安彦麻理絵×神林広恵×大久保ニューが、「話題のオンナ」をぶった斬り!

<p> 華原朋美、加藤茶の嫁、矢口真里etc……昼夜休むことなくネタを与え続けてくれたオンナたち。そんな彼女たちの功績を讃えようと、サイゾーウーマンに3人の女傑が集結。「悪女の履歴」「女性週刊誌ぶった斬り!」の神林広恵、「オンナのブス論」の安彦麻理絵、そして「美のぬか床」の大久保ニューが、2013年のオンナたちを最大級の愛を込めて野次り飛ばす!</p>

“オシャレ”をまとったエコ男子もどき&ほっこり女子にもの申す!

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(C)安彦麻理絵

 「草食男子」が市民権を得て、ずいぶんたつような気がするが、それならば「エコ男子」はどうだろうか?

 エコ男子……多分「草食男子」ほどメジャーではないかもしれない。けれど、どんな人種かは、なんとなく想像がつくのではないだろうか? 「エコ」というからにはやはり、草しか食ってなさそうな印象を受けるので、草食男子と同じ系統にも見受けられる。しかし、淡白で闘争心がなさげな草食男子とは、何か微妙に違うような気がする。

 私が思う「エコ男子の定義」……それは。地球とか環境問題について真剣に考えている。「浄化」とか「解毒」が好きである。ヨガをやってる。アーユルヴェーダについて詳しい。アースデイに足を運ぶ。自給自足に憧れている。石窯で天然酵母パンを焼く。ベジタリアンである。泥付きの野菜が好きである。農業について関心が高い。「田舎に移住」とか本気で考えている。風邪をひいて熱を出しても、薬で治そうとはしない。日々、「ていねい」を心がけてスローライフを実践中。したがって「会ったその日に勢いでセックス!!」とかはしない、はず。

女のシャンプーとは……残り香を嗅がせたい欲望が消えて思うこと

<p> あれはもう30年も前になるだろうか。当時、中学2年ぐらいだった頃の私が使っていたシャンプー。</p> <p>「恋コロン 髪にもコロン ヘアコロンシャンプー」</p> <p> ……ふざけたネーミングのシャンプーだが、「残り香の良さがウリ」の、若い娘をターゲットにした商品であった。「ハワイ育ちでバイリンガル」という、ほかのアイドルとは一線を画す経歴の、小麦色の早見優がCMに出ていたのを今でも覚えている。</p>

中年女が鏡を見て気づいた、「今年の夏は去年と違う」己の腹周り

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(C)安彦麻理絵

 なんだか大変な事になっている。何が大変って、私の「腹」が。腹が、非常に大変な事態に陥っているのだ。とはいえ別に、子宝に恵まれてしまったわけではない。私の「ドテっ腹の肉」が、なんだかものすごく非常事態になっているのだ。

 「体育座りをすると、腹の肉がものすごく邪魔」……こんなふうに実感するようになったのは、はて、いつの頃からだったろう? 「すごく邪魔」ではなく「ものすごく邪魔」なのである。「体育座りをすると、腹の肉がものすごく邪魔です」友人に、こんな内容のメールをしたためたのは、あれは半年ほど前だったような気がする。気が付けば私は、家で体育座りをするたんびに「イラッ」とするようになっていた。膝を抱えて座ると、太ももと上半身の間で「グニャッ」と分厚い脂肪がグネる。そのイヤな感覚は、なんていうか「ハイチュウを10個くらい口に放り込んで、グニグニ噛んでるうちに、どんどんイライラしてくる」みたいな、なんだかそういう、「噛んでも噛んでも噛み切れず、歯茎に不快を感じる」といった具合の不愉快さに似ている。

甘くて柔らかいもの好きの「ガキ舌」女から、「薬味なしに生きられない」女になること

<p> ふと、無性に寿司が食いたくなり、駅前の回転寿司へ久し振りに行ってみた。20代の頃は、寿司なんてまったく食べたいとも思わなかったのに、この変わり様は何なのか。ナマの魚なんて全然好きでもなかったのに、今では胃袋や舌が、激しく刺身を求める。味覚が、ガキ舌から大人の舌に変わったという事なんだろうか。「中華料理が食べたい」という夫を無理矢理説き伏せ、銀行でお金をおろし(……なんだか食う気満々)、昼前に開店直後の回転寿司へ突入。</p>

チクビやアソコの黒ずみはあきらめ、女40代でシミ消しレーザー治療

<p> 単刀直入に、前戯もなしで、いきなり結論から言わせていただくと</p> <p>「顔にできたシミはレーザーで消す」</p> <p>……これに限る。「今日、新しいホワイトニング美容液を買う予定なの☆」なんて人は、予定を白紙撤回させて、デパートのコスメ売り場ではなく、病院の皮膚科に行った方がいい。効くかどうかもわからないホワイトニングコスメに、ダラダラとお金をかけるのは無駄である。ハゲや水虫と同様に、シミも「お医者さんに相談」した方が手っ取り早いのだ。</p>

「子どものための料理」ではない、己のエゴのための「快楽追求型メニュー」とは

<p> ……どヒマこいてらっしゃる女性の皆さんへ。</p> <p> よかったら、財布を握ってスーパーへ買い物に行きませんか? そこで、鶏肉を買ってください。鶏モモとかムネとか色々ありますが、モモがいいかもしれません。でもまあ、それはお好みで。骨付きをしゃぶりたかったら、それもアリです。量は、ガッツリいっちゃってください。「からあげ用」の最初から切り分けられてるやつ、あれ2パックでも私は足りなかったくらいです。ていうか、熱を通すと肉は縮んで小さくなっちゃいますから、躊躇せず、ガッツリした量をスーパーのカゴにぶっ込んで下さい。大体4人分くらいとか。それから、卵としょうが、ニンニクもお願いします。あとは、酢。普通の酢と、バルサミコ酢。それらもカゴに入れて下さい……バルサミコ酢。今まで一度も買った事がないという方も、いらっしゃるかもしれませんよね、バルサミコ酢。「こんなもの買ったって、余らせるだけなんじゃないの?」なんてブツクサ言わずに買うんです。絶対、買ってソンはありませんから。それから、ビールとかワインとか、自分の好きな酒。絶対、晩酌したくなるはずですから是非買って下さい。</p>

女の数だけ「股間」がある——おばあさん産婦人科医の「女の股間と人生」

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(C)安彦麻理絵

 股間がかゆい。のっけからなんだが、かゆくて困っているのである。市販の、「女性向け股間用かゆみ止め」を塗ってみたが、さっぱり効かない。しかも、かゆいのは股間だけではない。目、顔。花粉のせいで、それこそもう、目なんて、ムヒをグリグリと入念に塗りこみたいほどに痒く涙目、目ヤニで常に腫れぼったくなっている。顔も、ガサガサに荒れて赤らばみ、気が付けばボリボリとかいてるような有様。とてもじゃないが、化粧なんてできるような状態ではない。顔と股間にここまで問題がある女に、新しい恋に出会う資格なんてないだろう(もとより、子持ち・夫持ちの私には、はじめからそんな資格はないのだが)。花粉症持ちの、独身の娘さんにとっては、つらい季節だろうと思う……春なのに、ブス。お花見シーズンなのに、ブス。どこかで新しい出会いが待ってるかもしれないのに、それなのに、ブス。外出時に顔面を覆うマスクは、私にとって「花粉よけ」というよりも「ブス隠し」として重宝している今日、この頃。

姑の手作りマーマレードジャム&納豆を投入、残り物一掃「ジャイアンシチュー」

(C)安彦麻理絵

 最近、「冷蔵庫」にハマっている。冷蔵庫の中を、いかに使いやすく快適な空間にするか、そればかりを考えているのだ。事の発端は、2週間くらい前の休日。子どもが冷蔵庫の中に牛乳をブチまけた事がキッカケだった。

「勝手に冷蔵庫開けるなって言ってるだろ!! ……ああああ、もうイヤだ!! もう、何もかもがイヤになってきた!!!」

などと、目を三角にして鬼の形相で、ドス黒い言葉を吐きながら、渋々ぞうきんで冷蔵庫の中を拭いてたのだが。

粋な70代男子のロマンは、「古民家を改造して蕎麦屋を開業」なのか?

(C)安彦麻理絵

 「宍戸錠の自宅全焼」というニュースに、さりげなくビックリしていたのも束の間、今度は「かんだやぶそばで火災発生」だそうである。やっぱり、なんとなくビックリ。別に、池波正太郎よろしく、この店で粋に蕎麦なんて食った事もないのだが、「焼けた」とか聞くと、何故か「へぇぇぇっっ!?」という気分になってしまうのは、一体何なのだろう。この火事で、133年もの長い間、継ぎ足し継ぎ足し使ってきた、そばつゆの材料となる秘伝の「かえし」というタレも、全て失ってしまったそうで……なんていうか、諸行無常を感じざるを得ない。4代目の店主が涙をこらえながらテレビで謝罪してた姿は、なんだか本当に気の毒だった。

 ところでこの、やぶそばの「火災現場からのリポート」映像は、ちょっと印象深いものがあった。というのも、「いやぁ、残念だねぇ」と、インタビューに答えてた人たちが、皆揃って、「60代とか70代を超えてそうな中高年男性」ばかりだったのだ。要するに「ジジイばっか」という事である。かんだやぶそばの客層って、一体どんなふうだったのだろう? 「やぶそばで女子会」とか、あまり想像つかないし、やはり、圧倒的に「ジジイ率」が高かったのでは? と、思ってしまう。それもなんとなく、「孤独を愛する系」みたいな、そんな、渋くて粋な70代男子とかが多そうである。「蕎麦・日本酒・板わさ」が織りなす世界では、どうしても「ジジイが圧倒的に一人勝ち」のような気がする。20代とか30代の男がコレをやっても、まだまだサマにならないというか。政治の世界じゃ「しじゅうごじゅうは鼻タレ小僧」と言うらしいけど、蕎麦の世界にも似たようなものを感じる。年齢を重ねるにつれて滲み出てくる渋み、深み……アブラっ気が抜けてスルメのように、旨味だけが凝縮されたような、そんな味わい深い男……そんな男に蕎麦が似合う……か、どうかは知らないが、そういう背景を感じさせるせいだろうか? トシをとると、男は「蕎麦に走る」ような気がする。