"3下"の時代!? 「婦人公論」の「年下夫」対談で女のステイタスを再確認

hujinkouron111107.jpg
「婦人公論」(中央公論新社)11月
5日号

 今号の「婦人公論」の特集は、「やりくり上手で質のいい暮らしを手に入れる」です。ご興味のある方は各自でお読みくださいネ。今号はメインよりもサイドメニューがすごいんです! トンカツ、焼き肉、カレー、ラーメンが全部いっぺんにきちゃった、てな感じ。どうするよ、これ。どれをとっても一日の摂取カロリーを大幅にオーバーする、うれしいロシアンルーレットみたいなインタビューがズラリと並んだ「婦人公論」、さっそくいってみましょー!

「毎日明るく生きる」沖縄の夏休みを満喫した酒井法子が「婦人公論」に登場

hujinkouron111022.jpg
「婦人公論」(中央公論新社)10月
22日号

 今号は、まず表紙の杏のポーズがすごいです。「フレーム内に全身を入れるにはあまりに脚が長かったんで、チョイと折り曲げてみました(エヘッ)」といったお茶目なポーズなんですが、真似してみると実際はめちゃくちゃキツくてできません! いや、たとえできたとしても脚の長さが足りないので同じポーズに見えません!! 鏡の前でやってみて、自分がかわいそうになりました。この脚はアニメの妖怪人間ベラより長いんじゃないか、と思いつつ、新スタートのドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系、杏出演)のホームページを見たりして、脚を使った見事な番宣だと気づかされました。そんな今号の特集は「長寿の常識が変わった!」。77歳になった作家・筒井康隆のインタビューやさまざまな健康法が掲載されています。

女の「エロおかず」について赤裸々に語る、突き抜けた「婦人公論」の性特集

hujinkouron111007.jpg
「婦人公論」(中央公論新社)10月
7日号

 ここのところエロい特集がめっきり減ってしまった「婦人公論」(中央公論新社)ですが、満を持して今号は「40代からの『性』を愉しむ」が特集されています。これがとにかくすんばらしいっ! いつものように軽々しく茶化すことができないほど、本当に素晴らしい特集でした。これだけ真摯に性と向き合い、かゆいところに手が届き、文学的で、新しい世界へと読者を誘う性の特集があるでしょうか。いや、ありません。読後の衝撃をかみしめながら、今、この記事を書いています。目を閉じて、何回も反芻して、しゃぶり尽くしたい。この特集こそがエクスタシー。そんな風に思えてきました。それでは中身を見てみましょう。

夫の浮気、借金地獄、顔面麻痺。「婦人公論」の読者ノンフィクションがすごい

hujinkouron0922.jpg
「婦人公論」9月22日号(中央公論
新社)

 今号の「婦人公論」は、年1回恒例の読者によるノンフィクション傑作選。これがまた充実の重苦しい内容ばかりで、読んでいて正直な話、気がめいりました。めいりつつも、目が離せなかった! 自分の半生を書くという陶酔感と、他人の半生を覗き見るという陶酔感が絡み合って、組んずほぐれつ繰り広げられるおんな相撲。落ちているのか上がっているのか、平衡感覚を狂わせられるエクスタシー。そんな感覚です。今号はかなりの危険号だと思います。では、中身を見て見ましょう。

櫻井翔まで! 「死」を語り「幽霊」を語る「婦人公論」よ、どこへ行く

hujinkouron110907.jpg
「婦人公論」9月7日号(中央公論
新社)

 今号の「婦人公論」の表紙は美輪明宏。髪の毛もお召し物も光り輝く黄色でかなりの迫力です。そしてその横には、特集のタイトル「私らしい最期を迎えたい」。なんだか変わった宗教の広報冊子のようにも見えます。ただならぬ雰囲気を醸し出している「婦人公論」、では、中身を見てみましょう。

<トピック>
◎特集 私らしい最期を迎えたい
◎加賀まりこ×櫻井翔 私たちの共通点は悩むよりも走り出すこと
◎誰にも言えないこの世の不思議体験

健康雑誌のような「婦人公論」は役に立つようで役に立たない!

re-hujinkouron0813.jpg
「婦人公論」8月22日号(中央公論
新社)

 暑い日が続きますね。夏なのでパーッとしたいところですが、パーッと何をするか具体的な案がまったく思い浮かびません。寂しいっす。こういうときは「婦人公論」でも読んで、ドロドロしたりムラムラしたりするに限るわ......と思うのですが、今号の「婦人公論」はそんなノリじゃありませんでした。どんなノリか、中身をさっそく見てみましょう。

本気を出した「婦人公論」、杉良太郎のインタビュー記事に号泣

hujinkouron110807.jpg
「婦人公論」8月
7日号(中央公論新社)

 これまで「夫のカレー皿は猫の皿と共用」「夫はお金以外の魅力なし!」「義母の前でよい嫁を演じ、遺産の恩恵にあずかりたい」といった衝撃的な読者体験談を紹介し、自己中、居直り、開き直りをスタンダードとしてきた「婦人公論」ですが、今号の特集はなんと! 「人のために生きる、新しい私に出会う」です。「婦人公論」読者が人のために生きることってあるんですかね。震災後、あらゆるメディアで報じられた「ボランティア」というテーマを、「婦人公論」がどのように扱うのかという点も気になります。では、さっそく中身を見てみましょう。

「40代は自分が主役」と「婦人公論」がバブル世代をズバリ解説

hujinkouron110722.jpg
「婦人公論」(婦人公論新社)7月
22日号

 今号の「婦人公論」の特集は「40代、50代、60代――女の転機を乗りこえる」。なんとなく既視感のある特集タイトルだなと思ってバックナンバーを見てみたら、今年に入ってから「40代からが女の人生の本番です」「40代から始まる妻たちの婚外恋愛白書」といった「40代から」系の特集をすでに4回組んでいました。40代は運命の分かれ道。更年期、親の介護、倦怠期、婚外恋愛、離婚、夫との死別といった数々の転機に、夫に振り回されることなく主導権を握りしめ生き抜く。それが「婦人公論」イズムです。ではさっそく中身を見てみましょう。

自慰とセックスの快感は別物? 「婦人公論」の真面目で明るいセックス対談

hujinkouron110707.jpg
「婦人公論」7月7日号(中央公論
新社)

 最初にお詫びがあります。前回の「婦人公論」6月22日号のレビューで、江原啓之氏がいかに素晴らしい"スピリチュアルカウンセラー"かについてお伝えしましたが、江原氏は今年3月末をもってスピリチュアルカウンセラーの肩書きを「スピリチュアリスト、オペラ歌手」に変更し、「第三幕」を再出発されたのだそうです。すんません。間違ってました。で、今号の「婦人公論」には「私がスピリチュアル・カウンセラーを返上した理由」という独白が掲載されています。ご興味のある方はぜひお読みください。表参道に「ザ スピリチュアリズム・サンクチュアリ」という成金趣味の建物を建てた話や、「霊感商法にご用心」といったことがつらつら語られています。何を感じるかはあなた次第!

被災者の声と守護霊の声を同企画で並べる「婦人公論」の恐るべきセンス

fujinkoron-201107.jpg
「婦人公論」6月22日号(中央公論)

 大地震以降、表紙に「日本に希望を 女性の力を信じて!」というスローガンを掲げている「婦人公論」。しかし、これまで日本に希望をもたらすような特集があったかというと、正直なところそうでもないように思います。全体としては震災前と変わらず、"我欲いっぱい、夫は踏み台""ドロドロぶっちゃけ"路線なのに、取って付けたように震災関連の連載をしたり、タレントに「できることから」なんて語らせたりしてもねぇ~。小手先感が漂うんですよ。人間の性格も雑誌の性格も、そう簡単には変えられませんから仕方ないですね。でも、たまには、我が身の欲望を抑えた「婦人公論」を見てみたい。今回の特集は「主婦が引き出す、家族のちから」なので、ちょっと期待できそうです。