「キティちゃんって、私と同年代」! 「DRESS」のカワユイアピールが食えないワケ

<p> 今月号の「DRESS」(幻冬舎)、表紙全面にキティちゃんがちりばめられていて、幼児雑誌かサンリオの宣伝物かと思いました。とても子どももいない独身の筆者には身近な媒体とは思えません。ああ、とうとう本格的に年収1,000万円のバリキャリアラフォー路線は捨てたのですね……。</p>

玉の輿結婚にあぶれた女の巣窟? 高齢化した「CLASSY.」で“35歳”企画

<p> 前号では突如「女子問題」を取り上げ、にわかに「あのCLASSY.がそっち路線に!?」とウォッチャーを騒然とさせた同誌。今号は特集「冬を乗り切る5大デイリーブランド宣言!」がキてます。なんと60ページ丸ごと「ZARA」「GAP」「UNIQLO」「PLST」「無印良品」というファストファッションのみ。2月号というオシャレ狭間の時期だからこそできる英断でしょうが、しかしまぁ巷で言われるほど「CLASSY.がファストファッション!?」って驚きではないですよね。巻き髪バーン! FOXEYのワンピでドーン! というイメージも今は昔。この特集を見ても、バッグや靴はハイブランドにして“安い服を高く見せる”という野暮ったい狙いはなく、どちらかといえば“当たり前の日常服を当たり前に着る方法”を伝授しているという感じです。上世代の方からは「あらあら不景気ってイヤねぇ……」というため息が聞こえてきそうな特集ではありますが、服装で自分をランクアップするという発想が、そもそも今の「CLASSY.」世代にはないのかもしれません。</p>

3日間洗わないオイリーヘアを目指せ? 「ar」が得意のヘア企画で無茶難題を提案

<p> 「ar」(主婦と生活社)今月号のテーマは「Sexy BabyなLovely Hairにしましょ」とのことで、ヘアスタイルの企画が多め。表紙&巻頭グラビアでは、本田翼が翼流ヘアについて「髪をセットしない時に、いかに可愛いかが勝負! 美容師さんにはビックリされるかもだけど、『セットしないで可愛くしてください』とお願いすると、再現性の高いスタイルになると思う!」と語っていました。みなさん言われなくてもお気づきだと思いますが、セットしないで可愛くキメられるのは本田翼だからです。フツーの女子がセットしなかったらフツーです。……そんな身もふたもないことを言わずに、「自分のベストの答えはいつも鏡の中にある」「ほどよくオシャレなエッジが効いてる髪がタイプ(はぁと)」と無邪気にのたまうばっさー、かわいいです。<br /> </p>

「nina’s」のおうち特集、子どものために秘密基地は作っても妖怪グッズはナシの歪んだ「自由」

<p> オシャレでクリエイティブな子育ての伝道師・「nina’s」(祥伝社)。数号前から“ナチュラルな暮らし=おばあちゃん”という謎のイメージをにじませてきた同誌ですが、今号はついに「おばあちゃんの知恵袋BOOK」というブックインブックを作っていました。扉ページには「たま」のボーカル並みに短い前髪の女の子が手づくり梅干しの瓶を抱えてニッコリ。「昔から親しまれてきた生活の知恵は、『エコ』『節約』『手軽にできる』といいことづくめ」と、おばあちゃんの知恵袋に漂う隠しきれない貧乏臭さに「エコ」という名のファブリーズをぶっかけています。しかしながら「手軽にできる」と言いながら、「白菜は漬物にして日持ち」</p>

美輪明宏&叶井俊太郎のポジティブコンビが、不安まみれの「婦人公論」を圧倒!

<p> 今年最後の「婦人公論」(中央公論新社)にふさわしく、今号には美輪明宏が登場です。今年は朝の連続テレビ小説『花子とアン』のナレーションで、「ごきげんよう」を連呼した美輪サマ。インタビューでも「おかげさまでナレーションも好評で、その余波か、原宿や渋谷あたりではロリータファッションの女の子たちが、『ごきげんよう』と言っているそうです」とご自身の影響力にご満足されている様子。美輪センセイいわく「言葉が美しくなる」→「立ち振る舞いが美しくなる」→「暮らしそのものが美しくなる」→「まわりから信用されるようになる」→「運も開ける」とのこと。この美輪式“風が吹けば桶屋が儲かる”商法、来年の開運祈願にぜひご活用ください。</p>

平成世代迎合を図った「BAILA」、「BUZZってる」のセンスに感じたアラサー雑誌の必死感

<p> 「プチセブン」(小学館)時代のアフロ姿も今は昔、すっかり落ち着いた竹下玲奈が表紙の「BAILA」1月号(集英社)。「BAILA」といえば、カバーガールが持ち回りなことも特徴の1つ。現在、竹下玲奈のほか、梨花、ヨンアがローテーションで表紙を飾っています。ところで、この3人、全員ゆるやかなロングヘア。どなたも女らしさを漂わせつつ、マニッシュな着こなしに定評があります。しかも全員既婚。しかし、晩婚(梨花)、別居婚(竹下玲奈)、離婚→再婚(ヨンア)と「結婚って一筋縄ではいかないんだなぁ」としみじみ実感させてくれる人選……。「こんなに女っぷりがよくて仕事は順調でも、きっと私生活はいろいろあるんだわぁ、そうに違いないわぁ」という邪推が、8頭身モデルと寸胴日本人体形の筆者との溝を今日もやさしく埋めてくれます。そんな親しみやすさ満点の「BAILA」1月号、早速見ていきましょう。</p>

“広告代理店最強説”が崩壊! 「AneCan」の好きな男が医者・コンサルに変わった!?

<p> 世間は年の瀬ですが、雑誌は早くも新年号。「AneCan」(小学館)1月号には「どうせ狙うなら!“モテ”より“ウケ”の時代です!」なんて大特集が。「2015年はモテを捨てちゃうの?」とドキドキしてしまいましたが、これは……言葉の綾ですね。「いつでもモテたい!」と変換していただいて、まったく問題ございません。新年号だからか、遊び心たーっぷりです。</p>

幻冬舎に売却された瀕死の「DRESS」、「自分にご褒美」企画の虚しいハイテンションと迷走

<p> 知的アラフォーイメージを狙った「DRESS」(幻冬舎)の科学対談連載「今宵、サイエンス・バーで。」。これまでは「科学に興味はあるけど、読んでもなんだか頭に入らない」という内容が多かったのですが、今月号の、脳の一部である海馬特集は、めちゃくちゃ面白かったです。周りの40代は、「最近物覚えが悪くて」とか「名前を思い出せない」とか、ともかくいろんなものへの衰えを言い訳にしますが、歳を取っても物覚えは悪くならないのだそうです。といったように身近な現象を科学で説明していて、興味深く、むさぼるように読んでしまいました。で、レビューはなにを書こうかなと思っているところに、「DRESS」の制作会社giftが決済代行会社に売却されたというニュースが。</p>

「VERY」が目指す“女に好かれる女”の指標に感じた、結局男モテ目線の罠

<p> 女性アイドル好きの女の子が増え(しかも可愛い子が多い)、昨今の女子大生は身近な友達のスタイルにあこがれを持つのか、背格好も顔も似た感じの女の子で固まっている写真をよくSNSなどで見かけます。そんな傾向を見るに、今「女が女を好き」というトレンドがきているなと思っていたのですが、目端の利く「VERY」(光文社)は、今月号で「主婦こそ“女が好きな女”でいたい」という大特集をしているではありませんか!<br /> </p>

鉄オタ女子、「女子」呼称問題……遅れてきた「CLASSY.」の女子の自意識は、やはり男目線

<p> “コンサバ女性誌”の旗手として、常に「結婚できる服」を模索し続けてきた「CLASSY.」。しかし「巻き髪、ヒール、白ワンピ」という三種の神器は昨今のこなれブームで消滅、髪は寝癖のようなくしゃくしゃヘア、足元はコンバース、ロゴTにスウェットと、慣れないカジュアルに必死に食らいついてきました。しかしファッションのテイストが変わろうとも、「CLASSY.」を貫く精神性は変わらないとあらためて確認させられたのが、今号の「思わず抱きしめたくなるニット図鑑」と「出会いの万能服は“ニットワンピ”しかない!」。</p>