40代女=一発屋芸人? 「美ST」が打ち出した「年相応」という愚かな美意識

<p> 「とにかく若く見られたい、どんな手段を使ってもマイナス10~20歳をめざす」と若さ至上主義だったり、「内面から美しさがにじみ出るようでなければダメ」と説教に走ったり、「イタく見えないように、でも若く見られるように」と無理難題を押し付けたり、いろいろと道を模索している「美ST」(光文社)ですが、今月号で提案しているのは、なんと、なんと、なんと「年相応」。ハイ、伸ばしたり叩いたり漬けたりいろいろな過程を経て、ようやっと辿りついた答えが「年相応」なんです。えーと、それはつまりフツーってことですか。もうなんだかワケがわかりません。</p>

「リンネル」に男版が登場! きのこのようなコーデとゆらゆらした存在感が衝撃

<p> Amazonにおける「リンネル」(宝島社)のカスタマーレビューを見ると、ほとんどの人が付録のバッグについてレビューしています。「雑誌が付録みたいな感じ」「本の内容……普通です」「雑誌は興味ないので付録が欲しい時に購入」「毎回よくこんなカタログみたいな内容でこんな分厚い雑誌できるな」とか、これでも本誌に触れられているだけまだマシで、一切触れずに、ひたすら付録のデキがどうこうと語っているレビューも数多くあります。もちろんレビューに書きこまないだけで、本誌の熱心な読者もたくさんいるとは思いますが、愛読者の1人として言いたい。中身も見て。意外とおもしろくなってきてるから!</p>

「DRESS」のバブリーなNY特集を吹き飛ばす、林家正蔵のイケてない一言

<p> 今月号の「DRESS」(幻冬舎)は、すんげえバブリーです。表紙モデルの米倉涼子さんを先頭にして、ニューヨーク大特集。なんか昔から、ドラマだの邦画だの「お金かけて作りました」の代名詞って、必ず「ニューヨークロケ」のような気がするけど、何かの陰謀なんでしょうか。</p>

攻撃的なファッションで僕を傷つけないで……「CLASSY.」のコンサバを支える繊細男子

<p> 前号では図らずも自らを“ダサイ、古くさい、ザOL”と定義づけてしまったコンサバの雄「CLASSY.」(光文社)。世間のカジュアル化の波が押し寄せる中で、コンバースを偏重し、チェックのシャツを腰に巻いてみたものの、やっぱりなにか違う……ということで今号の特集は「秋のオシャレは『ほっそり美脚』が大前提!」。これぞ「CLASSY.」お得意の、“困った時は原点回帰”です。ハイそこ! 「美脚が欲しいのは別に秋だけじゃないですよね……」とか言わない!! そんなことは百も承知の上で、変化の少ないコンサバファッションにおいては「美脚」とか「シルエットがキレイ」とか「小顔に見える」とか女のDNAに訴えかけるキラーフレーズが必要なんですよ。中身を見てみると、なるほど「美脚」という切り口であれば、カジュアルなパンツスタイルもフェミニンなスカートスタイルもオールラウンドにご紹介できるというわけ。まさに売り手良し買い手良し世間良しの“三方良し”じゃないですか! 筆者が美脚ファッション企画にまったく興味がないことがバレる前に、今月のラインナップにまいりましょう。</p>

読者思いのフリをして、「ママ友は敵」と洗脳! 恐るべき「STORY」教

<p> 子育て中のママ読者が多い「STORY」(光文社)では、時間的にも経済的にも体力的にも制約が多い読者の事情を踏まえ、“時短”や“プレプラ”(プレシャス・プライス=安いけど価値あるもの)などの企画がしばしば組まれます。「ああ、読者思いだなあ」と思うのですが、たまに「これは本当に読者のことを考えたのだろうか」と疑問を感じる企画もあります。ただでさえ制約の多い読者をさらに精神的に追い込み、がんじがらめにするような、窮屈でたまらない企画が潜んでいることがあるんです。「STORY」11月号の特集「今、やっと気づいた『シンプルでいいじゃん!』」も、タイトルの横に「もう若作りも、過剰な盛りも要りません。私たち40代、もっと素の自分に自信を持っていい」とあり、いかにも「読者の気持ちに寄り添っています!」という感じなんですけどね。さて、本当にそうでしょうか。中身を見てみましょう。</p>

母性神話が毒母を生む、負のスパイラルに……「婦人公論」が母娘問題に斬り込む

<p> 今号の「婦人公論」、まずは新曲発売時のお約束、氷川きよしのインタビューから見ていきたいと思います。タイトルは「幸せは人の心の中にあるから」。3ページにわたり、謙虚で素直で無垢でちょっと天然なきよしクン語録が満載です。「一人でも多くの方に笑顔になっていただきたい」「自分の持てるものを全部お見せして満足して帰っていただこう」と、博愛の奉仕の精神を叩き売り。</p>

「しんどい母」の立場から、娘を褒められないママの葛藤をえぐる「VERY」

<p> 今月の「VERY」(光文社)はファッション関連の広告ページが多く、ずっしり重いです。どれが編集記事でどれが広告記事かもわかりにくい状態なのですが、こうした「広告を広告と読者に見抜かせない」誌面づくりをしているからこそ、たくさんの広告が入るんだろうなと、裏方目線で見てしまいました。</p>

OLの男離れ? 男っ気なしの「steady.」で異彩を放つ、バカリズムの男目線

<p> 今月の「steady.」(宝島社)は、香里奈さんが表紙です。夏の恋を描いた恋愛ドラマ『SMMER NUDE』(フジテレビ系)に出演していたことから、恋愛トークが中心のインタビューも合わせて掲載されていました。その中で気になったのが、誌面でわざわざ大きく抜き出されていた、香里奈さんの「料理ができないって言って、ちょっとできた方がかっこよくないですか(笑)?」という発言。</p>

「婦人公論」の勝ち組はバリキャリでも美魔女でもなく、“ピンピンコロリ”!

<p> 前号で「女の婚外恋愛は当たり前の世の中」とブチ上げ、ワイプから消えた矢口真里に間接的エールを送っていた「婦人公論」(中央公論新社)ですが、今号ではさらに踏み込んだ模様です。矢口真里の不貞ばかりが取り沙汰された今回の離婚騒動で、報道されなかった真実として元夫・中村昌也のDVを取り上げたのがルポ「非難でかき消された“離婚”、もう一つの理由」。「もちろん浮気をした矢口が悪い」と前置きしながらも、度重なる元夫からのDVに悩んでいたこと、さらに借金まで肩代わりしていたなど、衝撃の内容がつづられております。</p>

「笑顔」と「自信」でOK? 「日経ウーマン」産後の職場復帰方法に疑問

<p> 「日経ウーマン」10月号(日経BP社)の大特集は「マネー美人のテク満載!『貯まる財布』のすべて」。『一瞬で、金運がアップする!財布の習慣』(学研パブリッシング)の著者・行動習慣マイスター(?)の佐藤伝さんは、オーダーメイドのオリジナル財布を愛用中。真っ赤な裏地には彼の好きな言葉であるという「なんとなくイイ気分」の文字が隙間なくぎっしりとプリントされていました。独創的すぎてちょっと真似できません!</p>