アンダーヘアの作用をぶっちゃけ過ぎ! 今号の「婦人公論」は男子禁制

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「婦人公論」6月7日号(中央公論
新社)

 これまで「夫に頼りすぎない生き方」「妻たちの婚外恋愛白書」「決意したあなたに贈る離婚講座」などなど、夫から身も心も自由になる生き方を説いてきた「婦人公論」ですが、今号の巻頭特集は、「離婚を踏みとどまった妻たちの『今』」です。離婚をしようと思ったけれども、あえて踏みとどまり妻であり続ける。その先に何があるのか。今、この時期にこの特集ですからね。さぞかし「やっぱり夫と一緒でよかった」「離婚危機を乗り越えたからこそきずなが強まった」といったハートウォーミングな特集になるんじゃないかな......と淡い期待を抱いてしまいます。さっそく中身を見てみましょう。

アソコがハレツしそう! オーガズム体験を赤裸裸に語る「婦人公論」

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「婦人公論」5月22日号(中央公論
新社)

 「婦人公論」今号の巻頭特集は、「40代から始めよう 豊かな人生は老いない心と体がつくる」。アンチエイジング特集なのですが、89歳の瀬戸内寂聴インタビューあり、47歳の南果歩インタビューあり、ダイエットあり認知症予防ありとごった煮状態。何号かに1度はこうした何が言いたいのかわからない散漫な特集がありますね。ということで、今回は特集についての紹介はスルーさせていただきます。では、それ以外のページを見てみましょう。

「婦人公論」の「女の友情」特集に仕掛けられたドロドロの落とし穴

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「婦人公論」5月7日号(中央公論
新社)

 いつも男の存在を軽んじがちな「婦人公論」。今号の特集は「一生ものの友達をつくる」です。「一生ものの友達」というのは、セックス友達ではなく女友達のことです。表紙には「日本に希望を 女性の力を信じて!」と赤字のメッセージ。非常時に当たり、「頼れるものは男ではなく女友達」というメッセージを強烈アピール。友達づくりは筆者個人としてはかなり気がめいるジャンルなんですが、おそらくそう思っている読者が多いからこういう特集が組まれるんでしょうね。仕方ないので中身を見てみるとしますか。

永作博美が「婦人公論」で、"若くあらねば"プレッシャーについて語る

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「婦人公論」2011年4月22日号(中
央公論新社)

 今号の「婦人公論」の特集は「40代からが女の人生の本番です」。表紙にその文字がデカデカと書かれています。そしてその横には、38歳で結婚、39歳で第一子を出産した永作博美が......。なんかイヤ~な予感がします。女優としてすんごく美形というわけでもなく、グラマーでもなく、しばしば「ナチュラル」「自然体」といった形容詞で語られることが多いにも関わらず、「魔性の女」のイメージも併せ持つ永作博美は、しばしば「憧れの女性」として名前が挙がります。しかし、現実には一般の中年女性が「ナチュラル」と「魔性の女」を両立させるなんてぜーーったい無理。だって「ナチュラル」と「魔性の女」を両立させようと目論むその計算高さ自体、全然ナチュラルじゃないですもん。ストレートにナチュラル婆さんを目指すか、魔性婆さんを目指すかどっちかにしたほうが、よほど素直で好感が持てます。筆者個人は、「憧れの女性は永作博美」と言って、男をチラ見しながら無邪気にクシャッと笑うような女は信用しないことにしていますよ。

「夫にはセックスもさせません」、中年婚活の現実を「婦人公論」が特集

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「婦人公論」2011年4月7日号

 今号の「婦人公論」は、「婦人公論」の「婦人公論」らしい部分がギュッと濃縮されている感じ。まだ同誌を読んだことがなくて、「どんな雑誌なのかな」とお思いの方は、今号を読めばよく分かるはず。特集は「40代からの結婚・再婚最前線」、サブタイトルは「ときめきと安定が欲しい」! なんという率直なタイトル!! もともと結婚は女の見栄と欲望がむき出しになる楽しいイベントですが、それに「40代から」という年齢条件がプラスされている。年齢は結婚にどう作用するのか、「婦人公論」ならではの生々しいルポを堪能してください! それでは行ってみましょう。

○○はパンツを脱いでる……「婦人公論」でうさぎとミッツが女性政治家対談

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「婦人公論」(中央公論新社)3月22
日号

 「婦人公論」今号の表紙は戸田菜穂です。ナチュラルボーンお嫁さんって雰囲気で素敵ですよね、この方。女優業も、花嫁修業のひとつみたいな感じでガツガツしてないところがいい。趣味は三味線、小唄、俳句なんだそうです。マジですか。デキすぎです。昨年10月に医師と結婚してリアルお嫁さんになったそうで、中のインタビューでは「毎日が楽しくて(笑)」「結婚っていいなあ、幸せだなあ」とノロケまくっています。これまた医者の嫁ってのがデキすぎ! 以前、ゴジラ松井と噂になったこともありましたが、野球選手は女子アナとグラドルに食い荒らされてますから、医師で正解! そんなこんなで幸せいっぱい、ノロケいっぱい。そのあとのページが「悩みに振り回されず、ラクに生きよう」という特集なのは皮肉ですが、特集自体は何も言うことはありません。悩みがなくなったら、「婦人公論」を読む意味がなくなっちゃうじゃないか!

「an・an」の「UWAKI」表記に対抗? 安部譲二が「婦人公論」で新語発表

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「婦人公論」(中央公論新社)3月7
日号

 今号の「婦人公論」の特集は「スッキリ片付けて心も体も生まれ変わる!」。「断捨離」特集なのかなと思ったら、そう簡単にいかないのが「婦人公論」。アタマのページで芥川賞作家、大道珠貴のインタビューが掲載されているのですが、この断捨離っぷりがハンパじゃない。

 「ものを増やしたくないんです。(中略)天袋も押し入れも、できるだけ空っぽにしておきたいんです」ってところまではまだいいんですが、問題は人間関係。「家族が何よりのお荷物」「自分の生き方を阻むものは親であっても思い切って捨てないと」「親はまだいいのです。傷つけてもへこたれないから。他人がたいへん」「異性であれ同性であれ、一体化を求めてくる人は頑として拒絶します」「子どものころから孤独だけが味方だったんです」って断捨離しすぎでしょ。芥川賞作家はそれでいいのかもしれませんが、読者はこのインタビューのどこを参考にしろと? 節約特集で中村うさぎを登場させたり、前向き特集で安部譲二を登場させたり、毎度、人選が極端というか実用性がないんだよな、「婦人公論」は! 個人的には読者手記の「何と言われようと『汚部屋』の住人です」に激しく共感しました。汚部屋バンザイ。

息子の担任教師と……、「婦人公論」で婚外恋愛に走る女性の実態が明らかに

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「婦人公論」(中央公論新社)2月22
日号

 「婦人公論」前号で、作家の白石一文が「男が結婚する最大の理由は、睾丸で絶えずつくられる精液を排出する相手として女性を一人確保したいから」といった文章を寄せましたが、その逆襲のような特集が今号で組まれています。「40代から始まる 妻たちの婚外恋愛白書」です。「不倫」じゃなくて、あくまで「婚外恋愛」。冒頭で、作家の井上荒野と江國香織(ともにアラウンド50)が「もしも私たちが夫以外の人と恋に落ちたら、どうなるんだろう(江國)」「私は、まず夫に対して『ごめんなさい』と思うだろうな(井上)」「そういう気持ちは恋人に対して持つかも。恋人が若くて独身だったりしたら、なおさら(江國)」などと妄想たくましいオバサントークを繰り広げています。「しらふでここまで話しちゃった(笑)(井上)」だってさ。ばっかばかしい。目玉は、もちろん読者アンケートの結果発表ですよ! ではさっそく見てみましょう。

「女は精液を排出する相手」不妊特集での白石一文のお盛んなご意見

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「婦人公論」(中央公論新社)
2月7日号

 「婦人公論」今号の特集は、「冷えない体作りで女を磨く」。まあ、「日経ヘルス プルミエ」あたりだったら、ごく"まとも"な健康ページになったと思いますが、そうは問屋が卸さないのが「婦人公論」です。冒頭ページは、作家・川上未映子の「冬でも夏でも、端的に、足が冷たいんである」という、小説なのかエッセイなのか判別がつかない散文。とんかつのキャベツを見て、健康オタクだった高校時代の友人を思い出すというトンガった(?)内容で、実用性を求めてこの特集を読んでいる読者にはまったく当てのハズレた内容になっています。続いて掲載されているのは、弁護士・大平光代の「私の体温アップ 10のメソッド」。こちらは実用的であるにはあるのだけども、それよりもまず大平光代が冷え性になったのは、帝王切開した部分の皮膚が溶け出して陥没するという壊疽性膿皮症になり、大量のステロイド剤投与を受けたことが原因だそうで、その冷えたるや、貼るカイロを全身に7枚、冬はもちろん夏も24時間欠かせないというから、世間一般の冷え性とはワケが違う。極道の妻→ホステス→弁護士→極度の冷え性と、波瀾万丈な大平光代の人生が気になって、体温アップメソッドどころではありませんでした。

「婦人公論」で安部譲二が海老蔵に「酒乱は治らないから……」と助言

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「婦人公論」2011年1月22日号(中
央公論新社)

 今号の「婦人公論」の表紙は、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之先生です。肥満した体に和服姿が七福神のメンバーみたいでお正月っぽいです。それにしても、どうして女性誌は江原啓之が好きなんでしょうかね。「婦人公論」なんて、夫婦問題や性の問題についてはやたら現実的なくせに、一方で江原の連載があったり別冊をつくったり、なにかと持ち上げてばかり(今号には特別付録として江原のメッセージカード付き)。夫から自立したいと言いつつ、心のどこかでは何かにすがって生きたいと願う、アンビバレントな中年女子の心の表れなのかもしれません。ほんと、いくつになっても乙女の心って複雑だわ。ちなみに江原先生は中のグラビアでは洋装姿なのですが、白のおズボンがムッチムチパッツパツしていて、そっち方面がお好きな方にはたまらないショットとなっておりますよ。