「婦人公論」の「モノや夫を捨てれば幸せになる」という奇跡の実話に感じる闇

<p> 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、まずは江原啓之の連載を見てみましょう。「家族の正しい関係」は“家族の問題をスピリチュアルな観点から考察する”という建前で、実際は江原がスピリチュアルの名の下に近所の井戸端会議のごとく放談する連載ページです。今号のテーマは「親が代理で見合いをする問題点とは」。今回は伝家の宝刀「結婚は忍耐の学び」「家族は宿命」といったフレーズは鳴りを潜め、代理お見合いの問題点を真っ当に論じています。</p>

「AneCan」に染み付いた、エビちゃん&もえちゃんの呪縛と“ワンランク上の女”目線

<p> 最近どうも「AneCan」界のトニセン(構成メンバーは蛯原友里さん、押切もえさん、高垣麗子さん)である、押切さんのお顔の調子が悪いようです。同じアラサー女同士、お肌や心が不調な時があるということは、よーくわかります。なので、世間でよく聞くような「もえちゃん劣化!」と声を大にして言いたくないのは山々なのですが、ここ数カ月は少しおかしくないですか!? 徐々にやつれ、表情は固まり、目は空ろになってきているような気がしてなりません。そして、顔だけでなく、ポージングも……。「冬の色気はニットで叶う(ハート)」という特集の見開きページの押切さん、まるでアパ社長の「わたしが社長です。」と書かれたあの有名な広告のように、髪の毛を指で少し摘んだポーズですよ(ただし社長とは左右逆のポージング)。大丈夫なんですかね、心配でたまりません。</p>

雑誌より読者の方がモテている? 虚しくこだまする「ar」の「Sexy Lady」という女性観

<p> 「ar」12月号(主婦と生活社)のテーマは「Recipe for Sexy Lady」。「ar」が考える「Sexy Lady」とはどんな女性なのか、「ワタシ的レディの格言 Ready for Lady!!!」というコーナーを見てみますと……。「最近カワイイだけじゃ物足りなくなってきた」「目指すべき次のステージは新しいLady」と前置きした上で、次のように「Lady」の定義がなされていました。</p>

“自然体”なアラサー女子向け雑誌「BAILA」、その仮面の下に隠された必死すぎな素顔

<p> 今月から女性誌レビューに「BAILA」(集英社)が登場です。「BAILA」は集英社が発刊する、30歳前後の未婚・既婚女性を問わずターゲットとした「働く女性のおしゃれを磨くファッション誌」だそう。現在の日本において、女性は結婚したからといってすぐに働き方を変えるわけでも、生活ランクを下げなければならないわけでもないので、「独身も既婚もターゲット」というのはファッション誌のくくりとしてとても真っ当なのかもしれません。真にライフスタイルの変革が求められるのは出産後、離職後ということになるのでしょう。そう、「BAILA」とは、同じアラサー向けとはいっても、「CLASSY.」(光文社)みたいに結婚を虎視眈々と狙ったり、「Oggi」(小学館)みたいに常に○年後のキャリアを見据えたりとかせず、川の流れに身を任せ、結婚していてもしていなくても、とりあえず仕事を頑張りたい人のための雑誌なのです。</p>

都内ママは、住んでる街でファッションが決まる! 都会派「VERY」を地方ママはどう見るか?

<p> 今月号の「VERY」(光文社)の第1特集は、「朝から元気はママの最優先事項!!」。広尾や代沢などのロケーションで、バス停の送り迎えやその後のブランチ、習い事などのシチュエーション別にファッションを紹介しています。シチュエーションだけでなく、住んでいる場所でファッションを分けるという目新しい企画ですが、どんな内容なのか、早速見ていきましょう。</p>

セフレをこき下ろす「steady.」自身に感じた、“意図せずセフレになりがち”な女の特徴

<p> 筆者は毎月「steady.」(宝島社)とともに「VERY」(光文社)のレビューを担当しています。毎月、どんどん細かい「VERY」妻の人間関係に踏み込んで、複雑な物語を作り上げている「VERY」に対し、 「steady.」はどんどん物語が見えなくなっていくように思います。</p>

大泉洋似の男にヤり捨てられて……アラフォー婚活漫画に見る「DRESS」の自尊心

<p> 今月号の「DRESS」(幻冬舎)は、「ミヤケマイの贅沢必需品図鑑」「贅沢必需品の原点と現在」と、「贅沢必需品」というニューワードを引っ下げたアート特集で、知的で教養のあるステキなアラフォーを狙っているようです。白洲正子先生を師匠と仰ぐ、おハイソな「和楽」(小学館) の匂いがしました。</p>

「婦人公論」矢口真里のお詫びよりも深刻な、シングル・ファザーの差し迫った現状

<p> ついにあの人が「婦人公論」に登場です。1年半の沈黙を破り、先日『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)で生放送復帰を果たしたタレントの矢口真里。「本誌独占・再出発への決意」と銘打たれているように、紙媒体では「婦人公論」だけ。ということで、放送当日、矢口登場を引っ張るだけ引っ張った『ミヤネ屋』さんに倣って、矢口の手記は後ほど。</p>

「CLASSY.」が“こなれ+タイツ”を喧伝するも、男子座談会は「やっぱりコンサバが好き」

<p> 今月号の「CLASSY.」、特集の前にイケメンインタビューから見ていきたいと思います。ほどよいヤンチャ感と子犬のようなかわいらしさ、そして抜群の清潔感でアラサー女性をきゅんきゅん言わせる俳優・福士蒼汰が登場。「こんな福士蒼汰見たことない!」と銘打ち、「最近グッと男らしく精悍になった彼の、ちょっと危険な香りがする表情を究極の選択で探った意外な素顔と併せてお楽しみください」という文章で紹介されています。が、全身ブラックな衣装で黒バックに溶け込むその姿は、「危険な香り」というより『夜逃げ屋本舗』。</p>

女目線と男目線を器用に使い分ける、「ar」のバランス感覚

<p> 「雌ガール」や「おフェロ」といった声に出して読みたくないコピーが目立ち、本気でモテる気があるのかいまいち不明だったビューティ&ファッション誌「ar」。しかし、今月号ではまじめに男目線を意識しだしたようです! 「男子はやっぱりデニムがスキ(らしい!)」というページは、女性誌にありがちな、男の意見を聞いてみる企画。男は女性のどんなデニムスタイルが好きなのか、どこに魅力を感じているのか、勝手なことを言いまくっています。いわく、「やらしくない色気がある」「清楚感があるけど、アクティブな感じ」「コンサバではないお姉さん感」「ボーイッシュ感があるのにSEXY」「ヒップラインが出るけど下品な感じがしない」……と「○○なのに××」ばかりで、とんちをふっかけられている一休さんの気持ちになりました。</p>