<p> このところ、「VERY」(光文社)が社会性や知的さを重視しているというのは、以前から何度もお伝えしていますが、なんだかそれが鼻についていました。その筆頭は、「月刊ウェブジャーナル」を連載しているクリス‐ウェブ佳子さんでしょう。今月でも、ジェンダー問題に対して、日本の離婚率の割り出し方の罠を説明しながら切り込むという記事を書かれていました。家庭という基盤があり、オシャレで美人で、その上、知的好奇心があるとかズルすぎないか、キー! となってしまいました。はい、完全に嫉妬です。もしかしたら、「VERY」の思うツボなのかもしれませんが。</p>
「女性誌速攻レビュー」タグアーカイブ
「婦人公論」の老後マネー特集を吹き飛ばす、中村うさぎの“生への渇望”
<p> 2013年最後の「婦人公論」(中央公論新社)は合併号にふさわしい、濃厚な内容です。特集は「『ゆうゆう老後』と『貧困老後』の分岐点」。なにかと浮かれがちなこの時期に、シビアな老後のマネー企画を持ってくる「婦人公論」。もう若くないと自覚はしていても、「老後」と聞くと遠い異国のお話とスルーしがち。しかし思っているよりずっと老後は近くにある……わかってますわかってますけど! 震える気持ちを抑えつつ「安心老後のための問診シート」を試してみたところ、「時間を忘れるほど没頭し、心から楽しめる趣味や生きがいがある」→いいえ、「収入の範囲内で生活し、月々決まった率で天引き貯金している」→いいえ、「社会の役に立つ仕事、ボランティア活動に関心がある」→いいえ。「老後の具体的な準備には、ほとんど手をつけていないあなた。将来に不安を感じているのでは? 漠然と心配するだけでなく、できることから少しずつ始めましょう」とぐうの音も出ないほどズバリと言われてしまいましたので、2013年の総決算として老後の心構えを学ばせていただきます。</p>
年末の「美ST」は悪ノリ全開! 神田うの、西川史子に“開運法”を説かせる!
<p> 「美ST」1月号(光文社)は年末のお祭りムード。年末向け企画は「年末恒例 カラダの“アソコ”大掃除」。ここで鼻毛の脱毛法が掲載されています。女性芸能人はみんな鼻の穴がツルツルだけどどう処理しているの? という筆者の長年の疑問に回答がでました。御丁寧に、ワックスでごっそり抜けた鼻毛写真も掲載しています(ちょいキモ)。また、「MAXが生解説 『Tacata’』ダンササイズ」では、話題のあの曲の振り付けを解説。年末に景気よく踊りたいですね~。</p>
ギャルママ誌「I LOVE mama」でさえ優等生になる“子どもの叱り方”企画
<p> ここ何号か、生活系、節約系、子育て系の情報のあまりの充実っぷりに感心したり、「やりすぎじゃないの?」と心配になったりしていたギャルママ雑誌「I LOVE mama」(インフォレスト)。1月号は原点に戻り、巻頭にファッション特集を持ってきて、たっぷりと見せています。といっても、単に流行アイテムや新商品を紹介するだけで終わらないのが「I LOVE mama」。読者アンケートの結果から、すでに持っている人が多いアウター5種類をあえて取り上げ、その着こなしを10人ものモデルを投入して年齢・身長別に披露しています。</p>
なんでもないことが幸せ、「リンネル」に張り巡らされたTHE 虎舞竜スピリット
<p> 「リンネル」1月号(宝島社)の表紙は、巷で“ファム・ファタル”または“獰猛すぎる女優”として知られる蒼井優。インタビューページで、現在上演中の舞台『グッドバイ』で共演している段田安則について次のように語っています。</p> <p>「段田さんの芝居をすぐ側で見ていられるのが幸せで……。実は私と段田さんは、好きな中華料理屋さんが同じなんです(笑)。稽古場の近くなので、今度一緒に行こうねって約束しました!」</p>
ジュエリー、時計、腹巻き? 欲望のジングルベルと防寒グッズにまみれの「CLASSY.」
<p> 12月、イルミネーションの下、恋人たちがキャッキャウフフを繰り広げる季節です。イベントごとに敏感な「CLASSY.」(光文社)ももちろん盛り上がってます。ページを開けばジュエリー、ジュエリー、時計、バッグを挟んでまたジュエリー……物欲のジングルベルが鳴りやみません。そんな今号の特集は「冬のオシャレは『暖かさ』を最優先!」。ファッション評論家ピーコの合言葉「オシャレは我慢」は今はもう昔。キャッチにも「極寒の日に『オシャレは我慢』なんて言ってられない!」と盛大にちゃぶ台をひっくり返しています。「CLASSY.」といえば、“武士は食わねど高楊枝”ならぬ“「CLASSY.」読者は痛ぇけどピンヒール”でおなじみだったはず。これは一体どういうことなのでしょうか……。</p>
捨てられない奇病と捨てすぎる恐怖、極端すぎる「婦人公論」の大掃除特集
<p> 気付けば、今年も残すところあと1カ月。大掃除という三文字がチラついてテンションだだ下がりシーズンの到来ですね。そんな気持ちを知ってか知らずか、今号の「婦人公論」(中央公論新社)の特集は「きっぱり捨てて、運を呼びこむ」。数号前に断捨離特集を組んだはず……と思った貴女、前回は人間関係の断捨離、今回は物質の方です。「婦人公論」読者はどれだけ厄介なものを抱え込んでいるんだか……。とにかく「婦人公論」読者は捨てたい、なにもかもキレイさっぱり捨ててやり直したいということのようです。表紙インタビューで“前夫マイク眞木とも彼の現在の妻とも、ひとり息子・真木蔵人の元嫁とも仲良くやってま~す”と“捨てない女”アピールする前田美波里がなんだか空々しく感じてしまいますが、しかしなぜエド・はるみポーズなの? コォーーーッ!</p>
専業主婦は冬チャリファッション!? 「STORY」が40代のオシャレを雑に分類
<p> 「STORY」12月号(光文社)は、創刊11周年記念号。10周年でも15周年でもなく11周年(当然、昨年の12月号は10周年記念と銘打ってます)。来年は12周年記念号を作るのでしょうか。11周年を記念してティファニーの113万4,000円するネックレスやオメガの225万7,500円する時計のプレゼントをしています。誌面に目立つようにどーんと価格が記載されているところが、「高いモノ=おしゃれ」という価値観を明示していて、わかりやすくてよいですね。</p>
おねだりジュエリーを一切排除! いじりにくい痛さを発揮する「steady.」
<p> 今月号の「steady.」(宝島社)のアンケートによると、「OLたちは今、ちょっと高くてもいい物を欲しがっている」という結果が出たそうです。ちょっと待って、それってアベノミクス効果ってヤツ? というか、アベノミクス効果があるっていうテレビとかの報道を見て、影響されたってヤツ? </p>
幸せな主婦像から脱却した「VERY」、わかったふうな顔の裏に潜む「複雑な牽制合戦」
<p> 「VERY」(光文社)はここ5年10年、中身も読者の年齢層もどんどん変化しています。しかし周囲の男性(特にアラフォー以上)からは、「『VERY』に出てるようなコンサバな女性好きなんだよね!」なんてことを言われることも。そう言われるたびに筆者は、「いや、いまどき『VERY』に白シャツにタイトスカートみたいなコンサバはいないし、想像してるのと全然違うと思うよ……」とモヤモヤしています。</p>