淫行騒動の小出恵介が浮き彫りにした、女性関係で身を滅ぼす男の特徴

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ついに国連人権理事会で、日本の表現の自由に対し「政府がメディアに直接、間接的に圧力をかけている」との報告がなされた。安倍政権下で行われてきた数々の言論統制について、国際的に非難される事態になったわけだが、しかし問題は安倍政権だけではない。こうした“恥ずかしい”指摘に対し、日本メディアがどう奮起するか、それともしないのか。その自浄作用もが試されている。

第368回(6/8~13発売号より)
1位「小出恵介 30代元主婦が涙の告発&LINE公開『避妊もなし…あの男との悪夢の一夜』」(「女性自身」6月27日号)
2位「香取の20年“終活”と『中居の考えわからない…』稲垣の疑心」(「週刊女性」6月27日号)
3位「息子逮捕で橋爪功が活動自粛する必要がどこにあるのか!」(「女性セブン」6月22日号)

 不倫、薬物疑惑、出家――。さまざまな理由で昨年から相次ぐ芸能人たちの引退、休業だが今回、未成年者との淫行、飲酒問題で芸能活動休止に追い込まれたのが小出恵介だ。これを報じたのは先週発売の「フライデー」(講談社)だったが、その後も女性サイドから金銭を要求されていた、女性が話し合いをドタキャンしたために謝罪会見ができないなど、その背景についての続報が続き、いまだ騒動は燻っている。

 とはいえ、そもそもは小出自身の脇の甘さや、女癖、酒癖、そして女性に対する扱いの悪さが根本にあるのは間違いないだろう。「フライデー」で告発した17歳女性も、「避妊してくれなかった」などの横暴さや、“ベッドマナー”の悪さを証言していたが、その証言を補強し、証明するような告発記事が「女性自身」に掲載された。それが17歳女性とは別の、30代元主婦による告発だ。

 2年半前、小出と一夜を共にしたという元主婦だが、17歳女性と同様に避妊なしで複数回の性行為をされたこと、前戯もほとんどなく挿入されたことなど生々しい証言を行っている。この女性は一晩で、小出と会うことを恐れるようになり、告発したら何か報復されるのではと、恐怖心まで持ってしまったらしい。そして今回、17歳女性の告発を読み、“自分も同じだ”と告発を決意したのだとか。なるほど、女性に告発されるには理由があるんだなと、あらためて思う。

 たとえば政治家が愛人に告発されるのは、多くがお手当てや手切れ金をケチったことが動機になっていたが、今回は“ベットマナーの悪さ”なんだな。どちらにしても女性に対する尊厳や誠実さがなく、横暴、傲慢ってことは共通か。そういえば告発とはちょっと違うが、嵐・松本潤も二股をかけてた葵つかさに対する扱いがひどかった。

 浮気するにしても、愛人にするにしても、“遊ぶ”だけにしても、女性に対するマナーがなってない男は身を滅ぼす。その代償はとてつもなく大きい。今回の小出問題で、それがあらためて浮き彫りになった形だが、著名人、有名人はそれを肝に命じてほしい。自分自身のためにも。

 元SMAP3人の独立が確定! 確かに事実ならスクープだ。

 6月に入り、その去就が注目される元SMAPメンバーたちだが、「週刊女性」が「香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の3人は6月5日、それぞれがジャニーズ事務所本社を訪れて9月をもって退社する旨を伝えた」と報じている。わざわざ“6月5日”と断定しているあたり、「週女」の自信が伺えるし、信憑性は高いのだろう。昨年1月から巻き起こったSMAP独立分裂騒動だが、ついに3人が退社――。そこで俄然注目されるのは、中居正広の動向だ。

 しかし、記事では中居が残留か独立かは明記されていない。その理由は、中居を引き止めるため事務所が“9月までに答えを出せばいい”と特別に優遇措置を取るっているからだとか。中居に対してだけ“もう少し考えてね”と慰留しているってことね。ジャニーズって本当にご都合主義で狡猾だ。

 あらためて振り返っておくと、そもそもSMAP独立騒動は、ジャニーズ事務所の後継者問題が発端だった。メリー喜多川副社長が娘を後継者にすべく、そのライバルと目されたSMAP育ての親であるI女史を追い出しにかかり、同時にSMAPも“出て行って構わない”と公言したからだ。そのため追い詰められたSMAPとI女史が独立に動いた。しかし、土壇場でSMAP利権が惜しくなったメリー副社長が態度を豹変させ、さらに木村拓哉の裏切りが加わった。

 そして意味不明の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での公開謝罪、SMAP解散と続くのだが、その裏で進行していたのが相変わらず売れっ子として活躍する中居の引き止め工作だった。キムタクと中居だけ事務所に残れば、あとはいい。金のなる木だけ残したい。そして最近になって流布されたのが “中居残留説”だ。

 個人的には、ジャニーズの引き止め工作に惑わされず、中居にはぜひ初志貫徹してほしいが、どちらに転ぶか、まだまだ予断を許さないということだろう(ちなみに、この記事の最後には、キムタクが6月4日に、家族とカフェで休日を過ごす様子と写真が紹介されている。5日の独立3人の動向といい、4日のキムタク張り込みといい、「週女」は来たる時に備え、元SMAPメンバーたちの動向をキャッチすべく、万全の体制を取っていることがうかがえる。その成果に期待したい)。

 2世タレントの不祥事が続く中、俳優・橋爪功の長男が覚せい剤で逮捕された。そのため父親の橋爪は芸能活動自粛の意向を示したが、これに対し意外な主張を展開しているのが「セブン」だ。「活動自粛する必要がどこにあるのか!」「メディアがこぞって親の責任を言い立てるのはいかがなものでしょうか」だって。

 もちろんその通りなんだけど、いつもの「セブン」とずいぶん対応が違う。これまで芸能人の子息が不祥事、たとえば、みのもんた次男や高畑淳子長男の事件では “ちやほやされて育った”“贅沢三昧”なんて、さかんに親の責任を書き立て、バッシングしていたんじゃなかったっけ? しかも、記事では高畑を引き合いに出し、説明もなく「その立ち位置とは違う」だって。でも、どう違うの?? 橋爪を擁護する理由がなにかあるのだろうが、芸能マスコミは不条理で、不公平だ。

葉加瀬太郎、口説き文句「愛人になればいいんだよ」発言に出た身勝手さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 恐ろしい。加計学園の「総理のご意向」文書に関し、実名告発しようとした文科省前事務次官に対し、読売新聞が“出会い系バー通い”という記事を掲載したことだ。犯罪を犯したわけでもないのに、こんな情報が大手紙に踊る。前代未聞の“口封じ”。安倍政権下で進む恐怖政治の一端だ。

第365回(6/18~23発売号より)
1位「葉加瀬太郎 路チューも! 赤面の密談愛」(「女性セブン」6月1日号)
2位「菊川怜 新婚早々夫との別居生活3週間」(「女性自身」6月6日号)
3位「ココが変だよ! ニッポンの教育」(「週刊女性」6月6日号)

 葉加瀬太郎、お前もか! 結構驚いた。陽気な愛妻家、恐妻家だと思っていた葉加瀬に浮気疑惑報道。いや、浮気じゃないけどツッコミどころ満載だ。

 妻・高田万由子がイギリス滞在中の日本で、都内の高級割烹で、そしてバーで年上の女性シンガーを口説く葉加瀬。その口説き文句の一部始終を「セブン」は拾う。

「ヤッても変わらないと思うよ。もっと好きになると思う」「おれはずっとお願いしてるんだけどさ……」「愛人になればいいんだよ。おれ、絶対、100%愛人に精力を注ぐ」

 ヤルだの、お願いだの精力だの(精力は違う意味か。笑)葉加瀬の口から次々と飛び出す口説き文句。呆れるより、なんだか笑える。葉加瀬だからか? しかも店から出た2人は、路地裏で目と目を合わせてチュー、だって。しかも2人の会話から、過去にもチューしたことがあるらしい。なるほどね。葉加瀬もフツーの男だったのか。

 だが、冒頭のお前もか! というのは、葉加瀬が女性を熱心に口説いたり、もしかしたら浮気しているかもしれないことに対してではない。葉加瀬が口説き文句の中で、既婚者のシンガーに対し、こんなフレーズを発していたことだ。

「だから愛人になればいいんだよ。そっちの家庭をなんとかしてくれないと」

 なんて身勝手な! これを言葉通りに受け取れば、葉加瀬は自分の家庭は壊すつもりはない。でもこの女性を愛人にしたい。でもって、女性には8年前に結婚した夫がいる。それは嫌だ。独占したい。ほかの男と結婚しているなんてダメ、ってことだろう。自分はあくまで離婚なんかするつもりは毛頭ないし、東大卒で美人で、タレントで女優の妻とよろしくやる。子どももいるし、それがマスコミにも受けているし、離婚なんかしたらイメージダウンだ。でも、でも相手に夫がいるのはイヤ。W不倫なんてありえない! だから女性にだけ“家庭をどうにかして”だって――。

 もうちょっと、進歩的な考えの持ち主かと思ったら、そうでもなかった。結構フツーだった。

 笑顔と涙の結婚報告を、自身が司会を務める『とくダネ!』(フジテレビ系)で発表した菊川怜だが、出るわ出るわ、夫の“隠し子”。今のところ4人だが、驚いたのは菊川の対応だ。報道によると菊川は“すべてを知った上での結婚”だったと伝えられていることだ。しかし額面通りには受け取れないよね。今さら、しかも結婚してしまった直後にこの状況では、“知っていた”としか言えないから。お気の毒。

 そんな菊川だが「自身」によると、結婚して3週間、いまだに同居はしていないらしい。それは事務所も認めているし、お互い忙しい身、さらに騒動まで巻き起こっているから特段不思議なことではない。だが、注目すべきは記事の中で触れられているある“事実”だ。

「いまのところ、結婚を発表した『とくダネ!』では、その後の“婚外子騒動”はいっさい取り扱われていない」

 そうなんだよね。おかしいよね。あれだけ人様のスキャンダルを取り上げているワイドショーが、身内の都合の悪いことになるとだんまりなんて。

 これについて「自身」では婚外子問題は法律に触れてはいないし、菊川には責任のないことだとフォローしている。確かにそうだけど、ワイドショーでやってるよね。法律に触れない不倫問題やら、家族の問題やら、スキャンダルやら。身勝手だよね。ずるいよね。しかも、菊川の結婚は番組で報告したのだから、その後のスキャンダルも報告しなくちゃね。しかし、びっくりするのが、番組関係者のコメントだ。

「(番組の功労者でもある)彼女にあえて嫌な思いをさせたくないというのが、スタッフの総意なんです」

 ワイドショー制作者の意識ってそんなもんなんだろうな。都合の悪いことは無視し、ネグる。そういえば安倍首相の“よいしょ応援団長”として各局のワイドショーでも絶賛売り出し中だった元TBS記者の山口敬之も、準強姦と、官邸ぐるみのもみ消し疑惑まで浮上したが、ワイドショーは完全無視。

 期待する方がバカか。

 最近では力の入った社会派記事に定評のある「週女」だが、今週もすごい! 10頁にわたり、教育問題を掲載しているが、そこで大きく取り上げているのが何かと話題の教育勅語や安倍政権推進の教育支援法について。

「天皇のために死ぬが教育勅語の本質」「子どもたちの教育は『政権の意向』に侵食されてきた」「“能力”はどうあれ、政府が望ましいと決めた振る舞い、心構えをすることに重点が置かれています」

 素晴らしい。必見の特集だ。

離婚した葉月里緒奈の“母親失格”バッシングに響く、辻仁成の「親権」への言及

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 「週刊現代」(講談社)でジャーナリスト岩瀬達哉氏による連載「裁判官よ、あなたに人が裁けるか」がスタートした(今週で3回目)。原発を止めると左遷される、上司に逆らうとパージされる、転勤を断ると出世できないなどなど、裁判官と人事の関係、司法の闇、正義とは決して言えない実態などがあぶり出される骨太のルポ。今後も楽しみにしたい必見の連載だ。

第364回(6/11~16発売号より)
1位「辻仁成『ムスコ飯』(第124飯)」(「女性自身」5月30日号)
参照「独占キャッチ! 葉月里緒菜 『夫と娘を残して…』離婚&奔放愛『魔性の選択』」(「女性自身」5月30日号)
2位「赤西仁 田口淳之介 田原俊彦に続いてメジャー再デビューへ」(「週刊女性」5月30日号)
3位「井上真央 仕事復帰で遠ざかる松潤との春」(「週刊女性」5月30日号)

 今週の「女性自身」がスクープしたのが、葉月里緒菜の離婚と新恋人の存在だ。葉月は2004年に不動産会社の御曹司である男性と再婚し、直後に長女も授かったが、しかし、2年前に離婚、新たな恋人も存在しているのだという。

 ここ数年、葉月は芸能界から遠ざかっていたこともあり、離婚報道は確かにスクープだ。だが、もうひとつ明らかになったのが、現在、葉月の娘は葉月ではなく父親と生活をしていること。記事では「葉月さんが娘を残して家を出たのは、娘の教育などについて元夫と話し合って決めたことだと聞いています」と知人のコメントが挿入されているが、またしても――の予感である。

 そう、ココリコ・田中直樹の離婚騒動でも巻き起こった“母親失格”バッシングだ。

 田中は5月2日、妻で女優の小日向しえとの離婚を発表したが、離婚に際して“2人の息子の親権を父親である田中が持つ”と報じられると、母親の小日向への誹謗中傷、バッシングが巻き起こった。さらに “不倫・妊娠疑惑”まで流布された。もちろん何の根拠もないものだったが、母親が親権を得なかったり、離婚後子どもが父親と一緒に暮らすことになると、母親に対する不当なバッシングが起こるのが、この日本である。

 今回も葉月に対し、同様のバッシングが起こるのでは。そんな危惧を持ったが、「自身」を読み進めると、同じ号に素敵な記事がありました! それが同誌の名物連載コラムとなった辻仁成の「ムスコ飯」だ。

 辻は、今号でココリコ・田中の離婚に言及し、離婚は本人しかわからないし、どんな状況でも5分5分の責任があると前提した上で、こんなことを書いている。

「しかし、お子さんがいる場合ちょっと厄介です。とくに日本の場合、親権はどちらかが持つという『わけのわからない法律』があるからです。養育権というのであればわかりますけど、親権を選ぶという発想が時代遅れじゃありません?」

 拍手! である。さらに、辻は、最近では世界的にもシングルファザーが増えていること、女性の離婚意識が自由になってきたことも指摘している。

 確かに、辻も、親権バッシングのある意味で当事者だった。14年、中山美穂と離婚した際、息子の親権を辻が持ち、また養育も辻が担うことになったが、その際も、中山へのバッシングが巻き起こったからだ。そうした経緯を踏まえても、“親権はわけのわからない法律”という辻の主張は、心に響く。さらに辻は個人的意見として「シングルファザーは悪くない。子供と仕事を両立することで、得られるものが大きい」とも記している。

 辻のような考え方が、広く日本にも浸透してほしい。そして今回、離婚が発覚した葉月に不当なバッシングが起らないよう切望したい。

 2位は「週刊女性」のジャニーズネタ。確かに異変かもしれない。ジャニーズ事務所の逆鱗に触れて“追放”されたはずの田口淳之介に続き、赤西仁もユニバーサルミュージックから、メジャー再デビューするというのだから。

 赤西は事務所に報告なしで黒木メイサとデキ婚し、一方、田口は年上女優・小嶺麗奈と交際するだけでなく、“マスオさん同棲”が事務所の逆鱗に触れ追放されている。でも、田口は今年3月に『スカパー! 音楽祭 2017』に出演、またドキュメンタリー番組『田口淳之介 -TO THE NEXT LEVEL-』(BS12)など、地上波ではないものの、異例の芸能界復帰を果たしていた。

 それに続き赤西も――。

 この異変について、「週女」はSMAP騒動の影響とジャニーズ事務所の影響力衰退を指摘するが、それだけでなくジャニーズJr.の今後のCDデビューが凍結されたり、そのため中居正広が新事務所を作った場合、Jr.も一緒に大量脱退するのではないか、との情報も付随して紹介されている。

 まあ、赤西メジャー再デビューにひっかけて、中居の新事務所の話に無理やり持っていく、という苦肉の記事にも見えるが、驚くのが、この“異変”の中に、田原俊彦までが“挿入”されていることだ。

「今年2月には、田原俊彦もユニバーサルに所属することを発表。約11年ぶりのメジャー復帰だ。相次ぐ元ジャニーズタレントのメジャー所属に、芸能界でも驚きの声が」

 だって。いやいや。赤西や田口ならまだしも、そこにトシちゃん!? 笑えた。

 事務所を移籍して以降、結婚か、芸能界引退かなどと物議を呼んでいた井上真央。その間、恋人である嵐・松本潤の“浮気”も発覚するなど、散々な事態も巻き起こったが、すでに来春公開の映画に出演するなど、芸能界復帰を果たしていたらしい。さらに浮気騒動後も、松潤とは交際を続けているとも。

 記事には結婚より仕事を選んだことで、松潤とのゴールインが遠のいたと指摘されているが、しかし“敵”はそれだけではないと思う。もし嵐の中で結婚が許されるとしたら。井上と松潤の大物カップルではなく、櫻井翔とテレビ朝日アナウンサーの小川彩佳なんじゃないか。そう、密かに思っている。

松田聖子の恋愛観が“確執”の種? 神田沙也加の結婚報じる女性誌の暴論

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!


 ゴールデンウィーク中、家の固定電話に世論調査依頼の音声メッセージが。もちろん受けて立ちました。安倍政権を支持するか? 支持政党は? 豊洲移転問題の是非は? 都知事選で都民ファーストの会を支持するか? 少しでも安倍政権支持率低下の糧になれば幸いなのだが――。

第363回(5/9発売号より)※「女性セブン」は合併号につきお休み
1位「ペアルック直撃撮 神田沙也加 松田聖子と訣別し 父と事務所設立も」(「週刊女性」5月23日号)

参照「松田聖子 沙也加“反逆婚”に激怒『披露宴、出たくない!』」(「女性自身」5月23日号)
2位「寺島しのぶ 『息子に音羽屋名跡を!』“女を呪った”母の闘い」(「女性自身」5月23日号)
参照「寺島しのぶの音羽屋式英才教育」(「週刊女性」5月23日号)
3位「ファンキー加藤 “W不倫”騒動中に授かった第2子ベビーが誕生していた」(「週刊女性」5月23日号)

 ゴールデンウィーク明けの「女性自身」と「週刊女性」では、特集ネタが2つ被ったので、その比較をしていきたい。まずは神田沙也加の結婚に関するエピソード。ともに母親である松田聖子との確執を扱っているが、しかしそのトーンは微妙に食い違う。

 まずは「週女」。沙也加と夫・村田充さんのマクドナルドデート目撃談と、その後の直撃をフックに、いまだ聖子が娘の結婚についてコメントを出していないこと、逆に父親・神田との親密ぶりが描かれるが、注目すべきは、父子の新事務所設立だ。

 沙也加は結婚と同時期に聖子の事務所を離れ、新事務所を設立しているが、記事によると、そこに父親である神田も“移籍”するというのだ。

 新情報、新展開である。しかもこの新事務所の社長は聖子の兄で、住所も前の聖子の事務所と同じ。これは一体! なんとも複雑な家族関係、そして今後の波乱を予感させるものだが、一方の「自身」には、神田の移籍に関する記載はなし。代わって、これまで散々報じられてきた沙也加と聖子の確執、聖子による沙也加の恋愛への干渉の歴史が描かれる。だが、そこにはかなり驚く記述が。それは聖子が今回、沙也加結婚に反対した理由だ。

「『この男、もしかして私の財産目当て?』とまで疑心暗記になっていて、披露宴にも“出たくない”ようです」(音楽関係者のコメント)

 しかも、沙也加の新事務所設立も聖子の差し金で、“夫になる村田さんに自分の稼いだお金が流れる可能性”を阻止するためだと解説するのだ。

 いや~。そんな金銭のこととは思えないけど。さらに首を傾げたくなるのは、心理学者の晴香葉子氏のこんなコメントだ。

「聖子さんが沙也加さんの恋愛や結婚にだけ厳しくされるのは、『自分と同じような苦労をしてほしくない』という親心からでしょう」

 いやいや、どうなの、これ。聖子はそんな殊勝な気持ちはないと思う。そもそも聖子は自分で繰り返してきた結婚や再婚、数々の恋愛遍歴やスキャンダルを“苦労”だなんて思ってはいないはずだ。もちろん後悔などないし、その人生を誇りに思っていると思う。「自分と同じ苦労」なんてちゃんちゃら思っているはずはない(と思う)。あるとしたら毒母にありがちな、娘に対する感情的な束縛、独占欲だと思うけど。

 よって「自身」をランク外の“参照”にしておいた。

 次のネタ被りは寺島しのぶと、その長男・眞秀クン。今月3日の眞秀クンの初お目見えはワイドショーなどでも盛んに取り上げられたが、「自身」「週女」もこの話題を取り上げている。

 眞秀クンは確かに可愛いし、ある種のオーラというか目を引く存在だ。4歳にしてこの貫禄。だがそれ以上にビックリだったのは、今まで見たことのない寺島の表情だった。歌舞伎役者として歩み始めた息子を誇らしく思い、その成長を喜ぶ“母親”としての寺島の柔らかな表情は、女優としての演技とまったく違った一面を見せてくれたものだ。

 ともあれ、「自身」「週女」記事ともに、幼い頃から歌舞伎役者にあこがれてきたが、女性であるが故に果たせなかった寺島の苦悩と、その思いを着実に引き継ぐ眞秀クンの姿を追ったものだ。しかし、もちろん細かいところでは、それぞれ特徴がある。

 まずは「週女」。子どもに自分の思いを押し付けてはいけないと思った寺島だったが、しかし眞秀クン本人はやる気満々だということ、そして眞秀クンが日本語、英語、フランスのトリリンガルだということ、祖父の菊五郎も孫にデレデレなことなど、微笑ましいエピソードが綴られている。

 一方「自身」は、同じく歌舞伎界で話題の市川海老蔵エピソードを投入してきた。

「さらに寺島さんは、この(16年に菊五郎が眞秀クンを抱いて舞台に上がった)團菊祭で海老蔵さんの楽屋にも眞秀くんを連れていきました。そこで『眞秀があなたの大ファンなの。iPadの写真を見せると、いつもあなたのところで手が止まるの』と伝えたところ、海老蔵さんは大喜びだったといいます」

 その後、家族ぐるみでの交友が始まり、海老蔵の長男で眞秀クンと同じ4歳になった勸玄クンとも仲良しになったらしい。普通なら“あざとい”と思われそうなエピソードだが、そう思えないのは、寺島、というより眞秀クンの人徳か(笑)!?

 さらに「自身」ではハーフの眞秀クンへの風当たりが強かったことや、寺島の弟の長男・和史クンの存在と眞秀クンに与えるであろう“今後の影響”などにも言及、歌舞伎界の新たな世代に興味を持たせるなど、より奥深いものとなっていた。よって今回の軍配は「自身」にあげたい。

 そして今週の「週女」トップ特集を飾ったのは、ファンキー加藤の第2子誕生ネタだ。この第2子は、加藤がアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻とのW不倫騒動の最中に授かったことが判明した子どもらしい。そして「週女」は加藤と妻、そして今回生まれた赤ちゃんを含む2人の子どもたちが揃ってお出かけする写真をばっちり押さえている。しかし、直撃取材で向かったのは加藤本人ではなく元相棒のDJケミカルだった。武士の情けか、小さな子どもたちへの配慮か。しかし今回の「週女」の配慮は、嫌いじゃない。

松田聖子の恋愛観が“確執”の種? 神田沙也加の結婚報じる女性誌の暴論

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!


 ゴールデンウィーク中、家の固定電話に世論調査依頼の音声メッセージが。もちろん受けて立ちました。安倍政権を支持するか? 支持政党は? 豊洲移転問題の是非は? 都知事選で都民ファーストの会を支持するか? 少しでも安倍政権支持率低下の糧になれば幸いなのだが――。

第363回(5/9発売号より)※「女性セブン」は合併号につきお休み
1位「ペアルック直撃撮 神田沙也加 松田聖子と訣別し 父と事務所設立も」(「週刊女性」5月23日号)

参照「松田聖子 沙也加“反逆婚”に激怒『披露宴、出たくない!』」(「女性自身」5月23日号)
2位「寺島しのぶ 『息子に音羽屋名跡を!』“女を呪った”母の闘い」(「女性自身」5月23日号)
参照「寺島しのぶの音羽屋式英才教育」(「週刊女性」5月23日号)
3位「ファンキー加藤 “W不倫”騒動中に授かった第2子ベビーが誕生していた」(「週刊女性」5月23日号)

 ゴールデンウィーク明けの「女性自身」と「週刊女性」では、特集ネタが2つ被ったので、その比較をしていきたい。まずは神田沙也加の結婚に関するエピソード。ともに母親である松田聖子との確執を扱っているが、しかしそのトーンは微妙に食い違う。

 まずは「週女」。沙也加と夫・村田充さんのマクドナルドデート目撃談と、その後の直撃をフックに、いまだ聖子が娘の結婚についてコメントを出していないこと、逆に父親・神田との親密ぶりが描かれるが、注目すべきは、父子の新事務所設立だ。

 沙也加は結婚と同時期に聖子の事務所を離れ、新事務所を設立しているが、記事によると、そこに父親である神田も“移籍”するというのだ。

 新情報、新展開である。しかもこの新事務所の社長は聖子の兄で、住所も前の聖子の事務所と同じ。これは一体! なんとも複雑な家族関係、そして今後の波乱を予感させるものだが、一方の「自身」には、神田の移籍に関する記載はなし。代わって、これまで散々報じられてきた沙也加と聖子の確執、聖子による沙也加の恋愛への干渉の歴史が描かれる。だが、そこにはかなり驚く記述が。それは聖子が今回、沙也加結婚に反対した理由だ。

「『この男、もしかして私の財産目当て?』とまで疑心暗記になっていて、披露宴にも“出たくない”ようです」(音楽関係者のコメント)

 しかも、沙也加の新事務所設立も聖子の差し金で、“夫になる村田さんに自分の稼いだお金が流れる可能性”を阻止するためだと解説するのだ。

 いや~。そんな金銭のこととは思えないけど。さらに首を傾げたくなるのは、心理学者の晴香葉子氏のこんなコメントだ。

「聖子さんが沙也加さんの恋愛や結婚にだけ厳しくされるのは、『自分と同じような苦労をしてほしくない』という親心からでしょう」

 いやいや、どうなの、これ。聖子はそんな殊勝な気持ちはないと思う。そもそも聖子は自分で繰り返してきた結婚や再婚、数々の恋愛遍歴やスキャンダルを“苦労”だなんて思ってはいないはずだ。もちろん後悔などないし、その人生を誇りに思っていると思う。「自分と同じ苦労」なんてちゃんちゃら思っているはずはない(と思う)。あるとしたら毒母にありがちな、娘に対する感情的な束縛、独占欲だと思うけど。

 よって「自身」をランク外の“参照”にしておいた。

 次のネタ被りは寺島しのぶと、その長男・眞秀クン。今月3日の眞秀クンの初お目見えはワイドショーなどでも盛んに取り上げられたが、「自身」「週女」もこの話題を取り上げている。

 眞秀クンは確かに可愛いし、ある種のオーラというか目を引く存在だ。4歳にしてこの貫禄。だがそれ以上にビックリだったのは、今まで見たことのない寺島の表情だった。歌舞伎役者として歩み始めた息子を誇らしく思い、その成長を喜ぶ“母親”としての寺島の柔らかな表情は、女優としての演技とまったく違った一面を見せてくれたものだ。

 ともあれ、「自身」「週女」記事ともに、幼い頃から歌舞伎役者にあこがれてきたが、女性であるが故に果たせなかった寺島の苦悩と、その思いを着実に引き継ぐ眞秀クンの姿を追ったものだ。しかし、もちろん細かいところでは、それぞれ特徴がある。

 まずは「週女」。子どもに自分の思いを押し付けてはいけないと思った寺島だったが、しかし眞秀クン本人はやる気満々だということ、そして眞秀クンが日本語、英語、フランスのトリリンガルだということ、祖父の菊五郎も孫にデレデレなことなど、微笑ましいエピソードが綴られている。

 一方「自身」は、同じく歌舞伎界で話題の市川海老蔵エピソードを投入してきた。

「さらに寺島さんは、この(16年に菊五郎が眞秀クンを抱いて舞台に上がった)團菊祭で海老蔵さんの楽屋にも眞秀くんを連れていきました。そこで『眞秀があなたの大ファンなの。iPadの写真を見せると、いつもあなたのところで手が止まるの』と伝えたところ、海老蔵さんは大喜びだったといいます」

 その後、家族ぐるみでの交友が始まり、海老蔵の長男で眞秀クンと同じ4歳になった勸玄クンとも仲良しになったらしい。普通なら“あざとい”と思われそうなエピソードだが、そう思えないのは、寺島、というより眞秀クンの人徳か(笑)!?

 さらに「自身」ではハーフの眞秀クンへの風当たりが強かったことや、寺島の弟の長男・和史クンの存在と眞秀クンに与えるであろう“今後の影響”などにも言及、歌舞伎界の新たな世代に興味を持たせるなど、より奥深いものとなっていた。よって今回の軍配は「自身」にあげたい。

 そして今週の「週女」トップ特集を飾ったのは、ファンキー加藤の第2子誕生ネタだ。この第2子は、加藤がアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻とのW不倫騒動の最中に授かったことが判明した子どもらしい。そして「週女」は加藤と妻、そして今回生まれた赤ちゃんを含む2人の子どもたちが揃ってお出かけする写真をばっちり押さえている。しかし、直撃取材で向かったのは加藤本人ではなく元相棒のDJケミカルだった。武士の情けか、小さな子どもたちへの配慮か。しかし今回の「週女」の配慮は、嫌いじゃない。

木村拓哉、“娘”タブーを解禁の焦り――静香との「母娘写真」に実名表記で報じる意図

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
 朝鮮半島情勢の緊迫と、共謀罪の審議。さまざまな重要課題が浮上する中、森友学園問題はすっかり忘れ去られてしまった感がある。マスコミもしかり、だ。しかし、このまま安倍政権を逃げ切らせていいのか。危機を煽りつつ、お花見や外遊にうつつを抜かす安倍首相に騙される続けていいわけはないと思う。

第361回(4/20~25発売号より)
1位「工藤静香 “パパ似”長女心美ちゃん『難関校の新アイドル』に!」(「女性自身」5月9・16日合併号)
2位「元SMAP独立で揺れるジャニーズ 『6月地殻変動』」(「週刊女性」5月9日16日合併号)
3位「故愛川欽也さん 贈った家で元愛人は新恋人と半同棲」(「女性自身」5月9日16日合併号)

 先週号、表紙・グラビア・特集記事と木村拓哉を持ち上げまくり“キムタク祭り”だった「女性自身」だが、今週もその流れは健在だ。今度はさらに巧妙なからめ手を駆使してきた。それが“娘”の絶賛記事だ。

 そもそも、これまでキムタクにとって、子どもの話題は絶対的タブーだったはず。決して子どもや家庭生活については語ることがなかった、“アイドル”キムタク。しかしジャニーズ親衛隊の「自身」までもが、そのタブーである娘の存在をフィーチャーする。これはSMAP解散がもたらした副産物であり、異変だ。

 しかも、記事では娘たちを “長女・心美”“次女・光希”と実名で紹介、さらに静香ママと並んで歩く次女・光希ちゃんの写真付きというサービスぶり。そして内容は、長女の名門私立校入学をフックに娘たちの絶賛であふれている。

 “高1とは思えないほど大人びた印象”“日本語、英語、フランス語の3カ国語が堪能”“幼少期から習うフルート、ピアノも相当の腕前”“モデルさんのようなスタイル”“目を引く美人”“大人顔負けのファッションセンス”

 はい、はい、そうですか。まあ、アイドル夫妻の間に生まれた裕福な娘たちなんだから、それも当然でしょうよ。

 だが、「自身」の“キムタク娘”絶賛記事を読んでいて、デジャブ感に襲われた。そう、キムタク娘を持ち上げる記事が掲載されるのはこれが初めてではない。今年の「女性セブン」1月1日号でも「静香の娘 『3カ国語ペラペラ海外留学』『フルート奏でて受賞』遺伝子開花率92%の日々を」と題された記事があったから。もちろん「セブン」記事では娘たちを絶賛し、ついでに母親である静香の完璧な子育てをここぞとばかりに紹介していた。

 これまでメディア露出がほぼなかった、タブーな存在だった娘たちを立て続けに“ジャニーズ御用達メディア”が取り上げる。もちろんこの異変はキムタク、そしてジャニーズ事務所のイメージ戦略の方針転換であり、一方ではその強い焦りさえをも感じるものだ。

 SMAP解散後の今年のキムタクはドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)、そして映画『無限の住人』での怒涛のパブ宣伝で露出しまくったが、それだけでは効果が少ない。“裏切り者”のイメージもなかなか払拭できない。こうなったらタブーだった娘の存在を解禁し、動員しちゃえ!! “アイドル”キムタクが、私生活暴露型のタレント一家にならないよう、祈るばかりだ。

 そしてまだまだ予断を許さないSMAP独立派たちの今後について、「週刊女性」が興味深い事実を報じている。それが、芸能界を追放されたI元マネジャーと、その右腕F氏の動向だ。

 このF氏とは、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)スタート以前からI元マネの右腕として奔走してきた人物で、キムタクも“スーパーマネジャー”と信頼。さらにIマネが事務所を辞めた以降は、総チーフマネジャーを任されていた人物だという。しかし、そんなF氏が事務所の強い慰留を断り、今年5月に退社するというのだ。

 さらに記事では、I元マネが6月に新事務所を設立し、そこにF氏も合流する可能性が示唆されている。加えて、先日の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)における香取慎吾、中居正広の解散後初の共演についても、独立に向けたテレ朝対策だったともいう。

 6月にジャニーズ事務所の根底を揺るがす動きがあると、つまり中居らの独立を強く示唆する「週女」だが、そのXデーは本当に来るのか。今後2カ月間、元SMAPメンバーたちの動向に目が離せない。

 ある意味、もっとも女性週刊誌的な記事かもしれない。3回忌を迎えた愛川欽也。その逝去で話題になったのが、「キンキン塾」の看板女優で、愛川の愛人という存在だった。愛川は生前、この愛人女優に5千万円と言われる一軒家をプレゼントしていたが、「自身」によると現在、そこは愛人女優とその恋人との“愛の巣”になっているらしい。しかも愛人女優は、現在、都内の蕎麦屋でアルバイトをしている――。妻のうつみ宮土理は、密葬や偲ぶ会の愛人出席を認めず、今でも怒り心頭のようだが、しかし愛人の方は新たな人生を歩み始めた。愛川、うつみ、愛人。三者のいずれにも切なさを感じる、女性週刊誌の“人生模様”記事だった。

親ジャニーズと反ジャニーズがくっきり――木村拓哉『無限の住人』めぐる女性週刊誌

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 朝鮮半島情勢が緊迫する中、作家・百田尚樹のTwitterがすごい。これまで勇ましい限りの言動をしてきたのに、うろたえて“国内の敵”にテロ宣言をしたり、自分の家族を国外に逃したいと吐露したり。で、結局は自分と家族か、という感想しか持てなかった。

第361回(4/13~18発売号より)
1位「木村拓哉 『無限の住人』露出過多で『ネタバレ』『評価3点』ぶった斬られた!」(「週刊女性」5月2日号)

2位「女性自身」表紙&グラビア「木村拓也×杉咲花対談」/記事「高橋來くん 超自然体感性育てた『大声精神修行』と『米国式ハグ』」(「女性自身」5月2日号)
3位「ピース綾部 苦手な“アレ”でビッグになった夜」(「週刊女性」5月2日号)

 かなり意地悪な記事だ、「週刊女性」(笑)。主人公は我らが木村拓也。絶賛売り出し中である。もちろん天下の国民的アイドルに“売り出し中”という言葉はどうかと思うが、しかし現状はそう見える。ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に続き、映画『無限の住人』での怒涛のパブ宣伝で露出しまくりなのだから。そんな現状を「週女」ではこう紹介されている。

「今回のように木村さんほどの大物が熊本、広島、新潟、仙台など普段なら対象外の地方都市部を回ることはないでしょう。さらに、それぞれのローカル局の独占インタビューにも応じるサービスぶり」(映画配給会社関係者)

 さらに記事では、映画雑誌の表紙は軒並み“キムタク表紙”であり、これまでは難しかった独占取材も表紙込みならOK! という出血大サービスぶりを伝えるのだが、もちろんジャニーズキラー「週女」ならではの皮肉混じり。さらに意地悪なのが、こうしたキムタクの露出ぶりを目一杯紹介しながら、それが逆効果だと指摘しているところだろう。

「宣伝で予告編や出演者インタビューを何度も見せられる。話題になるほど、お客はもう映画を見なくてもいい気分になるおそれがあります」(映画雑誌編集者)

 確かにそうだけど、そんなにはっきり言わなくても(苦笑)。そして「週女」はさらに突っ込んだ。“ネタバレ”を危惧するふりをしながら、決して言ってはならない“映画のある問題”について言及しているのだから。

 それについては、ぜひ記事を読んでほしいが、これほどコケにされる“SMAP”亡き後のキムタクって……。

 そして、「週女」が皮肉混じりで指摘した通りの、キムタク礼讃キャンペーンに加担しているのが、同日発売の「女性自身」だ。

 表紙がキムタク、さらにトップグラビアでも『無限の住人』で共演している杉咲花との対談企画を持ってきた。もちろんキムタクを持ち上げまくり、大絶賛だ。

 “撮影現場で全身全霊でぶつかり合った”“信頼し合っているもの同士の空気!”

 そんなリードで始まる対談には、キムタクと杉咲のツーショット写真が7枚も。しかもそのひとつでは、キムタクが杉咲の方に手を回し――。大サービスである。

 だが驚いたのは、さらにキムタク関連記事が存在したこと。それがNHK朝ドラ『ひよっこ』の特集だ。もちろん『ひよっこ』に、キムタクは出演していない。でも関係があったんですよね。それがヒロイン・有村架純の弟役で子役の高橋來くん。そう、來くんはキムタクドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)に出ていたのです。だから「自身」では、來くんの天才子役ぶりや、母親の子育てぶりをクローズアップしながら、『アイムホーム』での來くんとキムタクの撮影エピソードを美談仕立てで紹介しているのだ。タイトルにも“木村拓也もベタ褒め!”と挿入し、さらに『アイムホーム』の時と思われる写真(來くんがキムタクの膝の上に座っている微笑ましいカット)まで掲載した。

 手が込んだ、キムタク祭りの「自身」。親ジャニーズ、反ジャニーズのコントラストを見事見せつけた今週の女性週刊誌2誌だった。

“(アメリカに)行く行く詐欺”“相方格差で逃避”なんて揶揄されているピース・綾部祐二。しかし、この記事を読んで応援したくなった。

 綾部と芸人仲間の壮行会。しかし店の外には怪しい車が。マスコミか!? だが、綾部は“サービスしよう”と又吉直樹と腕を組んで店を出たという。いい奴だ。しかも、その後のエピソードもいい。いつまでたっても、写真や記事がどの週刊誌にも載らなかったんだって。

ジャニーズの制約と重圧――香取慎吾の「隠し子」疑惑をめぐるいくつものエピソード

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 福島原発での子ども避難者のいじめ問題が次々と発覚している。先日は、今村雅弘復興大臣が自主避難者について“自己責任”と言い放っていたが、今村大臣の、つまり政府のこうした認識が、社会全体に蔓延し、卑劣な差別やいじめにつながったのだと思う。被害者が誰で加害者が誰なのか。そんな当たり前のことすら今、忘れ去さられようとしているのか。

第360回(4/7~11発売号より)
1位「香取慎吾 『私の隣に家族3人で住んでいました!!』(「週刊女性」4月25日号)

2位「浅田舞 浅田真央も! 母の“姉妹差別”苦悩告白」(「女性セブン」4月20日号)
3位「ロンブー田村淳 “家族第一”“脱・夜遊び”決意の5億円マイホーム新築」(「女性自身」4月25日号)

 今年に入って元SMAP、しかも独立派のスキャンダルが続いているが、その中でも「週刊文春」(文藝春秋)が報じた香取慎吾の“隠し子疑惑”は超ド級だった。

 しかし最大の謎は、いくらジャニーズとはいえ、長期にわたり子どもの存在を隠せるものなのかということだ。香取の“謎の少年”問題を取り上げた「週刊女性」では、徹底した秘密主義の香取だからこそ、簡単にバレなかったのだと記される一方で、これまで見られた“隠し子”の予兆とも思われるエピソードが紹介されている。

 1998年に購入した横浜の一軒家。2階の出窓にぬいぐるみが置かれていた。2008年、六本木のマンションに住んでいた香取とその恋人・A子さんの間に、子どもがいるのではとウワサされた。11年、香取のマンションの隣人が「小学生くらいのお子さんも一緒だった」と証言。マンション内では、香取と子どもが仲良くする姿がよく目撃されていた。さらに、ファンの間でも隠し子疑惑がささやかれるなど、予兆は確かにあったのだ。しかし、これまでマスコミは表立って、これを報じていない。

 もちろんそれはジャニーズタブーの存在であり、SMAP、そして香取というアイドルイメージや“商売”を守るためだったのだろう。だが個人的に心配なのは、こうした芸能界のいびつな構図以上に、長期にわたる“隠蔽”が子どもに与えた影響だと思う。

 「週女」記事によれば、香取とA子さんの間に子どもができたとすると、その時期は木村拓哉に長女が生まれた直後の02年ではないかとされる。ということは、現在15歳。そして生まれた直後の5年間、母子はマスコミの目を避けるようにハワイに移り住んでいたという。帰国は07~08年。となれば、少年は日本で小学、中学と学校生活を送っていたということだ。

 しかもA子さんの存在は、これまでもマスコミ報道されたこともある女性だ。周囲の人間は“香取の恋人”と認識していた。そんな中、大人たちは大人たちの事情で、子どもの存在を隠した。マスコミもジャニーズタブーの前で沈黙した。しかし“ないことにされ続けた”当事者である少年はそれをどう思い、どう感じていたのだろう。

 “お父さんがアイドルだから”。そんな理由で自分の存在、父親の存在、出自を秘密にしないといけない。幼い子どもが、そして15歳になった少年が、そんな重圧を背負わされていたことになる。友達との会話で父親のことが話題になることもあるだろう。そんな時、少年はどう答えていたのか。嘘を言わざるを得なかったのか。父親と外で一緒に遊びたくても、それはかなわない。そう考えると、心が痛む。しかも、同じSMAPであるキムタクの子どもたちは世間に認知されているのだ。それを少年はどう感じていたのか。

 香取にしても、さまざまな葛藤があったに違いない。でも、結婚も認知もできない。疑惑が報じられるとテレビで「友達の子ども」と抗弁するしかない。

 もちろんそれは“隠し子が本当ならば”という前提だが、これまでの報道を見るとそのように思える。

 アイドルだから、ジャニーズだから。そんな理由で個人的自由を制約され、重圧を課せられる。香取が率先して独立したいと決意したとしても、無理からぬことだったのかも。

 浅田真央が現役引退を表明し、マスコミはこれを大々的に報じている。その直前に発売されたのが「女性セブン」の浅田真央、舞の“姉妹差別”記事だ。当然、「セブン」は引退を知らずにこの記事を作ったはずだが、結果タイムリーなものとなっている。

 記事では3月26日放送の『マルコポロリ! 芸能界残酷物語SP』(関西テレビ)に出演した舞が、フィギュアで頭角を現した真央との確執、そして母親から「妹には会わないで」と告げられたという“告白”をしたが、これを受け、母親からの“姉妹差別”について考察が行われる。

“動物的行動では姉妹に格差をつけるのは合理的”“子孫を残す生物学的に考えれば優れた子の養育に力を注ぐのは母親の本能”。そんな解説から始まり、差別された女性の証言、小林麻央、麻耶姉妹など有名芸能姉妹のケースなどが紹介されるが、とはいえ浅田家の場合、かなり特殊だろう。

 何しろ、妹の真央は国民的アスリート。幼い頃からフィギュアそのものだけでなく、その愛くるしい笑顔が多くの人々を魅了してきた。一方の舞もキリッとした美人で、同じくフィギュアを目指したが、しかし妹にはかなわなかった。

 そして舞が真央について語ったのは今回が初めてではない。15年3月には水着姿を披露した写真集『舞』(集英社)出版に際し、真央と「めちゃくちゃ仲が悪かった」ことを告白、さらに自身荒れた生活についても赤裸々に語っていた。また昨年7月に「婦人公論」(中央公論新社)インタビューでも、妹への感情は母親との関係にあったことを語っている。

 確かに偉大な妹と、その才能に期待し自身の人生さえをかける母親を前に、心が折れてしまうのは仕方がないと思える告白の数々だった。そんな確執も母親・匡子さんの死がきっかけとなって氷解した。そして、その確執を乗り越え、自らの口でそれを語るのは、タレントとして芸能界で生きようと決意した舞にとっては必然だったと思う。姉妹差別を考え、それを乗り越える術を示したことも、多くの人々に勇気を与えたと思う。

 しかし、ネットでは舞が“家族ネタ”で話題を引っ張っている、などという誹謗もされている。しかしタレントなんだから、しかもそれほどランクが高くないんだから、家族ネタを切り売りするのは当然だ。しかも妹が国民的アスリートなのだから“使えるものは使う”。それが芸能界ってものでしょう。今後も妹ネタで頑張れ、舞!

 これはスクープだ! ロンドンブーツ1号2号・田村淳が赤ちゃんを抱いて、カメラ目線で睨んでいる! 結婚しても仕事第一のはずの、亭主関白宣言の淳が! この写真は見るべきだと思う。本人は嫌だろうから特に、必見だ。

ワイドショーとは一線を画す、「週刊女性」の森友学園問題に対する報道姿勢

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またしても――。3月27日、ニューヨーク国連本部で始まった“核兵器を法的に禁止する初めての条約の制定を目指す交渉”に、日本が不参加を表明した。「核兵器なき世界に反対」のトランプ米大統領に追随した形だが、すでに昨年10月の国連総会第一委員会でも、交渉のスタート自体に日本は反対していたからね。唯一の原爆被爆国で、しかも原発事故を巻き起こした日本。これでいいはずはない。

第358回(3/24~28発売号より)
1位「昭恵さん国会で反論したらどうですか?」(「週刊女性」4月11日号)
2位「木村拓哉 『脱SMAPへ』5月初めてのリセットLIFE」(「女性自身」4月11日号)
3位「有働由美子 『もう結婚はいい…』縁結びお守り100個の無益」(「女性自身」4月11日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 籠池泰典氏の証人喚問でも止まらない森友学園問題。ワイドショーも連日この問題を取り上げ続けているが、そんな中で失笑ものなのが、いまだ必死に安倍晋三首相や昭恵夫人を擁護する“御用コメンテーター”の存在だ。

 その代表格が “ワイドショー広報マン”の異名を持つ田崎史郎氏と、元TBS政治部記者の山口敬之氏だ。そんな“籠池氏は嘘つき”というイメージ操作に必死な2人の傍らによく見かけるのが、政治評論家の有馬晴海氏だ。安倍首相ベタベタで奇妙な擁護論理を振りかざす2人とはバランスを取ろうとしているが、いかんせん引きずられている印象が強い。しかし、雑誌では違った。

 「週刊女性」がトップ特集で取り上げた森友学園問題の記事で、有馬氏はワイドショーのコメントとは一味違う意見を繰り出している。

「いまのところ籠池氏の作戦勝ちといえるでしょう」「籠池氏はとてもウソをついているようには見えないという声が意外と多いんです」「(昭恵夫人が証人喚問されれば)政権にダメージを与える可能性があります」

 ほほう~。しかもこの特集全体としても、ワイドショーの“安倍よいしょ”とは一線を画した冷静さが目立つ。例えば、籠池氏の証人喚問にしても、自民党や公明党が籠池氏のウソを印象付けようとしたのに対し、「余計に籠池氏の振る舞いが落ち着いて見えた側面もある」「役者が一枚上手だった」などなどだ。

 いよいよ、女性週刊誌も森友問題に本格参戦と期待が高まるが、しかし残念なのは、本題の格安国有地問題にはあまり踏み込んでいないこと。今回の問題の核心は、国有地が8億円も値引きされタダ同然で払い下げられていたことだし、安倍首相や許認可の責任者である松井一郎大阪府知事をはじめとする政治家、そして国有地を直轄する最高責任者である当時の財務省・迫田秀典理財局長(現国税庁長官)といった官僚たちの関与が指摘されていることだろう。しかし記事では、この部分の言及がほとんどないのが残念。

 まあ、タイトルからして昭恵夫人をクローズアップしたもので、やはり同日発売の「女性自身」も「昭恵夫人 姑洋子さんが面『ケジメとり!』」と夫人をメインに持ってきている。女性週刊誌としての切り口としては“あり”かもしれないが、今後は、ワイドショー的なものとはさらに違った特集を期待したい。原発など社会的な事象に切り込む良記事が多い「週女」だからこそ、だ。

 先週、木村拓哉主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の全話平均視聴率が14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だと大はしゃぎしていた「女性自身」だが、今週も引き続き、このネタを引っ張っている。今度は“有終の美”を飾ったらしい『A LIFE』の打ち上げの模様を、感動的に描きだした。

 いわく、キムタクが会場に一番乗りした。会場で映し出されたドラマ最終回を見て、みんな泣いた。二次会の終わりに、店の出口に幔幕を掲げキムタクを気遣った――などなど。

 あくまで記者が目撃した“主観”だからご勝手に、というところだが、キムタク礼賛の記事のはずの中に、ある意味深な“情報”が織り込まれていた。

「じつは、5月からの木村さんのスケジュールがぽっかり空いているんです。こんなことは珍しいんじゃないでしょうか」

 “独立派”メンバーでなく、キムタクのスケジュールが空? 草なぎ剛や稲垣吾郎が干され始めているという話題は多いが、キムタクが!?

 「自身」は、『A LIFE』の“成功”でオファーが相次いでいるが、しかしリフレッシュ期間だと、スケジュールの空白を好意的に解釈しているが、気になる情報だ。ジャニーズ事務所と元SMAPメンバーたちの契約更新が9月に控える中、まだまだ波乱が起こりそうな元SMAPである。

 「女性自身」がNHK・有働由美子アナの48歳の誕生日翌日に直撃取材を敢行した。もちろん結婚について聞くためだ。だが飛び出したのは“結婚願望がなくなった”というまさかの衝撃発言。さらに直撃に答える有働アナは、実に格好よかった! 詳細はぜひ雑誌で(笑)。

ワイドショーとは一線を画す、「週刊女性」の森友学園問題に対する報道姿勢

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 またしても――。3月27日、ニューヨーク国連本部で始まった“核兵器を法的に禁止する初めての条約の制定を目指す交渉”に、日本が不参加を表明した。「核兵器なき世界に反対」のトランプ米大統領に追随した形だが、すでに昨年10月の国連総会第一委員会でも、交渉のスタート自体に日本は反対していたからね。唯一の原爆被爆国で、しかも原発事故を巻き起こした日本。これでいいはずはない。

第358回(3/24~28発売号より)
1位「昭恵さん国会で反論したらどうですか?」(「週刊女性」4月11日号)
2位「木村拓哉 『脱SMAPへ』5月初めてのリセットLIFE」(「女性自身」4月11日号)
3位「有働由美子 『もう結婚はいい…』縁結びお守り100個の無益」(「女性自身」4月11日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 籠池泰典氏の証人喚問でも止まらない森友学園問題。ワイドショーも連日この問題を取り上げ続けているが、そんな中で失笑ものなのが、いまだ必死に安倍晋三首相や昭恵夫人を擁護する“御用コメンテーター”の存在だ。

 その代表格が “ワイドショー広報マン”の異名を持つ田崎史郎氏と、元TBS政治部記者の山口敬之氏だ。そんな“籠池氏は嘘つき”というイメージ操作に必死な2人の傍らによく見かけるのが、政治評論家の有馬晴海氏だ。安倍首相ベタベタで奇妙な擁護論理を振りかざす2人とはバランスを取ろうとしているが、いかんせん引きずられている印象が強い。しかし、雑誌では違った。

 「週刊女性」がトップ特集で取り上げた森友学園問題の記事で、有馬氏はワイドショーのコメントとは一味違う意見を繰り出している。

「いまのところ籠池氏の作戦勝ちといえるでしょう」「籠池氏はとてもウソをついているようには見えないという声が意外と多いんです」「(昭恵夫人が証人喚問されれば)政権にダメージを与える可能性があります」

 ほほう~。しかもこの特集全体としても、ワイドショーの“安倍よいしょ”とは一線を画した冷静さが目立つ。例えば、籠池氏の証人喚問にしても、自民党や公明党が籠池氏のウソを印象付けようとしたのに対し、「余計に籠池氏の振る舞いが落ち着いて見えた側面もある」「役者が一枚上手だった」などなどだ。

 いよいよ、女性週刊誌も森友問題に本格参戦と期待が高まるが、しかし残念なのは、本題の格安国有地問題にはあまり踏み込んでいないこと。今回の問題の核心は、国有地が8億円も値引きされタダ同然で払い下げられていたことだし、安倍首相や許認可の責任者である松井一郎大阪府知事をはじめとする政治家、そして国有地を直轄する最高責任者である当時の財務省・迫田秀典理財局長(現国税庁長官)といった官僚たちの関与が指摘されていることだろう。しかし記事では、この部分の言及がほとんどないのが残念。

 まあ、タイトルからして昭恵夫人をクローズアップしたもので、やはり同日発売の「女性自身」も「昭恵夫人 姑洋子さんが面『ケジメとり!』」と夫人をメインに持ってきている。女性週刊誌としての切り口としては“あり”かもしれないが、今後は、ワイドショー的なものとはさらに違った特集を期待したい。原発など社会的な事象に切り込む良記事が多い「週女」だからこそ、だ。

 先週、木村拓哉主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の全話平均視聴率が14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だと大はしゃぎしていた「女性自身」だが、今週も引き続き、このネタを引っ張っている。今度は“有終の美”を飾ったらしい『A LIFE』の打ち上げの模様を、感動的に描きだした。

 いわく、キムタクが会場に一番乗りした。会場で映し出されたドラマ最終回を見て、みんな泣いた。二次会の終わりに、店の出口に幔幕を掲げキムタクを気遣った――などなど。

 あくまで記者が目撃した“主観”だからご勝手に、というところだが、キムタク礼賛の記事のはずの中に、ある意味深な“情報”が織り込まれていた。

「じつは、5月からの木村さんのスケジュールがぽっかり空いているんです。こんなことは珍しいんじゃないでしょうか」

 “独立派”メンバーでなく、キムタクのスケジュールが空? 草なぎ剛や稲垣吾郎が干され始めているという話題は多いが、キムタクが!?

 「自身」は、『A LIFE』の“成功”でオファーが相次いでいるが、しかしリフレッシュ期間だと、スケジュールの空白を好意的に解釈しているが、気になる情報だ。ジャニーズ事務所と元SMAPメンバーたちの契約更新が9月に控える中、まだまだ波乱が起こりそうな元SMAPである。

 「女性自身」がNHK・有働由美子アナの48歳の誕生日翌日に直撃取材を敢行した。もちろん結婚について聞くためだ。だが飛び出したのは“結婚願望がなくなった”というまさかの衝撃発言。さらに直撃に答える有働アナは、実に格好よかった! 詳細はぜひ雑誌で(笑)。