下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
事務所移籍後も快進撃を続ける田中みな実が、本日夜の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)の密着ドキュメンタリーに登場する。放送後どんな反響が起こるのか、楽しみ。
第528回(10/22〜10/27発売号より)
1位「郷ひろみ号泣! 中居正広が明かした『ジャニーさん45年目の深愛告白』」(「女性セブン」11月5・12日合併号)
参照「手越祐也 『オレの年収4億円!』転身4カ月目の驚給与明細」(「女性自身」11月10日号)
同「TOKIO長瀬智也 幻となった花道ドラマ『5人で主題歌』計画」(「週刊女性」11月10日号)
2位「三浦春馬さん お墓ができない!巨額遺産巡る哀しき家族闘争」(「女性セブン」11月5・12日合併号)
同「竹内結子さん 長男託された年下夫の憔悴奮闘を目撃 悲劇の自宅『退去の涙』」(「女性自身」11月10日号)
同「八千草薫さん 『3億円豪邸即解体』相続の落とし穴」(「女性セブン」11月5・12日合併号)
3位「有名人が仰天告白『あのとき、私は』第16回 東海林のり子『HIDEさんが亡くなった原因は、今でも自殺ではないと信じています』」(「週刊女性」11月10日号)
元ジャニーズ事務所所属の郷ひろみが今月9日の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に出演し、同じく元ジャニーズ所属の中居と昨年亡くなったジャニー喜多川氏を偲ぶ――。もうそれだけで、“時代は変わった”と思わざるを得なかったが、もうひとつ、今回「女性セブン」が伝えているように、番組では“謎の音声カット“があった。
中居の言葉がカットされ、その代わりに「個人的なことなので詳細は放送できないが、中居が伝えたのは、事務所を去った郷へのジャニー喜多川の深い愛情」とのナレーション。そしてその直後、郷が涙を流したのだ。
一体、中居は何を言ったのか。「セブン」では「中居さんはジャニーさんが郷さんのことを長年気にかけていたことも語り、郷さんは堪らず号泣したのです」と解説しているが、そんな美談ならなぜ放送しない? そもそもこの番組内容自体、ジャニーさんの思い出という“個人的なこと”のオンパレードだったし。
確かに、郷はジャニーさんがすっごく目をかけて育てた歌手、タレントだった。しかしデビューから4年、郷はジャニーズ事務所を逃げ出した。それ以前、ホテルのロビーで泣いている郷の姿が目撃されたとの報道もあった。ジャニーさんの“行為”が嫌だったともささやかれた。そして芸能界のドン率いるバーニングに移籍した。もしバーニングの力がなければ、郷は、その後の芸能活動を断たれてしまったのでは、ともいわれた。
実際、数年前、バーニングの周防郁夫社長がインタビューで「郷ひろみが人気が出たあと、ジャニーさんとトラブルになったらしい」と告白している。そう考えると、音声カットの内容は――と穿ってしまうが、まあそれはいい。こんな元ジャニーズタレントによるジャニーさん追悼が地上波で実現すること自体、“時代は変わった”と思わせてくれたから。
そして同じく元ジャニーズの手越祐也が「女性自身」の直撃取材を受け、快く答えている。内容は、退所後も活躍を続け、年収もこれまでの10倍で4億円(「自身」のさまざまな計算、調査による)ではないかという「自身」の問いに、「10倍はないですね(笑)。減りはしていませんが、さすがにそこまでは(笑)」と答えていた。ジャニーズをやめてもすぐに稼げる。そして年内での独立が決まっているTOKIOの長瀬智也も、独立後の来年1月から放送されるドラマ『俺の家の話』(TBS系)の主演に。芸能界は少しずつだが変わっていくのか――。
世間を震撼させている芸能界で相次ぐ自殺。しかし、亡くなったタレントが売れっ子となれば、親族や関係者は悲しみ以外の悩みも出てくる。それが金銭にまつわること。そんな記事が立て続けに「女性セブン」と「女性自身」で掲載された。
まず三浦春馬。不動産は所有していなかったが、軽く億を超える貯金があったという。三浦は独身。よってその相続は普通なら両親、ということに。しかし、すでに報じられているように、三浦はある時期、母親と距離を置き、籍も抜いた。また両親は離婚しており、母親は再婚。しかも両親に金銭の支援をしていたことが、今回の自殺でクローズアップされている。さらに、遺骨がどこにあるか不明で、お墓もまだない。親族や友人たちは、母親とも連絡がとれないらしい。
記事には一般論として実母と実父が相続権を持つが、もし母親の再婚相手と三浦が養子縁組していれば継父にも相続権が生じる可能性もあると解説されている。いずれにしても三浦の本意とは違うかもしれないが、遺書がなかったとされる中、仕方がない。
そして竹内結子。突然家族が亡くなった場合、銀行などの手続きが煩雑だったり、口座引き落としの有無など把握が難しいという状況に。さらに、竹内の残された夫・中林大樹の場合、自宅退去という問題があるという。竹内が亡くなった場所であり、子どもたちにとっては母親との思い出の場所。しかし家賃は180万円ほど。悲しみと2人の子どもたちの育児に加え、毎月膨大な家賃も発生する。憔悴ばかりしていられない現実だ。
そして、自殺ではなく遺書も残していたが、その望みがかなわなかったのが、昨年亡くなった八千草薫のケース。愛する夫・谷口千吉さん(故人)と過ごした生前の自宅をそのままの形で残してほしい、との遺言があったが、そこは土地だけで3億円もの高級住宅地。当初、八千草の遺志通り、個人に売却しようとしたが、3億円に豪邸つきという高級物件に加え、コロナで売り手が見つからず、また数千万円という相続税の問題もあり、やむなく不動産業者に売却し、豪邸が解体されたという。
3人のパターンは、それぞれ違ってかつ複雑だが、なんだか悲しく、せちがらい気分になる3本の記事だった。
芸能レポーターの大御所・東海林のりこが仰天の告白を。1998年に自死したとされる元X JAPANのHIDE。東海林は自殺ではないと信じているというが、その理由が興味深い。HIDEはドアノブにかけたタオルで首をつったとされるものの、東海林はギタリストが肩こりのため、ドアにタオルなどを巻いてストレッチすることを指摘。HIDEも「(酔った状態で)いつものようにタオルで肩を伸ばそうとしたところ、事故になってしまったんじゃないかな」と推測している。なるほどね。初めて聞いた、新説!?