小洒落たメニューより胃袋を掴まれる「茶色い煮っころがし」への憧憬

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(C)安彦麻理絵

 先日、唐突に「銀行で待ってる間に読むみたいな雑誌」が読みたくなって、近所のスーパーで「ESSE」(扶桑社)を購入。表紙は最近、育児から仕事復帰したらしい瀬戸朝香。「仕事を休んでる間の育児で、色んな発見があった」「大好きなネイルなんて出来ない状態だけど、でもそれでもいい」など、別に何の新しい発見もない、ありがちな無難な内容のインタビューに「......こんなの読んで世間の主婦は楽しいんだろうか?」などと、さっそく毒をまき散らすかのような疑問を抱いてしまう。が、せっかく買ったのでソファーに寝っころがって熟読。主婦向け雑誌らしく「有名ブロガーの節約レシピ」特集で、工夫をこらしたメニューが充実の内容であった。が。

タレた尻は「母親の勲章」? 中年女の尻に見る、羞恥、郷愁、攻撃性

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(C)安彦麻理絵

 かかとがガビガビにヒビだらけである。よく「末端をキレイにしてる女は美人」と言われるが、顔の手入ればかりでは女はダメなのだろう。今の私、美人にはほど遠い場所にいる。「子どもに手がかかって、そこまでケアするヒマがない」という言い訳は通用しない昨今、先日NHKの朝の情報番組にて「30過ぎた女のタレ尻をなんとかしよう!!」という特集があった。

キャバ感ムンムンの振り袖女子を見て思い出す、自意識過剰のめんどくさい私

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(C)安彦麻理絵

 ......1月10日の「成人式」が過ぎ去ってくれてホッとしている。

 毎年、正月も5日を過ぎたあたりから私は、決まって「ああ、もうすぐ成人式か......」と憂鬱な気持ちになってしまうのである。そして成人式当日は、なるべくニュースだのワイドショーには目を向けないようにしている。何が私をそこまで暗鬱な気持ちにさせるのかと言えば、「荒れる成人式」。これに尽きる。とにかくもう、この報道、目にするのも耳にするのもイヤである(てゆうか、これ好きな人っていないと思うけど)。

AAAにはなく、TRFやglobeにはある"杉田かおるっ気"のエグみ

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(C)安彦麻理絵

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 それにつけても......。

 昨年、2010年は「香川照之の当たり年だったのではないか?」と思う、私であった。1月早々からの大河ドラマでの、あの、逆毛を立てまくった髪型に、これでもかというほどのフケ、アカ、ダニやらシラミにまみれ、生まれてこのかた一度も歯磨きしたことのないような歯の(要するに超汚い)あの役、あれで世間の目を釘付けにして、主役の龍馬よりも人気をかっさらってたような気がする。そのせいかどうか知らないが、確か映画『あしたのジョー』では丹下段平役を手に入れたようだし。

「江角マキコですら可愛くなるチーク」に浮かれた女の、チーク100回叩き地獄

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(C)安彦麻理絵

 年末進行で疲弊した心と体は、ティーヌンのトムヤムラーメンを求めていた......それもただのトムヤムラーメンではなく、「具・全部のっけ」のデラックス・トムヤムラーメン、略してデラトム(お値段1,000円)。

「今日の昼は絶対にデラトムを食べよう!!」

「それを買うのはやめなさい……」海老蔵の目をした天使が女を諭す

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(C)安彦麻理絵

 朝、6時半。起き抜けにテレビをつけたら、ジャストタイミングで海老蔵記者会見の映像が流れてた。ミルクをよこせと泣きわめく赤子の口に、急いで哺乳瓶をつっこんで黙らせ、緊急記者会見の様子を神妙な面持ちで見つめる私......(って、赤ん坊と海老蔵、どっちが大事なんだよ)。それにつけても、気になったのは海老蔵の声。なんか、鼻から抜けるみたいな声の出し方&しゃべり方。あんなふうだったっけか? なんとなく、今人気の戦場カメラマンの人を彷佛とさせたというか。そして過剰なまでの丁寧語の連発。ですます調をすっ飛ばして、ございます口調。商人(あきんど)じゃあるまいし。そんな口ぶりで、切ないような苦しそうな、なんて言うんだろう、どっかイッちゃってるみたいな、ゆれるような......。そういう「反省のまなざし」をするもんだから......。

"お取り寄せ"女はブスなのか? ステキ系フードに潜む罠

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(C)安彦麻理絵

 海老蔵、どうなっちゃうんだろう、顔。騒ぎから時間が経つにつれて、「先に騒動のタネをまいたのは海老蔵なんじゃないか」と、言われている......海老蔵、"ナチュラルいばりんぼう"って感じだもんなぁ。顔面手術で、あの眼ヂカラは一体どうなるんだろう。あの、熱湯みたいな温度の涙を流しそうな目......。それにつけても奥さんの小林麻央が心配だ。今まで挫折なんぞと無縁の人生を送ってきたであろうに、それなのに今回のこの騒ぎ。海老蔵と結婚すればもれなく梨園がついてくる。「あなたが側に付いていて、どうしてこんなことになったの!?」と、姑やら周りの有象無象に責め立てられてるのでは......と、まぁ、ひと昔前の安っぽい昼ドラ的世界が展開されるのを期待してしまうのだが。

とんこつラーメンには「美STORY」。安彦を惑わす「40女の発酵臭」

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(C)安彦麻理絵

 昼、一人でとんこつラーメン(特製ねぎとんこつ)を食べた後、ふらりと駅前の本屋へ。数ある雑誌の中から、真っ先に手に取って立ち読みしたもの、それは「美STORY」(光文社)。

安彦麻理絵流、姑とのつきあい方! 極意は「裸の大将」にあった

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(C)安彦麻理絵

 先日、名古屋から夫の両親がやってきた。

 さて。これを読んでる方々は、「アビコさんって一体、姑とはどんなつきあい方をしてるんだろう?」と思っているのではないだろうか......。オレ流・姑とのつきあい方。わたくしアビコが思うに。うまく姑とやっていくためにも嫁は必ずしもそこまで「デキる女」でいる必要がないみたいなのである。何故かといえば、姑という人たちは、どういうわけか非常に「嫁と張り合おう」とするものなのである。

生理前の女はブスメシを求める! 安彦麻理絵が発情したブスメシとは

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(C)安彦麻理絵

――外見の美醜とは無関係に、女なら誰もが心に隠し持つ"ブス"的要素。得体の知れない焦燥にジタバタ悶える女の性。ブスと性から逃げ惑う謎深き女の生態に漫画家・安彦麻理絵が迫る! 

 生理前の女は、なんとなくブスである。顔はムクむし、気分も塞ぐ。それなのに、やたらと食い気だけは過剰に旺盛になって、あからさまに「それはブスだろう」と言いたくなるようなものばかり食べたくなる。