr.時代からドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系、2000)でTOKIO・長瀬智也と共演し、多数のドラマに出演していた山下だが、入所する前から市の空手大会で準優勝したり生徒会に入っていたりと、かなりの人気者だったという。

 そんな山下は滝沢秀明に憧れてジャニーズ事務所に入所したようだが、当時は生田斗真や風間俊介と一緒に少年時代を過ごし、帰宅時は嵐の二宮和也や相葉雅紀ら“チーム総武線”と一緒になることが多かったそう。当時の櫻井については、「僕らの憧れのおしゃれなカッコイイ先輩」と明かし、これに櫻井は「ほら~ほらほら! 絶対使ってくださいよ!」とドヤ顔。

 さらに「学ランにちょっとしたアクセサリーの合わせ技がすげぇカッコイイ先輩」「翔くんをマネして、僕の人生初のピアスを開けました」と、櫻井に憧れて中学2年で人生初のへそピアスを空けたと語ると、有吉は「櫻井くんの影響!?」と驚愕。「これ、私です」とドヤ顔を決めたのだった。

 山下からの相次ぐ“称賛”エピソードに、有吉が「うれしいね~今日は」と櫻井に振ると、「山Pが言ったんですよ。うれしいですよ、それは」とかなりご満悦の様子。そして櫻井自ら、当時のジャニーズではまだ誰もやっていなかったようなカラコンを付けたり、ジェルで髪を立てたり、へそにピアスを空けたと得意げに語り、最後には「私にね、憧れて。ごめんなさい、山Pがへそにピアスをすると!」と、ここぞとばかりに誇らしげに話したのだった。

 ちなみに、山下は明治大学に入学したのも学業と仕事を両立させている櫻井に憧れていたからだったと明かしており、本当に櫻井を憧れの対象と見ていたよう。

 そんな中で、堀越高校の同級生であるKis-My-Ft2・北山宏光からは「北山に嫉妬していた」というタレコミが入るも、山下は「記憶ってどこまですり替えていいんだろう」と苦笑い。北山は、当時ジャニーズ入所前で「一般のクラス」に在籍しており、山下いわく「体育会系(一般クラス)の人と一緒になるときに、めちゃくちゃ(携帯の)番号を聞いてくるやつ」という印象だったとか。そして、逆に「(折り畳み式の携帯を)パカパカしながら番号教えてよ!」と絡んでくる北山のチャラい過去を暴露して笑いを誘っていたのだった。

 一方で、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系、05)での共演をきっかけにKAT-TUNデビュー前の亀梨和也とユニットを組んだ「修二と彰」の頃は、お互いを意識しすぎるあまり、対立関係にあったようで「仲悪かった」と大胆告白。ただ、4~5年前からは、「毎年お正月は、亀の家で一緒に飲む」と亀梨家で過ごすほど仲が深まったようだ。

 放送終了後は「山Pの笑顔がたくさん見れてよかった」という声とともに「翔くん、山Pに憧れたというところ使われて良かったね」「翔くんのオシャレさや学業を頑張りを話してくれてよかった!」「翔くんが後輩に与える影響のすごさに驚いた」などの声が多く集まっていたのだった。
(華山いの)

「変態!」「危険な橋を渡らなくても……」エステでセクハラ疑惑が出た俳優3人

 強制性交容疑で逮捕・起訴された新井浩文被告の報道により、マッサージやエステでの男性芸能人による性的要求の実態が浮き彫りになった昨今。実は、新井の逮捕以前にもエステティシャンに性的サービスを要求していたと“ウワサ”される芸能人がいた。その一人が俳優の松坂桃李。

「『週刊新潮』(新潮社)が昨年10月に報じたのは、松坂桃李の高級エステでの禁断プレーでした。ほかの芸能人も通うといわれるその高級エステには、週3回は来店するぐらいの常連で、1回の利用で3~5万円使うこともあったそうです。しかし、施術用紙ショーツから“下半身”を露出させ、お触りこそないもののマッサージ中にあえぎ続けるなどして、エステティシャンから嫌われ、ブラックリスト寸前の“イエロー登録”されてしまったといいます。さわやかなイメージの俳優だっただけに、この報道には『ドラマを見る時に、思い出しそう』『変態かよ……』『本当なら恥ずかしい』と多くの失望の声が聞こえてきました。『映画の役作りのため?』と擁護するコメントがあったものの、イメージを大きく落としてしまいました」(芸能ライター)

 また、2014年5月には「週刊文春」が山下智久について、女性セラピストに性的サービスを要求した挙げ句、高級スパを出禁になったと報じた。

「山下は都内の有名スパで『あの俺だよ?』と女性セラピストを口説き、『NGプレー』を要求したとのこと。もちろん、スタッフは断ったものの、しつこく要求してきたことまで報じられました。結果、出入り禁止になってしまいましたが、この報道にネットからは『危険な橋を渡らなくても……』『発言がかっこ悪い』『下品すぎて、どうしようもない』といった言われようです。不遜な態度に幻滅したファンも続出してしまいました」(同)

 また、妻夫木聡も自宅にエステティシャンを呼び、性的マッサージを要求するという、やらかしを起こしていたことが報じられた。

「15年10月の『新潮』によると、妻夫木は頻繁にメンズエステを利用していたとのこと。そんな中、自宅を訪れたメンズエステの女性スタッフに『オプションないんですか?』と下半身へのサービス要求をしたそうです。また、あるスタッフの証言によると、妻夫木のいう“オプション”を拒絶すると、『追加料金も払うので、どうですか?』と食い下がってくるのだとか。ネットからは『引くわ…』『さわやかイメージ崩壊』『本当だったら気持ち悪すぎ』という厳しい声が集まってしまいました」(同)

 17年以降、日本でも盛んになっている「#MeToo」のスローガン。この流れに乗って、男性芸能人からセクハラされたという女性の被害報告が続々と出てくるかもしれない。
(立花はるか)