コンサバ奥さま雑誌「VERY」で、広末涼子が暑苦しいほどの「高知愛」を語る

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「VERY」11年8月号/光文社

 今月号の「VERY」の特集は「ママプレスたちのオシャレ手抜き情報」。ちらっと拝見したところ、カタカナの企業名+プレスという職業ゆえか、一般人にはマネしにくいオシャレすぎるコーディネートで、まったく参考にならなそうです。すでに母親になっている友人たちの証言、「妊娠してから子どもが小学校に入るまでは、ぺったんこ靴だった」を鵜呑みにしていたのですが、ママプレスたちは「厳選して残った10cm以上のヒールが毎日の靴」と話したり、雨の日はトリー バーチ、エミリオ・プッチ、グッチで足元を決めていたり。ぺったんこ靴と10cmヒールの間に、「女としての現役感」という意識が見え隠れします。しかし、「ハイヒール=いい女」という呪縛は結構長く効果を発揮してますね。バブル時代というのは、余計な後遺症を残していったもんです。

理想の女性像で読者を追い詰める? 「Domani」渾身の知花くらら特集

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「Domani」8月号(小学館)

 今月の「Domani」、特集は「35歳・夏は"気持ちいい"私!」というひき網漁法。「気持ちいい」というぼやっとした言葉でくくっておけば、何かしら引っ掛かるのでしょう。「涼しいのが気持ちいい」「白シャツが似合う私が気持ちいい」「いい女気どりが気持ちいい」。これらすべて筆者が韓国ドラマ見ながら適当に書いた文句ですが、なんか「Domani」お得意のポエムの出だしっぽいですね。私、いつから「Domani」色に染められていたのかしら?

岡本夏生が、荒木師匠が語る! 去りゆくバブルに「STORY」が捧げる巡恋歌

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「STORY」(光文社)2011年8月号

 「ニッポンの40代はもっともっと若くなる!」をコンセプトに、一昔前なら眉を落としお歯黒をキメていたであろう女性たちに、現役感を与え続ける「STORY」。しかし、姉妹誌「美STORY」(光文社)の台頭、バブル世代とDKJ(団塊ジュニア)世代の軋轢、そして3.11以降の贅沢は不謹慎的風潮などさまざまな向かい風が今、「STORY」を襲っています。奇しくも今月より新編集長を迎える同誌。この難局をどう乗り越えるのか。今月号は「STORY」を語る上で、大事な号であることは間違いなさそうです。

「自我」よりも「彼好み」を優先する「CLASSY.」読者、その心に潜む闇とは?

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「CLASSY.」8月号(光文社)

 先月号のレビューでご案内した通り、今月号の「CLASSY.」は「夏よ、恋(はあと)」特集です。そして、メインの企画は「男女6人夏物語」。はいはいっと。レビューでその辺りを触れるとこちらが大けがしそうなので、無視して「CLASSY.」読者が結婚相手として狙う男に注目してみましょう。毎号どこを読んでも「結婚したい」という怨念が聞こえてくる「CLASSY.」。奇しくも今月号は「夏よ、恋」企画だけに、いつもよりも多くの男性(もしくは理想の男性像)が登場しているので、さっそく調査したいと思います。

「リア充」=リアクション充実女子はモテる!? 「MORE」の果てない逡巡

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「MORE」(集英社)8月号

 今月の「MORE」、表紙は蒼井優ちゃんです。赤ちゃんのようなつるつるほっぺ、凛々しい眉、ギリギリのラインですっぴんと思わせる絶妙なメイクをどうぞご堪能ください。この計算し尽くされた計算の無さが、某人気アイドルグループのメンバーを、個性派俳優を次々と我が物にしていったのだと思うと感無量です。今月号のメイク企画「目ヂカラ5割増!コンプレックスぶっ飛びデカ目」が、なんだか虚しく感じちゃいますね。だって結局は「アオイ(蒼井&宮崎あおい)勝ち」の世の中ってこと。アラサー女子が少女のようなあどけなさを追い求めると、その後の人生に痛手を残しそうで心配。さっそく中身を見て参りましょう。

<トピックス>
◎人気スタイリストがAnswer!美人な毎日コーデを即マネ!
◎「使える」MOREコスメ大賞堂々発表!
◎世界一わかりやすい! 妊娠&出産学

自慰とセックスの快感は別物? 「婦人公論」の真面目で明るいセックス対談

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「婦人公論」7月7日号(中央公論
新社)

 最初にお詫びがあります。前回の「婦人公論」6月22日号のレビューで、江原啓之氏がいかに素晴らしい"スピリチュアルカウンセラー"かについてお伝えしましたが、江原氏は今年3月末をもってスピリチュアルカウンセラーの肩書きを「スピリチュアリスト、オペラ歌手」に変更し、「第三幕」を再出発されたのだそうです。すんません。間違ってました。で、今号の「婦人公論」には「私がスピリチュアル・カウンセラーを返上した理由」という独白が掲載されています。ご興味のある方はぜひお読みください。表参道に「ザ スピリチュアリズム・サンクチュアリ」という成金趣味の建物を建てた話や、「霊感商法にご用心」といったことがつらつら語られています。何を感じるかはあなた次第!

モデルに告白という"禊"を求める「GINGER」は再生工場だった?

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「GINGER」(幻冬舎)2011年8月号

 なんとなく文学"風"な文章と、香里奈の冒頭連載を見た瞬間に気づきます。ああ、これはキャピ感と軽薄さが同居する「AneCan」(小学館)とは、全くの別モノの「GINGER」(幻冬舎)なのだと......。8月号の表紙にはSHIHOが初登場。妙齢モデルとしては梨花の陰に隠れてしまった感がありますが、梨花と同じくSHIHOもご懐妊されたそう。かつて流産した辛い経験や、仕事のオファーが減ったり、人間不信に陥ったりしたらしい20代後半の苦悩を告白するインタビューは「AneCan」と比べることが失礼なほどディープ。「浮ついた他のOL雑誌とは違って、偏差値高い雑誌なんデス!」とでも言いたげな鼻息を感じますが、SHIHOの告白内容自体、梨花がブログで明かした過去と同じじゃないですかね?

「美STORY」の集団読者ヌード、うっとり陶酔顔をどう受け止めればいいんだ!

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「美STORY」8月号/光文社

 先月号で登場した新キャラ「ホルモンヌちゃん」が、今月号でマンガとして連載化されていました。ホルモンヌちゃんは子宮と卵巣がモチーフになっています。かわいいかどうか判断つきかねるところですが、連載化するってことは好評だったんでしょう。内臓のキャラ化とはかなり新機軸であることは確かです。アンチエイジングのお守り的な存在としてグッズ化するのもアリかもしれません。ホルモンヌちゃんが枕元に置かれているときは「YES」で、ないときは「NO」とか、夫婦円満に役立ちそうです。

「ペット用シートが使える!」、正統派子育て雑誌には載らないラブママの荒技

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「I LOVE mama」2011年8月号(イン
フォレスト)

 ギャルママたちが最もアガる季節がやってまいりました。今月の「I LOVE mama」は、ズバリ「ビキニ」特集。表紙に「ビキニを堂々と着こなせるカラダになる!!」と、この上なくデカい文字で書かれているもんだから、筆者、書店でレジに持っていくのをためらったほどです。もちろん速攻で「すいません、領収書ください!」と仕事を装いましたよ(仕事だけど)。「ビキニになるためデブは卒業!!」とか、ラブママって表現がストレートで傷つくわ~。ラブママたちが面積の小さい三角布にここまで執着するのはなぜなのか、早速中身を拝見したいと思います。

「anan」読者、実はセックスしてなかった? 3年片思いのなぞ

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「an・an」(マガジンハウス)6月
22日号

 このごろ、「an・an」イズムを感じられない特集が続いていたため当レビューも自然消滅か......と心の準備をしていたところに、ストライクボールが投げ込まれました! 特集「片思いをかなえる114の方法」。恋愛とセックスの特集だけは外さないセンスで知られる「an・an」が一体どんな方法を教えてくれるのか、「マイバースデー」(説話社)のおまじないより効く方法なのか、楽しみにして見ていきましょう。