吉本興業の隠蔽、恫喝体質より宮迫の“鬼嫁”を報じる「女性自身」の“弱いものいじめ”

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 日曜日に行われた参院選。気になるのが「改憲勢力」の議席だが、改選前にくらべて6議席ダウン。でも、安倍首相は「連立与党で71議席、改選議席の過半数を大きく上回る議席をいただきました」だって。息をするように嘘をつく。いつものことだけど。

第468回(7/18〜7/23発売号より)
1位「宮迫博之 “闇営業”への暴走のカゲに『“鬼嫁の財布管理がキツすぎる…』」(「女性自身」8月6日号)
参照「宮迫博之 『引退は考えていない』逆境からの“復活プラン”とは!?」(「週刊女性」8月6日号)
2位「中居正広 『苦渋の欠席!』木村拓哉の“隣の空白”と『僕の本当の居場所』」(「女性セブン」8月1日号)
3位「『金スマ』スタッフが女性出演者を盗撮していた!」(「週刊女性」8月6日号)

 いやはや。すごい展開になってきた吉本興業の闇営業事件。契約解消された雨上がり決死隊・宮迫博之と謹慎中のロンドンブーツ1号2号・田村亮が7月20日に記者会見を行ったが、そこで語られたのは吉本興業の隠蔽、恫喝体質というあまりにもひどい実態だった。さらにこれを受け、昨日22日には吉本興業の岡本昭彦社長が会見を開いたが、これまた謝罪にも釈明にもならないひどい代物。さすがのワイドショーも吉本興業、そして岡本社長を批判する事態となっている。

 今週の女性週刊誌では締め切りの関係上、岡本会見は間に合わなかったが、「女性自身」と「週刊女性」が宮迫と亮の会見を記事化している。しかし、これがひどい。

 まずは「週刊女性」。会見で2人が語った吉本興業の対応、岡本社長の恫喝ぶりを紹介はしているのだが、それに対して突っ込んだ論評をするわけでなく、「気になるのは、今後の宮迫や亮の復活プラン」として、テレビ出演は難しいだとか、飲食経営だとかを“推測”する始末。会見で語られた吉本興業の体質や、吉本自体と反社会勢力との関係について、さらに株主となっているテレビ局との関係など、もっと取り上げるべきことがあると思うが、それらは完全にスルーされている。でもって、飲食経営ってどうなのかと思うが、しかし「週女」は岡本社長の発言をある程度取り上げただけましかもしれない。というのも「女性自身」はさらに唖然とする記事を掲載しているからだ。

 「自身」記事には、亮が会見を懇願した際、岡本社長から「やってもええけどそんなら全員連帯責任でクビにするからな」と言われたとの記述はあるが、それだけ。代わって大きなウエートを占めるのが、宮迫の闇営業と“鬼妻”の関連についての記述というすごい展開だ。

 いわく、売れっ子の宮迫が闇営業という暴走を続けたのは嫁が財布を握り、宮迫は小遣い制だったから。金遣いが荒く、後輩芸人と飲みに行くと10万~20万円は散財する。時計好きで知られる宮迫は高級時計に高額をつぎ込んでいる。よって嫁に頭の上がらない宮迫は、軍資金が必要で闇営業に手を出した――。そして、なぜか宮迫の母親を直撃する「自身」。

 今回の問題の本質である吉本興業自体ではなく、宮迫の嫁をクローズアップして、その挙句、実母を直撃するなんて――。まさに弱いものいじめとしか言いようがないが、しかし今回の闇営業問題でクローズアップされたのは、芸能マスコミの“弱いものいじめ”の体質かもしれない。そもそも問題発覚当初、カラテカの入江慎也だけを切り捨て、売れっ子の宮迫らを厳重注意処分で済ませたのは吉本興業だ。そしてマスコミも吉本興業の言い分に丸乗りし、売れっ子の宮迫を擁護するかのような報道を展開した。金銭授受が明らかになると、「嘘をついていた」と宮迫らを批判するようになるが、しかし吉本興業について追及することはなかった。さらに今回、岡本社長が大きくクローズアップされたことで批判の矛先となっているが、しかし、吉本興業の本当の支配者、“ドン”である大崎洋会長の責任については、ほとんど言及さえされていない。挙句、「自身」の切り口が“鬼嫁”で、「週女」は“復活プラン”って――。

 おそらく22日の岡本社長会見を受け、引き続き女性週刊誌もこの問題を報じるだろう。そこで吉本興業の体質や大崎会長の存在がきちんと取り上げられるか否か、無理だと思うけど、一応注視したい。

 ジャニー喜多川社長の逝去で、またしても浮かび上がってきた中居正広の独立問題について「女性セブン」が報じている。中居がジャニー社長の家族葬を欠席したこと、これまで14年続けてきたTBSの五輪関連番組の総合司会が東京五輪では中居から安住紳一郎アナに代わったこと、また『音楽の日』(TBS系)で中居の後輩を見る目が潤んでいたなど、その振る舞いが“最後の奉公”に見えたこと、などなどが紹介されるが、もちろんこれまでの“中居独立推測記事”同様、その決定打はない。

 おそらく今後も、何かあるたびに蒸し返されるんだろうな、中居独立説。今回、ジャニー社長の逝去だけでなく、ジャニーズ事務所が元SMAP3人に圧力をかけた疑いで、公正取引委員会から注意を受けたことでも、中居独立の障害がなくなったという報道もあった。マスコミにとって、ネタがなくなったときの中居。独立報道はそんな立ち位置になりつつある。

 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の制作会社スタッフが撮影スタジオの控え室に隠しカメラを仕込み、女性出演者を盗撮していた。そんなショッキングな記事を「週刊女性」がスクープしている。盗撮があったのは2年ほど前のことで、制作会社もTBSもそれを認めている。記事には『金スマ』ADの過酷な長時間労働や、制作会社の給料の低さなどに大きく誌面を裂き、過酷な労働で魔がさしたのか、なんて解説していたけど、それ、関係ないじゃない。また「週女」はその証拠物でもある盗撮動画を入手しているようだが、どこから流出したのか。取材当時は警察沙汰にはなっていないようだし、気になる。

片岡愛之助・紀香夫妻の“洗脳”疑惑報道における、記者への異例な対応

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 闇営業問題が尾を引く吉本興業だが、今週立て続けに大崎洋会長がメディアの個別取材に応じた。で、辞任はしないって。で、今後も芸人と契約書を結ばないって。無責任ブラック。

第467回(7/11〜7/16発売号より)
1位「片岡愛之助夫妻を侵食する『深夜密会』の美人霊能師」(「女性セブン」7月25日号)
2位「ジャニー喜多川さん逝去 “父”なき事務所ノムコウ」(「週刊女性」7月30日号)
3位「嵐と関ジャニ∞日テレ『特番』で『SMAP熱唱』が許された理由」(「女性セブン」7月25日号)

 気になるスクープが飛び込んできた。それが「女性セブン」が報じた片岡愛之助と紀香夫妻の“洗脳”疑惑だ。これまで芸能界では、さまざまな洗脳騒動が巻き起こってきたが、今回は――。

 記事によると愛之助が週に1度通うマンションがある。そこには女性セラピストAさんの住居兼ヒーリングサロンだという。Aさんはスピリチュアルの世界では有名らしく、“魔女”とも呼ばれる人物。マッサージだけでなくオーラや魂が浄化される霊視やタロット占いもしているらしい。心も体も癒やすことができる凄腕――。こうして言葉を並べているだけでも怪しい。だがそんなAさんに愛之助が心酔し、足繁く通うだけでなくそこに5時間も滞在し、歌舞伎関係者は心配したり、また距離を置く人もいるのだというのだ。

 しかも、心酔しているのは愛之助だけではない。妻の紀香もまた同様で、夫婦揃ってAさんにはまっているのだとか。もともとスピリチュアル好きは紀香だからね。そもそも前夫の陣内智則と離婚したのも、紀香があまりに風水やスピリチュアルなものに心酔した結果、陣内が嫌気を差したとも言われているし、愛之助の結婚も当時心酔していた霊能師のアドバイスを受けていたとも報じられた。今でも鉱石だ、酵素水だと、スピリチュアルなはやりものに飛びつく紀香。だから、最近になって愛之助・紀香夫妻はAさんと密に行動も共にしているという。そして歌舞伎公演中、2人がタニマチと食事をした際にもAさんが何度か同席もしているのだ。さらにAさんは愛之助のことを呼び捨てにしているのだとか。

 公の席にも同席する(夫妻からお願いして同席してもらう?)。さらに、タニマチに頭を下げる愛之助・紀香のそばでAさんは堂々として、さらに客(愛之助)を呼び捨てに――。これはかなりやばいいかも。上下関係がすでに構築されているように見えるから。記事には明記はされていない “洗脳”の匂いがプンプンする記事の作り方でもある。さらに「セブン」が強調しているのが、紀香よりも愛之助の方がAさんとより親しく、はまっているように見えることだろう。もちろん“不倫”とは明記していないけど、それを疑う「セブン」。

 でも、問題は浮気なんかじゃないと思うよ。というのも記事で一番怖かったのが、その後の「セブン」取材が意外な展開を見せていったことだ。今回の記事に関し、「セブン」記者がAさんを直撃すべくサロンに行くのだが、そこでAさんは記者をサロンに招き入れた。さらに記者の目の前で紀香に電話し始めたのだ。そして電話を記者に渡し、紀香と話をする記者。すると紀香は「主人の女性問題を取材しても何もございませんので。はい、残念でした(笑い)」と答えたというのだ。

 普通、紀香クラスの女優がこうしたシチュエーションで記者と電話で話すなんて異例のことだろう。これはAさんからの電話だったからか、Aさんからの依頼(命令?)だったからか。だから紀香は記者と話した。そう考えると、三者の関係性はかなりやばい!?

 バーニング系の事務所に所属する紀香ゆえ、ワイドショーなどでは、この一件はスルーされているが、しかし愛之助の結婚を機に、バーニングの周防郁夫社長と紀香は微妙な距離感になったといわれる。今後、この問題がどう動いていくのか注目したい。

 「週刊女性」がついにジャニー喜多川社長の特集を組んだ。先月18日、自宅で倒れて緊急搬送されて1カ月弱。ようやく5頁の特集だ。でもかつての「週女」の記事ではない。美談と今後のジャニーズへの期待――って違うだろ! 「週女」だからこそ、現在でもほぼ全てのメディアがスルーし続けるジャニーさんの少年やタレントへの性的虐待問題を再びクローズアップしてほしかった。1999年に「週刊文春」(文藝春秋)が報じ、その後裁判となり、2004年には最高裁で「セクハラに関する記事の重要部分は真実」と認定されたジャニー社長の性的虐待問題だ。筆者がかつていた「噂の真相」でも、当時この問題を取り上げ、法廷で“被害者少年”2人がジャニー社長から受けた性的虐待を証言した内容も判明しているのに。

 でも、でも。「週女」さえもスルー。あ、今の「週女」には無理かもしれないが、しかし一縷の望みをかけたが、やっぱり、ダメか。

 でも当時の「文春」や「噂の真相」を読み返して痛感したのは、当時のLGBTへの問題意識の低さだ。タイトルや記事に“ホモセクハラ”という文字が跋扈してた。今じゃありえないでしょ。セクハラは男性に対してのものでも、女性に対してのものでもセクハラであり、性的虐待。なにの同性愛をことさら強調しているところに、自戒を込めて時代をも感じた。

 そしてもうひとつ、「週女」記事で驚いたことが。「週女」が紹介したジャニー社長伝説に関し、晩年の運転について、こんなことが記されていた。

「彼はとてもせっかちなんです。そのうえ、高齢ということもあってか、急発進や急ブレーキは当たり前だったそうですよ。駐車場でも白い枠の中に止めず、縁石に乗り上げてしまうこともあったんだとか」(レコード会社関係者のコメント)

 それで運転していたの!?  何歳まで!? 免許は返納していなかった!? 高齢者ドライバーの事故が社会問題していることもあり、びっくりした。これが伝説って――。

 音楽特番『THE MUSIC DAY 時代』(日本テレビ系)において、ジャニーズのミックスメンバーでSMAPのデビュー曲が歌われ大きな話題に。選曲理由は、当時まだ入院中だったジャニー社長を励ましたいとの所属タレントの思い、ジャニー社長の気持ちを受け継ぐ思いからと「セブン」。そうであるなら、今後開かれるというジャニーさんの「お別れの会」には歴代脱退タレント、そしてジャニーさんを告発したフォーリーブスやジャニーズ、豊川誕などの楽曲も歌ってほしい。古い!?

SHOWROOM・前田社長、石原さとみ破局で気になる“精力剤”と“深夜2時にホテル”報道

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 7月8日、ジャーナリスト・山口敬之氏の伊藤詩織氏に対する性暴力事件の口頭弁論が行われた。山口氏は伊藤氏の主張を真っ向から否定し、さらに逆提訴もしているが、今後裁判の行方はどうなるのか。そして政権ぐるみのもみ消しは解明されるのか。その行方を注視したい。

第466回(7/4〜7/9発売号より)
1位「石原さとみ “愛の巣”転居で『結婚目前』急展破局!」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)
2位「松本潤 始めていた『全国ツアー直指導』――『“嵐20年の魂”はキンプリに!』」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)
3位「春風亭昇太 “還暦婚”新妻は『資産50 億円』令嬢!」(「女性自身」7月23 ・30日合併号)

 大変気になる破局記事だ。「女性自身」が報じた石原さとみとSHOWROOM前田裕二社長の破局報道。この2人、すでに今年1月に「女性セブン」で破局報道がなされていた。その根拠として、年末年始は2人バラバラに過ごしたが、恋愛体質の石原には考えられないことだ、というものだ。

 そしてその翌週、今度は「女性自身」が「セブン」の破局説を真っ向否定、年内結婚をぶち上げたのだ。「自身」によれば、すでに前田社長は石原の両親に挨拶済み。さらにお正月に石原は両親と満面の笑みで買い物していて、「娘が破局したようにはとても見えなかった」として破局説を否定していた。そして今週、「自身」が一転破局を報じたのだ。

 記事ではその時期は特定されていないが、“最近”前田社長が別のマンションに引っ越し、また周囲の人間も「別れたと聞きました」と証言しているという。なんだ、やっぱり「セブン」報道の方が正しかったのでは? 1月の「自身」破局否定記事は根拠が希薄だったし、一方の「セブン」はそれ以前から石原周辺ネタをスクープしてたしね。

 まあ、そんなことは芸能マスコミではよくある話。だが、今回の「自身」記事が気になるのは、「自身」が尾行した前田社長の行動があまりに面白いから。まず、夜10時に麻布十番のイタリアンで待っていた男女3人と合流しディナー。その後11時には店を飛び出し、コンビニで精力剤を2本購入し、1本を一気飲み。そして深夜1時すぎに転居した自宅に戻ったと思ったら10分で外出、午前2時に休憩目的でも利用できるラグジュアリーでプライベート感が売りのホテルへ。さらに翌午前11時にホテルから出てくると、ダッシュで大通りを横切りタクシーに乗った――。

 知りたい。ホテルで誰と会っていたのか。確かなのは石原ではないってことだろう。もし石原なら張り込んでいた「自身」もさすがに見落とさないだろう。顔がわからない一般人か!? 年内結婚をぶち上げて一転、破局を報じるんだから、「自身」はそれを特定してほしかった。しかもホテルから出た前田社長を直撃できなかったのは、ダッシュに間に合わなかったから? 前日から張り込んでいたはずなのに、残念だ。

 先週、大きな話題となっていたジャニー社長の入院情報がなかった「週刊女性」だが、今週ようやくこの件を取り上げている(1頁だけど)。ということは――。女性週刊誌の中でジャニー社長入院に触れていないのは唯一「女性自身」となってしまった。しかも今週のトップ記事は嵐・松本潤に関するものなのに。

 だが、この松潤記事もなかなか興味深い。2020年に活動を休止する嵐で、これまでもコンサートの演出を手がけてきた松潤は、さらに裏方業に意欲を燃やし、また後輩たちを連れてご飯にいく回数も増えた。自宅にまで招いたこともあるらしい。またキンプリ(King & Prince)のコンサートに足を運び、ご飯をご馳走するだけでなくコンサートの演出についてもアドバイス。また後輩にプロ意識やからだ作りも指南――。

 なるほど。ジャニー社長の意思を継ぎ、Jr.育成に励む滝沢秀明に対し、藤島ジュリー景子副社長が、配下の松潤にデビュー組を担当させ対抗しようってことか。ジュリー副社長はJr.にはあまり興味ないらしいしね。でもジャニーズアイドルの“その後”も大変だ。ある程度の年齢になると生き残りを考えて、ついでに事務所での主導権争いにも巻き込まれる。ジャニー社長VSジュリー副社長の代理戦争の様相も見え隠れする松潤の動向記事。ジャニーズ事務所の今後の行方は滝沢と松潤のバトルにある!?

 春風亭昇太の還暦婚が話題だ。ワイドショーでも大きく扱っている。で、「自身」記事では、そのお相手について元タカラジェェンヌの下薗利依だとして、その経歴を紹介しているが、すごい。現在「青山ケンネル」の専務取締役などを務め、さらに母親が理事を務める「シモゾノ学園」の資産は約47億4,000万円! 大金持ちだ。昇太はすごいお相手に巡り合ったと思ったら、さらに驚いた。昇太自身、推定年収は1億円だって。売れっ子噺家って高給取りだったんだ。大金持ち夫妻の誕生に驚愕した。

ジャニー喜多川社長の入院を“解禁前”に報じた「女性セブン」と一切触れない「週刊女性」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 電気グルーヴ石野卓球が7月1日、所属事務所を辞めた。ピエール瀧逮捕の際の事務所対応に怒っていたという石野。さすが、筋を通した。

第465回(6/27〜7/2発売号より)
1位「ジャニー喜多川社長 新聞・テレビは報じない『危急の病室』と鬼才の後継者」(「女性セブン」7月11日号)
2位「嵐 あのヒットソングの秘エピソード7」(「週刊女性」7月16日号)
3位「KAT-TUN 中丸雄一 『定時で帰ります』のカゲに『自宅恋人』秘愛6カ月」 (「女性自身」7月9 日号)

 昨日7月1日、突如としてワイドショーなどで流れ始めたジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏の入院情報。実際にジャニー社長が病院に緊急搬送されたのは6月18日だったから、実に2週間もの沈黙を守ってのものだった。しかも噴飯だったのが芸能レポーターたちの物言い。「(入院という)ウワサはあったが、この間ウラがとれていなかった」だって。御用ぶりもここまでくるとあっぱれだが、もちろんその裏にはジャニーズ事務所の箝口令があったのは、先週もお伝えした通りだ。

 さらに驚いたのが、ジャニー社長の入院を“公式”に発表したのが嵐の松本潤だったこと。リーダーの大野智でもなければ、優等生で適任と思える櫻井翔でもなく松潤。しかも近藤真彦や東山紀之などの大先輩を差し置いて、というのも衝撃だった。嵐の結成20周年記念の展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』のオープニング会見に合わせてのPRとの見方も強いが、しかしこの“解禁”で入院情報を我先にと報じるテレビや御用マスコミの姿は滑稽だった。

 実際、先週の「女性自身」(7月9日号)は、「ジャニー喜多川社長 本誌に語っていた『アイドル育成57年の信念』『夢の続きはタッキーに託す!』」と題された滝沢秀明とジャニー喜多川に関する特集記事を掲載していたが、しかし入院情報には一切触れることはなかった。そんな中、“解禁前”に女性週刊誌として唯一入院情報を報じたのが「女性セブン」だ。

 ジャニー社長が6月18日昼過ぎに高級マンションから緊急搬送されたこと、多くの所属タレントたちが病室に見舞ったこと、ドイツにいたマッチも急遽帰国したこと、当日夕方にはワイドショーなどが取材のため病院に詰めかけたこと、また脳関係の病気であるとの情報も掲載したのだ。さらに「明るい木目と白を基調としたその部屋は、浴室とトイレを備え、ホテルの一室のような雰囲気」なんていう病室の詳細な描写まである(笑)。

 いやー、あの「セブン」がね。これまで何度かお伝えしたが、「セブン」とジャニーズの蜜月関係が崩れ、御用ぶりも鳴りをひそめていたが、きちんと入院情報を報じるとは。時代は変わった(笑)。しかも、記事の最後はこう締めくくられている。

「ジャニーさんは“タレントはタレントが育てる”という考えを持っているので、後継者はタレント全員。みんなでジャニーさんの思いを背負っていくでしょう」(スポーツ紙記者のコメント)

 すでに追悼か!?

 一方、さらなる異変に驚愕させられたのが今週の「週刊女性」だ。ない、一切ない。ひとつもない。2週間もの間、水面下で芸能マスコミの大きな話題となっていたジャニー社長の入院情報が。それに代わって掲載されているのが嵐の大宣伝記事だ。その内容は見事なパブリシティとなっている。なにしろ6月26日に発売された嵐のベストアルバムについて、“名曲の中から7曲を厳選”して、それを紹介するというもの。ヒットソングを紹介しながら、多少の裏話は挿入されているものの、しかし完全なるパブリシティだ。

 いやー、芸能マスコミって事務所との関係で、そのトーンをコロコロ変えるんだな。やっとジャニーズ事務所の怒りが解けかけて良好な関係の兆しが見えてきた途端、事務所のいいなりになり、箝口令にも従順に従う。そしてジャニー社長の入院には一切触れない。そう考えると先週、苦肉の策でもジャニー社長関連記事を掲載した「女性自身」の方がマシに思えてきた。

 まあ、そんなものか。

 そんな「女性自身」にKAT-TUN中丸雄一の熱愛記事が。木村文乃似の女性と一緒に自宅に帰る中丸の姿をキャッチしている。別の日に中丸の自宅から一緒にお出かけも。この“通い愛”、「自身」報道でどう動くのか。また事務所に潰されるのか、それとも――。ジャニー社長の闘病とともに、ジャニーズの今後、タレントたちの熱愛、結婚事情も大きく激変するのかもしれない。

ジャニー喜多川社長の入院を“解禁前”に報じた「女性セブン」と一切触れない「週刊女性」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 電気グルーヴ石野卓球が7月1日、所属事務所を辞めた。ピエール瀧逮捕の際の事務所対応に怒っていたという石野。さすが、筋を通した。

第465回(6/27〜7/2発売号より)
1位「ジャニー喜多川社長 新聞・テレビは報じない『危急の病室』と鬼才の後継者」(「女性セブン」7月11日号)
2位「嵐 あのヒットソングの秘エピソード7」(「週刊女性」7月16日号)
3位「KAT-TUN 中丸雄一 『定時で帰ります』のカゲに『自宅恋人』秘愛6カ月」 (「女性自身」7月9 日号)

 昨日7月1日、突如としてワイドショーなどで流れ始めたジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏の入院情報。実際にジャニー社長が病院に緊急搬送されたのは6月18日だったから、実に2週間もの沈黙を守ってのものだった。しかも噴飯だったのが芸能レポーターたちの物言い。「(入院という)ウワサはあったが、この間ウラがとれていなかった」だって。御用ぶりもここまでくるとあっぱれだが、もちろんその裏にはジャニーズ事務所の箝口令があったのは、先週もお伝えした通りだ。

 さらに驚いたのが、ジャニー社長の入院を“公式”に発表したのが嵐の松本潤だったこと。リーダーの大野智でもなければ、優等生で適任と思える櫻井翔でもなく松潤。しかも近藤真彦や東山紀之などの大先輩を差し置いて、というのも衝撃だった。嵐の結成20周年記念の展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』のオープニング会見に合わせてのPRとの見方も強いが、しかしこの“解禁”で入院情報を我先にと報じるテレビや御用マスコミの姿は滑稽だった。

 実際、先週の「女性自身」(7月9日号)は、「ジャニー喜多川社長 本誌に語っていた『アイドル育成57年の信念』『夢の続きはタッキーに託す!』」と題された滝沢秀明とジャニー喜多川に関する特集記事を掲載していたが、しかし入院情報には一切触れることはなかった。そんな中、“解禁前”に女性週刊誌として唯一入院情報を報じたのが「女性セブン」だ。

 ジャニー社長が6月18日昼過ぎに高級マンションから緊急搬送されたこと、多くの所属タレントたちが病室に見舞ったこと、ドイツにいたマッチも急遽帰国したこと、当日夕方にはワイドショーなどが取材のため病院に詰めかけたこと、また脳関係の病気であるとの情報も掲載したのだ。さらに「明るい木目と白を基調としたその部屋は、浴室とトイレを備え、ホテルの一室のような雰囲気」なんていう病室の詳細な描写まである(笑)。

 いやー、あの「セブン」がね。これまで何度かお伝えしたが、「セブン」とジャニーズの蜜月関係が崩れ、御用ぶりも鳴りをひそめていたが、きちんと入院情報を報じるとは。時代は変わった(笑)。しかも、記事の最後はこう締めくくられている。

「ジャニーさんは“タレントはタレントが育てる”という考えを持っているので、後継者はタレント全員。みんなでジャニーさんの思いを背負っていくでしょう」(スポーツ紙記者のコメント)

 すでに追悼か!?

 一方、さらなる異変に驚愕させられたのが今週の「週刊女性」だ。ない、一切ない。ひとつもない。2週間もの間、水面下で芸能マスコミの大きな話題となっていたジャニー社長の入院情報が。それに代わって掲載されているのが嵐の大宣伝記事だ。その内容は見事なパブリシティとなっている。なにしろ6月26日に発売された嵐のベストアルバムについて、“名曲の中から7曲を厳選”して、それを紹介するというもの。ヒットソングを紹介しながら、多少の裏話は挿入されているものの、しかし完全なるパブリシティだ。

 いやー、芸能マスコミって事務所との関係で、そのトーンをコロコロ変えるんだな。やっとジャニーズ事務所の怒りが解けかけて良好な関係の兆しが見えてきた途端、事務所のいいなりになり、箝口令にも従順に従う。そしてジャニー社長の入院には一切触れない。そう考えると先週、苦肉の策でもジャニー社長関連記事を掲載した「女性自身」の方がマシに思えてきた。

 まあ、そんなものか。

 そんな「女性自身」にKAT-TUN中丸雄一の熱愛記事が。木村文乃似の女性と一緒に自宅に帰る中丸の姿をキャッチしている。別の日に中丸の自宅から一緒にお出かけも。この“通い愛”、「自身」報道でどう動くのか。また事務所に潰されるのか、それとも――。ジャニー社長の闘病とともに、ジャニーズの今後、タレントたちの熱愛、結婚事情も大きく激変するのかもしれない。

ジャニーズ御用媒体「女性自身」がまるで“ジャニー喜多川追悼”のように掲載した記事

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 吉本興業“詐欺グループ闇営業問題”でノーギャラだと主張していた雨上がり決死隊・宮迫博之などに金銭が渡っていたことが発覚、ワタナベテンターテインメントの芸人を含め13人が謹慎処分となった。しかし、これを報じるワイドショーは、なぜか宮迫らに同情的で復帰時期なんかも話題にしている。しかもギャラについて嘘をついていたのに、相変わらず「反社会的勢力の会だとは知らなかった」との言い訳にほとんど疑問も呈さない。内輪擁護か吉本興業への忖度か。

第464回(6/20〜6/25発売号より)
1位「ジャニー喜多川社長 本誌に語っていた『アイドル育成57年の信念』『夢の続きはタッキーに託す!』(「女性自身」7月9日号)
2位「天海祐希 『打ち上げは2日連続』キントリ“鉄の絆”現場撮」(「女性自身」7月9日号)
「吉高由里子 『定時どころか午前4時!』“残業”宴会撮」(「女性自身」7月9日号)
「佐藤建と高橋一生が歌舞伎町で!映画『るろうに剣心』禁断のネタバレ撮」(「女性セブン」7月4日号)
「朝までハジケた打ち上げパーティー目撃撮」(「週刊女性」7月9日号)
3位「田村正和 独占真相告白 俳優引退後の『隠遁生活』『心臓の手術も…もう静かに死にたい』(「女性自身」7月9日号

 なんだこの記事、この特集は。「女性自身」に掲載されている滝沢秀明とジャニー喜多川に関する記事。冒頭は8月8日に行われるジャニーズJr.の東京ドーム公演のことが紹介され、いかにタッキーがジャニーさんを慕い、その意思を継ぐべく奔走しているかが描かれる。しかも昨年の「週刊新潮」(新潮社)に掲載されたタッキーのインタビューを多数引用して。そして話は突如、ジャニーさんの生い立ちやこれまでの芸能界での功績を称える、ショービジネス界でのサクセスストーリーになるのだ。

 いわく1931年にLAに生まれ、一時日本に滞在したが、その後アメリカでショービジネスの世界に魅せられ、62年に「ジャニーズ」をデビューさせた。以降、多くのアイドルを育てた――。

 なんだかまるで追悼記事のよう。ああ、あれか。6月18日の午後、芸能マスコミに衝撃情報が駆け巡った。それは、ジャニーさんが渋谷の自宅マンションから病院へ緊急搬送されたという情報だ。さらにタッキーや東山紀之らが続々と病院へ集結しているとの情報など、ジャニーさんの重篤説が囁かれていく。そして病院前にはマスコミも結集。しかし東京スポーツや「週刊文春」WEBなど一部のマスコミやニュースサイトがこれを報じただけで、もちろんワイドショーや御用マスコミはこれを報じることはなかった。なんでも事務所から箝口令も敷かれていたらしい。

 でもって「自身」記事だ。ジャニーさん緊急入院でスワッとなり、取り急ぎXデー原稿を用意した。しかし箝口令が敷かれているし、その後の情報もない。だが、原稿を用意しちゃったし、大幅に紙面を割くつもりだったから、ページを埋めたい。そして、どうにかこうにかタッキーの話と結びつけて掲載しちゃった。そんなところか。実際、「自身」にはジャニーさんの入院情報は一切書かれていないしね。

 そんでもってタイトルにぶち上げた“ジャニーさんが本誌(「自身」)に語っていた信念”だが、これはなんと27年も前のジャニーさんインタビューの言葉を引っ張りだしてきたもの。これも、準備しちゃったんだろうね。ジャニーさん緊急入院情報を書けないジャニーズ御用媒体「自身」による苦肉の記事か(笑)。

 ずっと不思議に思ってきた。女性週刊誌と写真週刊誌はドラマや映画の打ち上げネタが好きだ、と。今週も3誌合計で4本の打ち上げ記事が掲載されている。

 しかし、いつも思うが、打ち上げネタはワンパターンだ。誰それが出席した、その中の誰が二次会にも行った、朝まで宴会は続いた、有名俳優がどんな服装だったか、ビンゴ景品が豪華だった、主役俳優が場を盛り上げた――。こうした情報は本当に需要があるのだろうか。読者が喜ぶのか。毎回毎回同じような内容で、どんな興味があるのか。

 でも雑誌にとっては楽チンなんだろうな。スタッフの多くも出席する打ち上げの情報は簡単に入手できるし、出席芸能人や場所も時間も特定できる。だから熱愛スキャンダルのような過酷な張り込みも必要ない。同じようなパターンで誕生日に張り込むというやつもあるが、それに比べても打ち上げ取材は楽チンだ。出入りする有名芸能人をキャッチし、写真を撮れる可能性もかなり高い。誌面的にもおいしい。

 でも、面白くないんだよね。打ち上げネタ。

 かなり気になる記事が「自身」に掲載されている。それが田村正和の“近況”を報じた記事だ。昨年2月の『眠狂四郎The Final』(フジテレビ系)出演以降、芸能界引退状態の田村だが、そんな田村を「自身」が直撃した。ウオーキング中の田村だったが、それに応じ、心臓手術をしたが、妻とともに健康的な生活を送っていること、もう十分に仕事もし、やり切ったから「静かに死にたい」とまで口にしている。

  直撃取材としては大成功だ。しかし――。記事に掲載されている田村の写真はやはり2年前に「自身」が直撃した際のもの。今回のはない。これだけ長く直撃取材に応じているのになぜ? 田村に拒否された? 現在の姿を晒したくないとしたら、心配だ。

ジャニーズ御用媒体「女性自身」がまるで“ジャニー喜多川追悼”のように掲載した記事

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 吉本興業“詐欺グループ闇営業問題”でノーギャラだと主張していた雨上がり決死隊・宮迫博之などに金銭が渡っていたことが発覚、ワタナベテンターテインメントの芸人を含め13人が謹慎処分となった。しかし、これを報じるワイドショーは、なぜか宮迫らに同情的で復帰時期なんかも話題にしている。しかもギャラについて嘘をついていたのに、相変わらず「反社会的勢力の会だとは知らなかった」との言い訳にほとんど疑問も呈さない。内輪擁護か吉本興業への忖度か。

第464回(6/20〜6/25発売号より)
1位「ジャニー喜多川社長 本誌に語っていた『アイドル育成57年の信念』『夢の続きはタッキーに託す!』(「女性自身」7月9日号)
2位「天海祐希 『打ち上げは2日連続』キントリ“鉄の絆”現場撮」(「女性自身」7月9日号)
「吉高由里子 『定時どころか午前4時!』“残業”宴会撮」(「女性自身」7月9日号)
「佐藤建と高橋一生が歌舞伎町で!映画『るろうに剣心』禁断のネタバレ撮」(「女性セブン」7月4日号)
「朝までハジケた打ち上げパーティー目撃撮」(「週刊女性」7月9日号)
3位「田村正和 独占真相告白 俳優引退後の『隠遁生活』『心臓の手術も…もう静かに死にたい』(「女性自身」7月9日号

 なんだこの記事、この特集は。「女性自身」に掲載されている滝沢秀明とジャニー喜多川に関する記事。冒頭は8月8日に行われるジャニーズJr.の東京ドーム公演のことが紹介され、いかにタッキーがジャニーさんを慕い、その意思を継ぐべく奔走しているかが描かれる。しかも昨年の「週刊新潮」(新潮社)に掲載されたタッキーのインタビューを多数引用して。そして話は突如、ジャニーさんの生い立ちやこれまでの芸能界での功績を称える、ショービジネス界でのサクセスストーリーになるのだ。

 いわく1931年にLAに生まれ、一時日本に滞在したが、その後アメリカでショービジネスの世界に魅せられ、62年に「ジャニーズ」をデビューさせた。以降、多くのアイドルを育てた――。

 なんだかまるで追悼記事のよう。ああ、あれか。6月18日の午後、芸能マスコミに衝撃情報が駆け巡った。それは、ジャニーさんが渋谷の自宅マンションから病院へ緊急搬送されたという情報だ。さらにタッキーや東山紀之らが続々と病院へ集結しているとの情報など、ジャニーさんの重篤説が囁かれていく。そして病院前にはマスコミも結集。しかし東京スポーツや「週刊文春」WEBなど一部のマスコミやニュースサイトがこれを報じただけで、もちろんワイドショーや御用マスコミはこれを報じることはなかった。なんでも事務所から箝口令も敷かれていたらしい。

 でもって「自身」記事だ。ジャニーさん緊急入院でスワッとなり、取り急ぎXデー原稿を用意した。しかし箝口令が敷かれているし、その後の情報もない。だが、原稿を用意しちゃったし、大幅に紙面を割くつもりだったから、ページを埋めたい。そして、どうにかこうにかタッキーの話と結びつけて掲載しちゃった。そんなところか。実際、「自身」にはジャニーさんの入院情報は一切書かれていないしね。

 そんでもってタイトルにぶち上げた“ジャニーさんが本誌(「自身」)に語っていた信念”だが、これはなんと27年も前のジャニーさんインタビューの言葉を引っ張りだしてきたもの。これも、準備しちゃったんだろうね。ジャニーさん緊急入院情報を書けないジャニーズ御用媒体「自身」による苦肉の記事か(笑)。

 ずっと不思議に思ってきた。女性週刊誌と写真週刊誌はドラマや映画の打ち上げネタが好きだ、と。今週も3誌合計で4本の打ち上げ記事が掲載されている。

 しかし、いつも思うが、打ち上げネタはワンパターンだ。誰それが出席した、その中の誰が二次会にも行った、朝まで宴会は続いた、有名俳優がどんな服装だったか、ビンゴ景品が豪華だった、主役俳優が場を盛り上げた――。こうした情報は本当に需要があるのだろうか。読者が喜ぶのか。毎回毎回同じような内容で、どんな興味があるのか。

 でも雑誌にとっては楽チンなんだろうな。スタッフの多くも出席する打ち上げの情報は簡単に入手できるし、出席芸能人や場所も時間も特定できる。だから熱愛スキャンダルのような過酷な張り込みも必要ない。同じようなパターンで誕生日に張り込むというやつもあるが、それに比べても打ち上げ取材は楽チンだ。出入りする有名芸能人をキャッチし、写真を撮れる可能性もかなり高い。誌面的にもおいしい。

 でも、面白くないんだよね。打ち上げネタ。

 かなり気になる記事が「自身」に掲載されている。それが田村正和の“近況”を報じた記事だ。昨年2月の『眠狂四郎The Final』(フジテレビ系)出演以降、芸能界引退状態の田村だが、そんな田村を「自身」が直撃した。ウオーキング中の田村だったが、それに応じ、心臓手術をしたが、妻とともに健康的な生活を送っていること、もう十分に仕事もし、やり切ったから「静かに死にたい」とまで口にしている。

  直撃取材としては大成功だ。しかし――。記事に掲載されている田村の写真はやはり2年前に「自身」が直撃した際のもの。今回のはない。これだけ長く直撃取材に応じているのになぜ? 田村に拒否された? 現在の姿を晒したくないとしたら、心配だ。

木村拓哉を持ち上げ、妻・工藤静香を批判する「週刊女性」の露骨さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 本日発売の「フラッシュ」(光文社)で、吉本興業“詐欺グループ闇営業問題”に新たな展開があった。ノーギャラだと主張していた雨上がり決死隊・宮迫博之だったが、なんと300万円支払われていたとの証言が。確かにこれはリアリティある。だって宮迫は忘年会であれだけの出血大サービスぶりを見せていたから。普通やらないでしょ、ノーギャラで。宮迫だが、どうなる!?

第463回(6/13〜6/18発売号より)
1位「木村拓哉 水面下で進む『ソロデビュー計画』」(「週刊女性」7月2日号)
2位「原田龍二 『おかげさまで…』焼け太りのワケ」(「週刊女性」7月2日号)
3位「たけし “離婚闘争“が仰天終結『オイラの財産ぜんぶ別れた嫁に持ってかれた!』」(「女性セブン」6月27日号)

 わーーー! すごい。ここまでやるか、「週刊女性」のキムタク記事、である。

 最近になって「週女」とジャニーズが歩み寄っていることは本欄でも紹介したが、それにしても露骨だ。記事は来年4月クールに予定される『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)続編の楽曲でキムタクがソロデビューする計画があるというものだが、その中でのキムタクよいしょがすごい。

「(俳優活動が)順調に波に乗っている」「最近のキムタクへの業界内評価は“うなぎのぼり”」「そんな好調のキムタクが、満を持してソロデビュー」

 挙句、最後の締めは「キムタクの甘い歌声を聴ける日が待ち遠しい!」だって。

 そもそもキムタクソロデビュー計画は、今年10月予定のキムタク主演日曜劇場『星降るレストラン』(TBS系)でお披露目されるものだった。キムタクも当初は乗り気だったと伝えられたが、しかしこの計画はなぜか頓挫してしまっていた。その代わりに今回の『BG』というわけだが、しかし「週女」は前回の頓挫についても、“キムタクのこだわりのスタンス”と素敵なエピソードを突っ込んでいる。

「木村さんは大物アーティストや大御所作曲家の楽曲よりも、無名でも才能がある若手作曲家や、これまでになかった新しい試みをするアーティストと組みたいというスタンスなんです」(レコード会社関係者のコメント)

 そして、一方で「週女」の批判の的となっているのが妻・工藤静香。「彼女は、懇意にしているレコード会社に、木村さんに対して“最高の待遇”を要求しているそうで、担当者は困り果てているという話ですよ」というレコード会社関係者のコメントをわざわざ掲載しているのだ。

 この構図、どこかで見たような。そう、SMAP解散報道のとき、ジャニーズ御用達の一部メディアが、同じようなスタンスで“裏切り者キムタク”を擁護してた。なるほどね。

 「週刊文春」(文藝春秋)で複数のファンとの“4WD即席不倫”をすっぱ抜かれた原田龍二が、騒動で仕事が減るどころか“焼け太り”状態らしい。レギュラーの『5時に夢中!』(TOKYO MX)は続投、さらに騒動後もバラエティ番組やドラマ、映画のオファーまできているのだとか。

 別に不倫は犯罪でもなんでもないから、いいんだけど、でも釈然としない。だってかつてのベッキーは? 矢口真里は? ほかにも上原多香子や今井絵里子、斉藤由貴、藤吉久美子など女性芸能人の不倫は、あれほど壮絶なバッシングを浴びたのに、男は不倫で仕事が増えたって、どういうことだ!

 それはもちろん芸能界、マスコミ、そして世間が男社会のため、男の不倫に寛容な一方、女の不倫は目くじらをたてるのだろう。しかし、女性週刊誌ならそうした性差別的不条理さを指摘すべきなのに、記事のトーンは真逆だ。たとえば業界からのこんな評価の声を臆面もなく紹介する。

「ファンからメッセージが来て、それに答えただけだからそこまで悪くない」(バラエティ番組スタッフ)
「一緒に仕事をした人はわかると思うんですけど、彼はすごくいい人。この騒動も“いい人”だからこそ巻き込まれたわけで、嫌いにはなれない」(ドラマ制作スタッフ)

 なんたる不見識に加え、過剰なる不倫男擁護! ファンから寄ってきたから当たり前って本気か!? ファンを車に連れ込んで事が済んだら10分でポイなのに、どこが“いい人”なのか!? しかも不倫報道後、「文春」から事前に受けていたグラビア撮影とインタビュー取材に原田が応じたことについても、芸能プロ関係者のコメントとして「律儀」だなんて評価までしている。単に仕事が欲しかった、露出したかった、話題にしたかっただけでしょ。まったく。

 女性週刊誌でさえもこうなのだから、他は推して知るべし。それにしても愕然の不倫“男”擁護記事だった。

 さらに不倫関連で「女性セブン」がスクープしたのがビートたけしの離婚成立だ。記事には数百億円といわれる財産全てを元妻・幹子さんに渡し、残ったのは世田谷の自宅だけというが、本当か。なにしろ「セブン」はたけしが連載を持つ「週刊ポスト」と同じ小学館の雑誌。しかも独立・離婚騒動が勃発してから、たけしは都合のいい言い訳をしたり、責任を恩人のせいにしたりと醜態をさらしてきたから、にわかに信じがたいものだ。

 だが、一方の幹子元夫人も離婚成立のコメントを出し、「離婚に至った経緯や合意内容につきましては、取材にお越しいただいても、何もお答えすることはできません」としている。それが離婚の取り決め、条件なんだろうけど、ではこの一連の騒動は闇に葬られてしまうのか。いやいや、まだ諦めるのは早い。「週刊文春」に告発した長男の存在がある。たけしに三行半を突きつけた娘もいる。独立、愛人、離婚の真相が明らかになることを期待したい。

蒼井優との電撃結婚を語った、山里亮太・母の完璧なマスコミ対応

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 「フライデー」(講談社)の渾身のスクープで発覚した吉本興業“詐欺グループ闇営業”問題。発覚当日朝、ワイドショーを見ていたら問題はカラテカ入江慎也“一人”なのかと勘違いしそうだった。当初、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号・田村亮の存在が全然出てこなかったから。びっくりするほどのワイドショーによる“忖度”報道だった。

第462回(6/6〜6/11発売号より)
1位「蒼井優 『魔性愛の最終結論』 山ちゃん母が独占初告白『入籍4日前の初対面現場』『うちのクズが吉永小百合を連れてきた!』(「女性自身」6月25日号)
2位「TOKIO松岡昌宏「『アド街』司会を俺に!」 V6井ノ原快彦に交代直願」(「女性自身」6月18 日号)
3位「ピエール瀧被告 相方石野卓球も独立へ…復帰は2人で」(「週刊女性」6月25日号)

 世間をアッと驚かせたのが、女優の蒼井優とお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太の電撃結婚だ。確かに驚いた。そして相方の山崎静代同席の記者会見で2人の好感度はすごくアップしたと思う。山里の頭の回転のよさ、うれしそうにはにかむ蒼井。それは結婚会見としてかなり完璧なものだった。そして「女性自身」記事を読むと、2人の好感度はさらにアップする。登場するのは山里の実母だ。

 「自身」の取材にかなり前のめりで応じたと見られる山里ママが、すごくうれしそうに幸せそうに詳細を語っているのだが、さすが、息子並みに頭がいい。ナイスなエピソード、キャッチーな言葉をじゃんじゃん投入してくるのだ。

 ママが息子から「蒼井優と結婚する」と報告を受けたのは4月中旬だったが、マスコミ発表の直前、ママは夫と一緒に蒼井の映画を見に行ったという。そのエピソードがこうだ。

「スクリーンを見ながら、『お父さん、あれが亮太の嫁だよ。山里家に来るんだよ、信じられる? 私たちの時代だったら、吉永小百合さんがうちに来るみたいなもんだよ』って。内容なんて全然、頭に入ってきませんでした(笑)」

 完璧である。さらに蒼井をほめちぎり、「うちのクズみたいな子のところに、あんな大女優さんが」「(初めて会ったとき)夢じゃないかしら、夢なら覚めないでほしい」と言いながら、息子に対しても「何十倍も努力して、最後にこんな素晴らしいご褒美が来た」とフォローする。さすが、である。この母にして息子あり、という微笑ましいママの言葉の数々。そして、吉永小百合を持ち出すセンス。なかなか素人でマスコミ取材にここまで話せない。本当におめでとう! とママに言いたいくらいの出来栄えだ。

 だが、個人的に一番笑ったママの話が相方のしずちゃんに対するものだ。2人を引き合わせた蒼井の親友でもあるしずちゃんへの感謝を、ママはこんなふうに語ってしまったのだ。

「しずちゃんには、本当に感謝しかありません。だって彼女も独身なのに間に入って、『優ちゃん、今日誘ったら山ちゃんとご飯に行けるよ』『山ちゃん、優ちゃんが尊敬できるって言っていたよ』と言って近づけてくれたんですから」

 “だって彼女も独身なのに” ――。ママに悪意はないんだろうが、ちょっとしずちゃんがかわいそう。独身同士の息子としずちゃんがくっつけば――ママはきっと長年密かに密かに思っていたのだろうか。そんなニュアンスも感じるが、しかし“独身”は余分だ。ママ、天然か!?

 なんのための記事だ!? 「女性自身」が掲載したTOKIO松岡昌宏ネタ。人気長寿番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)だが、松岡がこの番組の大ファンで司会を狙っているというもの。一方、現実の司会者は松岡の親友でもあるV6の井ノ原快彦。その仲良しぶりを紹介しながら、まずはゲスト出演させてと迫るが、それをイノッチははぐらかしているというもの。

 どんな情報だ。だいたい、今TOKIOといえば長瀬智也の脱退問題だろう。山口達也のわいせつ暴行事件、ジャニーズ退所で、TOKIOの音楽活動は停止したまま。それに不満を持ち苛立っているのがボーカルの長瀬だと「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた一件だ。さらに、嵐の活動休止の際にも、タッキー翼解散の時にも、関ジャニ∞の渋谷すばるがジャニーズをやめた際にも、合わせて長瀬の脱退問題が取り沙汰されたほど。

 そんな火種がくすぶるTOKIOなのに、ネタが松岡の“アド街”って――。どんな意味があるのか、それともない!? 誰が知りたい情報!? 妙に気になる変なネタだった。

 相方・ピエール瀧の事件で、連帯責任、道徳ファシズムなどのバッシングにあらがい続けてきた「電気グルーヴ」石野卓球だが、またしてもやってくれるようだ。ピエール逮捕時の事務所の対応の悪さ、速攻で解雇したこと、また石野に対しても事情説明や相談がなかったことで、石野もまた事務所に見切りをつけ、ピエールと一緒に個人事務所を立ち上げる方針と「週刊女性」が報じたのだ。応援したい。

木村拓哉と香取慎吾が同時に「女性自身」に登場! ジャニーズをめぐる女性週刊誌の激動

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ウーマンラッシュアワーの村本大輔の「互いに同時に銃を降ろそうぜー、互いの国に日本人、韓国人が住んでんだから。」とのツイート。しごく正論なのに、またしても噛み付く輩が。差別が蔓延する社会にうんざり。

第461回(5/30〜6/4発売号より)
1位「田口淳之介容疑者保釈へ! “内縁妻”弁護士が明かす『人生の選択』」(「女性自身」6月18日号)
「木村拓哉 『愛娘Koki,とパリ三ツ星レストランへ』(「女性自身」6月18日号)
「巻末グラビア 香取慎吾『僕にだってもうダメだと思う時はある』(「女性自身」6月18日号)
2位「田口淳之介容疑者 ソロ活動をカゲで支えた“恩人”の存在」(「週刊女性」6月18 日号)
「山下智久 インスタグラム開設から2週間 国内外でフォロワー数は増加中! すでに“あの数字が”渡辺直美を超えた!!」(「週刊女性」6月18 日号)
「近藤真彦 スパルタ子育てが令和の五輪候補へ」(「週刊女性」6月18 日号)
「滝沢秀明 『もう一度、Jr.の時代を!!』一大イベント開催に秘めた野望」(「週刊女性」6月18 日号)
「巻末グラビア 滝沢社長の手腕が光る ついに第二のJr.黄金期が到来!?」(「週刊女性」6月18 日号)
3位「内幕Hey! Say! JUMP 『脱退』『不仲』『迷惑行為』ツアー中止の真相」(「女性セブン」6月13日号)
番外「原田龍二 糟糠妻は許しても…家訓破りに鬼父ブチ切れ現場」(「女性自身」6月18日号)

 今年に入ってジャニーズ御用達雑誌をめぐる動向が話題に。「女性セブン」が嵐関連記事でジャニーズの逆鱗に触れ出入り禁止となり、一方で「週刊女性」は一部公式会見やコンサートの出入りが許され、その代わりJ担(ジャニーズ担当)を置くことに同意――。ということで、誌面にもその影響が出てきたのか、かなり不可解な状況となっている。

 まずはジャニーズとの関係は変わらないが、これまでより距離を置いていると言われる「女性自身」。確かに、今週も元KAT-TUNの田口淳之介と女優の小嶺麗奈の大麻事件を取り上げ、その内容も小嶺への当てこすり的なものだ。いわく「(田口は)“マスオさん同棲”が続いていた」「(田口の)お母さんも含めた周囲の人たちは、小嶺さんにのめり込んでいく田口さんを心配し、2人の交際に反対していた」「(KAT-TUN脱退を)お母さんには何の相談もなく、さらには小嶺さんを正式に紹介されたことすらなかったそうです」――。

 まあ、これまでの「自身」路線を踏襲したもので、さらには木村拓哉ネタもきっちりフォロー。10月スタートの主演ドラマのためフランス語を猛特訓中のキムタクに、英語とフランス語の堪能なKoki,がアドバイスしているというものだ。タブーだった家族ネタ、娘ネタを解禁してでも番宣に走るキムタクを、ドラマスタートの4カ月も前からバックアップする内容となっている。

 だが、しかし――。巻末のカラーグラビアでは香取慎吾が登場。その内容は6月28日公開の映画『凪待ち』の撮影に密着し、香取にインタビューした様子を紹介したもの。ただし、この密着取材は昨年夏に行われたものらしい。公開に合わせて、という意味もあるが、しかし1年寝かせて様子を伺っていたのか!? ともとれるグラビア企画だ。ジャニーズにも「新しい地図」にも、という全方位での関係構築の方針。それが最近の「自身」であり、ジャニーズとの微妙な関係がうかがえる。

 だが驚くのが「週刊女性」だ。これまでアンチだったはずが、ジャニーズとの関係が雪解けに向かった途端、すごいことになっている。田口大麻記事に関しても「自身」同様に小嶺が主導したと紹介するのは序の口、山下智久のインスタグラム解説で、その影響力の高さを絶賛し、ジャニーズ幹部で経営一族からの寵愛を一身に受ける近藤真彦とその息子を、これでもかとヨイショしている。特にマッチ記事は大丈夫? と思うほどの持ち上げぶりだ。まずは近藤家の教育方針を紹介し、息子のお受験を成功させ名門校に入れ、さらに空手を続ける息子は東京五輪候補! と絶賛の嵐。

 さらにさらに、滝沢秀明も忘れていない。8月の東京ドームでのジャニーズJr.単独コンサート開催を紹介し、その立役者であるタッキーを称賛する。そして記事のラストはこうだ。「“滝沢改革”で再びJr.黄金期が来ることを期待したい!」。ついでに特集記事だけでなく、巻末グラビアでも「ついに第二のJr.黄金期が到来!?」と題し、5月に行われた、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを紹介――。

 そもそも「週女」はジャニーズNG媒体となる前はジャニーズべったりだった歴史があるが、その掌返しにはあぜんとするしかない。

 現在のジャニーズを取り巻く状況は、藤島ジュリー景子&メリー喜多川母娘、ジャニー喜多川&滝沢秀明、そしてジャニーズを飛び出した「新しい地図」という混沌としたもの。メディアもそれぞれに気を使い、それぞれに距離を置く。ご苦労なことだが、そんな中、いつジャニーズからお許しがもらえるのかが注目されるのが「女性セブン」だ。

 なにしろ今週も“えっ”と思う記事が。それがHey! Say! JUMPのコンサート中止の記事だ。わざわざ冒頭でメンバーの不仲や脱退説に触れた上で、それを打ち消す形で過激ファンの迷惑行為を紹介したのだ。この問題について先週の「週女」と「自身」も記事化していたが、うち消したとはいえ不仲や脱退説に踏み込んだのは「セブン」だけ。もちろん、こうした状況がいつまで続くかはわからないが、揺れ動くジャニーズとともに揺れ動くのが御用メディアということなのか。

 最後にジャニーズとは関係ないが、「週刊文春」(文藝春秋)で不倫をすっぱ抜かれ、さらにその内容が、女性をあまりに雑に扱いすぎだと批判された原田龍二ネタ。この不倫報道を受けて「自身」が原田の父親に直撃。すると「帰ってくれ!」「話すことはない!」「帰れ!」と怒鳴られたらしい。これをもって記事には“父親が原田にブチ切れ”と都合よく解釈されているが、どうなのか。息子の不倫にも怒っているかもしれないけど、それ以上に、わざわざ取材なんかしにきた記者にもブチ切れてたんだと思うのだが……。