被害者でいたいという自己愛が強い、「婦人公論」の嫁姑特集

<p> 前号において、“夫婦問題は解決しない”という斬新な解決方法を提示してくれた「婦人公論」(中央公論新社)。あれからまだ2週間しかたってないのに、またまた濃い人間関係を持ち出してきました。今号のテーマは「かくも恐ろしい、今どきの嫁姑バトル」。考えてみれば「婦人公論」世代は、嫁であり姑であるという複雑な役割を抱えている人も多い。ここでは一体どちらの立場を語るのか、気になるところです。</p>

「婦人公論」ならではの円熟味、夫婦問題は解決しないことこそ生きる知恵

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「夫はなぜ、私をイラつかせるのか」です。「婦人公論」に登場する夫といえば、モラハラ、マザコン、浮気に経済DV、挙げ句の果てにセックスレスなど、「おもいッきり生電話」のみのさんであれば、「お嬢さん、別れちゃいなさいよ」と無責任に言い放つであろう産業廃棄物でおなじみ。今さら「なぜ」を突きつけることこそ、なぜ? まさか解決方法を模索し、夫婦として和解の道を歩もうとしているとか……? 愚痴や不満は垂れ流せど、だからといって特に行動は起こさない。問題先送りガールズである「婦人公論」読者が、自分たちのイライラ更年期の元凶である「夫」という生き物に向かい合い、見えてくるものとは一体なんなのでしょうか。</p>

投資&年下男! バブル世代を煽りまくる「婦人公論」の罪

<p> お金。それは人生に安定とチャレンジを与えてくれる、かけがえのないもの。しかし「マネー・メイクス・ミー・クレイジー」と浜田省吾先生も歌っていますように、取り扱いを間違うと途端に牙を剥いてこちらに襲い掛かる、恐ろしい生き物でもあります。さて今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「アベノミクスでわが家はどう変わる? いま、お金を増やす人、減らす人」。最近の「婦人公論」は「老後の不安は金では解決できない!」と言ったかと思えば、「げに恐ろしきは女の貧困……」と囁いたり、持ってるっちゃあ持ってる「婦人公論」読者に揺さぶりをかけています。確かに、ちょっと上世代を見れば息子じゃない息子からの「助けて~」に平気で何百万もブッこんでいますし、下世代を見れば夢も希望もないカツカツの生活に悲鳴を上げている人の多いこと……。アベノミクスは、バブルの残滓を引きずるやっかいな40代にとってのアッシー・メッシー・ジュリアナトーキョーとなり得るのでしょうか。</p>

セックスレスが免罪符に? 「婦人公論」から見えてきた性への渇望

<p> 大変長らくのおまっとさんでした! 「婦人公論」(中央公論新社)、今号はみなさんが待ちに待ったセックス特集ですよ。表紙の真木よう子の横にデーンと「<特集>心とからだを癒やすセックス」の文字。登場するメンツも、安部譲二×山田詠美、美保純×湯山玲子、パンツェッタ・ジローラモとハイカロリー。さらに「知らぬは夫ばかりなり」の覆面座談会、バイブ前線2013、読者体験手記は「うちの夫の奇妙な性癖」などなど、女の女による女のための性の饗宴。しかし、アレ? 「婦人公論」のセックス特集は、例えば「婚外恋愛じゃないと燃えない!」とか「本当のオーガズムを知りたいの!」とか、鼻息荒めに「エロを我らに!!」とプラカード掲げるハイテンションのイメージ。しかしながら今回は「癒やし」です。対談の顔合わせを考えると“癒やし”というより“刺激臭”の趣ですが……。</p>

女たちの“不安”という小さな芽を共有し、「婦人公論」は今日も進む!

<p> 日々慌ただしく過ごしていると、目先2、3日の不安が先に立ち、なかなか老後にまで目が向けられずにあっという間に月日だけがたっていきます。しかし今号の特集「老後が不安という『病』、治せます」を読み、「老後を考える=今の生活を直視する」ことであると痛感しました。冒頭の作家・村上龍氏の「希望の種は自分で探し、出会うしかない」は特にオススメ。「不安というのは、とりあえず食べるものがあり、寝るところもあり、伴侶もいるけれど、現状や将来のさまざまなことに対して大丈夫だろうかという感情です。だから不安に感じることを不安に思うことはありません」と語る村上氏。というのも『55歳からのハローライフ』(幻冬舎)の取材で「本当に追い詰められた人、それも特に男性は、不安という感情に蓋をしてしまうということを知った」からなのだとか。一方で女性は「自分なりの小さな喜びや希望を見つけるのが上手」で、不安を表に出すことにもあまり抵抗がないということです。確かに。女同士だと“不安”も立派なトークネタです。</p>

「婦人公論」で野田聖子議員が主張する「中絶禁止の社会」は、“弱い女性”を守れるか

「婦人公論」5月22日号(中央公論新社)  今号の特集は「がん、認知症、肥満を撃退する長寿プラン」。「婦人公論」(中央公論新社)ではアンチエイジングも外見ではなく中身です。大事なのはいかに夫より健康で長生きするかですよ。抗加齢医学の第一人者である白澤卓二氏が監修する本特集ですが、...

子が自立しないのか親が手放さないのか、「婦人公論」にみる親子問題

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「婦人公論」3月22日号(中央公論新
社)

 あまりツッコミたくはないのですが、やっぱり見れば見るほどオカしいので触れずにはいられません。表紙の江原啓之。向かい風に吹かれながらこちらに向かって全力疾走のポーズ、一体誰が喜ぶのでしょうか。「表紙の写真をご覧になって、私の変化に気づいていただけたでしょうか?そうなんです!約20キロのダイエットに成功しました」と江原。すいません、そこには全然気が付きませんでした。でもセンセイ、「霊感が強い人は感受性が強いため、通りすがりの人の『お腹空いた~』という思いや、無念の死を遂げた霊の『死ぬ前にお腹いっぱい食べたかった~』という念をキャッチしてつい食べ過ぎちゃう」みたいなこと言ってませんでしたっけ……。「一食を500キロカロリーに抑え」って、そんなんじゃ腹ペコの霊たちは浮かばれません! 自分の食べ過ぎをさんざんスピリチュアルにすり替えてきたというのに、ここにきて「肉体は、たましいの“乗り物”のようなものですから、ケアは大切ですね」とかどの口が言うか! ここはひとつ、全国の彷徨えるハングリーな霊たちに一斉攻撃していただきたいです。

<トピックス>
◎親の人生を揺るがす「子どもの自立」
◎なぜ、ここまで子どもの手が離れない時代になったのか 齋藤孝×信田さよ子
◎父に確かめ続けた「今、私、大丈夫ですか?」 華原朋美

子が自立しないのか親が手放さないのか、「婦人公論」にみる親子問題

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「婦人公論」3月22日号(中央公論新
社)

 あまりツッコミたくはないのですが、やっぱり見れば見るほどオカしいので触れずにはいられません。表紙の江原啓之。向かい風に吹かれながらこちらに向かって全力疾走のポーズ、一体誰が喜ぶのでしょうか。「表紙の写真をご覧になって、私の変化に気づいていただけたでしょうか?そうなんです!約20キロのダイエットに成功しました」と江原。すいません、そこには全然気が付きませんでした。でもセンセイ、「霊感が強い人は感受性が強いため、通りすがりの人の『お腹空いた~』という思いや、無念の死を遂げた霊の『死ぬ前にお腹いっぱい食べたかった~』という念をキャッチしてつい食べ過ぎちゃう」みたいなこと言ってませんでしたっけ……。「一食を500キロカロリーに抑え」って、そんなんじゃ腹ペコの霊たちは浮かばれません! 自分の食べ過ぎをさんざんスピリチュアルにすり替えてきたというのに、ここにきて「肉体は、たましいの“乗り物”のようなものですから、ケアは大切ですね」とかどの口が言うか! ここはひとつ、全国の彷徨えるハングリーな霊たちに一斉攻撃していただきたいです。

<トピックス>
◎親の人生を揺るがす「子どもの自立」
◎なぜ、ここまで子どもの手が離れない時代になったのか 齋藤孝×信田さよ子
◎父に確かめ続けた「今、私、大丈夫ですか?」 華原朋美

「婦人公論」に射した、笑福亭仁鶴のラブラブ夫婦対談という希望の光

「婦人公論」3月7日号(中央公論新
社)

 今号の特集は「人づきあいで苦労するひと、楽しめる人」。冒頭では作家・阿川佐和子が「相手の心をゆるめるアガワ流会話術 世界中の人と仲良くなる必要はないのだから」と題し、対談で鍛えた“聞く力”の極意を語っています。「リズムよく相づちを/話をうながす『オウム返し』/自分のペースを押しつけない/視線は逸らさず、見つめ過ぎず」というのが“アガワ流、聞き方のポイント”だそうです。ふ~ん。内容とは関係ないのですが、本文中にも「アガワって○○じゃない? と言われる」など度々登場するこの“アガワ”というカタカナ表記。適度な親しみやすさ、適度なぶっちゃけ、適度な若づくり……この“アガワ”表記には、この方の万年お嬢さん体質が表現されているんですね。特に目新しさもないインタビュー内容ですが、「可もなく不可もないことを適度なユーモアを交えて話す=アガワ流」ということはよくわかりました。それでは今号のラインナップから!

<トピックス>
◎人づきあいで苦労するひと、楽しめる人
◎粗末な対応はしない これが私たちの身上です 笑福亭仁鶴×岡本隆子
◎上野千鶴子のニッポンが変わる、女が変える

モラハラされた妻の欲望は娘へ……「婦人公論」西川史子母の闇

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「婦人公論」2月22日号(中央公論新
社)

 「婦人公論」(中央公論新社)今号の特集は、「夫を捨てたい 妻たちの本音」です。「婦人公論」名物“妻(オンナ)たちのだんじり祭り”ですよ! 冒頭の読者アンケートにて、妻たちの7割が「夫に愛情なんてありません」。仮面夫婦期間は平均で12年。その横には「仮面夫婦で干支が一周」の文字が。たとえにも長年このネタを扱ってきた年季を感じさせますね。今号は井上荒野VS岡野あつこによる「夫婦の賞味期限とは?」や川崎麻世の別れぬ理由、片山さつきに松平健、西川史子母の子育てインタビューなどテンコ盛りですので、早速中身を見てみましょう。

<トピックス>
◎夫を捨てたい 妻たちの本音
◎仮面の下に見え隠れする“情”までは捨てられぬ女ゴコロ
◎娘・西川史子に教えた「人生、大切なのは金とコネ」